JP2002171616A - 変電機器制御盤 - Google Patents

変電機器制御盤

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JP2002171616A
JP2002171616A JP2000363360A JP2000363360A JP2002171616A JP 2002171616 A JP2002171616 A JP 2002171616A JP 2000363360 A JP2000363360 A JP 2000363360A JP 2000363360 A JP2000363360 A JP 2000363360A JP 2002171616 A JP2002171616 A JP 2002171616A
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substation
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JP2000363360A
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Masaru Takimoto
勝 滝本
Shiro Maruyama
志郎 丸山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで安価であり、且つ信頼性に優れ
た変電機器制御盤を提供する。 【解決手段】 遮断器62、断路器63及び接地開閉器
64に対し、制御、監視及び現場表示/操作を行う現場
制御盤50には制御ユニット51が配置されている。制
御ユニット51には遮断器制御基板52、断路器/接地
開閉器制御基板53、インターロック基板54、接点出
力基板55及び電源基板56が収納されている。これら
制御基板52〜56はプリント基板上に制御部品を搭載
することにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変電機器、変電機
器制御盤及び上位システムからなる変電設備に係り、特
に、変電機器の制御及び監視を行う変電機器制御盤に改
良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】電力が不可欠である現代社会において、
停電がしばしば問題化していることからも明らかなよう
に、電力の安定供給に対する要求は今後さらに増大する
ものと予想される。また、電力供給を行う送電系統には
変電設備を用いているが、この変電設備に障害が発生し
た場合、電力供給に対する影響は非常に大きなものとな
る。そこで、電力の安定供給を行うためには変電設備の
信頼性を向上させることが不可欠である。さらに、変電
設備に対しては、電力需要の増大や地価高騰による用地
確保の困難さに伴って、コンパクト化、大容量化が求め
られている。
【0003】このような変電設備は通常、複数の変電機
器と、制御システム部と、上位システム部とから構成さ
れている。このうち、変電機器の主要機器としては開閉
装置や変圧器が挙げられるが、開閉装置には近年、ガス
絶縁開閉装置(GIS)が採用されている。制御システ
ム部は変電機器の制御及び監視を行う変電機器制御盤か
らなり、より具体的には変電機器の近傍に配設される現
場制御盤が用いられている。また、上位システム部とは
現場制御盤から変電機器の動作位置を示す補助開閉器接
点信号や、ガス圧低下、油圧低下信号やCT、PT信号
を取込むと共に、各現場制御盤に対して変電機器の制御
情報、保護リレー信号及び電源を供給するもので、変電
所制御室に設置されるのが一般的である。
【0004】ここで変電機器の一例としてガス絶縁開閉
装置について、図10の平面図及び図11の単線結線図
を参照して具体的に説明する。図10及び図11に示す
ように、送電線はブッシング1を介して引き込まれ、断
路器2,遮断器3a及び主母線断路器4aを介して、主
母線5に接続されている。また、主母線5は変圧器回線
の主母線断路器4b及び遮断器3bを介して、変圧器6
に接続されている。以上の構成を有するガス絶縁開閉装
置は、開閉器や導体等の高電圧充電部を、絶縁性及び消
弧性に優れたSF6ガス等の絶縁媒体と共に接地金属容
器内に収納してなる装置であり、kV・A当たりの据え
付け体積をコンパクト化できる上、耐環境性に優れてい
るという利点を有している。したがって、電力供給量の
増大に伴う変電設備補強の要求を満足する装置として広
く普及し、稼働している。
【0005】続いて変電機器制御盤について、図12〜
14を用いて具体的に説明する。図10中の符号7が、
変電機器制御盤を構成する現場制御盤である。図14は
現場制御盤7の外観を示している。この図に示すよう
に、現場監視盤7は筐体43に収納されている。筐体4
3内には模擬母線44、操作スイッチ45、切換スイッ
チ46、警報表示部47及び中継リレー48等が配置さ
れている。この現場制御盤7は主としてガス絶縁開閉装
置の各回線単位で設置されており、ガス絶縁開閉装置の
制御、監視及び現場表示/操作を行うようになってい
る。
【0006】現場制御盤7ではガス絶縁開閉装置を動作
させる制御回路として、各種のスイッチの接点やリレー
