JPH099115A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH099115A
JPH099115A JP7154655A JP15465595A JPH099115A JP H099115 A JPH099115 A JP H099115A JP 7154655 A JP7154655 A JP 7154655A JP 15465595 A JP15465595 A JP 15465595A JP H099115 A JPH099115 A JP H099115A
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JP
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cam
flat plate
image pickup
optical
light
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JP7154655A
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Yoshio Iizuka
義夫 飯塚
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Canon Inc
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 撮像素子に入射される画像をシフトして高画
質画像の撮像を可能とした画素ずらし光学系の小型化す
る。 【構成】 撮像素子の前に光透過平板ガラス4を水平方
向、垂直方向に回動自在に配するとともに、光透過平板
をそれぞれ水平方向及び垂直方向に駆動するモータによ
って回転駆動されるカムを設け、このカムを回転するこ
とによって光透過平板を水平方向及び垂直方向に微小振
動させることによって撮像素子の画素数を実質的に増加
させ、カムのカムフェースを螺旋形、あるいは径の異な
る複数の同心円を連結した形状とし、カムの小型化を図
った画素ずらし光学系を備えた撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光透過平板を用いて画
素ずらしを行うことにより撮像面の解像度以上の高解像
度の映像信号を得ることのできる撮像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置の概要を図7に示す。
【0003】同図において、201は被写体からの光学
像を撮像素子202に導くためのレンズ群、202は光
学像を電気信号に変換するための撮像素子、203は水
平方向両端部に回動支点となる回動軸205及び206
が設けられた平行平板ガラス保持フレームA、204は
前記平行平板ガラス保持フレームAの中央部に固定され
た平行平板ガラスAであり、図示しない駆動源により前
記平行平板ガラス保持フレームAが回動軸205及び2
06を回動中心として回転駆動されると前記平行平板ガ
ラス保持フレームAの中央部に配置された平行平板ガラ
スAがその動作に伴って回動し(図中a方向)入射され
た光線を垂直方向にずらす事ができる様になっている。
【0004】また、水平方向も同様に構成されており2
07は垂直方向両端部に回動支点となる回動軸209及
び210が設けられた平行平板ガラス保持フレームB、
208は前記平行平板ガラス保持フレームBの中央部に
固定された平行平板ガラスBであり、図示しない駆動源
により前記平行平板ガラス保持フレームBが回動軸20
9及び210を回動中心として回転駆動されると前記平
行平板ガラス保持フレームBの中央部に配置された平行
平板ガラスBがその動作に伴って回動し(図中b方向)
入射された光線を水平方向にずらす事ができる様になっ
ている。
【0005】また、211は水晶の複屈折を利用して光
学像情報の周波数特性を変化させる光学ローパスフィル
ターであり、一般的には少なくとも2枚の水晶から構成
され、一枚は水平方向、もう一枚は垂直方向の周波数を
変化させる様に前記撮像素子202の前面に配置されて
おり、さらに、この複屈折による常光線と異常光線の分
離幅は前記撮像素子202の画素数及び画素配列、信号
処理回路等によって適宜設定されている。
【0006】次に平行平板ガラスによる光路をずらす仕
組みを図8を(a)、図8(b)を用いて説明する。
【0007】図8(a)は平行平板ガラスが光軸主平面
に対し平行(同一平面内)に位置している状態図であ
り、図8(b)は平行平板ガラスが図8(a)の状態か
ら角度θ変位した状態図である。
【0008】図8(a)、(b)において221は光軸
方向に厚みdを有する平行平板ガラス、222は前記平
行平板ガラス221に入射する入射光、223は前記平
行平板ガラス221から出射する出射光であり、一般に
平行平板ガラスによる光路のずれ量δは次式で表せられ
る。
【0009】δ={1−(1/N)・(COSΦ/CO
SΦ′)}・d・SINΦ N:平行平板ガラスの屈折率 Φ:入射光と面法線のなす角(入射角) Φ′:平行平板ガラス内部で入射光と面法線のなす角 ここで、入射角Φが非常に小さい場合は COSΦ≒COSΦ′ SINΦ≒Φ である事から、次式の様に簡単な近似式で表せられる。
【0010】δ=(1−1/N)・d・Φ よって、図8(a)における光路のずれ量をδ=δ1、
図8(b)における光路のずれ量をδ=δ2とすると δ1=(1−1/N)・d・Φ1 δ2=(1−1/N)・d・Φ2 Φ2=Φ1+θ の関係があり、図8(a)の状態より平行平板ガラスが
θ傾斜した時〔図8(b)状態〕の光路変化量δsは δs=δ2−δ1 =(1−1/N)・d・(Φ2−Φ1) =(1−1/N)・d・θ となる。
【0011】次に撮像素子202の画素配列及び開口例
を図9に示し簡単に説明する。
【0012】図9(a)において、Hは水平走査方向、
Vは垂直走査方向を示す。隣接する2本の水平ラインの
一方にはイエロー色フィルターY及びマゼンタ色フィル
ターMがphの水平走査方向の画素間隔で交互に配置さ
れ、その下方にはシアン色フィルターC及びグリーン色
フィルターGがphの画素間隔で交互に配置されてい
る。
【0013】また、垂直走査方向にはpvの画素間隔で
やはり交互に配置されている。
【0014】ここで、前述した平行平板ガラスを角度θ
傾斜させた時にその光路のズレ量が例えば1/2画素、
つまり(1/2)・ph及び(1/2)・pvになるよ
うに平行平板ガラスの厚みdを設定すれば、図9(b)
に示す様に水平方向4回、垂直方向4回のマトリックス
で16倍の画像情報量を得ることができ、従来の撮像素
子を用いて高解像度化を図る事ができる。
【0015】図10は、図7のように2枚の平行平板ガ
ラスによって行っていた画素ずらしを1枚の平行平板ガ
ラスで行うようにしたもので、特に平行平板ガラスが一
枚から構成される平行平板ガラスの水平及び垂直駆動部
を示す概略図であり、光軸主平面上をレンズ側より見た
ものである。
【0016】同図において232は平行平板ガラス23
1を保持するフレームY、233及び234はフレーム
Y(232)の水平方向両端部に設けられた回転軸、2
35はフレームY(232)の下方端に設けられたカム
ピンYであり、Yカム(236)のカム面にカムピンY
(235)の一部が当接してフレームY(232)をA
軸を回転中心として回動させるためのものである。
【0017】237はフレームXでロの字型の形状をし
ており、そのロの字水平方向両端部には前記フレームY
(232)に設けられた回転軸233及び234と回転
係合する軸受け部238及び239が設けられている。
240はフレームX(237)の一端に設けられたカム
ピンXであり、Xカム(249)のカム面にカムピンX
(240)の一部が当接してフレームX(237)をB
軸を回転中心として回動させるためのものである。
【0018】一方、フレームX(237)の垂直方向両
端部には回転軸241及び242(図示せず)が設けら
れており、基台250の垂直方向両端部に設けられた軸
受け部243及び244(図示せず)に係合してフレー
ムX(237)は水平方向に回転自在に保持されてい
る。
【0019】また、245及び246は各々のフレーム
に設けられたカムピンをカムに常時圧接するためのバ
ネ、247及び248はそれぞれ駆動源としてのステッ
ピングモータであり、250は前記ステッピングモータ
が固定された基台である。
【0020】図18はXカム(またはYカム)をステッ
ピングモータ軸の正面側より見たもので、図に示す様に
カムは所定角度毎に偏心しており、ステッピングモータ
が回転するとXカム(またはYカム)に圧接されたカム
ピンX(またはカムピンY)が図中垂直方向に変位する
様に構成されたものである。
【0021】上記構成において、ステップモータ248
及び247を駆動させるとXカム(249)及びYカム
(236)が回転し、圧接されたカムピンX(240)
及びカムピンY(235)が移動し、平行平板ガラス2
31を水平方向及び垂直方向に微小に変位させ画素ずら
しを行う様になっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によると、それぞれ平行平板ガラスを水平方向、垂直
方向に駆動するカムのカムフェースには所定の段数及び
道のりが必要であるため、カム自体の大きさがカムフェ
ースの段数、道のり、ステップモータの回転速度等によ
って決定されてしまうため、小型化することが難しい。
【0023】さらに、ステップモータ、カムの取付誤差
等の影響を除去するためには、カムフェースの各段の長
さを長く取ることが望ましいが、このようにすると、カ
ムの直径が大きくなり、カムがさらに大型化し、ステッ
プモータの適切な配置が出来ず、レンズユニットの厚み
が増加し、装置全体の大型化となり、大きな問題となっ
ていた。
【0024】そこで本発明の課題は、上記問題点を解決
し、小型化の可能な撮像装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段および作用】上記課題を解
決するため、本出願に係る請求項1に記載の発明は、所
定の軸について回転可能に保持された光透過平板と、前
記光透過平板を透過した光学情報を電気信号に変換する
撮像素子を有し、前記光透過平板を前記軸について所定
量回動させることにより前記撮像素子に入射する光路を
変化させて光学情報を増加させる撮像装置において、前
記光透過平板を所定量回動させるための機構として螺旋
形で且つそのカムフェース上に段差を設けたカムを用い
ることを特徴とする。
【0026】さらに、本出願に係る請求項2に記載の発
明は、所定の軸について回転可能に保持された光透過平
板と、前記光透過平板を透過した光学情報を電気信号に
変換する撮像素子を有し、前記光透過平板を前記軸につ
いて所定量回動させることにより前記撮像素子に入射す
る光路を変化させ光学情報を増加させる撮像装置におい
て、前記光透過平板を所定量回動させるための機構とし
て複数の径の異なる同心円を結ぶカムフェース上に段差
を設けたカムを用いることを特徴とする。
【0027】
【作用】上記の各構成を用いることにより、カメラ筐体
の形状に合わせて駆動源を適切に配置しレンズユニット
の小型化を図ることができるという作用がある。さら
に、カム上の螺旋形の巻き数、または同心円の個数を増
やすことにより、カムを小型化しても光透過平板を回動
させるためのカム上の道のりを一定に保つことができる
ため、カムの駆動源の取り付け位相が多少ずれても光透
過平板を正確に回動させることができる。
【0028】
【実施例】
(第1の実施例)図1は、本発明に係る実施例を示す撮
像装置の概要図である。
【0029】同図において、1は被写体からの光学像を
撮像素子2に導くためのレンズ群、2は光学像情報を電
気信号に変換するためのCCD等の撮像素子、3は垂直
方向(図中a方向)及び水平方向8図中b方向)に回動
可能な平行平板ガラス保持フレームを有する平行平板ガ
ラス駆動部、4は前記平行平板ガラス保持フレームの中
央部に固定された平行平板ガラス、5は光学ローパスフ
ィルター回転機構部であり、中央部には光学ローパスフ
ィルター6が光軸を中心に所定角度の範囲で回転可能
(図中c方向)に保持されている。
【0030】図2は平行平板ガラス駆動部をレンズ側の
光軸主平面から見た図(図1中のX方向)であり、図2
において11は回転によって光路を変化させるための平
行平板ガラス、12は前記平行平板ガラス11を保持す
るための保持フレームY、13及び14は前記保持フレ
ームY(12)の水平方向両端部に設けられた回転軸
部、15は前記保持フレームY(12)の一部に設けら
れたカムピンY、16は前記保持フレームY(12)を
取り囲む様に形成された保持フレームX、17及び18
は前記保持フレームX(16)の水平方向両端部に設け
られ前記回転軸部13及び14に係合し前記保持フレー
ムY(12)をA軸を回転中心として回転自在に保持す
る軸受け部、19は前記保持フレームX(16)の一部
に設けられたカムピンX、20及び21は前記保持フレ
ームX(16)の垂直方向両端部に設けられた回転軸
部、22はレンズ鏡筒の一部であり平行平板駆動部を有
する基台、23及び24は前記基台22の垂直方向両端
部に設けられ前記回転軸部20及び21に係合し前記保
持フレームX(16)をB軸を回転中心として回転自在
に保持する軸受け部、25は前記回転軸部13に巻回さ
れ前記保持フレームY(12)を一方向へ付勢するコイ
ルバネ、26も同様に前記回転軸部21に巻回され前記
保持フレームX(16)を一方向へ付勢するコイルバ
ネ、27は前記保持フレームY(16)を駆動するため
のYカムであり、前記基台22に設けられた軸部28に
回転自在に係合されている。
【0031】また、Yカム27の外周部にはギア部が形
成され駆動源としてのステッピングモータ30の出力軸
に圧入されたピニオン29と係合し回転伝達が行われる
様に構成されている。
【0032】さらに、Yカム27の螺旋形のカムの道の
り上には階段状のフェース面を設けたカムピン保持部2
7(a)が形成されており、このカムピン保持部27
(a)のフェース面上に前記カムピンY(15)をコイ
ルバネ25によって常時当接させることにより、保持フ
レームY(12)を回動させる構成となっている。
【0033】Y方向においても全く同様で、31は前記
保持フレームX(12)を駆動するためのXカムであ
り、前記基台22に設けられた軸部32に回転自在に係
合されている。また、Xカム31の外周部にはギア部が
形成され駆動源としてのステッピングモータ34の出力
軸に圧入されたピニオン33と係合し回転伝達が行われ
る様に構成されている。さらに、Xカム31の螺旋形カ
ムの道のり上には階段状のフェース面を設けたカムピン
保持部31(a)が形成されており、このカムピン保持
部31(a)のフェース面上に前記カムピンX(19)
をコイルバネ26によって常時当接させることにより、
保持フレームX(16)を回動させる構成となってい
る。
【0034】次に、平行平板ガラスを駆動するカム形状
の説明をする。尚、XカムとYカムは全く同一形状で構
成できるので、ここではXカムとYカムを区別せずに説
明する。
【0035】図3は、第1の実施例におけるカム27
(31)及びカムピン15(19)の外観図である。
【0036】同図において、カム27(31)のフェー
ス面は7段階のカムリフト〔カム面高さ(T1,T2,
…T7)〕を有する休止カム面(階段的に変位するカ
ム)を構成し、各フェース面(F1,F2,…F7)領
域内は同一高さでステッピングモータの取り付け位相が
ずれてもカムリフト変化を吸収できる構成をとってい
る。カムピン15(19)は、カムフェースの内側に爪
15a(19a)を引っかけており、また矢印で示すよ
うに軸方向に伸縮自在の構成となっているため、各カム
フェースの半径の変化に応じて軸方向に伸縮することと
なる。これによって常にカムピンX(Y)をカム27
(31)のカムフェース面からはずれることなく正確に
係合した状態を保つことができる。ここで、カムのフェ
ース面を構成する螺旋形の巻き数を増やすことにより、
カムを小型化しても各フェース面(F1,F2,…F
7)の道のりを一定に保つことができるため、ステッピ
ングモータの取り付け位相が多少ずれても光透過平板を
正確に回動させることができる。
【0037】図4は、図3のカム27(31)を90度
回転させた時のカム及びピン15(19)の外観図であ
る。
【0038】同図に見られるように、カムピン15(1
9)は各フェース面の半径の変化に応じて軸方向に伸縮
する。各フェース面のカムリフト(カム面高さ)は、フ
ェース面の半径の変化分も考慮して平行平板ガラスが適
切に回動するように設計されなければならない。
【0039】図5は、カムリフト(カム面高さ)とカム
回転位置との関係を示す図である。
【0040】同図からわかるように、カム回転位置フェ
ース面のF1,F2,…,F7と移動するにつれて、カ
ムリフト(カム面高さ)はそれぞれT1,T2,…T7
となる。こうしたカムリフトの変化によって、撮像素子
に入射する光学像が所定の量だけずらされる結果とな
り、図9(a)、(b)で示したように、撮像素子の実
際の画素数よりも多くの画素数で撮像することができ
る。
【0041】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例を図6を用いて説明する。
【0042】撮像装置の概要図に関しては、第1の実施
例とまったく同じであり(図1参照)、平行平板ガラス
駆動部の概略図も、カムを除いては第1の実施例と同様
である(図2参照)。以下は、第1の実施例と異なる部
分のみを記述する。
【0043】図6は、第2の実施例におけるカム及びカ
ムピンの外観図である。
【0044】カムのフェース面の半径変化が図3では螺
旋形であったのに対して、図6では2つの同心円(の断
片)を結ぶ形状となっている。ここで、カムのフェース
面を構成する同心円の個数を増やすことにより、カムを
小型化しても各フェース面(F1,F2…F7)のカム
の道のりを一定に保つことができるため、ステッピング
モータの取り付け位相が多少ずれても光透過平板を正確
に回動させることができる。
【0045】図3の構成と図6の構成のいずれを選ぶか
は任意であり、カム及びカムピンの製造に用いる材料の
特性や製造の容易さ、あるいは使用時の耐久性などを考
慮した上で選択することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る請求
項1に記載の発明によれば、所定の軸について回転可能
に保持された光透過平板と、前記光透過平板を透過した
光学情報を電気信号に変換する撮像素子を有し、前記光
透過平板を前記軸について所定量回動させることにより
前記撮像素子に入射する光路を変化させて光学情報を増
加させる撮像装置において、前記光透過平板を所定量回
動させるための機構として螺旋形で且つそのカムフェー
ス上に段差を設けたカムを用いることにより、カメラ筐
体の形状に合わせて駆動源を適切に配置しレンズユニッ
トの小型化を図ることができるという効果を有する。
【0047】さらに、本出願に係る請求項2に記載の発
明によれば、所定の軸について回転可能に保持された光
透過平板と、前記光透過平板を透過した光学情報を電気
信号に変換する撮像素子を有し、前記光透過平板を前記
軸について所定量回動させることにより前記撮像素子に
入射する光路を変化させ光学情報を増加させる撮像装置
において、前記光透過平板を所定量回動させるための機
構として複数の径の異なる同心円を結ぶカムフェース上
に段差を設けたカムを用いたことにより、カメラ筐体の
形状に合わせて駆動源を適切に配置しレンズユニットの
小型化を図ることができるという効果を有する。
【0048】さらに、カム上の螺旋形の巻き数、または
同心円の個数を増やすことにより、カムを小型化しても
光透過平板を回動させるためのカム上の道のりを一定に
保つことができるため、カムの駆動源の取り付け位相が
多少ずれても光透過平板を正確に回動させることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例を示す撮像装置の概要図で
ある。
【図2】図1における平行平板ガラス駆動部の概略図で
ある。
【図3】第1の実施例におけるカム及びカムピンの外観
図である。
【図4】図3のカムを90度回転させた時のカム及びカ
ムピンの外観図である。
【図5】本発明に係る実施例におけるカム回転位置とカ
ムリフトの関係である。
【図6】第2の実施例におけるカム及びカムピンの外観
図である。
【図7】従来例における平行平板ガラス駆動装置の概略
図である。
【図8】平行平板ガラスを用いたときの光路ずらしの模
式図である。
【図9】撮像素子の画素配列及び開口例である。
【図10】従来例における平行平板ガラス駆動部の概要
図である。
【図11】従来例におけるカムの主要側面図である。
【符号の説明】
1 レンズ群 2 撮像素子 3 平行平板ガラス駆動部 4 平行平板ガラス 5 光学ローパスフィルター回転機構部 6 光学ローパスフィルター 11 平行平板ガラス 12 保持フレームY 13,14 回転軸部 15 カムピンY 16 保持フレームX 17,18 軸受け部 19 カムピンX 20,21 回転軸部 22 基台 23,24 軸受け部 25,26 コイルバネ 27 Yカム 28 軸部 29 ピニオン 30 ステッピングモータ 31 Xカム 32 軸部 33 ピニオン 34 ステッピングモータ 201 レンズ群 202 撮像素子 203 平行平板ガラス保持フレーム1 204 平行平板ガラス1 205,206 回動軸 207 平行平板ガラス保持フレーム2 208 平行平板ガラス2 209,210 回動軸 211 光学ローパスフィルター 221 平行平板ガラス 222 入射光 223 出射光 231 平行平板ガラス 232 フレームY 233,234 回転軸 235 カムピンY 236 Yカム 237 フレームX 238,239 回転軸 240 カムピンX 241,242 回転軸 243,244 軸受け部 245,246 バネ 247,248 ステッピングモータ 249 Xカム 250 基台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の軸について回転可能に保持された
    光透過平板と、前記光透過平板を透過した光学情報を電
    気信号に変換する撮像素子を有し、前記光透過平板を前
    記軸について所定量回動させることにより前記撮像素子
    に入射する光路を変化させて光学情報を増加させる撮像
    装置において、 前記光透過平板を所定量回動させるための機構として螺
    旋形で且つそのカムフェース上に段差を設けたカムを用
    いることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 所定の軸について回転可能に保持された
    光透過平板と、前記光透過平板を透過した光学情報を電
    気信号に変換する撮像素子を有し、前記光透過平板を前
    記軸について所定量回動させることにより前記撮像素子
    に入射する光路を変化させ光学情報を増加させる撮像装
    置において、 前記光透過平板を所定量回動させるための機構として複
    数の径の異なる同心円を結ぶカムフェース上に段差を設
    けたカムを用いることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 光軸主平面上で撮像素子の垂直方向に平
    行な軸上で回転可能に保持された光透過平板を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 光軸主平面上で撮像素子の水平方向に平
    行な軸上で回転可能に保持された光透過平板を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至2に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 光軸主平面上で撮像素子の水平方向から
    左右どちらかに45度傾いた方向に平行な軸上で回転可
    能に保持された光透過平板を有することを特徴とする請
    求項1乃至2に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 光軸主平面上で撮像素子の垂直方向に平
    行な軸上で回転可能、かつ、水平方向に平行な軸上で回
    転可能に保持された光透過平板を有することを特徴とす
    る請求項1乃至2に記載の撮像装置。
JP7154655A 1995-06-21 1995-06-21 撮像装置 Withdrawn JPH099115A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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