JPH099122A - スチルカメラ付ビデオカメラ - Google Patents
スチルカメラ付ビデオカメラInfo
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- JPH099122A JPH099122A JP7172970A JP17297095A JPH099122A JP H099122 A JPH099122 A JP H099122A JP 7172970 A JP7172970 A JP 7172970A JP 17297095 A JP17297095 A JP 17297095A JP H099122 A JPH099122 A JP H099122A
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- video camera
- still camera
- still
- camera
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集音マイクが本体装置の雑音を拾いにくくス
トロボ発光による赤目防止も同時に解決して、非使用時
の収納性に優れたスチルカメラ付ビデオカメラ。 【構成】 動画情報を第1の記録媒体に記録するビデオ
カメラ部と、静止画像情報を第2の記録媒体に記録する
スチルカメラ部を一体的に備えるスチルカメラ付ビデオ
カメラにおいて、撮影光学系3の先端部にレンズキャッ
プを兼用する開閉可能な部材を配置し、それにビデオ撮
影用の音声を記録する集音マイク1と、スチル撮影用の
ストロボ発光部2とを装備し、収納時にはそのレンズキ
ャップ兼用部材を撮影光学系側に回動させ重ねる形で収
納する。
トロボ発光による赤目防止も同時に解決して、非使用時
の収納性に優れたスチルカメラ付ビデオカメラ。 【構成】 動画情報を第1の記録媒体に記録するビデオ
カメラ部と、静止画像情報を第2の記録媒体に記録する
スチルカメラ部を一体的に備えるスチルカメラ付ビデオ
カメラにおいて、撮影光学系3の先端部にレンズキャッ
プを兼用する開閉可能な部材を配置し、それにビデオ撮
影用の音声を記録する集音マイク1と、スチル撮影用の
ストロボ発光部2とを装備し、収納時にはそのレンズキ
ャップ兼用部材を撮影光学系側に回動させ重ねる形で収
納する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩写真フィルムを使
用するスチルカメラと動画用のビデオカメラを一体的に
構成した複合型カメラに関するものである。
用するスチルカメラと動画用のビデオカメラを一体的に
構成した複合型カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運動会や学芸会等の行事に際し
て、磁気テープ等の記録媒体に動画像を記録するビデオ
カメラを用いて撮影している間に、銀塩フィルム等を用
いて静止画像を記録するスチルカメラでも撮影したいと
いう声がある。
て、磁気テープ等の記録媒体に動画像を記録するビデオ
カメラを用いて撮影している間に、銀塩フィルム等を用
いて静止画像を記録するスチルカメラでも撮影したいと
いう声がある。
【0003】又、旅行等でビデオカメラとスチールカメ
ラ両方を別々に携帯するのは煩わしいという声もあり、
このような要望に応えるビデオカメラとスチルカメラを
一体化したスチルカメラ付ビデオカメラが種々考案され
てきている。例えば、米国特許3、546、375号で
は撮影用対物レンズの光路中に可動ミラーを配し、可動
ミラーの位置を選択的に切換えることで、異なる記録媒
体に静止画と動画をそれぞれ記録可能としたものが開示
されている。
ラ両方を別々に携帯するのは煩わしいという声もあり、
このような要望に応えるビデオカメラとスチルカメラを
一体化したスチルカメラ付ビデオカメラが種々考案され
てきている。例えば、米国特許3、546、375号で
は撮影用対物レンズの光路中に可動ミラーを配し、可動
ミラーの位置を選択的に切換えることで、異なる記録媒
体に静止画と動画をそれぞれ記録可能としたものが開示
されている。
【0004】また、実開昭57−96444号には、ビ
デオカメラ本体部に銀塩フィルムへの撮影を行う光学撮
影部を一体、もしくは別体で本体部に着脱自在に設けた
ものを開示している。
デオカメラ本体部に銀塩フィルムへの撮影を行う光学撮
影部を一体、もしくは別体で本体部に着脱自在に設けた
ものを開示している。
【0005】更に、特開平1−185533号には、複
合カメラにおいて、銀塩フィルムに結像する画像に対応
した光電変換撮像素子からの信号を、モニター表示する
確認機能付きカメラを提案している。
合カメラにおいて、銀塩フィルムに結像する画像に対応
した光電変換撮像素子からの信号を、モニター表示する
確認機能付きカメラを提案している。
【0006】これらの複合型カメラは、本来動画と静止
画を別々に扱う装置を単に一体的に構成しただけで、ス
チルカメラに必要なストロボ発光部は装置の前面に配置
し、ビデオカメラに必要な集音マイクは装置から突出し
て配置しているのみで、一体化したことによる動作上の
配慮からの機能的な配置方法については何等考慮されて
いない。
画を別々に扱う装置を単に一体的に構成しただけで、ス
チルカメラに必要なストロボ発光部は装置の前面に配置
し、ビデオカメラに必要な集音マイクは装置から突出し
て配置しているのみで、一体化したことによる動作上の
配慮からの機能的な配置方法については何等考慮されて
いない。
【0007】本来、集音マイクをカメラ本体に近付けて
配置すると、動作上から本体機構部の駆動音や振動音を
拾い雑音になってしまうので、集音マイクはできるだけ
カメラ本体より遠ざけて配置するよう考慮する必要があ
ると同時に、これらの要求は装置の小形化とは相反する
ものなので、装置の小形化も犠牲にしない設計を心掛け
る必要がある。
配置すると、動作上から本体機構部の駆動音や振動音を
拾い雑音になってしまうので、集音マイクはできるだけ
カメラ本体より遠ざけて配置するよう考慮する必要があ
ると同時に、これらの要求は装置の小形化とは相反する
ものなので、装置の小形化も犠牲にしない設計を心掛け
る必要がある。
【0008】この観点より集音マイクについては、特開
平4−260280号に提案のビデオカメラで、録画時
にはマイクロフォンをビデオカメラ本体から遠ざけて雑
音のピックアップを低減し、同時にステレオ録音性を高
め、ビデオ再生時にはこれをレンズ前面に収めて収納性
を高めるようにしたものがある。
平4−260280号に提案のビデオカメラで、録画時
にはマイクロフォンをビデオカメラ本体から遠ざけて雑
音のピックアップを低減し、同時にステレオ録音性を高
め、ビデオ再生時にはこれをレンズ前面に収めて収納性
を高めるようにしたものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、集音マイクとストロボ発光部の両方については考慮
されていないので、装置の小形化要求を犠牲にしないで
ストロボ発光部を、赤目防止のためにできるだけ撮影光
学系の光軸から遠ざけて配置しなければならないという
問題と、集音マイクにストロボ発光部が近接すると、ス
トロボ発光時の高電圧によって集音マイクに雑音が入っ
てしまうので、これの対策を考慮しなければならないと
いう問題等がある。
合、集音マイクとストロボ発光部の両方については考慮
されていないので、装置の小形化要求を犠牲にしないで
ストロボ発光部を、赤目防止のためにできるだけ撮影光
学系の光軸から遠ざけて配置しなければならないという
問題と、集音マイクにストロボ発光部が近接すると、ス
トロボ発光時の高電圧によって集音マイクに雑音が入っ
てしまうので、これの対策を考慮しなければならないと
いう問題等がある。
【0010】そこで、請求項1に示した本発明の目的
は、集音マイクがカメラ本体の雑音を拾いにくく、スト
ロボ発光による赤目防止を同時に解決できると共に、非
使用時の収納性に優れたスチルカメラ付ビデオカメラを
提供することにある。
は、集音マイクがカメラ本体の雑音を拾いにくく、スト
ロボ発光による赤目防止を同時に解決できると共に、非
使用時の収納性に優れたスチルカメラ付ビデオカメラを
提供することにある。
【0011】更に、請求項2に示した本発明の目的は、
集音マイクにストロボ発光の高電圧によって雑音が入る
のを防止できるスチルカメラ付ビデオカメラを提供する
ことにある。
集音マイクにストロボ発光の高電圧によって雑音が入る
のを防止できるスチルカメラ付ビデオカメラを提供する
ことにある。
【0012】更に、請求項3に示した本発明の目的は、
集音マイクがステレオ性を損なわないスチルカメラ付ビ
デオカメラを提供することにある。
集音マイクがステレオ性を損なわないスチルカメラ付ビ
デオカメラを提供することにある。
【0013】更に、請求項4および6に示した本発明の
目的は、集音マイクの指向角が変化するズームマイクを
備えたスチルカメラ付ビデオカメラを提供することにあ
る。更に、請求項5に示した本発明の目的は、本体装置
の操作性を高めるスチールカメラ付ビデオカメラを提供
することにある。
目的は、集音マイクの指向角が変化するズームマイクを
備えたスチルカメラ付ビデオカメラを提供することにあ
る。更に、請求項5に示した本発明の目的は、本体装置
の操作性を高めるスチールカメラ付ビデオカメラを提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】本出願に係る
発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載のよう
に、動画像情報を第1の記録媒体に記録するビデオカメ
ラ部と静止画像情報を第2の記録媒体に記録するスチル
カメラ部を一体的に備えるスチルカメラ付ビデオカメラ
において、撮影光学系先端部にレンズキャップを兼用す
る開閉可能な部材を配置し該部材に前記第1の記録媒体
の音声を記録する集音マイクと、前記第2の記録媒体の
ストロボ発光部を具備したことを特徴とするスチルカメ
ラ付ビデオカメラにある。
発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載のよう
に、動画像情報を第1の記録媒体に記録するビデオカメ
ラ部と静止画像情報を第2の記録媒体に記録するスチル
カメラ部を一体的に備えるスチルカメラ付ビデオカメラ
において、撮影光学系先端部にレンズキャップを兼用す
る開閉可能な部材を配置し該部材に前記第1の記録媒体
の音声を記録する集音マイクと、前記第2の記録媒体の
ストロボ発光部を具備したことを特徴とするスチルカメ
ラ付ビデオカメラにある。
【0015】この構成によれば、録画時にはレンズキャ
ップ兼用部材を回動し本体装置から遠ざけることによっ
て、集音マイクが本体装置から拾う雑音対策とストロボ
発光による赤目防止対策が同時に解決でき、非使用時に
はレンズキャップ兼用部材を撮影光学系の前面に回動し
保護するように収納して、本体装置からの突出部分を無
くして収納性を良くすることができる。
ップ兼用部材を回動し本体装置から遠ざけることによっ
て、集音マイクが本体装置から拾う雑音対策とストロボ
発光による赤目防止対策が同時に解決でき、非使用時に
はレンズキャップ兼用部材を撮影光学系の前面に回動し
保護するように収納して、本体装置からの突出部分を無
くして収納性を良くすることができる。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記ストロボ発光
部および集音マイクから出た実装線は互いに交差するこ
となく各々の基板へ配線されることを特徴とする請求項
1記載のスチルカメラ付ビデオカメラにある。
な構成は、請求項2に記載のように、前記ストロボ発光
部および集音マイクから出た実装線は互いに交差するこ
となく各々の基板へ配線されることを特徴とする請求項
1記載のスチルカメラ付ビデオカメラにある。
【0017】この構成によれば、ストロボ発光部と集音
マイクの実装線は互いに交差しないように配線したの
で、集音マイクにストロホ発光部から高電圧の誘導によ
り雑音が混入するのを防ぐことができる。
マイクの実装線は互いに交差しないように配線したの
で、集音マイクにストロホ発光部から高電圧の誘導によ
り雑音が混入するのを防ぐことができる。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項3に記載のように、前記ストロボ
発光部および集音マイクは光軸に対して上下方向に配置
されることを特徴とする請求項1記載のスチルカメラ付
ビデオカメラにある。
体的な構成は、請求項3に記載のように、前記ストロボ
発光部および集音マイクは光軸に対して上下方向に配置
されることを特徴とする請求項1記載のスチルカメラ付
ビデオカメラにある。
【0019】この構成によれば、集音マイクとストロボ
発光部を、レンズキャップ兼用部材上に光軸に対し上下
方向に分けて配置したので、左右の集音マイクはステレ
オ性を損なわずに障害無く配置することができる。
発光部を、レンズキャップ兼用部材上に光軸に対し上下
方向に分けて配置したので、左右の集音マイクはステレ
オ性を損なわずに障害無く配置することができる。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記集音マイ
クはズームによるレンズの直進運動に連動し指向角が変
化することを特徴とする請求項1記載のスチルカメラ付
ビデオカメラにある。
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記集音マイ
クはズームによるレンズの直進運動に連動し指向角が変
化することを特徴とする請求項1記載のスチルカメラ付
ビデオカメラにある。
【0021】この構成によれば、集音マイクはズームに
よる画角の変化に連動するズームマイクとして構成され
ているので、ズームに連動して臨場感のある音声の記録
が可能になる。
よる画角の変化に連動するズームマイクとして構成され
ているので、ズームに連動して臨場感のある音声の記録
が可能になる。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記レンズキ
ャップを兼用する部材を開閉する手段が本体装置の電源
スイッチを兼用することを特徴とする請求項1記載のス
チルカメラ付ビデオカメラにある。
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記レンズキ
ャップを兼用する部材を開閉する手段が本体装置の電源
スイッチを兼用することを特徴とする請求項1記載のス
チルカメラ付ビデオカメラにある。
【0023】この構成によれば、収納時の電源の切り忘
れ等も防止できる。
れ等も防止できる。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記レンズの
直進運動に連動する指向角の調整機構は、レンズの直進
運動により該直進運動とは垂直方向にスライドするスラ
イドアーム機構と、前記スライドアーム機構に連動して
左右マイクロフォンを回転させる回転機構によることを
特徴とする請求項4記載のスチルカメラ付ビデオカメラ
にある。
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記レンズの
直進運動に連動する指向角の調整機構は、レンズの直進
運動により該直進運動とは垂直方向にスライドするスラ
イドアーム機構と、前記スライドアーム機構に連動して
左右マイクロフォンを回転させる回転機構によることを
特徴とする請求項4記載のスチルカメラ付ビデオカメラ
にある。
【0025】この構成によれば、スライドアーム機構に
よりズームによるレンズの直進運動を垂直方向のスライ
ドに変え、マイクの回転機構によりスライドアーム機構
に連動して左右マイクを回転させ指向角を変えるので、
簡単な構成によってズーム時のレンズの直進運動に連動
して集音マイクの指向角を変化させることができる。
よりズームによるレンズの直進運動を垂直方向のスライ
ドに変え、マイクの回転機構によりスライドアーム機構
に連動して左右マイクを回転させ指向角を変えるので、
簡単な構成によってズーム時のレンズの直進運動に連動
して集音マイクの指向角を変化させることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例に係るスチルカメラ付ビ
デオカメラの録画時の正面図である。図2は図1に示す
スチルカメラ付ビデオカメラの上面図である。
する。図1は本発明の一実施例に係るスチルカメラ付ビ
デオカメラの録画時の正面図である。図2は図1に示す
スチルカメラ付ビデオカメラの上面図である。
【0027】図中、1はビデオの音声を記録する集音マ
イク、2はストロボ発光部で、夫々光軸に対して上下方
向の配置でレンズキャップ7に装備している。このレン
ズキャップ7は、本装置を構成する外装カバーに設けら
れた軸4を中心として回動できるようになっている。3
は撮影光学系であるレンズ部、5はビデオデッキ部、6
はレンズキャッブ7回動用のスイッチ、12はスチルカ
メラ部、13はファインダーである。
イク、2はストロボ発光部で、夫々光軸に対して上下方
向の配置でレンズキャップ7に装備している。このレン
ズキャップ7は、本装置を構成する外装カバーに設けら
れた軸4を中心として回動できるようになっている。3
は撮影光学系であるレンズ部、5はビデオデッキ部、6
はレンズキャッブ7回動用のスイッチ、12はスチルカ
メラ部、13はファインダーである。
【0028】図3は図1に示すスチルカメラ付ビデオカ
メラの収納時の正面図である。図4は図3に示すスチル
カメラ付ビデオカメラの上面図である。図5は図1に示
す集音マイク、ストロボ発光部の実装線を示す図であ
る。図6は図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラのズ
ームマイク機構図である。図7は図1に示すスチルカメ
ラ付ビデオカメラのズームマイク機構図である。
メラの収納時の正面図である。図4は図3に示すスチル
カメラ付ビデオカメラの上面図である。図5は図1に示
す集音マイク、ストロボ発光部の実装線を示す図であ
る。図6は図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラのズ
ームマイク機構図である。図7は図1に示すスチルカメ
ラ付ビデオカメラのズームマイク機構図である。
【0029】つぎに各図を参照して動作について説明す
る。
る。
【0030】図3、図4に示すように収納時には、レン
ズキャップ7をレンズ部3の前面側に回動し収納すれ
ば、レンズキャップ7によってレンズ3を保護し、従来
の装置のように装置からの突出形状も無くなり、非使用
時の収納性が高まる。
ズキャップ7をレンズ部3の前面側に回動し収納すれ
ば、レンズキャップ7によってレンズ3を保護し、従来
の装置のように装置からの突出形状も無くなり、非使用
時の収納性が高まる。
【0031】撮影する時には、スイッチ6を操作すれ
ば、レンズキャップ7は自動的に軸4を中心として回動
し、撮影可能状態すなわち図1、図2の状態になる。こ
の時、レンズキャップ7に装備した集音マイク1とスト
ロボ発光部2は、レンズ部3およびビデオデッキ部5よ
り遠ざかった位置になり、集音マイク1は装置本体の雑
音を拾いにくく、又、ストロボ発光による赤目も防止す
ることができる。
ば、レンズキャップ7は自動的に軸4を中心として回動
し、撮影可能状態すなわち図1、図2の状態になる。こ
の時、レンズキャップ7に装備した集音マイク1とスト
ロボ発光部2は、レンズ部3およびビデオデッキ部5よ
り遠ざかった位置になり、集音マイク1は装置本体の雑
音を拾いにくく、又、ストロボ発光による赤目も防止す
ることができる。
【0032】なお、スイッチ6は本体装置の電源スイッ
チを兼ねることも可能であり、レンズキャツプ7を収納
すると本体装置の電源がオフとなり、スイッチ6を操作
すればレンズキャップ7が回動するのと同時に、本体装
置の電源がオンとなるようにしてもよい。これによっ
て、電源の切り忘れ等を無くすことができる。
チを兼ねることも可能であり、レンズキャツプ7を収納
すると本体装置の電源がオフとなり、スイッチ6を操作
すればレンズキャップ7が回動するのと同時に、本体装
置の電源がオンとなるようにしてもよい。これによっ
て、電源の切り忘れ等を無くすことができる。
【0033】更に、図5に示すように、左右の集音マイ
ク1の音声信号を処理する実装線8は、レンズキャップ
7の上部軸7aの中を通りオーディオ回路基板10に直
接配線されている。一方、ストロボ発光部2を発光させ
るための電流を流す実装線9は、レンズキャップ7の下
部軸7bの中を通り、ストロボ回路基板11に直接配線
している。これにより、左右の集音マイク1の実装線8
と、ストロボ発光部2の実装線9は互いに交差しないよ
うに各々の基板へ配線して、ストロボ発光時に流れる高
電圧による誘導によって、集音マイク1が雑音を拾うの
を防止できる。先の上部軸7a、下部軸7bをシールド
可能材にすればより効果が挙がる。
ク1の音声信号を処理する実装線8は、レンズキャップ
7の上部軸7aの中を通りオーディオ回路基板10に直
接配線されている。一方、ストロボ発光部2を発光させ
るための電流を流す実装線9は、レンズキャップ7の下
部軸7bの中を通り、ストロボ回路基板11に直接配線
している。これにより、左右の集音マイク1の実装線8
と、ストロボ発光部2の実装線9は互いに交差しないよ
うに各々の基板へ配線して、ストロボ発光時に流れる高
電圧による誘導によって、集音マイク1が雑音を拾うの
を防止できる。先の上部軸7a、下部軸7bをシールド
可能材にすればより効果が挙がる。
【0034】集音マイク1は、図6、図7に示す要部機
構のように、ステレオであるため右マイクロフォン14
と、左マイクロフォン15に分かれている。そして、そ
れぞれ軸16と17を中心に回動できるようにレンズキ
ャップ7に装備されている。レンズ部3に装備されたス
ライドアーム21が、レンズ部3のZOOMによって直
進運動することによって、軸22で連結されたアーム2
0の先端部のテーパーにより、アーム19はバネ18に
より押し上げられ、アーム19に連動して左右のマイク
ロフォン14、15は軸16、17を中心にして回転す
る。これによって、左右のマイクロフォン14、15の
指向角θが図のように変化してZOOMマイクとして動
作し、Z00Mに連動したステレオ感のある音声が録音
できる。
構のように、ステレオであるため右マイクロフォン14
と、左マイクロフォン15に分かれている。そして、そ
れぞれ軸16と17を中心に回動できるようにレンズキ
ャップ7に装備されている。レンズ部3に装備されたス
ライドアーム21が、レンズ部3のZOOMによって直
進運動することによって、軸22で連結されたアーム2
0の先端部のテーパーにより、アーム19はバネ18に
より押し上げられ、アーム19に連動して左右のマイク
ロフォン14、15は軸16、17を中心にして回転す
る。これによって、左右のマイクロフォン14、15の
指向角θが図のように変化してZOOMマイクとして動
作し、Z00Mに連動したステレオ感のある音声が録音
できる。
【0035】このように、本実施例によれば、集音マイ
ク1とストロボ発光部2を、レンズ部3やビデオデッキ
部5から遠ざけて雑音や赤目対策を強化し、装置の操作
性を向上させると共に、従来の装置のZOOMマイク
は、左右の音を録音するステレオマイクと、中心の音を
録音するセンターマイクと3個のマイクを配置して、Z
00M信号によりステレオマイクとセンターマイクの音
圧レベルの割合を調整することによって、ZOOMに連
動したステレオ感を疑似的にシュミレーションしていた
に過ぎなかったが、本実施例ではZOOMに連動したZ
OOMマイクを構成したので、より臨場感のある音声記
録が可能になり、マイク数も2個で済むのでコストの低
減も図ることができた。
ク1とストロボ発光部2を、レンズ部3やビデオデッキ
部5から遠ざけて雑音や赤目対策を強化し、装置の操作
性を向上させると共に、従来の装置のZOOMマイク
は、左右の音を録音するステレオマイクと、中心の音を
録音するセンターマイクと3個のマイクを配置して、Z
00M信号によりステレオマイクとセンターマイクの音
圧レベルの割合を調整することによって、ZOOMに連
動したステレオ感を疑似的にシュミレーションしていた
に過ぎなかったが、本実施例ではZOOMに連動したZ
OOMマイクを構成したので、より臨場感のある音声記
録が可能になり、マイク数も2個で済むのでコストの低
減も図ることができた。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、レンズ
の前にレンズキャップを兼用する開閉可能な部材を配置
し、その部材に第1の記録媒体の音声を記録する集音マ
イクと第2の記録媒体のストロボ発光部を装備したの
で、集音マイクが雑音を拾いにくくストロボ発光による
赤目防止を同時に解決できると共に、非使用時の収納
性、携帯性を向上させることができる。
の前にレンズキャップを兼用する開閉可能な部材を配置
し、その部材に第1の記録媒体の音声を記録する集音マ
イクと第2の記録媒体のストロボ発光部を装備したの
で、集音マイクが雑音を拾いにくくストロボ発光による
赤目防止を同時に解決できると共に、非使用時の収納
性、携帯性を向上させることができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、ストロボ
発光部と集音マイクからの実装線は互いに交差しないよ
うに配線したので、ストロボ発光時の高電圧によって集
音マイクに雑音が入るのを防止することができる。
発光部と集音マイクからの実装線は互いに交差しないよ
うに配線したので、ストロボ発光時の高電圧によって集
音マイクに雑音が入るのを防止することができる。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、レンズキ
ャップ兼用部材に装備するストロボ発光部と集音マイク
は夫々光軸に対し上下方向になるように配置したので、
集音マイクのステレオ性を損なわずに録音することがで
きる。
ャップ兼用部材に装備するストロボ発光部と集音マイク
は夫々光軸に対し上下方向になるように配置したので、
集音マイクのステレオ性を損なわずに録音することがで
きる。
【0039】請求項4に記載の発明によれば、集音マイ
クはZOOMによるレンズの直進運動に連動したZOO
Mマイクとして構成したので、ZOOMによる画角の変
化に連動した臨場感のある音声記録が可能になる。
クはZOOMによるレンズの直進運動に連動したZOO
Mマイクとして構成したので、ZOOMによる画角の変
化に連動した臨場感のある音声記録が可能になる。
【0040】請求項5に記載の発明によれば、レンズキ
ャップ兼用部材を開閉する手段が本体装置の電源スイッ
チを兼用するようにしたので、本体装置の操作性を向上
させることができる。
ャップ兼用部材を開閉する手段が本体装置の電源スイッ
チを兼用するようにしたので、本体装置の操作性を向上
させることができる。
【0041】請求項6に記載の発明によれば、ZOOM
マイク機構は、レンズの直進運動によって垂直方向にス
ライドするスライドアーム機構と、そのスライドアーム
機構に連動して左右マイクロフォンを回転させる回転機
構で構成したので、ZOOMの画角変化に連動しコンパ
クトで正確に動作するZOOMマイク機構を構成するこ
とができる。
マイク機構は、レンズの直進運動によって垂直方向にス
ライドするスライドアーム機構と、そのスライドアーム
機構に連動して左右マイクロフォンを回転させる回転機
構で構成したので、ZOOMの画角変化に連動しコンパ
クトで正確に動作するZOOMマイク機構を構成するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例に係るスチルカメラ付ビデオカ
メラの録画時の正面図である。
メラの録画時の正面図である。
【図2】図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラの上面
図である。
図である。
【図3】図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラの収納
時の正面図である。
時の正面図である。
【図4】図3に示すスチルカメラ付ビデオカメラの上面
図である。
図である。
【図5】図1に示す集音マイク、ストロボ発光部の実装
線を示す図である。
線を示す図である。
【図6】図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラのズー
ムマイク機構図である。
ムマイク機構図である。
【図7】図1に示すスチルカメラ付ビデオカメラのズー
ムマイク機構図である。
ムマイク機構図である。
1 集音マイク 2 ストロボ発光部 3 レンズ部 4 軸 5 ビデオデッキ部 6 スイッチ 7 レンズキャップ 8,9 実装線 10 オーディオ回路基板 11 ストロボ回路基板 12 スチルカメラ部 13 ファインダー 14 右マイクロフォン 15 左マイクロフォン 16 上部軸 17 下部軸 18 バネ 19,20 アーム 21 スライドアーム 22 軸
Claims (6)
- 【請求項1】 動画像情報を第1の記録媒体に記録する
ビデオカメラ部と静止画像情報を第2の記録媒体に記録
するスチルカメラ部を一体的に備えるスチルカメラ付ビ
デオカメラにおいて、撮影光学系先端部にレンズキャッ
プを兼用する開閉可能な部材を配置し該部材に前記第1
の記録媒体の音声を記録する集音マイクと、前記第2の
記録媒体のストロボ発光部を具備したことを特徴とする
スチルカメラ付ビデオカメラ。 - 【請求項2】 前記ストロボ発光部および集音マイクか
ら出た実装線は互いに交差することなく各々の基板へ配
線されることを特徴とする請求項1記載のスチルカメラ
付ビデオカメラ。 - 【請求項3】 前記ストロボ発光部および集音マイクは
光軸に対して上下方向に配置されることを特徴とする請
求項1記載のスチルカメラ付ビデオカメラ。 - 【請求項4】 前記集音マイクはズームによるレンズの
直進運動に連動し指向角が変化することを特徴とする請
求項1記載のスチルカメラ付ビデオカメラ。 - 【請求項5】 前記レンズキャップを兼用する部材を開
閉する手段が本体装置の電源スイッチを兼用することを
特徴とする請求項1記載のスチルカメラ付ビデオカメ
ラ。 - 【請求項6】 前記レンズの直進運動に連動する指向角
の調整機構は、レンズの直進運動により該直進運動とは
垂直方向にスライドするスライドアーム機構と、前記ス
ライドアーム機構に連動して左右マイクロフォンを回転
させる回転機構によることを特徴とする請求項4記載の
スチルカメラ付ビデオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172970A JPH099122A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | スチルカメラ付ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172970A JPH099122A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | スチルカメラ付ビデオカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099122A true JPH099122A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15951741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172970A Pending JPH099122A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | スチルカメラ付ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099122A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100338943C (zh) * | 2004-03-10 | 2007-09-19 | 三星电子株式会社 | 复合拍摄设备和使用其的声音记录方法 |
JP2009198773A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nikon Corp | 閃光ユニット及びそれを備えた光学機器 |
KR100943277B1 (ko) * | 2003-05-26 | 2010-02-23 | 삼성전자주식회사 | 영상합성이 가능한 디지털 캠코더 및 그 영상합성 방법 |
US8808972B2 (en) | 2004-04-15 | 2014-08-19 | Polarization Solutions, Llc | Optical films and methods of making the same |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7172970A patent/JPH099122A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100943277B1 (ko) * | 2003-05-26 | 2010-02-23 | 삼성전자주식회사 | 영상합성이 가능한 디지털 캠코더 및 그 영상합성 방법 |
CN100338943C (zh) * | 2004-03-10 | 2007-09-19 | 三星电子株式会社 | 复合拍摄设备和使用其的声音记录方法 |
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JP2009198773A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nikon Corp | 閃光ユニット及びそれを備えた光学機器 |
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