類の接点が設けられている。図12及び図13は現場制
御盤7の回路構成を示している。図12は現場制御盤7
内の遮断器3a、3bを制御するための回路図、図13
は現場制御盤7内の断路器2を制御するための回路図で
ある。なお、図12及び図13中、2点鎖線で囲まれた
回路は、変電機器である遮断器3a、3b及び断路器2
の本体側に設置されている部分であり、これ以外の部分
は現場制御盤7内に収納されている。また、図12及び
図13に示す制御回路において、変電機器であるガス絶
縁開閉装置と変電機器制御盤である現場制御盤7との間
には、伝送手段として電線が配線されている。この電線
を通して変電機器の入/切状態情報、故障情報、操作ロ
ック情報、操作指令情報といった情報が伝送される。
【0007】図12に示すように、遮断器制御回路は、
投入回路、引外し回路及び欠相検出回路を備えている。
このうち、投入回路は、投入指令入力端子8、切換スイ
ッチ9、操作スイッチ10、中継リレー11、アンチポ
ンピングリレー12及び投入コイル13を主な構成要素
として構成されている。また、符号24,25は、遮断
器3a,3b本体の接地金属容器(タンク)内のガス圧
力低下時にオンするガス密度スイッチ、あるいは遮断器
本体の油圧操作機構の油圧が低下した場合にオンする油
圧スイッチを中継した中継リレー接点である。これらの
中継リレー接点24,25は、遮断器3a,3bの操作
ロックや指令信号の一定時間以上の継続防止等の機能を
有している。
【0008】引外し回路は、引外し指令入力端子14、
切換スイッチ9、操作スイッチ15、中継リレー16及
び引外しコイル17を主な構成要素として構成されてい
る。また、欠相検出回路にはタイマー26及び中継リレ
ー27,28が設けられている。なお、図12中の符号
18〜23は、各回路における遮断器3a,3b本体の
動作位置を示す補助開閉器接点である。
【0009】図13に示すように、断路器制御回路は、
投入回路、引外し回路及びモータ回路を備えている。こ
のうち、投入回路は、投入指令入力端子29、切換スイ
ッチ9、操作スイッチ30及び投入制御リレー31を主
な構成要素として構成されている。また、引外し回路
は、引外し指令入力端子32、切換スイッチ9、操作ス
イッチ33及び引外し制御リレー34を主な構成要素と
して構成されている。モータ回路は投入制御リレー接点
35、引外し制御リレー接点36及びモーター37によ
り構成され、投入/引外し制御リレー31,34のON
/OFFによりモーター37を制御するように構成され
ている。符号38は電圧監視リレーであり、モーター用
電源が断となった場合に投入/引外し制御リレー31,
34の自己保持状態を解除する回路を構成している。符
号42はインターロック回路であり、他の変電機器の補
助開閉器接点を組合わせてインターロック条件を構成し
ている。
【0010】断路器2の本体側に設置される回路として
は、前記モーター37の他、インターロックマグネット
39、シャッタースイッチ40及びリミットスイッチ4
1が設けられている。インターロックマグネット39は
インターロックが成立しない状態では、操作ハンドルを
挿入出来ないようにロック回路を構成している。シャッ
タースイッチ40は操作ハンドル挿入時に電動操作回路
をロックする回路を構成している。リミットスイッチ4
1は、断路器2の投入又は引外し完了時点で状態が切換
わるようになっており、断路器2の動作完了時に投入/
引外し制御リレー31,34の自己保持状態を解除する
回路を構成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には次のような問題点があった。まず、変電機
器の制御回路を構成する補助リレー、タイマー等には個
別の制御部品を使用しており、これら制御部品を制御盤
の内面や扉に2次元的に配置している。したがって、多
くの取付スペースを必要とし、変電機器制御盤が大形化
した。また、これらの制御部品を配線するために多くの
電線が必要であり、配線組立費が増加していた。さら
に、変電機器のインターロック回路を構成するために多
くの補助開閉器接点を用いており、変電機器と変電機器
制御盤を接続する制御ケーブルの芯数、本数が多くなっ
て、ケーブル接続用の端子台数増加、ケーブル処理スペ
ース増加を招いていた。この結果、従来の変電機器制御
盤において大形化及びコストの高騰が問題となってい
た。
【0012】本発明は、以上のような従来技術の持つ問
題点を解決するために提案されたものであり、その目的
は、コンパクトで安価であり、且つ信頼性に優れた変電
機器制御盤を提供することである。
【0013】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、変電機器及びこの変電機器の制御信号を出力する上
位システムに接続され、前記上位システムから前記制御
信号及び電源を取入れて前記変電機器の制御及び監視を
行う変電機器制御盤において、次のような技術的特徴を
有している。
【0014】請求項1の発明は、プリント基板上に制御
部品を搭載した制御基板が複数設けられ、これら制御基
板を収納する制御ユニットが配置されたことを特徴とし
ている。以上の構成を有する請求項1の発明では、プリ
ント基板上に制御部品を搭載してなる制御基板を1つの
