JPH04190644A - 配電系統用遠方監視制御装置子局 - Google Patents

配電系統用遠方監視制御装置子局

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JPH04190644A
JPH04190644A JP31981990A JP31981990A JPH04190644A JP H04190644 A JPH04190644 A JP H04190644A JP 31981990 A JP31981990 A JP 31981990A JP 31981990 A JP31981990 A JP 31981990A JP H04190644 A JPH04190644 A JP H04190644A
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power
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section
switch
distribution line
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JP31981990A
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Michio Kawai
河合 三千夫
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、親局と複数の子局の間で、伝送路を通して夫
々の情報の伝送を行なう配電系統用遠方監視制御装置の
子局に関する。
(従来の技術) 遠方監視制御システムにおいて、1個所の親局から複数
個所の子局を制御する方式を一般に、にN構成制御方式
と呼んでおり、第3図がこの方式の構成例である。そし
て、この構成は配電線に設けられた開閉器を遠方監視制
御するシステムで採用されることが多い、又、この構成
の特徴は伝送路が途中でマルチドロップ方式に分岐し、
この分岐した伝送路に各子局が接続される構成を有して
いる。即ち、親局10からの伝送路[0は複数の伝送路
11.12.・・・[kに分岐し、この分岐された各伝
送H@L1.12.・・・[kに各子局11.12.・
・・in、 21゜22、・・・2n、・・・に1.に
2.・・・KOが接続されている。
このような子局が、架空配電線に設けられた線路開閉器
を遠方監視制御する場合の構成図を第4図(a)に示す
、配電線の事故時や作業時の停電範囲を極小化するため
、あるいは他の配電線との連系点の開閉を行なって相互
融通することを目的として配電線に設けられた線路開閉
器は、架空配電線の場合は電柱の上部で配電線と同じ位
置に取り付けられている。又、この開閉器を遠方から監
視制御する前述の子局も、開閉器と子局を接続するケー
ブルの長さをできるだけ短くするため、この開閉器の近
傍に取り付けられている。第4図(a)は開閉器[Sが
配電線D[の途中に設けられた場合の線路区分開閉器の
一例である。この開閉器[Sを第3図において伝送路[
kに接続された子局にOが遠方監視制御するものとする
。ただし、従来の伝送路と本発明による伝送路を区別す
るため、従来の伝送路をLk(1)とする。
子局にOを動作させるための電源及び開閉器[Sを制御
するための電源は、配電線0[から電源トランスを介し
てとっている。開閉器[Sが開路した場合、開閉器[S
のどちらか片方にだけ電源が存在するような状態になる
が、そのような場合でも電源入力ができることと、開閉
器[Sの両端の電源の有り無し状態を監視しているため
、その入力用の電源トランスは図に示すように開閉器[
Sの両端に設けられている。開閉器tSからみて電源側
に設けられた電源トランスがTR(D)である、負荷側
に設けられた電源トランスがTR(L)である、又、伝
送路Lk(n)を介した親局との情報伝送は双方向性で
あり、親局から子局に0に送られてくるのが主に開閉器
[Sの制御信号、子局Koから親局へ送るのが開閉器[
Sの開閉状態、配電線の電源有り無し等の監視信号であ
る。
第4図(a)に示すような構成の配電線0[、開閉器1
8.電源トランスTR(D)及びTR(L) 、子局に
Olそして伝送路[k(m)が電柱EPに取り付けられ
