JPH099437A - 継手付き電線保護カバーの固定具 - Google Patents
継手付き電線保護カバーの固定具Info
- Publication number
- JPH099437A JPH099437A JP18101595A JP18101595A JPH099437A JP H099437 A JPH099437 A JP H099437A JP 18101595 A JP18101595 A JP 18101595A JP 18101595 A JP18101595 A JP 18101595A JP H099437 A JPH099437 A JP H099437A
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- Japan
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- fixture
- electric wire
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- joint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架空電線に装着された継手付き電線保護カバ
ーが回転したり移動したりすることのないように固定さ
せる。 【構成】 架空電線Wが嵌挿される内径と、所要の長さ
を有する円筒体1の下面に板状片5を突設し、該円筒体
1の長手方向の中央部上面に45度の角度にて電線挿入
口2を交差状に開設すると共に、該電線挿入口2の左右
両側に位置する円筒体1の長手方向の各々反対側に対称
的に架空電線Wが圧入可能な巾の開口溝3,3を水平に
開設して円筒体1内に形成される電線掌握部4,4と連
通させ、前記円筒体1の上面で前記電線挿入口2に近接
して固定用リブ6を立設して構成される。
ーが回転したり移動したりすることのないように固定さ
せる。 【構成】 架空電線Wが嵌挿される内径と、所要の長さ
を有する円筒体1の下面に板状片5を突設し、該円筒体
1の長手方向の中央部上面に45度の角度にて電線挿入
口2を交差状に開設すると共に、該電線挿入口2の左右
両側に位置する円筒体1の長手方向の各々反対側に対称
的に架空電線Wが圧入可能な巾の開口溝3,3を水平に
開設して円筒体1内に形成される電線掌握部4,4と連
通させ、前記円筒体1の上面で前記電線挿入口2に近接
して固定用リブ6を立設して構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空電線が近接した建
造物や樹木等に接触したり、或いは工事等により架空電
線に接触して架空電線の被覆を損傷するのを防止させる
継手付き電線保護カバーを、電線上で移動しないように
固定させるための固定具に関するものである。
造物や樹木等に接触したり、或いは工事等により架空電
線に接触して架空電線の被覆を損傷するのを防止させる
継手付き電線保護カバーを、電線上で移動しないように
固定させるための固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような継手付き電線保護カバーは、
長手方向に設けた分割部を拡開させて架空電線に被着し
て使用されるが、架空電線上を電線保護カバーが移動す
るのを防止させるために電線保護カバーの継手に設けら
れた把手部と架空電線を針金等で縛り付けたり、係止具
等で固定したりしている。
長手方向に設けた分割部を拡開させて架空電線に被着し
て使用されるが、架空電線上を電線保護カバーが移動す
るのを防止させるために電線保護カバーの継手に設けら
れた把手部と架空電線を針金等で縛り付けたり、係止具
等で固定したりしている。
【0003】しかしながら、このような固定手段では緩
みを起こし易く、しかも手間が掛かり、危険な作業を伴
うと共に見た目もよくない上に継手付き電線保護カバー
が、架空電線上でしばしば横風等を受けて回転して捩れ
たり、強風により逆さまになって分割部が上になって外
れて落下する恐れがあった。本発明は、このような継手
付き電線保護カバーが回転したり移動したりすることの
ないように確実に固定して安定した状態で使用できるよ
うにするための固定具を提供することを目的としてい
る。
みを起こし易く、しかも手間が掛かり、危険な作業を伴
うと共に見た目もよくない上に継手付き電線保護カバー
が、架空電線上でしばしば横風等を受けて回転して捩れ
たり、強風により逆さまになって分割部が上になって外
れて落下する恐れがあった。本発明は、このような継手
付き電線保護カバーが回転したり移動したりすることの
ないように確実に固定して安定した状態で使用できるよ
うにするための固定具を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる継手付き電線保護カバーの固定具
は、架空電線が嵌挿される内径と所要の長さを有する円
筒体の下面に板状片を突設し、該円筒体の長手方向の中
央上面部に45度の角度にて電線挿入口を交差状に開設
すると共に、該電線挿入口の左右両側に位置する円筒体
の長手方向の各々反対側に対称的に架空電線が圧入可能
な巾の開口溝を水平に開設して円筒体内に形成される電
線掌握部と連通させ、前記円筒体の上面で前記電線挿入
口に近接して固定用リブを立設して構成される。
めに本発明に係わる継手付き電線保護カバーの固定具
は、架空電線が嵌挿される内径と所要の長さを有する円
筒体の下面に板状片を突設し、該円筒体の長手方向の中
央上面部に45度の角度にて電線挿入口を交差状に開設
すると共に、該電線挿入口の左右両側に位置する円筒体
の長手方向の各々反対側に対称的に架空電線が圧入可能
な巾の開口溝を水平に開設して円筒体内に形成される電
線掌握部と連通させ、前記円筒体の上面で前記電線挿入
口に近接して固定用リブを立設して構成される。
【0005】
【作用】固定具の円筒体の下面に突設した板状片をホッ
トスティックで挟み付けて持ち上げ、電線挿入口に架空
電線を挿入させた状態で板状片を架空電線側の方向へ捩
って、円筒体の全体を架空電線に沿わせ、開口溝に架空
電線を圧入させることにより電線掌握部に架空電線を掌
握させて固定具の円筒体を架空電線に固定する。このよ
うに固定した固定具の一端(右端)に架空電線に装着さ
れている継ぎ手付き電線保護カバーを引き寄せてその一
端(左端)に設けた継手管内に挿入させ、円筒体の上面
に立設した固定用リブを継手管に設けた連結部分に突入
させて固定させる。さらに、このようにして固定具を挿
入させた継手管に対してその他端(左端)から別の電線
保護カバーの他端(右端)を挿入させてその先端に周回
形成した雁首部を前記連結部分に突入させて順次連結さ
せることができる。
トスティックで挟み付けて持ち上げ、電線挿入口に架空
電線を挿入させた状態で板状片を架空電線側の方向へ捩
って、円筒体の全体を架空電線に沿わせ、開口溝に架空
電線を圧入させることにより電線掌握部に架空電線を掌
握させて固定具の円筒体を架空電線に固定する。このよ
うに固定した固定具の一端(右端)に架空電線に装着さ
れている継ぎ手付き電線保護カバーを引き寄せてその一
端(左端)に設けた継手管内に挿入させ、円筒体の上面
に立設した固定用リブを継手管に設けた連結部分に突入
させて固定させる。さらに、このようにして固定具を挿
入させた継手管に対してその他端(左端)から別の電線
保護カバーの他端(右端)を挿入させてその先端に周回
形成した雁首部を前記連結部分に突入させて順次連結さ
せることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係わる継手付き電線保護カバ
ーの固定具の一実施例を図面と共に説明する。図におい
て1は架空電線Wが嵌挿される程度の内径でかつ所要の
長さを有する円筒体である。該円筒体1の長手方向の中
央部に45度の角度に電線挿入口2を交差状に開設する
と共に、該電線挿入口2の左右両側に位置する円筒体1
の長手方向の各々反対側に対称的に架空電線Wが圧入可
能な巾の開口溝3,3を水平に開設して円筒体1内に電
線掌握部4,4を連通形成する。この円筒体1の平面形
状は図3に示すように電線挿入口2を境界にしてその左
右で中心線が若干偏向するように形成される。そして、
円筒体1の下面の全体に逆山型状の板状片5を一体に突
設し、さらに、円筒体1の上面で電線挿入口2に近接し
て固定用リブ6を立設して、ポリエチレン樹脂等により
固定具Fを一体に形成する。
ーの固定具の一実施例を図面と共に説明する。図におい
て1は架空電線Wが嵌挿される程度の内径でかつ所要の
長さを有する円筒体である。該円筒体1の長手方向の中
央部に45度の角度に電線挿入口2を交差状に開設する
と共に、該電線挿入口2の左右両側に位置する円筒体1
の長手方向の各々反対側に対称的に架空電線Wが圧入可
能な巾の開口溝3,3を水平に開設して円筒体1内に電
線掌握部4,4を連通形成する。この円筒体1の平面形
状は図3に示すように電線挿入口2を境界にしてその左
右で中心線が若干偏向するように形成される。そして、
円筒体1の下面の全体に逆山型状の板状片5を一体に突
設し、さらに、円筒体1の上面で電線挿入口2に近接し
て固定用リブ6を立設して、ポリエチレン樹脂等により
固定具Fを一体に形成する。
【0007】次にこのように形成された固定具Fの使用
について説明する。先ず、予め継手付き電線保護カバー
Pが装着されている架空電線Wに対して、固定具Fの逆
山型状の板状片5の下端を図5に示すようにホットステ
ィックの挟着部7で挟んで持ち上げ、図6(図6以降は
ホットスティック省略)に示すように架空電線Wに対し
て電線挿入口2が合致するように架空電線Wの下方より
接近させて、電線挿入口2を架空電線Wに嵌合させる。
この状態で固定具Fの板状片5を挟持しているホットス
ティックを図7に矢示する方向に捩って固定具Fを45
度回動させ、円筒体1の電線挿入口2の左右で互いに反
対方向に開口している開口溝3,3を架空電線Wに圧入
させ、電線掌握部4,4に架空電線Wを図8に示すよう
に掌握させる。このように掌握される固定具Fは、掌握
力によりしっかりと架空電線Wに固定されて左右横方向
と回転方向の移動が阻止される。
について説明する。先ず、予め継手付き電線保護カバー
Pが装着されている架空電線Wに対して、固定具Fの逆
山型状の板状片5の下端を図5に示すようにホットステ
ィックの挟着部7で挟んで持ち上げ、図6(図6以降は
ホットスティック省略)に示すように架空電線Wに対し
て電線挿入口2が合致するように架空電線Wの下方より
接近させて、電線挿入口2を架空電線Wに嵌合させる。
この状態で固定具Fの板状片5を挟持しているホットス
ティックを図7に矢示する方向に捩って固定具Fを45
度回動させ、円筒体1の電線挿入口2の左右で互いに反
対方向に開口している開口溝3,3を架空電線Wに圧入
させ、電線掌握部4,4に架空電線Wを図8に示すよう
に掌握させる。このように掌握される固定具Fは、掌握
力によりしっかりと架空電線Wに固定されて左右横方向
と回転方向の移動が阻止される。
【0008】また、前記したように固定具Fの電線挿入
口2は、円筒体1の長手方向に対して45度の角度に設
けられていることで、架空電線Wに対して固定具Fを4
5度捩じることにより、固定具Fは、簡単にかつ素早
く、しかもスムーズに架空電線Wに嵌挿させることがで
きる。そして、固定具Fの電線掌握部4,4は開口溝
3,3によって断面C字形をなしてばね弾性を保有して
いることで架空電線Wが挿入し易く、しかも挿入した架
空電線Wに対する掌握もばね弾性によって強固になされ
るのである。
口2は、円筒体1の長手方向に対して45度の角度に設
けられていることで、架空電線Wに対して固定具Fを4
5度捩じることにより、固定具Fは、簡単にかつ素早
く、しかもスムーズに架空電線Wに嵌挿させることがで
きる。そして、固定具Fの電線掌握部4,4は開口溝
3,3によって断面C字形をなしてばね弾性を保有して
いることで架空電線Wが挿入し易く、しかも挿入した架
空電線Wに対する掌握もばね弾性によって強固になされ
るのである。
【0009】このようにして架空電線Wの所定個所に固
定された固定具Fの一端(右端)に対して、予め架空電
線Wに装着されている継手付き電線保護カバーPをホッ
トスティックの挟着部7で挟持して移動接近させると、
該継手付き電線保護カバーPの左端に設けられた継手管
Cの下端の重合片8,8が固定具Fの板状片5で押し拡
げられ、継手管Cが固定具Fに被さり、該固定具Fの円
筒体1上面に立設した固定用リブ6が、継手管Cに段差
を設けて太径に周回形成した連結部分9に嵌合して継手
管Cが固定具Fに結合される(図9及び図10参照)。
そして、固定具Fに連結された継手付き電線保護カバー
Pは継手管Cの重合片8,8が固定具Fの板状片5を挟
持していることで固定具F共々回動することなく安定し
た状態で固定される。
定された固定具Fの一端(右端)に対して、予め架空電
線Wに装着されている継手付き電線保護カバーPをホッ
トスティックの挟着部7で挟持して移動接近させると、
該継手付き電線保護カバーPの左端に設けられた継手管
Cの下端の重合片8,8が固定具Fの板状片5で押し拡
げられ、継手管Cが固定具Fに被さり、該固定具Fの円
筒体1上面に立設した固定用リブ6が、継手管Cに段差
を設けて太径に周回形成した連結部分9に嵌合して継手
管Cが固定具Fに結合される(図9及び図10参照)。
そして、固定具Fに連結された継手付き電線保護カバー
Pは継手管Cの重合片8,8が固定具Fの板状片5を挟
持していることで固定具F共々回動することなく安定し
た状態で固定される。
【0010】そして、このようにして一端(右端)に継
手管Cを介して継手付き電線保護カバーPを連結固定し
た固定具Fの他端(左端)に別の継手付き電線保護カバ
ーPを連結する場合には、別に架空電線Wに装着した継
手付き電線保護カバーPの反対側先端に設けられている
雁首部Gを継手管Cの連結部分9に突入させ嵌合させる
ことにより連結される(図11参照)。このように、二
つの継手付き電線保護カバーPの連結は、継手付き電線
保護カバーPの一方の端部に設けた雁首部Gを継手管C
の連結部分9に嵌合して固定させるものであるから、固
定具Fが過剰に嵩張って邪魔になることはない。
手管Cを介して継手付き電線保護カバーPを連結固定し
た固定具Fの他端(左端)に別の継手付き電線保護カバ
ーPを連結する場合には、別に架空電線Wに装着した継
手付き電線保護カバーPの反対側先端に設けられている
雁首部Gを継手管Cの連結部分9に突入させ嵌合させる
ことにより連結される(図11参照)。このように、二
つの継手付き電線保護カバーPの連結は、継手付き電線
保護カバーPの一方の端部に設けた雁首部Gを継手管C
の連結部分9に嵌合して固定させるものであるから、固
定具Fが過剰に嵩張って邪魔になることはない。
【0011】そして、架空電線Wの長い部分にわたり継
手付き電線保護カバーPを装着する場合には、連続して
装着した複数の継手付き電線保護カバーPの一方端の雁
首部Gを継手管Cの連結部分9に嵌合して連結される
が、本発明の固定具Fは継手管Cの部分すべてに使用し
て固定するようにしても、或いは適宜の電線保護カバー
Pの継手管Cに選択して使用して固定するようにしても
よい。
手付き電線保護カバーPを装着する場合には、連続して
装着した複数の継手付き電線保護カバーPの一方端の雁
首部Gを継手管Cの連結部分9に嵌合して連結される
が、本発明の固定具Fは継手管Cの部分すべてに使用し
て固定するようにしても、或いは適宜の電線保護カバー
Pの継手管Cに選択して使用して固定するようにしても
よい。
【0012】また架空電線Wに固定した固定具Fの固定
用リブ6と継手管Cの連結部分9が合致しない場合に
は、固定具Fの板状片5をホットスティックの挟着部7
で挟持して、架空電線Wより引き離す方向へ回動して、
一旦固定具Fを架空電線Wより取り外ずして、その後固
定具Fを適当な位置に移動させ再び前述同様の方法で架
空電線Wに固定具Fを固定させる。
用リブ6と継手管Cの連結部分9が合致しない場合に
は、固定具Fの板状片5をホットスティックの挟着部7
で挟持して、架空電線Wより引き離す方向へ回動して、
一旦固定具Fを架空電線Wより取り外ずして、その後固
定具Fを適当な位置に移動させ再び前述同様の方法で架
空電線Wに固定具Fを固定させる。
【0013】このように使用される固定具Fは、電線掌
握部4,4に掌握した架空電線Wの全周表面を、該電線
掌握部4,4が開口溝3,3によって断面C字形をなし
ていることで発揮されるばね弾性によって締め付けて、
架空電線Wにしっかりと固定される。さらに、下面に突
出させた逆山型状の板状片5が図9乃至図11に示すよ
うに継手管C及び継手付き電線保護カバーPの分割部よ
り下方へ突出した状態で固定されているため、継手付き
電線保護カバーPが横風等に回転して捩れたり、強風に
より逆さまになって落下するのを防止する。また、固定
具Fが使用されているか否かは固定具Fの板状片5によ
り取付位置が地上から確認できる。
握部4,4に掌握した架空電線Wの全周表面を、該電線
掌握部4,4が開口溝3,3によって断面C字形をなし
ていることで発揮されるばね弾性によって締め付けて、
架空電線Wにしっかりと固定される。さらに、下面に突
出させた逆山型状の板状片5が図9乃至図11に示すよ
うに継手管C及び継手付き電線保護カバーPの分割部よ
り下方へ突出した状態で固定されているため、継手付き
電線保護カバーPが横風等に回転して捩れたり、強風に
より逆さまになって落下するのを防止する。また、固定
具Fが使用されているか否かは固定具Fの板状片5によ
り取付位置が地上から確認できる。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる継手
付き電線保護カバーの固定具は、固定具の円筒体下面に
突出させた板状片をホットスティックで挟持して遠隔操
作によって安全に架空電線に掌握させて固定し、この固
定具に対して、予め架空電線に装着されている継手付き
電線保護カバーを引き寄せて固定具の円筒体に継手付き
電線保護カバーの継手管を被せることにより継手管の連
結部分に固定具の固定用リブが嵌合した状態で連結固定
されるため継手付き電線保護カバーを連結する場合に簡
単にしかも素早く連結される。そして連結した状態で固
定具は、電線掌握部のばね弾性の利いた掌握力の摩擦に
より架空電線にしっかりと固定されて、左右横方向と回
転方向の移動が阻止され、継手付き電線保護カバーが横
風等により回転して捩れたり、分割部が逆さまになって
落下することを確実に防止して、安全に使用することが
できる。
付き電線保護カバーの固定具は、固定具の円筒体下面に
突出させた板状片をホットスティックで挟持して遠隔操
作によって安全に架空電線に掌握させて固定し、この固
定具に対して、予め架空電線に装着されている継手付き
電線保護カバーを引き寄せて固定具の円筒体に継手付き
電線保護カバーの継手管を被せることにより継手管の連
結部分に固定具の固定用リブが嵌合した状態で連結固定
されるため継手付き電線保護カバーを連結する場合に簡
単にしかも素早く連結される。そして連結した状態で固
定具は、電線掌握部のばね弾性の利いた掌握力の摩擦に
より架空電線にしっかりと固定されて、左右横方向と回
転方向の移動が阻止され、継手付き電線保護カバーが横
風等により回転して捩れたり、分割部が逆さまになって
落下することを確実に防止して、安全に使用することが
できる。
【図1】本発明に係わる固定具の斜視図。
【図2】同上正面図。
【図3】同上平面図。
【図4】同上側面図。
【図5】板状片をホットスティックの挟着部で挟着する
状態を示す斜視図。
状態を示す斜視図。
【図6】固定具本体の電線挿入口を電線に接近させた状
態の斜視図。
態の斜視図。
【図7】電線挿入口に電線を挿入して固定具を45度回
動させる状態を説明するための平面図。
動させる状態を説明するための平面図。
【図8】固定具の電線掌握部に架空電線を掌握させた状
態の平面図。
態の平面図。
【図9】架空電線に固定した固定具に継手付き電線保護
カバーの継手管を装着させた状態の断面図。
カバーの継手管を装着させた状態の断面図。
【図10】図9のAーA線断面図。
【図11】図9に示す固定具と継手付き電線カバーを装
着した状態に別の電線保護カバーを固定させた状態を示
す断面図。
着した状態に別の電線保護カバーを固定させた状態を示
す断面図。
1 円筒体 2 電線挿入口 3,3 開口溝 4,4 電線掌握部 5 板状片 6 固定用リブ C 継手管 F 固定具 P 継手付き電線保護カバー W 架空電線
Claims (1)
- 【請求項1】 架空電線に装着された継手付き電線保護
カバーを電線に固定させる固定具であって、架空電線が
嵌挿される内径と所要の長さを有する円筒体の下面に板
状片を突設し、該円筒体の長手方向の中央上面部に45
度の角度にて電線挿入口を交差状に開設すると共に、該
電線挿入口の左右両側に位置する円筒体の長手方向の各
々反対側に対称的に架空電線が圧入可能な巾の開口溝を
水平に開設して円筒体内に形成される電線掌握部と連通
させ、前記円筒体の上面で前記電線挿入口に近接して固
定用リブを立設して構成される継手付き電線保護カバー
の固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18101595A JP2676194B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 継手付き電線保護カバーの固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18101595A JP2676194B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 継手付き電線保護カバーの固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099437A true JPH099437A (ja) | 1997-01-10 |
JP2676194B2 JP2676194B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=16093267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18101595A Expired - Fee Related JP2676194B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 継手付き電線保護カバーの固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676194B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167595A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Fujikura Ltd | 分岐金具ガイドカバー |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP18101595A patent/JP2676194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167595A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Fujikura Ltd | 分岐金具ガイドカバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2676194B2 (ja) | 1997-11-12 |
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