制御ユニットに収納したことにより、制御部品の高密度
実装が可能となり、スペース効率が向上する。したがっ
て、制御盤の内面や扉に2次元的に制御部品を配置する
場合と比較して、取付スペースを縮小化でき、変電機器
制御盤を大幅に小形化することができる。また、制御部
品の取付工数、電線配線工数を削減することが可能とな
り、配線組立費の低減を含めて変電機器制御盤のトータ
ルコストを低廉化することができる。一方、プリント基
板に実装する制御部品は、従来使用していた個別部品と
同等の信頼性があり、制御回路は基本的に従来の回路と
同一であるので、信頼性を低下させることがない。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の変電機
器制御盤において、前記制御ユニット内には前記変電機
器及び前記上位システムと直接接続しない信号処理回路
が設けられ、前記信号処理回路の電源電圧は前記変電機
器の制御電圧よりも低く設定されたことを特徴としてい
る。以上の構成を有する請求項2の発明では、制御ユニ
ット内での信号処理用回路の電源電圧を変電機器の制御
電圧よりも低く設定することにより、小形で安価なプリ
ント基板用制御部品の適用が可能となる。また、プリン
ト基板のパターンを高密度化することができる。この結
果、制御ユニットの縮小化及び費用の低廉化を図ること
ができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項2記載の変電機
器制御盤において、前記制御ユニット内には電源回路が
設けられ、前記電源回路は前記変電機器の制御電圧を前
記信号処理回路用の電源電圧に変換するように構成され
たことを特徴としている。以上の構成を有する請求項3
の発明では、制御ユニット専用の外部電源が不要とな
り、外部電源の電圧変動に影響されない安定した電源を
供給できるので、信頼性がいっそう向上する。
【0017】請求項4の発明は、請求項1、2または3
記載の変電機器制御盤において、前記変電機器に含まれ
る遮断器との入出力信号取合部及び当該遮断器制御回路
を1枚のプリント基板上に搭載したことにより遮断器制
御基板が構成されたことを特徴としている。以上の構成
を有する請求項4の発明では、遮断器との入出力信号取
合部及び制御回路を1枚のプリント基板上に搭載したの
で、遮断器1台分の回路が1枚のプリント基板に対応す
ることになる。したがって、変電所の回線毎の機器構成
に合わせて、制御ユニットの回路構成を簡単に変更する
ことができる。
【0018】請求項5の発明は、請求項1、2、3また
は4記載の変電機器制御盤において、前記変電機器に含
まれる断路器及び接地開閉器2台分の入出力信号取合部
及び制御回路を1枚のプリント基板上に搭載したことに
より断路器/接地開閉器制御基板が構成されたことを特
徴としている。以上の構成を有する請求項5の発明で
は、断路器及び接地開閉器2台分の入出力信号取合部及
び制御回路を1枚のプリント基板に実装することができ
るので、制御ユニットをさらに小形化できる。また、機
器2台分の制御回路が1枚のプリント基板に対応するの
で、実装枚数を変更することにより、変電所の回線毎の
機器構成に合わせて制御ユニットの回路構成を簡単に変
更できる。
【0019】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
または5記載の変電機器制御盤において、前記変電機器
の開閉状態信号を基にして各変電機器のインターロック
条件を作成する回路を1枚のプリント基板上に搭載した
ことによりインターロック基板が構成されたことを特徴
としている。以上の構成を有する請求項6の発明では、
制御ユニットで制御される変電機器のインターロック回
路を1枚のプリント基板で構成したので、送電線回線、
変圧器回線、母線連絡回線等、変電所の回線種類毎に基
板を統一して作成することができる。
【0020】請求項7の発明は、請求項6記載の変電機
器制御盤において、前記インターロック基板には、変電
機器の開閉状態信号を増幅する増幅リレーが配置され、
前記増幅リレーの接点信号を組合せて変電機器毎のイン
ターロック条件が設定されたことを特徴としている。以
上の構成を有する請求項7の発明では、増幅リレーの接
点信号を組合せて変電機器毎のインターロック条件が設
定したので、各変電機器の補助開閉器接点をリレー増幅
してインターロック条件を作成することができる。した
がって、変電機器制御盤内部で使用する補助開閉器接点
数を大幅に削減できる。この結果、変電機器と変電機器
制御盤を接続する制御ケーブルの芯数、本数も削減で
き、変電機器制御盤のコンパクト化を進めることができ
る。
【0021】請求項8の発明は、請求項7記載の変電機
器制御盤において、前記インターロック基板の増幅リレ
ーの接点として、該増幅リレーのコイルが励磁された場
合にONする接点が設けられたことを特徴としている。
以上の構成を有する請求項8の発明では、インターロッ
ク基板の増幅リレーの接点として増幅リレーのコイルが
励磁された場合にONする接点を設けたので、増幅リレ
ーのコイルが断線した場合にはインターロック条件が成
立しなくなる。このため、制御部品の故障が変電機器の
誤動作を引起こすことが無いフェイルセーフな回路を実
