JPH0993382A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0993382A
JPH0993382A JP7244105A JP24410595A JPH0993382A JP H0993382 A JPH0993382 A JP H0993382A JP 7244105 A JP7244105 A JP 7244105A JP 24410595 A JP24410595 A JP 24410595A JP H0993382 A JPH0993382 A JP H0993382A
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JP
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personal computer
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signal
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JP7244105A
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English (en)
Inventor
Masato Nakajima
正人 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータでファクシミリ受信
する画情報をファクシミリ装置でも受信できるようにす
る。 【解決手段】 公衆回線4を通して画情報の送受信を行
なう機能を有するパーソナルコンピュータ2を接続し、
CPU15はパーソナルコンピュータ2が画情報の受信
を行なっているとき、公衆回線4上のプロトコル信号を
解析し、その解析結果に基づいて網制御部14によって
パーソナルコンピュータ2が受信する画情報をモニタ
し、そのモニタした画情報をプロッタ部12によって印
刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線を通し
て画情報を送受信し、その受信した画情報を印刷するフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一公衆回線にファクシミリ装置と
公衆回線を通して画情報の送受信を行なう機能を有する
パーソナルコンピュータを接続して使用する場合、ファ
クシミリ通信を行なう前にファクシミリ装置とパーソナ
ルコンピュータのどちらで受信するかを予め選択し、い
ずれか一方でのみファクシミリ受信していた。
【0003】従来、上記のようなファクシミリ装置とし
て、ファクシミリ受信時に画情報をメモリ受信し、その
受信した画情報の内容をモニタ上に表示することによ
り、リアルタイムで受信した画情報を参照することがで
きるファクシミリ装置(例えば、特開昭58−1862
59号公報参照)があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファクシミリ装置では、パーソナルコンピュー
タでファクシミリ受信する画情報をファクシミリ装置で
受信したくてもできないという問題があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、パーソナルコンピュータでファクシミリ受信す
る画情報をファクシミリ装置でも受信できるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるファクシ
ミリ装置は、上記の目的を達成するため、公衆回線を通
して画情報の送受信を行なう機能を有するパーソナルコ
ンピュータを接続し、公衆回線を通して画情報を送信す
る画情報送信手段と、公衆回線を通して送信された画情
報を受信する画情報受信手段と、その手段によって受信
した画情報を印刷する印刷手段を備えている。
【0007】さらに、上記パーソナルコンピュータが画
情報の受信を行なっているとき、公衆回線上のプロトコ
ル信号を解析するプロトコル解析手段と、その手段によ
る解析結果に基づいて上記パーソナルコンピュータが受
信する画情報をモニタする画情報モニタ受信手段を設け
たものである。
【0008】また、公衆回線からのリンギング信号を検
出するリンギング検出手段と、その手段によってリンギ
ング信号を検出したとき、上記パーソナルコンピュータ
によるオフフック信号を検出するオフフック検出手段
と、その手段によってオフフック信号を検出したとき、
上記画情報モニタ受信手段を作動させる画情報モニタ受
信制御手段を設けるとよい。
【0009】さらに、上記画情報モニタ受信手段によっ
てモニタされた画情報の予め決められたデータ長の画情
報を検出するモニタ受信画情報長検出手段と、その手段
によって検出されたデータ長の画情報のみを上記印刷手
段によって印刷させる印刷制御手段を設けるとよい。
【0010】また、上記パーソナルコンピュータが画情
報の受信を行なっているとき、公衆回線上の送信端末識
別信号を認識する送信端末識別信号認識手段と、その手
段によって認識した送信端末識別信号に基づく通信相手
先の情報を上記印刷手段によって印刷させる通信相手先
情報印刷手段と、上記送信端末識別信号を記憶して管理
する通信管理手段を設けるとよい。
【0011】さらに、上記画情報受信手段による通常の
画情報受信モードと、上記画情報モニタ受信手段による
画情報モニタ受信モードを自動的に切り替える受信モー
ド選択手段を設けるとよい。
【0012】この発明によるファクシミリ装置は、公衆
回線を通して画情報の送受信を行なう機能を有するパー
ソナルコンピュータを接続し、パーソナルコンピュータ
が画情報の受信を行なっているとき、公衆回線上のプロ
トコル信号を解析し、その解析結果に基づいてパーソナ
ルコンピュータが受信する画情報をモニタするので、パ
ーソナルコンピュータでファクシミリ受信している画情
報を同時に受信することができる。
【0013】したがって、パーソナルコンピュータに画
情報を残しながら、その画情報をファクシミリ装置で記
録紙に印刷することができる。また、パーソナルコンピ
ュータにプリンタを接続し、そのパーソナルコンピュー
タでファクシミリ受信した画情報を見直して、プリンタ
で画情報を印刷するような手間のかかる作業をしなくて
も、画情報を印刷した記録紙を取得できる。さらに、フ
ァクシミリ装置によって印刷された記録紙の内容を参照
して、その内容が重要なものか否かを判断することがで
き、パーソナルコンピュータにその画情報を保管又は加
工して再度使用するか否かを即座に決定することができ
る。
【0014】また、公衆回線からのリンギング信号を検
出し、その後にパーソナルコンピュータによるオフフッ
ク信号を検出したとき、パーソナルコンピュータが受信
する画情報のモニタを作動させるようにすれば、ファク
シミリ通信の開始時に、パーソナルコンピュータがファ
クシミリ送信側と受信側のどちらであるかを認識し、パ
ーソナルコンピュータからファクシミリ送信された画情
報を誤って受信してモニタしてしまうような無駄な処理
を行なうことを防止することができる。
【0015】さらに、モニタされた画情報の予め決めら
れたデータ長の画情報を検出し、その検出されたデータ
長の画情報のみを印刷させるようにすれば、モニタした
全ての画情報を印刷する必要が無く、単にどのような内
容の情報が送信されてきたのかを確認したい場合に、そ
の内容を容易に確認することができ、記録紙を無駄に使
用することを防止することができる。
【0016】また、パーソナルコンピュータが画情報の
受信を行なっているとき、公衆回線上の送信端末識別信
号を認識し、その送信端末識別信号に基づく通信相手先
の情報を印刷させると共に、その送信端末識別信号を記
憶して管理するようにすれば、モニタした画情報を印刷
する必要が無く、単にその画情報の相手先を確認した場
合に、その相手先を容易に確認することができ、記録紙
を無駄に使用することを防止することができる。
【0017】さらに、公衆回線を通して送信された画情
報を受信する通常の画情報受信モードと、パーソナルコ
ンピュータが受信する画情報をモニタする画情報モニタ
受信モードを自動的に切り替えるようにすれば、ユーザ
がファクシミリ装置の受信モードを設定し直す煩雑な操
作の必要がなくなり、ユーザの操作負担を軽減させるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一
実施形態であるファクシミリ装置を用いたファクシミリ
システムの構成を示す図である。
【0019】このファクシミリシステムは、公衆回線4
を通して画情報の送受信を行なう機能を有するパーソナ
ルコンピュータ2と他のファクシミリ装置3との間に通
信ケーブル5を介してこの発明の一実施形態のファクシ
ミリ装置1を接続している。
【0020】そして、そのファクシミリ装置1は、公衆
回線4を通して他のファクシミリ装置3との間で画情報
を送信し、その受信した画情報を印刷する機能と共に、
他のファクシミリ装置3からパーソナルコンピュータ2
へファクシミリ送信される画情報をモニタして印刷する
機能等を備えている。
【0021】また、パーソナルコンピュータ2は、通信
ケーブル5とファクシミリ装置1を介して公衆回線4に
よる他のファクシミリ装置3とのファクシミリ送受信を
行なう。
【0022】図1は、この発明の一実施形態であるファ
クシミリ装置1の内部構成を示すブロック図である。こ
のファクシミリ装置1は、スキャナ部11,プロッタ部
12,操作部13,網制御部14,CPU15,ROM
16,RAM17,データ圧縮伸張(DCR)部18,
リンギング検出部19,オフフック(OFF−HOO
K)検出部20,及びバス21からなる。
【0023】スキャナ部11は、ファクシミリ送信又は
コピーする原稿を所定の速度で搬送しながら、その原稿
上の画像を光学的に所定の解像度で読み取って、その画
情報を入力する画像入力装置である。
【0024】プロッタ部12は、記録紙を所定の速度で
搬送しながら、通常のファクシミリ受信した画情報,コ
ピーする画情報,パーソナルコンピュータ2のモニタし
た全部又は一部の画情報,及びそのモニタの際の送信元
のファクシミリ装置を示す情報等を1ラインずつ記録紙
に印刷するレーザプリンタ,インクジェットプリンタ,
ドットプリンタ等の印刷装置である。
【0025】操作部13は、このファクシミリ装置を操
作するための各種キーを備えたキーボード装置等の入力
装置と、その操作時の各種の情報を表示するLCD等の
ディスプレイ装置を備えており、ユーザがモニタした画
情報の出力,モニタした画情報の送信元のファクシミリ
装置の情報の出力等のモード設定等を行なう。
【0026】網制御部14は、公衆回線4とこのファク
シミリ装置1を接続し、公衆回線4を介して画情報の送
受信を行なうための回線網の制御を司る。また、通信ケ
ーブル5を通じてパーソナルコンピュータ2とのデータ
のやり取りと、パーソナルコンピュータ2によるファク
シミリ通信の処理を司る。
【0027】CPU15は、このファクシミリ装置全体
を制御する中央演算処理装置である。ROM16は、こ
のファクシミリ装置を動作させるための各種のプログラ
ムを記憶した読み出し専用メモリである。
【0028】RAM17は、このファクシミリ装置によ
る管理により、モニタした画情報,モニタした画情報の
送信先の情報のデータ等を一時的に記憶するための読み
出し書き込み可能なメモリである。DCR部18は、フ
ァクシミリ受信した画情報を伸張し、ファクシミリ送信
する画情報を圧縮する処理を司る。
【0029】リンギング検出部19は、公衆回線4から
着信するリンギング信号を検出する処理を司る。オフフ
ック検出部20は、パーソナルコンピュータ2のオフフ
ック信号を検出する処理を司る。バス22は、上記各部
間で各種のデータをやり取りする通信線である。
【0030】すなわち、上記網制御部14が、公衆回線
4を通して画情報を送信する画情報送信手段と、公衆回
線4を通して送信された画情報を受信する画情報受信手
段の機能を果たす。上記プロッタ部12が、網制御部1
4によって受信した画情報を印刷する印刷手段の機能を
果たす。
【0031】また、上記網制御部14,CPU15,R
OM16,及びRAM17によって、パーソナルコンピ
ュータ2が画情報の受信を行なっているとき、公衆回線
4上のプロトコル信号を解析するプロトコル解析手段の
機能を実現する。さらに、上記プロッタ部12,網制御
部14,CPU15,ROM16,RAM17,及びD
CR部18によって、上記プロトコル解決手段による解
析結果に基づいてパーソナルコンピュータ2が受信する
画情報をモニタする画情報モニタ受信手段の機能を実現
する。
【0032】また、上記リンギング検出部19が、公衆
回線4からのリンギング信号を検出するリンギング検出
手段の機能を果たす。さらに、上記オフフック検出部2
0が、リンギング検出部19によってリンギング信号を
検出したとき、パーソナルコンピュータ2によるオフフ
ック信号を検出するオフフック検出手段の機能を果た
す。
【0033】さらにまた、上記CPU15が、オフフッ
ク検出部20によってオフフック信号を検出したとき、
上記画情報モニタ受信手段を作動させる画情報モニタ受
信制御手段の機能を果たす。
【0034】また、上記CPU15,ROM16,RA
M17,及びDCR部18によって、上記画情報モニタ
受信手段によってモニタされた画情報の予め決められた
データ長の画情報を検出するモニタ受信画情報長検出手
段の機能を実現する。さらに、上記CPU15が、上記
モニタ受信画情報長検出手段によって検出されたデータ
長の画情報のみをプロッタ部12によって印刷させる印
刷制御手段の機能を果たす。
【0035】また、上記網制御部14,CPU15,R
OM16,及びRAM17によって、パーソナルコンピ
ュータ2が画情報の受信を行なっているとき、公衆回線
4上の送信端末識別信号(TSI情報)を認識する送信
端末識別信号認識手段の機能を実現する。
【0036】さらに、上記CPU15,ROM16,及
びRAM17によって、上記送信端末識別信号認識手段
によって認識した送信端末識別信号に基づく通信相手先
の情報をプロッタ部12によって印刷させる通信相手先
情報印刷手段と、送信端末識別信号を記憶して管理する
通信管理手段の機能を実現する。
【0037】また、上記操作部13,CPU15,RO
M16,及びRAM17によって、上記画情報受信手段
による通常の画情報受信モードと、上記画情報モニタ受
信手段による画情報モニタ受信モードを自動的に切り替
える受信モード選択手段の機能を実現する。
【0038】図3は、網制御部14の内部構成を示す図
である。この網制御部14は、待機状態時には公衆回線
4のラインL1の可動接点T1をパーソナルコンピュー
タ(PC)2のモデムへのラインL3の固定接点P1
に、公衆回線4のラインL2の可動接点T2をパーソナ
ルコンピュータ(PC)2のモデムへのラインL4の固
定接点P2にそれぞれ接続するように切り替えておく。
さらに、可動接点T3を固定接点P3に、可動接点T4
を固定接点P4にそれぞれ接続するように切り替えてお
く。
【0039】そして、パーソナルコンピュータ(PC)
2へのラインL3はリンギング検出部19とオフフック
検出部20とも接続されており、公衆回線4のラインL
1を介してパーソナルコンピュータ2へのリンギング信
号と直流のオフフック信号を検出することができる。
【0040】まず、リンギング検出部19によって公衆
回線4からパーソナルコンピュータ2へのリンギング信
号を検出し、オフフック検出部20によってパーソナル
コンピュータ2からのオフフック信号を検出すると、可
動接点T3を固定接点P1に、可動接点T4を固定接点
P2にそれぞれ接続するように切り替える。
【0041】したがって、公衆回線L1とL2から送信
されるデータをモデム23を介してファクシミリ装置へ
取り込む。このようにして、パーソナルコンピュータ2
へファクシミリ送信される画情報のモニタを開始する。
【0042】また、パーソナルコンピュータ2の画情報
をファクシミリ装置1でプリントする場合、公衆回線4
のラインL1の可動接点T1を固定接点P3に、公衆回
線4のラインL2の可動接点T2を固定接点P4にそれ
ぞれ接続するように切り替え、可動接点T3を固定接点
P1に、可動接点T4を固定接点P2にそれぞれ接続す
るように切り替えれば、パーソナルコンピュータ2から
送信されるデータをモデム23を介してファクシミリ装
置1に取り込むことができる。
【0043】次に、このファクシミリ装置におけるパー
ソナルコンピュータへのファクシミリ送信のモニタの処
理を説明する。図4は、このファクシミリ装置における
パーソナルコンピュータへのファクシミリ送信のモニタ
の処理を示すフローチャートである。
【0044】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)1でリンギング信号を検出したか否かを判断して、
リンギング信号を検出しなければその検出処理を継続
し、リンギング信号を検出したらステップ2へ進んでタ
イマ1をスタートさせ、ステップ3へ進んでオフフック
(OFF−HOOK)信号を検出したか否かを判断す
る。
【0045】ステップ3の判断でオフフック信号を検出
したら、ステップ4へ進んでリレーを切り替え、ステッ
プ5へ進んでプロトコル解析を実行し、ステップ6へ進
んでファクシミリ通信終了か否かを判断して、終了でな
ければステップ7へ進んで送信端末識別信号(TSI)
印刷モードか否かを判断する。
【0046】ステップ7の判断でTSI印刷モードでな
ければ、ステップ8へ進んで印刷可能か否かを判断し
て、印刷可能ならステップ9へ進んで画情報のモニタを
開始し、その画情報の印刷を実行する。そして、ステッ
プ10へ進んで1ページの印刷が終了したか否かを判断
して、終了したらステップ5へ進んで上述の処理を繰り
返す。
【0047】ステップ10の判断で1ページの印刷が終
了しなければ、ステップ11へ進んで画情報長指定モー
ドか否かを判断して、画情報長指定モードでなければス
テップ9へ戻って上述の処理を繰り返し、画情報長指定
モードならステップ12へ進んで指定されたデータ長
(指定データ長)まで印刷したか否かを判断して、その
指定されたデータ長まで印刷しなければステップ9へ戻
って上述の処理を繰り返し、指定されたデータ長まで印
刷したらステップ5へ戻って上述の処理を繰り返す。
【0048】一方、ステップ3の判断でオフフック信号
が検出されなかったら、ステップ13へ進んでタイマ1
が予め決められた時間をカウントしてオーバーフローし
たか否かを判断して、オーバーフローしなければステッ
プ3へ戻ってオフフック信号の検出処理を継続する。
【0049】ステップ13の判断でタイマ1がオーバー
フローしたら、ステップ14へ進んで通常のファクシミ
リ受信動作を実行し、ステップ17へ進んで通信管理情
報を記憶して、この処理を終了する。また、ステップ6
の判断でファクシミリ通信終了ならば、ステップ17へ
進んで通信管理情報を記憶して、この処理を終了する。
【0050】さらに、ステップ7の判断でTSI印刷モ
ードなら、ステップ15へ進んでTSIを受信したか否
かを判断して、TSIを受信しなければそのままこの処
理を終了するが、TSIを受信したらステップ16へ進
んでTSIを印刷し、ステップ17へ進んで通信管理情
報を記憶して、この処理を終了する。また、ステップ8
の判断で印刷可能でなければ、ステップ17へ進んで通
信管理情報を記憶して、この処理を終了する。
【0051】さらに、この処理について説明する。ま
ず、待機状態時には網制御部14を図3に示したように
可動接点のリレーを切り替えておく。この状態でリンギ
ング検出部19がパーソナルコンピュータ2へのリンギ
ング信号を検出すると、CPU15はオフフック信号検
出のための予め決められた所定時間をカウントするため
のタイマ1をセットし、そのカウントを開始する。
【0052】この所定時間は、リンギング信号が着信し
てからパーソナルコンピュータ2がファクシミリ受信状
態になるまでの時間よりも大きい値をセットし、予め任
意に設定することができる。
【0053】タイマ1のカウントが開始したら、CPU
15がそのタイマ1のオーバーフローを監視しながら、
オフフック検出部20によるパーソナルコンピュータ2
のオフフック信号を検出する。
【0054】CPU15は、タイマ1による所定時間内
にオフフック検出部20によってパーソナルコンピュー
タ2のオフフック信号を検出できなければ、通常のファ
クシミリ受信動作を行ない、そのファクシミリ通信の終
了時に通信管理情報を記憶してこの処理を終了する。
【0055】また、タイマ1による所定時間内にオフフ
ック検出部20によってパーソナルコンピュータ2のオ
フフック信号を検出したら、図3に示した可動接点のリ
レーを公衆回線4のデータをファクシミリ装置1に取り
込めるように切り替え、モデム23によって回線をモニ
タできる状態にする。
【0056】そして、CPU15はパーソナルコンピュ
ータ2から送出される被呼端末識別信号(CED),通
信元のファクシミリ装置3から送出されるデジタル新規
別信号(DIS)などのプロトコル信号を解析し、その
解析したプロトコル信号に基づいてファクシミリ通信が
終了したか否かを判断する。
【0057】ファクシミリ通信終了でなければ、現在の
モニタ受信モードがTSI印刷モードか否かをチェック
する。このTSI印刷モードは、モニタした画情報を印
刷するのではなく、通信元から送信される送信端末識別
情報(TSI)のみを印刷するモードであり、操作部1
3によって予め設定されるものである。
【0058】CPU15は、TSI印刷モードが設定さ
れている場合は、プロトコル信号中にTSIが有ったか
否かを確認する。それは、このTSIがオプション信号
であるため必ずしも送出されるものとは限らないためで
ある。そのプロトコル信号中にTSIがあれば、そのT
SIを印刷し、通信管理情報としても記憶して、この処
理を終了する。また、プロトコル信号中にTSIがなけ
れば、そのまま処理を終了する。
【0059】一方、モニタした画情報を印刷するモード
の場合は、プロトコル信号の解析結果に基づいて印刷可
能か否かを判断する。この印刷可能か否かの判断は、パ
ーソナルコンピュータ2と通信元のファクシミリ装置3
とによって決定された通信モードがこのファクシミリ装
置1で受信できる条件に有るか否かを判断する。
【0060】例えば、このファクシミリ装置1で受信可
能な画情報圧縮モードがMH方式のみの場合、パーソナ
ルコンピュータ2と通信元のファクシミリ装置3とによ
って決定された圧縮モードがMR方式のときには印刷不
可能と判断される。
【0061】そして、CPU15はこの判断で印刷不可
能ならば、通信元のファクシミリ装置3の情報を通信管
理情報として記憶し、この処理を終了するが、印刷可能
と判断したら、画情報のモニタを開始してその画情報の
印刷処理を実行する。この印刷処理では、印刷中にペー
ジの終了か否かを検出し、ページ終了が検出されたらペ
ージ間のプロトコル解析を行なう。
【0062】また、ページ終了が検出されなかった場合
は、画情報長指定モードか否かを判断する。この画情報
長指定モードは、モニタした画情報の全てを印刷するの
ではなく、予め決められたデータ長の画情報のみを印刷
するモードであり、操作部13によって予め設定可能で
あり、データ長についても予め任意の値を設定すること
ができる。
【0063】CPU15は、画情報長指定モードが設定
されていない場合は、ページ終了まで印刷を続ける。ま
た、画情報長指定モードが設定されている場合は、指定
されたデータ長まで印刷したか否かをプロッタ部12の
プロッタモータの搬送料などで判定し、指定されたデー
タ長まで印刷したときは、ページ終了後のプロトコル解
析を行なう。そして、指定データ長まで印刷されていな
い場合は印刷を継続する。
【0064】この実施形態のファクシミリ装置は、パー
ソナルコンピュータがファクシミリ受信状態にある場
合、その回線をモニタして、ファクシミリ通信開始時の
プロトコル信号を解析することにより、画情報信号受信
モードを適切に設定し、発呼側から送信される画情報を
パーソナルコンピュータで受信中に同時にモニタ受信す
ることができるので、パーソナルコンピュータに画情報
を残しながら、画情報を記録紙に印刷することができ
る。
【0065】また、パーソナルコンピュータの機能を用
いて、再度受信画情報を見直して、そのパーソナルコン
ピュータに接続したプリンタなどによって印刷するよう
な手間を省くことができるので、パーソナルコンピュー
タで受信した画情報を保管するか加工して再度使用する
か否かの判断を即座にできる。
【0066】さらに、リンギング信号を検出した後に、
パーソナルコンピュータによってオフフック状態になっ
たことを示すオフフック信号を直流検出手段(オフフッ
ク検出部)によって検出することにより、現在の通信状
態が非呼局側であることを認識し、このような場合のみ
に画情報のモニタを行なうので、パーソナルコンピュー
タからファクシミリ送信される画情報をモニタ受信する
ような無駄な処理を行なわずに済む。
【0067】また、画情報モニタ受信によってモニタし
た画情報の印刷時、受信画情報長検出手段によって予め
決められたデータ長だけ印刷するように制御できるの
で、画情報の先端に記入されている通信元のIDや、画
情報の一部を参照することにより、必要な情報か否かを
充分に判断することができ、緊急に必要とされる情報か
否かをも識別することができる。そして、記録紙を無駄
に消費せずに済む。
【0068】さらに、通信元の情報として最小限その電
話番号や登録名称だけをすぐに知りたい場合、記録紙を
無駄に使用すること無くそれらの情報を知ることができ
る。また、その情報を通信管理情報として記録しておく
ことができ、その通信管理情報をファクシミリ装置側で
一元管理することができる。
【0069】さらにまた、リンギング信号を所定の時間
だけ検出して、パーソナルコンピュータがファクシミリ
受信状態にならないと判断した場合は、ファクシミリ装
置側で通常のファクシミリ受信動作を実行して、パーソ
ナルコンピュータのファクシミリ受信のバックアップ機
能を果たすこともできる。
【0070】また、そのような場合でも、予め自動切り
替えのモード設定をすることにより、ファクシミリ受信
モードを手動で変更する必要が無く、オペレータの操作
負担を軽減させることができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、パーソナルコンピュータ
でファクシミリ受信する画情報を同時にモニタすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
1の内部構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
を用いたファクシミリシステムの構成を示す図である。
【図3】図1に示した網制御部14の一内部構成を示す
図である。
【図4】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
におけるパーソナルコンピュータへのファクシミリ送信
のモニタの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,3:ファクシミリ装置 2:パーソナルコンピュータ 4:公衆回線 5:通信ケーブル 11:スキャナ部 12:プロッタ部 13:操作部 14:網制御部 15:CPU 16:ROM 17:RAM 21:バス 18:データ圧縮伸張(DCR)部 19:リンギング検出部 20:オフフック(OFF−HOOK)検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を通して画情報の送受信を行な
    う機能を有するパーソナルコンピュータを接続し、公衆
    回線を通して画情報を送信する画情報送信手段と、公衆
    回線を通して送信された画情報を受信する画情報受信手
    段と、該手段によって受信した画情報を印刷する印刷手
    段とを備えたファクシミリ装置において、 前記パーソナルコンピュータが画情報の受信を行なって
    いるとき、公衆回線上のプロトコル信号を解析するプロ
    トコル解析手段と、該手段による解析結果に基づいて前
    記パーソナルコンピュータが受信する画情報をモニタす
    る画情報モニタ受信手段とを設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 公衆回線からのリンギング信号を検出するリンギング検
    出手段と、該手段によってリンギング信号を検出したと
    き、前記パーソナルコンピュータによるオフフック信号
    を検出するオフフック検出手段と、該手段によってオフ
    フック信号を検出したとき、前記画情報モニタ受信手段
    を作動させる画情報モニタ受信制御手段とを設けたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のファクシミリ装置
    において、 前記画情報モニタ受信手段によってモニタされた画情報
    の予め決められたデータ長の画情報を検出するモニタ受
    信画情報長検出手段と、該手段によって検出されたデー
    タ長の画情報のみを前記印刷手段によって印刷させる印
    刷制御手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ファクシミリ装置において、 前記パーソナルコンピュータが画情報の受信を行なって
    いるとき、公衆回線上の送信端末識別信号を認識する送
    信端末識別信号認識手段と、該手段によって認識した送
    信端末識別信号に基づく通信相手先の情報を前記印刷手
    段によって印刷させる通信相手先情報印刷手段と、前記
    送信端末識別信号を記憶して管理する通信管理手段とを
    設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    ファクシミリ装置において、 前記画情報受信手段による通常の画情報受信モードと、
    前記画情報モニタ受信手段による画情報モニタ受信モー
    ドを自動的に切り替える受信モード選択手段を設けたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
JP7244105A 1995-09-22 1995-09-22 ファクシミリ装置 Pending JPH0993382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522962A (ja) * 1998-08-04 2002-07-23 エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーション ネットワークリソースの割当て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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