JPH0991569A - 覚醒低下警報装置 - Google Patents
覚醒低下警報装置Info
- Publication number
- JPH0991569A JPH0991569A JP7245878A JP24587895A JPH0991569A JP H0991569 A JPH0991569 A JP H0991569A JP 7245878 A JP7245878 A JP 7245878A JP 24587895 A JP24587895 A JP 24587895A JP H0991569 A JPH0991569 A JP H0991569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- awakening
- warning
- time
- determined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
らず、同じ警報が行われていた。また、繰り返し覚醒低
下を検出した際にも、常に同じ警報が行われていたの
で、覚醒効果がなくなるという問題があった。 【解決手段】 ハンドル操作センサ11でハンドル操作
角を計測し、特徴抽出手段21でハンドル操作角の標準
偏差を算出する。特徴抽出手段21で算出した標準偏差
に基づいて覚醒度判定手段31で覚醒度を判定する。覚
醒低下状態と判定された時は、警報選択手段51によ
り、前回覚醒低下状態と判定されてから今回覚醒低下状
態と判定されるまでの時間間隔に応じて、複数の警報手
段41a、41b、41cのうちから起動する警報手段
を選択して警報を発する。
Description
者やプラントの監視者等の覚醒低下を検出し、警報を発
する覚醒低下警報装置に関するものである。
や特開平6−270711号公報に記載された従来の覚
醒低下警報装置の構成を示すブロック図である。図37
において、10は閉眼センサ、20は特徴抽出手段、3
0は覚醒度判定手段、40は警報手段である。
に基づいて説明する。図38は従来装置の動作を示すフ
ローチャートである。まず、初期設定として「500m
sを越えた閉眼の閉眼持続時間合計」とタイマーをクリ
アする(ステップS1)。眼球部を撮像するカメラ等で
構成される閉眼センサ10は、光源からの光で照明され
た対象者の眼球部を撮像し、この撮影画像から眼球部の
瞳孔領域を抽出して、閉眼動作を検出する(ステップS
2)。特徴抽出手段20は、まず、検出した閉眼動作か
ら閉眼持続時間などを抽出する(ステップS3)。次に
閉眼持続時間が500msを越えるかどうか判定する
(ステップS4)。このしきい値は予め定められたもの
で、通常、覚醒時の人間の閉眼は200ms程度以下で
あり、覚醒度が低下してくると500ms以上閉眼が持
続されることに基づいて設定されている。閉眼持続時間
が500msを越える場合、閉眼の持続時間合計に閉眼
持続時間を加える(ステップS5)。覚醒度判定の時間
間隔を1分とすると、タイマーが1分になったかどうか
判定し(ステップS6)、1分たった後に覚醒度判定手
段30で、「500msを越えた閉眼の閉眼持続時間合
計」が15秒を越えるかどうか判定する(ステップS
7)。覚醒度判定手段30では、閉眼持続時間合計が1
5秒を越える場合は、覚醒低下と判定し(ステップS
8)、予め定めたブザー音等の警報手段によって警報を
行う(ステップS9)。閉眼持続時間合計が15秒を越
えない場合は、覚醒状態と判定する(ステップS1
0)。これで、1回目の時間間隔での覚醒度判定は終了
し、閉眼持続時間合計とタイマーをクリアし(ステップ
S101)、ステップS2に戻って、次の時間間隔での
覚醒度判定の動作を繰り返し行う。
置は、上記の様に構成されており、覚醒低下を検出した
際に、あらかじめ定められた警報手段で警報を行ってい
た。図39は従来の覚醒低下警報装置で対象者の覚醒低
下を検出し、警報を行った動作例を示す図である。この
グラフの横軸は時間t(分)、縦軸は500msを越えた
閉眼の閉眼持続時間合計で、この500msを越えた閉眼
の閉眼持続時間合計が15秒を越えた時にブザー音によ
る警報を行っていることを示す。この図から分かるよう
に、第1回目の警報の効果は第2回目の警報が行われる
までの約5分程度であるが、第2回目以降の警報の効果
は徐々に少なくなり、第5回目以降の警報は全く効果が
無くなっている。また、この例では、第1回目の警報の
効果は5分程度あるが、対象者によっては、5分程度の
効果も得られない場合がある。このように従来装置で
は、その警報がその対象者にとって効果があるかないか
にかかわらず、すべての対象者に同じ警報が行われてい
た。また、繰り返し覚醒低下を検出した際にも、常に同
じ警報手段により警報を行うので、対象者は警報に慣れ
てしまい、その結果、警報による覚醒効果がなくなると
いう問題点があった。
るためになされたもので、各対象者それぞれに効果のあ
る警報を発し、また、繰り返し覚醒低下を検出した際に
も、常に効果のある警報を行うことのできる覚醒低下警
報装置を得ることを目的とする。
る覚醒低下警報装置は、少なくとも対象者の覚醒度に関
わる情報を計測するセンサ、このセンサの出力信号から
覚醒度に関する特徴量を抽出する特徴抽出手段、この特
徴抽出手段で抽出した特徴量に基づいて、覚醒度を判定
する覚醒度判定手段、覚醒度判定手段で上記対象者が覚
醒低下状態と判定された時に、警報を発するための複数
の警報手段、及び前回覚醒低下状態と判定されてから今
回覚醒低下状態と判定されるまでの時間間隔に応じて、
複数の警報手段のうちから起動する警報手段を選択する
警報選択手段を備えたものである。
警報装置は、少なくとも対象者の覚醒度に関わる情報を
計測するセンサ、このセンサの出力信号から覚醒度に関
する特徴量を抽出する特徴抽出手段、この特徴抽出手段
で抽出した特徴量に基づいて、覚醒度を判定する覚醒度
判定手段、覚醒度判定手段で上記対象者が覚醒低下状態
と判定された時に、警報を発するための複数の警報手
段、及び前回覚醒低下状態と判定されてから今回覚醒低
下状態と判定されるまでの特徴量の変化に基づいて、複
数の警報手段のうちから起動する警報手段を選択する警
報選択手段を備えたものである。
警報装置は、請求項1または2のいずれかに加え、覚醒
効果が大きいと判定された警報手段を記憶する最適警報
記憶手段を備え、記憶された警報手段を、覚醒低下と判
定した際に、優先して使用するようにしたものである。
警報装置は、請求項1または2のいずれかに加え、対象
者が警報を選択できる警報選択入力手段を備え、選択さ
れた警報手段を、覚醒低下と判定した際に、優先して使
用するようにしたものである。
覚醒低下警報装置の構成を示すブロック図である。図1
において、11は対象者の覚醒度に関わる情報を計測す
るセンサで、例えばハンドル操作センサ、21はセンサ
11の出力から覚醒度に関わる特徴量を抽出する特徴抽
出手段、31は抽出された特徴量に基づいて覚醒度を判
定する覚醒度判定手段、51は警報を発生する場合に使
用する警報手段を選択する警報選択手段、41a、41
b、41cは、各々警報を発生するための警報手段A、
警報手段B、警報手段Cであり、例えば、各警報手段4
1a、41b、41cはすべてメロディー音による警報
であるが、警報手段Aはメロディー音a、警報手段Bは
メロディー音b、警報手段Cはメロディー音cというよ
うに、異なるメロディー音となっている。なお、この実
施の形態1では、対象者を例えば車両の運転者とし、運
転者の覚醒度に関わる情報を例えばハンドル操作角θ
(度)としている。
角θ(度)を示すグラフである。このグラフの横軸は時
間t(秒)を示す。図で分かるように、覚醒時のハンド
ル操作角は10度程度で細かい操作をしているが、次第
に覚醒低下してくると20度以上のハンドル操作角にな
る。図3は検出されるハンドル操作角に基づいて、1分
間当たりのハンドル操作角の標準偏差を算出し、その時
間変化を示したものである。横軸は分単位の時間であ
