JPH0994451A - ガス混合装置 - Google Patents

ガス混合装置

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JPH0994451A
JPH0994451A JP7256609A JP25660995A JPH0994451A JP H0994451 A JPH0994451 A JP H0994451A JP 7256609 A JP7256609 A JP 7256609A JP 25660995 A JP25660995 A JP 25660995A JP H0994451 A JPH0994451 A JP H0994451A
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純一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類の異なるガスを混合するガス混合装置に
おいて、機器の精度への依存による混合精度低下及びガ
スの流量の急激な変化による濃度変動を回避するととも
に、所望の混合精度の混合ガスの生成を可能とするガス
混合装置を提供すること。 【解決手段】 オートプレッシャーレギュレータ3A、
3Bにより、ガスA、ガスBを所定の圧力に調整し、常
に一定のガスが供給されるようにする。そして、制御ユ
ニット5からのデジタル信号によって制御されるデジタ
ルマスフローコントローラ8A、8Bにより、ガスA、
ガスBの流量を所定の設定流量に制御して混合ガスを生
成し、ステンレス鋼製金網10sを取り付けたバッファ
タンク10に一旦蓄積してから流出させることにより、
混合精度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種類の異なるガス
を混合するガス混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における種類の異なるガスを混合す
るガス混合装置について、図面を参照して説明する。
【0003】図2は、従来のガス混合装置の第一の構成
例を示すブロック図である。図において、50A、50
Bは各々ガスA、ガスBが供給されるガスラインであ
る。51A、51Bは各々ガスライン50A、50Bに
設けられた圧力調整用弁であり、ガスライン50A、5
0Bを開閉する。52A、52Bは手動によりガスライ
ン50A、50Bを開閉し、ガスA、ガスBの流れを導
通又は遮断する手動バルブである。
【0004】53はガスAの流量を制御するマスフロー
コントローラである。ここで、マスフローコントローラ
とは、流量制御部分に電圧信号を受けるセンサと該セン
サが受けた電圧信号に応じて制御される弁部とを有し、
設定した流量をアナログ電圧信号にして該センサへ与え
ることによってガスの流量を制御するものである。54
はガスBの流量を検出するマスフローメータであり、そ
の検出結果を電気系ライン55を介して電気信号の形で
制御装置56へ送信する。
【0005】制御装置56は、受信した前記検出結果に
応じてガスAの濃度が設定した所望の濃度となるように
ガスAの流量を決定し、それを指示する電気信号をマス
フローコントローラ53へ送信する。また、バッファタ
ンク57を介して流出する混合ガスの流量を制御するマ
スフローコントローラ58に対し、混合ガスの使用流量
を指示する電気信号を送信する。なお、図中の各ブロッ
クを結ぶ実線は、ガスラインを示すものである。
【0006】このような構成において、ガスA及びガス
Bの混合ガスが生成される。このとき、制御装置56か
らマスフローコントローラ58へ指示される混合ガスの
使用流量が変化すると、マスフローコントローラ53及
びマスフローメータ54におけるガスの流量が変動す
る。そして、制御装置56がマスフローメータ54によ
り検出されたガスBの流量に応じてマスフローコントロ
ーラ53を制御し、混合後のガスAの濃度が常に一定と
なるようにする。
【0007】図3は、従来のガス混合装置の第二の構成
例を示すブロック図である。図において、59は計装用
ガスを空気信号の形で伝達する計装ガス系ライン60を
介して制御装置61により開閉される空気圧バルブであ
る。この空気圧バルブ59の開閉によりマスフローコン
トローラ62A、62Bにおけるガスの流入/流出が制
御される。
【0008】63はバッファタンク57内の圧力を検出
する圧力指示計であり、これによる検出値は電気信号の
形で制御装置61へ送信される。64は所定の使用流量
に応じて混合ガスの流量を制御するマスフローコントロ
ーラである。なお、前記図2における構成要素と同様の
構成要素については、同一の符号を用いて表すものと
し、その説明を省略する。
【0009】このような構成において、制御装置61
が、マスフローコントローラ62A、62Bによって制
御されるガスの流量を各々独立に制御し、所望の濃度の
混合ガスを生成する。この場合、ガスの流量は、マスフ
ローコントローラの流量制御精度が比較的良い高流量域
に設定する。
【0010】これにより生成された混合ガスは、バッフ
ァタンク57、マスフローコントローラ64を介して流
出する。この流出する混合ガスの流量は、マスフローコ
ントローラ64によって所定の使用流量に制御される。
また、使用流量が変化するとバッファタンク57内の圧
力が変化する。そして、該圧力が一定の上限値に達した
ときは空気圧バルブ59を閉じ、一定の下限値に達した
ときは空気圧バルブ59を開くという動作を繰り返し行
うことによって所定の使用流量の供給を維持する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
一の構成例によるガス混合装置においては、ガスの混合
の精度がマスフローコントローラ53とマスフローメー
タ54の精度に依存するため、所望の混合精度による混
合ガスを生成することが困難であるという問題点を有し
ていた。さらに、マスフローコントローラ53及びマス
フローメータ54の精度は、各々に機差があり、所望の
混合精度を満たすことをより困難としていた。
【0012】又、上述した第二の構成例によるガス混合
装置においては、第一の構成例によるガス混合装置同
様、混合の精度がマスフローコントローラ62A、62
Bの精度に依存するとともに、マスフローコントローラ
62A、62Bにおけるガスの流入/流出が空気圧バル
ブ59の開閉によって制御されるため、ガスの流量が急
激に変化し、精度を乱す要因となっているという問題点
を有していた。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、機器の精度への依存による混合精度低下を軽
減し得るとともに、ガスの流量の急激な変化による濃度
変動を回避することができ、かつ、所望の混合精度を十
分満たした混合ガスの生成を可能とするガス混合装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
種類の異なるガスを混合するガス混合装置において、供
給される各種ガスの圧力を設定圧力にして流出させる圧
力調整手段と、前記圧力調整手段から流出した前記各種
ガスをデジタル信号によって指示される設定流量に制御
して流出させる第一の流量制御手段と、前記第一の流量
制御手段から流出した前記各種ガスを混合した混合ガス
を一旦蓄積して供給する蓄積手段と、前記蓄積手段内部
の圧力を検出する圧力検出手段と、前記蓄積手段から供
給される前記混合ガスの所望の使用流量を流出させる第
二の流量制御手段と、前記圧力調整手段に対して前記第
一の流量制御手段へのガスの供給に適合した圧力を前記
設定圧力として指示し、混合後における前記各種ガスが
所望の濃度となるための前記各種ガスの流量を前記所望
の使用流量及び前記圧力検出手段の検出結果に応じて決
定し、その決定した流量を前記第一の流量制御手段に対
して前記設定流量と対応するデジタル信号によって指示
し、前記第二の流量制御手段に対して前記混合ガスの前
記所望の使用流量を指示する制御手段とを有することを
特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
ス混合装置において、前記制御手段は、前記第一の流量
制御手段に対して前記設定流量を指示する場合におい
て、前記各種ガスの流量を低流量から徐々に増加させて
前記設定流量とするように指示することを特徴としてい
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のガス混合装置において、前記制御手段は、前記混合
ガスのうちの所定の種類のガスの濃度を精密に検出する
濃度検出手段により、該所定の種類のガスの濃度をチェ
ックし、その結果と所望する該所定の種類のガスの濃度
が一致するよう、指示する流量を補正して記憶し、この
記憶した流量を前記設定流量として指示することを特徴
としている。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載のガス混合装置において、前記制御手段は、前記第一
の流量制御手段に対して指示する前記各種ガスの設定流
量を高流量域から低流量域に変化させた場合の各々の流
量域に関して、前記混合ガスのうちの所定の種類のガス
の濃度を精密に検出する濃度検出手段により検出した検
出結果と前記所定の種類のガスの前記所望の濃度とが一
致するように前記設定流量とそれを指示するデジタル信
号の対応を補正したデータを記憶し、該データに基づい
て前記第一の流量制御手段に対する前記設定流量の指示
を行う制御手段であることを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかの項記載のガス混合装置において、前記蓄積手段
は、前記混合ガスの流入口と流出口との間に所定の材質
の網状物が取り付けられている蓄積手段であることを特
徴としている。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかの項記載のガス混合装置において、前記制御手段
は、前記第一の流量制御手段に対して指示する前記設定
流量を高流量域の所定の流量のみとし、前記圧力検出手
段の検出結果に応じてガスの混合の中断/再開を指示す
ることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるガス混合装置の構成を示すブロック図である。
【0021】この図において、1A、1Bは、種類の異
なるガスA、ガスBが供給されるガスラインである。2
A、2Bは、各々ガスライン1A、1Bに設けられた開
閉弁であり、ガスライン1A、1Bを開閉する。3A、
3Bは、電気系ライン4を介して受信した制御ユニット
5からの指示信号に基づいてガスライン1A、1Bにお
けるガスA、ガスBの圧力を調整するオートプレッシャ
ーレギュレータである。
【0022】制御ユニット5は、外部からの指示を受け
る入力装置及び記憶装置等を有し、該指示や該記憶装置
に記憶された制御プログラム等に基づいてオートプレッ
シャーレギュレータ3A、3B、空気圧バルブ6等の各
機器を制御する信号を電気信号又は空気信号の形で送信
する。この制御ユニット5が行う動作の詳細については
後述する。
【0023】空気圧バルブ6は、開閉により、デジタル
マスフローコントローラ8A、8Bの前後におけるガス
の流れを導通/遮断するものであり、計装用ガスを空気
信号として伝達する計装ガス系ライン7を介して制御ユ
ニット5により制御される。
【0024】デジタルマスフローコントローラ8A、8
Bは、流量を制御する部分に設けられたセンサに対して
設定した流量を指示する電圧信号をデジタル信号で与え
るマスフローコントローラであり、ガスA、ガスBの流
量を制御する。ここで、流量を指示する電圧信号は、流
量と電圧信号との関係を示す検量線に基づいて制御ユニ
ット5により決定される。検量線は、制御ユニット5内
の記憶装置に記憶されているが、マスフローコントロー
ラのセンサの精度にばらつきがあることから適宜補正が
加えられる。この検量線の補正については後述する。
【0025】9は一つのガスラインに流入したガスA及
びガスBを攪拌するミキサーである。10は混合ガスを
一旦蓄積するバッファタンクである。このバッファタン
ク10内の中央部には、ステンレス鋼製金網(SUSメ
ッシュ)10sがガスの進行方向に対して垂直に取り付
けられており、ガスラインが内部の所定の位置まで入り
込んでいる。11はバッファタンク10内の圧力を検出
する圧力指示計であり、これによる検出値は電気信号の
形で制御ユニット5へ送信される。12は制御ユニット
5によって指示される混合ガスの使用流量に応じて生成
された混合ガスの流出量を制御するマスフローコントロ
ーラである。
【0026】13は開閉により混合ガスの流れを導通又
は遮断する手動バルブである。14は可変流量の手動バ
ルブであり、所定量の混合ガスを分析計15へ供給す
る。分析計15は、ガスAの濃度を精密に測定する濃度
測定器からなり、測定した濃度をモニタリングする機能
を有する。この分析計15は、後述する検量線の補正に
おいて用いられる。このため、検量線の補正終了後は取
り外され、又は手動バルブ13、14によって混合ガス
の供給を停止されて濃度測定を終了する等、必要に応じ
て設置・使用される。
【0027】次に、上記実施形態によるガス混合装置の
動作について説明する。まず、開閉弁2A、2Bを開と
し、ガスA、ガスBの供給を開始する。このとき、制御
ユニット5からの指示信号により、ガスA、ガスBの圧
力がデジタルマスフローコントローラ8A、8Bの耐圧
を考慮した使用圧力(以下、「設定圧力」という)とな
るようオートプレッシャーレギュレータ3A、3Bを制
御する。これにより、デジタルマスフローコントローラ
8A、8Bの入口へ供給されるガスA、ガスBの圧力が
調整される。
【0028】そして、ガスAの設定濃度を制御ユニット
5へ入力してガスの混合開始を指示すると、制御ユニッ
ト5からの空気信号により、全ての空気圧バルブ6が開
とされる。また、これと同時に、デジタルマスフローコ
ントローラ8A、8Bに対し、前記設定濃度となる一定
の流量(以下、「設定流量」という)のガスA、ガスB
を徐々に流し始めるよう指示する電気信号が、制御ユニ
ット5からデジタル信号の形で送信され、ガスの混合が
開始される。
【0029】混合されたガスA及びガスBは、ミキサー
9によって混じられ、バッファタンク10へ流入する。
バッファタンク10では、ステンレス鋼製金網10sに
