JP2005284130A - レンズ移動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数が少なく簡単な構成でコストが低く抑えられると共に、レンズ鏡筒の位置を調節した後でその位置が移動することを防止できるレンズ移動機構を提供すること。
【解決手段】
レンズ鏡筒を保持する内ケース10に取り付けられ、該内ケース10を左右方向に案内する案内機構24と、内ケース10の左右方向の位置を調節するレンズ位置調節手段40とを備えたレンズ移動機構1であって、レンズ位置調節手段40は、回転つまみ44と、回転つまみ44の回転軸42に直交して取り付けられ略渦巻形状のカム溝43bが形成されたカム43と、カム溝43bに係合する係合ピン45aを具備しカム43の回転により左右方向に移動する内ケース10に取り付けられた係合部材45とを備えて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶プロジェクタ等のレンズ鏡筒を保持・移動するレンズ移動機構に関し、詳細には、前記レンズ鏡筒の移動方向に沿った位置を調節するレンズ位置調節手段を備えたレンズ移動機構に関する。
液晶プロジェクタを室内等に設置する場合、プロジェクタ筐体を室内の壁面や天井等に固定して設置する。その際、投写レンズの光軸がスクリーンに対して正確な位置になるように、液晶プロジェクタを壁面等に対して正確に位置合わせをして取り付ける必要がある。ところが、壁面等に取り付ける際に、取り付け誤差が生じる場合があり、液晶プロジェクタを正確に位置合わせをして取り付けることは困難であった。そのため、液晶プロジェクタを設置した後でレンズ鏡筒を移動させてその位置の微調整を行い、投写レンズの光軸を正確に調節する必要があり、この種の液晶プロジェクタにはレンズ鏡筒の位置を移動させて微調整するレンズ移動機構が設けられている。
従来この液晶プロジェクタのレンズ移動機構として、投写レンズを内部に備えるレンズ鏡筒を保持するレンズ保持部材と、該レンズ保持部材を投写レンズの光軸に対して直交する少なくとも1軸方向に移動自在に案内するスライドレール等で構成されたレンズ保持部材案内手段と、該レンズ保持部材案内手段を支える固定側支持部材と、前記レンズ保持部材を前記レンズ保持部材案内手段で案内された方向に沿って移動させてその位置を調節するレンズ位置調節手段とを備えて構成されたレンズ移動機構がある(例えば特許文献1)。
このレンズ移動機構のレンズ位置調節手段には、例えばモータとギヤボックスとを備えた構成の駆動力付与機構等が用いられていた。この駆動力付与機構は、モータの回転をギヤボックス内のウォームやウォームホイールを介してレンズ保持部材の移動方向の力に変換して伝達し、レンズ保持部材をレンズ保持部材案内手段で案内された方向に沿って移動させてその位置を調節する。
特開平6−331953号公報
ところが従来のレンズ移動機構では、レンズ位置調節手段が、上記したようにモータ等を備えた駆動力付与機構であったため、その構成が複雑で部品点数が多くなり、レンズ移動機構のコストが高くなるという問題があった。また、この従来のレンズ移動機構では、レンズ鏡筒の位置を調節した後で、レンズ鏡筒に強い力や振動等が加わるとレンズ鏡筒の位置が移動して投写レンズの光軸がズレてしまうという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数が少なく簡単な構成でコストが低く抑えられると共に、レンズ鏡筒の位置を調節した後でその位置が移動することを防止できるレンズ移動機構を提供することにある。
上記課題を解決するため本願請求項1に記載の発明は、投写レンズを内部に備えるレンズ鏡筒を保持するレンズ保持部材と、該レンズ保持部材を前記投写レンズの光軸に対して直交する少なくとも1軸方向に移動自在に案内するレンズ保持部材案内手段と、該レンズ保持部材案内手段を支える固定側支持部材と、レンズ保持部材を移動させることで投写レンズの光軸位置を調節するレンズ位置調節手段とを備えたレンズ移動機構であって、レンズ位置調節手段は、回転操作つまみと、該回転操作つまみに加えられた回転力をレンズ保持部材を駆動する直線力に変換して伝達する動力伝達機構とを備え、動力伝達機構は、回転操作つまみに加えられた回転力を容易に直線力に変換してレンズ保持部材に伝達できるが、レンズ保持部材側に加わった力を回転力に変換し回転操作つまみに伝達することが不可能か又は極めて困難に構