JPH0993836A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JPH0993836A
JPH0993836A JP7269543A JP26954395A JPH0993836A JP H0993836 A JPH0993836 A JP H0993836A JP 7269543 A JP7269543 A JP 7269543A JP 26954395 A JP26954395 A JP 26954395A JP H0993836 A JPH0993836 A JP H0993836A
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JP
Japan
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slave station
station
switchgear
switch
power
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JP7269543A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kajima
俊郎 梶間
Takashi Doi
孝 土居
Junya Takagi
潤哉 高木
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉器子局の弱電回路部分を区分開閉器等の
高電圧部分から絶縁分離し、耐電圧,耐雷設計を容易に
するとともに装置の小形化,低価格化を図る。 【解決手段】 開閉器子局30を、区分開閉器2に接続
され,配電線路1から給電されて区分開閉器2を制御す
る強電部子局29と、配電線路1から絶縁された電源が
給電され,通信線路5に接続された通信処理手段及び強
電部子局29に開閉制御の指令を与える制御演算手段を
有する弱電部子局30とにより形成し、強電部子局29
と弱電部子局30とを光ファイバ33により接続して電
気的に絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線路を区分す
る開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配電系統の柱上設備としてのこの
種開閉装置は、図5に示すように、配電線路1の区分開
閉器2,この開閉器2を制御する開閉器子局3を電柱4
に取付けて形成される。
【0003】このとき、配電線路1が電柱4の最上部付
近を通り、しかも、区分開閉器2が高電圧回路で危険で
あるため、区分開閉器2は電柱4の最上部付近に取付け
られる。
【0004】また、開閉器子局3は区分開閉器2の制御
機能の他、配電線路1と別個の遠方監視制御の通信線路
5を介して電力会社の営業所等の親局と通信する機能を
備え、通信線路5が電柱4の中程の高さの位置を通り、
しかも、作業員による手動操作や状態監視の表示確認が
容易に行えるようにする必要もあるため、電柱4のほぼ
通信線路5の高さの位置に取付けられる。
【0005】そして、区分開閉器2,開閉器子局3は図
6に示すように構成され、同図において、6は区分開閉
器2の金属製の筐体、7a,7b,7cは筐体6に収容
された配電線路1の相毎の主回路接点、8は主回路接点
7a〜7cを開閉する主回路操作コイル、9は主回路接
点7a〜7cに連動する状態監視用の補助接点、10
a,10bは1次側が主回路接点7a,7cの上流側,
下流側それぞれの2相に接続された2個の制御電源変圧
器であり、2次側の単相の制御電源を給電ケーブル11
a,11b,11cを介して開閉器子局3に給電する。
【0006】12は開閉器子局3の金属製の筐体、13
a,13b,13cは筐体12に収容された電源スイッ
チであり、給電ケーブル11a〜11cそれぞれに接続
され、電源投入操作により投入され、制御電源変圧器1
0a,10bの2次側出力を入,切する。
【0007】14は電源スイッチ13a〜13cの後段
の電源入力部であり、図示省略された電源監視部の系統
停電監視等に基づき、制御電源変圧器10a,10bの
2次側出力を択一的に選択し、制御電源として出力す
る。
【0008】15は電源入力部14の出力を電子回路駆
動用の各種電圧の安定化電源に加工する論理回路用電源
部、16は開閉制御,通信制御の各種演算を行う論理部
であり、マイクロコンピュータ等の電子回路からなり、
論理回路用電源部15の安定化電源により動作する。
【0009】17は論理部16の開閉器制御の指令が供
給される開閉器制御部であり、電源入力部14の出力に
より駆動されるリレー等の強電回路素子からなり、供給
された開閉器制御の指令に基づき、制御ケーブル18
a,18bを介して主回路操作コイル8の通電を制御
し、制御ケーブル19a,19bを介した補助接点9の
接点信号に基づき、主回路接点7a〜7cの開閉状態を
論理部16に通知する。
【0010】20は論理部16の通信制御により動作す
る通信部であり、モデム等により形成され、その信号線
21a及び筐体12に接続された接地線21bが分岐接
続箱22を介して通信線路5の信号線5a,接地された
シールド線5bに接続されている。
【0011】23は論理部16に接続された操作・表示
部であり、作業員が操作する各種操作釦及び状態監視用
のランプ等の表示手段が設けられている。
【0012】ところで、配電線路1を落雷等から保護す
るため、電柱4には主回路接点7a〜7cの上流側,下
流側の各相に配電線保護用の避雷器(アレスタ)24も
取付けられ、各避雷器24は筐体6に接続された避雷器
接地線25を介して大地に接地されている。
【0013】また、区分開閉器2と開閉器子局3とを電
気的に接続するため、筐体6,12は接続線26により
接続されている。
【0014】さらに、通信線路5の落雷等から開閉器子
局3を保護するため、その通信部20の信号線21aと
接地線21bとの間には保安器27が設けられている。
【0015】なお、シールド線5bは通信線路接地線2
8により避雷器接地線25から十分に離れた地点で大地
に接地され、接地線21bが接続されていなければ、通
信線路5は避雷器接地線25と電気的に絶縁された状態
になる。
【0016】そして、開閉器子局3は論理部16及び通
信部20により通信線路5に接続された通信処理手段が
形成され、この通信処理手段により通信線路5を介して
親局と遠方監視制御の情報をやりとりする。
【0017】また、論理部16は区分開閉器2の開閉の
制御演算手段も形成し、この制御演算手段は、前記親局
からの情報,系統の停電監視の情報及び開閉器制御部1
7の開閉状態の通知等に基づき、開閉器制御部17に開
閉制御の指令を与え、区分開閉器2を開閉する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の開閉装置の
場合、区分開閉器2,開閉器子局3は、電気的な接続を
図るため、接続線26により筐体6,12が接続され、
共に避雷器接地線25に接続された状態になる。
【0019】さらに、通信線路5の落雷等による通信部
20等への高電圧の印加を防止するため、通信部20の
接地線21bが筐体12に接続される。
【0020】この結果、配電線路1の落雷等により各避
雷器24が放電し、瞬時的に大電流の放電電流iが発生
すると、図6に示すように放電電流iは、避雷器接地線
25を流れる電流i1 と,接続線26,接地線21b,
28を介して放電する電流i2 とに分流して大地に至
る。
【0021】このとき、大きな電流i2 により区分開閉
器2と開閉器子局3との間の電位差及び通信部20の接
地線21b等の電位上昇が過大になる。
【0022】例えば、電流i2 が1000A,接続線2
6の抵抗等に基づく区分開閉器2,開閉器子局3間の抵
抗が10Ωであれば、区分開閉器2と開閉器子局3との
間に10000Vもの電位差が生じる。
【0023】そして、とくに開閉器子局3においては、
通信部20の信号線21a,接地線21bの接続部及び
内部の論理部16,通信部20等の電子回路等で形成さ
れたいわゆる弱電回路部分が前記の過大な電位差及び電
位上昇の影響を受け易く、十分な耐電圧,耐雷設計がな
されていなければ、それらの焼損等の破壊が生じる。
【0024】したがって、従来は区分開閉器2及び開閉
器子局3等を十分な耐電圧,耐雷設計に基づいて形成し
なければならず、設計が容易に行えないのは勿論、装置
が大形,高価になる問題点がある。
【0025】本発明は、開閉器子局の弱電回路部分を区
分開閉器2等の高電圧部分から絶縁分離し、耐電圧,耐
雷設計を容易にするとともに装置の小形化,低価格化を
図ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この出願の請求項1の開閉装置においては、開閉
器子局を、区分開閉器に接続され,配電線路から給電さ
れて区分開閉器を制御する強電部子局と、配電線路から
絶縁された電源が給電され,通信線路に接続された通信
処理手段及び強電部子局に開閉制御の指令を与える制御
演算手段を有する弱電部子局とにより形成し、強電部子
局と弱電部子局とを光ファイバにより接続して電気的に
絶縁する。
【0027】したがって、開閉器子局が区分開閉器に接
続された強電部子局と、通信処理手段及び制御演算手段
等の弱電回路部からなる弱電部子局とに分離され、この
弱電部子局は配電線路から絶縁された電源が給電される
とともに光ファイバにより強電部子局に接続され、区分
開閉器等の高電圧部分から電気的に絶縁される。
【0028】そのため、配電線路の落雷等により、その
避雷器の放電電流が発生しても、この放電電流が弱電部
子局を通らず、弱電部子局はその影響を受けない。
【0029】したがって、開閉器子局の耐電圧設計,耐
雷設計が大幅に簡略化されて容易になり、しかも、装置
の小形化,低価格化が図れる。
【0030】つぎに、この出願の請求項2の開閉装置に
おいては、強電部子局と弱電部子局とを光ファイバによ
り接続する代わりに、強電部子局と弱電部子局とを無線
通信手段により無線で結合する。
【0031】したがって、この場合も強電部子局が区分
開閉器等の高電圧部から電気的に絶縁され、開閉器子局
の耐電圧設計,耐雷設計が大幅に簡略化されて容易にな
り、しかも、装置の小形化,低価格化が図れる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図4を参照して説明する。
【0033】(1形態)まず、光ファイバを用いた本発
明の実施の1形態について、図1及び図2を参照して説
明する。図1は回路ブロック図、図2は装柱状態の説明
図であり、それらの図面において、図6,図5と同一符
号は同一もしくは相当するものを示す。
【0034】なお、図2においては、開閉器子局等の表
示部の取付け状態を分り易く示すため、図5の避雷器2
4及びその接続線等は省いている。
【0035】そして、図1,図2の開閉装置は図5,図
6の従来装置と、つぎの(i),(ii),(iii) の点
で異なる。
【0036】(i)従来装置の開閉器子局3の代わり
に、強電部子局29と弱電部子局30とにより形成され
た開閉器子局31を備えた点。
【0037】(ii)弱電部子局30に、配電線路1から
絶縁された低圧電灯線路32の電源を給電するようにし
た点。
【0038】(iii) 強電部子局29と弱電部子局30
とを光ファイバ33により接続した点。
【0039】そして、強電部子局29は図1に示すよう
に、金属製の筐体34に、図6の電源入力部14,開閉
器制御部17に相当する電源入力部35,開閉器制御部
36と、開閉器制御部35と光ファイバ33との間の通
信インタフェース用の電気/光の変換部37とを収容し
て形成されている。
【0040】また、接続線26,電源ケーブル11a〜
11c及び制御ケーブル18a,18b,19a,19
bを極力短くし、接続線26の抵抗を小さくして不用意
な電位差の発生を確実に防止するため、筐体6の下部に
筐体34がねじ止め等により一体に接続され、図2に示
すように強電部子局29は区分開閉器2の下部に筐体接
続で一体に取付けられている。なお、図6の電源スイッ
チ13a〜13cは省かれている。
【0041】つぎに、弱電部子局30は図1に示すよう
に、金属製の筐体38に、低圧電灯線路32の電源を各
種電圧の安定化電源に加工して論理部16等に給電する
論理回路用電源部39,論理部16と光ファイバ33と
の間の通信インタフェース用の電気/光の変換部40及
び通信部20,操作・表示部23,保安器27を収容し
て形成され、図2に示すように電柱4の通信線路5の高
さの位置に取付けられている。
【0042】このとき、筐体38は接地線21a,通信
線路5のシールド線5b,通信線路接地線28を介して
大地に接地され、弱電部子局30は区分開閉器2,強電
部子局29から電気的に絶縁される。
【0043】そして、弱電部子局30は低圧電灯線路3
2からの給電により、電子回路等の弱電回路で構成され
た論理部16,通信部20等が動作し、論理部16,通
信部20が形成する通信処理手段により通信線路5を介
して親局と遠方監視制御の情報をやりとりする。
【0044】さらに、このやりとりの結果等に基づき、
論理部16が形成する制御演算手段は区分開閉器2の開
閉制御の指令(電気信号)を発生し、この指令は変換部
40の電気/光変換により光信号に変換され、光ファイ
バ33を介して強電部子局29に伝送される。
【0045】そして、強電部子局29は伝送された光信
号を変換部37の光/電気変換により開閉制御の指令の
電気信号に変換し、この信号に基づき開閉器制御部36
を介して主回路操作コイル8を通電制御し、区分開閉器
2を開閉する。
【0046】また、補助接点9の接点信号に基づいて開
閉器制御部36から出力された区分開閉器2の開閉状態
の情報(電気信号)は、変換部37により光信号に変換
され、この光信号が光ファイバ33を介して弱電部子局
30に伝送される。
【0047】そして、弱電部子局30は伝送された光信
号を変換部40の光/電気変換により元の開閉状態の情
報の電気信号に変換し、この信号に基づき論理部16に
より区分開閉器2の状態を把握し、操作・表示部23の
表示及び親局への情報送信等を行う。
【0048】つぎに、配電線路1の落雷等により各避雷
器24が放電し、従来装置の場合と同様、瞬時的に大電
流の放電電流iが発生すると、このとき、図1からも明
らかなように、強電部子局29の筐体34が避雷器接地
線25にのみ接続されているため、放電電流iは全て接
地線25を介して大地に流れる。
【0049】しかも、光ファイバ33等により、弱電部
子局30は強電部子局29から電気的に絶縁された状態
にある。
【0050】そのため、放電電流iが弱電部子局30を
介して通信線路接地線28に分流することがなく、弱電
部子局30に放電電流iに基づく過大な電位差及び電位
上昇が発生せず、弱電部子局30に収容された論理部1
6,通信部20等の電子回路等で形成された弱電回路部
分は、放電電流iに基づく過大な電位差及び電位上昇の
影響を受けることがなく、落雷等に伴うそれらの焼損等
が発生しない。
【0051】また、放電電流iが接続線26に分流しな
いため、接続線26の抵抗に基づく電位差が発生せず、
区分開閉器2と強電部子局29とは同電位に保持され、
強電部子局29の各部35,36,37等にも放電電流
iに基づく過大な電位差及び電位上昇が発生せず、それ
らの焼損等も防止される。
【0052】したがって、弱電部子局30は落雷等を考
慮することなく形成することができ、しかも、強電部子
局29についても落雷等の影響を厳密に考慮することな
く形成することができ、開閉器子局31の耐電圧,耐雷
設計が容易になり、設計が容易に行えるとともに、装置
の小形化,低価格化が図れる。
【0053】なお、図1及び図2においては、いわゆる
筐体接続により、強電部子局29を区分開閉器2の下部
に一体に設けたため、接続線26及び各ケーブル11a
〜11c,18a,18b,19a,19bが極めて短
くなり、強電部子局29の接地線としての接続線26の
抵抗が極めて小さくなり、区分開閉器2と強電部子局2
9との間に不用意な電位差が生じることもない。
【0054】また、強電部子局29と弱電部子局30と
が電気的に絶縁されるため、補助接点9の接点信号に区
分開閉器2の投入,開放の比較的大きなサージ電圧が重
畳しても、このサージ電圧が弱電部子局30には伝わら
ず、前記サージ電圧から開閉器子局31の弱電回路部分
が保護される利点もある。
【0055】ところで、強電部子局29は区分開閉器2
に筐体接続されていなくてもよく、また、強電部子局2
9が区分開閉器2の直近に設けられていなくてもよい。
【0056】(他の形態)無線通信手段を用いた本発明
の他の形態について、図3及び図4を参照して説明す
る。図3は図1に対応する回路結線図、図4は図2に対
応する装柱状態の説明図であり、それらの図面におい
て、図1,図2と同一符号は同一のものを示す。なお、
図4においても、図5の避雷器24及びその接続線等は
省いている。
【0057】そして、図3,図4の開閉装置は、図1,
図2の開閉装置のように強電部子局29と弱電部子局3
0とを光ファイバ33により接続する代わりに、強電部
子局29と弱電部子局30とを無線通信手段により無線
結合して形成される。
【0058】すなわち、強電部子局29,弱電部子局3
0に、図1の変換部37,40の代わりに、無線通信手
段として、図3の無線の送受信部41,42が設けら
れ、送受信部41,42の間で例えば電波を媒体として
開閉制御の指令,状態監視の無線情報がやりとりされて
強電部子局29と弱電部子局30とが無線結合される。
【0059】なお、図4の43,44は強電部子局2
9,弱電部子局30のアンテナである。そして、この無
線結合の場合も、強電部子局29と弱電部子局30とが
電気的に絶縁され、光ファイバ33を用いた場合と同様
の効果が得られる。
【0060】ところで、強電部子局29,弱電部子局3
0の間の無線結合媒体は、音波又は赤外線等の光であっ
てもよい。
【0061】そして、強電部子局29,弱電部子局30
の内部の構成は図1,図3のものに限定されるものでは
ない。また、弱電部子局30の電源は、低圧電灯線路3
2以外の電線路から得るようにしてもよく、通信線路5
から得るようにしてもよく、さらに、2次電池や太陽電
池等を利用して得るようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以下に説明する効果を奏す
る。まず、請求項1の開閉装置の場合、開閉器子局31
が区分開閉器2に接続された強電部子局29と、通信処
理手段及び制御演算手段等の弱電回路部からなる弱電部
子局30とに分離され、この弱電部子局30が配電線路
1から絶縁された電源が給電されるとともに光ファイバ
33により強電部子局29に接続され、区分開閉器2等
の高電圧部分から電気的に絶縁される。
【0063】したがって、配電線路1の落雷等により、
その避雷器24の放電電流が発生しても、この放電電流
が弱電部子局30を通らず、弱電部子局はその影響を受
けることがなく、開閉器子局31の耐電圧設計,耐雷設
計を大幅に簡略化することができ、容易に形成すること
ができ、しかも、装置の小形化,低価格化を図ることが
できる。
【0064】つぎに、請求項2の開閉装置の場合は、強
電部子局29と弱電部子局30とを光ファイバ33によ
り接続する代わりに、無線通信手段により無線で結合し
たため、この場合も弱電部子局が区分開閉器等の高電圧
部から電気的に絶縁され、請求項1の開閉装置と同様の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の回路ブロック図であ
る。
【図2】図1の一部を省略した装柱状態の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施の他の形態の回路ブロック図であ
る。
【図4】図3の一部を省略した装柱状態の説明図であ
る。
【図5】従来装置の装柱状態の説明図である。
【図6】図5の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 配電線路 2 区分開閉器 5 通信線路 29 強電部子局 30 弱電部子局 31 開閉器子局 33 光ファイバ 41,42 無線通信手段としての送受信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線路に設けられた区分開閉器を、前
    記配電線路と別個の遠方監視制御の通信線路に接続され
    た開閉器子局により開閉する開閉装置において、 前記開閉器子局を、 前記区分開閉器に接続され,前記配電線路から給電され
    て前記区分開閉器を制御する強電部子局と、 前記配電線路から絶縁された電源が給電され,前記通信
    線路に接続された通信処理手段及び前記強電部子局に開
    閉制御の指令を与える制御演算手段を有する弱電部子局
    とにより形成し、 前記強電部子局と前記弱電部子局とを光ファイバにより
    接続して電気的に絶縁したことを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開閉装置において、強電
    部子局と弱電部子局とを光ファイバにより接続する代わ
    りに、前記強電部子局と前記弱電部子局とを無線通信手
    段により無線で結合したことを特徴とする開閉装置。
JP7269543A 1995-09-21 1995-09-21 開閉装置 Pending JPH0993836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7269543A JPH0993836A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 開閉装置

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JP7269543A JPH0993836A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04190644A (ja) * 1990-11-22 1992-07-09 Toshiba Corp 配電系統用遠方監視制御装置子局

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