より、流入口の混合ガスと流出口の混合ガスの濃度が均
一化される。
【0030】このとき、手動バルブ13、14を開とし
ておき、分析計15へ混合ガスを供給する。すると、精
密に測定した混合後のガスAの濃度とそのときの設定濃
度とのずれが分かるので、これに基づいてデジタルマス
フローコントローラ8A又は8Bへ設定流量を指示する
電気信号を補正する。
【0031】さらに、デジタルマスフローコントローラ
8A又は8Bにおける設定流量を低流量域から高流量域
へ変化させつつ、上記同様の設定流量指示の補正を行う
ことにより、検量線の補正を行う。そして、補正した検
量線を制御ユニット5内の記憶装置に記憶する。
【0032】これにより、以降の混合ガスの生成におい
ては、デジタルマスフローコントローラ8A、8Bにお
けるガスA、ガスBの流量制御に補正後の検量線を用い
ることができる。従って、分析計15による監視を要せ
ずしてより正確な混合を行うことができ、所望の設定濃
度の混合ガスを得ることができる。そして、制御ユニッ
ト5からの指示に基づいたマスフローコントローラ12
の流量制御により、所望の使用流量の分の混合ガスを流
出させる。
【0033】以後、上記同様、供給されるガスA、ガス
Bの圧力をオートプレッシャーレギュレータ3A、3B
によって設定圧力に制御するとともに、使用流量及び圧
力指示計11によって検出されるバッファタンク10内
の圧力に応じてデジタルマスフローコントローラ8A、
8Bを制御することにより、所望の設定濃度の混合ガス
を生成する。
【0034】なお、圧力指示計11によって検出された
バッファタンク10内の圧力が所定の上限に達したとき
には、全ての空気圧バルブ6を閉とするとともに、デジ
タルマスフローコントローラ8A、8Bを全閉とし、混
合を中断する。
【0035】また、本実施形態によるガス混合装置にお
いては、設定流量を、デジタルマスフローコントローラ
8A、8Bの流量制御精度が比較的高い高流量域のある
一点に設定してガスの混合を行うものとしてもよい。こ
の場合は、圧力指示計11によって検出されたバッファ
タンク10内の圧力が所定の上限に達したときに全ての
空気圧バルブ6を閉とすると同時に、デジタルマスフロ
ーコントローラ8A、8Bを全閉として混合を中断し、
再び混合を開始する際に全ての空気圧バルブ6を開とす
ると同時に、設定流量のガスA、ガスBを徐々に流し始
めるようにする、という動作を繰り返す。これにより、
精度の高い流量制御の下でガスを混合することができる
ので、より混合精度の高い混合ガスを生成することがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
各種ガスの設定流量をデジタル信号によって指示するの
で、流量とそれを指示する信号との対応の直線性が向上
する。これにより、各流量制御手段の精度の相違に基づ
く混合精度の低下を回避することができるとともに、流
量指示の信号がデジタル信号形式で伝送されるので、ア
ナログ信号によって流量を指示する場合に比べ伝送ロス
が少ないという効果が得られる。
【0037】また、圧力調整手段によって、供給される
各種ガスの圧力を調整してから混合を行うことにより、
各種ガスの不測の流量変動を防止することができる。特
に、請求項2記載の発明によれば、ガスの混合開始当初
において指示される流量を設定流量そのものとせず、徐
々に増加するように流量指示がなされるので、急激にガ
スを流入させた場合のように流量が乱れることがない。
これらにより、ガスの流れを常に安定した状態に保つこ
とができ、混合精度を高めることができるという効果が
得られる。
【0038】更に、請求項3記載の発明によれば、混合
後のガスの濃度を検出して流量指示の補正を行うので、
所望の設定濃度を満たす正確な流量制御が可能となる。
そして、より進んだ請求項4記載の発明によれば、各流
量域における前記補正のためのデータを取得しておくこ
とにより、以降の混合においては、混合後のガスの濃度
を検出せずとも正確な流量制御を行うことができるとい
う効果が得られる。
【0039】加えて、請求項5記載の発明によれば、蓄
積手段に混合ガスを一旦蓄積して流出させる際に、網状
物の網目を通過させることにより、混合ガス中の各種ガ
スの濃度を均一化する。これにより、使用流量の変動等
によって設定流量が変化しても混合精度の高い混合ガス
を得ることができる。
【0040】なお、請求項6記載の発明によれば、流量
制御手段の精度が良い高流量域において流量制御を行う
ようにし、生成される混合ガスの量を混合の中断/再開
によって調整する。これにより、流量制御精度が良い状
況下でガスの混合を行うことができ、混合精度を向上さ
せることが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるガス混合装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 従来のガス混合装置の第一の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】 従来のガス混合装置の第二の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
3A、3B オートプレッシャーレギュレータ 5 制御ユニット 8A、8B デジタルマスフローコントローラ 10 バッファタンク 10s ステンレス鋼製金網 11 圧力指示計 12 マスフローコントローラ 15 分析計

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種類の異なるガスを混合するガス混合装
    置において、 供給される各種ガスの圧力を設定圧力にして流出させる
    圧力調整手段と、 前記圧力調整手段から流出した前記各種ガスをデジタル
    信号によって指示される設定流量に制御して流出させる
    第一の流量制御手段と、 前記第一の流量制御手段から流出した前記各種ガスを混
    合した混合ガスを一旦蓄積して供給する蓄積手段と、 前記蓄積手段内部の圧力を検出する圧力検出手段と、 前記蓄積手段から供給される前記混合ガスの所望の使用
    流量を流出させる第二の流量制御手段と、 前記圧力調整手段に対して前記第一の流量制御手段への
    ガスの供給に適合した圧力を前記設定圧力として指示
    し、混合後における前記各種ガスが所望の濃度となるた
    めの前記各種ガスの流量を前記所望の使用流量及び前記
    圧力検出手段の検出結果に応じて決定し、その決定した
    流量を前記第一の流量制御手段に対して前記設定流量と
    対応するデジタル信号によって指示し、前記第二の流量
    制御手段に対して前記混合ガスの前記所望の使用流量を
    指示する制御手段とを有することを特徴とするガス混合
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第一の流量制御手
    段に対して前記設定流量を指示する場合において、前記
    各種ガスの流量を低流量から徐々に増加させて前記設定
    流量とするように指示することを特徴とする請求項1記
    載のガス混合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のガス混合装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記混合ガスのうちの所定の種類のガ
    スの濃度を精密に検出する濃度検出手段により、該所定
    の種類のガスの濃度をチェックし、その結果と所望する
    該所定の種類のガスの濃度が一致するよう、指示する流
    量を補正して記憶し、この記憶した流量を前記設定流量
    として指示することを特徴とするガス混合装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のガス混合装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記第一の流量制御手段に対して指示
    する前記各種ガスの設定流量を高流量域から低流量域に
    変化させた場合の各々の流量域に関して、前記混合ガス
    のうちの所定の種類のガスの濃度を精密に検出する濃度
    検出手段により検出した検出結果と前記所定の種類のガ
    スの前記所望の濃度とが一致するように前記設定流量と
    それを指示するデジタル信号の対応を補正したデータを
    記憶し、該データに基づいて前記第一の流量制御手段に
    対する前記設定流量の指示を行う制御手段であることを
    特徴とするガス混合装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄積手段は、前記混合ガスの流入口
    と流出口との間に所定の材質の網状物が取り付けられて
    いる蓄積手段であることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかの項記載のガス混合装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項記載のガス
    混合装置において、 前記制御手段は、前記第一の流量制御手段に対して指示
    する前記設定流量を高流量域の所定の流量のみとし、前
    記圧力検出手段の検出結果に応じてガスの混合の中断/
    再開を指示することを特徴とするガス混合装置。
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