JPH0991462A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JPH0991462A
JPH0991462A JP7250384A JP25038495A JPH0991462A JP H0991462 A JPH0991462 A JP H0991462A JP 7250384 A JP7250384 A JP 7250384A JP 25038495 A JP25038495 A JP 25038495A JP H0991462 A JPH0991462 A JP H0991462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OCR機能を実行する場合における操作回数
を減らすことができるようにする。 【解決手段】 ウインドウ41−1に縦書きの文字が表
示されている場合、右上の点P1と左下の点P2で範囲を
指定し、その指定された範囲のイメージデータを縦書き
の文字として認識し、テキストデータに変換し、ウイン
ドウ41−2の右上の点P3で指定されるコピー領域に
認識されたテキストデータに対応する文字を表示する。
横書きのイメージデータの文字をテキストデータに変換
する場合においては、変換する範囲を左上の点と右下の
点で指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法に関し、特にビットマップデータで表される文字
を認識し、テキストデータに変換する場合に用いて好適
な画像処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のディスプレイにおける
表示例を示している。この例においては、ディスプレイ
1にウインドウ2−1が設けられ、そこにイメージデー
タ(ビットマップデータ)で表される横書きの文字が表
示されている。この文字は、例えば紙などにプリンタに
より印刷されたものを、図示せぬOCR(Optica
l Character Reader)装置などで読
み取り、これを表示したものである。従って、そこに表
示されている文字を他の文字に変更するなどの編集を行
うことができない。
【0003】このような編集を行うことができるように
するには、イメージデータを文字認識し、キャラクタデ
ータに変換する必要がある。
【0004】従来、このような変換処理を行うのに、次
のようにしていた。すなわち、最初に、変換すべき範囲
の左上の点P11と右下の点P12をマウスで指定する。こ
のとき、この点P11とP12で指定される矩形領域の範囲
のイメージデータが、変換すべき範囲とされる。
【0005】このような指定を行うと、次に、ウインド
ウ2−3に示されているように、このイメージデータを
識別すべき方向(文字が連続する方向)が表示される。
この表示例では、ウインドウ2−3に、「縦向き」と
「横向き」の文字が表示され、使用者は、文字認識を行
うべき方向(文字が連続する方向)を、このウインドウ
2−3のいずれかの領域をカーソルで指定するなどして
選択する。この例の場合、「いろはにほへと…」と文字
が横書きされているため、「横向き」の領域を指定す
る。この指定を行うと、指定された領域内のイメージデ
ータが文字認識される。
【0006】次に、使用者は、指定した範囲のイメージ
データを認識した結果得られた文字を表示する位置を、
ウインドウ2−2上の点P13として指定する。この指定
を行うと、認識された結果得られたテキストデータに対
応する文字が、ウインドウ2−2の点P13を左上の点と
する領域に表示される。
【0007】以上の例は、文字が横書きされていた場合
の例であるが、文字が縦書きされている(縦方向に連続
している)場合も、同様の処理が行われる。すなわち、
図17に示すように、ウインドウ2−1に縦書きにイメ
ージデータによる文字が表示されているとき、図16に
おける場合と同様に、左上の点P11と右下の点P12を指
定することで、イメージデータを文字認識する領域を指
定する。
【0008】上述した場合と同様に、このような指定を
行うと、次にウインドウ2−3に文字の連続する方向が
表示されるので、この方向を指定する。いまの場合、文
字は縦書きされているため、「縦向き」が選択される。
【0009】そして、さらに、ウインドウ2−2上の点
13をコピー先の点として指定すると、そこにイメージ
データを文字認識した結果得られたキャラクタデータに
対応する文字が表示される。
【0010】このように、ウインドウ2−2に表示され
た文字は、キャラクタデータに対応するものであるた
め、所定の文字を他の文字に変更したりする編集処理が
可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、上記したように、文字が連続する方向
(文字認識する方向)を表示して、表示した方向の中か
ら所定の方向を選択するようにしているため、文字認識
処理を実行させるのに必要な操作の回数が多く、操作性
が悪い課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、操作回数を減らし、操作性を向上させるよ
うにしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、第1の点と第2の点により範囲を指定する指
定手段と、第1の点の座標と第2の点の座標の関係を判
定する判定手段と、判定手段の判定結果に対応して、第
1の点と第2の点により囲まれる範囲の画像を処理する
処理手段とを備えることを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の画像処理方法は、第1の
点と第2の点により範囲を指定し、第1の点の座標と第
2の点の座標の関係を判定し、判定結果に対応して、第
1の点と第2の点により囲まれる範囲の画像を処理する
ことを特徴とする。
【0015】請求項1に記載の画像処理装置において
は、指定手段が、第1の点と第2の点により範囲を指定
し、判定手段が、第1の点の座標と第2の点の座標の関
係を判定し、処理手段が、判定手段の判定結果に対応し
て、第1の点と第2の点により囲まれる範囲の画像を処
理する。
【0016】請求項4に記載の画像処理方法において
は、第1の点と第2の点により範囲を指定し、第1の点
の座標と第2の点の座標の関係を判定し、判定結果に対
応して、第1の点と第2の点により囲まれる範囲の画像
を処理する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像処理装置が
接続されるネットワークの構成例を表している。同図に
示すように、コンピュータのための国際的なネットワー
クとしてのインターネット(サービスマーク)には多く
のサーバとプロバイダが接続されており、サーバはユー
ザに各種の情報、サービスを提供し、プロバイダは、ユ
ーザをインターネットにアクセスさせるサービスを提供
する。
【0018】図2は、本発明の画像処理装置の構成例を
示すブロック図である。この実施例においては、ネット
ワークインタフェース(I/F)23が、インターネッ
ト、その他のネットワークから供給されるデータを受信
し、文書データ格納部18に供給し、記憶させるように
なされている。この文書データ格納部18は、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの他、固体メ
モリなどにより構成することができる。また、文書デー
タ格納部18に格納されるデータ構造は、イメージデー
タ、MMR(modified modified R
EA)やMH(modified Huffman)な
どにより圧縮されたイメージデータ、テキストデータ、
DTPなどで用いられるPostscriptなどのペ
ージ記述言語などとすることができる。
【0019】イメージ展開処理部19は、CPU11か
らの指令に対応して、文書データ格納部18に記憶され
ているデータを、データ構造に対応してビットマップな
どのイメージデータに展開し、メインメモリ12に出力
するようになされている。データ構造が、例えばファク
シミリなどで用いられているMMRやMHなどにより圧
縮されているイメージデータである場合においては、イ
メージ展開処理部19は伸長処理を行う。また、Pos
tscriptなどのページ記述言語であれば、フォン
トを展開しページ割り付けを行うラスタイメージ展開処
理を行う。
【0020】メインメモリ12に記憶されたデータは、
イメージデータ転送部20またはイメージデータ圧縮転
送部21を介して、表示バッファ13に供給され、記憶
されるようになされている。基本的には、イメージデー
タ転送部20は、メインメモリ12に記憶されたデータ
をそのまま表示バッファ13に転送し、イメージデータ
圧縮転送部21は、メインメモリ12に記憶されている
画像を圧縮して、表示バッファ13に供給し、記憶させ
る。
【0021】イメージデータ圧縮転送部21は、数行お
きにデータを間引きながら転送する処理や、行間で論理
ORなどの演算をしながら行数を減らす処理によって圧
縮処理を行う。あるいはまた、イメージデータのドット
の数を計数し、その数に対応して、圧縮処理を行うよう
にする。
【0022】また、イメージデータ圧縮転送部21とイ
メージデータ転送部20は、メインメモリ12から読み
出したデータを表示バッファ13に転送するとき、2値
のイメージデータを多値化することにより、比較的解像
度の低いディスプレイにおいても、細かい文字をつぶさ
ないで、表示できるようにしている。ただし、多値化解
像度変換処理には時間がかかるため、例えば特開平4−
337800号公報に開示されているように、先に粗い
画像をまず表示し、そのデータを多値化されたデータ
に、後で順次置き換えて行くようにする。これにより、
反応の速さときれいな表示の要求を両方満足することが
できる。
【0023】また、領域コピー処理部22は、表示バッ
ファ13に記憶されている画像データの一部を、表示バ
ッファ13の他の領域にコピー(移動)する処理を実行
する。
【0024】ビデオ信号発生部14は、表示バッファ1
3に記憶されている画像データを読み出し、ビデオ信号
に変換し、ディスプレイ15に出力し、表示させるよう
になされている。
【0025】OCR(Optical Charact
er Recognition)エンジン24は、CP
U11の制御の下、イメージデータ(ビットマップデー
タ)の文字を認識し、JISコードなどのテキストデー
タに変換する処理を実行する。
【0026】キーボード17は、少なくともカーソルキ
ー17Aを有し、CPU11に対して各種の指令を入力
するとき、使用者により操作されるようになされてい
る。また、マウスなどのポインティングデバイス16
は、ディスプレイ15に表示されたカーソルを用いて所
定の位置を指定するような場合に、使用者によって操作
される。
【0027】次に、図2の実施例の動作について説明す
る。キーボード17を操作し、CPU11に、例えばイ
ンターネットに対するアクセスの開始を指令すると、C
PU11はディスプレイ15に、例えば図3に示すよう
なメニュー画面を表示させる。このメニュー画面には、
インターネットに接続されている各種のサーバにアクセ
スするためのアイコンが表示されている。
【0028】使用者が、例えば「Fax in」のアイ
コン31をカーソルで指定、選択すると、CPU11
は、ネットワークインタフェース23を制御し、インタ
ーネットに接続されている、そのアイコンに対応するサ
ーバにアクセスさせる。このサーバは、新聞、雑誌など
の切抜きをOCR(optical characte
r reader)により読み取り、イメージデータ
(ビットマップデータ)として記憶しており、そのデー
タを提供するサービス(Fax inサービス)を行っ
ている。
【0029】ネットワークインタフェース23は、イン
ターネットを介してアクセスしたそのサーバから供給さ
れたデータを文書データ格納部18に供給し、記憶させ
る。また、このデータの一部は、そのままイメージ展開
処理部19に供給され、伸長処理などが施され、ビット
マップデータに変換され、メインメモリ12に供給さ
れ、記憶される。
【0030】メインメモリ12に記憶されたデータは、
イメージデータ転送部20を介して表示バッファ13に
供給され、そこに書き込まれる。表示バッファ13に書
き込まれたデータは、ビデオ信号発生部14に供給され
ビデオ信号に変換され、ディスプレイ15に供給され、
表示される。このようにして、ディスプレイ15に、例
えばアクセスしたサーバの図4に示すようなホームペー
ジが最初に表示される。
【0031】そして、使用者は、このホームページを見
ながらポインティングデバイス16やキーボード17を
操作して、例えば使用者が新聞の切抜きのファイル81
−2の選択を指令すると、そのファイルのデータがまだ
文書データ格納部18に格納されていないとき、CPU
11は、ネットワークインタフェース23を介して、サ
ーバにデータの転送を要求する。サーバがこの要求に対
応してデータを転送すると、このデータは、ネットワー
クインタフェース23を介して文書データ格納部18に
供給され、記憶される。
【0032】次に、CPU11は、文書データ格納部1
8に記憶されたファイルのデータ(文書データ)を読み
出させ、イメージ展開処理部19によりビットマップデ
ータに変換させた後、メインメモリ12に供給させ、記
憶させる。そして、このデータが、イメージデータ転送
部20またはイメージデータ圧縮転送部21を介して表
示バッファ13に供給され、記憶される。表示バッファ
13に書き込まれた1枚(1ページ)の画像データは、
ビデオ信号発生部14に供給され、ビデオ信号に変換さ
れ、ディスプレイ15に出力され、表示される。
【0033】次に、1枚の画像を表示する原理につい
て、図5を参照して説明する。今、ディスプレイ15に
ウインドウ41が表示されており、このウインドウ41
に文書データ格納部18より読み出された1枚(1ペー
ジ)のA4の大きさの新聞記事の切り抜きの画像を表示
させるものとする。メインメモリ12に記憶された1枚
の画像のイメージデータ42が、図5に示すように、幅
Wと高さHを有するものとする。
【0034】これに対して、ウインドウ41は、その幅
がw、高さがhであり、イメージデータ42の幅Wと高
さHが、ウインドウ41の幅wと高さhより大きいもの
とする。この場合、イメージデータ42をウインドウ4
1に、その全部をそのまま表示することはできない。そ
こで、この実施例においては、例えばイメージデータ4
2の幅Wを、ウインドウ41の幅wに合わせる(調整す
る)処理が行われる。すなわち、イメージデータ42
は、その幅が全体的に、w/Wの圧縮率で圧縮される。
【0035】さらにまた、このようにして、幅方向に全
体的にw/Wに圧縮されたイメージデータ52が、次の
ようにして高さ方向に圧縮される。すなわち、ウインド
ウ41の高さhは、イメージデータ52の高さHより小
さいため、ウインドウ41の高さhの、例えば70%の
高さa2の領域A2と、その上部の高さa1の領域A1、お
よびその下部の高さa3の領域A3とに、ウインドウ41
が区分される。この区分に対応して、イメージデータ5
0にも、高さr2(=a2)の領域R2と、その上部の高
さr1の領域R1、およびその下部の高さr3の領域R3
に区分される。
【0036】そして、イメージデータ52の領域R2
データは、ウインドウ41の領域A2に、そのまま(圧
縮せずに)転送、表示される。これに対して、領域R1
のデータは、領域A1に、縦方向に圧縮されて転送、表
示され、また領域R3のデータは、領域A3に、縦方向に
圧縮されて転送、表示される。領域A2の高さa2は、ウ
インドウ41の高さhの70%の値とされ、イメージデ
ータ52の領域R2の高さr2は、a2と同一の値とされ
ているので、領域A2は、文字が正しい比率(縦方向と
横方向の比率)で表示される標準部とされるのに対し
て、領域A1とA3は、文字が縦方向に圧縮されて表示さ
れる圧縮部とされる。
【0037】標準部の領域A2の位置は、カーソルで移
動させることができるようになされている。図6と図7
は、この関係を表している。すなわち、図6に示すよう
に、表示バッファ13(従ってウインドウ41)のカー
ソル61の位置を中心として、上方向にKまでの範囲
と、下方向にKまでの範囲が、標準部の領域A2とさ
れ、その上部と下部の領域がA1またはA3とされる。従
って、例えば、図6に示す状態から、カーソル61を下
方に移動させると、図7に示すように、標準部の領域A
2は、図6における位置より下方に移動する。その結
果、領域A1の範囲は、図7における場合の方が図6に
おける場合より拡大し、また、領域A3の範囲は、図6
における場合より図7における場合の方が狭くなる。
【0038】図8は、以上のような原理に従って、ファ
イル81−2を指定して、所定のページをウインドウ4
1に表示した例を表している。この表示例においては、
新聞の切り抜きをOCRで読み取り、イメージデータと
して取り込んだ画像が、その中央部では、縦方向と横方
向の比が同一とされる標準部として表示され、その上下
の所定の領域が、縦方向に圧縮した圧縮部として表示さ
れている。
【0039】また、図9は、標準部をウインドウ41の
上端まで移動させた状態を表している。従って、この表
示例においては、圧縮部は、ウインドウの下部にのみ表
示されている。図8と図9のウインドウ41の右下に
は、ファイルを選択するための各種のコントロールボタ
ン(アイコン)91が表示されている。
【0040】図10は、このコントロールボタン91の
内容を理解するために、右端のコントロールボタン(ヘ
ルプボタン)を選択した場合に、CPU11がディスプ
レイ15に表示させるヘルプ画面の表示例を示してい
る。この表示例を参照して、各コントロールボタンにつ
いて、以下に説明する。
【0041】同図に示すように、この表示例において
は、コントロールボタン91の解説、マウスのボタンの
解説、およびコピー方向の解説が表示されている。
【0042】コントロールボタン91のうち、左端のコ
ントロールボタン91−1は、例えばこのヘルプ画面か
ら戻るとき操作される。その右隣のコントロールボタン
91−2は、ウインドウ41に表示されている画像を印
刷するとき操作する。さらに、その右隣のコントロール
ボタン91−3と91−4は、ウインドウ41に表示さ
れている画像を反時計方向または時計方向にそれぞれ回
転表示させる場合に操作される。
【0043】さらに、その右隣のコントロールボタン9
1−5は、ウインドウ41に表示されているファイルを
前のファイルに変更するとき操作され、コントロールボ
タン91−6は、いまウインドウ41に表示されている
ファイルのページを1ページだけ前のページに戻すとき
操作される。
【0044】同様に、その右隣のコントロールボタン9
1−7と91−8は、ウインドウ41に表示されている
ファイルのページを次のページにするとき、または、ウ
インドウ41に表示されているファイルを次のファイル
に変更するとき操作される。
【0045】従って、例えば、ウインドウ41に図4に
おけるファイル81−1が表示されている状態におい
て、コントロールボタン91−8が操作されると、ウイ
ンドウ41には、次のファイル81−2が表示され、フ
ァイル81−2が表示されている状態において、コント
ロールボタン91−5が操作されると、前のファイル8
1−1が表示される。また、例えばファイル81−2の
所定のページが表示されている状態において、コントロ
ールボタン91−7を操作すると、ファイル81−2の
その次のページが表示され、コントロールボタン91−
6が操作されると、ファイル81−2のその前のページ
が表示される。
【0046】さらに、右端のコントロールボタン91−
9は、図10に示されているようなヘルプ画面を表示さ
せるとき操作する。
【0047】なお、これらのコントロールボタン91−
1乃至91−9と同様の機能が、キーボード17のアル
ファベットキーq,w,i,r,P,p,n,N,h
に、それぞれ割り当てられてる。また、コントロールボ
タン91−6と91−7の機能は、カーソルキー17A
のうち、左方向のカーソルキーと右方向のカーソルキー
にも割り当てられている。さらに、コントロールボタン
91−9の機能は、キーボード17のヘルプキーにも割
り当てられている。
【0048】マウスのボタンの解説の欄には、マウスの
操作方法が解説されている。すなわち、この実施例にお
いては、ポインティングデバイス16を構成するマウス
100は、図11に示すように、ボタン101乃至ボタ
ン103の3つのボタンを有している。このうち、右端
のボタン103は、ズームモードのボタンとされ、この
ボタン103を操作すると、所定の範囲の文字が、図1
2に示すように、拡大されて表示される。このとき、拡
大領域の背景には、拡大領域を表示しない場合における
状態の文字が薄く表示される。そして、このボタン10
3とその左隣(中央)のボタン102を同時に操作する
と、拡大領域における拡大率が大きくなり(大きな文字
が表示され)、ボタン103と最も左側のボタン101
とを同時に操作すると、拡大領域における拡大率が小さ
くなる(小さい文字が表示される)ようになされてい
る。
【0049】すなわち、ボタン103と102によりズ
ームイン動作が行われ、ボタン103とボタン101に
よりズームアウト動作が行われるようになされている。
【0050】さらにまた、マウス100のボタン101
を操作すると、OCRで読み取ったイメージデータを、
テキストデータに変換して所定の位置にコピーすること
ができるようになされている。そして、その場合におけ
るコピーの方向の説明がその左側に表示されている。
【0051】すなわち、この実施例においては、縦書き
の文字をコピーするとき、右端の点からドラッグして、
左端の点を指定するようにし、横書きの文字をコピーす
るとき、左上の点からドラッグして、右下の点を指定す
るようになされている。すなわち、ドラッグする方向を
変えるだけで、文字の連続する方向を実質的に指定する
ことができるようになされている。
【0052】次に、図13のフローチャートを参照し
て、この実施例におけるOCR(Optical Ch
aracter Recognition)機能の詳細
について説明する。
【0053】いま、例えば図14に示すように、ウイン
ドウ41−1に、イメージデータで表された文字が表示
されているものとする。この文字は、例えば紙などに印
刷した文字をOCRで読み取って、イメージデータに変
換したものであり、上述したように、具体的には新聞記
事の切抜きのイメージデータなどである。この表示例に
おいては、「いろはにほへと…けふこえて」の横書きの
文字が表示されている。このような状態において、ウイ
ンドウ41−1に表示されているイメージデータの文字
をテキストデータの文字に変換してウインドウ41−2
にコピーするものとする。
【0054】最初に、ステップS1において、使用者
は、変換する範囲の左上の点P1を指定する。この指定
は、マウス100を操作して、カーソルを点P1の位置
に移動させ、その位置でボタン101をクリックするこ
とで行われる。このとき、CPU11は、指定された点
1の座標を(x1,y1)として記憶する。なお、この
実施例においても、ディスプレイ15(またはウインド
ウ41)上で、原点は左上の点とされ、右方向にx座標
が、下方向にy座標が取られている。
【0055】次に、使用者は、マウス100のボタン1
01を、点P1で押圧したままドラッグし、変換する範
囲の右下の点P2の位置まで移動させ、その位置でドラ
ッグを解除する。
【0056】CPU11は、ステップS2で、ドラッグ
が終了するまで待機し、ドラッグの終了がマウス100
(ポインティングデバイス16)から入力されたとき、
ステップS3において、その点P2の座標を(x2
2)として記憶する。
【0057】次に、ステップS4において、点P2のy
座標y2と点P1のy座標y1の大きさが判定される。図
14に示す状態においては、文字が横方向に連続してい
る。この場合、文字は、左から右方向に連続し、その行
の右端に達したとき、下の行に移動し、再び左端から右
端に向かって文字が連続するように文字が記載される。
すなわち、文字は左上から右下方向に連続する。このよ
うに、文字が横書きされている場合、使用者は、変換す
る範囲を指定するとき、最初に左上の点P1を指定し、
次に右下の点P2を指定する。その結果、y2はy1より
大きくなっている。
【0058】そこで次に、ステップS5に進み、点P1
の座標x1と点P2の座標x2の大きさが比較される。文
字が横書きされている場合、点P1は点P2より左側に位
置しているため、x1はx2より小さくなっている。そこ
で、この場合、ステップS8に進み、CPU11は、O
CRエンジン24を制御し、点P1と点P2で指定される
矩形領域の内部のイメージデータを、横書き文字として
認識し、JISコードなどのテキストデータに変換する
処理を実行させる。いまの場合、「りぬるをわたれそつ
ねむういのお」のイメージデータの文字が文字認識され
ることになる。
【0059】次に、使用者は、認識した結果得られたテ
キストデータに対応する文字をコピーする領域の左上の
点P3をマウス100のボタン101を操作することで
指定する。図14の実施例においては、ウインドウ41
−2の座標x3,y3の点P3が、コピー領域の左上の点
として指定されている。
【0060】ステップS10においては、このコピー先
の指定が行われるまで待機する。そして、点P3が指定
されたとき、CPU11は、ステップS11に進み、ス
テップS8でOCRエンジン24により認識されたテキ
ストデータに対応する文字を、点P3で指定される領域
に表示させる。このウインドウ41−2の点P3で規定
される範囲に表示される文字は、テキストデータに対応
する文字であるため、使用者が、任意にこれを変更した
り、消去するなどの編集操作が可能である。
【0061】一方、図15に示すように、ウインドウ4
1−1に縦書きの文字が表示されているとき、文字は、
右端の行の上から下に連続し、その行の下端に達する
と、左隣の行に移り、その行の最上端から下に向かって
連続する。すなわち、文字は、右上から左下方向に連続
することになる。
【0062】このように、文字が縦書きで表示されてい
る場合、使用者は、変換する範囲を指定するとき、その
右上の点と左下の点を指定する。すなわち、点P1が右
上の点となり、点P2が左下の点となる。このため、x1
はx2より大きくなる。従って、ステップS5におい
て、NOの判定が行われ、x1がx2より大きいか否かを
判定するステップS6において、YESの判定が行われ
る。そこで、ステップS9に進み、CPU11はOCR
エンジン24に、点P1と点P2で規定される矩形の範囲
のイメージデータを、縦書きの文字として認識させる。
【0063】縦書きの文字をコピーする場合、使用者
は、コピー先の点として、コピー領域の右上の点を、点
3として指定する。ステップS10において、この点
3の入力が検知されたと判定されたとき、ステップS
11に進み、ステップS9で認識したテキストデータに
対応する文字が、点P3で規定されるコピー領域に表示
される。図15の実施例の場合、「りぬるをわたれそつ
ねむういのお」の文字が縦書きで表示される。
【0064】以上の実施例においては、平仮名を認識処
理するようにしたが、これに限らず、漢字、アルファベ
ット文字などを認識させるようにすることも可能であ
る。
【0065】このように、範囲を指定する方法を、文字
が横書きされている場合と縦書きされている場合とで異
ならせることで、文字の連続する方向を新たに指定する
必要がなくなるため、操作性が改善される。また、左上
から右下に向けて連続する横書きの文字の領域は、左上
の点と右下の点とにより指定させ、右上から左下に向け
て文字が連続する縦書きの文字の領域は、右上の点と左
下の点とにより指定させるようにしたので、文字の連続
する方向と指定する点の方向とが対応しており、極めて
自然な操作で範囲を指定することが可能となる。
【0066】以上の実施例においては、文字認識する場
合における処理を、範囲を指定する方法により変更する
ようにしたが、文字認識以外の処理を実行する場合にお
いても、本発明は適用することが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像処理
装置および請求項4に記載の画像処理方法によれば、範
囲を指定する第1の点と第2の点の座標の関係に対応し
て、その範囲の画像を処理するようにしたので、操作性
が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置が接続されるネットワー
クを説明する図である。
【図2】本発明の画像処理装置の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図2のディスプレイ15におけるメニューの表
示例を示す図である
【図4】図2のディスプレイ15におけるホームページ
の表示例を示す図である
【図5】図2の実施例におけるウインドウ内に1枚の画
像を表示する原理を説明する図である。
【図6】カーソルと表示内容の関係を説明する図であ
る。
【図7】カーソルと表示内容の関係を説明する図であ
る。
【図8】ウインドウ内における表示例を示す図である。
【図9】ウインドウ内における他の表示例を示す図であ
る。
【図10】ヘルプ画面の表示例を示す図である。
【図11】マウスの構成を示す図である。
【図12】ウインドウ内における拡大表示の例を示す図
である。
【図13】図2の実施例におけるOCR機能の処理を説
明するフローチャートである。
【図14】図13のステップS8における表示例を示す
図である。
【図15】図13のステップS9における表示例を示す
図である。
【図16】従来のOCR機能を説明する図である。
【図17】従来のOCR機能を説明する他の図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メインメモリ 13 表示バッファ 14 ビデオ信号発生部 15 ディスプレイ 16 ポインティングデバイス 17 キーボード 17A カーソルキー 18 文書データ格納部 19 イメージ展開処理部 20 イメージデータ転送部 21 イメージデータ圧縮転送部 23 ネットワークインタフェース 24 OCRエンジン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の点と第2の点により範囲を指定す
    る指定手段と、 前記第1の点の座標と前記第2の点の座標の関係を判定
    する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、前記第1の点と第
    2の点により囲まれる範囲の画像を処理する処理手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記第1の点の一方の
    座標が前記第2の点の一方の座標より小さいとき、第1
    の処理を実行し、前記第1の点の一方の座標が前記第2
    の点の一方の座標より大きいとき、第2の処理を実行す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記第1の点と第2の
    点により囲まれる範囲の画像から文字を認識する処理を
    行うとともに、前記判定手段の判定結果に対応して、文
    字の連続する方向を決定することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 第1の点と第2の点により範囲を指定
    し、 前記第1の点の座標と前記第2の点の座標の関係を判定
    し、 前記判定結果に対応して、前記第1の点と第2の点によ
    り囲まれる範囲の画像を処理することを特徴とする画像
    処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005071944A1 (ja) * 2004-01-27 2005-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 文字読み取り装置及び画像表示方法
JP2007199919A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Infocity Inc 画像処理装置および方法
JP2011248669A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Ricoh Co Ltd 文書管理プログラム、記録媒体、情報処理装置、及び文書管理方法

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