JP2876372B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents
金属閉鎖形スイッチギヤInfo
- Publication number
- JP2876372B2 JP2876372B2 JP4337163A JP33716392A JP2876372B2 JP 2876372 B2 JP2876372 B2 JP 2876372B2 JP 4337163 A JP4337163 A JP 4337163A JP 33716392 A JP33716392 A JP 33716392A JP 2876372 B2 JP2876372 B2 JP 2876372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- metal case
- switchgear
- control
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発電所、変電所
あるいは工場等において、受配電設備として使用される
金属閉鎖形スイッチギヤに関するものである。
あるいは工場等において、受配電設備として使用される
金属閉鎖形スイッチギヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、この種の従来の金属閉鎖形スイ
ッチギヤ(以下スイッチギヤという)を3台並設した状
態の斜視図であり、中央に位置するスイッチギヤは、そ
の前面扉を開いた状態を示している。いずれのスイッチ
ギヤ1も金属ケース1aの前面扉1bは前方に開閉できるよ
うになっている。また前面扉1bの外面上部側には電圧
計、電流計、電力計等の複数のメータ類2a,2a …を取付
けている。メータ類2a,2a…の下側には、複数の故障表
示器2b,2b を取付けてあり、故障表示器2b,2b の下側に
は後述するしゃ断器の開閉状態を表示する複数の開閉状
態表示器2c,2c,2cを取付けている。開閉状態表示器2c,2
c,2cの下側にはしゃ断器を開閉する複数の開閉用コント
ロールスイッチ2d,2d を取付けている。
ッチギヤ(以下スイッチギヤという)を3台並設した状
態の斜視図であり、中央に位置するスイッチギヤは、そ
の前面扉を開いた状態を示している。いずれのスイッチ
ギヤ1も金属ケース1aの前面扉1bは前方に開閉できるよ
うになっている。また前面扉1bの外面上部側には電圧
計、電流計、電力計等の複数のメータ類2a,2a …を取付
けている。メータ類2a,2a…の下側には、複数の故障表
示器2b,2b を取付けてあり、故障表示器2b,2b の下側に
は後述するしゃ断器の開閉状態を表示する複数の開閉状
態表示器2c,2c,2cを取付けている。開閉状態表示器2c,2
c,2cの下側にはしゃ断器を開閉する複数の開閉用コント
ロールスイッチ2d,2d を取付けている。
【0003】開閉用コントロールスイッチ2d,2d の下側
には過電流継電器、地絡継電器等の複数の保護継電器2
e,2e …を例えば上下に2列状態で取付けている。金属
ケース1a内には、例えば3台のフィーダ用高圧しゃ断器
5,5,5を上下方向に3段積した状態で配設してお
り、また高圧フィーダと接続された主回路の各相電流を
検出する変流器6,6,6をしゃ断器5,5,5に対応
づけて配設している。金属ケース1a内の前左側面には各
しゃ断器5,5,5と同じ夫々の高さ位置に、しゃ断器
5、故障表示器2b、開閉状態表示器2c等を制御するため
の複数の補助リレー3a,3a …を取付けている。
には過電流継電器、地絡継電器等の複数の保護継電器2
e,2e …を例えば上下に2列状態で取付けている。金属
ケース1a内には、例えば3台のフィーダ用高圧しゃ断器
5,5,5を上下方向に3段積した状態で配設してお
り、また高圧フィーダと接続された主回路の各相電流を
検出する変流器6,6,6をしゃ断器5,5,5に対応
づけて配設している。金属ケース1a内の前左側面には各
しゃ断器5,5,5と同じ夫々の高さ位置に、しゃ断器
5、故障表示器2b、開閉状態表示器2c等を制御するため
の複数の補助リレー3a,3a …を取付けている。
【0004】また上段の補助リレー3a,3a …の取付け位
置の上側にはスイッチギヤ1の相互間を配線するための
中継端子板4aを取付けている。上段、中段、下段夫々に
位置している補助リレー3a,3a …の取付け位置夫々の下
側には、補助リレー3a,3a …と、しゃ断器5の投入コイ
ル、故障表示器2b、開閉状態表示器2c、保護継電器2e、
変流器6等とを接続するための中継端子板3b,3b,3bを取
付けている。
置の上側にはスイッチギヤ1の相互間を配線するための
中継端子板4aを取付けている。上段、中段、下段夫々に
位置している補助リレー3a,3a …の取付け位置夫々の下
側には、補助リレー3a,3a …と、しゃ断器5の投入コイ
ル、故障表示器2b、開閉状態表示器2c、保護継電器2e、
変流器6等とを接続するための中継端子板3b,3b,3bを取
付けている。
【0005】そして前面扉1bに取付けている故障表示器
2b,2b …、開閉状態表示器2c,2c …、開閉用コントロー
ルスイッチ2d,2d …、メータ類2a,2a …夫々は、各別の
制御信号線7及び所定の中継端子板3bを介して所定の補
助リレー3aと接続されている。また、しゃ断器5,5,
5の投入コイルは各別の制御電源線8及び所定の中継端
子板3bを介して所定の補助リレー3aと接続されている。
更に変流器6,6,6は各別の検出信号線9を介して所
定の中継端子板3bと接続されている。なお高圧回路の電
圧を検出する図示していない高圧変成器も変流器と同様
に検出信号線及び中継端子板を介して電圧計、電圧保護
継電器と接続されている。
2b,2b …、開閉状態表示器2c,2c …、開閉用コントロー
ルスイッチ2d,2d …、メータ類2a,2a …夫々は、各別の
制御信号線7及び所定の中継端子板3bを介して所定の補
助リレー3aと接続されている。また、しゃ断器5,5,
5の投入コイルは各別の制御電源線8及び所定の中継端
子板3bを介して所定の補助リレー3aと接続されている。
更に変流器6,6,6は各別の検出信号線9を介して所
