JPH0991546A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH0991546A
JPH0991546A JP24326295A JP24326295A JPH0991546A JP H0991546 A JPH0991546 A JP H0991546A JP 24326295 A JP24326295 A JP 24326295A JP 24326295 A JP24326295 A JP 24326295A JP H0991546 A JPH0991546 A JP H0991546A
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JP
Japan
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product
sale
sales
level
collective
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Application number
JP24326295A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kawahara
高行 河原
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH0991546A publication Critical patent/JPH0991546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 まとめ売り条件にレベルを持たせた場合に、
そのレベルを持たせたことによる販売効果を容易に把握
できるようにする。 【解決手段】 まとめ売り商品毎にそのまとめ売り成立
個数及びまとめ売り価格の組をレベルを異ならせて設定
したまとめ売り条件テーブル42の他に、各まとめ売り
商品のまとめ売り成立回数とまとめ売り売上金額とをま
とめ売りレベル別に記憶するまとめ売り結果情報テーブ
ル43を設けておき、まとめ売り成立個数の条件を満た
すと判別されたまとめ売り構成商品に関して、まとめ売
り結果情報テーブル43中の対応するまとめ売り商品の
該当するまとめ売りレベルのまとめ売り成立回数とまと
め売り売上金額とを更新するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ECR(電子式キ
ャッシュレジスタ)やPOSシステム(販売時点情報管
理システム)などの商品販売登録データ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット等において
は、例えば、単価100円の商品(商品の種類は異なっ
てもよい)を3個まとめて購入すると、30円値引きし
て270円で販売する、という具合に、まとめ売り指定
された商品を所定個数まとめて購入した場合にはその合
計額よりも安い金額で販売することで顧客へのサービス
向上を図るようにした販売方式がある。このような販売
方法は、ミックス・アンド・マッチ(以下、単に“M&
M”と略称する)方式と称されている。
【0003】このようなM&M方式と称される商品のま
とめ売りに関して登録処理できる商品販売登録データ処
理装置では、まとめ売り商品を構成する商品の1取引に
おける販売個数をまとめ売り商品別に計数し、その計数
値がそのまとめ売り商品に関して設定されたまとめ売り
成立個数に達した場合には、まとめ売り条件が成立した
と判断して、値引登録処理するようにしている。上例の
場合、単価100円の商品を3個、6個、9個、…とい
った具合にまとめ売り成立個数の倍数分をまとめて購入
すると、270円、540円、810円のような価格で
販売され、各々30円、60円、90円、…のように値
引登録処理が行われている。
【0004】ところが、上例において、単価100円の
商品を例えば5個購入した場合には、3個目の購入にお
いて30円の値引登録処理となるが、4個及び5個目に
関してはまとめ売り条件が成立しないため、単価100
円通りの登録処理となる。これでは、例えば、3個まと
めて購入時には30円値引くが、5個まとめて購入時に
はさらに割安となるといったこまめな値引ができず、顧
客へのサービス向上を図り販売を促進させる上で不十分
である。
【0005】このよう問題を解決するため、M&M方式
によるまとめ売り商品毎にそのまとめ売り成立個数及び