た場合の外観図を第4図(b)に示す、前述したように
、これらはお互いの接続距離を最も小さくすること、及
び外部からの(特に人的)保護のため、電柱でも配電線
に最も近い上部に、できるだけ美観を損なわないように
取り付けられている。各々の取り付けは、作業及び取り
付は後の脱落による事故を防ぐため厳重なものであり、
その作業にはパケット車などの特殊作業設備、専門の作
業員を必要とする。
以上の説明したような機能をもつ子局Koの構成ブロッ
ク図を第5図に示す、論理部101はこの子局に0の中
枢となる部分であり、マイクロプロセッサを使用し、配
電線の線路開閉器の遠方監視制御に必要な機能をファー
ムウェアにより実現している。従って、その主な機能は
前述した親局との信号伝送処理、開閉器の状態監視と制
御信号の出力、そして開閉器が置かれた場所の電圧、電
流9位相角などの計測である。又、必要な場合は配電線
が停電したとき、その配電線に設置されている複数の開
閉器を予め設定されたタイマーにより処理して、事故区
間のみを限定するローカル機能としての時限順送機能も
、この論理部101のファームウェアで処理される。親
局と子局をつなぐ伝送路Lk(11)には、配電線その
ものを使った配電線搬送方式、そして専用機としての通
信ケーブル方式。
同軸ケーブル方式、光フアイバ一方式があるが、この図
の例に示すようなメタリックの通信ケーブル方式が現在
数も多く使われている。このようなメタリックの通信ケ
ーブル方式の伝送路に対しては、伝送路の途中で誘起さ
れる雷サージ等から内部の回路を保護するため、アレス
ターが組み込まれた保護回路110を設ける必要がある
。信号伝送部108は、伝送路で送られる搬送を受信に
対しては復調、送信に対しては変調する機能を持ってお
り、伝送路側では保護回路110と接続され、装置内部
に対しては論理部101と接続されている。設定表示部
109は、論理部101に対するデータの設定入力機能
と、論理部101から出力されるデータの表示機能を持
ったマンマシンインタフェイスである。1次変換部10
7は配電線の電圧、電流をAC/ DC変換する機能を
有し、この図の例では、開閉器の電源側と負荷側の電圧
及び負荷側の電流を計測し、DCに変換された情報は論
理部101に渡される。開閉器操作回路102は、子局
にOと開閉器[Sのインターフェイス部であり、装置内
部に対しては論理部101と接続され、開閉器の状態を
監視すると同時に、投入、開放、ロックといった制御信
号を開閉器に渡す、開閉器の制御方式に合ったりレージ
−ケンス、誤操作防止のインターロックなども開閉器操
作回路102の機能であり、開閉器操作に必要なデータ
入力のマンマシンインタフェイスとして操作パネル10
3がある。子局に0の動作と開閉器の制御に必要な電源
は、配電線から電源トランスを介して供給されている。
開閉器[Sの電源側と負荷側に設けられた電源トランス
TR(D) 。
TR(L)の2次出力は、サージなどに対する保護回路
106を介して電源切替回路105に渡される。この電
源切替回路105は、電源側と負荷側の荷電状態を監視
していて自動的に切り替わる場合と、操作パネル103
からの指令信号により手動的に切り替わる場合がある。
電源切替回路105の出力は電源部104に渡される。
電源部104は電源切替回路105から渡された交流電
源を、論理部101と信号伝送部108の動作用、そし
て開閉器[Sの制御用に必要な直流電源に変換する。論
理部101と信号伝送部108に必要な直流電源はDC
5〜15■のようなロジック電源であり、開閉器[Sに
必要な電源はDC110Vのような制御電源であり、こ
の制御電源は開閉器操作図F#1102を介して開閉器
[Sに渡される。
(発明が解決しようとする課題) このような従来技術では、次に説明するような問題点が
ある。
■ 子局を最初に取り付ける際、あるいは不具合等で取
り外しと再取り付けをする際には、開閉器等の取り付け
と同じように、電柱の上で、工事中あるいは取り付は後
の脱落による事故防止のため、厳重な高所作業が必要と
なる。
■ 子局は配電線と電気的に絶縁されていないため、雷
サージ、開閉サージ、上位系統の瞬断。
高調波、配電線がアンテナとなる不要電波などの影響を
受ける。又、伝送路からも雷サージ、伝送路がアンテナ
となる不要電波などの影響を受ける。
