JPH0990735A - 現像ローラ - Google Patents
現像ローラInfo
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- JPH0990735A JPH0990735A JP24341195A JP24341195A JPH0990735A JP H0990735 A JPH0990735 A JP H0990735A JP 24341195 A JP24341195 A JP 24341195A JP 24341195 A JP24341195 A JP 24341195A JP H0990735 A JPH0990735 A JP H0990735A
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面にフッ素樹脂チューブを被覆したローラ
のトナーの付着性を高め、正帯電型トナー用現像ローラ
として良好な現像特性を有する現像ローラを提供する。 【解決手段】 アルミなどの金属からなるローラ芯軸1
上に、導電性ゴム弾性層2を介して、表面粗さ(Rz )
が 5〜30μmのフッ素樹脂チューブ3を被覆した構成と
する。
のトナーの付着性を高め、正帯電型トナー用現像ローラ
として良好な現像特性を有する現像ローラを提供する。 【解決手段】 アルミなどの金属からなるローラ芯軸1
上に、導電性ゴム弾性層2を介して、表面粗さ(Rz )
が 5〜30μmのフッ素樹脂チューブ3を被覆した構成と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写機などの
静電潜像現像装置に使用される現像用導電性ローラに関
する。
静電潜像現像装置に使用される現像用導電性ローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子複写機、レーザビームプリン
タ、ファクシミリなどにおいては、感光体ドラム表面に
形成保持された静電潜像を現像ローラを用いて現像処理
する方式が広く用いられている。すなわち、この方式
は、例えば図2に示すように、現像ローラ4の表面に一
成分系非磁性現像剤(トナー)5の薄膜層を形成し、こ
れを感光体ドラム6上の静電潜像に付着させるもので、
トナー5は主として摩擦接触により帯電し、その静電引
力や物理的な吸着力によって、現像ローラ4の表面に付
着され、感光体ドラム6へと搬送される。なお、図3に
おいて、7はトナー供給ローラ、8は現像ローラ1表面
のトナー層を規制するブレードを示している。
タ、ファクシミリなどにおいては、感光体ドラム表面に
形成保持された静電潜像を現像ローラを用いて現像処理
する方式が広く用いられている。すなわち、この方式
は、例えば図2に示すように、現像ローラ4の表面に一
成分系非磁性現像剤(トナー)5の薄膜層を形成し、こ
れを感光体ドラム6上の静電潜像に付着させるもので、
トナー5は主として摩擦接触により帯電し、その静電引
力や物理的な吸着力によって、現像ローラ4の表面に付
着され、感光体ドラム6へと搬送される。なお、図3に
おいて、7はトナー供給ローラ、8は現像ローラ1表面
のトナー層を規制するブレードを示している。
【0003】しかして、このような一成分系非磁性現像
方式に用いるトナーや感光体は、負に帯電する負帯電型
のものが一般的であったが、近時、正に帯電する正帯電
型のものを使用した場合に、オゾンの発生量を低減でき
るなどの利点を有することが知られるようになり、かか
る正帯電型のトナーや感光体、また、これに用いる現像
ローラの開発が進められている。
方式に用いるトナーや感光体は、負に帯電する負帯電型
のものが一般的であったが、近時、正に帯電する正帯電
型のものを使用した場合に、オゾンの発生量を低減でき
るなどの利点を有することが知られるようになり、かか
る正帯電型のトナーや感光体、また、これに用いる現像
ローラの開発が進められている。
【0004】ところで、一般に、現像ローラは、金属芯
軸上に、カーボンブラックや金属粉などの導電性物質を
混入することにより導電性を付与したゴム材料、たとえ
ばシリコーンゴム、天然ゴム、アクリロニトリルブタジ
エンゴム(NBR)、ウレタンゴム、エチレンプロピレ
ンゴムなどを被覆した構造を有するが、上記のように、
トナーを正に帯電させるためには、摩擦帯電列の負極側
の材料を用いた現像ローラが必要である。
軸上に、カーボンブラックや金属粉などの導電性物質を
混入することにより導電性を付与したゴム材料、たとえ
ばシリコーンゴム、天然ゴム、アクリロニトリルブタジ
エンゴム(NBR)、ウレタンゴム、エチレンプロピレ
ンゴムなどを被覆した構造を有するが、上記のように、
