JPH0994509A - コーティングダイ - Google Patents

コーティングダイ

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Publication number
JPH0994509A
JPH0994509A JP25620195A JP25620195A JPH0994509A JP H0994509 A JPH0994509 A JP H0994509A JP 25620195 A JP25620195 A JP 25620195A JP 25620195 A JP25620195 A JP 25620195A JP H0994509 A JPH0994509 A JP H0994509A
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JP
Japan
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base material
coating
die
electrode sheet
slit
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Application number
JP25620195A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takeno
和太 武野
Takeo Ito
武男 伊藤
Shigeo Kasahara
茂雄 笠原
Hajime Takayama
元 高山
Hiroshi Kaneko
浩 金子
Yoshiyuki Sakai
良幸 酒井
Katsuhiro Iguchi
勝啓 井口
Toshihiko Sogo
敏彦 草郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Twicell Co Ltd
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/725,313 priority patent/US5882407A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極シートの両面に電極合剤を塗布する作業
を高精度に行う。 【解決手段】 相互に対向配置された一対のダイ要素2
5,27相互間に、帯状の電極シート23がその長手方
向に沿って移動可能かつ、電極シート23の幅方向両側
方が閉塞されたスリット状の空間29を設ける。一対の
ダイ要素25,27内に外部から電極合剤が供給される
供給流路47,49を設けるとともに、供給流路47,
49の吐出口47a,49aを、スリット状の空間29
に開口して設ける。空間29は、吐出口47a,49a
より電極シート23の移動方向下流側が、電極シート2
3と電極シート23の両面に塗布される電極合剤との各
厚さを加えた厚さ寸法を備える一方、電極シート23の
移動方向上流側が、電極シート23の厚さ寸法にほぼ相
当する厚さ寸法を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長手方向に移動
中の帯状の基材の両面に対し同時に塗布液を塗布するコ
ーティングダイに関する。
【0002】
【従来の技術】帯状の基材の両面に対し同時に塗布液を
塗布するコーティングダイとしては、例えば特開昭51
−137760号公報に記載されたものがある。この公
報記載の技術は、図12に示すように、アルミ箔1の両
面をコーティング処理した後、一方のコーティング面に
紙3を接着し、ラーメン蓋を製造する装置である。
【0003】上記アルミ箔1が一対の冷却ロール5に送
り出されると、Tダイス7からはコーティング用のホッ
トメルト9が、Tダイス11からは加熱溶融したポリエ
チレンなどの樹脂13がそれぞれ供給される。これらが
アルミ箔1の両面にコーティングされ、引き続いて冷却
ロール5に供給される紙3が、アルミ箔1の片面に溶融
樹脂を介して接着されて製品が得られる。
【0004】上記Tダイス7,11相互間には間隙15
が形成されており、アルミ箔1がこの間隙15を通過す
るときに生じる巻き込みエアを、ファン17により吸い
込みパイプ19を通じて外部に排出し、これによりコー
ティング樹脂の接着不良を防止するようにしている。ア
ルミ箔やホットメルト層の厚さは、調整板21をアルミ
箔1に対して前後に移動させることで調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たコーティングダイは、両面同時塗布が可能であるもの
の、塗布液であるホットメルト9および樹脂13と基材
であるアルミ箔1との接触が、大気中で行われるため、
次のような欠点がある。
【0006】(1)塗布液が、基材と接触する前に大気
に触れて酸化するなどして変質しやすい。
【0007】(2)塗布圧が零であり、また開放状態で
行われるため、塗布強度を高められず、塗布膜の接着性
が劣る。特に、多孔質、孔明き材あるいは溝付きなどの
基材を使用する場合には、塗布液が基材の空間に入り込
みにくいため、生産速度を上げにくい。
【0008】そこで、この発明は、帯状の基材の両面に
塗布液を塗布する作業を高精度に行うことを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、相互に対向配置された一対の
ダイ要素相互間に、帯状の基材がその長手方向に沿って
移動可能なスリット状の空間を設け、前記一対のダイ要
素内に外部から塗布液が供給される供給流路を設けると
ともに、この供給流路の吐出口を、前記スリット状の空
間に開口して設け、前記スリット状の空間は、前記吐出
口より前記基材の移動方向下流側が、前記基材とこの基
材の両面に塗布される塗布液との各厚さを加えた厚さ寸
法を備える一方、前記基材の移動方向上流側が、前記基
材の厚さ寸法にほぼ相当する厚さ寸法を備える構成とし
てある。
【0010】第2に、第1の構成において、基材の幅方
向両側縁における一対のダイ要素両側面に、対向する面
相互が密着可能なサイドプレートを設けてスリット状の
空間の基材の幅方向両側方を閉塞する構成としてある。
【0011】第3に、第1の構成において、基材が入り
込む一対のダイ要素におけるスリット状の空間の入口部
に、前記基材の両面に対して摺動可能に密着して前記ス
リット状の空間のシールを行うシール材を設けた構成と
してある。
【0012】第4に、第1の構成において、塗布液が供
給される供給流路は、吐出口から上流側にわたる少なく
とも一部が直線状に形成され、この直線状部位は、前記
吐出口が基材の移動方向下流側に位置するよう前記基材
に対し傾斜して設けられている。
【0013】第5に、第1の構成において、一対のダイ
要素は、少なくとも一方が、スリット状の空間を形成す
る相互に対向する面が互いに接近離反するよう移動可能
である。
【0014】第6に、第1の構成において、供給流路の
吐出口より基材の移動方向上流側に位置する相互に対向
する一対のダイ要素に、前記基材の幅方向所定位置にて
前記供給流路を閉塞して塗布液が塗布されない無塗布部
を形成する無塗布部形成部材を設けた構成としてある。
【0015】第7に、第6の構成において、無塗布部形
成部材は、供給流路における上流側端部が供給流路を流
れてくる塗布液を無塗布部形成部材に対して基材の幅方
向側方に案内可能なように案内面を備えている。
【0016】第8に、第6の構成において、無塗布部形
成部材は、ダイ要素に対して着脱可能に設けられてい
る。
【0017】第9に、第6の構成において、基材が繰り
出される一対のダイ要素におけるスリット状の空間の出
口部に、無塗布部形成部材により形成された基材の無塗
布部を、基材の両面に対して摺動可能に密着して押さえ
付ける無塗布部押さえ部材を設けた構成としてある。
【0018】第10に、第9の構成において、無塗布部
押さえ部材は、基材の移動に伴い基材に対して接触しつ
つ回転可能に構成されている。
【0019】第1の構成によれば、一対のコーティング
ダイ相互間のスリット状の空間内を移動する基材の両面
に、供給流路を流れてくる塗布液を、空気に触れること
なく空間に開口した吐出口から吐出させて塗布するの
で、塗布液の酸化などが回避されるとともに、塗布圧も
高めることが可能であり、高精度な塗布作業が可能とな
る。
【0020】第2の構成によれば、サイドプレートによ
りスリット状空間における基材の幅方向両側方が閉塞さ
れ、スリット状空間の密閉度が確保されて、より高精度
な塗布作業が可能となる。
【0021】第3の構成によれば、一対のダイ要素に対
する基材の入口部がシールされているので、入口部から
の塗布液の流出が回避される。
【0022】第4の構成によれば、吐出口から吐出され
る塗布液は基材の表面に対し、基材の移動方向上流側か
ら鋭角的に接触するので、塗布作業がスムーズになされ
る。
【0023】第5の構成によれば、スリット状の空間を
広げることで、一対のダイ要素のスリット形成面の清掃
が容易となるとともに、基材のセットも容易となる。
【0024】第6の構成によれば、基材に向けて供給流
路を流れてくる塗布液は、無塗布部形成部材に遮られて
この無塗布部形成部材に対応する部位の基材に対して塗
布液の塗布が行われず、無塗布部が形成される。
【0025】第7の構成によれば、塗布液が無塗布部形
成部材の案内面に沿ってその両側方にスムーズに流れ、
基材表面への塗布液の塗布作業が良好になされる。
【0026】第8の構成によれば、無塗布部形成部材を
取外すことで無塗布部を形成せずに全面塗布を行った
り、あるいは無塗布部形成部材取付位置を適宜変えるこ
とで、基材における無塗布部の幅方向位置を変えられた
り、様々な塗布形態に対応可能となる。
【0027】第9の構成によれば、スリット状の空間を
移動中の基材の揺れが、無塗布部押さえ部材によって抑
えられる。
【0028】第10の構成によれば、無塗布部押さえ部
材は、基材の移動に伴い回転しながら押さえ付けるの
で、基材の移動に対して影響を及ぼさず、移動がスムー
ズになされる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0030】図1は、この発明の実施の一形態を示すコ
ーティングダイの断面図である。このコーティングダイ
を用いて塗布液が塗布される帯状の基材としては、電極
合剤が両面に塗布され、両側縁部に電極合剤を塗布しな
い無塗布部を形成するようにした電池用の電極シートで
あり、ここではニッケル−水素電池に使用される電極シ
ートとする。ニッケル−水素電池は、ニッケルメッキを
施した三次元多孔基板を陽極側の基材として使用する一
方、ステンレス穿孔シートを陰極側の基材として使用
し、陽極側については水酸化ニッケルと水とを主成分と
する電極合剤を、陰極側については水素吸蔵合金と水と
を主成分とする電極合剤をそれぞれ塗布した後、塗布し
た電極合剤を乾燥させる。
【0031】上記コーティングダイは、電極シート23
を間に挟んで左右両側にて相互に対向配置された一対の
ダイ要素25,27を備えており、このダイ要素25,
27相互間にスリット状の空間29が形成されている。
スリット状の空間29は、図1のA−A断面図である図
2に示すように、電極シート23の幅方向両側方(図2
中では上下方向)がサイドプレート31,33により閉
塞されている。各サイドプレート31,33は、ダイ要
素25,27の各側面に固定され、相互に対向する面3
1a,33aが互いに突き当てられて密着している。
【0032】上記一対のダイ要素25,27は、ほぼ左
右対称に形成されており、それぞれ上部ブロック35,
37と下部ブロック39,41とから構成されている。
上部ブロック35,37と下部ブロック39,41と
は、ボルト43,45により外方側(スリット状の空間
29から離れた側)がそれぞれ固定されており、上部ブ
ロック35,37と下部ブロック39,41との間に
は、外部から前述した電極合剤が供給される供給流路4
7,49が形成されている。この供給流路47,49の
吐出口47a,49aは前記空間29に開口しており、
電極シート23の移動方向下流側となる、吐出口47
a,49aより下流側(図1中で上部側)の空間29a
は、電極シート23と電極シート23の両面に塗布され
る電極合剤との各厚さを加えた厚さ寸法を備えている。
一方、電極シート23の移動方向上流側の空間となる、
吐出口47a,49aより上流側(図1中で下部側)の
空間29bは、電極シート23の厚さ寸法にほぼ相当す
る厚さ寸法を備えている。
【0033】上記空間29bの下端における下部ブロッ
ク39,41内には、電極シート23を間に挟んで相互
に対向して配置され、サイドプレート31,33の外側
面に達する位置まで延長されたシール材51,53がそ
れぞれ設けられている。一方のシール材51は、下部ブ
ロック39内に固定され、他方のシール材53は下部ブ
ロック41内にてスプリング55により電極シート23
側に付勢されている。シール材53が電極シート23側
に付勢されることで、各シール材51,53が電極シー
ト23に密着することになり、これにより空間29にお
ける電極シート23の入口部がシールされることにな
る。
【0034】空間29に電極合剤が供給される供給流路
47,49は、吐出口47a,49aから上流側の一部
が直線状に形成され、この直線状部位47b,49bは
吐出口47a,49aが電極シート23の移動方向下流
側に位置するよう電極シート23に対し傾斜して配置さ
れている。上記直線状部位47b,49bの上流端に
は、屈曲部47c,49cがそれぞれ形成され、屈曲部
47c,49cより上流側の供給流路47,49は、水
平方向に延長され、そのさらに上流側は上流側に向かっ
て流路面積が拡大し、その上流端には供給口47d、4
9dがそれぞれ形成されている。
【0035】供給口47d、49dは、下流側の屈曲部
47c,49cや直線状部位47b,49bにおける流
路面積に比べて大きく、このためこれらの部位は供給口
47d、49dに対して供給流路47,49全体を考慮
した場合に、いわゆる絞り部を構成することになる。供
給口47d,49dの下部側には、下部ブロック39,
41内に形成された入口流路47e,49eの一端(上
端)が連通接続され、入口流路47e,49eの他端
(下端)は、ダイ要素25,27の外部の電極合剤が供
給される図示しない通路に連通接続されている。
【0036】上部ブロック35,37は、ボルト43,
45によって下部ブロック39,41に固定される固定
部35a,37aと、空間29aを形成する変位部35
b,37bとからなり、変位部35b,37bと固定部
35a,37aとは調整ボルト57,59によりそれぞ
れ連結されている。調整ボルト57,59は、固定部3
5a,37aに対して左右方向に移動可能に設けられた
状態で、先端のねじ部57a,59aが変位部35b,
37bにねじ込まれ、頭部57b,59bが固定部35
a,37aの外部に位置している。調整ボルト57,5
9には、頭部57b,59bからさらに左右方向に延長
した操作部57c,59cが、頭部57b,59bを覆
うように固定部35a,37aに装着されたブロック6
1,63から突出してそれぞれ形成されている。
【0037】上記調整ボルト57,59を操作部57
c,59cを介して回転操作することで、変位部35
b,37bが撓みつつ相互に接近離反する方向に変位
し、空間29aの間隔を調整することが可能となる。空
間29aの間隔を調整することで、電極シート23の両
面に塗布される電極合剤の厚さが調整されることにな
る。
【0038】上記したような一対のダイ要素25,27
は、可動ブロック65,67上に固定され、可動ブロッ
ク65,67には、図1中で左右方向に延長配置された
ボールねじ69,71がねじ込まれている。ボールねじ
69,71の両端は、基台73,75上の取付ブラケッ
ト73a、73b,75a、75bにそれぞれ回転可能
に支持され、ボールねじ69,71の端部の操作部69
a,71aを回転操作することで、可動ブロック65,
67が相互に接近離反する方向に移動することになる。
この移動により、ダイ要素25,27を図1に示すよう
に電極合剤を塗布すべく所定の空間29を形成させる状
態と、図1の状態からダイ要素25,27を互いに離反
させて相互の対向面を露出させてこの対向面の清掃など
のメンテナンス作業を行わせる状態とに、変位可能であ
る。
【0039】操作部69a,71aを操作する際には、
手動でもよく、またエアシリンダやモータなどを用いて
自動化してもよい。
【0040】上記したようなダイ要素25,27を備え
たコーティングダイにおいては、図1に示す状態にて電
極シート23が上方に向けて一定速度で移動する過程に
て、外部から入口流路47e,49eを経て電極合剤が
供給されると、電極合剤は供給口47d,49dに流入
した後、供給流路47,49を経てその吐出口47a,
49aから空間29に吐出される。吐出された電極合剤
は、電極シート23の上方への移動によって電極シート
23の両面に順次塗布され、その塗布厚さは空間29a
における間隔によって決定される。
【0041】このような塗布作業は、一対のダイ要素2
5,27の相互に対向する面間における密閉系の中で行
われて、電極合剤が空気に触れることがないので、電極
合剤の酸化などによる変質が回避され、塗布圧も高める
ことが可能となる上、供給流路47,49の直線状部位
47b,49bが電極シート23に対して傾斜して形成
され、吐出口47a,49aからの電極合剤は電極シー
ト23の移動方向前方に向けて斜めに吐出されるので、
塗布作業がスムーズになされ、高精度な塗布作業が可能
となる。また、電極合剤が吐出される空間29の下部
は、シール材51,53によりシールされ、電極シート
23の幅方向両側方についてはサイドプレート31,3
3によってシールされているので、下部および側方から
の電極合剤の外部への漏れは回避される。
【0042】電極シート23に塗布する電極合剤の塗布
厚を調整したい場合には、調整ボルト57,59の操作
部57c,59cを回転操作することで、空間29aの
間隔が変化し、塗布厚の調整が容易にできる。また、ボ
ールねじ69,71の操作部69a,71aを回転操作
し、一対のダイ要素25,27相互を離反させて空間2
9を広げることで、ダイ要素25,27相互の対向面が
露出し、この対向面の清掃が容易にできるとともに、電
極シート23のダイ要素25,27相互間へのセット作
業も容易なものとなる。
【0043】なお、上記発明の実施の形態では、二つの
ダイ要素25,27双方を相互に接近離反する方向に移
動可能に設けたが、ダイ要素25,27のうちいずれか
一方のみを移動可能な構成としてもよい。
【0044】図3および図4は、この発明の実施の他の
形態を示すコーティングダイの断面図である。この実施
の形態は、電極シート23の幅方向3か所(両側縁部と
中央部)に、電極シート23の移動方向に沿って電極合
剤を塗布しない無塗布部を形成するようにしたものであ
る。上記無塗布部は、ニッケル−水素電池における陽極
側の電極シートであればニッケルメッキ部が、同陰極側
の電極シートであればステンレスシート部が、それぞれ
露出することになり、電池として組み込む際には、電極
シート23を適宜長さに切断するとともに、無塗布部に
沿って裁断したものを電極板として使用し、この無塗布
部を電極端子として利用する。図3は、塗布部を形成す
る部位の断面図で、図4は、無塗布部を形成する部位の
断面図であり、図5は図3の、図6は図4の各要部の拡
大された断面図である。
【0045】上記図3および図4に示したコーティング
ダイにおいても、前記図1のものと同様に、一対のダイ
要素77,79が相互に対向した状態で配置されてい
る。この例では、各ダイ要素77,79は45度の角度
に傾斜しており、ダイ要素77,79相互間には、図3
中で上下方向に延長されるスリット状の空間81が形成
されている。各ダイ要素77,79は、ダイ本体83,
85と、ダイ本体83,85の上部側にボルト86によ
り固定される補助ダイ87,89とを備えており、ダイ
本体83,85と補助ダイ87,89との間および、ダ
イ本体83,85内には、外部から電極合剤が供給され
る供給流路91,93が形成されている。
【0046】図5に示すように、供給流路91,93の
吐出口91a,93aは前記空間81に開口しており、
電極シート23の移動方向下流側となる、吐出口91
a,93aより下流側(図5中で上部側)の空間81a
は、補助ダイ87,89の各先端のリップ部87a,8
9a相互間に形成され、このリップ部87a,89a相
互間の間隔は、電極シート23と電極シート23の両面
に塗布される電極合剤との各厚さを加えた厚さ寸法を備
えている。一方、電極シート23の移動方向上流側の空
間となる、吐出口91a,93aより上流側(図1中で
下部側)の空間81bは、ダイ本体83,85相互間に
形成されており、このダイ本体83,85相互間の間隔
は、電極シート23の厚さより若干広く同厚さにほぼ相
当する厚さ寸法を備えている。
【0047】空間81に電極合剤が供給される供給流路
91,93は、吐出口91a,93aから上流側の一部
が直線状に形成され、この直線状部位91b,93bは
ダイ要素77,79の前記45度の傾斜に合わせて電極
シート23に対して45度の角度で傾斜して形成されて
いる。供給流路91,93の直線状部位91b,93b
より上流側は、上流側に向かって流路面積が拡大する供
給口91c,93cが形成されている。この供給口91
c,93cは、図4のB−B断面図である図7に示すよ
うに、吐出口91a,93a側における電極シート23
の幅方向中心部を中心とした円弧状に形成され、供給口
91c,93cの電極シート23の幅方向中央部におけ
る上流側端部には、図4に示すように、入口流路91
d,93dの一端(上端)が連通接続され、入口流路9
1d,93dの他端(下端)は、ダイ要素77,79の
外部の電極合剤が供給される図示しない通路に連通接続
されている。
【0048】供給流路91,93の直線状部位91b,
93bには、図7に示すように、電極シート23の幅
(T)方向両側縁部および中央部に、供給流路91,9
3を閉塞する無塗布部形成部材としての無地片95,9
7がそれぞれ三つ設けられている。幅方向両端の無地片
95,97は、電極シート23の幅Tより若干外側に突
出するよう配置されている。上記各三つの無地片95,
97は、図4および図6に示されるように、ボルト9
9,101によりダイ本体83,85にそれぞれ着脱可
能に固定されており、補助ダイ87,89側の面95
a,97aは補助ダイ87,89に密着するともに、図
7に示すように、供給口91c,93c側の端面95
b,97bは、電極合剤を無地片95,97に対して電
極シート23の幅方向側方(図7中で上下方向)に案内
可能なような案内面となるべく傾斜面となっている。
【0049】ダイ本体83,85および補助ダイ87,
89の両側面(図3および図4中で紙面に直交する方向
の側面)には、図8に示すようなサイドプレート10
3,105が固定されている。サイドプレート103,
105の相互に対向する面103a,105aは互いに
密着して空間81に対する電極シート23の幅方向両側
方の密閉度を確保している。
【0050】図4に示すように、各補助ダイ87,89
上には、電極シート23における無地片95,97によ
って形成される無塗布部を、先端面にて両面から押さえ
付ける無塗布部押さえ部材としての無地部押え107,
109が、前述したそれぞれ三つの無地片95,97に
対応して装着されている。図9は、図3および図4の右
側面図で、無地部押え109が電極シート23の幅
(T)方向両側縁部と中央部との3か所に設けられてい
る状態が示されている。無地部押え107,109は、
前記無地片95,97同様に、両側縁部のものについて
は、電極シート23の両側縁から若干突出するよう配置
されているが、各三つの無地部押え107,109は、
無地片95,97の幅より狭く形成されて、無塗布部の
みを確実に押えられるようにしている。
【0051】一方の無地部押え107は補助ダイ87に
固定であり、前記図9に示されている他方の無地部押え
109は、補助ダイ89に対しその傾斜面に沿って図4
中で矢印C方向に移動可能である。補助ダイ89が固定
されているダイ本体85上には支持片111が固定され
ており、支持片111の電極シート23側の端部は無地
部押え109の上面を覆うように形成され、この覆い部
109aと補助ダイ89との間に無地部押え109が支
持されて矢印C方向に摺動する。無地部押え109の後
端面と支持片111との間にはスプリング113が設け
られており、このスプリング113により無地部押え1
09をその先端面側に付勢して無地部押え107の先端
面との間で電極シート23を摺動可能に支持する。
【0052】上記したようなダイ要素77,79は、基
台115,117上にて電極シート23の幅方向両端2
か所に固定された支持ブロック119,121にそれぞ
れ固定されている。支持ブロック119,121は、基
台115,117にボルト123,125によって固定
される底部119a,121aと、底部119a,12
1aからダイ要素77,79の傾斜に沿って斜め上方に
延長されてボルト127,129によりダイ本体83,
85に固定される支持部119b,121bとからな
る。
【0053】基台115,117の相互に対向する端部
の上面側には凹部115a,117aが形成され、この
凹部115a,117aには基板押え131,133が
ボルト135,137によって固定されている。基板押
え131,133は、電極シート23に対し上方への移
動動作に差支えない程度に両面を押えるもので、この押
え動作が電極シート23の全幅に作用するよう電極シー
ト23の幅より広い幅寸法を備えている。
【0054】上記したようなダイ要素83,85を備え
たコーティングダイにおいては、電極シート23が上方
に向けて一定速度で移動する過程にて、外部から入口流
路91d,93dを経て電極合剤が供給されると、電極
合剤は供給口91c、93cに流入した後、直線状部位
91b,93bを経て吐出口91a,93aから、リッ
プ部87a,89a相互間の空間81aに吐出される。
吐出された電極合剤は、電極シート23の上方への移動
によって電極シート23の両面に塗布され、その塗布厚
さは空間81aにおける間隔によって決定される。
【0055】このような塗布過程において、電極シート
23の両側縁部および中央部は直線状部位91b,93
bが無地片95,97によって閉塞されているので、こ
の無地片95,97に対応する電極シート23の幅方向
3か所、つまり幅方向両側縁部および中央部が電極合剤
が塗布されていない、いわゆる無塗布部が形成されるこ
とになる。この無塗布部が形成される際において、電極
合剤は無地片95,97の傾斜している面95b,97
bに案内されて無地片95,97側方の塗布部側に案内
されるので、塗布作業が良好になされる。
【0056】上記した無地片95,97は、ダイ要素8
3,85に対して着脱可能であるので、無地片95,9
7を取り外すことで、前記図1に示したコーティングダ
イでの塗布作業のように、全幅にわたる塗布を行った
り、あるいは無地片95,97の取り付け位置を適宜変
えるこで、様々な塗布形態に対応できる。
【0057】また、塗布作業が行われている際に、電極
シート23は図3および図4中で上方に移動するが、こ
のとき電極シート23は下流側が無地部押え107,1
09によって押えられる一方、上流側が基板押え13
1,133によって押えられているので、上記移動時で
の電極シート23の揺れは防止され、塗布作業時での電
極シート23は安定し、高精度の塗布作業が可能とな
る。
【0058】無塗布部を形成する作業としては、従来電
極シートの全幅にわたり電極合剤を塗布した後、幅方向
所定位置に配置したブレードによって塗布された電極合
剤を掻き落とすという方法が採られていた。この場合に
は、一度塗布された面から電極合剤を掻き落とすため、
掻き落とした電極合剤の逃げ場がなくなり、図10
(a)に示すように電極シートSにおける塗布面Pの幅
方向両側縁が表面に突出する形となって膜厚精度が悪く
なる。また、従来の掻き落とし方式では電極シートの両
面からブレードを押付けるので、比較的軟弱な基材にお
いては破断の要因にもなる上、基材に継ぎ目がある場合
などには、継ぎ目通過時にブレードが引っ掛かる恐れも
ある。
【0059】これに対し、前述した図3ないし図9に示
したコーティングダイを用いて無塗布部を形成する場合
には、上記したような掻き落とし方式ではなく、無塗布
部については無地片95,97によって電極合剤を当初
から塗布しないので、図10(b)に示すように、電極
シート23上に電極合剤が塗布される塗布面23aは両
面ともにフラットとなり、塗布膜の膜厚精度を高精度に
維持することが可能となるとともに、電極シート23の
破断および継ぎ目通過時での引っ掛かりなどの不具合は
回避される。
【0060】上記したような塗布作業は、前記図1に示
したコーティングダイと同様に、密閉系の中で行われる
ので、電極合剤の酸化などが回避され、塗布圧も高める
ことが可能となる上、直線状部位91b,93bが電極
シート23に対して傾斜して形成され、吐出口91a,
93aからの電極合剤は電極シート23の移動方向前方
に向けて斜めに吐出されるので、塗布作業がスムーズに
なされ、高精度な塗布作業が可能となる。
【0061】図11は、各無地片95,97について、
電極シート23の幅方向両側縁部のものを廃止し、中央
部もののみとして、無塗布部を両側縁部と中央部の3か
所に形成するようにしたものである。この場合には、ダ
イ要素77,79の幅寸法(図11中で上下方向)を電
極シート23の幅寸法Tより小さく形成し、電極シート
23の幅方向両側縁部をダイ要素77,79の両側縁か
ら突出させて、この突出部位を中央部とともに無塗布部
となるようにする。サイドプレート103,105につ
いては、相互の突き合わせ面が電極シート23の両側縁
の無塗布部を間に挟んで相互に対向するよう配置し、電
極シート23の移動に支障を来さない程度に電極シート
23を両面から押え付け、幅方向両側方のシールを行
う。
【0062】なお、上記図3ないし図9に示した発明の
形態における電極シート23の無塗布部を押さえ付ける
無地部押え107,109の先端部は、ローラやコロの
ように、電極シート23を押さえ付けつつ回転するもの
とすることで、電極シート23の移動時での張力に影響
を与えにくく、塗布作業が良好になされるとともに、電
極シート23に継ぎ目があった場合に、この継ぎ目の通
過もスムーズなものとなる。
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、一対のコーティングダイ相互間のスリット状の
空間内を移動する基材の両面に、供給流路を流れてくる
塗布液を、空気に触れることなく空間に開口した吐出口
から吐出させて塗布するので、塗布液の酸化などが回避
されるとともに、塗布圧も高めることが可能であり、高
精度な塗布作業を行うことができる。
【0064】第2の発明によれば、サイドプレートによ
りスリット状空間における基材の幅方向両側方が閉塞さ
れ、スリット状空間の密閉度が確保されて、より高精度
な塗布作業が可能となる。
【0065】第3の発明によれば、一対のダイ要素に対
する基材の入口部がシールされているので、入口部から
の塗布液の流出を回避することができる。
【0066】第4の発明によれば、吐出口から吐出され
る塗布液は基材の表面に対し、基材の移動方向上流側か
ら鋭角的に接触するので、塗布作業をスムーズに行うこ
とができる。
【0067】第5の発明によれば、スリット状の空間を
広げることで、一対のダイ要素のスリット形成面の清掃
が容易となるとともに、基材のセットも容易となる。
【0068】第6の発明によれば、基材に向けて供給流
路を流れてくる塗布液は、無塗布部形成部材に遮られて
この無塗布部形成部材に対応する部位の基材に対して塗
布液の塗布が行われず、無塗布部を精度よく形成するこ
とができる。
【0069】第7の発明によれば、塗布液が無塗布部形
成部材の案内面に沿ってその両側方にスムーズに流れ、
基材表面への塗布作業を良好に行うことができる。
【0070】第8の発明によれば、無塗布部形成部材を
取外すことで無塗布部を形成せずに全面塗布を行った
り、あるいは無塗布部形成部材取付位置を適宜変えるこ
とで、基材における無塗布部の幅方向位置を変えられた
り、様々な塗布形態に対応可能となる。
【0071】第9の発明によれば、スリット状の空間を
移動中の基材の揺れが、無塗布部押さえ部材によって抑
えられ、基材が安定して移動することになって、高精度
な塗布作業がが可能となる。
【0072】第10の発明によれば、無塗布部押さえ部
材は、基材の移動に伴い回転しながら押さえ付けるの
で、基材の移動に対して影響を及ぼさず、移動がスムー
ズになされて高精度な塗布作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示すコーティングダ
イの断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】この発明の実施の他の形態を示すコーティング
ダイの断面図である。
【図4】図3のコーティングダイの他の部位における断
面図である。
【図5】図3の要部の拡大された断面図である。
【図6】図4の要部の拡大された断面図である。
【図7】図4のB−B断面図である。
【図8】図3のコーティングダイにおけるサイドプレー
トの正面図である。
【図9】図3のコーティングダイの右側面図である。
【図10】(a)は従来法により無塗布部を形成した状
態の電極シートの断面図、(b)は図3のコーティング
ダイにより無塗布部を形成した状態の電極シートの断面
図である。
【図11】電極シート幅方向両側縁の無地片を廃止した
場合の図7に相当する断面図である。
【図12】従来例を示すコーティングダイの断面図であ
る。
【符号の説明】
23 電極シート(基材) 25,27,77,79 ダイ要素 29,81 空間 31,33,103,105 サイドプレート 47,49,91,93 供給流路 47a,49a,91a,93a 吐出口 51,53 シール材 47b,49b,91b,93b 直線状部位 95,97 無地片(無塗布部形成部材) 95b,97b 面(案内面) 107,109 無地部押え(無塗布部押さえ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 茂雄 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 (72)発明者 高山 元 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 (72)発明者 金子 浩 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内 (72)発明者 酒井 良幸 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 井口 勝啓 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 草郷 敏彦 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向配置された一対のダイ要素相
    互間に、帯状の基材がその長手方向に沿って移動可能な
    スリット状の空間を設け、前記一対のダイ要素内に外部
    から塗布液が供給される供給流路を設けるとともに、こ
    の供給流路の吐出口を、前記スリット状の空間に開口し
    て設け、前記スリット状の空間は、前記吐出口より前記
    基材の移動方向下流側が、前記基材とこの基材の両面に
    塗布される塗布液との各厚さを加えた厚さ寸法を備える
    一方、前記基材の移動方向上流側が、前記基材の厚さ寸
    法にほぼ相当する厚さ寸法を備えることを特徴とするコ
    ーティングダイ。
  2. 【請求項2】 基材の幅方向両側縁における一対のダイ
    要素両側面に、対向する面相互が密着可能なサイドプレ
    ートを設けてスリット状の空間の基材の幅方向両側方を
    閉塞することを特徴とする請求項1記載のコーティング
    ダイ。
  3. 【請求項3】 基材が入り込む一対のダイ要素における
    スリット状の空間の入口部に、前記基材の両面に対して
    摺動可能に密着して前記スリット状の空間のシールを行
    うシール材を設けたことを特徴とする請求項1記載のコ
    ーティングダイ。
  4. 【請求項4】 塗布液が供給される供給流路は、吐出口
    から上流側にわたる少なくとも一部が直線状に形成さ
    れ、この直線状部位は、前記吐出口が基材の移動方向下
    流側に位置するよう前記基材に対し傾斜して設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のコーティングダ
    イ。
  5. 【請求項5】 一対のダイ要素は、少なくとも一方が、
    スリット状の空間を形成する相互に対向する面が互いに
    接近離反するよう移動可能であることを特徴とする請求
    項1記載のコーティングダイ。
  6. 【請求項6】 供給流路の吐出口より基材の移動方向上
    流側に位置する相互に対向する一対のダイ要素に、前記
    基材の幅方向所定位置にて前記供給流路を閉塞して塗布
    液が塗布されない無塗布部を形成する無塗布部形成部材
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のコーティング
    ダイ。
  7. 【請求項7】 無塗布部形成部材は、供給流路における
    上流側端部が供給流路を流れてくる塗布液を無塗布部形
    成部材に対して基材の幅方向側方に案内可能なように案
    内面を備えていることを特徴とする請求項6記載のコー
    ティングダイ。
  8. 【請求項8】 無塗布部形成部材は、ダイ要素に対して
    着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項6記
    載のコーティングダイ。
  9. 【請求項9】 基材が繰り出される一対のダイ要素にお
    けるスリット状の空間の出口部に、無塗布部形成部材に
    より形成された基材の無塗布部を、基材の両面に対して
    摺動可能に密着して押さえ付ける無塗布部押さえ部材を
    設けたことを特徴とする請求項6記載のコーティングダ
    イ。
  10. 【請求項10】 無塗布部押さえ部材は、基材の移動に
    伴い基材に対して接触しつつ回転可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項9記載のコーティングダイ。
JP25620195A 1995-10-03 1995-10-03 コーティングダイ Pending JPH0994509A (ja)

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JP25620195A JPH0994509A (ja) 1995-10-03 1995-10-03 コーティングダイ
US08/725,313 US5882407A (en) 1995-10-03 1996-10-02 Apparatus and method for applying a coating to a base material

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525417A (ja) * 2008-06-02 2011-09-22 アグファ−ゲヴェルト ナームロゼ ベンノートチャップ イオン透過性ウエブ強化セパレータの製造装置及びプロセス並びにそれを用いて得られるセパレータ
JP2015062865A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 株式会社Screenホールディングス ノズル調整方法、両面塗工装置および塗工ノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011525417A (ja) * 2008-06-02 2011-09-22 アグファ−ゲヴェルト ナームロゼ ベンノートチャップ イオン透過性ウエブ強化セパレータの製造装置及びプロセス並びにそれを用いて得られるセパレータ
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