■ 配電線が停電した時、開閉器の両端の電源が無くな
ればその開閉器を操作するための電源は不必要であるが
、停電時あるいは停電後の配電線情報を親局が健全配電
線からの融通処理のために必要としても、子局は動作電
源がなくなるため、その情報を親局に伝送することがで
きない。
以下に順を追ってこの詳細を説明する。
子局KOの電柱へ装柱状態を第4図(b)に示したが、
子局KOは開閉器13.電源トランスTR(D) 。
TR(L)とできるだけ接近して取り付けられている。
これは、図からも明らかなようにお互いを接続するイン
ターフェイス・ケーブルをできるだけ短くするためであ
る。このような子局KOを装柱するときは、開閉器[S
や電源トランスTR(D) 、 TR(L)を装柱する
場合と同じように厳重な高所作業が必要である。高所作
業を行なうためには、免許を持った作業員と決められた
作業員、パケット車などのような特殊作業設値、公道上
の作業の場合には役所の申請・許可及び事故防止のため
の監視員が必要であり、これらの作業には、機器の価格
に比較して高額の作業費用を必要とする。これは、最初
に取り付ける場合はその費用は見込んであるが、−度取
り付けた後、不具合が発生して取り外し及び再取り付け
する場合の費用は予定外の出費となる。同じように柱上
に取り付けられた開閉器[Sや電源トランスTR(D)
 、 TR(1)にも同様の問題はあるが、マイクロブ
ロッセサやLSIのような電子回路で構成された子局K
Oは、シンプルな部品や回路構成の開閉器LS、電源ト
ランスTR(D) 、 TR(L)に比べて信頼性は悪
く、電柱から取り外し及び再取り付けされる確率が高い
第4図(a)に示すように、子局に0は電源トランスT
R(D) 、 TR(L)を介して配電線と接続されて
いるため、電気的に配電線と絶縁することができない、
そのため、次のようなものの影響を受けて故障したり、
誤動作する可能性がある。
雷サージ 開閉サージ 上位電力系統の瞬断 高調波 配電線がアンテナとなって受ける不要 電波  など この対策のために、第5図に示す保護回路106が設け
られているが、この保護回路は上記全ての要素に有効な
ものではない、言い替えれば、サージによる破壊に対す
る防止の効果しかない、又、瞬断、高調波、不要電波に
対する対策は個々の回路でなされているが、これら全て
を正確に測定しその性質を認識することが不可能である
ため、あらゆる状態に対して万全の対策はない。同様に
伝送路Lk(II)からも、サージ、伝送路自身がアン
テナとなる不要電波などの影響を受けることがあるが、
これに対しても、第5図に示すような保護回路110を
設けてサージからの保護を行なっている。
しかし、不要電波に対しては無防備であり、配電線の場
合と同じように個々の回路による限られた状態に対する
対策になっており、万全の対策ではない。
第5図に示すように子局に0の電源部104は、論理部
101と信号伝送部108の動作電源、開閉器1Sの制
御電源を作って各々に供給している。この電源部104
の1次電源は配電線から供給されている。
従って、配電線の電源が電源側と負荷側のどちらもなく
なった場合、論理部101及び信号伝送部108が停止
して子局HOとしての機能が喪失し、開閉器[Sの制御
もできなくなるが、配電線が停電状態にあるため開閉器
【Sは制御できなくても問題はない、しかし、配電線が
停電した前後の状態は、第3図に示す親局10がその時
の停電対策処理(健全配電線からの融通処理、最適な配
電系統切替えなど)をするために、貴重な情報として必
要とする場合が多い、そのため1.配電線が停電した場
合でも、子局に0は動作を継続することが要求される。
前述した時限順送機能も停電中は動作できないで復電と
同時に動作を始めるが、停電中も動作できれば停電の復
旧は早くなり、無駄な再停電を防止できる。特に、停電
中に各子局の間で情報を伝送し合って故障区間を検出し
再停電を防ぐような機能を必要とする場合は、停電中の
子局に0の機能の動作は必須である。この対策にはバッ
テリーのような補助電源を持てば良いが、この補助電源
にはメンテナンスが必要であり、その度に前述のような
高所作業が必要だとすれば、その現実性は乏しい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、線路か