現することができる。
【0022】請求項9の発明は、請求項6、7または8
記載の変電機器制御盤において、前記インターロック基
板における増幅リレーの接点を個別に短絡させる短絡手
段が設けられたことを特徴としている。以上の構成を有
する請求項9の発明では、増幅リレーの接点は短絡手段
により個別に短絡できるので、任意に接点を短絡するこ
とにより、各変電機器毎のインターロック条件を構成で
きる。そのため、変電所の各回線種類毎に対応できるよ
うに必要充分な数だけ設けておき、各回線において不必
要な増幅リレーの接点を短絡することでインターロック
条件を構成することが可能となる。この場合はインター
ロック基板の基板パターンとしては1種類だけで対応が
可能となり、構成の簡略化に寄与することができる。
【0023】請求項10の発明は、請求項9記載の変電
機器制御盤において、前記短絡手段はハンダ付されたシ
ョートピンから構成されたことを特徴としている。以上
の構成を有する請求項10の発明では、ショートピンを
ハンダ付して増幅リレーの接点を短絡することによっ
て、安易な回路条件の変更を回避することができる。こ
れにより、安価な構成で信頼性の向上を図ることができ
る。
【0024】請求項11の発明は、請求項9記載の変電
機器制御盤において、前記インターロック基板における
増幅リレーの接点毎に増幅リレーの接点を短絡させる切
換スイッチが設けられたことを特徴としている。以上の
構成を有する請求項11の発明では、切換スイッチによ
り増幅リレー接点を短絡することで、インターロック条
件の変更に簡単に対応でき、変電所の各回線種類毎に同
一のインターロック基板で対応できる。
【0025】請求項12の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9、10または11記載の変電機
器制御盤において、変電所制御システムの制御端末装置
である回線制御ユニットが組込まれ、前記回線制御ユニ
ットと前記制御ユニットとの間の制御信号を変換するた
めのインターフェイス回路が設けられたことを特徴とし
ている。以上の構成を有する請求項12の発明では、イ
ンターフェイス回路を設けることで、制御ユニットを変
更すること無しに、各メーカの回線制御ユニットと信号
の取合いを行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる変電機器制
御盤の実施の形態の一例について図面を参照して説明す
る。なお、図12〜図14に示した従来例と同一の部材
に関しては同一符号を付して説明は省略する。
【0027】(1)第1の実施の形態 [構成]図1は第1の実施の形態のブロック図である。
第1の実施の形態は請求項1〜10に対応した変電機器
制御盤であり、変電機器である遮断器62、断路器63
及び接地開閉器64に対し、制御、監視及び現場表示/
操作を行う現場制御盤50からなる。なお、保護リレー
盤68及びリモート制御盤69は上位システムに包含さ
れるものであって、現場制御盤50にリレー情報を含む
制御信号を供給するようになっている。
【0028】*現場制御盤50の全体構成 現場制御盤50には制御ユニット51、模擬母線57、
故障表示器58、AC電源分割回路59、DC電源分割
回路60及び油圧ポンプ制御回路61が配置されてい
る。このうち、制御ユニット51には9枚の制御基板が
収納されている。ここで9枚の制御基板とは、遮断器制
御基板52、インターロック基板54及び接点出力基板
55がそれぞれ1枚ずつ、断路器/接地開閉器制御基板
53が4枚、電源基板56が2枚である。電源基板56
が2枚ということは電源基板56を2重化していること
を意味している。これらの制御基板はプリント基板上に
制御部品を搭載することにより構成されている。
【0029】遮断器制御基板52、断路器/接地開閉器
制御基板53、電源基板56には、DC電源分割回路6
0から制御電源DC110Vが供給されている。一方、
遮断器62、断路器63、接地開閉器64からは各制御
基板52,53に制御ケーブルにより補助開閉器接点が
接続されると共に、各制御基板52,53から遮断器6
2、断路器63、接地開閉器64の操作機構部に投入、
引外し指令信号が出力される。さらに、リモート制御盤
69及び模擬母線57には機器操作スイッチが配置さ
れ、ここから遠方制御信号及び直接制御信号が各制御基
板52,53に入力されている。また、インターロック
基板54にはVT2次電圧65及び外部の変電機器の開
閉状態信号66が制御ケーブルを介して入力されてい
る。接点出力基板55から模擬母線57へは機器状態を
表示するための開閉状態信号が出力されている。故障表
示器58には機器故障情報67が入力され、故障表示器
58からリモート制御盤69へ、この情報67が出力さ
れる。
【0030】また、制御ユニット51の内部信号取合部
は次のように構成されている。2重化された電源基板5
6はDC電源分割回路60からのDC110V制御電源
をDC24V電源に変換するように設定されている。そ
して、変換されたDC24V電源は、フラットケーブル
70を介してインターロック基板54に入力される。イ
ンターロック基板54からはフラットケーブル70を介
してDC24V電源が各制御基板52,53に分配され
る。
【0031】次に、各制御基板52,53に入力された
各機器の補助開閉器接点信号は、各制御基板52,53
内のリレーで中継され、機器の開閉状態を示すDC24
VのON/OFF信号としてインターロック基板54に
フラットケーブル70を介して入力される。インターロ
ック基板54では、これらの信号をもとに各機器毎のイ
ンターロック信号が作成され、各機器の制御基板52,
53にフラットケーブル70を介して出力される。一
方、インターロック基板54に集約された開閉状態信号
66は接点出力基板55に出力される。
【0032】以上のような制御ユニット51の外観を図
2に示す。各基板52〜56はケース86内に平行に配
置、収納されており、ケース86の正面側はカバー87
により保護されている。各基板52〜56の内部信号用
コネクタ83がケース86の前面側に配置され、フラッ
トケーブル70により接続されている。また、外部信号
用コネクタ84はケース86の背面側に配置され、外部
と電線、ケーブルで取合うように構成されている。さら
に、現場制御盤50の外観を図3に示す。この図に示す
ように制御ユニット51は現場制御盤50の正面付近に
配置されている。
【0033】*遮断器制御基板52の構成 図4は、遮断器制御基板52の回路図を示している。図
4中、太線で囲まれた部分が基板52内の回路部分であ
る。図12に示された従来の遮断器制御回路と比較し
て、中継リレー73による補助開閉器接点信号入力回路
が追加されている。なお、符号71はDC110V制御
電源である。この回路では、補助開閉器接点22,23
の状態が中継リレー73を介してDC24V信号線72
に入力されている。また、欠相検出回路を構成している
タイマー26,中継リレー27,28及び中継リレー7
3はDC24V定格品を使用している。DC24V信号
線72は内部信号取合用コネクタ83を介してインター
ロック基板54に接続される。その他の信号は外部取合
用コネクタ84を介して制御ユニット51の外部の回路
に接続される。
【0034】*断路器/接地開閉器制御基板53の構成 図5は、断路器/接地開閉器制御基板53の回路図を示
している。図5中、太線で囲まれた部分が基板53内の
回路部分である。この基板53には、変電機器2台分の
制御回路が搭載され、2台の機器を個別に制御できるよ
うに構成されている。図13に示された従来の断路器制
御回路と比較して、中継リレー74による補助開閉器接
点信号入力回路が追加されている。この回路では、補助
開閉器接点78,79の状態を中継リレー74を介して
DC24V信号線72に入力している。また、パワーリ
レー77は、基板実装形の高遮断能力リレーを適用して
いる。インターロック信号中継リレー75は、DC24
V信号線72の中のインターロック信号を中継し、その
リレー接点76を制御回路中に直列に挿入して、インタ
ーロック信号がONの場合にのみ変電機器を操作できる
ようにしている。
【0035】この断路器/接地開閉器制御基板53も遮
断器制御基板52と同様に、内部信号処理用制御部品に
DC24V定格品を使用し、内部信号線をDC24V定
格としている。DC24V信号線72は内部信号取合用
コネクタ83を介してインターロック基板54に接続さ
れる。その他の信号は外部取合用コネクタ84を介して
制御ユニット51の外部の回路に接続される。また、図
6は、断路器/接地開閉器制御基板53の部品配置例を
示している。内部信号用コネクタ83は基板53の左
側、外部信号用コネクタ84は基板53の右側に配置さ
れている。
【0036】*インターロック基板54の構成 図7は、インターロック基板54の回路図を示してい
る。インターロック基板54は、電源基板56から入力
したDC24V電源を各基板に分配する機能と、各制御
基板52,53から入力した外部機器開閉状態信号66
を接点出力基板55に出力する機能と、機器開閉状態信
号と外部インターロック条件を組合せて各機器毎のイン
ターロック信号を作成し各制御基板52、53に出力す
る機能とを備えている。図7に示すように、複数の中継
リレー80は各制御基板52,53から入力された機器
開閉状態信号を増幅、中継するようになっている。そし
て、中継リレーの接点81を組合せて変電機器毎のイン
ターロック条件が設定されインターロック回路が基板5
4上に構成されている。このインターロック回路は、変
電所の各回線種類毎に同一回路で対応できるように構成
されており、各回線に対しては不要なリレー接点を個別
に短絡させる短絡手段が設けられている。具体的には、
ショートピン82をハンダ付けして不要な接点部分が短
絡できるように基板54のパターンが設計されている。
また、インターロック基板53の中継リレー接点81と
しては、中継リレー80のコイルが励磁された場合にO
Nする接点が用いられている。
【0037】なお、図7中の符号83は内部信号用コネ
クタ、符号84は外部信号用コネクタ、符号85は外部
インターロック条件接点を示している。第1の実施の形
態では制御ユニット51内部で作成できないVT電圧条
件、他回線の機器開閉条件等もインターロック基板54
に組込めるようにするため、インターロック回路の一部
をユニット51外部に引出すようにしている。また、イ
ンターロック基板54は全てDC24V回路で構成され
ている。
【0038】[作用効果]以上のように構成された第1
の実施の形態における制御ユニット51の作用は次の通
りである。すなわち、遮断器制御基板52及び断路器/
接地開閉器制御基板53では、遮断器62,断路器63
及び接地開閉器64の補助開閉器の状態を取込み、リレ
ーで中継して各機器の開閉状態信号としてDC24V信
号線72に入力している。インターロック基板54で
は、これらの開閉状態信号を中継リレー80で接点増幅
し、これらの条件と外部インターロック条件を組合せて
各機器毎のインターロック信号を作成してDC24V信
号線72に出力する。
【0039】遮断器制御基板52及び断路器/接地開閉
器制御基板53はリモート制御盤69及び模擬母線57
に配置された機器操作スイッチから遠方制御信号及び直
接制御信号を入力する。各制御基板52,53では、こ
れらの指令信号に対しDC24V信号線72上のインタ
ーロック信号がONの場合にのみ、投入、引外し指令信
号といった操作信号を遮断器62、断路器63、接地開
閉器64の操作機構部に出力する。一方、インターロッ
ク基板54は各機器の開閉状態信号66を接点出力基板
55に出力し、接点出力基板55ではこれらの開閉状態
信号66をリレーで絶縁し、無電圧接点信号としてユニ
ット51の外部に出力している。この接点出力は各機器
の状態表示に使用される。
【0040】以上のような第1の実施の形態において
は、制御部品をプリント基板上に配置して制御基板52
〜56を構成し、さらに、これらの制御基板52〜56
を同一のケース86に収納して制御ユニット51を構成
したので、制御部品の高密度実装が可能となり、スペー
ス効率が向上する。したがって、内面や扉に2次元的に
制御部品を配置していた従来の現場制御盤7と比較し
て、第1の実施の形態の現場制御盤50では制御部品の
取付スペースを大幅に縮小化でき、小形化を実現でき
る。また、制御部品の取付工数や電線配線工数を削減で
きるので、配線組立費が安く済み、現場制御盤50のト
ータルコストを低廉化することができる。なお、プリン
ト基板に実装する制御部品は、従来使用していた個別部
品と同等の信頼性があり、制御回路は基本的に従来の回
路と同一であるので、信頼性を低下させることがない。
【0041】しかも、制御ユニット51内に電源基板5
6を設け、変電機器の制御電圧を変換して制御ユニット
51内の信号処理用電源を作成しているので、制御ユニ
ット専用の外部電源が不要となる。したがって、外部電
源の電圧変動に影響されない電源を安定供給することが
でき、信頼性が向上する。さらに、電源基板56を2重
化しているため、電源回路の単独故障が発生しても制御
ユニット51が支障無く動作できる。これにより、信頼
性がさらに向上する。その上、第1実施形態では、制御
ユニット51内の信号処理用制御部品の電源電圧をDC
24Vとし、機器制御電圧DC110Vよりも低く設定
しているため、小形で安価なプリント基板用制御部品を
適用可能であり、基板のパターンを高密度にして制御ユ
ニット51の縮小化及び費用の低廉化を図ることができ
る。また、制御ユニット51の故障表示器58が機器故
障情報67を取入れ、これをリモート制御盤69へ出力
するので、故障の有無が外部から容易に判断することが
でき、復旧作業の迅速な対応が可能となる。される。
【0042】遮断器制御基板52及び断路器/接地開閉
器制御基板53は共に、変電機器との入出力信号取合部
と変電機器の制御回路を1枚のプリント基板に収納して
制御基板を構成しているため、これらの基板52,53
の実装枚数を変更することにより、変電所の回線毎の機
器構成に合わせて、制御ユニット51の回路構成を簡単
に変更できる。また、断路器/接地開閉器制御基板53
では断路器63及び接地開閉器64の2台分の入出力信
号取合部及び制御回路を1枚のプリント基板に実装して
いるので、制御ユニット51の小形化を進めることがで
きる。
【0043】第1の実施の形態では、制御ユニットで制
御される変電機器のインターロック回路を1枚のプリン
ト基板であるインターロック基板54から構成している
ので、送電線回線、変圧器回線、母線連絡回線等、変電
所の回線種類毎に基板を統一して作成することができ
る。また、インターロック基板54に変電機器の開閉状
態信号を増幅する中継リレー80を配置し、中継リレー
80の接点信号を組合せて変電機器毎のインターロック
条件を構成するようにしている。このため、現場制御盤
50内部で使用する補助開閉器接点数を大幅に削減でき
る。この結果、変電機器と現場制御盤50とを接続する
制御ケーブルの芯数、本数も削減できる。また、インタ
ーロック基板54の中継リレー接点81として、中継リ
レー80のコイルが励磁された場合にONする接点を使
用している。したがって、中継リレー80のコイルが断
線した場合やDC電源断等の故障が発生した場合にはイ
ンターロック条件が不成立となり、制御部品の故障が変
電機器の誤動作を引起こすことが無いフェイルセーフな
回路を得ることができる。
【0044】また、インターロック基板54において、
中継リレー接点81はショートピン82により個別に短
絡できるため、変電所の各回線種類毎に対応できるよう
に必要充分な数だけ設けておき、各回線において不必要
な増幅リレーの接点を短絡することで各変電機器毎のイ
ンターロック条件を構成することが可能となる。よっ
て、インターロック基板54の基板パターンとしては1
種類用意するだけで変電所の各回線種類毎に対応するこ
とが可能となり、構成の簡略化に寄与することができ
る。しかも、ショートピン82をハンダ付して中継リレ
ー接点81を短絡することによって、安易な回路条件の
変更を回避することができる。これにより、安価な構成
で信頼性の向上を図ることができる。さらにインターロ
ック基板54では、中継リレー接点81により構成され
る各変電機器毎のインターロック回路の一部をインター
ロック基板54の外部に引出しすことで、制御ユニット
51の内部で作成出来ないVT電圧条件、他回線の機器
開閉条件等もインターロック基板に取込めるようにな
る。
【0045】(2)第2の実施の形態 [構成]第2の実施の形態は、請求項12に対応する変
電機器制御盤であり、図8のブロック図に示すように、
その特徴は、変電所制御システムの制御端末装置である
回線制御ユニット(Bay Control Unit、以下BCUと呼
ぶ)88が現場制御盤50に組込まれ、このBCU88
と制御ユニット51との間の制御信号を変換するための
インターフェイスユニット89が設けられた点にある。
このとき、BCU88からの遠方制御信号はインターフ
ェイスユニット89を介して制御基板52,53に入力
される。図9は第2の実施の形態の外観を示している。
【0046】[作用効果]以上のように構成された第2
の実施の形態では、上記第1の実施の形態の持つ作用効
果に加えて、次のような作用効果がある。すなわち、B
CU88との間の付加的な信号処理を全てインターフェ
イスユニット89で実施することができ、制御ユニット
51は第1の実施の形態の場合と同等の信号処理を行う
だけで済み、特別な回路変更を実施する必要が無い。つ
まり、種々のBCU88の取合いに合せて設計されたイ
ンターフェイスユニット89を介して信号取合いを行う
ことができ、制御信号の取合がメーカによって異なる場
合でも制御ユニット51の変更が不要となる。したがっ
て、制御や保護のデジタル化が急速に進む変電設備にあ
ってBCU88を組込んだ現場制御盤50に好適であ
る。
【0047】(3)他の実施の形態 なお、本発明は上記のような実施の形態に限定されるも
のではなく、次に例示するような他の実施の形態も包含
するものである。例えば、請求項11に対応する変電機
器制御盤ではインターロック基板54において、増幅リ
レーの接点毎に増幅リレーの接点を短絡させる切換スイ
ッチが設けている。このように構成された実施の形態で
は、インターロック基板54上の切換スイッチにより増
幅リレー接点を短絡することでインターロック条件の変
更に簡単に対応できる。
【0048】また、各プリント基板に搭載される制御部
品をソケット取付形とした実施の形態では、制御部品の
故障の際にプリント基板全体を交換する必要を無くすこ
とができ、点検保守性の向上及び保守コストの低減を図
ることができる。さらに、各プリント基板の電源供給回
路部に外部から操作可能な電源開閉スイッチを設けるこ
とにより、電源開閉スイッチを操作して各基板毎に機器
制御をロックし、当該基板を無停電で交換できる。
【0049】プリント基板の前面にスイッチや可変抵抗
ボリューム等を設けた実施の形態によれば、制御部品の
設定が可能となり、プリント基板を所定の位置に収納し
た状態で制御部品の設定及び設定状態を確認でき、保守
点検性の向上を図ることができる。さらに、制御ユニッ
ト51に収納したプリント基板を、外部配線を取外さず
にユニット前方に引出せる構成とすれば、制御ユニット
51を運転した状態で回路各部の状態チェックが可能と
なり、保守、点検性が向上する。
【0050】また、制御ユニット51前面のカバー87
にデータ表示部を設けて変電機器の開閉表示や変電機器
及び制御回路の故障表示を行う構成としても良い。この
ような実施の形態によれば、模擬母線57上の電力機器
開閉状態表示機能や故障表示器58の機能を制御ユニッ
ト51自体にもたせることができ、より小形で安価な変
電機器制御盤を提供できる。さらには、変電機器として
GISに限定するものではなくAIS等にも適用でき
る。また、制御ユニット内部処理用電源電圧も上記実施
の形態に記載の値に限定するものではなく、変電機器制
御電圧よりも低い電圧範囲を対象とする。さらに各プリ
ント基板の回路も上記実施の形態に記載の回路に限定す
るものではなく、適宜変更可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御部品を搭載した複数のプリント基板を同一ケースに
まとめて収納して制御ユニットを構成し、これを現場制
御盤に配置することにより、制御部品の高密度実装、配
線本数の削減が可能となり、コンパクトで安価な変電機
器制御盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態のブロック図。
【図2】第1の実施の形態における制御ユニットの外観
図。
【図3】第1の実施の形態の外観図。
【図4】第1の実施の形態における遮断器制御基板の回
路図。
【図5】第1の実施の形態における断路器/接地開閉器
制御基板の回路図。
【図6】第1の実施の形態における断路器/接地開閉器
制御基板の器具配置図。
【図7】第1の実施の形態におけるインターロック基板
の回路図。
【図8】本発明の第2の実施の形態のブロック図。
【図9】第2の実施の形態の外観図。
【図10】一般的なガス絶縁開閉装置の平面図。
【図11】図10のガス絶縁開閉装置に対応する単線結
線図。
【図12】従来の変電機器制御盤における遮断器制御回
路図。
【図13】従来の変電機器制御盤における断路器制御回
路図。
【図14】従来の現場制御盤の外観図。
【符号の説明】
7,50…現場制御盤 51…制御ユニット 52…遮断器制御基板 53…断路器/接地開閉器制御基板 54…インターロック基板 55…接点出力基板 56…電源基板 58…故障表示器 59…AC電源分割回路 60…DC電源分割回路 69…リモート制御盤 70…フラットケーブル 71…DC110V制御電源 72…DC24V信号線 73,74,80…中継リレー 75…インターロック信号中継リレー 76…インターロック信号中継リレー接点 77…パワーリレー 78,79…補助開閉器接点 81…中継リレー接点 82…ショートピン 83…内部信号用コネクタ 84…外部信号用コネクタ 85…外部インターロック条件接点 86…ケース 87…カバー 88…BCU 89…インターフェイスユニット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変電機器及びこの変電機器の制御信号を
    出力する上位システムに接続され、前記上位システムか
    ら前記制御信号及び電源を取入れて前記変電機器の制御
    及び監視を行う変電機器制御盤において、 プリント基板上に制御部品を搭載した制御基板が複数設
    けられ、 これら制御基板を収納する制御ユニットが配置されたこ
    とを特徴とする変電機器制御盤。
  2. 【請求項2】 前記制御ユニット内には前記変電機器及
    び前記上位システムと直接接続しない信号処理回路が設
    けられ、 前記信号処理回路の電源電圧は前記変電機器の制御電圧
    よりも低く設定されたことを特徴とする請求項1記載の
    変電機器制御盤。
  3. 【請求項3】 前記制御ユニット内には電源回路が設け
    られ、 前記電源回路は前記変電機器の制御電圧を前記信号処理
    回路用の電源電圧に変換するように構成されたことを特
    徴とする請求項2記載の変電機器制御盤。
  4. 【請求項4】 前記変電機器に含まれる遮断器との入出
    力信号取合部及び当該遮断器制御回路を1枚のプリント
    基板上に搭載したことにより遮断器制御基板が構成され
    たことを特徴とする請求項1、2または3記載の変電機
    器制御盤。
  5. 【請求項5】 前記変電機器に含まれる断路器及び接地
    開閉器2台分の入出力信号取合部及び制御回路を1枚の
    プリント基板上に搭載したことにより断路器/接地開閉
    器制御基板が構成されたことを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の変電機器制御盤。
  6. 【請求項6】 前記変電機器の開閉状態信号を基にして
    各変電機器のインターロック条件を作成する回路を1枚
    のプリント基板上に搭載したことによりインターロック
    基板が構成されたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5記載の変電機器制御盤。
  7. 【請求項7】 前記インターロック基板には、変電機器
    の開閉状態信号を増幅する増幅リレーが配置され、 前記増幅リレーの接点信号を組合せて変電機器毎のイン
    ターロック条件が設定されたことを特徴とする請求項6
    記載の変電機器制御盤。
  8. 【請求項8】 前記インターロック基板の増幅リレーの
    接点として、該増幅リレーのコイルが励磁された場合に
    ONする接点が設けられたことを特徴とする請求項7記
    載の変電機器制御盤。
  9. 【請求項9】 前記インターロック基板における増幅リ
    レーの接点を個別に短絡させる短絡手段が設けられたこ
    とを特徴とする請求項6、7または8記載の変電機器制
    御盤。
  10. 【請求項10】 前記短絡手段はハンダ付されたショー
    トピンから構成されたことを特徴とする請求項9記載の
    変電機器制御盤。
  11. 【請求項11】 前記インターロック基板における増幅
    リレーの接点毎に増幅リレーの接点を短絡させる切換ス
    イッチが設けられたことを特徴とする請求項9記載の変
    電機器制御盤。
  12. 【請求項12】 変電所制御システムの制御端末装置で
    ある回線制御ユニットが組込まれ、 前記回線制御ユニットと前記制御ユニットとの間の制御
    信号を変換するためのインターフェイス回路が設けられ
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10または11記載の変電機器制御盤。
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