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ移動機構において、動力伝達機構は、回転操作つまみにその回転軸と直交して取り付けられ、且つ該回転軸中心からの距離が変化する略渦巻形状のカム溝を有する板状のカムと、カムのカム溝に係合する係合ピンを具備しカムの回転により直線方向に移動する係合部材とを備え、係合部材をレンズ保持部材に直接又は部材を介して間接的に連結したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ移動機構において、カムのカム溝は回転操作つまみの外周側に一回転以内で形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載のレンズ移動機構において、係合部材の係合ピンは、回転操作つまみの軸中心を通り且つ係合部材の移動方向を向く線上に略位置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至請求項4に記載のレンズ移動機構において、係合部材が移動することを防止するストッパー機構を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のレンズ移動機構において、ストッパ−機構は、係合部材の係合ピンと回転操作つまみの軸中心を通る線上に略位置する場所で、拘束手段により係合部材を固定側支持部材に取り付けられたフレームに拘束することを特徴とする。
本願請求項1に記載の発明によれば、動力伝達機構は、回転操作つまみに加えられた回転力を容易に直線力に変換してレンズ保持部材に伝達できるが、レンズ保持部材側に加わった力を回転力に変換し回転操作つまみに伝達することが不可能か又は極めて困難に構成されているので、該レンズ位置調節手段でレンズ鏡筒の位置を調節した後で、レンズ鏡筒に外部から強い力や振動等が加わっても、レンズ鏡筒の位置が移動する恐れがないか、又は恐れが極めて少ない。
本願請求項2に記載の発明によれば、動力伝達機構は、回転操作つまみにその回転軸と直交して取り付けられ、且つ該回転軸中心からの距離が変化する略渦巻形状のカム溝を有する板状のカムと、カムのカム溝に係合する係合ピンを具備しカムの回転により直線方向に移動する係合部材とを備え、係合部材をレンズ保持部材に直接又は部材を介して間接的に連結したので、レンズ位置調節手段の部品点数が少なく簡単な構成となり、コストが低く抑えられる。また、係合部材からカムには動力が極めて伝達されにくいため、レンズ位置調節手段でレンズ鏡筒の位置を調節した後で、レンズ鏡筒に外部から振動や強い力が加わってもレンズ鏡筒の位置が移動する恐れがないか、又は恐れが極めて少ない。
本願請求項3に記載の発明によれば、カムのカム溝は回転操作つまみの外周側に一回転以内で形成されているので、操作者が回転つまみの回転量を確認し易く、レンズ鏡筒の移動量を把握し易いので、その位置調整を容易かつ正確に行うことができる。
本願請求項4に記載の発明によれば、係合部材の係合ピンは該係合部材の移動方向を向き回転操作つまみの軸中心を通る線上に略位置するので、レンズ鏡筒に外部から振動や強い力等が加わってそれが係合部材の係合ピンに伝達されても、その力でカムを回転することができないから、レンズ鏡筒の位置が移動する恐れがないか、又は恐れが極めて少ない。
本願請求項5に記載の発明によれば、係合部材が移動することを防止するストッパー機構を設けたので、レンズ鏡筒の位置を調節した後で、レンズ鏡筒に外部から振動や強い力等が加わっても、レンズ鏡筒の位置が移動することを確実に防止できる。
本願請求項6に記載の発明によれば、ストッパ−機構は、係合部材の係合ピンと回転操作つまみの軸中心を通る線上に略位置する場所で、拘束手段により係合部材を固定側支持部材に取り付けられたフレームに拘束するので、請求項4に記載の発明の効果に加えて、係合部材を効果的に拘束できるから、レンズ鏡筒に外部から振動や強い力等が加わっても、レンズ鏡筒の位置が移動することを確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1乃至図4は本発明の実施形態にかかるレンズ移動機構1を示す図で、図1はレンズ移動機構1の正面図、図2は背面図、図3は平面図、図4は右側面図である。レンズ移動機構1は、略円筒形状で内部に投写レンズを備えるレンズ鏡筒(図示せず)を保持するレンズ保持部材である内ケース10と、固定側支持部材である外ケース30と、内ケース10と外ケース30との間に取り付けられた中間ケース20と、内ケース10に保持されたレンズ鏡筒を左右方向(X軸方向)及び上下方向(Y軸方向)に移動させる案内機構(レンズ保持部材案内手段)23、24と、レンズ鏡筒の左右方向(X方向)の位置を調節するレンズ位置調節手段40とを具備して構成される。案内機構23、24は、外ケース30と中間ケース20との間に設けられた第1案内機構23、23と、中間ケース20と内ケース10との間に設けられた第2案内機構24、24とからなる。以下、レンズ移動機構1について詳細に説明する。
内ケース10、中間ケース20、外ケース30はいずれも略平板状の部材で構成されており、図1及び図2に示すように、それらの略中央部には、それぞれ貫通穴11、21、31が形成されている。内ケース10の貫通穴11の径はレンズ鏡筒の径に略等しくなっており、レンズ鏡筒は該貫通穴11を貫通してこれに取り付けられている。また、中間ケース20の貫通穴21と外ケース30の貫通穴31は、共に上下方向(Y軸方向)の径が大きい長円形状で、その上下方向(Y軸方向)の径がレンズ鏡筒の径より所定量(レンズ鏡筒が上下方向に移動する移動量と略等しい量)大きく、左右方向(X軸方向)の径もレンズ鏡筒の径より所定量(レンズ鏡筒が左右方向に移動する移動量と略等しい量)大きくなっており、レンズ鏡筒は余裕を持って貫通穴21、貫通穴31を貫通する。
そして図1に示すように、外ケース30の内部に中間ケース20が収納配置され、中間ケース20の内部に内ケース10が収納配置され、外ケース30の上下方向(Y方向)両内側と中間ケース20の上下方向(Y方向)両外側との間に第1案内機構23、23が取り付けられ、中間ケース20の左右方向(X軸方向)両内側と内ケース10の左右方向(X軸方向)両外側との間に第2案内機構24、24が取り付けられている。
また、内ケース10の上部外側と、中間ケース20の上部下側との間には、弾性体であるコイルバネ25が取り付けられている。さらに、中間ケース20の右部分外側と、外ケース30の右部分内側との間には、弾性体であるコイルバネ35が取り付けられている。
図5は第1案内機構23の構成を示す図で、図5(a)は一部切欠き斜視図、図5(b)はA−A矢視断面図である。図5において、23−1は軌道部材としてのアウターレール、23−2は該アウターレール23−1に収納される形で該アウターレール23−1と相対運動自在に組み込まれたインナーレール、23−3はアウターレール23−1とインナーレール23−2の間を転走する転動体としてのボール、23−4はアウターレール23−1とインナーレール23−2との間で多数のボール23−3を所定間隔で配列して保持するボール保持器としてのリテーナである。
アウターレール23−1は、板状部材からなり長手方向に対して直角な断面形状が略コ字形状で、幅方向両内側に長手方向に沿って転動体転走面23−1aが設けられた構成である。インナーレール23−2は、板状部材からなり長手方向に対して直角な断面形状が略コ字形状で、幅方向両外側に長手方向に沿って転動体転走面23−2aが設けられた構成である。アウターレール23−1の転動体転走面23−1aとインナーレール23−2の転動体転走面23−2aは互いに対向し、両転動体転走面の間にリテーナ23−4に回転自在に保持された多数のボール23−3が配置されている。なお、図示は省略するが第2案内機構24も第1案内機構23と同様の構成で、アウターレール24−1、インナーレール24−2、ボール24−3及びリテーナ24−4を具備している。
図1に示すように、第1案内機構23、23のアウターレール23−1、23−1を外ケース30の上下方向両内側に固定し、インナーレール23−2、23−2を中間ケース20の上下方向両外側に固定する。また、第2案内機構24、24のアウターレール24−1、24−1を中間ケース20の左右方向(X軸方向)両内側に固定し、インナーレール24−2、24−2を内ケース10の左右方向(X軸方向)両外側に固定する。なお、第1案内機構23及び第2案内機構24は上記した構成に限定されるものではなく、例えば、軌道部材としての軌道レールと、該軌道レールに対して相対運動自在に組み込まれた移動部材としての移動ブロックとで構成される直線案内装置等を用いることも可能である。
レンズ位置調節手段40は、図1及び図3に示すように、外ケース30の右側面に取り付けられた上側から見た形状が略コ字状であるフレーム41と、該フレーム41内に設置された略円形の平板形状のカム43と、カム43の中心部を貫通してこれと一体に取り付けられると共にフレーム41の前後方向に貫通してフレーム41に対して回転自在に取り付けられたシャフト(回転軸)42と、該シャフト42のフレーム41の前側に突出した部分に取り付けられた軸状の回転つまみ44と、中間ケース20の右側面に固定され、フレーム41内でカム43に対向する位置まで延伸した板状の係合部材45とを備えて構成されている。
図6は、カム43を示す拡大図で、同図(a)はカム43の正面図であり、同図(b)は同図(a)のB−B断面図である。同図に示すように、カム43はその前面(正面)43aにカム溝43bが形成されている。カム溝43bは、カム43の中心部Oからカム溝43bの幅方向中心までの距離Lが次第に長くなるような略渦巻き形状(渦巻きの一部)の溝部であり、該カム溝43bは、カム43の中心部O回りに一周以内で形成されている。なお、43cはシャフト42が取り付け固定される貫通穴である。
一方、図3に戻って、係合部材45の先端のカム43に対向する面には、カム溝43bに向かって突出した係合ピン45aが設けられ、この係合ピン45aがカム溝43b内にカム43に対して移動可能な状態で挿入係合している。また、図1に示すように、フレーム41の前面部41aには横長の楕円形状の貫通穴41bが設けられ、係合部材45の該貫通穴41bに対向する位置には円形の貫通穴45bが設けられている。
ここで、図7を用いて、レンズ位置調節手段40でレンズ鏡筒の左右方向(X方向)の位置を調節する場合を説明する。まず、図7(a)に示すように、係合ピン45aがカム溝43bの一端部に位置する状態から、回転つまみ44を回転させてカム43を同図に示すC方向に回転させることで、カム溝43bが回転する。すると同図(b)に示すように、係合ピン45aとカム溝43bとの相対位置が変化し、係合ピン45aのカム溝43b内の位置が変化する。ここで、カム溝43bはカム43の中心部Oからの距離Lが次第に大きくなる渦巻き形状に形成されているので、カム溝43bに係合する係合ピン45aの位置が次第に左方向に移動し、係合部材45が左方向に移動する。さらにカム43を回転させると、同図(c)に示すように係合ピン45aがカム溝43bの他端部に到達してカム43の回転が止まる。一方、回転つまみ44を上記した方向と逆の方向に回せば、係合ピン45a及び係合部材45は右方向に移動する。
以上のように、カム43を回転させて、カム溝43bに対する係合ピン45aの位置を、カム溝43bの一端部から他端部まで移動させることで、係合部材45は、図7に示すδだけ左右方向に移動する。従って、回転つまみ44を回転させることで、中間ケース20を外ケース30に対して左右方向に移動することができ、中間ケース20と内ケース10及びこれに固定されたレンズ鏡筒を左右方向に移動させてその位置を調節することができる。
このレンズ位置調節手段40は、上記のように、カム43と係合部材45とで回転つまみ44に加えられた回転力を中間ケース20を左右方向に移動させる直線力に変換して伝達する動力伝達機構として構成されている。従って、レンズ位置調節手段40はその部品点数が少なく、構成が簡単で、且つ低コストで製造できる。
また、カム溝43bに係合する係合ピン45aの中心が、カム43の中心を通るX方向(係合部材15の移動方向)の線上に略位置するので、係合部材45にレンズ保持部材側から力が加わって係合ピン45aがX方向に動こうとしても、係合ピン45aのカム溝43b内における位置はほとんど移動することがない。よってこの動力伝達機構は、カム43の回転運動を係合部材45の左右方向の直線運動に変換して容易に伝達するが、その逆、即ち係合部材45のX方向の直線運動をカム43の回転運動に変換して伝達することが不可能か、又は極めて困難であるという特性を有している。この特性より、レンズ位置調節手段40でレンズ鏡筒の位置を調節して投写レンズの光軸を合わせた後で、レンズ鏡筒に振動や強い力が加わっても、レンズ鏡筒の位置が移動しないか、極めて移動しにくくなる。
さらに、レンズ位置調節手段40でレンズ鏡筒の位置を調節した後でレンズ鏡筒の位置が移動することをより確実に防止するために、フレーム41の前面部41aに設けた貫通穴41bに図示しないボルトを挿通し、該ボルトを係合部材45の貫通穴41bに対向する位置に設けたタップ45bに螺合させて固定することで、係合部材45をフレーム41に対してその位置が移動しないように固定するストッパー機構を設ける。このストッパー機構により、係合部材45が左右方向に移動する恐れが無くなるため、レンズ鏡筒に強い力や振動が加わってもその位置が移動することを確実に防止できる。
なお、ストッパー機構は上記したものに限定されるのではなく、係合部材45をフレーム41に対してその位置が移動しないように固定する機構であれば、どのような機構でもよい。
上記のレンズ位置調節手段40では、回転つまみ44の回転可動域が一回転以下なので、操作者がその回転量を把握し易く、レンズ鏡筒を移動させた移動量がわかり易いため、投写レンズの光軸調整が容易かつ正確に行える。なお、上記実施形態では、カム溝43bは有底の溝部として構成した場合を示したが、カム溝43bはカム43の正面43aから背面43dまで貫通する貫通穴として形成してもよい。また、カム43に設けたカム溝43bの形状を変更して、カム43の中心部Oからカム溝43bまでの距離Lの変化量を調節すれば、係合部材45のストロークδを任意に調節することができるので、レンズ鏡筒の左右方向の移動量を調節することができる。
次に、図8は、第2案内機構24のインナーレール24−2に駆動力を付与する駆動力付与手段50の構成例を示す図で、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図(但しモータ及びねじを除く)である。駆動力付与手段50は、モータ51、該モータ51の回転軸に連結したウォーム52、該ウォーム52に噛み合うウォームホイール53、該ウォームホイール53に連結したねじ軸54、該ねじ軸54に螺合するナット55及び該ナット55とインナーレール23−2を連結する連結部材56を具備する構成である。
上記構成の駆動力付与手段50において、モータ51を回転(正転又は逆転)させるとウォーム52を介してウォームホイール53及びねじ軸54が回転し、ナット55が上下方向(Y軸方向)に移動し、該ナット55に連結部材56を介して連結されたインナーレール23−2が上下方向(Y軸方向)に移動する。これにより、内ケース10が上下方向に移動する。このように、内ケース10を中間ケース20及び外ケース30に対して駆動力付与手段50で上下方向(Y方向)に移動させることにより、内ケース10及びこれに固定されたレンズ鏡筒を上下方向(Y方向)に移動させてその位置を調節することができる。
上記実施形態では、レンズ位置調節手段40は、レンズ鏡筒の左右方向(X方向)の位置を調節する手段として用いたが、駆動力付与手段50に代えてレンズ位置調節手段40を取り付けて、レンズ鏡筒の上下方向(Y方向)の位置調節もレンズ位置調節手段40によって行うように構成してもよい。また、上記実施形態では、第1案内機構23と第2案内機構24とを設けてレンズ保持部材である内ケース10を左右方向(X軸方向)及び上下方向(Y軸方向)の2軸方向に移動する構成としたが、いずれか1軸方向(X軸方向又はY軸方向)にのみに移動する構成とし、該移動方向における移動位置を調節するようにレンズ位置調節手段40を取り付けてもよい。
図9は、上記したレンズ移動機構1を用いた液晶プロジェクタ60の構成例を示す図である。同図において、61はメタルハライドランプ等よりなる光源、62、63は分離用のダイクロイックミラー、64、65は反射ミラー、66、67、68は液晶パネル、69、70は光合成用のダイクロイックミラー、73は投写レンズであり、これらのものは全てプロジェクタ筐体74内に取り付けられている。そしてこの液晶プロジェクタ60は、投写レンズ73を収容するレンズ鏡筒75の外部に、該レンズ鏡筒75を移動させるレンズ移動機構1が取り付けられている。即ち、図1に示すレンズ移動機構1の貫通穴11内にレンズ鏡筒75が固定されている。
光源61より発せられた光は、ダイクロイックミラー62、63により赤色(R)、青色(B)、緑色(G)の3原色の光に分光される。この分光された光は各光路上での液晶パネル66、67、68において各色成分の画像情報に応じて透過率が変調される。この変調された光はダイクロイックミラー69、70により合成される。そしてこの合成された光は投写レンズ73によりスクリーン(図示せず)上に拡大投写される。
この液晶プロジェクタ60を室内の天井や壁面等に取り付けた後で、第2案内機構24、24とレンズ位置調節手段40とでレンズ鏡筒75の左右方向(X方向)の位置を調節すると共に、第1案内機構23、23と駆動力付与手段50とでレンズ鏡筒75の上下方向(Y方向)の位置を調節して、投写レンズ73の光軸を合わせる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
本発明の実施形態にかかるレンズ移動機構1を示す図(正面図)である。 本発明の実施形態にかかるレンズ移動機構1を示す図(背面図)である。 本発明の実施形態にかかるレンズ移動機構1を示す図(平面図)である。 本発明の実施形態にかかるレンズ移動機構1を示す図(右側面図)である。 第1案内機構23を示す図で、同図(a)はその一部切欠き斜視図であり、同図(b)はA−A矢視断面図である。 カム43を示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)はB−B矢視断面図である。 カム43と係合部材45の動作説明図である。 駆動力付与手段50の構成例を示す図で、同図(a)は平面図であり、同図(b)は正面図である。 レンズ移動機構1を用いた液晶プロジェクタ60の構成例を示す図である。
符号の説明
1 レンズ移動機構
10 内側ケース
11 貫通穴
20 中間ケース
21 貫通穴
23 第1案内機構
24 第2案内機構
25 コイルバネ
30 外側ケース
31 貫通穴
35 コイルバネ
40 レンズ位置調節手段
41 フレーム
41a 前面部
41b 貫通穴
42 シャフト(回転軸)
43 カム
43a 正面
43b カム溝
43c 貫通穴
43d 背面
45 係合部材
45a 係合部
45b 貫通穴
50 駆動力付与手段
51 モータ
52 ウォーム
53 ウォームホイール
54 軸
55 ナット
56 連結部材
60 液晶プロジェクタ
61 光源
62 ダイクロイックミラー
66 液晶パネル
69 ダイクロイックミラー
73 投写レンズ
74 プロジェクタ筐体
75 レンズ鏡筒

Claims (6)

  1. 投写レンズを内部に備えるレンズ鏡筒を保持するレンズ保持部材と、該レンズ保持部材を前記投写レンズの光軸に対して直交する少なくとも1軸方向に移動自在に案内するレンズ保持部材案内手段と、該レンズ保持部材案内手段を支える固定側支持部材と、前記レンズ保持部材を移動させることで前記投写レンズの光軸位置を調節するレンズ位置調節手段とを備えたレンズ移動機構であって、
    前記レンズ位置調節手段は、回転操作つまみと、該回転操作つまみに加えられた回転力を前記レンズ保持部材を駆動する直線力に変換して伝達する動力伝達機構とを備え、
    前記動力伝達機構は、前記回転操作つまみに加えられた回転力を容易に前記直線力に変換して前記レンズ保持部材に伝達できるが、前記レンズ保持部材側に加わった力を回転力に変換し前記回転操作つまみに伝達することが不可能か又は極めて困難に構成されていることを特徴とするレンズ移動機構。
  2. 請求項1に記載のレンズ移動機構において、
    前記動力伝達機構は、前記回転操作つまみにその回転軸と直交して取り付けられ、且つ該回転軸中心からの距離が変化する略渦巻形状のカム溝を有する板状のカムと、
    前記カムのカム溝に係合する係合ピンを具備し前記カムの回転により直線方向に移動する係合部材とを備え、
    前記係合部材を前記レンズ保持部材に直接又は部材を介して間接的に連結したことを特徴とするレンズ移動機構。
  3. 請求項2に記載のレンズ移動機構において、
    前記カムのカム溝は前記回転操作つまみの外周側に一回転以内で形成されていることを特徴とするレンズ移動機構。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のレンズ移動機構において、
    前記係合部材の係合ピンは、前記回転操作つまみの軸中心を通り且つ前記係合部材の移動方向を向く線上に略位置することを特徴とするレンズ移動機構。
  5. 請求項2乃至請求項4に記載のレンズ移動機構において、
    前記係合部材が移動することを防止するストッパー機構を設けたことを特徴とするレンズ移動機構。
  6. 請求項5に記載のレンズ移動機構において、
    前記ストッパー機構は、前記係合部材の係合ピンと前記回転操作つまみの軸中心を通る線上に略位置する場所で、拘束手段により前記係合部材を前記固定側支持部材に取り付けられたフレームに拘束することを特徴とするレンズ移動機構。
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