トナーを正に帯電させるためには、摩擦帯電列の負極側
の材料を用いた現像ローラが必要である。
【0005】現在知られる帯電列の最も負極側にある材
料は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)や
パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)などのフッ素樹
脂である。
料は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)や
パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)などのフッ素樹
脂である。
【0006】しかしながら、PTFEなどの融点の高い
フッ素樹脂は、導電性ゴム層上に成型することは困難
で、また、成型温度を下げるため、融点の低いバインダ
ー樹脂を配合すると、バインダー樹脂の帯電性が現れ、
所期の性能が得られなくなる。これに対し、PFAなど
は押出成形が可能なため、チューブ状に成型して被覆す
ることができる。
フッ素樹脂は、導電性ゴム層上に成型することは困難
で、また、成型温度を下げるため、融点の低いバインダ
ー樹脂を配合すると、バインダー樹脂の帯電性が現れ、
所期の性能が得られなくなる。これに対し、PFAなど
は押出成形が可能なため、チューブ状に成型して被覆す
ることができる。
【0007】しかしながら、フッ素樹脂チューブを被覆
したローラでは、チューブの表面粗さがRz= 2μm以下
と非常に小さいために、ブレードの圧接によって、トナ
ーの多くがローラ表面から脱落してしまい、トナー層が
形成されず、現像は事実上困難であった。
したローラでは、チューブの表面粗さがRz= 2μm以下
と非常に小さいために、ブレードの圧接によって、トナ
ーの多くがローラ表面から脱落してしまい、トナー層が
形成されず、現像は事実上困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、正帯電型
トナー用現像ローラとして、摩擦帯電列の中で最も負極
側にあるフッ素樹脂のチューブを被覆したローラが検討
されているが、チューブの表面粗さが小さいために、ト
ナー層が形成されず、現像不良を生ずるという問題があ
る。
トナー用現像ローラとして、摩擦帯電列の中で最も負極
側にあるフッ素樹脂のチューブを被覆したローラが検討
されているが、チューブの表面粗さが小さいために、ト
ナー層が形成されず、現像不良を生ずるという問題があ
る。
【0009】本発明はこのような従来の事情に対処して
なされたもので、表面にフッ素樹脂チューブを被覆した
ローラのトナーの付着性を高め、正帯電型トナーによる
現像を良好に行うことができる現像ローラを提供するこ
とを目的とする。
なされたもので、表面にフッ素樹脂チューブを被覆した
ローラのトナーの付着性を高め、正帯電型トナーによる
現像を良好に行うことができる現像ローラを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表層がフッ素
樹脂チューブからなる現像ローラにおいて、前記フッ素
樹脂チューブの表面粗さ(Rz )を 5〜30μmとしたこ
とを特徴としている。本発明において、フッ素樹脂チュ
ーブの表面粗さ(Rz )を上記範囲に限定したのは、フ
ッ素樹脂チューブの表面粗さ(Rz )が 5μmの未満で
は、トナー層の形成が不十分となって現像能が低下し、
逆に、表面粗さ(Rz )が30μmを越えると、現像ロー
ラ表面模様が通紙画像に現れるようになるからである。
なお、より好ましい表面粗さ(Rz )の範囲は、10〜20
μmである。このような表面粗さを得るには、例えば被
覆後に、ブラスト処理を行えばよく、その際の研磨材の
種類や粒径、あるいはそれらの吹付圧や吹付距離などの
条件を適宜調整することにより、所望の表面粗さを得る
ことができる。また、本発明において、このフッ素樹脂
チューブの電気抵抗は、108 Ω・cm以下であることが望
ましい。
樹脂チューブからなる現像ローラにおいて、前記フッ素
樹脂チューブの表面粗さ(Rz )を 5〜30μmとしたこ
とを特徴としている。本発明において、フッ素樹脂チュ
ーブの表面粗さ(Rz )を上記範囲に限定したのは、フ
ッ素樹脂チューブの表面粗さ(Rz )が 5μmの未満で
は、トナー層の形成が不十分となって現像能が低下し、
逆に、表面粗さ(Rz )が30μmを越えると、現像ロー
ラ表面模様が通紙画像に現れるようになるからである。
なお、より好ましい表面粗さ(Rz )の範囲は、10〜20
μmである。このような表面粗さを得るには、例えば被
覆後に、ブラスト処理を行えばよく、その際の研磨材の
