JPH0993394A - 画像印刷装置 - Google Patents

画像印刷装置

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JPH0993394A
JPH0993394A JP7246452A JP24645295A JPH0993394A JP H0993394 A JPH0993394 A JP H0993394A JP 7246452 A JP7246452 A JP 7246452A JP 24645295 A JP24645295 A JP 24645295A JP H0993394 A JPH0993394 A JP H0993394A
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JP7246452A
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Inventor
Chisato Nakamura
千里 中村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像印刷装置において、複数枚の印刷出力紙
を組み合わせて拡大画像出力を得る場合の楽しみを増大
させることにある。 【解決手段】 印刷順設定部が、各分割画像の印刷順を
その配置順とは関係のないランダムな順に設定し、印刷
部が、その印刷順設定手段によって設定された印刷順
で、各分割画像を印刷する。この結果、ユーザは、図1
3(a) に示されるようにランダムに出力される拡大印刷
画像をジグソーパズルのように組み合わせて図13(b)
に示される完成出力を得るという、楽しみ方をすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像制御装置にお
いて制御される画像を印刷する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプライト(オブジェクト)、バ
ックグラウンド等の画像データを制御する画像処理機能
を有するテレビゲーム機等の画像制御装置が知られてお
り、また、これと組み合わせて、出力されるビデオ信号
等の画像信号を取り込んでゲーム画面等の画像の印刷を
行うプリンタ機能も提案されている。
【0003】更に、画像の拡大印刷を行う場合に、拡大
された画像の分割画像が順次1枚ずつの印刷用紙に出力
され、出力された複数枚の印刷出力紙を組み合わせて並
べることにより、大きな拡大画像出力を得られるように
した印刷技術も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の拡大印刷技術では、分割画像の出力順は予め決めら
れているため、ユーザは、順次出力される印刷出力紙を
単に順番に並べるだけで大きな拡大画像出力を得ること
になる。このため、印刷されたものを考えながら並べる
等の、拡大印刷をする楽しみが少ないという問題点を有
している。
【0005】本発明の課題は、複数枚の印刷出力紙を組
み合わせて拡大画像出力を得る場合の楽しみを増大させ
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、拡大された画
像の分割画像が順次1枚ずつの印刷用紙に出力されその
出力された複数枚の印刷出力紙を組み合わせて並べるこ
とにより拡大画像出力を得る画像印刷装置を前提とす
る。
【0007】そして、まず、各分割画像の印刷順をその
配置順とは関係のないランダムな順に設定する印刷順設
定手段を有する。次に、その印刷順設定手段によって設
定された印刷順で、各分割画像を印刷する印刷手段を有
する。
【0008】このような発明の構成により、ユーザは、
ランダムに出力される拡大印刷画像をジグソーパズルの
ように組み合わせて完成出力を得るという、楽しみ方を
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。以下に説明する
実施の形態では、画像の拡大印刷が行われる場合に、拡
大された画像の分割画像をランダムな順番で1枚ずつの
印刷用紙に出力することができることが、本発明に関連
する大きな特徴である。 <実施の形態の外観図>図1は、本発明の実施の形態の
外観図であり、例えばプリンタ付き似顔絵作成装置とし
て実施される。
【0010】この装置の筐体上には、用紙カセットが挿
入されるカセット部101、用紙カセットを取り出すた
めのカセットイジェクトボタン102、ビデオ出力端子
103、印刷濃度を調整するための印刷濃度ボリューム
104、印刷された用紙を切るための用紙カッター10
5、電源スイッチ106と、図2及び図3で後述するコ
ントロールパッド306及びプリンタ部307などが備
えられている。 <コントロールパッドの外観図>図2は、図1のコント
ロールパッド306の外観図である。コントロールパッ
ド306上には、印刷スイッチ201、ENTERスイ
ッチ202、1、4、16、及び64倍の各倍率スイッ
チ203、ランダムスイッチ204、及び上下左右のカ
ーソルスイッチ205等が備えられている。 <実施の形態の全体ブロック構成>図3は、本発明の実
施の形態の全体ブロック構成図であり、テレビ309を
除いて、図1に示される筐体の内部に構成される。
【0011】プログラム/データROM304は、CP
U301が実行するプログラム及びそのプログラムにお
いて使用される各種データを格納する。CPU301
は、このプログラムに従って、ワークRAM305を使
用しながら、VDP302を制御する。
【0012】VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)
302は、スプライト(オブジェクト)、バックグラウ
ンド等に関する画像処理を制御する。VRAM(ビデオ
RAM)303は、スプライト(オブジェクト)、バッ
クグラウンド、ビットマップ等の各種画像データを格納
し、VDP302からアクセスされる。
【0013】エンコーダ308は、VDP302から送
られてくるRGBアナログ映像信号をテレビ規格の映像
信号(NTSC信号)に変換する。テレビ309は、エ
ンコーダ308から図1のビデオ出力端子103を介し
て出力される映像信号を表示する。
【0014】プリンタ部307は、テレビ309に表示
されている画像を印刷する。コントロールパッド306
は、図2に示される外観を有しており、ユーザに、各種
操作を行わせる。 <VDP302の構成>図4は、図3に示されるVDP
302の構成図である。
【0015】このVDP302は、ゲーム時に、主とし
て動くキャラクターを表現するスプライト(オブジェク
ト)と、背景を表現するバックグラウンド及びビットマ
ップのテレビ309(図3)への画面表示を制御する。
【0016】CPUインタフェース部401は、図3の
CPU301との間のデータ転送時におけるインタフェ
ースを制御する。VRAMインタフェース部402は、
後述するジェネレータ部403が図3のVRAM303
に格納されているスプライト(オブジェクト)、バック
グラウンド(背景)、又はビットマップの画像データを
アクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0017】ジェネレータ部403は、表示タイミング
における各水平期間毎に、図3のVRAM303から、
次の水平表示期間内の各ドット表示タイミングに対応す
る表示座標に配置されるスプライト(オブジェクト)、
バックグラウンド、又はビットマップの色コードを読み
込み、第1の内部バッファに格納すると共に、現在の水
平表示期間内の各ドット表示タイミングに対応する表示
座標に配置される色コードを第2の内部バッファから出
力する。第1及び第2の内部バッファに対する色コード
の書込み及び読出しは、水平表示期間毎に交互に切り替
えられる。
【0018】カラールックアップテーブル部404は、
ジェネレータ部403から出力された色コードを、R
(赤)、G(緑)、B(青)のデジタルデータに変換し
て出力する。
【0019】RGB D/A変換部405は、カラール
ックアップテーブル部404から出力されるRGBデジ
タルデータをRGBアナログ映像信号に変換し出力す
る。オシレータ部406は、VDP302に必要な各種
クロックを生成する。
【0020】水平/垂直同期カウンタ部407は、オシ
レータ部406が出力するクロックに従って、画像表示
に必要な水平同期カウンタ値(水平同期信号)及び垂直
同期カウンタ値(垂直同期信号)を生成するためのカウ
ンタ回路である。
【0021】デコーダ部408は、水平/垂直同期カウ
ンタ部407が出力するカウンタ値から水平同期カウン
タ値及び垂直同期カウンタ値をデコードし、VDP30
2内の各機能ブロックに供給する。
【0022】ビデオ信号ジェネレータ部409は、デコ
ーダ部408が出力する水平同期カウンタ値及び垂直同
期カウンタ値から、図3のエンコーダ308が必要とす
るビデオ信号を生成し、エンコーダ308に供給する。
【0023】RGBバッファ部410は、カラールック
アップテーブル部404から出力されるRGBデジタル
データを、図3のテレビ309上の表示画面の1ライン
分(256ドット分)だけ格納する。
【0024】上述の構成を有する本実施の形態の動作に
つき、以下に順次説明する。 <CPU301の動作>図5は、図3のCPU301が
実行するメインフローを示す図である。
【0025】まず、ステップ501で、図3のワークR
AM305の記憶内容等がイニシャライズされた後、ス
テップ502の表示処理とステップ503の印刷処理が
交互に繰り返し実行される。
【0026】ステップ502の表示処理では、ユーザが
コントロールパッド306(図2参照)を操作すること
により指定する画像データが、プログラム/データRO
M304から読み出されて、ワークRAM305内の所
定の記憶領域に設定される。これらの画像データは、例
えば垂直ブランク期間において、CPU301の制御下
で、図4のCPUインタフェース部401、アドレスバ
ス411、データバス412、及びVRAMインタフェ
ース部402を介してVRAM303の所定の領域に転
送される。この結果、VRAM303に転送された画像
データは、VRAMインタフェース部402、ジェネレ
ータ部403、カラールックアップテーブル部404、
及びRGB D/A変換部405から、図3のエンコー
ダ308を介して、テレビ309に表示される。
【0027】なお、画像の表示制御に関する処理は、本
発明には直接には関連しないため、その詳細な説明は省
略する。ステップ503の印刷処理では、現在テレビ3
09に表示されている画像を、ユーザが指定した拡大倍
率で図1又は図3のプリンタ部307に出力する処理が
実行される。この部分が、本発明に関連する。
【0028】図6は、図5のステップ503の印刷処理
の動作フローチャートである。まず、ステップ601で
は、ユーザが指定した各種印刷指示を設定するための設
定処理が実行される。
【0029】次に、ステップ602では、図3のVDP
302内の図4に示されるカラールックアップテーブル
部404から順次出力される図3のテレビ309に表示
される1画面分のRGBデジタルデータを、図3のVD
P302内の図4に示されるRGBバッファ部410を
介して、図3のワークRAM305内の原画像エリアA
に転送するための、画面抽出処理が実行される。
【0030】続いて、ステップ603では、拡大された
画像の分割画像が1枚ずつの印刷用紙に出力される際
に、ユーザによりコントロールパッド306上のランダ
ムスイッチ204(図2参照)がオンされていない場合
には、上記分割画像の配置順に対応する印刷順を設定
し、上記ランダムスイッチ204がオンされている場合
には、上記分割画像の配置順とは関係のないランダムな
印刷順を設定するための、印刷順設定処理が実行され
る。
【0031】最後に、ステップ604では、実際の印刷
処理を実行するための、印刷実行処理が実行される。図
7は、図6のステップ601の設定処理の動作フローチ
ャートである。
【0032】まず、ステップ701では、ユーザにより
コントロールパッド306上の印刷スイッチ201(図
2参照)がオンされたか否かが判定される。そして、ユ
ーザにより印刷スイッチ201がオンされると、ステッ
プ701の判定がYESとなって、ステップ702で、
CPU301内のレジスタとして確保される印刷設定実
行フラグPTFが反転される。印刷設定実行フラグPT
Fは、その値が0のときには印刷処理のためのステップ
704〜713の印刷設定処理の非実行を指定し、その
値が1のときには印刷設定処理の実行を指定する。即
ち、ユーザは、印刷スイッチ201をオンする毎に、印
刷設定処理の実行/非実行を交互に設定できる。印刷ス
イッチ201がオンされなければ、ステップ701の判
定がNOとなって、ステップ702は実行されず、印刷
設定実行フラグPTFは反転しない。
【0033】ステップ703では、印刷設定実行フラグ
PTFの値が1であるか否かが判定される。印刷設定処
理が指定されておらず印刷設定実行フラグPTFの値が
1でなければ(0ならば)、そのまま図6のステップ6
01の設定処理を終了する。
【0034】印刷設定処理が指定されていて印刷設定実
行フラグPTFの値が1であるならば、ステップ704
で、ユーザによってコントロールパッド306上の1、
4、16、又は64倍の何れかの倍率スイッチ203が
オンされているか否かが判定される。
【0035】ステップ704の判定がNOならば、ステ
ップ705〜709の倍率変更のための処理は実行され
ない。ステップ704の判定がYESならば、ステップ
705で、オンされた倍率スイッチ203の種類が判定
される。
【0036】ステップ705で、1倍の倍率スイッチ2
03がオンされたと判定された場合には、ステップ70
5で、ワークRAM305上に確保される倍率変数N
(図11参照)の値が1に設定され、4倍の倍率スイッ
チ203がオンされたと判定された場合には、ステップ
707で、倍率変数Nの値が4に設定され、16倍の倍
率スイッチ203がオンされたと判定された場合には、
ステップ708で、倍率変数Nの値が16に設定され、
64倍の倍率スイッチ203がオンされたと判定された
場合は、ステップ709で、倍率変数Nの値が64に設
定される。
【0037】ステップ710では、ユーザによってコン
トロールパッド306上のランダムスイッチ204(図
2参照)がオンされたか否かが判定される。そして、ユ
ーザによりランダムスイッチ204がオンされると、ス
テップ710の判定がYESとなり、ステップ711
で、CPU301内のレジスタとして確保されるランダ
ムフラグRFが反転される。ランダムフラグRFは、そ
の値が0のときには拡大印刷時の分割画像の配置順に対
応する印刷順の設定を指定し、その値が1のときには上
記分割画像の配置順とは関係のないランダムな印刷順の
設定を指定する。即ち、ユーザは、ランダムスイッチ2
04をオンする毎に、ランダム印刷順の指定/非指定を
交互に設定できる。ランダムスイッチ204がオンされ
なければ、ステップ710の判定がNOとなって、ステ
ップ711は実行されず、ランダムフラグRFは反転し
ない。
【0038】ステップ712では、ユーザによってコン
トロールパッド306上のENTERスイッチ202
(図2参照)がオンされたか否かが判定される。ENT
ERスイッチ202がオンされておらずステップ712
の判定がNOなら、そのまま図6のステップ601の設
定処理を終了する。
【0039】ENTERスイッチ202がオンされてお
りステップ712の判定がYESならば、ステップ71
3において、印刷設定実行フラグPTFの値が0に戻さ
れると共に、CPU301内のレジスタとして確保され
る印刷実行フラグPFの値が1に設定される。この印刷
実行フラグPFは、その値が0のときには印刷処理の非
実行を指定し、その値が1のときには印刷処理の実行を
指定する。即ち、ユーザは、印刷設定処理を実行した後
にENTERスイッチ202をオンすることにより、実
際の印刷処理の実行を設定できる。
【0040】次に、図8は、図6のステップ602の画
面抽出処理の動作フローチャートである。ここでは、図
3のVDP302内の図4に示されるカラールックアッ
プテーブル部404から順次出力される図3のテレビ3
09に表示される1画面分のRGBデジタルデータが、
図3のVDP302内の図4に示されるRGBバッファ
部410を介して、図3のワークRAM305内の原画
像エリアAに転送される。この場合に、RGBバッファ
部410は、カラールックアップテーブル部404から
出力されるRGBデジタルデータを、図3のテレビ30
9上の表示画面の1ライン分(256ドット分)だけ格
納する容量を有する。
【0041】まず、ステップ801では、印刷実行フラ
グPFの値が1であるか否か、即ち印刷処理の実行が指
定されているか否かが判定される。ステップ801の判
定がNOの場合には、そのまま図6のステップ602の
画面抽出処理を終了する。
【0042】ステップ801の判定がYESの場合に
は、ステップ802で、画面表示タイミングが垂直ブラ
ンク期間(v_blank)に入ったか否かが判定さ
れ、この判定がYESとなるまでステップ802で待機
状態となる。この判定は、図4のVDP302内のデコ
ーダ部408から外部に出力される垂直同期カウンタ値
の値が垂直表示期間に対応する値から垂直ブランク期間
に対応する値に変化することを監視する動作として実現
される。
【0043】ステップ802の判定がYESとなった
後、垂直ブランク期間内において、ステップ803〜8
06が実行される。ステップ803では、CPU301
内のレジスタに設定されるiの値が0にリセットされ
る。このレジスタ値iは、転送処理が行われる画面内の
ライン位置を指定し、垂直表示期間内の垂直同期カウン
タ値に対応する。従って、ステップ803によって設定
されるレジスタ値iの初期値0は、画面の第1ライン目
を指示している。
【0044】ステップ804では、レジスタ値iに対応
する図3のワークRAM305内の原画像エリアA(図
11参照)内のアドレスが算出される。この場合におけ
る算出値は、原画像エリアA内の先頭アドレスである。
【0045】ステップ805においては、図3のCPU
301から、図3のVDP302内に設けられている図
4のCPUインタフェース部401を介して、図4のR
GBバッファ部410内の特には図示しないレジスタ
に、レジスタ値i=0がセットされる。
【0046】また、ステップ806では、図3のCPU
301から、図3のVDP302内に設けられている図
4のCPUインタフェース部401を介して、図4のR
GBバッファ部415に対して、格納開始信号がセット
(通知)される。
【0047】その後、ステップ807では、画面表示タ
イミングが垂直ブランク期間を出たか否かが判定され、
この判定がYESとなるまでステップ807で待機状態
となる。
【0048】ステップ807の判定がYESとなった後
に、更に、ステップ808においては、画面表示タイミ
ングが第1ライン目と第2ライン目の間の水平ブランク
期間(h_blank)に入ったか否かが判定され、こ
の判定がYESとなるまでステップ808で待機状態と
なる。
【0049】この待機状態の期間に、図3のVDP30
2内に設けられる図4のRGBバッファ部410は、ス
テップ806でCPU301から格納開始信号を受け取
った後、ステップ805でCPU301により内部のレ
ジスタにセットされた第1ライン目を指示するライン指
定値i=1と図4のデコーダ部408から出力される垂
直同期カウンタ値が一致したタイミングで、内部のライ
ンメモリの、図4のデコーダ部408から出力される水
平同期カウンタ値に対応して順次インクリメントされる
アドレスに、カラールックアップテーブル部404から
入力される第1ライン目に対応する1ライン分(256
ドット分)のRGBデジタルデータが書き込まれる。
【0050】ステップ808の判定がYESとなった
後、第1ライン目の水平ブランク期間において、ステッ
プ809〜815が実行される。ステップ809では、
RGBバッファ部410のラインメモリから図4のデー
タバス412を介して図3のワークRAM305内の原
画像エリアA(図11参照)に、第1ライン目のRGB
デジタルデータが転送される。
【0051】ステップ809の転送処理が終了した後、
ステップ810では、全ライン分の処理が終了したか否
かが判定される。具体的には、レジスタ値iが最終ライ
ン値になっているか否かが判定される。
【0052】ステップ810の判定がNOなら、ステッ
プ811でレジスタ値iが+1だけインクリメントされ
た後、ステップ812でレジスタ値iに対応する図3の
ワークRAM308内の前述した原画像エリアA内のア
ドレスが算出され、ステップ813でステップ805と
同様に、CPU301からRGBバッファ部410内の
特には図示しないレジスタに、レジスタ値iがセットさ
れ、ステップ814でステップ806と同様にRGBバ
ッファ部410に対して格納開始信号がセットされる。
【0053】その後、ステップ815においては、画面
表示タイミングがレジスタ値iに対応するラインとその
1つ前のラインの間の水平ブランク期間を出たか否かが
判定され、この判定がYESとなるまでステップ815
で待機状態となる。
【0054】ステップ815の判定がYESとなった
後、ステップ808〜815が繰り返し実行されること
により、RGBバッファ部410のラインメモリから図
4のデータバス412を介して図3のワークRAM30
5内の前述した原画像エリアAに、現在図3のテレビ3
09に表示されている画面の各ラインのRGBデジタル
データが転送される。
【0055】上述の動作が繰り返される結果、ステップ
810で全ライン分の処理が終了したと判定されたら、
図6のステップ602の画面抽出処理が終了する。以上
の画面抽出処理によって、テレビ309に表示されてい
る1画面分のRGBデジタルデータを、VDP302か
らワークRAM305内の原画像エリアAに転送させる
ことができる。
【0056】次に、図9は、図6のステップ603の印
刷順設定処理の動作フローチャートである。ここでは、
拡大された画像の分割画像が1枚ずつの印刷用紙に出力
される際に、ユーザによりコントロールパッド306上
のランダムスイッチ204がオンされていない場合は、
上記分割画像の配置順に対応する印刷順が設定され、ラ
ンダムスイッチ204がオンされている場合は、上記分
割画像の配置順とは関係のないランダムな印刷順が設定
される。
【0057】まず、ステップ901では、印刷実行フラ
グPFの値が1であるか否か、即ち印刷処理の実行が指
定されているか否かが判定される。ステップ901の判
定がNOの場合には、そのまま図6のステップ603の
印刷順設定処理を終了する。
【0058】ステップ901の判定がYESの場合に
は、ステップ902で、ワークRAM305内に確保さ
れるカウンタ値n(図11参照)が1に初期設定され
る。次に、ステップ903では、ランダムフラグRFの
値が1であるか否かが判定される(図7のステップ71
0参照)。
【0059】この判定がNOの場合、即ちランダム印刷
順が指定されていない場合には、ステップ905でカウ
ンタ値nが+1ずつインクリメントされながら、ステッ
プ906でその値が倍率変数Nの値を超えたと判断され
るまで、ステップ904で、カウンタ値nがワークRA
M305内に確保される印刷順配列のn番目の要素値R
(n)(図11参照)として設定される。この結果、後
述する図6のステップ604の印刷実行処理において上
記印刷順配列の要素値の順に印刷が実行される場合に、
分割画像の配置順に対応して印刷が実行されることにな
る。
【0060】ステップ903の判定がYESの場合、即
ちランダム印刷順が指定されている場合には、ステップ
907で1〜倍率変数Nの値の間の乱数が発生させら
れ、ステップ908で前に発生した乱数以外の乱数のみ
が選択された後に、ステップ909で、ワークRAM3
05内に確保される印刷順配列のカウンタ値nに対応す
るn番目の要素値R(n)に、上記乱数値が設定され
る。この結果、後述する図6のステップ604の印刷実
行処理において上記印刷順配列の要素値の順に印刷が実
行される場合に、分割画像の配置順には関係なくランダ
ムに印刷が実行されることになる。これが、本発明に関
連する大きな特徴である。
【0061】上述の一連の処理において、ステップ90
6で、カウンタ値nがユーザによって指定されている倍
率変数N(図7のステップ706〜709参照)の値を
超えたと判断されると、図6のステップ603の印刷順
設定処理を終了する。
【0062】最後に、図10は、図6の印刷実行処理の
動作フローチャートである。ここでは、実際の印刷処理
が実行される。まず、ステップ1001では、印刷実行
フラグPFの値が1であるか否か、即ち印刷処理の実行
が指定されているか否かが判定される。
【0063】ステップ1001の判定がNOの場合に
は、そのまま図6のステップ604の印刷実行処理を終
了する。ステップ1001の判定がYESの場合には、
ステップ1002で、ユーザによって指定された倍率変
数Nの値が1ではないか否かが判定される。
【0064】倍率変数Nの値が1でステップ1002の
判定がNOの場合には、ステップ1003で、図6のス
テップ602の画面抽出処理によってワークRAM30
5内の原画像エリアAに転送されている1画面分のRG
Bデジタルデータが、図3のプリンタ部307に転送さ
れてそのまま1枚の印刷用紙に印刷される。
【0065】倍率変数Nの値が1ではなくステップ10
02の判定がYESの場合には、まず、ステップ100
4でカウンタ値nに1が初期値設定される。ステップ1
005においては、図6のステップ603でワークRA
M305上に書き込まれた印刷順配列のカウンタ値1に
対応する1番目の要素値R(n)=R(1)が、ワーク
RAM305上に確保されている変数値m(図11参
照)として設定される。
【0066】次に、ステップ1006で、倍率変数Nの
値が4であるか否かが判定される。倍率変数Nの値が4
でステップ1006の判定がYESの場合には、ステッ
プ1007で、ワークRAM305上の原画像エリアA
に転送されている1画面分のRGBデジタルデータを4
分割して得られる分割画像(図12(a) 参照)のうち、
変数値mに対応する位置の分割画像Amが、ワークRA
M305上の画像エリアB(図11参照)に、4倍拡大
されてストアされる。
【0067】倍率変数Nの値が4ではなくステップ10
06の判定がNOの場合は、ステップ1008で、倍率
変数Nの値が16であるか否かが判定される。倍率変数
Nの値が16でステップ1008の判定がYESの場合
には、ステップ1009で、ワークRAM305上の原
画像エリアAに転送されている1画面分のRGBデジタ
ルデータを16分割して得られる分割画像(図12(b)
参照)のうち、変数値mに対応する位置の分割画像Am
が、画像エリアBに、16倍拡大されてストアされる。
【0068】倍率変数Nの値が4でも16でもなく64
であってステップ1008の判定がNOの場合には、ス
テップ1010ワークRAM305上の原画像エリアA
に転送されている1画面分のRGBデジタルデータを6
4分割して得られる分割画像(図12(c) 参照)のう
ち、変数値mに対応する位置の分割画像Amが、画像エ
リアBに、64倍拡大されてストアされる。
【0069】ステップ1007、1009、又は101
0の処理の後、ステップ1011では、ワークRAM3
05上の画像エリアBに転送された分割画像AmのRG
Bデジタルデータが、図3のプリンタ部307に転送さ
れて1枚の印刷用紙に印刷される。
【0070】ステップ1012では、プリンタ部307
における1枚分の印刷処理が終了したか否かが判定され
る。そして、この判定がYESとなった後、ステップ1
013で、カウンタ値nが+1される。
【0071】次に、ステップ1014では、カウンタ値
nが倍率変数Nの値を超えたか否かが判定される。ステ
ップ1014の判定がNOならば、ステップ1005に
戻って、ワークRAM305上の印刷順配列のカウンタ
値2に対応する2番目の要素値R(n)=R(2)が、
変数値mとして設定される。その後、前述したようにし
て、各拡大倍率に応じた変数値mに対応する位置の分割
画像Amが画像エリアBにストアされ、その内容が印刷
される。以後、同様に、順次インクリメントされるカウ
ンタ値nに対応する印刷配列の要素値R(n)が変数値
mとして設定されながら、各拡大倍率に応じた変数値m
に対応する位置の分割画像Amが画像エリアBにストア
され、その内容が印刷される。
【0072】ここで、ユーザがコントロールパッド30
6上のランダムスイッチ204(図2参照)をオンせず
に、前述した図6のステップ603の印刷順設定処理
で、印刷配列の各要素値R(n)に順位+1ずつインク
リメントされる値が設定されている場合には、分割画像
Amの印刷順はその配置順に対応して規則的なものにな
る。
【0073】これに対して、ユーザがコントロールパッ
ド306上のランダムスイッチ204をオンし、前述し
た図6のステップ603の印刷順設定処理で、印刷配列
の各要素値R(n)にランダムな値が設定されている場
合は、分割画像Amの印刷順はその配置順に関係のない
ランダムなものになる。この結果、ユーザは、例えば図
13(a) のようにランダムに出力される拡大印刷画像を
ジグソーパズルのように組み合わせて図13(b) に示さ
れる完成出力を得るという、楽しみ方をすることができ
る。
【0074】カウンタ値nが倍率変数Nの値を超えてス
テップ1014の判定がYESとなると、ステップ10
15で印刷実行フラグPFの値が0に戻された後、図6
のステップ604の印刷実行処理を終了する。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、ランダムに
出力される拡大印刷画像をジグソーパズルのように組み
合わせて完成出力を得るという、楽しみ方をすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観図である。
【図2】コントロールパッド306の外観図である。
【図3】本発明の実施の形態の全体ブロック図である。
【図4】VDPの構成図である。
【図5】メインフローを示す図である。
【図6】印刷処理の動作フローチャートである。
【図7】設定処理の動作フローチャートである。
【図8】画面抽出処理の動作フローチャートである。
【図9】印刷順設定処理の動作フローチャートである。
【図10】印刷実行処理の動作フローチャートである。
【図11】ワークRAMの記憶内容を示す図である。
【図12】分割画像の例を示す図である。
【図13】印刷出力例を示す図である。
【符号の説明】
101 カセット部 102 カセットイジェクトボタン 103 ビデオ出力端子 104 印刷濃度ボリューム 105 用紙カッター 106 電源スイッチ 201 印刷スイッチ 202 ENTERスイッチ 203 倍率スイッチ 204 ランダムスイッチ 205 カーソルスイッチ 301 CPU 302 VDP 303 VRAM 304 プログラム/データROM 305 ワークRAM 306 コントロールパッド 307 プリンタ部 308 エンコーダ 309 テレビ 401 CPUインタフェース部 402 VRAMインタフェース部 403 ジェネレータ部 404 カラールックアップテーブル部 405 RGB D/A変換部 406 オシレータ部 407 水平/垂直同期カウンタ部 408 デコーダ部 409 ビデオ信号ジェネレータ部 410 RGBバッファ部 411 アドレスバス 412 データバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡大された画像の分割画像が順次1枚ず
    つの印刷用紙に出力されその出力された複数枚の印刷出
    力紙を組み合わせて並べることにより拡大画像出力を得
    る画像印刷装置において、 前記各分割画像の印刷順をその配置順とは関係のないラ
    ンダムな順に設定する印刷順設定手段と、 該印刷順設定手段によって設定された印刷順で、前記各
    分割画像を印刷する印刷手段と、 を有することを特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷順設定手段は、前記各分割画像
    の印刷順を配置順に設定するかあるいは前記配置順とは
    関係のないランダムな順に設定するかを切り替える切り
    替え手段を含む、 ことを特徴とする請求項1記載の画像印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記各拡大された画像を分割して作成す
    る分割画像の個数が設定可能である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像印刷装置。
JP7246452A 1995-09-25 1995-09-25 画像印刷装置 Pending JPH0993394A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998052353A1 (fr) * 1997-05-09 1998-11-19 Snk Corporation Cabine photographique et procede de photographie
JP2007202763A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Seiko Epson Corp 記録装置制御プログラム
JP2007264155A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Yamaha Corp 電子楽器およびプログラム

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