定の中継端子板3bと接続されている。なお高圧回路の電
圧を検出する図示していない高圧変成器も変流器と同様
に検出信号線及び中継端子板を介して電圧計、電圧保護
継電器と接続されている。
【0006】一方、中継端子板4aにはしゃ断器5を投入
するための図示していない電源と接続された制御電源母
線、しゃ断器の動作状態を検出した信号を伝達する制御
信号線等を接続しており、それらの制御電源線及び制御
信号線は各スイッチギヤ1,1,1夫々に設けている中
継端子板4aと共通に接続されてスイッチギヤ1,1,1
を連系させている。そして制御信号線7及び制御電源線
8は配線上の美観を損なわないように束ねて配線されて
いる。これにより、このスイッチギヤ1,1,1は開閉
用コントロールスイッチ2dを操作してしゃ断器5を投入
すると、主回路の電圧、電流及び負荷電力をメータ類2
a,2a …に表示する。また、過電流又は地絡を保護継電
器2eが検出した場合は過電流又は地絡電流が流れている
しゃ断器5をトリップさせて、過電流又は地絡電流を遮
断して負荷を過電流から保護する。
するための図示していない電源と接続された制御電源母
線、しゃ断器の動作状態を検出した信号を伝達する制御
信号線等を接続しており、それらの制御電源線及び制御
信号線は各スイッチギヤ1,1,1夫々に設けている中
継端子板4aと共通に接続されてスイッチギヤ1,1,1
を連系させている。そして制御信号線7及び制御電源線
8は配線上の美観を損なわないように束ねて配線されて
いる。これにより、このスイッチギヤ1,1,1は開閉
用コントロールスイッチ2dを操作してしゃ断器5を投入
すると、主回路の電圧、電流及び負荷電力をメータ類2
a,2a …に表示する。また、過電流又は地絡を保護継電
器2eが検出した場合は過電流又は地絡電流が流れている
しゃ断器5をトリップさせて、過電流又は地絡電流を遮
断して負荷を過電流から保護する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来のス
イッチギヤは中継端子板を介してスイッチギヤを相互に
接続できるようにしているから、複数台を並設して連系
する場合はスイッチギヤ相互間を接続する各リード線を
中継端子板にネジ止めしなければならず、煩わしい配線
作業が強いられる。また、3台以上のスイッチギヤを接
続する場合には、所定のスイッチギヤのスイッチギヤ相
互接続用の中継端子板を、他のスイッチギヤの相互接続
用の中継端子板と接続しなければならず、スイッチギヤ
が多数台の場合はその配線が複雑になる。更に、制御信
号線及び制御リレー等の微弱な電流が流れる制御回路部
分が金属ケース内に配線されているため、高電圧が課電
されている主回路からの電磁ノイズの影響等により、補
助リレー等が誤動作する虞れがあるという問題がある。
イッチギヤは中継端子板を介してスイッチギヤを相互に
接続できるようにしているから、複数台を並設して連系
する場合はスイッチギヤ相互間を接続する各リード線を
中継端子板にネジ止めしなければならず、煩わしい配線
作業が強いられる。また、3台以上のスイッチギヤを接
続する場合には、所定のスイッチギヤのスイッチギヤ相
互接続用の中継端子板を、他のスイッチギヤの相互接続
用の中継端子板と接続しなければならず、スイッチギヤ
が多数台の場合はその配線が複雑になる。更に、制御信
号線及び制御リレー等の微弱な電流が流れる制御回路部
分が金属ケース内に配線されているため、高電圧が課電
されている主回路からの電磁ノイズの影響等により、補
助リレー等が誤動作する虞れがあるという問題がある。
【0008】本発明は斯かる問題に鑑み、機器制御モジ
ュールの金属ケースへの装着を簡易に行うことができ
て、さらに、並設するスイッチギヤを相互接続するため
の配線作業に煩わしさがない金属閉鎖形スイッチギヤを
提供することを目的とする。
ュールの金属ケースへの装着を簡易に行うことができ
て、さらに、並設するスイッチギヤを相互接続するため
の配線作業に煩わしさがない金属閉鎖形スイッチギヤを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る金属閉鎖
形スイッチギヤは、しゃ断器が収納されている金属ケー
スと、通電状態の表示及び開閉操作をする表示機器モジ
ュールと、前記しゃ断器及び前記表示機器モジュールの
少なくとも一方を制御する機器制御モジュールとを備え
ている金属閉鎖形スイッチギヤにおいて、前記金属ケー
スの外面に、第1及び第2接触端子部を有するプラグイ
ン接続構造の端子モジュールを備え、前記第1接触端子
部に前記機器制御モジュールが直接プラグイン接続され
ていることを特徴とする。第2発明に係る金属閉鎖形ス
イッチギヤは、前記表示機器モジュールが、前記機器制
御モジュールと分離して前記金属ケースの前面に配置し
てあることを特徴とする。
形スイッチギヤは、しゃ断器が収納されている金属ケー
スと、通電状態の表示及び開閉操作をする表示機器モジ
ュールと、前記しゃ断器及び前記表示機器モジュールの
少なくとも一方を制御する機器制御モジュールとを備え
ている金属閉鎖形スイッチギヤにおいて、前記金属ケー
スの外面に、第1及び第2接触端子部を有するプラグイ
ン接続構造の端子モジュールを備え、前記第1接触端子
部に前記機器制御モジュールが直接プラグイン接続され
ていることを特徴とする。第2発明に係る金属閉鎖形ス
イッチギヤは、前記表示機器モジュールが、前記機器制
御モジュールと分離して前記金属ケースの前面に配置し
てあることを特徴とする。
【0010】
【0011】
【作用】第1発明では機器制御モジュールを端子モジュ
ールの第1接触端子部に直接プラグイン接続することに
より、該機器制御モジュールを金属ケースに装着するこ
とができて、機器制御モジュールの金属ケースへの装着
が簡易に行なえ、組立て作業の能率を向上できる。ま
た、端子モジュールの第2接触端子部にコネクタを接続
することにより、複数のスイッチギヤの端子モジュール
相互間を簡単に接続/離脱することができるから、スイ
ッチギヤを他のスイッチギヤと接続して連系させる場
合、簡単に接続できて、その接続操作に煩わしさがな
く、連系するための配線を簡素化できる。
ールの第1接触端子部に直接プラグイン接続することに
より、該機器制御モジュールを金属ケースに装着するこ
とができて、機器制御モジュールの金属ケースへの装着
が簡易に行なえ、組立て作業の能率を向上できる。ま
た、端子モジュールの第2接触端子部にコネクタを接続
することにより、複数のスイッチギヤの端子モジュール
相互間を簡単に接続/離脱することができるから、スイ
ッチギヤを他のスイッチギヤと接続して連系させる場
合、簡単に接続できて、その接続操作に煩わしさがな
く、連系するための配線を簡素化できる。
【0012】第2発明では、金属ケースの前面側で表示
機器モジュールによる表示が行えて、しかも、機器制御
モジュールを例えば金属ケースの外面上部に配置するこ
とができるから、金属ケースの前面部を開閉扉とした場
合においても該開閉扉の重量負担を少なくでき、開閉扉
の開閉操作が行い易いのである。
機器モジュールによる表示が行えて、しかも、機器制御
モジュールを例えば金属ケースの外面上部に配置するこ
とができるから、金属ケースの前面部を開閉扉とした場
合においても該開閉扉の重量負担を少なくでき、開閉扉
の開閉操作が行い易いのである。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図2は本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの
斜視図であり、3台のスイッチギヤを並設して中央に位
置するスイッチギヤの前面扉を開いた状態を示してい
る。図3は図2に示すスイッチギヤの配線部分の拡大図
である。
述する。図2は本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの
斜視図であり、3台のスイッチギヤを並設して中央に位
置するスイッチギヤの前面扉を開いた状態を示してい
る。図3は図2に示すスイッチギヤの配線部分の拡大図
である。
【0016】3台のスイッチギヤ1,1,1夫々は、同
一構造で構成されている。スイッチギヤ1の金属ケース
1aの前側には開閉自在の前面扉1bを設けている。金属ケ
ース1a内の前側寄りには3台の高圧フィーダ用しゃ断器
5,5,5を上下方向に3段積の状態で適宜間隔を離隔
して配設している。しゃ断器5,5,5の前面側には金
属ケース1a内を安全性及び電磁遮蔽の目的で前側と後側
とに仕切る金属製の仕切板1d (右側のスイッチギヤに図
示) を起立させている。
一構造で構成されている。スイッチギヤ1の金属ケース
1aの前側には開閉自在の前面扉1bを設けている。金属ケ
ース1a内の前側寄りには3台の高圧フィーダ用しゃ断器
5,5,5を上下方向に3段積の状態で適宜間隔を離隔
して配設している。しゃ断器5,5,5の前面側には金
属ケース1a内を安全性及び電磁遮蔽の目的で前側と後側
とに仕切る金属製の仕切板1d (右側のスイッチギヤに図
示) を起立させている。
【0017】そして仕切板1dの後方には、図示していな
い受配電用変圧器及び図示しない高圧フィーダと接続さ
れる主回路を配線しており、主回路の電流を検出する変
流器6,6,6及び主回路の電圧を検出する図示しない
変成器等を設けている。しゃ断器5,5,5は主回路の
各相回路に介装させており、しゃ断器5,5,5の投入
により負荷への給電を開始し、遮断により負荷への給電
を遮断するようになっている。前面扉1bの前面には主回
路の電圧、電流、負荷電力を表示する電圧計、電流計、
電力計等のメータ類2a及び故障表示器2b、しゃ断器の開
閉状態を表示する開閉状態表示器2c、しゃ断器を開閉す
る開閉用コントロール2d、過電流継電器、地絡継電器等
の保護継電器2e等からなる表示機器モジュール2,2,
2を取付けている。
い受配電用変圧器及び図示しない高圧フィーダと接続さ
れる主回路を配線しており、主回路の電流を検出する変
流器6,6,6及び主回路の電圧を検出する図示しない
変成器等を設けている。しゃ断器5,5,5は主回路の
各相回路に介装させており、しゃ断器5,5,5の投入
により負荷への給電を開始し、遮断により負荷への給電
を遮断するようになっている。前面扉1bの前面には主回
路の電圧、電流、負荷電力を表示する電圧計、電流計、
電力計等のメータ類2a及び故障表示器2b、しゃ断器の開
閉状態を表示する開閉状態表示器2c、しゃ断器を開閉す
る開閉用コントロール2d、過電流継電器、地絡継電器等
の保護継電器2e等からなる表示機器モジュール2,2,
2を取付けている。
【0018】金属ケース1aの上部外面には直方体状の配
線用ダクト10を、その長寸方向へ金属ケース1aの上部端
縁に沿わせて取付けている。配線用ダクト10の前側には
前方に開閉自在の配線ダクト扉10a を取付けており、左
右側の各端部は着脱可能な蓋板10b により開閉可能にな
している。また配線用ダクト10の下面板及び金属ケース
1aの上面板の左右の各端部側には配線用貫通孔1cを開設
している。配線用ダクト10内の後部側にはマザーボード
の役目をする直方体状に形成された端子モジュール4
を、その長寸方向を金属ケース1aの短辺に平行させて起
立した状態で取付けている。この端子モジュール4の前
面には機器制御モジュール3,3,3を挿脱可能に取付
けるためのプラグイン接続構造の第1接触端子部を設け
ており、この第1接触端子部を用いて機器制御モジュー
ル3,3,3を端子モジュール4の前側に取付けてい
る。
線用ダクト10を、その長寸方向へ金属ケース1aの上部端
縁に沿わせて取付けている。配線用ダクト10の前側には
前方に開閉自在の配線ダクト扉10a を取付けており、左
右側の各端部は着脱可能な蓋板10b により開閉可能にな
している。また配線用ダクト10の下面板及び金属ケース
1aの上面板の左右の各端部側には配線用貫通孔1cを開設
している。配線用ダクト10内の後部側にはマザーボード
の役目をする直方体状に形成された端子モジュール4
を、その長寸方向を金属ケース1aの短辺に平行させて起
立した状態で取付けている。この端子モジュール4の前
面には機器制御モジュール3,3,3を挿脱可能に取付
けるためのプラグイン接続構造の第1接触端子部を設け
ており、この第1接触端子部を用いて機器制御モジュー
ル3,3,3を端子モジュール4の前側に取付けてい
る。
【0019】端子モジュール4の左右の各端部側には、
機器制御モジュール3,3,3から出力される所定の信
号を与えるプラグイン接続構造の3つの第2接触端子部
(以下接触端子部と云う)を縦並びで設けており、夫々
の接触端子部には制御信号線7,7,7に接続したコネ
クタ11,11,11を着脱可能に結合させて取付けている。最
下部の接触端子部には、しゃ断器5を投入するための制
御電源と接続された制御電源母線12に接続したコネクタ
13を着脱可能に結合させて取付けている。制御電源母線
12と接続された制御電源は端子モジュール4を介して機
器制御モジュール3,3,3に与えられるようになって
いる。
機器制御モジュール3,3,3から出力される所定の信
号を与えるプラグイン接続構造の3つの第2接触端子部
(以下接触端子部と云う)を縦並びで設けており、夫々
の接触端子部には制御信号線7,7,7に接続したコネ
クタ11,11,11を着脱可能に結合させて取付けている。最
下部の接触端子部には、しゃ断器5を投入するための制
御電源と接続された制御電源母線12に接続したコネクタ
13を着脱可能に結合させて取付けている。制御電源母線
12と接続された制御電源は端子モジュール4を介して機
器制御モジュール3,3,3に与えられるようになって
いる。
【0020】なお端子モジュール4の左側面に設けた各
接触端子部と、右側面に設けた各接触端子部とは1対1
の対応となっている。機器制御モジュール3,3,3の
前面には制御状態の設定を変更する種々の調整操作部3n
及び補助端子3tを設けている。また端子モジュール4の
上端部には、端子モジュール4の長さ方向に沿って複数
の補助端子4a,4a …を設けている。しゃ断器5,5,5
に制御電源を接続するために、機器制御モジュールから
導出させた制御電源線8,8,8は金属ケース1aの上面
板に設けた配線用貫通孔1c内を通って上面板の下面に沿
って右側内面側に集められており、そこから金属ケース
1aの右側面に沿って下方に向けて配線されている。
接触端子部と、右側面に設けた各接触端子部とは1対1
の対応となっている。機器制御モジュール3,3,3の
前面には制御状態の設定を変更する種々の調整操作部3n
及び補助端子3tを設けている。また端子モジュール4の
上端部には、端子モジュール4の長さ方向に沿って複数
の補助端子4a,4a …を設けている。しゃ断器5,5,5
に制御電源を接続するために、機器制御モジュールから
導出させた制御電源線8,8,8は金属ケース1aの上面
板に設けた配線用貫通孔1c内を通って上面板の下面に沿
って右側内面側に集められており、そこから金属ケース
1aの右側面に沿って下方に向けて配線されている。
【0021】そして制御電源線8,8,8の端部に接続
したプラグイン接続構造のコネクタ14,14,14をしゃ断器
5,5,5の投入コイル接続端子と結合させている。こ
れにより機器制御モジュール3,3,3がしゃ断器5,
5,5の投入コイルと接続された状態になっている。
したプラグイン接続構造のコネクタ14,14,14をしゃ断器
5,5,5の投入コイル接続端子と結合させている。こ
れにより機器制御モジュール3,3,3がしゃ断器5,
5,5の投入コイルと接続された状態になっている。
【0022】一方、表示機器モジュール2,2,2に制
御信号を伝送するために機器制御モジュール3,3,3
から導出させた制御信号線7,7,7は金属ケース1aに
設けた配線用貫通孔1c内を通って金属ケース1aの上面板
の下面に沿って左側内面側に集められており、左側内面
から前面扉1bの内面に渡り、その内面に沿って配線さ
れ、制御信号線7,7,7の端部に接続したプラグイン
接続構造のコネクタ15,15,15を表示機器モジュールの接
続端子と結合させている。これにより機器制御モジュー
ル3,3,3を表示機器モジュール2,2,2と接続し
た状態になっている。更に変流器6,6,6と接続する
ために機器制御モジュール3,3,3から導出した信号
検出線16,16,16は、制御電源線8,8,8と同様にして
同方向に配線されて、変流器6,6,6と接続される。
御信号を伝送するために機器制御モジュール3,3,3
から導出させた制御信号線7,7,7は金属ケース1aに
設けた配線用貫通孔1c内を通って金属ケース1aの上面板
の下面に沿って左側内面側に集められており、左側内面
から前面扉1bの内面に渡り、その内面に沿って配線さ
れ、制御信号線7,7,7の端部に接続したプラグイン
接続構造のコネクタ15,15,15を表示機器モジュールの接
続端子と結合させている。これにより機器制御モジュー
ル3,3,3を表示機器モジュール2,2,2と接続し
た状態になっている。更に変流器6,6,6と接続する
ために機器制御モジュール3,3,3から導出した信号
検出線16,16,16は、制御電源線8,8,8と同様にして
同方向に配線されて、変流器6,6,6と接続される。
【0023】次にこのように構成したスイッチギヤの使
用方法を説明する。図2に示すようにスイッチギヤ1を
3台並設し連系する場合は、左側に位置させる2台のス
イッチギヤ1,1の配線用ダクト10,10 の左右側端部の
蓋板を取外す、また最右側に位置させるスイッチギヤ1
の配線用ダクト10の左側端部の蓋板を取外した後に、夫
々の配線用ダクト10,10,10が同一線上に位置するよう
に、スイッチギヤ1,1,1を対接させて並設する。
用方法を説明する。図2に示すようにスイッチギヤ1を
3台並設し連系する場合は、左側に位置させる2台のス
イッチギヤ1,1の配線用ダクト10,10 の左右側端部の
蓋板を取外す、また最右側に位置させるスイッチギヤ1
の配線用ダクト10の左側端部の蓋板を取外した後に、夫
々の配線用ダクト10,10,10が同一線上に位置するよう
に、スイッチギヤ1,1,1を対接させて並設する。
【0024】次に高圧フィーダを金属ケース1aの後部側
に引込んで主回路と接続できる状態にし、一方、負荷へ
電力を供給する負荷給電線を金属ケース1aから導出して
図示しない負荷に接続できる状態にする。その後、配線
ダクト扉10a,10a,10a を開いて、スイッチギヤ1,1,
1夫々に設けている端子モジュール4が対抗している端
子モジュール4,4間を、コネクタ11を接続している制
御信号線7及びコネクタ13を接続している制御電源母線
12を介して相互に接続する。これにより3台のスイッチ
ギヤ1,1,1が連系される。次に、最左側のスイッチ
ギヤ1に設けている端子モジュール4の左側の接触端子
部に、図示しない制御電源と接続した制御電源母線のコ
ネクタを結合させて接続する。これにより制御電源(図
示せず)を各スイッチギヤ1,1,1の機器制御モジュ
ール3,3,3…まで供給できる状態になる。
に引込んで主回路と接続できる状態にし、一方、負荷へ
電力を供給する負荷給電線を金属ケース1aから導出して
図示しない負荷に接続できる状態にする。その後、配線
ダクト扉10a,10a,10a を開いて、スイッチギヤ1,1,
1夫々に設けている端子モジュール4が対抗している端
子モジュール4,4間を、コネクタ11を接続している制
御信号線7及びコネクタ13を接続している制御電源母線
12を介して相互に接続する。これにより3台のスイッチ
ギヤ1,1,1が連系される。次に、最左側のスイッチ
ギヤ1に設けている端子モジュール4の左側の接触端子
部に、図示しない制御電源と接続した制御電源母線のコ
ネクタを結合させて接続する。これにより制御電源(図
示せず)を各スイッチギヤ1,1,1の機器制御モジュ
ール3,3,3…まで供給できる状態になる。
【0025】このようにした後、前面扉1b及び配線ダク
ト扉9aを全て閉じる。この状態で高圧フィーダにより供
給された高圧電源を主回路に供給し、制御電源を機器制
御モジュール3,3…に供給すると、スイッチギヤ1,
1,1は運転待機状態になる。ここで、いずれかのスイ
ッチギヤ1の開閉用コントロールスイッチ2d,2d,2dを操
作すると、その操作信号は制御信号線7を介して機器制
御モジュール3,3,3へ与えられる。また、機器制御
モジュール3,3,3には変流器6,6,6が検出して
いる電流及びしゃ断器5,5,5の開閉状態を示す信号
等が与えられる。機器制御モジュール3,3,3は与え
られた信号により制御動作し、しゃ断器5,5,5を投
入するための制御電源を制御電源線8,8,8を介して
しゃ断器5,5,5の投入コイル接続端子に与える。
ト扉9aを全て閉じる。この状態で高圧フィーダにより供
給された高圧電源を主回路に供給し、制御電源を機器制
御モジュール3,3…に供給すると、スイッチギヤ1,
1,1は運転待機状態になる。ここで、いずれかのスイ
ッチギヤ1の開閉用コントロールスイッチ2d,2d,2dを操
作すると、その操作信号は制御信号線7を介して機器制
御モジュール3,3,3へ与えられる。また、機器制御
モジュール3,3,3には変流器6,6,6が検出して
いる電流及びしゃ断器5,5,5の開閉状態を示す信号
等が与えられる。機器制御モジュール3,3,3は与え
られた信号により制御動作し、しゃ断器5,5,5を投
入するための制御電源を制御電源線8,8,8を介して
しゃ断器5,5,5の投入コイル接続端子に与える。
【0026】そして、通電状態を示す主回路の電圧及び
電流を検出した信号が、機器制御モジュール3,3,3
に与えられ、表示機器モジュール2,2,2を表示動作
させる信号が、制御信号線7,7,7を介して表示機器
モジュール2,2,2に与えられて、メータ類2aに電
圧、電流等を表示する。また負荷に過電流又は地絡電流
が流れたことが保護リレー2e,2e,2eにより検出される
と、機器制御モジュール3,3,3から制御電源線8を
介してしゃ断器5,5,5に与えていた制御電源を遮断
してしゃ断器5,5,5をトリップさせて負荷を過電流
又は地絡電流から保護する。また必要により開閉用コン
トロールスイッチ2dを開路操作した場合は、その操作信
号が機器制御モジュール3,3,3に与えられて、機器
制御モジュールにより、制御電源を遮断してしゃ断器
5,5,5を遮断動作させる。
電流を検出した信号が、機器制御モジュール3,3,3
に与えられ、表示機器モジュール2,2,2を表示動作
させる信号が、制御信号線7,7,7を介して表示機器
モジュール2,2,2に与えられて、メータ類2aに電
圧、電流等を表示する。また負荷に過電流又は地絡電流
が流れたことが保護リレー2e,2e,2eにより検出される
と、機器制御モジュール3,3,3から制御電源線8を
介してしゃ断器5,5,5に与えていた制御電源を遮断
してしゃ断器5,5,5をトリップさせて負荷を過電流
又は地絡電流から保護する。また必要により開閉用コン
トロールスイッチ2dを開路操作した場合は、その操作信
号が機器制御モジュール3,3,3に与えられて、機器
制御モジュールにより、制御電源を遮断してしゃ断器
5,5,5を遮断動作させる。
【0027】このスイッチギヤによれば、各スイッチギ
ヤの機器制御モジュール相互間を接続他派切離しをする
場合、プラグイン接続構造の端子モジュールで容易に接
続、切離しができ操作に煩わしさがない。また機器制御
モジュールを金属ケースの外に配設したから、金属ケー
ス内の電磁ノイズの影響がなく機器制御モジュールが誤
動作する虞れがない。更に制御信号線と制御電源線とを
区分して、相互に離隔させているから制御電源線から制
御信号線に電磁ノイズが移行しない。更にまた、配線用
ダクトを設けているから、機器制御モジュールは、金属
ケース内外の電磁ノイズの影響をうけることがない。
ヤの機器制御モジュール相互間を接続他派切離しをする
場合、プラグイン接続構造の端子モジュールで容易に接
続、切離しができ操作に煩わしさがない。また機器制御
モジュールを金属ケースの外に配設したから、金属ケー
ス内の電磁ノイズの影響がなく機器制御モジュールが誤
動作する虞れがない。更に制御信号線と制御電源線とを
区分して、相互に離隔させているから制御電源線から制
御信号線に電磁ノイズが移行しない。更にまた、配線用
ダクトを設けているから、機器制御モジュールは、金属
ケース内外の電磁ノイズの影響をうけることがない。
【0028】図4は本発明に係る金属閉鎖形スイッチギ
ヤの他の実施例を示す斜視図であり、前面扉を開いた状
態を示している。金属ケース1aの上部外面に、配線用ダ
クト10を設けており、配線用ダクト10内には前側から機
器制御モジュール3,3,3及び端子モジュール4をそ
の順序で配設している。金属ケース1aの前側には上下方
向に3分割しており、前方に各別に開閉可能な前面扉1b
1 , 1b2 , 1b3 を設けている。前面扉1b1 , 1b2 , 1b3
夫々には横長形の表示機器モジュール2,2,2を取付
けている。
ヤの他の実施例を示す斜視図であり、前面扉を開いた状
態を示している。金属ケース1aの上部外面に、配線用ダ
クト10を設けており、配線用ダクト10内には前側から機
器制御モジュール3,3,3及び端子モジュール4をそ
の順序で配設している。金属ケース1aの前側には上下方
向に3分割しており、前方に各別に開閉可能な前面扉1b
1 , 1b2 , 1b3 を設けている。前面扉1b1 , 1b2 , 1b3
夫々には横長形の表示機器モジュール2,2,2を取付
けている。
【0029】機器制御モジュール3,3,3の左端部か
ら導出した制御信号線7,7,7は配線用貫通孔1cを通
って金属ケース1aの左側内面側に集められて前面扉1
b1 , 1b2 , 1b3 のヒンジ側を通って表示機器モジュー
ル2,2,2と接続されている。機器制御モジュール
3,3,3の右端部から導出された制御電源線8,8,
8は、配線用貫通孔1cを通って金属ケース1aの右側内面
に沿って配線されている。そしてしゃ断器5,5,5夫
々と対応する高さであり、金属ケース1aの右側内面に取
付けけている接点容量変換モジュール20,20,20を各別に
介してしゃ断器5,5,5の投入コイル接続端子と接続
されている。
ら導出した制御信号線7,7,7は配線用貫通孔1cを通
って金属ケース1aの左側内面側に集められて前面扉1
b1 , 1b2 , 1b3 のヒンジ側を通って表示機器モジュー
ル2,2,2と接続されている。機器制御モジュール
3,3,3の右端部から導出された制御電源線8,8,
8は、配線用貫通孔1cを通って金属ケース1aの右側内面
に沿って配線されている。そしてしゃ断器5,5,5夫
々と対応する高さであり、金属ケース1aの右側内面に取
付けけている接点容量変換モジュール20,20,20を各別に
介してしゃ断器5,5,5の投入コイル接続端子と接続
されている。
【0030】接点容量変換モジュール20,20,20は、多数
の補助リレーからなり、機器制御モジュール3,3,3
としゃ断器5,5,5とのインタフェイスのためのもの
であって、機器制御モジュールにおける接点容量を増大
させるように補助リレーを介在させた構造となってい
る。端子モジュール4の左側端部及び右側端部には、制
御電源母線12及び制御信号線が接続されている。これら
の制御信号線7及び制御電源線8はプラグイン接続構造
のコネクタにより接続するようにしている。それ以外の
構成は図2に示すスイッチギヤの構成と同様であり、同
一構成部分には同一符号を付している。
の補助リレーからなり、機器制御モジュール3,3,3
としゃ断器5,5,5とのインタフェイスのためのもの
であって、機器制御モジュールにおける接点容量を増大
させるように補助リレーを介在させた構造となってい
る。端子モジュール4の左側端部及び右側端部には、制
御電源母線12及び制御信号線が接続されている。これら
の制御信号線7及び制御電源線8はプラグイン接続構造
のコネクタにより接続するようにしている。それ以外の
構成は図2に示すスイッチギヤの構成と同様であり、同
一構成部分には同一符号を付している。
【0031】このように構成したスイッチギヤは、図2
に示すスイッチギヤと同様の動作をする。そして接点容
量変換モジュール20からしゃ断器5までの間が、しゃ断
器5を投入するのに必要な電流が流れるのみであり、そ
れによって制御電源線8から制御信号線7に移行する電
磁ノイズをより少なくできる。
に示すスイッチギヤと同様の動作をする。そして接点容
量変換モジュール20からしゃ断器5までの間が、しゃ断
器5を投入するのに必要な電流が流れるのみであり、そ
れによって制御電源線8から制御信号線7に移行する電
磁ノイズをより少なくできる。
【0032】図5は本発明に係る金属閉鎖形スイッチギ
ヤの更に他の実施例を示す斜視図である。金属ケース1a
の上部外面に取付けた配線用ダクト10内には端子モジュ
ール4を配設している。端子モジュール4には前側から
順に制御信号線7、制御電源線8及び制御電源母線12
を、プラグイン接続構造のコネクタにより接続してい
る。端子モジュール4の左側端部側に接続している制御
信号線7は配線用貫通孔1cを通って、しゃ断器5,5,
5と同高さ位置で金属ケース1aの左側面に取付けている
機器制御モジュール3,3,3と接続されている。
ヤの更に他の実施例を示す斜視図である。金属ケース1a
の上部外面に取付けた配線用ダクト10内には端子モジュ
ール4を配設している。端子モジュール4には前側から
順に制御信号線7、制御電源線8及び制御電源母線12
を、プラグイン接続構造のコネクタにより接続してい
る。端子モジュール4の左側端部側に接続している制御
信号線7は配線用貫通孔1cを通って、しゃ断器5,5,
5と同高さ位置で金属ケース1aの左側面に取付けている
機器制御モジュール3,3,3と接続されている。
【0033】機器制御モジュール3,3,3は制御信号
線7,7,7を介して前面扉1b1 ,1b2 , 1b3 に取付け
ている横長形の表示機器モジュール2,2,2と接続さ
れている。機器制御モジュール3,3,3と接続されて
いる検出信号線16,16,16は変流器6,6,6及び図示し
ない変成器等と接続されている。それ以外の構成は図3
に示したスイッチギヤと同様に構成されており、同一構
成部分には同一符号を付している。このスイッチギヤ
は、図2に示すスイッチギヤと同様の動作をする。
線7,7,7を介して前面扉1b1 ,1b2 , 1b3 に取付け
ている横長形の表示機器モジュール2,2,2と接続さ
れている。機器制御モジュール3,3,3と接続されて
いる検出信号線16,16,16は変流器6,6,6及び図示し
ない変成器等と接続されている。それ以外の構成は図3
に示したスイッチギヤと同様に構成されており、同一構
成部分には同一符号を付している。このスイッチギヤ
は、図2に示すスイッチギヤと同様の動作をする。
【0034】このスイッチギヤは機器制御モジュール
3,3,3を各しゃ断器の配設高さ位置に、機器制御モ
ジュール3及び接点容量変換モジュール20をしゃ断器5
と対応づけて配設しているから、しゃ断器5ごとに、そ
の周辺回路を保守、点検する場合には効率的に作業をす
ることができる。
3,3,3を各しゃ断器の配設高さ位置に、機器制御モ
ジュール3及び接点容量変換モジュール20をしゃ断器5
と対応づけて配設しているから、しゃ断器5ごとに、そ
の周辺回路を保守、点検する場合には効率的に作業をす
ることができる。
【0035】図6は本発明に係る金属閉鎖形スイッチギ
ヤのもう1つの他の実施例を示す斜視図である。金属ケ
ース1aの上部外面に取付けた配線用ダクト10内に、前側
から接点容量変換モジュール20,20,20及び端子モジュー
ル4を、その順に並べて一体化して配設している。それ
以外の構成は図5に示したスイッチギヤの構成と同様と
なっており、同一構成部分には同一符号を付している。
ヤのもう1つの他の実施例を示す斜視図である。金属ケ
ース1aの上部外面に取付けた配線用ダクト10内に、前側
から接点容量変換モジュール20,20,20及び端子モジュー
ル4を、その順に並べて一体化して配設している。それ
以外の構成は図5に示したスイッチギヤの構成と同様と
なっており、同一構成部分には同一符号を付している。
【0036】このスイッチギヤも図2に示したスイッチ
ギヤと同様の動作をする。このスイッチギヤは、接点容
量変換モジュール20,20,20を、配線用ダクト10内の制御
電源母線12を接続している端子モジュール4と一体化し
ているため、制御電源母線12と制御電源線8とを集め
て、制御信号線7とをより分離することができる。これ
により制御電源線8から制御信号線7に移行する電磁ノ
イズを抑制できる。なお、本実施例において示したしゃ
断器、保護継電器等の数は例示であり、その数に何ら限
定されるものではない。
ギヤと同様の動作をする。このスイッチギヤは、接点容
量変換モジュール20,20,20を、配線用ダクト10内の制御
電源母線12を接続している端子モジュール4と一体化し
ているため、制御電源母線12と制御電源線8とを集め
て、制御信号線7とをより分離することができる。これ
により制御電源線8から制御信号線7に移行する電磁ノ
イズを抑制できる。なお、本実施例において示したしゃ
断器、保護継電器等の数は例示であり、その数に何ら限
定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明によれ
ば、機器制御モジュールを端子モジュールの第1接触端
子部に直接プラグイン接続することにより、該機器制御
モジュールを金属ケースに装着することができるから、
機器制御モジュールの金属ケースへの装着が簡易に行な
え、組立て作業の能率を向上できるのである。 しかも、
端子モジュールの第2接触端子部にコネクタを接続する
ことにより、複数のスイッチギヤの端子モジュール相互
間を簡単に接続/離脱することができるから、スイッチ
ギヤを他のスイッチギヤと接続して連系させる場合、簡
単に接続できて、その接続操作に煩わしさがなく、連系
するための配線を簡素化できる。第2発明によれば、金
属ケースの前面側で表示機器モジュールによる表示が行
えて、しかも、機器制御モジュールを例えば金属ケース
の外面上部に配置することができるから、金属ケースの
前面部を開閉扉とした場合においても該開閉扉の重量負
担を少なくでき、開閉扉の開閉操作が行い易いのであ
る。
ば、機器制御モジュールを端子モジュールの第1接触端
子部に直接プラグイン接続することにより、該機器制御
モジュールを金属ケースに装着することができるから、
機器制御モジュールの金属ケースへの装着が簡易に行な
え、組立て作業の能率を向上できるのである。 しかも、
端子モジュールの第2接触端子部にコネクタを接続する
ことにより、複数のスイッチギヤの端子モジュール相互
間を簡単に接続/離脱することができるから、スイッチ
ギヤを他のスイッチギヤと接続して連系させる場合、簡
単に接続できて、その接続操作に煩わしさがなく、連系
するための配線を簡素化できる。第2発明によれば、金
属ケースの前面側で表示機器モジュールによる表示が行
えて、しかも、機器制御モジュールを例えば金属ケース
の外面上部に配置することができるから、金属ケースの
前面部を開閉扉とした場合においても該開閉扉の重量負
担を少なくでき、開閉扉の開閉操作が行い易いのであ
る。
【0038】
【図1】従来の金属閉鎖形スイッチギヤの斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの一部を
破断して示す斜視図である。
破断して示す斜視図である。
【図3】配線部分の拡大図である。
【図4】本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの他の実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの他の実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る金属閉鎖形スイッチギヤの他の実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
1 金属閉鎖形スイッチギヤ 1a 金属ケース 2 表示機器モジュール 3 機器制御モジュール 4 端子モジュール 5 しゃ断器 7 制御信号線 8 制御電源線 12 制御電源母線 16 検出信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 隆文 香川県丸亀市蓬莱町8番地 三菱電機株 式会社 丸亀製作所内 (72)発明者 大河原 正博 香川県丸亀市蓬莱町8番地 三菱電機株 式会社 丸亀製作所内 (56)参考文献 特開 昭47−43939(JP,A) 特開 平4−54806(JP,A) 実開 昭60−89704(JP,U) 実公 昭48−44818(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/04 H02B 1/20 H02B 1/32
Claims (2)
- 【請求項1】 しゃ断器が収納されている金属ケース
と、通電状態の表示及び開閉操作をする表示機器モジュ
ールと、前記しゃ断器及び前記表示機器モジュールの少
なくとも一方を制御する機器制御モジュールとを備えて
いる金属閉鎖形スイッチギヤにおいて、前記金属ケース
の外面に、第1及び第2接触端子部を有するプラグイン
接続構造の端子モジュールを備え、前記第1接触端子部
に前記機器制御モジュールが直接プラグイン接続されて
いることを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤ。 - 【請求項2】 前記表示機器モジュールは、前記機器制
御モジュールと分離して前記金属ケースの前面に配置し
てある請求項1記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337163A JP2876372B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337163A JP2876372B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189418A JPH06189418A (ja) | 1994-07-08 |
JP2876372B2 true JP2876372B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=18306042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4337163A Expired - Fee Related JP2876372B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876372B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4301658B2 (ja) * | 1999-11-01 | 2009-07-22 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ |
JP4681030B2 (ja) * | 2008-07-10 | 2011-05-11 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ接続回路及びこれを用いたスイッチギヤ |
JP5220680B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2013-06-26 | 三菱電機株式会社 | スイッチギヤ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032406Y2 (ja) * | 1971-09-29 | 1975-09-22 | ||
JPS49103928U (ja) * | 1972-12-28 | 1974-09-06 | ||
JPS6089704U (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-19 | 富士電機株式会社 | 閉鎖形配電盤 |
JPS6390909U (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-13 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337163A patent/JP2876372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189418A (ja) | 1994-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7612988B2 (en) | Switchgear with movable user interface module | |
US9246325B2 (en) | Connection device for transformer substation modules | |
CN101242082B (zh) | 具有换向式直流断路器的直流电路用配电盘 | |
CN205901073U (zh) | 配电柜或配电箱用多断路器转接器 | |
CN109524896B (zh) | 高压电器箱和列车 | |
CN105914588A (zh) | 一种多断路器配电柜或配电箱 | |
CN105932550B (zh) | 一种配电柜或配电箱的多断路器排布方法 | |
CN101710676A (zh) | 可移开式消弧消谐装置 | |
JP2876372B2 (ja) | 金属閉鎖形スイッチギヤ | |
JP2015050806A (ja) | 変電機器制御盤 | |
CN110943391B (zh) | 高压配电箱 | |
CA2298642C (en) | Modular protective relay with submodules | |
JP2002171616A (ja) | 変電機器制御盤 | |
CN115425567A (zh) | 一种高安全的sf6全绝缘紧凑型环网柜 | |
CN114665724A (zh) | 一种抽屉式双输出电源控制柜 | |
EP1533877A1 (en) | Reduced-dimension modular processing centre | |
CN220874051U (zh) | 一种插入分隔式配电柜 | |
CN221447721U (zh) | 一种船用高压主配电板 | |
JPH05300615A (ja) | 受配電設備の制御装置 | |
CN217115933U (zh) | 一种抽屉式双输出电源控制柜 | |
CN212518062U (zh) | 一种动力配电箱防触电装置 | |
JPH05336627A (ja) | 受電用開閉装置 | |
CN210074758U (zh) | 一种便携式电动机控制保护装置 | |
JP3178307B2 (ja) | 変圧器ユニット | |
JP6713840B2 (ja) | 電源系統システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |