JPH0991732A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH0991732A
JPH0991732A JP24165095A JP24165095A JPH0991732A JP H0991732 A JPH0991732 A JP H0991732A JP 24165095 A JP24165095 A JP 24165095A JP 24165095 A JP24165095 A JP 24165095A JP H0991732 A JPH0991732 A JP H0991732A
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JP
Japan
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skew
objective lens
optical
aberration
pickup device
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JP24165095A
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Junichi Suzuki
潤一 鈴木
Kimihiro Saito
公博 斉藤
Michiko Naka
道子 中
Junichi Ishibashi
淳一 石橋
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学記録媒体のスキューにより生じる収差を
簡単な構成で補正し、信頼性が高く、小型、低コストの
光学ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 光源のレーザダイオード11からのレー
ザ光が、ビームスプリッタ13などを介し、補正レンズ
16を介して対物レンズ14に供給される。光ディスク
10のラジアルスキューをスキューセンサ21で検出
し、スキュー補正制御回路22、アンプ23を介して2
軸アクチュエータのトラッキングコイル25に供給す
る。検出されたラジアルスキュー量に応じて対物レンズ
14をラジアル方向に移動させ、この移動された対物レ
ンズ14と補正レンズ16とにより、光ディスク10の
スキューにより生じる収差を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録面側の光学的
透明層の厚みの異なる光ディスク等の光学記録媒体に記
録された信号を読み取るための光学ピックアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の光学記録媒体に対して情
報の記録再生を行うために、光学ピックアップ装置が用
いられる。
【0003】図11は、このような光学ピックアップ装
置の一例を示している。この図11に示す光学ピックア
ップ装置は、光源となるレーザダイオード101と、光
学記録媒体の記録面の表面からの反射光を分岐してフォ
トディテクタ102に導くビームスプリッタ103と、
光学記録媒体、例えば光ディスク10の記録面に微小ス
ポットを形成するために光ディスク10と対向して配置
される集光レンズあるいは対物レンズ104と、媒体記
録面上の情報ピット等からの反射光の変化を電気信号に
変換する光電気変換素子であるフォトディテクタ102
と、収束光と平行光との変換を行うコリメータレンズ1
05とを少なくとも有して成っている。この他、必要に
応じてグレーティング107、1/4λ板108、マル
チレンズ109等が設けられる。
【0004】図12は、同様な光学ピックアップ装置を
示す図であり、レーザダイオード111、フォトディテ
クタ112、ビームスプリッタ113、対物レンズ11
4、コリメータレンズ115、グレーティング117を
有して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光ディ
スク10が図12に示すように角度θだけ傾いた場合、
この傾きによって生じるコマ収差のため、本来の読み取
り性能を発揮できず、極端な場合には情報が読み出せな
い。これは、上記コマ収差のために、ディスク上に結像
したビームスポットが変形し、ディスクから情報を読み
取る特性としてのOTF(Optical Transfer Function
: 光学的伝達関数)が劣化することが原因である。こ
こで、上記傾き角度θとコマ収差w31との関係は、 w31 = aθ ・・・ (1) により表され、図2は、対物レンズ114の開口数NA
=0.6、レーザ光の波長λ=635nmの場合に相当
する。なお、(1)式のaは比例定数である。
【0006】このようなディスクのスキューにより生じ
る悪影響を回避するために、光学ピックアップ装置全体
をディスクのスキューに対応させて機械的に傾けるよう
な機構が提案されているが、構造が複雑で、コストが嵩
み、重量も増加し、大型化するという欠点がある。
【0007】本発明は上述したような実情に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成で、いわゆるディスクスキ
ュー等の記録媒体の傾きにより生じるコマ収差を補正し
て有効な情報の読み取りを可能とするような光学ピック
アップ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、光学記録媒体の記録面上に光学的透明
層を介して微小スポットを形成するための対物レンズ
と、上記対物レンズの球面収差の補正を行うための収差
補正手段とを有し、上記光学記録媒体のスキューに応じ
て上記対物レンズ又は上記収差補正手段の少なくとも一
方を光軸に垂直に相対移動させることを特徴としてい
る。
【0009】ここで、上記対物レンズは上記光学記録媒
体の光学的透明層の厚みに対して所定の収差を持つよう
に設計され、上記収差補正手段は上記所定の収差と同量
で逆極性の収差を発生させることが好ましい。また、上
記光学記録媒体のスキューを検出するスキュー検出手段
と、上記スキュー検出手段からのスキューに応じて上記
対物レンズ又は上記収差補正手段の少なくとも一方を光
軸に垂直に相対移動させるアクチュエータとをさらに有
することが好ましい。
【0010】上記光学記録媒体に光ディスクを用いる場
合には、ディスクのラジアルスキューを検出してこのラ
ジアルスキュー量に応じて2軸アクチュエータのトラッ
キングコイルに駆動電流を供給することにより上記収差
補正手段となる補正レンズをラジアル方向に移動させ
て、ラジアルスキューによる収差の補正を行わせること
が好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態が適用される
構成の一例を概略的に示すブロック図である。
【0013】図1に示す光学ピックアップ装置は、光源
となるレーザダイオード11と、光学記録媒体の記録面
の表面からの反射光を分岐してフォトディテクタ12に
導くビームスプリッタ13と、光学記録媒体の記録面に
微小スポットを形成するために光学記録媒体に対向して
配置される集光レンズあるいは対物レンズ14と、媒体
記録面上の情報ピット等からの反射光の変化を電気信号
に変換する光電気変換素子であるフォトディテクタ12
と、収束光と平行光との変換を行うコリメータレンズ1
5と、媒体の傾きにより生じるコマ収差を補正するため
の補正レンズ16とを少なくとも有して成っている。光
学記録媒体としては、光ディスク10を想定している。
【0014】ここで、対物レンズ14は、通常の場合、
光ディスク10の光学的透明層の厚みTに対して収差が
極小になるように最適化されるものであるが、この図1
の例においては、上記厚みTよりもΔTだけ小さい厚み
(T−ΔT)に対応させて対物レンズ14を最適化し、
上記厚みTに対しては一定量の球面収差W40が生じるよ
うにしている。これを図2の(A)に示す。この図2の
(A)の実線aが図1の対物レンズ14の光学特性を示
し、破線bは上記厚みTに対応させて最適化されたレン
ズの光学特性を示している。
【0015】これに対して補正レンズ16には、この図
2の(A)の実線aに示すような球面収差W40と同量で
逆極性の図2の(B)に示すような球面収差w40を持た
せている。すなわち、 W40 = −w40 ・・・ (2) である。これによって、対物レンズ14と補正レンズ1
6とを組み合わせた全収差を、図2の(C)に示すよう
に、上記ディスク厚み、詳細にはディスクの光学的透明
層の厚みTに対して最適となるようにしている。
【0016】次に、図1の光学ピックアップ装置におい
て、対物レンズ14と補正レンズ16との少なくとも一
方を光軸に対して垂直方向に相対的にΔxだけずらすこ
とにより、対物レンズ14の球面収差W40と補正レンズ
16の球面収差w40の上記ずれ量Δxに応じた全収差W
は、 W = AΔx+BΔx2+CΔx3 ・・・ (3) ただし、A、B、Cは定数 と表される。この(3)式において、第1項は3次のコ
マ収差を、第2項は焦点外れと非点収差を、第3項は高
次収差をそれぞれ示す。この(3)式の上記ずれ量Δx
が対物レンズ瞳径に比べてそれほど大きくない場合に
は、第1項のコマ収差が支配的となる。図3には対物レ
ンズ14を光軸と直角の矢印X方向にΔxだけずらした
例を示しており、図4にはこのときの対物レンズ14と
補正レンズ16とによる全収差を示している。
【0017】ここで、ディスク径方向のいわゆるラジア
ルスキューを補正する場合には、対物レンズ14をディ
スク径方向であるラジアル方向に移動させればよい。ま
た、ディスクのトラックに沿った方向の傾きであるタン
ジェンシャルスキューを補正する場合には、対物レンズ
14をトラック方向であるタンジェンシャル方向に移動
させればよい。
【0018】上記(3)式の全収差Wを、対物レンズ横
ずらし量あるいは上記ずれ量Δxとの関係の下に示した
ものが図5の(A)であり、これに対して図5の(B)
は、上記ディスクスキュー角度θとコマ収差w31との関
係を示している。ここで、図5の(B)に示すディスク
スキュー角度θによって生じるコマ収差w31と、図5の
(A)に示す対物レンズ横ずらし量(ずれ量)Δxによ
って生じる上記(3)式の第1項のコマ収差とが、互い
に極性が逆で同量となるように、すなわち aθ = AΔx ・・・ (4) を満たすように、定数Aとずれ量Δxとを適当に選ん
で、ディスクのスキューによって生じるコマ収差を対物
レンズの横ずらしにより相殺し、ディスクのスキューに
よって生じる読み取り特性あるいは記録特性の劣化を補
正できる。
【0019】図6は、対物レンズ14の開口数NA=
0.52とし、光ディスク10の光学的透明層の厚みT
=1.2mmのとき、これより薄い厚み(T−ΔT)=
0.8mmに対応して対物レンズ14の収差が極小とな
るように最適化してレンズ設計し、これによって球面収
差を約0.212λrms だけ発生させ、これと同等で逆
極性の球面収差を補正レンズ16により発生させたとき
の具体例を示している。すなわち、図6の(A)が上記
条件のときの対物レンズ視野移動量、すなわち上記ずれ
量Δxに対する対物レンズ14と補正レンズ16との全
収差を表し、図6の(B)はディスク傾きである上記ス
キュー角度θに対するコマ収差を表している。この場
合、ディスクの傾きより発生した図6の(B)のコマ収
差を相殺するように、対物レンズ14を図6の(A)の
関係に応じて移動させればよい。
【0020】なお、以上の説明においては、対物レンズ
14を光軸に直交する方向に移動させているが、補正レ
ンズ16を移動させてもよく、対物レンズ14と補正レ
ンズ16の双方を互いに逆向きに移動させてもよい。
【0021】次に、光ディスク10のラジアルスキュー
を補正するための具体例について、図7を参照しながら
説明する。
【0022】すなわち、光ディスク10の径方向あるい
はトラック幅方向の傾きであるラジアルスキューを補正
する場合には、対物レンズ14をディスク径方向である
ラジアル方向に移動させる。これは、対物レンズ14を
フォーカス方向(すなわち光軸方向)及びトラッキング
方向(すなわちトラック幅方向、ディスク径方向、ラジ
アル方向)に駆動するいわゆる2軸アクチュエータによ
り、対物レンズ14をトラッキング方向に上記Δxだけ
移動させることで実現できる。図7では、トラッキング
コイル25及びフォーカスコイル33が、上記2軸アク
チュエータの駆動コイルに相当する。
【0023】図7において、光ディスク10に対向して
配置されたスキューセンサ21は、光ディスク10のラ
ジアル方向の傾き、すなわちラジアルスキュー角度θを
検出する。検出されたスキュー角度θは、スキュー補正
制御回路22に送られて、 ΔV = kΔx = k(a/A)θ ・・・ (5) の式に基づいて駆動制御電圧ΔVが生成され、アンプ2
3を介して上記2軸アクチュエータのトラッキングコイ
ル25に供給される。このトラッキングコイル25に
は、フォトディテクタ12からのトラッキングエラー信
号が、位相補償回路26、アンプ27、28を介して供
給されており、トラッキングコイル25は、このトラッ
キングエラー信号及び上記スキュー補正信号に応じた駆
動電流により対物レンズ14をトラッキング方向に移動
させる。
【0024】なお、アンプ27からの出力の一部は、ア
ンプ29を介して、光学ピックアップをディスク径方向
に送る送りモータ(図示せず)に送られている。また、
フォトディテクタ12からのフォーカスエラー信号は、
位相補償回路31及びアンプ32を介して上記2軸アク
チュエータのフォーカスコイル33に送られて、対物レ