まとめ売り価格の組をレベルを異ならせて2組設定した
M&M条件テーブルを備えることが、特開昭63−18
495号公報に記載されている。上例の場合であれば、
単価100円の商品に関して、レベル1として3個、2
70円、レベル2として5個、440円なる条件がM&
M条件テーブルに設定されており、まとめ購入の個数が
3個でも5個でも値引登録処理に対応できる。
【0006】一方、この種の商品販売登録データ処理装
置では、一般に、商品別の総売上個数及び総売上金額を
記憶するためのファイルメモリが設けられ、このファイ
ルメモリの内容から、例えば1日の売上実績を商品別に
把握・管理できるように構成されている。
【0007】しかし、M&M方式によるまとめ売りを考
慮した場合、ファイルメモリの内容から、まとめ売り商
品を構成する商品(まとめ売り商品)の総売上個数、総
売上金額は把握できるが、まとめ売りによって値引販売
された個数、金額までは把握・管理できない。このた
め、まとめ売り構成商品の総売上個数に対するまとめ売
り売上個数の比率等、販売戦略上、必要なデータを取得
できない、という課題がある。
【0008】このような課題に関しては、まとめ売り商
品毎にまとめ売り成立回数記憶エリアを設定し、まとめ
売り商品に関してまとめ売りが成立する毎に対応するま
とめ売り成立回数記憶エリアの成立回数を+1ずつ更新
する対応策が、特開平4−354094号公報に記載さ
れている。同公報に記載された対応策によれば、まとめ
売りによる売上金額、売上点数、成立回数(売上回
数)、まとめ値引金額に関する情報を取得でき、まとめ
売りによる販売効果を知ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
354094号公報では、前述した特開昭63−184
95号公報に示されているようなまとめ売り条件にレベ
ルを持たせた場合を考慮しておらず、レベル毎の成立回
数(売上回数)や売上金額を把握することができない。
よって、折角まとめ売り条件にレベルを持たせても、レ
ベルを持たせたことによる販売効果を把握する上で不便
であり、以後のまとめ売り条件設定、商品陳列数などの
適正化や効率化に有効に活かせない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、商品コード
入力手段から商品コードを入力することによって商品テ
ーブルから販売価格を読み出してその販売価格により登
録処理する商品販売登録データ処理装置において、まと
め売り商品毎にそのまとめ売り成立個数及びまとめ売り
価格の組をレベルを異ならせて設定したまとめ売り条件
テーブルと、前記商品テーブル中の個々の商品と前記ま
とめ売り条件テーブル中のまとめ売り商品とを対応付け
る情報を格納するために前記商品テーブル中に設定され
たまとめ売り関連付けエリアと、各まとめ売り商品のま
とめ売り成立回数とまとめ売り売上金額とをまとめ売り
レベル別に記憶するまとめ売り結果情報テーブルと、前
記商品コード入力手段により入力された商品コードがま
とめ売り商品を構成するか否かを前記まとめ売り関連付
けエリアの情報を参照して判別するまとめ売り構成商品
判別手段と、このまとめ売り構成商品判別手段によりま
とめ売り構成商品であると判別された商品に関して1取
引内での販売個数をまとめ売り商品別に計数するまとめ
売り構成商品数計数手段と、このまとめ売り構成商品数
計数手段により計数された計数値が、そのまとめ売り構
成商品が構成するまとめ売り商品に関する何れかのレベ
ルのまとめ売り成立個数の条件を満たすか否かを判別す
る条件成立判別手段と、この条件成立判別手段によりま
とめ売り成立個数の条件を満たすと判別された商品に関
して、成立したまとめ売りレベルに応じたまとめ売り価
格から販売価格を決定して登録処理するまとめ売り登録
処理手段と、前記条件成立判別手段によりまとめ売り成
立個数の条件を満たすと判別された商品に関して、前記
まとめ売り結果情報テーブル中の対応するまとめ売り商
品の該当するまとめ売りレベルのまとめ売り成立回数と
まとめ売り売上金額とを更新する結果情報テーブル更新
手段とを設けた。
【0011】従って、レベルを異ならせてまとめ売り成
立個数が設定された条件下に、まとめ構成売り商品が売
り上げられて条件成立判別手段がまとめ売り成立個数の
条件を満たすと判別した場合には、成立したまとめ売り
レベルに応じた値引を伴うまとめ登録処理が実行される
一方で、結果情報テーブル更新手段がまとめ売り結果情
報テーブル中の対応するまとめ売り商品の該当するまと
め売りレベルのまとめ売り成立回数とまとめ売り売上金
額とを更新するので、まとめ売り商品に関してレベル毎
の販売実績の把握が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面に基づいて説明する。本発明の商品販売登録データ処
理装置は、その一実施の形態として、図2に示すような
POSシステムに適用されている。
【0013】図2はPOSシステムの全体の構成を示
し、マスタECR1とファイルコントローラ2と複数台
のサテライトECR3a,3b,…,3i,…,3nと
がループライン4を介して接続されることにより構成さ
れている。
【0014】前記マスタECR1は各サテライトECR
3a〜3nを制御し、これらの各サテライトECR3a
〜3nで登録したデータを集計する機能を持つ。また、
前記ファイルコントローラ2は各ECR1,3a〜3n
から問合せがあると、その問合せに応じた処理を行って
各ECR1,3a〜3nに応答する機能を持つ。
【0015】前記マスタECR1と各サテライトECR
3a〜3nとは、構成的には同一であり、何れも図3に
示すように構成されている。まず、制御部本体を構成す
るCPU4が設けられている。このCPU4にはアドレ
ス・バスライン5、データ・バスライン6及びコントロ
ールライン7を介して、プログラムデータ等を格納した
ROM8及びデータ処理用の各種メモリエリアを有する
RAM9が接続されている。また、前記CPU4にはデ
ータ・バスライン6及びコントロールライン7を介し
て、スキャナコントローラ10、キーボードコントロー
ラ11、表示器コントローラ12、プリンタコントロー
ラ13、伝送用コントローラ14及びI/Oポート15
が接続されている。
【0016】前記スキャナコントローラ10はバーコー
ドスキャナ16を制御し、このバーコードスキャナ16
が商品から読み取ったバーコード情報を取り込み処理し
て前記CPU4へ供給する。前記キーボードコントロー
ラ11はキーボード17を制御し、このキーボード17
からのキー入力情報を取り込み処理して前記CPU4へ
供給する。これらのバーコードスキャナ16及びキーボ
ード17は、販売商品に付された商品コードを入力する
商品コード入力手段として機能する。
【0017】前記表示器コントローラ12は表示器18
を制御し、前記CPU4から入力される表示データを処
理してこの表示器18に出力する。前記プリンタコント
ローラ13はプリンタ19を制御し、前記CPU4から
入力されるプリントデータを処理してこのプリンタ19
に出力する。
【0018】前記伝送用コントローラ14は前記CPU
4により制御されて外部装置との間のデータの送信及び
受信処理を行う。前記I/Oポート15は前記CPU4
からドロワ開放装置20にその信号を出力する。
【0019】次いで、前記ファイルコントローラ2の構
成を図4に示す。まず、制御部本体を構成するCPU2
1が設けられている。このCPU21にはアドレス・バ
スライン22、データ・バスライン23及びコントロー
ルライン24を介して、プログラムデータ等を格納した
ROM25及びデータ処理用の各種メモリエリアを有す
るRAM26が接続されている。また、前記CPU21
にはデータ・バスライン23及びコントロールライン2
4を介して、キーボードコントローラ27、表示器コン
トローラ28及び伝送用コントローラ29が接続されて
いる。
【0020】前記キーボードコントローラ27はキーボ
ード30を制御し、このキーボード30からのキー入力
情報を取り込み処理して前記CPU21へ供給する。前
記表示器コントローラ28はCRTディスプレイ31を
制御し、前記CPU21から入力される表示データを処
理してこのCRTディスプレイ31に出力する。前記伝
送用コントローラ29は前記CPU21により制御され
て外部装置との間のデータの送信及び受信処理を行う。
【0021】前記各ECR1,3a〜3nの前記RAM
9中には、図5に示すようなワークバッファ32、登録
処理用テーブル33、部門別合計器34、取引別小計器
35が設けられ、さらに、置数バッファ、表示バッフ
ァ、プリントバッファなどが設けられている。ここに、
前記ワークバッファ32中には受信バッファや図6に示
すようなM&Mワークエリア32aやM&MNo.特定
エリア32bも確保されている。
【0022】一方、前記ファイルコントローラ2の前記
RAM26中には、図1に示すような商品テーブル4
1、M&Mテーブル42、M&Mレベルテーブル43、
売上金額合計器44及び値引額合計器45が設けられて
いる。
【0023】前記商品テーブル41は、各商品の商品コ
ードに対応して品名、単価がプリセットされたもので、
商品コード格納エリアa1 、単価格納エリアa2 、品名
格納エリアa3 、部門コード格納エリアa4 、売上点数
累計エリアa5 、売上金額累計エリアa6 等が設定され
ている。また、この商品テーブル41には、まとめ売り
商品の場合に対応するM&MNo.が設定されてまとめ
売り関連付けエリアとなるM&MNo.格納エリアa7
も確保されている。ここに、商品コードが異なっていて
も同一のまとめ売り商品に属する商品の場合(図示例の
「AAAA」と「BBBB」とが該当する)には、同一
のM&MNo.が設定される。
【0024】前記M&Mテーブル42は、まとめ売りに
関する条件が設定されてまとめ売り条件テーブルとして
機能するもので、M&MNo.格納エリアb1 、レベル
1成立個数格納エリアb2 、レベル1販売価格格納エリ
アb3 、レベル2成立個数格納エリアb4 、レベル2販
売価格格納エリアb5 、が設定されている。さらに、こ
のM&Mテーブル42には、M&Mデータ集計用に、M
&M売上金額累計エリアb6 、M&M売上点数累計エリ
アb7 、M&M売上回数累計エリアb8 、M&Mまとめ
値引金額累計エリアb9 も設定されている。
【0025】ここに、レベル1成立個数格納エリアb
2 、レベル2成立個数格納エリアb4には、まとめ売り
が成立するための販売個数に関するデータとしてレベル
を異ならせた数値が格納される。レベル1販売価格格納
エリアb3 、レベル2販売価格格納エリアb5 には、レ
ベルに応じた販売価格がまとめ売り価格として格納され
る。図示例に示す具体例では、レベル1に比べ、レベル
2が割安となって顧客により有利となるように条件設定
されている。レベルを持たせないまとめ売り商品の場合
には、レベル1側のみの設定となり、レベル2に関する
設定はなされない。
【0026】このようなM&Mテーブル42は、各々M
&MNo.格納エリアb1 に格納されたM&MNo.に
よって商品テーブル41側の個々の商品と関連付けられ
る。
【0027】前記M&Mレベルテーブル43は、まとめ
売り実行に伴う結果情報がレベル単位で累積されること
によりまとめ売り結果情報テーブルとして機能するもの
で、M&MNo.格納エリアc1 、レベル1成立回数累
計エリアc2 、レベル1M&M NET売上金額累計エ
リアc3 、レベル2成立回数累計エリアc4 、レベル2
M&M NET売上金額累計エリアc5 が用意されてい
る。
【0028】前記M&Mテーブル42へのアフェクト処
理は、何れかのECR1,3a〜3nからファイルコン
トローラ2へ送信されるM&Mアフェクト伝文に基づき
実行される。前記M&Mレベルテーブル43ヘのアフェ
クト処理もこのようなM&Mアフェクト伝文を利用して
実行される。図7はM&Mアフェクト伝文のフォーマッ
ト例の概要を示す。このM&Mアフェクト伝文中の“F
C”は伝文の宛先(ここでは、ファイルコントローラF
C)、“M&MNo.”は成立したM&MNo.、“I
C”は伝文の種類を示す情報である。ここに、IC=
“A8”の場合には、M&Mテーブル42のエリアb6
〜b9 へのアフェクト処理に加えてM&Mレベルテーブ
ル43のレベル1用のエリアc2 ,c3 へのアフェクト
処理を実行させることを意味し、IC=“A9”の場合
には、M&Mテーブル42のエリアb6 〜b9 へのアフ
ェクト処理に加えてM&Mレベルテーブル43のレベル
2用のエリアc4 ,c5 へのアフェクト処理を実行させ
ることを意味するように設定されている。
【0029】次に、任意のECR1,3a〜3nにおけ
る商品登録処理に伴うM&M処理制御例を図8ないし図
11に示すフローチャートを参照して説明する。モード
スイッチにより「登録」モードが選択されている状態
で、バーコードスキャナ16又はキーボード17を介し
て販売商品の商品コードが入力されると(ステップS
1)、CPU4はファイルコントローラ2に対して単価
等の商品情報の問合せを行う(S2)。
【0030】ファイルコントローラ2側のCPU21
は、任意のECR1,3a〜3n側から商品コードの問
合せがある度に、図10に示す応答処理を実行するよう
に構成されている。即ち、商品コードの問合せがあった
場合(S41)、商品テーブル41を検索し(S2
4)、問合せのあった商品コードの有無をチェックする
(S43)。商品テーブル41に設定されていない商品
コードの場合には、エラー応答する(S44)。商品テ
ーブル41に設定されていた商品コードの場合には、さ
らに、M&MNo.格納エリアa7 にM&MNo.が設
定されているか否かをチェックする(S45)。このス
テップS45の判定処理が、まとめ売り構成商品判別手
段として実行される。M&MNo.が設定されている場
合には、まとめ売り構成商品であるので、さらに、M&
Mテーブル42中も検索し(S46)、そのM&MN
o.に対応するレベル1成立個数、レベル1販売価格、
レベル2成立個数、レベル2販売価格の情報を読み出
す。そして、これらのレベル1成立個数、レベル1販売
価格、レベル2成立個数、レベル2販売価格なるM&M
情報とともに、商品テーブル41から得られた単価、商
品名等の情報によって応答データを作成し(S47)、
作成した応答データを問合せのあったECR1,3a〜
3nに対して送信する(S48)。ステップS45の判
定において、M&MNo.が設定されていない商品の場
合には、まとめ売り構成商品ではないので、M&Mテー
ブル42を検索することなく商品テーブル41から読み
出した単価、商品名等の情報によって応答データを作成
し(S49)、作成した応答データを問合せのあったE
CR1,3a〜3nに対して送信する(S48)。即
ち、ステップ49による応答データにはM&M情報を含
まない。
【0031】次に、商品コードを問合せたECR1,3
a〜3n側の処理に戻ると、問合せに対してファイルコ
ントローラ2側から正常な応答がなかった場合には(S
3のN)、その旨を報知するエラー処理を行って(S
4)、入力し直し等を待つ。一方、正常な応答があった
場合には(S3のY)、ファイルコントローラ2からの
受信伝文をRAM9内のワークバッファ32における受
信バッファに一旦記憶する(S5)。そして、この受信
伝文により得られた単価情報等を用いて、通常の売上登
録処理を行う(S6)。このステップS6の処理として
は、登録処理用テーブル33中の売上登録バッファに商
品コード、販売個数及び販売個数を記憶する処理と、部
門別合計器34中で受信伝文中に含まれていた部門コー
ドに対応する記憶エリアへの販売個数、販売金額を累計
する処理と、商品名、販売個数、販売金額などを表示器
18に表示させ、かつ、プリンタ19で印字する処理な
どが実行される。
【0032】このような売上登録処理と並行して、受信
伝文中にM&M情報が含まれているか否かをチェックし
(S7)、M&M情報が含まれている場合には、さらに
その情報がM&Mワークエリア32aに記憶済みの情報
であるか否かをチェックする(S8)。このM&Mワー
クエリア32aに記憶済みでない場合には、M&Mワー
クエリア32aに受信したM&M情報を記憶する(S
9)。このM&M情報を記憶するため、M&Mワークエ
リア32aは、図6に示すように、M&MNo.記憶エ
リアd1 、通常単価記憶エリアd2 、販売個数記憶エリ
アd3 、レベル1成立個数記憶エリアd4 、レベル1販
売価格d5 、レベル2成立個数記憶エリアd6 、レベル
2販売価格d7 を有する。このM&Mワークエリア32
aに既に記憶済みのM&M情報に関しては、メモリ容量
の無駄を避けるため、重複して記憶されない。ただし、
M&Mワークエリア32aに記憶済みか否かを問わず、
M&Mデータが含まれていた場合には、まとめ売り構成
商品であるので、M&Mワークエリア32a中の販売個
数記憶エリアd3 の該当するM&MNo.のデータnを
累計する(S10)。ここに、販売個数記憶エリアd3
は1取引内でのM&MNo.毎の販売個数を計数するカ
ウント機能を持ち、まとめ売り構成商品数計数手段とし
て機能する。
【0033】このような処理が、キーボード17上の締
めキー押下による締め宣言がなされるまで(S11の
Y)、同様に繰り返される。
【0034】締めキーの押下を検出すると、その1取引
に関する小計金額を算出して取引別小計器35に累計す
るとともに、表示器18に表示し、プリンタ19で印字
する(S12)。
【0035】この後、M&Mワークエリア32aとは別
個に設けられたM&MNo.特定エリア32bにN=1
をセットする(S13)。そして、M&Mワークエリア
32a中にM&MNo.Nに関する情報が記憶されてい
るか否かをチェックする(S14)。M&MNo.Nに
関する情報が記憶されていれば、まず、レベル2が成立
しているか否かをチェックする(S15)。即ち、その
販売個数の累計値nがレベル2成立回数β以上であるか
否かをチェックする。n≧βであれば少なくともレベル
2のまとめ売りは成立しているので、レベル2販売価格
記憶エリアd7に記憶されているレベル2販売価格cを
用いて、値引額を算出するとともに、表示器18に表示
し、プリンタ19で印字する(S16)。ちなみに、成
立したM&Mのレベルも値引額とともに表示・印字され
る。この値引額は、(成立個数)×(単価)−(成立販
売価格)=β×a−cにより算出される。次に、算出さ
れた値引額を所定エリアに加算累計するとともに、取引
別小計器35に累計されている小計金額からこの値引額
分を減算する。即ち、値引処理を行う(S17)。この
後、M&Mワークエリア32a中の販売個数記憶エリア
3 に記憶されたデータnからレベル2成立個数である
βを減算し(S18)、かつ、レベル2が成立した旨を
示すIC=“A9”のM&Mアフェクト伝文を作成して
ファイルコントローラ2に送信する(S19)。その
後、“n−β”にてレベル2が再び成立するか否かの判
定を行い(S15)、成立していれば、上記のステップ
S16〜S19を繰り返す。
【0036】一方、ステップS15の判定の結果、n≧
βでなければ、今度はレベル1が成立しているか否かを
チェックする(S20)。即ち、その販売個数の累計値
nがレベル1成立回数α以上であるか否かをチェックす
る。n≧αであれば少なくともレベル1のまとめ売りは
成立しているので、レベル1販売価格記憶エリアd5
記憶されているレベル1販売価格bを用いて、値引額を
算出するとともに、表示器18に表示し、プリンタ19
で印字する(S21)。ちなみに、成立したM&Mのレ
ベルも値引額とともに表示・印字される。この値引額
は、(成立個数)×(単価)−(成立販売価格)=α×
a−bにより算出される。次に、算出された値引額を所
定エリアに加算累計するとともに、取引別小計器35に
累計されている小計金額からこの値引額分を減算する
(S22)。この後、M&Mワークエリア32a中の販
売個数記憶エリアd3 に記憶されたデータnからレベル
1成立個数であるαを減算し(S23)、かつ、レベル
1が成立した旨を示すIC=“A8”のM&Mアフェク
ト伝文を作成してファイルコントローラ2に送信する
(S24)。その後、“n−α”にてレベル1が再び成
立するか否かの判定を行い(S20)、成立していれ
ば、上記のステップS21〜S24を繰り返す。
【0037】その後、レベル1も成立しない状態になる
と(S20のN)、そのM&MNo.Nに関するM&M
情報は不要となるので、M&Mワークエリア32a中か
らM&MNo.Nに関するデータを削除する(S2
5)。
【0038】このような処理中、ステップS15やS2
0の判定処理が条件成立判別手段として実行され、ステ
ップS16,S17やステップS21,S22の処理が
まとめ売り登録処理手段として実行される。
【0039】ステップS14の判定において、該当する
No.Nの情報がM&Mワークエリア32a中に存在し
なかった場合には、M&Mワークエリア32a中にM&
M情報がまだ有るか否かチェックし(S26)、有れ
ば、M&MNo.特定エリア32bのNを1つだけカウ
ントアップし(S27)、カウントアップしたM&MN
o.Nに関してステップS14〜S25の処理を同様に
繰り返す。
【0040】このような処理を経て、最終的にM&Mワ
ークエリア32aに残っているM&Mデータがなくなれ
ば、全てのM&M処理が終了したことになる。
【0041】そこで、この時点で所定エリアに加算累計
されている値引小計金額をプリンタ19で印字するとと
もに、値引後の小計を表示器18に表示し、プリンタ1
9で印字し(S28)、値引後の小計金額に対する税額
を算出するとともに表示器18に表示し、プリンタ19
で印字する(S29)。そして、最終的な取引合計金額
を算出するとともに表示器18に表示し、プリンタ19
で印字し(S30)、顧客の支払を待つ。預かり金が入
力されたら(S31のY)、その預かり金を表示器18
に表示し、プリンタ19で印字し(S32)、釣銭額を
算出するとともに表示器18に表示し、プリンタ19で
印字する(S33)。この後、今回の1取引に関する情
報をファイルコントローラ2へ送信する(S34)。即
ち、単品・取引アフェクトデータ送信により、取引別小
計器35内の取引合計金額や登録処理用テーブル32内
の取引情報や値引額などの情報をファイルコントローラ
2に送信する。この後、各種ワークエリア等をクリアし
て(S35)、1取引を終了する。
【0042】各ECR1,3a〜3nからこのような登
録処理に並行して適宜アフェクト伝文が送信されるファ
イルコントローラ2では、図11に示すようなアフェク
ト処理が実行される。まず、任意のECR1,3a〜3
nから送信されたアフェクト伝文の種別に関して、M&
Mアフェクト伝文であるか(S51)、商品別アフェク
ト伝文であるか(S52)、取引合計アフェクト伝文で
あるか(S53)を判断する。アフェクト伝文中にM&
MNo.を伴うM&Mアフェクト伝文の場合には、M&
M処理結果に関する総括的な処理として、一旦、M&M
テーブル42中のM&M売上金額記憶エリアb6 等への
アフェクト処理を行う(S54)。その後、M&Mアフ
ェクト伝文中のICがIC=“A9”であるか(S5
5)、IC=“A8”であるか(S56)を判断する。
IC=“A9”の場合には、M&Mレベルテーブル43
中で該当するM&MNo.のレベル2成立回数累計エリ
アc4 、レベル2M&M Net売上金額累計エリアc5
に対するアフェクト処理を行う(S57)。IC=“A
8”の場合には、M&Mレベルテーブル43中で該当す
るM&MNo.のレベル1成立回数累計エリアc2 、レ
ベル1M&M Net売上金額累計エリアc3 に対するア
フェクト処理を行う(S58)。これらのステップS5
7又はS8に示す処理が結果情報テーブル更新手段とし
て実行される。
【0043】M&Mアフェクト伝文でない場合には、商
品別アフェクト伝文であれば(S52のY)、商品別売
上ファイル(商品テーブル41中のエリアa5〜a6等)
にアフェクト処理を実行し(S59)、取引合計アフェ
クト伝文であれば(S53のY)、取引別売上ファイル
(売上金額合計器44等)にアフェクト処理を実行し
(S60)、それ以外であれば他のアフェクト処理(例
えば、値引額合計器45へのアフェクト処理)を実行す
る。
【0044】このようにして、本実施の形態によれば、
まとめ売りが実行された場合には、実行されたレベルの
まとめ売り毎の情報としてM&Mレベルテーブル43に
累計記憶される。従って、このM&Mレベルテーブル4
3の内容を「点検」又は「精算」業務のレポート発行処
理によって出力させて確認することにより、まとめ売り
に関して、レベルを設定したことによる販売効果を把握
でき、以後のまとめ売り条件設定(レベル設定)の適正
化や商品の陳列数の適正化などに有効に活かせる。
【0045】なお、本実施の形態では、商品コードが異
なっても同一のまとめ売り商品に属するまとめ売り構成
商品となるケースを考慮して、“M&MNo.”を想定
し、M&Mテーブル42をM&MNo.により分類する
とともに単品テーブル41中にM&MNo.格納エリア
7 を設けて両者を関連付けるようにしたが、まとめ売
り商品が商品コード毎に異なる場合であればM&Mテー
ブル42を商品コードにより分類するとともに単品テー
ブル中にM&M対象商品の場合にはフラグを立てるエリ
アをまとめ売り関連付けエリアとして設けることで両者
を関連付けるようにしてもよい。
【0046】また、図8ないし図11に示した処理制御
も一例であり、レベル1,2の設定内容、優位性等に応
じて適宜変更してもよいのはもちろんである。
【0047】また、本実施の形態では、POSシステム
への適用例として説明したが、特開平4−354094
号公報に例示されるようなPOS端末単体(ECR)の
みで構成される商品販売登録データ処理装置の場合にも
同様に適用できる。この場合には、POS端末単体が単
品テーブル、M&Mテーブル及びM&Mレベルテーブル
を保有することになる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述したように、まとめ売り
商品毎にそのまとめ売り成立個数及びまとめ売り価格の
組をレベルを異ならせて設定したまとめ売り条件テーブ
ルの他に、各まとめ売り商品のまとめ売り成立回数とま
とめ売り売上金額とをまとめ売りレベル別に記憶するま
とめ売り結果情報テーブルを設け、条件成立判別手段に
よりまとめ売り成立個数の条件を満たすと判別されたま
とめ売り構成商品に関して、前記まとめ売り結果情報テ
ーブル中の対応するまとめ売り商品の該当するまとめ売
りレベルのまとめ売り成立回数とまとめ売り売上金額と
を更新する結果情報テーブル更新手段を設け、レベルを
異ならせてまとめ売り成立個数が設定された条件下に、
まとめ売り商品が売り上げられて条件成立判別手段がま
とめ売り成立個数の条件を満たすと判別した場合には、
まとめ売り結果情報テーブル中の対応するまとめ売り商
品の該当するまとめ売りレベルのまとめ売り成立回数と
まとめ売り売上金額とを更新するようにしたので、この
まとめ売り結果情報テーブル中の内容を確認することで
容易にまとめ売り商品に関してレベル毎の販売効果を把
握することができ、以後のまとめ売り条件設定の適正化
や商品の陳列数の適正化などに有効に活かすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すファイルコントロ
ーラ中のRAM構成の説明図である。
【図2】POSシステムを示す全体構成のブロック図で
ある。
【図3】各ECRの構成を示すブロック図である。
【図4】ファイルコントローラの構成を示すブロック図
である。
【図5】各ECR中のRAM構成を示す説明図である。
【図6】RAM中のワークバッファ構成を示す説明図で
ある。
【図7】M&Mアフェクト伝文の概要を示す説明図であ
る。
【図8】各ECRにおける登録処理時の制御を示す前半
のフローチャートである。
【図9】各ECRにおける登録処理時の制御を示す後半
のフローチャートである。
【図10】ファイルコントローラにおける単品問合せ応
答処理を示すフローチャートである。
【図11】ファイルコントローラにおけるアフェクト伝
文応答処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
16,17 商品コード入力手段 41 商品テーブル 42 まとめ売り条件テーブル 43 まとめ売り結果情報テーブル a7 まとめ売り関連付けエリア d3 まとめ売り構成商品数計数手段 S15,S20 条件成立判別手段 S16,S17,S21,S22 まとめ売り登録処
理手段 S25 まとめ売り構成商品判別手段 S57,S58 結果情報テーブル更新手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品コード入力手段から商品コードを入
    力することによって商品テーブルから販売価格を読み出
    してその販売価格により登録処理する商品販売登録デー
    タ処理装置において、 まとめ売り商品毎にそのまとめ売り成立個数及びまとめ
    売り価格の組をレベルを異ならせて設定したまとめ売り
    条件テーブルと、 前記商品テーブル中の個々の商品と前記まとめ売り条件
    テーブル中のまとめ売り商品とを対応付ける情報を格納
    するために前記商品テーブル中に設定されたまとめ売り
    関連付けエリアと、 各まとめ売り商品のまとめ売り成立回数とまとめ売り売
    上金額とをまとめ売りレベル別に記憶するまとめ売り結
    果情報テーブルと、 前記商品コード入力手段により入力された商品コードが
    まとめ売り商品を構成するか否かを前記まとめ売り関連
    付けエリアの情報を参照して判別するまとめ売り構成商
    品判別手段と、 このまとめ売り構成商品判別手段によりまとめ売り構成
    商品であると判別された商品に関して1取引内での販売
    個数をまとめ売り商品別に計数するまとめ売り構成商品
    数計数手段と、 このまとめ売り構成商品数計数手段により計数された計
    数値が、そのまとめ売り構成商品が構成するまとめ売り
    商品に関する何れかのレベルのまとめ売り成立個数の条
    件を満たすか否かを判別する条件成立判別手段と、 この条件成立判別手段によりまとめ売り成立個数の条件
    を満たすと判別された商品に関して、成立したまとめ売
    りレベルに応じたまとめ売り価格から販売価格を決定し
    て登録処理するまとめ売り登録処理手段と、 前記条件成立判別手段によりまとめ売り成立個数の条件
    を満たすと判別された商品に関して、前記まとめ売り結
    果情報テーブル中の対応するまとめ売り商品の該当する
    まとめ売りレベルのまとめ売り成立回数とまとめ売り売
    上金額とを更新する結果情報テーブル更新手段とを設け
    たことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
JP24326295A 1995-09-21 1995-09-21 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH0991546A (ja)

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