種類や粒径、あるいはそれらの吹付圧や吹付距離などの
条件を適宜調整することにより、所望の表面粗さを得る
ことができる。また、本発明において、このフッ素樹脂
チューブの電気抵抗は、108 Ω・cm以下であることが望
ましい。
【0011】本発明の現像ローラにおいては、上記した
ような通常より表面粗さの大きいフッ素樹脂チューブを
被覆するようにしたことにより、トナーを十分に正極性
に帯電することができるとともに、表面にかかる正極性
に帯電したトナーの薄膜層を形成することが可能とな
り、正帯電型トナー用現像ローラとして良好な現像特性
を有したものとなる。
ような通常より表面粗さの大きいフッ素樹脂チューブを
被覆するようにしたことにより、トナーを十分に正極性
に帯電することができるとともに、表面にかかる正極性
に帯電したトナーの薄膜層を形成することが可能とな
り、正帯電型トナー用現像ローラとして良好な現像特性
を有したものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の現像ローラの一例
を示す横断面図である。図1に示すように、この現像ロ
ーラは、アルミなどの金属からなるローラ芯軸1上に、
導電性ゴム弾性層2を介して、ブラスト処理などにより
表面粗さ(Rz)が 5〜30μmとされた体積固有抵抗が1
08 Ω・cm以下のフッ素樹脂チューブ3を被覆した構造
を有する。
を用いて説明する。図1は、本発明の現像ローラの一例
を示す横断面図である。図1に示すように、この現像ロ
ーラは、アルミなどの金属からなるローラ芯軸1上に、
導電性ゴム弾性層2を介して、ブラスト処理などにより
表面粗さ(Rz)が 5〜30μmとされた体積固有抵抗が1
08 Ω・cm以下のフッ素樹脂チューブ3を被覆した構造
を有する。
【0013】導電性ゴム弾性層2は、例えば天然ゴム
や、ブタジエンゴム、スチレンゴム、クロロプレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレンプロピレ
ンゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴムに、導電性カー
ボンなどの導電性付与剤および加硫剤を配合し、さら
に、必要に応じて加硫助剤、その他の添加剤を配合した
ものにより形成されるが、ゴム硬度(JIS A )が10〜70
で、体積固有抵抗が103 〜108 Ω・cmの範囲とすること
が望ましい。
や、ブタジエンゴム、スチレンゴム、クロロプレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレンプロピレ
ンゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴムに、導電性カー
ボンなどの導電性付与剤および加硫剤を配合し、さら
に、必要に応じて加硫助剤、その他の添加剤を配合した
ものにより形成されるが、ゴム硬度(JIS A )が10〜70
で、体積固有抵抗が103 〜108 Ω・cmの範囲とすること
が望ましい。
【0014】また、フッ素樹脂チューブ3には、PFA
チューブやFEP(フッ化エチレンプロピレン樹脂)チ
ューブなどが使用されるが、その厚さとしては、30〜15
0 μmの範囲のものが適当である。
チューブやFEP(フッ化エチレンプロピレン樹脂)チ
ューブなどが使用されるが、その厚さとしては、30〜15
0 μmの範囲のものが適当である。
【0015】このような現像ローラを得るには、例え
ば、予め作製したフッ素樹脂チューブ3を円筒状金型の
内周面に装着するとともに、金型の中心にプライマー処
理したローラ芯軸1を同軸的に保持し、この状態で、こ
れらのローラ芯軸とフッ素樹脂チューブ3の間に、導電
性ゴム材料を注入して成型し、脱型後、フッ素樹脂チュ
ーブの表面を表面粗さが上記範囲となるようにブラスト
処理を行えばよい。
ば、予め作製したフッ素樹脂チューブ3を円筒状金型の
内周面に装着するとともに、金型の中心にプライマー処
理したローラ芯軸1を同軸的に保持し、この状態で、こ
れらのローラ芯軸とフッ素樹脂チューブ3の間に、導電
性ゴム材料を注入して成型し、脱型後、フッ素樹脂チュ
ーブの表面を表面粗さが上記範囲となるようにブラスト
処理を行えばよい。
【0016】このようにして得られた現像ローラは、ト
ナーを十分に正極に帯電することができるうえ、トナー
の付着性が良好で、均一なトナー薄膜層を形成すること
ができる。したがって、正帯電型トナー用現像ローラと
して有用で、良好な現像処理を行うことができる。
ナーを十分に正極に帯電することができるうえ、トナー
の付着性が良好で、均一なトナー薄膜層を形成すること
ができる。したがって、正帯電型トナー用現像ローラと
して有用で、良好な現像処理を行うことができる。
【0017】なお、本発明において、必要ならば、導電
性ゴム弾性層2とフッ素樹脂チューブ3の間に他の被覆
層を設けるようにしてもよい。
性ゴム弾性層2とフッ素樹脂チューブ3の間に他の被覆
層を設けるようにしてもよい。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を記載する。
【0019】実施例1 常法により作製した表面粗さRz 1.5 μm以下、体積固
有抵抗 1×107 Ω・cm、厚さ30μmのPFAチューブ
を、内径20mmの円筒状金型の内周面に装着するととも
に、この金型の中心にプライマー処理したアルミ芯軸
(外径10mm、胴長 320mm)を同軸的に保持し、この状態
で、これらのアルミ芯軸とPFAチューブの間に、体積
固有抵抗 1×105 Ω・cmの導電性LTVシリコーンゴム
を注型し、 130℃で45分間加硫した。次いで、脱型後、
さらに、 200℃で 4時間の 2次加硫を行った。この後、
PFAチューブの表面をブラスト処理により粗面化し、
表面粗さRz= 5μmの現像ローラを得た。
有抵抗 1×107 Ω・cm、厚さ30μmのPFAチューブ
を、内径20mmの円筒状金型の内周面に装着するととも
に、この金型の中心にプライマー処理したアルミ芯軸
(外径10mm、胴長 320mm)を同軸的に保持し、この状態
で、これらのアルミ芯軸とPFAチューブの間に、体積
固有抵抗 1×105 Ω・cmの導電性LTVシリコーンゴム
を注型し、 130℃で45分間加硫した。次いで、脱型後、
さらに、 200℃で 4時間の 2次加硫を行った。この後、
PFAチューブの表面をブラスト処理により粗面化し、
表面粗さRz= 5μmの現像ローラを得た。
【0020】実施例2〜4 PFAチューブに対するブラスト処理条件を変えた以外
は実施例1と同様にして、PFAチューブの表面粗さR
z がそれぞれ10μm、20μm、30μmのローラを作製し
た。
は実施例1と同様にして、PFAチューブの表面粗さR
z がそれぞれ10μm、20μm、30μmのローラを作製し
た。
【0021】上記各実施例で得られた各現像ローラの現
像性能を評価するため、実機試験により画像のかぶりの
有無、およびトナー層形成の良否、すなわち、トナーの
薄膜層が均一に形成されているか否かを調べた。結果を
表1に示す。なお、画像のかぶりは、本来無地であるべ
きところが着色する現象をいい、トナーの正帯電が不十
分であると、トナーの付着が不要な感光体の正電荷部分
にトナ−が付着する結果生ずるものである。
像性能を評価するため、実機試験により画像のかぶりの
有無、およびトナー層形成の良否、すなわち、トナーの
薄膜層が均一に形成されているか否かを調べた。結果を
表1に示す。なお、画像のかぶりは、本来無地であるべ
きところが着色する現象をいい、トナーの正帯電が不十
分であると、トナーの付着が不要な感光体の正電荷部分
にトナ−が付着する結果生ずるものである。
【0022】また、表1には、比較例1として、ブラス
ト処理を行わなかった以外は実施例と同様に製造したロ
ーラ、また、比較例2として、アルミ芯軸(外径10mm、
胴長320mm)上にプライマーを介して体積固有抵抗 1×1
05 Ω・cmの導電性熱加硫型シリコーンゴムを被覆し、
160℃で30分間プレス加硫した後、 200℃で 4時間の2次
加硫を行い、さらに、円筒研削盤を用いて表面を研削し
て厚さ 5mmのシリコーンゴム層を形成した後、このシリ
コーンゴム層の表面に、PTFEとウレタン樹脂との混
合ディスパージョンを塗布焼成して、表面粗さRz 10μ
m、体積固有抵抗 1×107 Ω・cm、厚さ20μmのPTF
E層を形成したローラの例を併せ示した。
ト処理を行わなかった以外は実施例と同様に製造したロ
ーラ、また、比較例2として、アルミ芯軸(外径10mm、
胴長320mm)上にプライマーを介して体積固有抵抗 1×1
05 Ω・cmの導電性熱加硫型シリコーンゴムを被覆し、
160℃で30分間プレス加硫した後、 200℃で 4時間の2次
加硫を行い、さらに、円筒研削盤を用いて表面を研削し
て厚さ 5mmのシリコーンゴム層を形成した後、このシリ
コーンゴム層の表面に、PTFEとウレタン樹脂との混
合ディスパージョンを塗布焼成して、表面粗さRz 10μ
m、体積固有抵抗 1×107 Ω・cm、厚さ20μmのPTF
E層を形成したローラの例を併せ示した。
【0023】
【表1】 表1からも明らかなように、本発明に係るローラは、ト
ナーを十分に正極に帯電することができ、かつ、トナー
層の形成も良好で、優れた現像性能を有していたのに対
し、表面粗さの小さい比較例1ではトナー層の形成が不
十分で、また、バインダー樹脂が混合されたPTFE層
が形成された比較例2では、トナー層の形成は良好であ
ったものの、トナーの帯電不足を示す画像のかぶりがみ
られた。
ナーを十分に正極に帯電することができ、かつ、トナー
層の形成も良好で、優れた現像性能を有していたのに対
し、表面粗さの小さい比較例1ではトナー層の形成が不
十分で、また、バインダー樹脂が混合されたPTFE層
が形成された比較例2では、トナー層の形成は良好であ
ったものの、トナーの帯電不足を示す画像のかぶりがみ
られた。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の現像ローラは、トナーを十分に正極に帯電するこ
とができ、かつ、トナー層の形成も良好に行うことがで
きるため、正帯電型トナー用現像ローラとして適用可能
で、信頼性の高い現像処理を行うことができる。
発明の現像ローラは、トナーを十分に正極に帯電するこ
とができ、かつ、トナー層の形成も良好に行うことがで
きるため、正帯電型トナー用現像ローラとして適用可能
で、信頼性の高い現像処理を行うことができる。
【図1】本発明の現像ローラの一実施例を示す横断面
図。
図。
【図2】現像ローラを備えた静電潜像現像装置の構成を
概略的に示す図。
概略的に示す図。
1………ローラ芯軸 2………導電性ゴム弾性層 3………フッ素樹脂チューブ
Claims (1)
- 【請求項1】 表層がフッ素樹脂チューブからなる現像
ローラにおいて、前記フッ素樹脂チューブの表面粗さ
(Rz )を 5〜30μmとしたことを特徴とする現像ロー
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24341195A JPH0990735A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 現像ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24341195A JPH0990735A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 現像ローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990735A true JPH0990735A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17103471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24341195A Withdrawn JPH0990735A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 現像ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0990735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6321057B1 (en) * | 1998-09-03 | 2001-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus wherein a developer cloud coats a developer bearing member |
KR100497488B1 (ko) * | 2003-02-11 | 2005-07-01 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 현상롤러 제조방법 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP24341195A patent/JPH0990735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6321057B1 (en) * | 1998-09-03 | 2001-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus wherein a developer cloud coats a developer bearing member |
KR100497488B1 (ko) * | 2003-02-11 | 2005-07-01 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 현상롤러 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |