JPH0991606A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH0991606A JPH0991606A JP26793195A JP26793195A JPH0991606A JP H0991606 A JPH0991606 A JP H0991606A JP 26793195 A JP26793195 A JP 26793195A JP 26793195 A JP26793195 A JP 26793195A JP H0991606 A JPH0991606 A JP H0991606A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープへの記録容量を長時間モードより
増加させる。 【解決手段】 回転ドラム２０Ｂには、磁気テープＴを
標準速度の標準モードで他の装置と互換性を維持しなが
ら記録再生する第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２と、磁気テー
プＴを標準速度より遅い速度の長時間モードで他の装置
と互換性を維持しながら記録再生する第２磁気ヘッドＥ
１，Ｅ２と、第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅よ
りもトラック幅を狭く形成し、且つ、磁気テープＴを長
時間モードの速度より遅い速度で他の装置と互換性を維
持することなく自己記録再生する第３磁気ヘッドＪ１，
Ｊ２とが取り付けられている。
増加させる。 【解決手段】 回転ドラム２０Ｂには、磁気テープＴを
標準速度の標準モードで他の装置と互換性を維持しなが
ら記録再生する第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２と、磁気テー
プＴを標準速度より遅い速度の長時間モードで他の装置
と互換性を維持しながら記録再生する第２磁気ヘッドＥ
１，Ｅ２と、第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅よ
りもトラック幅を狭く形成し、且つ、磁気テープＴを長
時間モードの速度より遅い速度で他の装置と互換性を維
持することなく自己記録再生する第３磁気ヘッドＪ１，
Ｊ２とが取り付けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルスキャン
方式の磁気記録再生装置において、磁気テープを標準モ
ード，長時間モードで他の装置と互換性を維持しながら
記録再生する第１，第２磁気ヘッドと、磁気テープを他
の装置と互換性を維持することなく自己記録再生する第
３磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置に関するもの
である。
方式の磁気記録再生装置において、磁気テープを標準モ
ード，長時間モードで他の装置と互換性を維持しながら
記録再生する第１，第２磁気ヘッドと、磁気テープを他
の装置と互換性を維持することなく自己記録再生する第
３磁気ヘッドとを備えた磁気記録再生装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、ヘリカルスキャン方式の磁気
記録再生装置（ＶＴＲ）では、テープカセットから磁気
テープを引き出して、引き出した磁気テープを複数の磁
気ヘッドを取り付けた回転ドラムに所定の角度に亘って
螺旋状に巻き付けつけながら、回転する磁気ヘッドによ
りヘリカルスキャンして記録再生することが周知であ
る。
記録再生装置（ＶＴＲ）では、テープカセットから磁気
テープを引き出して、引き出した磁気テープを複数の磁
気ヘッドを取り付けた回転ドラムに所定の角度に亘って
螺旋状に巻き付けつけながら、回転する磁気ヘッドによ
りヘリカルスキャンして記録再生することが周知であ
る。
【０００３】図４は従来の磁気記録再生装置を示した斜
視図、図５は図１に示した回転ドラムに、磁気テープを
標準モード，長時間モードで他の装置と互換性を維持し
ながら記録再生する第１，第２磁気ヘッドを取り付けた
状態を示した平面図である。
視図、図５は図１に示した回転ドラムに、磁気テープを
標準モード，長時間モードで他の装置と互換性を維持し
ながら記録再生する第１，第２磁気ヘッドを取り付けた
状態を示した平面図である。
【０００４】図４に示した従来の磁気記録再生装置１０
Ａにおいて、シヤーシベース１１上の手前側には、磁気
テープＴを収納したテープカセット１が装着されてい
る。このテープカセット１は、テープアンローディング
状態で、供給リール２から出た磁気テープＴが前面に設
けた供給側及び巻取側のテープガイド３，４に掛け渡さ
れて巻取リール５に巻かれている。
Ａにおいて、シヤーシベース１１上の手前側には、磁気
テープＴを収納したテープカセット１が装着されてい
る。このテープカセット１は、テープアンローディング