ら侵入してくるサージを防止し、又、高所作業対策も可
能で、かつ配電線の停電にも対応可能な配電系統用遠方
監視制御装置子局を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は子局を高電圧の配電
線と電気的に絶縁できない強電部とマイクロブロッセサ
などの電子回路で構成される弱電部とに分けると共に、
強電部は開閉器側に近接して、又、弱電部は伝送路側の
できるだけ高所作業の不要な位置に配置し、これらの間
を光ファイバーを使った伝送路にて接続したものであり
、更に弱電部にはバックアップ用の補助電源を設ける構
成とした。
(作 用) 先ず、高所作業の必要性についてであるが、子局強電部
に0(S)は開閉器[Sの近傍に取り付けられるため高
所作業は必要であるが、構成部品がシンプルで信頼性の
高いものであるため、不具合などによるその取り外し及
び再取り付けの可能性は大変率さい、そして、電子部品
を多く使っているので信頼性を高くすることのできない
子局弱電部Ko(c)は作業のしやすい電柱[Pの下部
に取り付けているため、外部から(特に人から)の保護
は万全である。
次に、配電線からの電気的な絶縁であるが、強電回路で
構成されている子局強電部No(s)は絶縁されていな
くても問題はないが、弱電回路で構成されている子局弱
電部Ko(c)は光ファイバーで子局強電部に0(S)
を電気的に絶縁することによって、必要な機能を満足し
ながら配電線から入ってくる雷サージ、不要電波などの
影響はない、ス、伝送路に対しても光ファイバーを使っ
た光伝送にすることによって、伝送路から入ってくる雷
サージ。
不要電波などの影響もない。
又、子局弱電部Ko(c)の動作に必要な電源は、子局
強電部Ko(s)から光ファイバーOFでもってエネル
ギー輸送される。そのエネルギーは常時は子局弱電部に
0(C)のロジック回路を動作させると同時に、補助電
源のバッテリーを必要な場合は充電している。従って、
配電線の電源がなくなった場合でも、その補助電源によ
り子局弱電部に0(C)は、補助電源のバックアップ時
間だけ動作することができる、ここで、光ファイバーに
より輸送できるエネルギーは微小であるため、子局弱電
部に0(C)のロジック回路はできるだけ消費電力の少
ないL S I +、等の電子部品を使用することが必
要である。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による配電系統用遠方監視制御装置子局
の一実施例の構成図である。
本実施例では第5図に示す従来例と基本的に異なる構成
は、子局を強電部に0(S)と弱電部に0(C)とに分
けると共に、強電部は配電線に近接した位置に設置し、
弱電部は伝送路側であってできるだけ高所作業の不要な
位置に設置し、これらの間を光ファイバーOFにて接続
した点である。
従って、配電線、開閉器及び伝送路の機器構成は第2図
(a)のようになり、電柱の外観図は第2図(b)のよ
うになる0本実施例において第5図と同一機能部分は同
一符号を付している。
先ず、子局強電部に0(S)側にある電源部104は基
本的には従来構成と同様であるが、新しく付加された電
気/光信号変換部112の動作電源をこの電源部104
から供給する機能が追加されている。
従って、第5図の電源部104と比較して、電源部10
4は論理部101 と信号伝送部108の動作電源を供
給していたのに対し、第1図の電源部104は電気/光
信号変換部112のみになるので、少し容量の小さいも
のになるが機能としては変わらない。
電気/光信号変換部112は子局弱電部に0(C)との
情報交換をするために設けられている。一方、電源部1
04から渡された電源を光に変換して、子局弱電部Ko
(c)に渡す機能もある。
次に、伝送路側に取り付けられる子局弱電部に0(C)
の構成について説明する。
電気/光信号変換部113は前述の電気/光信号変換部
112に対するもので、子局弱電部に0(C)との情報
交換を行なうと同時に、子局強電部に0(S)から光エ
ネルギーで送られてきた電源を電気エネルギーに変換し
て、電源部111に渡す、光信号伝送部114は伝送路
Lk(o)に対する信号伝送部として設けられている。
その他の構成は第5図と同様である。
次に作用について説明する。
開閉器操作回路102は、子局強電部に0(S)と開閉
器[Sのインターフェイス部であり、装、室内部に対し
ては電気/光信号変換部112に接続され、開閉器[S
の開閉状態を接点信号のようなもので入力し電気/光信
号変換部112に渡すと同時に、電気/光信号・変換部
112から渡された投入、開放、ロックといった制御信
号を開閉器[Sに渡す機能を持っている。又、開閉器の
制御方式に合ったりレージ−ケンスが組まれており、誤
操作防止のインターロックなどもこの開閉器操作回路1
02の重要な機能である。この開閉器操作に必要なマン
マシンインタフェイスとして操作パネル103がある。
この操作パネル103は、操作員が柱上に上がって子局
強電部に0(S)の方から開閉器[Sを操作したい場合
に使用されるもので、通常使用されることはない、1次
変換部107は、配電線の電圧、電流を^C/DCC/
型る機能を持っており、この図の例では開閉器の電源側
と負荷側の電圧及び負荷側の電流を計測している。この
構成では開閉器両端の位相角の計測も可能である。DC
に変換された情報は電気/光信号変換部112に渡され
る。ここでこれらの計測を光センサーにより実施して、
配電線D[と子局強電部Ko(s)の電気的な絶縁を図
ることが考えられるが、本発明のように子局強電部に0
(S)を強電回路のみにした場合はその必要はないし、
光センサーと電気センサーを比較した場合に、センサー
機能として解決すべき課題が光センサーにはまだ多い。
子局強電部KO(S) 、子局弱電部に0(C)の動作
及び開閉器[Sの制御に必要な電源は、配電線0[から
電源トランスTR(D)及びTR(L)を介して供給さ
れる。従って、電源トランスTR(D)とTR(L)の
2次出力はサージに対する保護回路106を介して電源
切替回路105に渡される。この場合も、絶縁トランス
などを使用して配電線0[との電気的な絶縁が考えられ
るが、本発明のように子局強電部Ko(S)を強電回路
のみとした場合は、そのような無駄な投資は不必要とな
る。電源切替回路105は、開閉器[Sの電源側と負荷
側の荷電状態を見ていて、その荷電状態と優先順位によ
り自動的に切り替わる場合と、操作パネル103から人
間により指令された場合に手動的に切り替わる場合があ
る。電源切替回路105で切り替えられた電源出力は電
源部104に渡される。電源部104は、電源切替回路
105から渡された交流電源を開閉器[Sの制御用、電
気/光信号変換部の動作用に必要な直流電源に変換する
。開閉器[Sに必要なのはDC110Vのような制御電
源であり、電気/光信号変換部112に必要のなのはD
C5〜15Vのようなロジック電源である。開閉器[S
へ渡す制御電源は、リレーシーゲンスの関係から開閉器
操作回路102を介して開閉器[Sに渡される。電気/
光信号変換部112は、大きく3つの機能に分けられる
。1つは、子局弱電部局(C)から送られてくる光のシ
リアル伝送の開閉器制御信号の処理である。光信号とし
てシリアルに送られてくる信号を、電気信号に変換する
と共に個別の信号に変換し、それを開閉器操作回路10
2に渡す、2つめは、開閉器や配電線の状態を光のシリ
アル伝送で子局弱電部Ko(C)に送る監視・計測信号
の処理である。開閉器操作回路102から渡された開閉
器LSの゛ステータス情報及び1次変換部107から渡
された配電線D[の計測情報を、電気信号から光信号に
変換すると共にシリアル伝送で子局弱電部に0(C)に
送る。3つめは、電気エネルギーの光輸送である。電源
部104から渡された電源は、電気/光信号変換部11
2の動作用にも使われるが、子局弱電部Ko(c)の動
作に必要な電源も、この電気/光信号変換部112で光
信号に変換されて、専用の光ファイバー0[により子局
弱電部に0(C)にエネルギー輸送される。従って、双
方向の情報伝送処理に対しては、決められた伝送フォー
マットで情報をシリアル伝送するため、受信に対しては
直列/並列変換、送信に対しては並列/直列変換する機
能がこの電気/光信号変換部112に必要な機能である
。従って、子局強電部に0(S)と子局弱電部Ko(C
)をつなぐ光ファイバーOFは3本あり、2本は上りと
下りの情報伝送用、そして1本は電源エネルギー輸送用
である。
子局弱電部KO(C)の電気/光信号変換部113は、
前述の子局強電部に0(S)における電気/光信号変換
部112の相対するものであり、双方向の情報伝送処理
については詳細の説明は省略する。光によりエネルギー
輸送されてきた電源は、この電気/光信号変換部113
で電気エネルギーに変換され、バッテリー付電源部11
1に渡される。電気/光信号変換部113で電気信号に
変換された監視・計測情報はシリアル伝送のまま論理部
101に渡される。
一方、制御情報はシリアル伝送に合わせて論理部101
から渡され、電気/光信号変換部113はそれを電気信
号から光信号に変換して光ファイバーOFにのせてやる
。処理部101はマイクロプロセッサを使用し、配電線
の遠方監視制御に必要な機能をファームウェアにより実
現している。その主な機能は親局との情報伝送処理、開
閉器の状態監視と開閉器への制御信号の出力、そして開
閉器が置かれた場所の電流、1圧1位相角などの計測で
ある。
又、必要な場合は、配電線が停電した時その配電線に設
置されている複数の開閉器を予め設定されたタイマーに
より処理して、事故区間のみを限定するローカル機能と
しての時限順送機能も、この論理部101のファームウ
ェアで処理される。設定表示部109は論理部101の
マンマシンインタフェイス部であり、論理部101に対
するデータ入力機能と、論理部101から出力されるデ
ータの表示機能を持っている。この機能は子局弱電部に
0(C)のように作業しやすい場所に設置された場合、
常時必要な機能ではなく、ポータプルなカセット機能と
して必要なときに作業員が持参してセットし使うような
方法もとれる。これによって子局弱電部に0(C)はも
っと小さいコンパクトなものとなる。
電源部111は電気/光信号変換部113から渡された
直流電源を、論理部101と光信号伝送部114の動作
に必要なロジック電源に変換し、それを各々に渡すと同
時に、内部に保有しているバッテリーを充電する。入力
電源がなくなった場合には、そのバッテリーの出力を論
理部101と信号伝送部114に渡す、そのバックアッ
プ時間は停電前の情報を処理し伝送する程度で良く短時
間で十分である。従って、補助電源部もそんなに大きな
ものにはならない、又、従来のものでもこの機能は設け
ることができたが、補助電源としてのバッテリーのメン
テナンスが必要であり、電柱の上部ではその具体化がで
きなかったが、本発明のように補助電源が設けられた子
局弱電部Ko(c)が電柱の下部に取り付けられると、
その問題は解消する。信号伝送部114は伝送路Lk(
0)で伝送される光信号に対して、受信に対しては光/
電気信号変換、送信に対しては電気/光信号変換する機
能を持っている。又、電気信号における搬送波を、受信
に対しては復調、送信に対しては変調する機能も合わせ
持っている。
以上述べたように、本実施例によれば多くの電子部品で
構成される子局弱電部Ko(c)は、配電線や伝送路か
ら侵入してくる電気的なサージ、瞬断。
高調波、電波などから完全に絶縁され、それ等によって
引き起こされていた誤動作、故障を防止することができ
る。それは従来1つの装置の中に混在して組み込まれて
いた強電回路と弱電回路を分離し、その間を電気/光信
号変換部112と113によって光結合することにより
可能とした。万が−、子局強電部に0(S)の内部にあ
る唯一の電子回路である電気/光信号変換部112が誤
動作あるいは故障することがあっても、正常に動作して
いる子局弱電部に0(C)の論理部101のフェールセ
ーフIR能により、十分対処することが可能である。
次に、多くの電子部品で構成されている子局弱電部Ko
(c)は、その信頼性面とそれが持っている補助電源の
点検、修理のため、随時あるいは定時のメンテナンスが
必要である。それは子局強電部に0(S)と分離して自
由な場所に持ってこれる子局弱電部に0(C)を、作業
しやすい場所に設置することによって可能となった。
最後に、配電線の停電時には子局強電部KO(S)の機
能は停止するが、子局弱電部Ko (c )は電源部1
11の補助電源によって動作を継続し、停電前に入力し
た情報を親局や他の子局に伝送することができるし、他
の子局の状態を把握することもできる。
本発明では子局弱電部に0(C)の動作電源を子局強電
部Ko(s)を介して電源トランスからエネルギー供給
するようにしたが、同様の光エネルギー供給は伝送路L
k(0)と−緒に布設された光ファイバーの他の芯線を
使って、親局から輸送することもできる。しかし、この
場合、複数の子局に対して電源の供給が必要であり、光
で輸送できるエネルギーは限られているから、子局単位
の専用の光ファイバー、を設けるか、子局弱電部KO[
C)が消費する電力をさらに低いものにする必要がある
。現在の半導体技術の発展からみて不可能なものではな
い。
また、各電柱にソーラセルを設置し、このソーラセルの
出力を電源部111に供給するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば子局を強電部と弱
電部とに分け、これらの間を光ファイバーで接続すると
共に、弱電部内に補助電源を設ける構成としたので、配
電線や伝送路から侵入してくるサージ、瞬断、高調波、
電波によって引き起こされる装置の誤動作、故障を防止
し、メンテナンスの必要性を皆無にできない部分を、高
所作業の不必要な場所に取り付けられるようにでき、配
電線が停電し入力電源がなくなった場合でも、必要な時
間動作を継続して情報処理ができる配電系統用遠方監視
制御装置子局を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による配電系統用遠方監視制御装置子局
の一実施例を説明する構成ブロック図、第2図(a)は
本発明の子局を含む配電線、rg#閉器。 伝送路の機器構成図、第2図(b)は第2図(a)に示
した機器を電柱に取り付けた場合の外観図、第3図は配
電系統用遠方監視制御装置の全体構成図、第4図(a)
は従来技術による子局を含む配電線。 開閉器、伝送路の機器構成図、第4図(b)は第4図(
a)に示した機器を電柱に取り付けた場合の外観図、第
5図は従来技術を説明する構成ブロック図である。 0[・・・架空配電線    EP・・・電柱[S・・
・線路開閉器    CT・・・変流器TR(D) 、
 TR[L)・・・電源トランス10.11. L2.
 Lに、Lに(n) 、 Lに(0)・・・伝送路OF
・・・光ファイバー   101・・・論理部102・
・・開閉器操作回路 103・・・操作ノ<ネル104
 、111・・・電源部  105・・・電源切替回路
106 、110・・・保護回路 107・・・1次変
換部108・・・信号伝送部   109・・・設定表
示部112 、113・・・電気/光信号変換部114
・・・光信号伝送部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 子局を高電圧の配電線と電気的に絶縁できない強電部と
    、電子回路及び補助電源で構成される弱電部とに分けて
    、これら強電部、弱電部間を光ファイバーで接続すると
    共に、前記強電部は配電線の近傍に設置し、弱電部は高
    所作業を要しない位置に設置することを特徴とする配電
    系統用遠方監視制御装置子局。
JP31981990A 1990-11-22 1990-11-22 配電系統用遠方監視制御装置子局 Pending JPH04190644A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06121404A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Hitachi Ltd 電気車の制御装置
JPH0993836A (ja) * 1995-09-21 1997-04-04 Nissin Electric Co Ltd 開閉装置
CN103501055A (zh) * 2013-10-18 2014-01-08 国家电网公司 高压输电线路防外破监控装置
JP2014027809A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Kyuhen Co Ltd 自動電圧調整器用子局
JP2014191354A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Aichi Electric Co Ltd 配電設備および監視制御ソフトウェアの更新方法

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