る。図で分かるように覚醒時のハンドル操作角の標準偏
差は5度程度であるが、次第に覚醒低下してくると10
度以上になる。これを利用し、この実施の形態1ではハ
ンドル操作角の標準偏差を覚醒度に関する特徴量として
抽出し、覚醒度を判定する。
図4のフローチャートをもとに説明する。まず、初期設
定としてタイマーをクリアする(ステップS11)。ハ
ンドル操作角センサ11は、ハンドルの回転角を測定し
て運転者によるハンドル操作角を検出する(ステップS
12)。特徴抽出手段21では判定時間間隔(例えば1
分)のハンドル操作角の標準偏差を抽出する(ステップ
S13)。抽出されたハンドル操作角の標準偏差を基
に、覚醒度判定手段31で覚醒度判定を行う(ステップ
S14)。即ち、ハンドル操作角の標準偏差が10度を
越えない場合、覚醒状態と判断する(ステップS1
5)。ハンドル操作角の標準偏差が10度を越える場
合、覚醒低下状態と判断する(ステップS16)。
う。警報を行う際には、警報選択手段51で警報手段を
選択する。即ち、タイマーがクリアされた後の覚醒度判
定において、最初に覚醒低下状態と判定される場合が、
第1回目の警報であるとして、ステップS16における
覚醒低下状態の判定に従って発生する警報が第1回目の
警報であるかどうかを判断し(ステップS17)、警報
が第1回目の警報であるときは、警報手段Aを選択する
(ステップS18)。警報が第2回目以降である場合
は、タイマーの値を基に警報手段を選択する(ステップ
S19)。ここでのタイマーは、前回、覚醒低下状態の
判定がされた時点から今回覚醒低下状態の判定がされた
時間間隔を計測するもので、警報の発生間隔を計ってい
る。なお、第1回目の警報時はタイマーの値は0であ
る。警報が第2回目以降である場合、タイマーが、5分
を越えていなければ警報手段を変更する(ステップS1
10)。例えば、前回警報時の警報手段が警報手段Aの
場合は、警報手段Bを選択する。前回警報時の警報手段
が警報手段Bの場合は、警報手段Cを選択する。前回警
報時の警報手段が警報手段Cの場合は、警報手段Aを選
択する。警報が第2回目以降である場合、タイマーが5
分を越えていれば警報手段は前回と同じものを選択する
(ステップS111)。警報手段が選択されれば、選択
された警報手段により警報を行う(ステップS11
2)。即ち、警報手段Aが選択されていればメロディー
音a、警報手段Bが選択されていればメロディー音b、
警報手段Cが選択されていればメロディー音cによって
警報を行う。警報が終了すれば、タイマーをクリアし
(ステップS113)、ステップS12に戻る。
対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸はハンドル
操作角の標準偏差であり、このハンドル操作角の標準偏
差が10度を越えた時にメロディー音a、b、cによる
警報を行っていることを示す。この動作例では、第1回
目のメロディー音aによる警報の効果が少なかったの
で、第2回目はメロディー音bにより警報を行ってい
る。また、第6回目にはメロディー音bによる警報の効
果も少なくなったので、第7回目はメロディ音cにより
警報を行っている。
と判定し、警報を行う際に、前回の警報からの経過時間
が所定時間より長い場合のみ、前回と同じメロディー音
で警報を行い、前回の警報からの経過時間が所定時間よ
り短い場合は、前回のメロディー音は効果が小さいと
し、他のメロディー音に変更して警報を行うので、各対
象者にとって覚醒効果の大きいメロディー音を選択し、
警報を行うことができる。また、対象者が警報に慣れ、
警報による覚醒効果がなくなることを防ぎ、常に覚醒効
果のある警報を行うことができる。
B、Cはすべてメロディー音による同種の警報であり、
それぞれ異なるメロディー音としたが、メロディー音に
限るものではなく、例えば、警報手段A、B、Cはすべ
て音声による同種の警報とし、それぞれ異なる内容の音
声としても良い。
形態2による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック図
である。図において、12は対象者の覚醒度に関わる情
報を計測するセンサで、例えば皮膚の電位を検出する皮
膚電位センサ、22はセンサ12の出力から覚醒度に関
わる特徴量を抽出する特徴抽出手段、32は抽出された
特徴量に基づいて覚醒度を判定する覚醒度判定手段、5
2は警報を発生する場合に使用する警報手段を選択する
警報選択手段、42a、42b、42cは、各々警報を
発生するための警報手段A、警報手段B、警報手段Cで
あり、例えば、各警報手段42a、42b、42cはす
べてブザー音による同種の警報であるが、警報手段Aは
音量小、警報手段Bは音量中、警報手段Cは音量大とい
うように、異なる強度となっている。なお、実施の形態
2では運転者の覚醒度に関わる情報を皮膚電位とし、特
徴量を平均皮膚電位としている。
(mV)を示すグラフである。このグラフの横軸は時間
t(分)を示す。図で分かるように、覚醒時の平均皮膚
電位は数mV程度あるが、次第に覚醒低下してくると皮
膚電位は上昇し、数十mV程度の値を示す。これを利用
し、実施の形態2では平均皮膚電位の値によって覚醒度
を判定する。
図8のフローチャートをもとに説明する。まず、初期設
定としてタイマーをクリアする(ステップS21)。皮
膚電位センサ12は、対象者の例えば腕や手のひらに取
り付けられ皮膚電位を検出する(ステップS22)。特
徴抽出手段22で判定時間間隔(例えば1分)の平均皮
膚電位を抽出する(ステップS23)。抽出された平均
皮膚電位の値を基に、覚醒度判定手段32で覚醒度判定
を行う(ステップS24)。即ち、平均皮膚電位の値が
例えば、10mVを越えない場合、覚醒状態と判断し
(ステップS25)、平均皮膚電位の値が10mVを越
える場合、覚醒低下状態と判断する(ステップS2
6)。
う。警報を行う際には、警報選択手段52で警報手段を
選択する。即ち、実施の形態1と同様に、警報が第1回
目かどうか判断し(ステップS27)、警報が第1回目
の警報であるときは、警報手段Aを選択する(ステップ
S28)。警報が第2回目以降である場合は、タイマー
の値を基に警報手段を選択する(ステップS29)。こ
こでのタイマーは、実施の形態1と同様、前回警報が発
生してから次の警報を発生するまでの時間を計測するも
ので、第1回目の警報時はタイマーの値は0とする。警
報が第2回目以降である場合、タイマーが5分を越えて
いなければ警報手段を変更する(ステップS210)。
例えば、前回警報時の警報手段が警報手段Aの場合は、
警報手段Bを選択する。前回警報時の警報手段が警報手
段Bの場合は、警報手段Cを選択する。前回警報時の警
報手段が警報手段Cの場合は、警報手段Aを選択する。
警報が第2回目以降である場合、タイマーが5分を越え
ていれば警報手段は前回と同じものを選択する(ステッ
プS211)。警報手段が選択されれば、選択された警
報手段により警報を行う(ステップS212)。即ち、
警報手段Aが選択されていれば音量小のブザー音、警報
手段Bが選択されていれば音量中のブザー音、警報手段
Cが選択されていれば音量大のブザー音によって警報を
行う。警報が終了すれば、タイマーをクリアし(ステッ
プS213)、ステップS22に戻る。
対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は平均皮膚
電位で、この平均皮膚電位が10mVを越えた時に音量
小のブザー音、音量中のブザー音、音量大のブザー音に
よる警報を行っていることを示す。この動作例では、第
1回目の音量小のブザー音による警報の効果が少なかっ
たので、第2回目は音量中のブザー音により警報を行っ
ている。また、第5回目には音量中のブザー音による警
報の効果も少なくなったので、第6回目は音量大のブザ
ー音により警報を行っている。
関する特徴量として、平均皮膚電位を抽出し、覚醒低下
状態ではブザー音による警報を行っているが、実施の形
態1と同様、警報を行う際に、前回の警報からの経過時
間が所定時間より長い場合のみ、前回と同じ音量のブザ
ー音で警報を行い、前回の警報からの経過時間が所定時
間より短い場合は、前回の音量のブザー音は効果が小さ
いとし、他の音量のブザー音に変更して警報を行うの
で、各対象者にとって覚醒効果の大きい音量のブザー音
を選択し、警報を行うことができる。また、対象者が警
報に慣れ、警報による覚醒効果がなくなることを防ぎ、
常に覚醒効果のある警報を行うことができる。
B、Cはすべてブザー音による同種の警報であり、それ
ぞれ異なる音量のブザー音としたが、ブザー音に限るも
のではなく、例えば、警報手段A、B、Cはすべてエア
コンからの吹き出し風とし、それぞれ異なる風量として
も良い。また、実施の形態2では、警報手段を変更する
際に、前回警報時の警報手段が警報手段Cの場合は、警
報手段Aを選択するようにしたが、前回の警報時の警報
手段が警報手段Cの場合は警報手段Aを選択せず、継続
して警報手段Cを選択しても良い。
の形態3による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック
図である。図において、13は対象者の覚醒度に関わる
情報を計測するセンサで、例えば脳波センサ、23はセ
ンサ13の出力から覚醒度に関わる特徴量を抽出する特
徴抽出手段、33は抽出された特徴量に基づいて覚醒度
を判定する覚醒度判定手段、53は警報を発生する場合
に使用する警報手段を選択する警報選択手段、43a、
43b、43cは、各々警報を発生するための警報手段
A、警報手段B、警報手段Cであり、例えば、各警報手
段43a、43b、43cはすべて座席シート振動によ
る同種の警報であるが、警報手段Aは前後振動、警報手
段Bは左右振動、警報手段Cは上下振動というように、
異なる振動方向となっている。なお、実施の形態3で
は、運転者の覚醒度に関わる情報を脳波とし、特徴量を
脳波の中のα波(8〜13Hz)の強度としている。
α波強度を示すグラフである。このグラフの横軸は時間
t(分)を示し、縦軸はα波強度(mV)を示してい
る。図で分かるように、覚醒時のα波強度は数mV程度
あるが、次第に覚醒低下してくると数十mV程度の値を
示す。これを利用し、実施の形態3では脳波の中のα波
強度によって覚醒度を判定する。
図12のフローチャートをもとに説明する。まず初期設
定としてタイマーをクリアする(ステップS31)。脳
波センサ13は、対象者の頭に取り付けられ、脳波を検
出する(ステップS32)。特徴抽出手段23で脳波の
中のα波強度を抽出する(ステップS33)。抽出され
たα波強度を基に、覚醒度判定手段33で覚醒度判定を
行う(ステップS34)。即ち、α波強度が10mVを
越えない場合、覚醒状態と判断し(ステップS35)、
α波強度が10mVを越える場合、覚醒低下状態と判断
する(ステップS36)。
う。警報を行う際には、警報選択手段53で警報手段を
選択する。即ち、実施の形態1と同様に、警報が第1回
目かどうか判断し(ステップS37)、警報が第1回目
の警報であるときは、警報手段Aを選択する(ステップ
S38)。警報が第2回目以降である場合は、タイマー
の値を基に警報手段を選択する(ステップS39)。こ
こでのタイマーは、前回警報が発生してから次の警報を
発生するまでの時間を計測するもので、第1回目の警報
時はタイマーの値は0とする。警報が第2回目以降であ
る場合、タイマーが、5分を越えていなければ警報手段
を変更する(ステップS310)。例えば、前回警報時
の警報手段が警報手段Aの場合は、警報手段Bを選択す
る。前回警報時の警報手段が警報手段Bの場合は、警報
手段Cを選択する。前回警報時の警報手段が警報手段C
の場合は、警報手段Aを選択する。警報が第2回目以降
である場合、タイマーが5分を越えていれば警報手段は
前回と同じものを選択する(ステップS311)。警報
手段が選択されれば、選択された警報手段により警報を
行う(ステップS312)。すなわち、警報手段Aが選
択されていれば前後振動、警報手段Bが選択されていれ
ば左右振動、警報手段Cが選択されていれば上下振動に
よって警報を行う。警報が終了すれば、タイマーをクリ
アし(ステップS313)、ステップS32に戻る。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸はα波強度
で、このα波強度が10mVを越えた時にシート前後振
動、シート左右振動、シート上下振動による警報を行っ
ていることを示す。この動作例では、第3回目のシート
前後振動による警報の効果が少なかったので、第4回目
はシート左右振動により警報を行っている。また、第6
回目にはシート左右振動による警報の効果も少なくなっ
たので、第7回目はシート上下振動により警報を行って
いる。また、第8回目にはシート上下振動による警報も
効果が少なくなったので、第9回目は再びシート前後振
動により警報を行っている。
関する特徴量として、脳波のα波強度を抽出し、覚醒低
下状態ではシートの振動による警報を行っているが、実
施の形態1と同様、警報を行う際に、前回の警報からの
経過時間が所定時間より長い場合のみ、前回と同じ振動
方向で警報を行い、前回の警報からの経過時間が所定時
間より短い場合は、前回の振動方向は効果が小さいと
し、他の振動方向に変更して警報を行うので、各対象者
にとって覚醒効果の大きい振動方向を選択し、警報を行
うことができる。また、対象者が警報に慣れ、警報によ
る覚醒効果がなくなることを防ぎ、常に覚醒効果のある
警報を行うことができる。
B、Cはすべて座席シートの振動による同種の警報であ
り、それぞれ異なる振動方向としたが、座席シートの振
動に限るものではなく、例えば、警報手段A、B、Cは
すべてかたもみ装置による刺激とし、それぞれ、たた
く、もむ、おす、のように異なるようにしても良い。
の形態4による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック
図である。図において、14は対象者の覚醒度に関わる
情報を計測するセンサで、例えば対象者の閉眼動作を検
出する閉眼センサ、24はセンサ14の出力から覚醒度
に関わる特徴量を抽出する特徴抽出手段、34は抽出さ
れた特徴量に基づいて覚醒度を判定する覚醒度判定手段
であり、覚醒度判定を行った回数をカウントするための
「覚醒度判定回数カウンタ」を備えたものである。「覚
醒度判定回数カウンタ」は覚醒度を判定する度(例えば
1分おき)にインクリメントされ、警報の発生間隔を計
測するタイマーと同様の働きをするものである。54は
警報を発生する場合に使用する警報手段を選択する警報
選択手段、44a、44b、44cは、各々警報を発生
するための警報手段A、警報手段B、警報手段Cであ
り、例えば、各警報手段44a、44b、44cはすべ
て異なる種類の警報手段であり、警報手段Aはメロディ
ー音、警報手段Bは芳香ガス、警報手段Cはエアコンか
らの冷風となっている。芳香ガスは覚醒効果を促すもの
で、例えば、メンソールや柑橘系の芳香ガスである。な
お、実施の形態4では、運転者の覚醒度に関わる情報を
閉眼動作とし、特徴量を一定の時間間隔内の閉眼回数C
としている。
を示すグラフである。このグラフの横軸は時間t(分)
を示し、縦軸は一定の検出時間間隔、例えば1分間の閉
眼回数を表している。図で分かるように、覚醒時の閉眼
回数は30回程度であるが、次第に覚醒低下してくると
閉眼回数は減少し、10〜20回程度の値を示す。これ
を利用し、実施の形態4では1分間の閉眼回数によって
覚醒度を判定する。
図16のフローチャートをもとに説明する。まず初期設
定として「覚醒度判定回数カウンタ」をクリアする(ス
テップS41)。閉眼センサ14は、例えば従来装置と
同様のものであり、カメラで顔を撮影し、画像処理によ
って閉眼しているか開眼しているかを検出する(ステッ
プS42)。特徴抽出手段24で検出時間間隔、この場
合は1分間の閉眼回数を抽出する(ステップS43)。
抽出された閉眼回数を基に、覚醒度判定手段34で「覚
醒度判定回数カウンタ」をインクリメントし(ステップ
S44)、覚醒度判定を行う(ステップS45)。閉眼
回数が20回を越える場合、覚醒状態と判断し(ステッ
プS46)、閉眼回数が20回を越えない場合、覚醒低
下状態と判断する(ステップS47)。
う。警報を行う際には、警報選択手段54で警報手段を
選択する。即ち、実施の形態1と同様に、警報が第1回
目かどうか判断する(ステップS48)。警報が第1回
目の警報であるときは、警報手段Aを選択する(ステッ
プS49)。警報が第2回目以降である場合は、覚醒度
判定回数カウンタの値を基に警報手段を選択する(ステ
ップS410)。ここでの「覚醒度判定回数カウンタ」
は、前回警報を発生してから覚醒度判定を何回行ったか
をカウントするものであり、警報の発生間隔を計測する
タイマーと同様の働きをするものである。警報が第2回
目以降である場合、「覚醒度判定回数カウンタ」が、例
えば5を越えていなければ警報手段を変更する(ステッ
プS411)。例えば、前回警報時の警報手段が警報手
段Aの場合は、警報手段Bを選択する。前回警報時の警
報手段が警報手段Bの場合は、警報手段Cを選択する。
前回警報時の警報手段が警報手段Cの場合は、警報手段
Aを選択する。警報が第2回目以降である場合、「覚醒
度判定回数カウンタ」が5を越えていれば警報手段は前
回と同じものを選択する(ステップS412)。警報手
段が選択されれば、選択された警報手段により警報を行
う(ステップS413)。即ち、警報手段Aが選択され
ていればメロディー音、警報手段Bが選択されていれば
芳香ガス、警報手段Cが選択されていればエアコンから
の冷風によって警報を行う。警報が終了すれば、「覚醒
度判定回数カウンタ」をクリアし(ステップS41
4)、ステップS42に戻る。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は閉眼回数
Cで、この閉眼回数Cが20回を越えない時にメロディ
ー音、芳香ガス、冷風による警報を行っていることを示
す。この動作例では、第4回目のメロディー音による警
報の効果が少なかったので、第5回目は芳香ガスにより
警報を行っている。また、第8回目には芳香ガスによる
警報の効果も少なくなったので、第9回目は冷風により
警報を行っている。
関する特徴量として、一定の時間間隔内の閉眼回数Cを
抽出し、また、警報の発生間隔を覚醒度判定回数から求
め、覚醒低下状態ではメロディー音や、芳香ガスや、冷
風等による警報を行っているが、実施の形態1と同様、
警報を行う際に、前回の警報からの経過時間が所定時間
より長い場合のみ、前回と同じ警報手段で警報を行い、
前回の警報からの経過時間が所定時間より短い場合は、
前回の警報手段は効果が小さいとし、他の警報手段に変
更して警報を行うので、各対象者にとって覚醒効果の大
きい警報手段を選択し、警報を行うことができる。ま
た、対象者が警報に慣れ、警報による覚醒効果がなくな
ることを防ぎ、常に覚醒効果のある警報を行うことがで
きる。また、実施の形態4では、警報手段A、B、Cを
すべて異なる種類の警報手段としたので、実施の形態1
から実施の形態3に比べ、さらにその効果が大きい。
ロディー音、警報手段Bは芳香ガス、警報手段Cはエア
コンからの冷風としたが、これに限るものではなく、警
報手段A、B、Cはすべて異なる種類の警報、例えば、
接触冷温、ランプ光、座席シートの振動等の組み合わせ
にしても良い。また、警報手段A、B、Cのうち複数の
警報手段を選択し、警報の効果に応じて同時に複数の警
報手段で警報を行うようにしても良い。
の形態5による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック
図である。図において、15は対象者の覚醒度に関わる
情報を計測するセンサで、例えば対象者の閉眼動作を検
出する閉眼センサ、25はセンサ15の出力から覚醒度
に関わる特徴量を抽出する特徴抽出手段、35は抽出さ
れた特徴量に基づいて覚醒度を判定する覚醒度判定手
段、55は警報を発生する場合に使用する警報手段を選
択する警報選択手段、45a、45b、45cは、各々
警報を発生するための警報手段A、警報手段B、警報手
段Cであり、例えば、各警報手段45a、45b、45
cはすべてブザーによる警報であるが、警報手段Aは音
像1、警報手段Bは音像2、警報手段Cは音像3となっ
ている。図19は実施の形態5による覚醒低下警報装置
の警報手段の構成を示すもので、対象者の上方から見た
図である。図19において、65は対象者、75は左ス
ピーカー、85は右スピーカー、95は任意の位置にブ
ザー音を定位する音像定位装置であり、例えば、左スピ
ーカー75と右スピーカー85の出力を1:1にしたと
きを音像1(この場合、ブザー音は後方から聞こえ
る)、左スピーカー75と右スピーカー85の出力を
1.3:0.5にしたときを音像2(この場合、ブザー
音は右後方から聞こえる)、左スピーカー75と右スピ
ーカー85の出力を0.5:1.3にしたときを音像3
(この場合ブザー音は右後方から聞こえる)として音像
定位するようになっている。なお、実施の形態5では、
運転者の覚醒度に関わる情報を閉眼動作とし、特徴量を
閉眼持続時間としている。
間を示すグラフである。この場合閉眼持続時間とは目を
閉じてから目を開けるまでの時間である。図20に示す
グラフの横軸は時間t(分)を示し、縦軸は目の開閉状
態である。図で分かるように、覚醒時の閉眼持続時間は
200ms程度であるが、次第に覚醒低下してくると閉
眼持続時間は増大し、500ms程度の値を示す。これ
を利用し、実施の形態5では、閉眼持続時間を基に覚醒
度を判定する。
図21及び図22のフローチャートをもとに説明する。
まず、初期設定として、「総閉眼回数」「特徴選別しき
い値を越えた閉眼回数」、及びタイマー1、タイマー2
をクリアする(ステップS51)。閉眼センサ15は、
例えば従来装置と同様のものであり、カメラで顔を撮影
し、画像処理によって閉眼しているか開眼しているかを
検出する(ステップS52)。特徴抽出手段25では、
1回の閉眼の閉眼持続時間を抽出する(ステップS5
3)。次に特徴選別しきい値は設定済みかどうかを判定
し(ステップS54)、設定していない場合は、特徴選
別しきい値を設定する。例えば、特徴抽出手段25で抽
出した閉眼持続時間+100msの値を特徴選別しきい
値として設定する(ステップS55)。この場合の特徴
選別しきい値とは、以後に抽出する閉眼持続時間が覚醒
時のものであるか、覚醒低下時のものであるかを区別す
るためのものである。また、ステップS54の判定で特
徴選別しきい値が設定済みの場合、特徴選別しきい値を
用いて、閉眼持続時間を選別する。即ち、閉眼持続時間
は特徴選別しきい値を越えるかどうか判断し(ステップ
S56)、越えた場合に「特徴選別しきい値を越えた閉
眼回数」を1増やす(ステップS57)。また、閉眼持
続時間が特徴選別しきい値を越える、越えないに関わら
ず、閉眼持続時間を検出したとして「総閉眼回数」を1
増やす(ステップS58)。タイマー1が検出時間間
隔、例えば1分になったかどうか判定し(ステップS5
9)、1分になるまで上記の処理(ステップS52〜S
59)を繰り返す。そして、タイマー1が1分になった
とき、覚醒度判定手段35で覚醒度判定を行う。即ち、
覚醒度判定手段35において、次式(1)を計算(ステ
ップS510)し、 K1=「特徴選別しきい値を越えた閉眼回数」/「総閉眼回数」・・(1) この計算値K1が判定基準値とする0.5を越えるかど
うかを判断し(ステップS511)、その結果を基に覚
醒度を判定する。
で計算される値K1を示すグラフである。この図に示す
グラフの横軸は時間t(分)である。図から分かるよう
に、覚醒時の値K1はほとんど0、即ち特徴選別しきい
値を越えた閉眼はないが、次第に覚醒低下してくると値
K1は増大し、0.5以上の値を示す。これを利用し、
実施の形態5では覚醒度を判定する。計算値K1が0.