状態で、供給リール２から出た磁気テープＴが前面に設
けた供給側及び巻取側のテープガイド３，４に掛け渡さ
れて巻取リール５に巻かれている。
【０００５】また、テープカセット１の前面側で供給側
のテープガイド３と巻取側のテープガイド４とを挟んで
底面側を大きく肉抜きした開口部１ａが形成されてお
り、この開口部１ａには磁気テープＴをテープカセット
１外の所定のテープパスに引き出す装置１０側のテープ
ローディング構成部材が複数図示位置で待機している。
のテープガイド３と巻取側のテープガイド４とを挟んで
底面側を大きく肉抜きした開口部１ａが形成されてお
り、この開口部１ａには磁気テープＴをテープカセット
１外の所定のテープパスに引き出す装置１０側のテープ
ローディング構成部材が複数図示位置で待機している。
【０００６】ここで、例えば装置１０Ａ側の複数のテー
プローディング構成部材として、供給側ではテンション
アーム１２に支持されたテンションポール１３と、ロー
ディングべース１４に支持されたガイドローラ１５及び
傾斜ポール１６とが開口部１ａ内に入り込み、一方、巻
取側ではローディングべース１７に支持された傾斜ポー
ル１８及びガイドローラ１９とが開口部１ａ内に入り込
んでいる。
プローディング構成部材として、供給側ではテンション
アーム１２に支持されたテンションポール１３と、ロー
ディングべース１４に支持されたガイドローラ１５及び
傾斜ポール１６とが開口部１ａ内に入り込み、一方、巻
取側ではローディングべース１７に支持された傾斜ポー
ル１８及びガイドローラ１９とが開口部１ａ内に入り込
んでいる。
【０００７】また、シャーシべース１１上の奥方には、
後述するように複数の磁気ヘッドを備えた回転ドラム２
０Ａが回転自在に設けられている。更に、巻取リール５
側には、磁気テープＴにオーディオ信号とコントロール
信号とを記録再生するＡＣヘッド２１Ａと、磁気テープ
Ｔを挟持しながら所定の速度で走行させるためのキャプ
スタン２２及びピンチローラ２３とが設けられている。
後述するように複数の磁気ヘッドを備えた回転ドラム２
０Ａが回転自在に設けられている。更に、巻取リール５
側には、磁気テープＴにオーディオ信号とコントロール
信号とを記録再生するＡＣヘッド２１Ａと、磁気テープ
Ｔを挟持しながら所定の速度で走行させるためのキャプ
スタン２２及びピンチローラ２３とが設けられている。
【０００８】そして、テープアンローディング時にテー
プカセット１の開口部１ａに入り込んだ上記テープロー
ディング構成部材を、テープローディング時にそれぞれ
所定の位置まで移動させ、磁気テープＴを回転ドラム２
０Ａに所定の角度に亘って螺旋状に巻き付けながら所定
のテープパスに装填し、且つ、磁気テープＴをキャプス
タン２２とピンチローラ２３とで挟持しながら所定の速
度で走行して回転ドラム２０Ａと一体に回転する磁気ヘ
ッドにより記録再生を行っている。
プカセット１の開口部１ａに入り込んだ上記テープロー
ディング構成部材を、テープローディング時にそれぞれ
所定の位置まで移動させ、磁気テープＴを回転ドラム２
０Ａに所定の角度に亘って螺旋状に巻き付けながら所定
のテープパスに装填し、且つ、磁気テープＴをキャプス
タン２２とピンチローラ２３とで挟持しながら所定の速
度で走行して回転ドラム２０Ａと一体に回転する磁気ヘ
ッドにより記録再生を行っている。
【０００９】また、図５に示した如く、回転ドラム２０
Ａには、磁気テープＴを標準速度の標準モードで他の装
置と互換性を維持しながら記録再生する第１磁気ヘッド
Ｓ１，Ｓ２が略１８０°離れた位置に夫々取り付けられ
ている。また、磁気テープＴを標準速度より遅い速度の
長時間モード（３倍モード）で他の装置と互換性を維持
しながら記録再生する第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２が第１
磁気ヘッドＳ１，Ｓ２に隣り合わせて略１８０°離れた
位置に夫々取り付けられている。
Ａには、磁気テープＴを標準速度の標準モードで他の装
置と互換性を維持しながら記録再生する第１磁気ヘッド
Ｓ１，Ｓ２が略１８０°離れた位置に夫々取り付けられ
ている。また、磁気テープＴを標準速度より遅い速度の
長時間モード（３倍モード）で他の装置と互換性を維持
しながら記録再生する第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２が第１
磁気ヘッドＳ１，Ｓ２に隣り合わせて略１８０°離れた
位置に夫々取り付けられている。
【００１０】この際、周知のＶＨＳを規格を採用した場
合に、磁気テープＴを標準速度（３３．３５ｍｍ／ｓｅ
ｃ）で記録再生する第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２は、アジ
マス角が±６°で、且つ、トラック幅が略５８μｍに形
成されている。一方、磁気テープＴを標準速度より遅い
速度（１１．１２ｍｍ／ｓｅｃ）で記録再生する第２磁
気ヘッドＳ１，Ｓ２は、アジマス角が±６°で、且つ、
トラック幅が略１９μｍに形成されている。
合に、磁気テープＴを標準速度（３３．３５ｍｍ／ｓｅ
ｃ）で記録再生する第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２は、アジ
マス角が±６°で、且つ、トラック幅が略５８μｍに形
成されている。一方、磁気テープＴを標準速度より遅い
速度（１１．１２ｍｍ／ｓｅｃ）で記録再生する第２磁
気ヘッドＳ１，Ｓ２は、アジマス角が±６°で、且つ、
トラック幅が略１９μｍに形成されている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の磁気記録再生装置１０Ａでは、回転ドラム２０Ａに
取り付けた第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２により磁気テープ
Ｔを標準速度の標準モードで他の装置と互換性を維持し
ながら記録再生でき、更に、回転ドラム２０Ａに取り付
けた第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２により磁気テープＴを標
準速度より遅い速度の長時間モード（３倍モード）で他
の装置と互換性を維持しながら記録再生できるものの、
第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２及び第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ
２のトラック幅は規格化されているため、これ以上磁気
テープＴへの記録容量を増すことができない状態であ
る。
来の磁気記録再生装置１０Ａでは、回転ドラム２０Ａに
取り付けた第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２により磁気テープ
Ｔを標準速度の標準モードで他の装置と互換性を維持し
ながら記録再生でき、更に、回転ドラム２０Ａに取り付
けた第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２により磁気テープＴを標
準速度より遅い速度の長時間モード（３倍モード）で他
の装置と互換性を維持しながら記録再生できるものの、
第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２及び第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ
２のトラック幅は規格化されているため、これ以上磁気
テープＴへの記録容量を増すことができない状態であ
る。
【００１２】そこで、第１，第２磁気ヘッド（Ｓ１，Ｓ
２），（Ｅ１，Ｅ２）を備えつつ、磁気テープＴへの記
録容量を更に増すことができる磁気記録再生装置が望ま
れている。
２），（Ｅ１，Ｅ２）を備えつつ、磁気テープＴへの記
録容量を更に増すことができる磁気記録再生装置が望ま
れている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、磁気テープを標準速度の標準モ
ードで他の装置と互換性を維持しながら記録再生する第
１磁気ヘッドと、前記磁気テープを標準速度より遅い速
度の長時間モードで他の装置と互換性を維持しながら記
録再生する第２磁気ヘッドとを取り付けた回転ドラムを
備えた磁気記録再生装置において、前記第２磁気ヘッド
のトラック幅よりもトラック幅を狭く形成した第３磁気
ヘッドを前記回転ドラムに取り付け、前記磁気テープを
該第３磁気ヘッドで長時間モードの速度より遅い速度で
他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生する
よう構成したことを特徴とする磁気記録再生装置であ
る。
てなされたものであり、磁気テープを標準速度の標準モ
ードで他の装置と互換性を維持しながら記録再生する第
１磁気ヘッドと、前記磁気テープを標準速度より遅い速
度の長時間モードで他の装置と互換性を維持しながら記
録再生する第２磁気ヘッドとを取り付けた回転ドラムを
備えた磁気記録再生装置において、前記第２磁気ヘッド
のトラック幅よりもトラック幅を狭く形成した第３磁気
ヘッドを前記回転ドラムに取り付け、前記磁気テープを
該第３磁気ヘッドで長時間モードの速度より遅い速度で
他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生する
よう構成したことを特徴とする磁気記録再生装置であ
る。
【００１４】更に、上記発明の磁気記録再生装置におい
て、前記第３磁気ヘッドのトラック幅を前記第２磁気ヘ
ッドのトラック幅に対して略１／２のトラック幅に形成
すると共に、該第３磁気ヘッドで自己記録再生する際に
前記磁気テープを長時間モードの速度に対して略１／２
の速度に設定したことを特徴とする磁気記録再生装置で
ある。
て、前記第３磁気ヘッドのトラック幅を前記第２磁気ヘ
ッドのトラック幅に対して略１／２のトラック幅に形成
すると共に、該第３磁気ヘッドで自己記録再生する際に
前記磁気テープを長時間モードの速度に対して略１／２
の速度に設定したことを特徴とする磁気記録再生装置で
ある。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる磁気記録再
生装置の一実施例を図１乃至図３を参照して詳細に説明
する。
生装置の一実施例を図１乃至図３を参照して詳細に説明
する。
【００１６】図１は本発明に係わる磁気記録再生装置を
示した斜視図、図２は同磁気記録再生装置において、標
準モード用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの
他に、自己記録再生用として新たに第３磁気ヘッドを回
転ドラムに取り付けた状態を示した平面図、図３は同磁
気記録再生装置において、第３磁気ヘッドを用いた時に
コントロール信号のデューティ比を変化させるためのブ
ロック図である。
示した斜視図、図２は同磁気記録再生装置において、標
準モード用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの
他に、自己記録再生用として新たに第３磁気ヘッドを回
転ドラムに取り付けた状態を示した平面図、図３は同磁
気記録再生装置において、第３磁気ヘッドを用いた時に
コントロール信号のデューティ比を変化させるためのブ
ロック図である。
【００１７】尚、説明の便宜上、先に示した構成部材と
同一構成部材に対しては同一の符号を付して説明を省略
すると共に、ここでは従来と異なる構成部材に新たな符
号を付して従来と異なる点を中心に説明する。
同一構成部材に対しては同一の符号を付して説明を省略
すると共に、ここでは従来と異なる構成部材に新たな符
号を付して従来と異なる点を中心に説明する。
【００１８】図１に示した本発明に係わる磁気記録再生
装置１０Ｂでは、先に説明した構成部材のうちで回転ド
ラム２０Ｂの構成と、ＡＣヘッド２１Ｂの構成とが異な
っており、ここでは、回転ドラム２０Ｂの構成と、ＡＣ
ヘッド２１Ｂの構成について以下説明する。
装置１０Ｂでは、先に説明した構成部材のうちで回転ド
ラム２０Ｂの構成と、ＡＣヘッド２１Ｂの構成とが異な
っており、ここでは、回転ドラム２０Ｂの構成と、ＡＣ
ヘッド２１Ｂの構成について以下説明する。
【００１９】即ち、図２に示した如く、回転ドラム２０
Ｂには、標準モード用の第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２及長
時間モード用の第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２の他に、自己
記録再生用として第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２が第１磁気
ヘッドＳ１，Ｓ２及第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２を取り付
けた略中間位置で略１８０°離れた位置に夫々取り付け
られている。
Ｂには、標準モード用の第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２及長
時間モード用の第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２の他に、自己
記録再生用として第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２が第１磁気
ヘッドＳ１，Ｓ２及第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２を取り付
けた略中間位置で略１８０°離れた位置に夫々取り付け
られている。
【００２０】上記第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２は、第２磁
気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅（略１９μｍ）により
幅狭く形成されており、実施例では第３磁気ヘッド
Ｊ１，Ｊ２のトラック幅は第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２の
トラック幅（略１９μｍ）に対して略１／２の１０μｍ
程度に形成されている。
気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅（略１９μｍ）により
幅狭く形成されており、実施例では第３磁気ヘッド
Ｊ１，Ｊ２のトラック幅は第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２の
トラック幅（略１９μｍ）に対して略１／２の１０μｍ
程度に形成されている。
【００２１】また、第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２を使用す
る場合には、磁気テープＴをキャプスタン２２とピンチ
ローラ２３とで挟持しながら長時間モード（３倍モー
ド）の速度より遅い速度で記録再生されるようになって
おり、第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２のトラック幅を略１０
μｍに形成した際に、磁気テープＴの速度が長時間モー
ドの速度（１１．１２ｍｍ／ｓｅｃ）に対して略１／２
の５．５６ｍｍ／ｓｅｃ程度に設定されている。
る場合には、磁気テープＴをキャプスタン２２とピンチ
ローラ２３とで挟持しながら長時間モード（３倍モー
ド）の速度より遅い速度で記録再生されるようになって
おり、第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２のトラック幅を略１０
μｍに形成した際に、磁気テープＴの速度が長時間モー
ドの速度（１１．１２ｍｍ／ｓｅｃ）に対して略１／２
の５．５６ｍｍ／ｓｅｃ程度に設定されている。
【００２２】従って、第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２を使用
した場合には、長時間モード（３倍モード）の略２倍の
記録容量となり、且つ、記録再生時間を長時間モードの
略２倍に延長することができる。
した場合には、長時間モード（３倍モード）の略２倍の
記録容量となり、且つ、記録再生時間を長時間モードの
略２倍に延長することができる。
【００２３】更に、第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２のアジマ
ス角は、前述した第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２のアジマス
角±６°及第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のアジマス角±６
°とは異なるものの、ＶＨＳ規格に準じることなく±θ
°の適宜な角度に設定されいるため、他の装置と互換性
を維持することなく自己記録再生用として設けられてい
る。
ス角は、前述した第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２のアジマス
角±６°及第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のアジマス角±６
°とは異なるものの、ＶＨＳ規格に準じることなく±θ
°の適宜な角度に設定されいるため、他の装置と互換性
を維持することなく自己記録再生用として設けられてい
る。
【００２４】次に、図３に示した如く、第３磁気ヘッド
Ｊ１，Ｊ２を用いて磁気テープＴに記録する時には、Ａ
Ｃヘッド２１Ｂにより標準モード及び長時間モードのコ
ントロール信号とは異なるコントロール信号でデューテ
ィ比を変化させて自己記録再生用のコントロール信号を
コントロール信号生成回路２４から供給し、この自己記
録再生用のコントロール信号を磁気テープＴのコントロ
ールトラックＣＴに記録している。
Ｊ１，Ｊ２を用いて磁気テープＴに記録する時には、Ａ
Ｃヘッド２１Ｂにより標準モード及び長時間モードのコ
ントロール信号とは異なるコントロール信号でデューテ
ィ比を変化させて自己記録再生用のコントロール信号を
コントロール信号生成回路２４から供給し、この自己記
録再生用のコントロール信号を磁気テープＴのコントロ
ールトラックＣＴに記録している。
【００２５】従って、磁気テープＴの再生時に、磁気テ
ープＴを走行させて、ＡＣヘッド２１Ｂからのコントロ
ール信号をコントロール信号判別回路２５に入力させ、
このコントロール信号判別回路２５で、磁気テープＴの
速度を切り換えながら標準モードのコントロール信号
か、長時間モードのコントロール信号か、あるいは自己
記録再生用のコントロール信号かを判別することによ
り、標準モード時には第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２に、長
時間モード時には第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２に，自己記
録再生時には第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２に夫々切り換え
ている。
ープＴを走行させて、ＡＣヘッド２１Ｂからのコントロ
ール信号をコントロール信号判別回路２５に入力させ、
このコントロール信号判別回路２５で、磁気テープＴの
速度を切り換えながら標準モードのコントロール信号
か、長時間モードのコントロール信号か、あるいは自己
記録再生用のコントロール信号かを判別することによ
り、標準モード時には第１磁気ヘッドＳ１，Ｓ２に、長
時間モード時には第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２に，自己記
録再生時には第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ２に夫々切り換え
ている。
【００２６】以上詳述したように、本発明に係わる磁気
記録再生装置１０Ｂでは、標準モード用，長時間モード
用の第１，第２磁気ヘッド（Ｓ１，Ｓ２），（Ｅ１，Ｅ
２）の他に、第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅よ
りもトラック幅を狭く形成した第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ
２を回転ドラム２０Ｂに取り付け、磁気テープＴを第３
磁気ヘッドＪ１，Ｊ２で長時間モードの速度より遅い速
度で他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生
するよう構成したため、第３磁気ヘッドを用いた時に磁
気テープＴへの記録容量を長時間モードの時よりも更に
大巾に増加できるとともに、周知のタイムラプス型の磁
気記録再生装置（ＶＴＲ）などにも適用できる。
記録再生装置１０Ｂでは、標準モード用，長時間モード
用の第１，第２磁気ヘッド（Ｓ１，Ｓ２），（Ｅ１，Ｅ
２）の他に、第２磁気ヘッドＥ１，Ｅ２のトラック幅よ
りもトラック幅を狭く形成した第３磁気ヘッドＪ１，Ｊ
２を回転ドラム２０Ｂに取り付け、磁気テープＴを第３
磁気ヘッドＪ１，Ｊ２で長時間モードの速度より遅い速
度で他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生
するよう構成したため、第３磁気ヘッドを用いた時に磁
気テープＴへの記録容量を長時間モードの時よりも更に
大巾に増加できるとともに、周知のタイムラプス型の磁
気記録再生装置（ＶＴＲ）などにも適用できる。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わる磁気記録再
生装置によると、請求項１記載によると、標準モード
用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの他に、第
２磁気ヘッドのトラック幅よりもトラック幅を狭く形成
した第３磁気ヘッドを回転ドラムに取り付け、磁気テー
プを第３磁気ヘッドで長時間モードの速度より遅い速度
で他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生す
るよう構成したため、第３磁気ヘッドを用いた時に磁気
テープへの記録容量を長時間モードの時よりも更に大巾
に増加できると共に、周知のタイムラプス型の磁気記録
再生装置（ＶＴＲ）などにも適用できる。
生装置によると、請求項１記載によると、標準モード
用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの他に、第
２磁気ヘッドのトラック幅よりもトラック幅を狭く形成
した第３磁気ヘッドを回転ドラムに取り付け、磁気テー
プを第３磁気ヘッドで長時間モードの速度より遅い速度
で他の装置と互換性を維持することなく自己記録再生す
るよう構成したため、第３磁気ヘッドを用いた時に磁気
テープへの記録容量を長時間モードの時よりも更に大巾
に増加できると共に、周知のタイムラプス型の磁気記録
再生装置（ＶＴＲ）などにも適用できる。
【００２８】更に、請求項２記載によると、上記磁気記
録再生装置において、第３磁気ヘッドのトラック幅を第
２磁気ヘッドのトラック幅に対して略１／２のトラック
幅に形成すると共に、第３磁気ヘッドで自己記録再生す
る際に磁気テープを長時間モードの速度に対して略１／
２の速度に設定したため、第３磁気ヘッドを使用した場
合には、長時間モードの略２倍の記録容量となり、且
つ、記録再生時間を長時間モードの略２倍に延長するこ
とができる。
録再生装置において、第３磁気ヘッドのトラック幅を第
２磁気ヘッドのトラック幅に対して略１／２のトラック
幅に形成すると共に、第３磁気ヘッドで自己記録再生す
る際に磁気テープを長時間モードの速度に対して略１／
２の速度に設定したため、第３磁気ヘッドを使用した場
合には、長時間モードの略２倍の記録容量となり、且
つ、記録再生時間を長時間モードの略２倍に延長するこ
とができる。
【図１】本発明に係わる磁気記録再生装置を示した斜視
図である。
図である。
【図２】本発明に係わる磁気記録再生装置において、標
準モード用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの
他に、自己記録再生用として新たに第３磁気ヘッドを回
転ドラムに取り付けた状態を示した平面図である。
準モード用，長時間モード用の第１，第２磁気ヘッドの
他に、自己記録再生用として新たに第３磁気ヘッドを回
転ドラムに取り付けた状態を示した平面図である。
【図３】本発明に係わる磁気記録再生装置において、第
３磁気ヘッドを用いた時にコントロール信号のデューテ
ィ比を変化させるためのブロック図である。
３磁気ヘッドを用いた時にコントロール信号のデューテ
ィ比を変化させるためのブロック図である。
【図４】従来の磁気記録再生装置を示した斜視図であ
る。
る。
【図５】図１に示した回転ドラムに、磁気テープを標準
モード，長時間モードで他の装置と互換性を維持しなが
ら記録再生する第１，第２磁気ヘッドを取り付けた状態
を示した平面図である。
モード，長時間モードで他の装置と互換性を維持しなが
ら記録再生する第１，第２磁気ヘッドを取り付けた状態
を示した平面図である。
１…テープカセット、 １０Ｂ…磁気記録再生装置、 ２０Ｂ…回転ドラム、 Ｓ１，Ｓ２…第１磁気ヘッド、 Ｅ１，Ｅ２…第２磁気ヘッド、 Ｊ１，Ｊ２…第３磁気ヘッド、 Ｔ…磁気テープ。
Claims (2)
- 【請求項１】磁気テープを標準速度の標準モードで他の
装置と互換性を維持しながら記録再生する第１磁気ヘッ
ドと、前記磁気テープを標準速度より遅い速度の長時間
モードで他の装置と互換性を維持しながら記録再生する
第２磁気ヘッドとを取り付けた回転ドラムを備えた磁気
記録再生装置において、 前記第２磁気ヘッドのトラック幅よりもトラック幅を狭
く形成した第３磁気ヘッドを前記回転ドラムに取り付
け、前記磁気テープを該第３磁気ヘッドで長時間モード
の速度より遅い速度で他の装置と互換性を維持すること
なく自己記録再生するよう構成したことを特徴とする磁
気記録再生装置。 - 【請求項２】請求項１記載の磁気記録再生装置におい
て、 前記第３磁気ヘッドのトラック幅を前記第２磁気ヘッド
のトラック幅に対して略１／２のトラック幅に形成する
と共に、該第３磁気ヘッドで自己記録再生する際に前記
磁気テープを長時間モードの速度に対して略１／２の速
度に設定したことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26793195A JPH0991606A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26793195A JPH0991606A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0991606A true JPH0991606A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17451603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26793195A Pending JPH0991606A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0991606A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6316052B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-11-13 | Anelva Corporation | Method for the surface treatment of vacuum materials and surface treated vacuum |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP26793195A patent/JPH0991606A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6316052B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-11-13 | Anelva Corporation | Method for the surface treatment of vacuum materials and surface treated vacuum |
| US6399213B2 (en) | 1998-08-19 | 2002-06-04 | Anelva Corporation | Surface treated vacuum material and a vacuum chamber having an interior surface comprising same |
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