ンズ14を光軸方向あるいはフォーカス方向に移動す
る。
【0025】図7の他の構成は、上述した図1の光学ピ
ックアップ装置と同様であるため、同じ部分に同一の指
示符号を付して説明を省略する。
【0026】この図7の構成を有する光学ピックアップ
装置によれば、既存の2軸アクチュエータのトラッキン
グコイル25を利用して対物レンズ14を移動させるこ
とができるため、従来のスキューサーボに必要とされた
複雑な機構を用いることなく、簡単な構成でスキューに
より生じる収差の補正が行え、低コスト化や小型化が容
易に実現できる。また、構成が簡単なため、信頼性が向
上する。
【0027】次に、図8は、上記補正レンズとコリメー
タレンズとを一体化した補正レンズ46を用いる場合の
例を示し、この補正レンズ46に、対物レンズ44によ
る上記収差と同量で逆極性の収差を持たせている。他の
構成としては図1と同様に、レーザダイオード41、フ
ォトディテクタ42、ビームスプリッタ43を有して成
っており、さらにレーザダイオード41とビームスプリ
ッタ43との間にグレーティング47を配している。
【0028】この図8に示す構成によっても、上記図1
に示した光学ピックアップ装置と同様な効果が得られる
が、さらに、コリメータレンズと補正レンズとを一体に
したことにより、光学部品点数が1個少なくなり、その
分のコストダウンや組立工数の削減が図れる。
【0029】次に、図9は、図8の光学ピックアップを
用いたラジアルスキューサーボ系の構成例を示すもので
あり、スキューセンサ51からの出力で対物レンズ44
の移動方向を決め、RF信号の最適値に移動量を制御し
ている。
【0030】すなわち、この図9において、光ディスク
10のラジアル方向の傾きを検出するスキューセンサ5
1からの出力を極性判別回路52に送って、正負の極性
を判別している。この極性判別回路52の出力を乗算器
53に送って後述するジッタ信号と乗算し、アンプ54
を介して2軸アクチュエータのトラッキングコイル55
に送っている。このトラッキングコイル55には、フォ
トディテクタ42からのトラッキングエラー信号も、位
相補償回路56、アンプ57、58を介して供給されて
いる。また、フォトディテクタ42から取り出されたジ
ッタ出力が減算器65に送られて基準ジッタから減算さ
れて、上記乗算器53に送られている。さらに、フォト
ディテクタ42からのフォーカスエラー信号が、位相補
償回路61を介しアンプ62を介して、上記2軸アクチ
ュエータのフォーカスコイル63に送られている。他の
構成は図8と同様であるため、同じ部分に同一の指示符
号を付して説明を省略する。なお、この図9の光学ピッ
クアップ系に上記図1の構成を用いるようにしてもよ
い。
【0031】次に、図10は、上記図8の光学ピックア
ップのコリメータレンズを一体化した補正レンズ46に
相当する補正レンズ49を、レーザダイオード41とビ
ームスプリッタ43との間に配設した例を示している。
【0032】すなわち、この図10において、補正レン
ズ49は、対物レンズ44の収差を補正するための補正
レンズと上記コリメータレンズとを一体化したものであ
り、この補正レンズ49を、レーザダイオード41と光
を分離するためのビームスプリッタ43との間、具体的
にはグレーティング47とビームスプリッタ43との間
に挿入している。他の構成は図8と同様であるため、同
じ部分に同一の指示符号を付して説明を省略する。
【0033】なお、本発明は、上述した実施の形態の例
のみに限定されるものではなく、例えば、記録情報を読
み取るための光学ピックアップ装置について説明した
が、記録再生用光学ピックアップ装置や、記録用光学ピ
ックアップ装置などにも容易に適用可能である。また、
ラジアルスキューに限定されず、タンジェンシャルスキ
ューの補正に本発明を適用することもでき、またスキュ
ー検出は、光学的なスキューセンサを用いる以外にも、
フォトディテクタからのRF信号を用いてスキュー検出
を行う等、種々のスキュー検出を行わせることができ
る。検出されたスキューに応じて対物レンズを移動させ
る以外に、補正レンズを対物レンズに対して移動させた
り、対物レンズ及び補正レンズの双方を相対的に移動さ
せてもよい。さらに、光ディスク以外にも種々の光学記
録媒体のスキュー補正に本発明を適用することができ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、対物レンズの球面収差
の補正を行うための収差補正手段を有し、光学記録媒体
のスキューに応じて対物レンズ又は収差補正手段の少な
くとも一方を光軸に垂直に相対移動させることにより、
光学記録媒体のスキューにより生じる収差を補正でき
る。これは、従来のスキューサーボに必要とされた複雑
な機構が不要となり、低コストで小型の光学ピックアッ
プ装置を提供できることになる。また、構成が簡単なた
め、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置の実施の形
態の一例の概略構成を示す図である。
【図2】レンズの像高に対する収差の例を示す図であ
る。
【図3】光学ピックアップ装置の対物レンズを横ずらし
したときの一例の概略構成を示す図である。
【図4】対物レンズと補正レンズの全収差の例を示す図
である。
【図5】対物レンズの横ずらしにより生じる収差及びデ
ィスクのスキュー角度により生じる収差の例を示す図で
ある。
【図6】対物レンズの横ずらしにより生じる収差及びデ
ィスクのスキュー角度により生じる収差の具体例を示す
図である。
【図7】本発明に係る光学ピックアップ装置の実施の形
態のサーボ系を含む構成の一例を示す図である。
【図8】本発明に係る光学ピックアップ装置の他の実施
の形態の概略構成を示す図である。
【図9】本発明に係る光学ピックアップ装置の他の実施
の形態のサーボ系を含む構成の一例を示す図である。
【図10】本発明に係る光学ピックアップ装置のさらに
他の実施の形態の例の概略構成を示す図である。
【図11】従来の光学ピックアップ装置の一例の概略構
成を示す図である。
【図12】従来の光学ピックアップ装置の他の例の概略
構成を示す図である。
【図13】ディスクスキュー角度に対するコマ収差の例
を示す図である。
【符号の説明】
10 光ディスク 11 レーザダイオード 12 フォトディテクタ 13 ビームスプリッタ 14、44 対物レンズ 15 コリメータレンズ 16、46、49 収差補正レンズ 21、51 スキューセンサ 22 スキュー補正制御回路 25、55 トラッキングコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 淳一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を光学記録媒体の光学的透
    明層を介して記録面に照射し、その反射光を受光手段で
    受光する光学ピックアップ装置において、 上記光学記録媒体の上記記録面上に上記光学的透明層を
    介して微小スポットを形成するための対物レンズと、 上記対物レンズの球面収差の補正を行うための収差補正
    手段とを有し、 上記光学記録媒体のスキューに応じて上記対物レンズ又
    は上記収差補正手段の少なくとも一方を光軸に垂直に相
    対移動させることを特徴とする光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 上記対物レンズは上記光学記録媒体の光
    学的透明層の厚みに対して所定の収差を持つように設計
    され、上記収差補正手段には上記所定の収差と同量で逆
    極性の収差を発生させる補正レンズを用いることを特徴
    とする請求項1記載の光学ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 上記光学記録媒体のスキューを検出する
    スキュー検出手段と、 上記スキュー検出手段からのスキューに応じて上記対物
    レンズ又は上記収差補正手段の少なくとも一方を光軸に
    垂直に相対移動させるアクチュエータとをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載の光学ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記光学記録媒体として光ディスクを用
    い、 上記スキュー検出手段により光ディスクのラジアルスキ
    ューを検出し、 上記アクチュエータとして2軸デバイスのトラッキング
    コイルの電磁駆動手段を用いることを特徴とする請求項
    3記載の光学ピックアップ装置。
JP24165095A 1995-09-20 1995-09-20 光学ピックアップ装置 Withdrawn JPH0991732A (ja)

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Cited By (4)

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