5を越えない場合、覚醒状態と判断する(ステップS5
12)。計算値K1が0.5を越えた場合、覚醒低下状
態と判断し(ステップS513)、警報を行う。
報手段を選択する。即ち、実施の形態1と同様に、警報
が1回目かどうか判断し(ステップS514)、警報が
第1回目の警報であるときは、警報手段Aを選択する
(ステップS515)。警報が第2回目以降である場合
は、タイマー2の値を基に警報手段を選択する(ステッ
プS516)。ここでのタイマー2は、実施の形態1の
タイマーと同様に、前回警報が発生してから次の警報を
発生するまでの時間を計測するもので、第1回目の警報
時はタイマー2の値は0とする。警報が第2回目以降で
ある場合、タイマー2が、例えば5分を越えていなけれ
ば警報手段を変更する(ステップS517)。例えば、
前回警報時の警報手段が警報手段Aの場合は、警報手段
Bを選択する。前回警報時の警報手段が警報手段Bの場
合は、警報手段Cを選択する。前回警報時の警報手段が
警報手段Cの場合は、警報手段Aを選択する。警報が第
2回目以降である場合、タイマー2が例えば、5分を越
えていれば警報手段は前回と同じものを選択する(ステ
ップS518)。警報手段が選択されれば、選択された
警報手段により警報を行う(ステップS519)。即
ち、警報手段Aが選択されていれば音像1、警報手段B
が選択されていれば音像2、警報手段Cが選択されてい
れば音像3によって警報を行う。警報が終了すれば、タ
イマ−2をクリアする(ステップS520)。覚醒低下
の判定に関わらず、「総閉眼回数」「特徴選別しきい値
を越えた閉眼回数」、及びタイマー1をクリアし(ステ
ップS521)、ステップS52に戻る。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は計算値K
1で、このK1が0.5を越えた時に音像1ブザー音、
音像2ブザー音、音像3ブザー音による警報を行ってい
ることを示す。この動作例では、第1回目の音像1ブザ
ー音による警報の効果が少なかったので、第2回目は音
像2ブザー音により警報を行っている。また、第4回目
には音像2ブザー音による警報の効果も少なくなったの
で、第3回目は音像3ブザー音により警報を行ってい
る。
関する特徴量として、閉眼持続時間を抽出し、これを基
に覚醒度判定手段でK1を計算して覚醒度判定を行い、
覚醒低下状態では異なる音像のブザー音による警報を行
っているが、実施の形態1と同様、覚醒低下と判定し、
警報を行う際に、前回の警報からの経過時間が所定時間
より長い場合のみ、前回と同じ音像で警報を行い、前回
の警報からの経過時間が所定時間より短い場合は、前回
の音像は効果が小さいとし、他の音像に変更して警報を
行うので、各対象者にとって覚醒効果の大きい音像を選
択し、警報を行うことができる。また、対象者が警報に
慣れ、警報による覚醒効果がなくなることを防ぎ、常に
覚醒効果のある警報を行うことができる。
B、Cはすべてブザー音による同種の警報で、それぞれ
異なる音像としたが、ブザー音に限るものではなく、例
えば、警報手段A、B、Cはすべて音声によるもの等と
しても良い。また、実施の形態5では、左スピーカー7
5と右スピーカー85の出力を1:1にした音像を音像
1、左スピーカー75と右スピーカー85の出力を1:
0.5にした音像を音像2、左スピーカー75と右スピ
ーカー85の出力を0.5:1にした音像を音像3とし
たが、これに限るものではなく、例えば、左スピーカー
の出力をsin(t)、右スピーカーの出力をcos
(t)(tは時間)で変化するようにし、音像が移動す
るような警報手段を用いても良い。また、実施の形態5
では、一番最初に抽出した閉眼持続時間に100msを
加えたものを特徴選別しきい値として設定したが、これ
に限るものではなく、例えば30回程度抽出した閉眼持
続時間の平均に100ms加えたものを特徴選別しきい
値として設定しても良い。また、加える値も100ms
に限るものではなく、検出したい覚醒の程度に応じて設
定すれば良い。即ち、100msより小さく、0に近づ
くにつれて少しの覚醒低下でも検出するようになる。ま
た、実施の形態5では、計算値K1が0.5以上である
ことを検出したときに覚醒低下状態と判定しているが、
この判定基準値は0.5に限るものではなく、検出した
い程度に応じて設定すればよい。即ち、0.5より小さ
く、0に近づくにつれて少しの覚醒低下でも検出するよ
うになる。
の形態6による覚醒低下警報装置の動作を示すフローチ
ャートである。実施の形態6による覚醒低下警報装置の
動作は実施の形態2と同様であるが、警報による覚醒効
果を警報の発生間隔で調べるのではなく、平均皮膚電位
の変化に基づいて計算される値K2をみて警報による覚
醒効果を調べている。また、実施の形態6による覚醒低
下警報装置の構成は実施の形態2と同様であるが、覚醒
度判定手段32では、実施の形態2に加え、前回の警報
効果を表す計算値K2を計算できるようになっている。
25のフローチャートをもとに説明する。実施の形態2
と同様の処理には同一の符号を付す。実施の形態6にお
いては、覚醒度判定手段32は覚醒低下状態と判断した
とき、式(2)で示す計算値K2を計算する(ステップ
S61)。
図の横軸は時間t(分)、縦軸は平均皮膚電位(mV)
で、実施の形態6における覚醒度判定手段32はこの平
均皮膚電位が10mVを越えた時に覚醒低下状態と判定
し、計算値K2を計算する。ここで、計算値K2は、図
25中の網掛けした部分の面積に相当する値であり、前
回の警報後の平均皮膚電位の変化、即ち前回覚醒低下状
態と判定されてから覚醒低下状態と判定された現在の時
点までの平均皮膚電位の変化に基づく値である。この値
が大きいほど前回の警報の効果は大きく、この値が小さ
いほど、前回の警報の効果は小さい。なお、この際覚醒
度判定手段が覚醒低下状態と判断したことが第1回目な
らば、計算値K2は0とする。
は、警報が1回目かどうか判断し(ステップS27)、
警報選択手段42で警報手段を選択する。即ち、警報が
第1回目の警報であるときは、警報手段Aを選択する
(ステップS28)。警報が第2回目以降である場合
は、計算値K2の値をもとに警報手段を選択する(ステ
ップS62)。警報が第2回目以降である場合、計算値
K2が、例えば30[mV・分]を越えていなければ、
警報効果が小さかったとみなして警報手段を変更する
(ステップS210)。計算値K2が、例えば30[m
V・分]を越えていれば、警報効果が大きかったとみな
して警報手段は前回と同じものを選択する(ステップS
211)。警報手段が選択されれば、選択された警報手
段により警報を行う(ステップS212)。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は平均皮膚
電位で、この平均皮膚電位が10mVを越えた時に音量
小のブザー音、音量中のブザー音、音量大のブザー音に
よる警報を行っていることを示す。この動作例では、第
1回目の音量小のブザー音による警報の効果が大きかっ
たので、第2回目も音量小のブザー音により警報を行っ
ている。しかし、第2回目の音量小のブザー音による警
報は効果が少なかったので、第3回目には音量中のブザ
ー音により警報を行っている。また、第3回目の音量中
のブザー音による警報の効果も少なかったので、第4回
目は音量大のブザー音により警報を行っている。
関する特徴量として、実施の形態2と同様に平均皮膚電
位を抽出して覚醒度判定を行うが、警報を行う際に、覚
醒度判定手段でK2を計算して、覚醒効果を調べ、前回
の警報の効果を表す計算値K2が所定値よりも大きい場
合のみ、前回と同じ警報を行い、計算値K2が所定値よ
りも小さい場合は、前回の警報は効果が小さいとし、他
の警報を行うので、各対象者にとって覚醒効果の大きい
警報を選択し、警報を行うことができる。また、対象者
が警報に慣れ、警報による覚醒効果がなくなることを防
ぎ、常に覚醒効果のある警報を行うことができる。
0[mV・分]を越えるか越えないかで、警報手段を選
択したが、30[mV・分]に限るものではない。
発明の実施の形態7による覚醒低下警報装置の動作を示
すフローチャートである。実施の形態7による覚醒低下
警報装置の動作は実施の形態5と同様であるが、警報に
よる覚醒効果を警報の発生間隔で調べるのではなく、K
1の値の変化をみて警報による覚醒効果を調べている。
また、実施の形態7による覚醒低下警報装置の構成は実
施の形態5と同様であるが、覚醒度判定手段では実施の
形態5に加え、覚醒度判定毎に計算されるK1の最小値
を「K1最小値」として記憶できるようになっている。
図28及び図29のフローチャートをもとに説明する。
実施の形態5と同様の処理には同一の符号を付す。実施
の形態7においてはまず初期設定として、実施の形態5
における初期設定に加え、「K1最小値」をクリアする
(ステップS71)。実施の形態5においては、覚醒度
判定手段45で、覚醒度判定を行う際にK1を計算する
が、実施の形態7においては、実施の形態5に加えて、
覚醒度判定毎に計算される計算値K1の最小値を記憶す
る。即ち、計算値K1を算出した後、K1最小値がクリ
アされている場合(ステップS72)は、計算値K1を
K1最小値として記憶する(ステップS73)。K1最
小値に値が入っている場合は、計算値K1と「K1最小
値」を比較し(ステップS74)、計算値K1がK1最
小値よりも小さい場合、計算値K1の値をK1最小値と
して、記憶する(ステップS75)。ステップS513
で覚醒低下状態と判定し、警報を行う際には、警報選択
手段45で警報手段を選択する。即ち、警報が第1回目
の警報であるときは、警報手段Aを選択する(ステップ
S515)。警報が第2回目以降である場合は、記憶し
ている「K1最小値」の値を基に警報手段を選択する
(ステップS76)。警報が第2回目以降である場合、
「K1最小値」が、0.2を越えていれば、警報手段を
変更する(ステップS517)。警報が第2回目以降で
ある場合、「K1最小値」が、0.2を越えていなけれ
ば警報手段は前回と同じものを選択する(ステップS5
18)。警報手段が選択されれば、選択された警報手段
により警報を行う(ステップS519)。警報が終了す
れば、「K1最小値」をクリアする(ステップS7
7)。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は計算値K
1で、このK1が0.5を越えた時に音像1ブザー音、
音像2ブザー音、音像3ブザー音による警報を行ってい
ることを示す。また、警報後に計算値K1が0.2より
小さくならなければ、警報による覚醒効果が小さいと
し、次の警報では警報手段を変更していることを示す。
この動作例では、第1回目の音像1ブザー音による警報
の効果が少なかったので、第2回目は音像2ブザー音に
より警報を行っている。また、第4回目には音像2ブザ
ー音による警報の効果も少なくなったので、第5回目は
音像3ブザー音により警報を行っている。
と判定し、警報を行う際に、前回の警報後に、特徴抽出
手段により抽出される特徴量が所定値よりも小さくなっ
た場合のみ、警報による効果があったとみなして前回と
同じ警報を行い、前回の警報後に、特徴抽出手段により
抽出される特徴量が所定値よりも小さくならなかった場
合は、前回の警報は効果が小さいとし、他の警報を行う
ので、各対象者にとって覚醒効果の大きい警報を選択
し、警報を行うことができる。また、対象者が警報に慣
れ、警報による覚醒効果がなくなることを防ぎ、常に覚
醒効果のある警報を行うことができる。
なければ、警報手段は前回と同じものを選択するとした
が、0.2に限るものではない。
の形態8による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック
図である。図32はこの発明の実施の形態8による覚醒
低下警報装置の動作を示すフローチャートである。図3
1、32において、実施の形態4と同様の部分、処理に
は同一の符号を付す。図31において、58は最適警報
記憶手段であり、対象者にとって効果の高い警報手段を
記憶しておくものである。実施の形態8は記憶した効果
の高い警報手段を優先的に使用できるようにして、第1
回目の警報から対象者に効果の高い警報を行おうとする
ものである。
図32のフローチャートをもとに説明する。ステップS
47で覚醒低下状態と判定した場合、警報を行う。警報
を行う際には、警報選択手段54で警報手段を選択す
る。即ち、警報が第1回目の警報であるときは、まず、
最適警報記憶手段58に警報手段が記憶されているか判
断する(ステップS81)。最適警報記憶手段58に警
報手段が記憶されていれば、その記憶されている警報手
段を選択する(ステップS82)。最適警報記憶手段5
8に警告手段が記憶されていなければ、警報手段Aを選
択する(ステップS49)。警報が第2回目以降である
場合は、覚醒度判定手段34の内部にある「覚醒度判定
回数カウンタ」の値を基に警報手段を選択する。警報が
第2回目以降である場合、「覚醒度判定回数カウンタ」
の値が、5を越えていなければ警報手段を変更する(ス
テップS411)。警報が第2回目以降である場合、
「覚醒度判定回数カウンタ」の値が、5を越えていれば
警報手段は前回と同じものを選択し(ステップS41
2)、前回用いた警告手段を最適警告として最適警報記
憶手段58に記憶する(ステップS83)。警報手段が
選択されれば、選択された警報手段により警報を行う
(ステップS413)。警報が終了すれば、「覚醒度判
定回数カウンタ」の値をクリアし(ステップS41
4)、ステップS42に戻る。
で対象者の覚醒低下を検出し、警報を行った動作例を示
す。このグラフの横軸は時間t(分)、縦軸は1分間の
閉眼回数で、この閉眼回数が20回を越えない時にメロ
ディー音、芳香ガス、冷風による警報を行っていること
を示す。この動作例では、第1回目に最適警報記憶手段
58に記憶されていた冷風により警報を行っている。従
って第2回、第3回目までは、同じ警報で効果が出てい
る。しかし、第4回目には冷風による警報の効果が少な
くなったので、第5回目はメロディー音により警報を行
っている。
う際に、前回の警報からの経過時間が所定時間より長か
った場合に前回の警報手段を最適な警報として記憶して
おき、その警報手段を第1回目の警報時に優先的に使用
するようにしているので、第1回目の警報から対象者に
効果の高い警報を行うことができる。
の形態9による覚醒低下警報装置の構成を示すブロック
図である。図35はこの発明の実施の形態9による覚醒
低下警報装置の動作を示すフローチャートである。図3
4、35において、実施の形態4と同様の部分、処理に
は同一の符号を付す。図34において、59はスイッチ
等で構成された警報選択入力手段であり、対象者自身が
警報手段を選択したい場合に操作するものである。実施
の形態9は警報選択入力手段59で選択された警報手段
を優先的に使用できるようにして、対象者の好む警報を
行おうとするものである。図36に警報選択入力手段5
9の一例を示す。図36において、109は警報手段A
を選択するスイッチ、119は警報手段Bを選択するス
イッチ、129は警報手段Cを選択するスイッチであ
る。これらのスイッチはいつでも操作することができ
る。このスイッチにより対象者が警報手段を選択した
後、選択した警報手段により警報が一度行われると、こ
のスイッチは自動的にOFFされる。139、149、
159はそれぞれの警報手段が対象者により選択されて
いることを表すランプである。スイッチが自動的にOF
Fされる際には、ランプ139、149、159も自動
的に消えるようになっている。
図35のフローチャートをもとに説明する。ステップS
47で覚醒低下状態と判定した場合、警報を行う。警報
を行う際には、警報選択手段54で警報手段を選択す
る。警報選択手段54は、警報選択入力手段59で選択
されている警報手段があるかどうかを判断する(ステッ
プS91)。警報選択入力手段59で選択されている警
報手段があれば、警報選択入力手段59で選択されてい
る警報手段を選択する(ステップS92)。警報選択入
力手段59で選択されている警報手段がない場合、警告
が第1回目の警報であるときは、警報手段Aを選択する
(ステップS49)。警報が第2回目以降である場合
は、「覚醒度判定回数カウンタ」の値を基に警報手段を
選択する。即ち、警報が第2回目以降である場合、「覚
醒度判定回数カウンタ」の値が、5を越えていなければ
警報手段を変更する(ステップS411)。警報が第2
回目以降である場合、「覚醒度判定回数カウンタ」の値
が、5を越えていれば警報手段は前回と同じものを選択
する(ステップS412)。警報手段が選択されれば、
選択された警報手段により警報を行う(ステップS41
3)。警報が終了すれば、「覚醒度判定回数カウンタ」
の値をクリアし(ステップS414)、ステップS42
に戻る。
う際に、対象者が選択している警報手段を優先的に用い
るようにしているので、対象者の好みの警報手段により
警報を行うことができる。
た警報手段が1度使われると、警報選択入力手段の選択
スイッチは自動的にOFFになるようにしたが、これに
限るものではなく、ONのままでも良い。
警報手段を警報手段A、B、Cとしたが、警報手段は3
個に限定するものではなく、複数であればいくらでも良
い。また、実施の形態1〜実施の形態3、実施の形態5
〜実施の形態7ではタイマーの値を基に警報手段を選択
する際に、タイマーの値は5分を基準としたがこれに限
るものではない。また、実施の形態4、実施の形態8〜
実施の形態9では、「覚醒度判定回数カウンタ」の値を
基に警報手段を選択する際に、「覚醒度判定回数カウン
タ」の値は5を基準としたがこれに限るものではない。
また、実施の形態1〜実施の形態2、実施の形態4〜実
施の形態9では、覚醒度判定の時間間隔を1分としてい
るが、これに限るものではなく、1分より短くても、長
くても良い。
れば、少なくとも対象者の覚醒度に関わる情報を計測す
るセンサ、このセンサの出力信号から覚醒度に関する特
徴量を抽出する特徴抽出手段、この特徴抽出手段で抽出
した特徴量に基づいて、覚醒度を判定する覚醒度判定手
段、覚醒度判定手段で上記対象者が覚醒低下状態と判定
された時に、警報を発するための複数の警報手段、及び
前回覚醒低下状態と判定されてから今回覚醒低下状態と
判定されるまでの時間間隔に応じて、上記複数の警報手
段のうちから起動する警報手段を選択する警報選択手段
により覚醒度低下警報装置を構成したので、各対象者そ
れぞれに覚醒効果のある警報をし、また、繰り返し覚醒
低下を検出した際にも、常に覚醒効果のある警報を行う
ことのできる覚醒低下警報装置が得られる効果がある。
くとも対象者の覚醒度に関わる情報を計測するセンサ、
このセンサの出力信号から覚醒度に関する特徴量を抽出
する特徴抽出手段、この特徴抽出手段で抽出した特徴量
に基づいて、覚醒度を判定する覚醒度判定手段、覚醒度
判定手段で上記対象者が覚醒低下状態と判定された時
に、警報を発するための複数の警報手段、及び前回覚醒
低下状態と判定されてから今回覚醒低下状態と判定され
るまでの上記特徴量の変化に基づいて、上記複数の警報
手段のうちから起動する警報手段を選択する警報選択手
段により覚醒低下警報装置を構成したので、請求項1の
ものと同様、各対象者それぞれに覚醒効果のある警報を
し、また、繰り返し覚醒低下を検出した際にも、常に覚
醒効果のある警報を行うことのできる覚醒低下警報装置
を得られる効果がある。
項1または2のいずれかに加え、覚醒効果が大きいと判
定された警報手段を記憶する最適警報記憶手段を備え、
記憶された最適警報手段を、覚醒低下と判定した際に、
優先して使用するようにしたので、請求項1、及び請求
項2の効果に加え、第1回目の警報から覚醒効果のある
警報を行うことができる。
項1または2のいずれかに加え、対象者が警報を選択で
きる警報選択入力手段を備え、入力された対象者の好み
の警報手段を、覚醒低下と判定した際に、優先して使用
するようにしたので、各対象者の好みの警報手段により
警報を行うことのできる覚醒低下警報装置が得られる効
果がある。
装置の構成を示すブロック図である。
ンドル操作角θ(度)を示すグラフである。
ンドル操作角の標準偏差θ(度)を示すグラフである。
装置の動作を示すフローチャートである。
例を示すグラフである。
装置の構成を示すブロック図である。
均皮膚電位を示すグラフである。
装置の動作を示すフローチャートである。
例を示すグラフである。
報装置の構成を示すブロック図である。
脳波のα波強度を示すグラフである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
作例を示すグラフである。
報装置の構成を示すブロック図である。
閉眼回数Cを示すグラフである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
作例を示すグラフである。
報装置の構成を示すブロック図である。
である。
閉眼持続時間を示すグラフである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
値K1を示すグラフである。
作例を示すグラフである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
ある。
作例を示すグラフである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
報装置の動作を示すフローチャートである。
作例を示すグラフである。
報装置の構成を示すブロック図である。
報装置の動作を示すフローチャートである。
作例を示すグラフである。
報装置の構成を示すブロック図である。
報装置の動作を示すフローチャートである。
す図である。
ック図である。
ーチャートである。
ラフである。
3 脳波センサ、14,15 閉眼センサ、21,2
2,23,24,25 特徴抽出手段、31,32,3
3,34,35 覚醒度判定手段、41a,41b,4
1c,42a,42b,42c,43a,43b,43
c,44a,44b,44c,45a,45b,45c
警報手段、51,52,53,54,55 警報選択
手段、58最適警報記憶手段、59 警報選択手段、6
5 対象者、75 左スピーカー、85 右スピーカ
ー、95 音像定位装置、109,119,129 ス
イッチ、139,149,159 ランプ。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも対象者の覚醒度に関わる情報
を計測するセンサ、このセンサの出力信号から覚醒度に
関する特徴量を抽出する特徴抽出手段、この特徴抽出手
段で抽出した上記特徴量に基づいて、覚醒度を判定する
覚醒度判定手段、この覚醒度判定手段で上記対象者が覚
醒低下状態と判定された時に、警報を発するための複数
の警報手段、及び前回覚醒低下状態と判定されてから今
回覚醒低下状態と判定されるまでの時間間隔に応じて、
上記複数の警報手段のうちから起動する警報手段を選択
する警報選択手段を備えた覚醒低下警報装置。 - 【請求項2】 少なくとも対象者の覚醒度に関わる情報
を計測するセンサ、このセンサの出力信号から覚醒度に
関する特徴量を抽出する特徴抽出手段、この特徴抽出手
段で抽出した上記特徴量に基づいて、覚醒度を判定する
覚醒度判定手段、この覚醒度判定手段で上記対象者が覚
醒低下状態と判定された時に、警報を発するための複数
の警報手段、及び前回覚醒低下状態と判定されてから今
回覚醒低下状態と判定されるまでの上記特徴量の変化に
基づいて、上記複数の警報手段のうちから起動する警報
手段を選択する警報選択手段を備えた覚醒低下警報装
置。 - 【請求項3】 警報による覚醒効果が大きいと判定され
た警報手段を記憶する最適警報記憶手段を備え、記憶さ
れた警報手段を、覚醒低下と判定した際に、優先して使
用するようにした請求項1または2記載の覚醒低下警報
装置。 - 【請求項4】 対象者が警報手段を選択できる警報選択
入力手段を備え、選択された警報手段を、覚醒低下と判
定した際に、優先して使用するようにした請求項1また
は2記載の覚醒低下警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24587895A JP3374613B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 覚醒低下警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24587895A JP3374613B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 覚醒低下警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991569A true JPH0991569A (ja) | 1997-04-04 |
JP3374613B2 JP3374613B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17140152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24587895A Expired - Fee Related JP3374613B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 覚醒低下警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3374613B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063149A2 (en) | 1999-06-25 | 2000-12-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle steering control system |
JP2006264624A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Daimler Chrysler Ag | 車線維持支援装置 |
JP2006264634A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 |
JP2008102777A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Toyota Central R&D Labs Inc | ドライバ用情報呈示装置 |
JP2009048605A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 居眠り運転防止装置 |
JP2009528600A (ja) * | 2006-03-01 | 2009-08-06 | オプタラート・プロプライアタリー・リミテッド | 無能力モニタ |
DE102009019194A1 (de) | 2009-04-28 | 2010-11-04 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren der Kondition, insbesondere der Müdigkeit und/oder Unaufmerksamkeit, eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs |
JP2011118831A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Denso Corp | 覚醒支援装置 |
WO2014010568A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-16 | テイ・エス テック株式会社 | 覚醒維持装置 |
JP2015170162A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 日本無線株式会社 | 報知支援装置 |
WO2017199563A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | アイシン精機株式会社 | 運転支援装置 |
WO2018030019A1 (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社デンソー | 運転支援装置 |
JP2018055527A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | パイオニア株式会社 | 振動制御装置 |
JP2019012501A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 運転支援装置、運転支援方法、および運転支援プログラム |
JP2019016971A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | パイオニア株式会社 | 音出力装置 |
JP2019215669A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | アルパイン株式会社 | 芳香システム |
JP2021033507A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | 移動支援装置、制御装置、およびコンピュータプログラム |
JPWO2021065002A1 (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | ||
JP2021111006A (ja) * | 2020-01-07 | 2021-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用監視装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI587249B (zh) * | 2013-08-06 | 2017-06-11 | 新唐科技股份有限公司 | 警示方法和警示系統 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621920A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | Driving-asleep operation detector |
JPS58122193U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | 日産自動車株式会社 | 車両用警報装置 |
JPH01154025U (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-24 | ||
JPH05330360A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-14 | Toyota Motor Corp | 車両用居眠り防止装置 |
JPH06328968A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 居眠り運転防止装置 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24587895A patent/JP3374613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621920A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-28 | Nissan Motor Co Ltd | Driving-asleep operation detector |
JPS58122193U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | 日産自動車株式会社 | 車両用警報装置 |
JPH01154025U (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-24 | ||
JPH05330360A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-14 | Toyota Motor Corp | 車両用居眠り防止装置 |
JPH06328968A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 居眠り運転防止装置 |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063149A2 (en) | 1999-06-25 | 2000-12-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle steering control system |
US6324452B1 (en) | 1999-06-25 | 2001-11-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle steering control system |
JP2006264624A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Daimler Chrysler Ag | 車線維持支援装置 |
JP2006264634A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 |
JP2009528600A (ja) * | 2006-03-01 | 2009-08-06 | オプタラート・プロプライアタリー・リミテッド | 無能力モニタ |
JP2008102777A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Toyota Central R&D Labs Inc | ドライバ用情報呈示装置 |
JP2009048605A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 居眠り運転防止装置 |
DE102009019194A1 (de) | 2009-04-28 | 2010-11-04 | Daimler Ag | Verfahren zum Detektieren der Kondition, insbesondere der Müdigkeit und/oder Unaufmerksamkeit, eines Fahrers eines Kraftfahrzeugs |
JP2011118831A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Denso Corp | 覚醒支援装置 |
US9815384B2 (en) | 2012-07-09 | 2017-11-14 | Ts Tech Co., Ltd. | Wakefulness-maintenance apparatus |
JPWO2014010568A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2016-06-23 | テイ・エス テック株式会社 | 覚醒維持装置 |
WO2014010568A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-16 | テイ・エス テック株式会社 | 覚醒維持装置 |
JP2015170162A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 日本無線株式会社 | 報知支援装置 |
WO2017199563A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | アイシン精機株式会社 | 運転支援装置 |
JP2017207997A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | アイシン精機株式会社 | 運転支援装置 |
US10748405B2 (en) | 2016-05-20 | 2020-08-18 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Driving assistance device |
JP2018025870A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社デンソー | 運転支援装置 |
WO2018030019A1 (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社デンソー | 運転支援装置 |
JP2018055527A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | パイオニア株式会社 | 振動制御装置 |
JP2019012501A (ja) * | 2017-07-03 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 運転支援装置、運転支援方法、および運転支援プログラム |
JP2019016971A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | パイオニア株式会社 | 音出力装置 |
JP2019215669A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | アルパイン株式会社 | 芳香システム |
JP2021033507A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | 移動支援装置、制御装置、およびコンピュータプログラム |
JPWO2021065002A1 (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | ||
JP2021111006A (ja) * | 2020-01-07 | 2021-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用監視装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3374613B2 (ja) | 2003-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3374613B2 (ja) | 覚醒低下警報装置 | |
US10752252B2 (en) | System and method for responding to driver state | |
JP5177011B2 (ja) | 開眼度特定装置 | |
JP4727688B2 (ja) | 覚醒度推定装置 | |
JP5228970B2 (ja) | 居眠り防止装置 | |
JP4967559B2 (ja) | 居眠り運転防止装置及びプログラム | |
JP4899059B2 (ja) | 眠気検知装置 | |
WO2015200224A2 (en) | System and method for responding to driver state | |
JP2008206688A (ja) | 居眠り警報装置 | |
JP2008242602A (ja) | 眠気警報装置、及びプログラム | |
JP2003317197A (ja) | 警報システム | |
CN113168758B (zh) | 确定车辆驾驶者的困倦水平的方法 | |
JPH07156682A (ja) | 覚醒状態検出装置 | |
JP3388101B2 (ja) | 覚醒低下警報装置 | |
CN107169481A (zh) | 一种提醒方法及装置 | |
JPH08290726A (ja) | 居眠り警報装置 | |
Santhiya et al. | Improved Authentication and Drowsiness Detection from Facial Features using Deep Learning Framework in Real Time Environments | |
JPH05250589A (ja) | 警告装置 | |
KR102072910B1 (ko) | 졸음 인식 장치를 이용한 졸음 인식 방법 | |
Chaudhary et al. | An improved real time driver drowsiness detection system | |
KR102507038B1 (ko) | 안전을 위한 운전자 감시 시스템 | |
EP4296987B1 (en) | Driver attention system | |
Kommey et al. | Drowsing Driver Alert System for Commercial Vehicles | |
Smitha | MOBILE APPLICATION TO DETECT DROWSINESS AND ALERT DRIVER | |
KR20200006145A (ko) | 졸음 인식 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071129 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131129 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |