JPH0990696A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

Info

Publication number
JPH0990696A
JPH0990696A JP7241179A JP24117995A JPH0990696A JP H0990696 A JPH0990696 A JP H0990696A JP 7241179 A JP7241179 A JP 7241179A JP 24117995 A JP24117995 A JP 24117995A JP H0990696 A JPH0990696 A JP H0990696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
transfer belt
intermediate transfer
color
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7241179A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7241179A priority Critical patent/JPH0990696A/ja
Publication of JPH0990696A publication Critical patent/JPH0990696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、感光体の初期動作で感光体及び現
像手段に不具合を生じさせる影響を与え、感光体、中間
転写ベルト及び現像手段の各初期動作で不必要な処理を
行うという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、電源オン時に感光体12の
初期動作の実行を、各色毎の現像手段23〜26の初期
設定動作終了後に開始させる手段49を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多色複写機、多色フ
ァクシミリ、多色プリンタ等の多色画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多色複写機、多色ファクシミリ、多色プ
リンタ等の多色画像形成装置には、回転可能な感光体
と、この感光体を帯電する帯電手段と、この帯電手段に
よって帯電された前記感光体を転写紙上で重ね合わせら
れるべき各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手
段と、前記感光体に並列に配置され前記露光手段による
露光で前記感光体上に形成された各色画像毎の静電潜像
を現像する各色毎の現像手段と、この各色毎の現像手段
を現像可能状態と非現像状態とに切り替え可能な現像切
り替え手段と、前記感光体に対向配置され前記各色毎の
現像手段による現像で前記感光体上に形成される各色の
トナー像が順次に重ねて合わせて転写される回転可能な
中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに対向配置され
て該中間転写ベルトとの間に転写紙が通紙され該転写紙
へ前記中間転写ベルト上に重ねて合わせて転写されたト
ナー像を転写する回転可能な紙転写体と、前記感光体上
の顕像の濃度を光学的に検知する光センサと、前記感光
体をクリーニングする感光体クリーニング部とを有し、
電源オン時に感光体、現像手段及び中間転写ベルトが各
々独自の初期動作を実行して感光体のクリーニング等を
行うものがある。
【0003】現像手段としては、現像ローラを正転させ
ることにより現像ローラ上の現像剤の穂で感光体上の静
電潜像を現像し、現像ローラを逆転させることにより現
像ローラ上の現像剤の穂を切って非現像状態とする現像
装置が実用されている。また、中間転写ベルトを感光体
に対して接離させる機構や、紙転写体を中間転写ベルト
に対して接離させる機構が実用されている。
【0004】また、特開昭59ー206850号公報に
は、貯溜部内の現像剤を現像ローラの外周面に供給し、
該外周面上に磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシの高
さを規制ブレードで調整して像担持体上の潜像を現像
し、こののち現像ローラ上の現像剤をスクレーパーで貯
溜部内に回収する現像装置において、前記現像ローラに
現像剤を供給すると共に、現像剤を撹拌する現像剤供給
撹拌部材を前記貯溜部内に配設し、現像時に前記現像ロ
ーラおよび現像剤供給撹拌部材を作動し、非現像時に至
ると前記現像剤供給撹拌部材を不作動としたのち所定時
間経過後に前記現像ローラを不作動とする制御回路を配
設し、非現像時に現像ローラ外周面の現像剤を除去する
ことを特徴とする現像装置が記載されている。
【0005】特開平2ー106763号公報には、ロー
ラ間に張架されたベルト状感光体の上方部に現像装置を
対向配置し、この現像装置下流側のローラ部において感
光体に当接する転写体を配置し、転写チャージャにより
この転写体に感光体上のトナーを転写させる、転写体を
有する画像形成装置において、少なくとも画像形成装置
本体の電源投入直後およびジャム、トナー補給等のトラ
ブル解消直後に、前記感光体、転写体、転写チャージャ
および転写体のクリーナを作動させる手段を設けたこと
を特徴とする、転写体を有する画像形成装置が記載され
ている。
【0006】特開昭55ー35308号公報には、作像
中(像形成、転写完了前)に電源が遮断された際に感光
体を所定回転させた後に停止させる像形成装置が記載さ
れている。特開昭56ー126873号公報、特開昭5
6ー126875号公報、特開昭56ー126876号
公報、特開平2ー181761号公報には、感光体に対
して転写ローラや転写ドラムを接離させるものが記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記多色画像形成装置
では、現像手段と感光体は電源オン時にそれぞれ初期動
作を実行するが、現像手段が現像可能な状態で電源が遮
断される可能性があるので、電源オン直後において現像
手段の初期動作終了以前に現像手段が現像可能な状態で
感光体の初期動作を実行する場合がある。この場合に
は、感光体の回動による現像手段の現像剤と感光体との
摩擦によってトナーが感光体に付着し、現像剤が2成分
現像剤であればキャリアまで感光体に付着する。
【0008】このため、感光体の初期動作で感光体のク
リーニングが完了しなくなるだけでなく、機械的なダメ
ージを与え、画像不良等が発生する可能性がある。ま
た、感光体の初期動作として感光体の正転動作だけでな
く逆転動作がある場合には、感光体クリーニング部に残
留するトナーが感光体を介して現像状態にある現像手段
の現像剤(磁気ブラシ)に付着する恐れもある。
【0009】また、電源オン直後に感光体、中間転写ベ
ルト及び現像手段が各々実行する独自の初期動作では、
感光体と中間転写ベルト、中間転写ベルトと紙転写体が
それぞれ離間状態であることが望ましい。しかし、感光
体と中間転写ベルト、中間転写ベルトと紙転写体が接離
可能であるので、感光体と中間転写ベルト、中間転写ベ
ルトと紙転写体が接触した状態で電源が遮断される可能
性がある。このため、中間転写ベルトの初期動作では、
感光体と中間転写ベルト、中間転写ベルトと紙転写体が
接触した状態であれば、中間転写ベルトをクリーニング
する処理を追加する必要があって不必要な処理を追加し
なければならず、立ち上がり時間が長くなる。また、感
光体の初期動作では、感光体と中間転写ベルトが接触し
た状態であれば、感光体上の顕像の濃度を光学的に検知
する光センサのキャリブレーションのための感光体クリ
ーニグ処理が必要があって不必要な処理を追加しなけれ
ばならず、立ち上がり時間が長くなる。
【0010】本発明は、感光体、中間転写ベルト及び現
像手段の各初期動作の変更判定ができ、感光体及び現像
手段に不具合を生じさせる影響を与えることなく感光体
の初期動作を実行でき、感光体、中間転写ベルト及び現
像手段の各初期動作を不必要な処理を行うことなく実行
することが可能である多色画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転可能な感光体と、この
感光体を帯電する帯電手段と、この帯電手段によって帯
電された前記感光体を転写紙上で重ね合わせられるべき
各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手段と、前
記感光体に並列に配置され前記露光手段による露光で前
記感光体上に形成された各色画像毎の静電潜像を現像す
る各色毎の現像手段と、この各色毎の現像手段を現像可
能状態と非現像状態とに切り替え可能な現像切り替え手
段と、前記感光体に対向配置され前記各色毎の現像手段
による現像で前記感光体上に形成される各色のトナー像
が順次に重ねて合わせて転写される回転可能な中間転写
ベルトと、この中間転写ベルトに対向配置されて該中間
転写ベルトとの間に転写紙が通紙され該転写紙へ前記中
間転写ベルト上に重ねて合わせて転写されたトナー像を
転写する回転可能な紙転写体とを有する多色画像形成装
置において、電源オン時に前記感光体の初期動作の実行
を、前記各色毎の現像手段の初期設定動作終了後に開始
させる手段を備えたものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の多
色画像形成装置において、前記各色毎の現像手段を初期
設定動作で現像不動作状態にする手段を備えたものであ
る。
【0013】請求項3記載の発明は、回転可能な感光体
と、この感光体を帯電する帯電手段と、この帯電手段に
よって帯電された前記感光体を転写紙上で重ね合わせら
れるべき各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手
段と、前記感光体に並列に配置され前記露光手段による
露光で前記感光体上に形成された各色画像毎の静電潜像
を現像する各色毎の現像手段と、この各色毎の現像手段
を現像可能状態と非現像状態とに切り替え可能な現像切
り替え手段と、前記感光体に対向配置され前記各色毎の
現像手段による現像で前記感光体上に形成される各色の
トナー像が順次に重ねて合わせて転写される回転可能な
中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに対向配置され
て該中間転写ベルトとの間に転写紙が通紙され該転写紙
へ前記中間転写ベルト上に重ねて合わせて転写されたト
ナー像を転写する回転可能な紙転写体と、前記感光体と
前記中間転写ベルトとの接離を検知する第1の接離検知
手段と、前記中間転写ベルトと前記紙転写体との接離を
検知する第2の接離検知手段と、前記感光体と前記中間
転写ベルトとを接離させる動作を行う第1の接離動作手
段と、前記中間転写ベルトと前記紙転写体とを接離させ
る動作を行う第2の接離動作手段とを有する多色画像形
成装置において、前記各色毎の現像手段の現像動作状態
を設定保持し、この現像動作状態は前記各色毎の現像手
段の少なくとも1つの現像手段が現像状態開始から非現
像状態に至るまでを現像可能状態とする手段と、前記感
光体と前記中間転写ベルトとの接離状態、及び前記中間
転写ベルトと前記紙転写体との接離状態を第1の接離動
作状態、第2の接離動作状態として設定保持する手段と
を備えたものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の多
色画像形成装置において、電源オン時に前記各色毎の現
像手段の現像動作状態によって前記各色毎の現像手段の
初期設定動作を変更する手段を備えたものである。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項3記載の多
色画像形成装置において、前記第1の接離動作状態、前
記第2の接離動作状態を各々前記第1の接離検知手段及
び前記第2の接離検知手段と前記第1の接離動作手段及
び前記第2の接離動作手段の状態によって判定する手段
を備えたものである。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項3記載の多
色画像形成装置において、電源オン時に前記各色毎の現
像手段の現像動作状態によって前記感光体の初期動作を
変更する手段を備えたものである。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項3記載の多
色画像形成装置において、電源オン時に前記第1の接離
動作状態、前記第2の接離動作状態によって前記中間転
写ベルトの初期動作を変更する手段を備えたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は請求項1、2記載の発明の
一実施形態例の概略を示す。この実施形態例は、デジタ
ル多色複写装置からなる多色画像形成装置の例であり、
カラー画像読み取り装置1とカラー画像記録装置2を有
する。カラー画像読み取り装置1は、原稿台3上の原稿
4を照明ランプ5により照明し、その反射光像をミラー
群6〜8およびレンズ9を介してカラーセンサー10に
結像するとともに、照明ランプ5及びミラー群6〜8の
移動により原稿4を走査して原稿4のカラー画像情報を
例えば青(以下Bという)、緑(以下Gという)、赤
(以下Rという)毎に色分解して読み取り、電気的な画
像信号に変換する。カラーセンサー10は、B、G、R
毎の色分解可能なCCD(光電変換素子)で構成され、
B、G、R3色同時読み取りが可能である。カラーセン
サー10で得られたB、G、Rの色毎の画像信号は画像
処理手段としての画像処理部(図示せず)で色変換処理
を受けてカラー画像記録装置2において顕像化するため
の黒(以下Kと称する)、シアン(以下Cと称する)、
マゼンタ(以下Mと称する)、イエロー(以下Yと称す
る)のカラー画像データに変換される。
【0019】ここに、K、C、M、Yの各色のカラー画
像データは、1色毎にカラー画像読み取り装置1のスキ
ャナスタート信号に同期してカラー画像記録装置2に出
力される。この動作が合計4回繰り返されることによっ
て4色分順次カラー画像データがカラー画像記録装置2
において順次顕像化されてこれらが重ね合わせられてフ
ルカラー画像が形成される。
【0020】カラー画像記録装置2においては、露光手
段としての書き込み光学ユニット11は、上記画像処理
部からのカラー画像データを光信号に変換して感光体、
例えば感光体ドラム12に対して原稿画像に対応した光
書き込みを行なって静電潜像を形成する。書き込み光学
ユニット11は、半導体レーザ13を発光駆動制御部
(図示せず)で上記画像処理部からのカラー画像データ
により駆動制御してカラー画像データにより強度変調さ
れたレーザ光を出射させ、このレーザ光をモータ14で
回転駆動される回転多面鏡15により偏向走査してf/
θレンズ16及び反射ミラー17を介して感光体ドラム
12へ照射する。
【0021】感光体ドラム12は駆動部により回転駆動
されて矢印の如く反時計方向に回転するが、感光体ドラ
ム12の回りにはその回転方向に沿って感光体クリーニ
ング装置(クリーニングブレードやクリーニング前除電
器18を含む)19、除電ランプ20、帯電手段として
の帯電器21、電位センサ22、K現像器23、C現像
器24、M現像器25、Y現像器26,現像濃度パター
ン検知器27、中間転写ベルト28などが配置されてい
る。
【0022】現像手段としての各色現像器23〜26
は、感光体ドラム12と並列に配置され、図3に示すよ
うに感光体ドラム12上の静電潜像を現像するために現
像ブラシ(現像剤の穂)を形成して図示矢印方向へ回転
する現像ローラ231,241,251,261と、回
転により内部の現像剤を汲み上げて攪拌する現像パドル
232,242,252,262および現像剤のトナー
濃度を検知するトナー濃度検知センサ233,243,
253,263などで構成されている。
【0023】各色現像器23〜26の現像ローラ23
1,241,251,261は後述する現像ローラ駆動
モータにより正逆駆動される。この現像ローラ231,
241,251,261は、現像ローラ駆動モータの回
転方向によって現像可能状態と現像不能状態とに切り替
わり、すなわち、現像ローラ駆動モータが図3の矢印方
向に正転する場合には現像剤の穂が立って現像可能状態
となり、図3の矢印方向と逆の方向に逆転する場合には
現像剤が穂切り状態になつて現像不能状態となる。
【0024】また、中間転写ベルト28を含む中間転写
部においては、図4に示すように中間転写ベルト28
は、感光体ドラム12に対向配置され、バイアスローラ
29、30、正逆転可能な転写ベルト駆動ローラ31、
従動ローラ32、33に掛け渡されて転写ベルト駆動ロ
ーラ31により回転駆動される。この中間転写ベルト2
8は、バイアスローラ29、30によって感光体ドラム
12と接触するとともに転写用電源からバイアスローラ
29、30を介して転写バイアスが印加されて感光体ド
ラム12上の各色のトナー像が重ねて転写される。
【0025】転写手段としての紙転写ユニット34は、
中間転写ベルト28に対向配置された紙転写体としての
紙転写バイアスローラ35、ローラークリーニングブレ
ード36、接離機構などで構成されている。紙転写バイ
アスローラ35は、通常、中間転写ベルト28から離間
しているが、中間転写ベルト28に形成された4色の重
ね画像が転写紙にー括して転写される時にタイミングを
取って接離機構で押圧されて中間転写ベルト28に当接
し、転写用電源から紙転写バイアスローラ35に転写バ
イアスが印加されて中間転写ベルト28上のトナー像が
転写ベルト駆動ローラ31の所で紙転写バイアスローラ
35と中間転写ベルト28との間を通過する転写紙へ転
写される。
【0026】転写紙へトナー像を転写した後の中間転写
ベルト28は中間転写ベルトクリーニングユニット36
によりクリーニングされる。スイーパブラシ37は、感
光体ドラム12及び転写紙と中間転写ベルト28との間
でのトナー像転写によって発生する中間転写ベルト28
上のフィルミングを防止するためにコーティング剤を中
間転写ベルト28に塗布する。
【0027】また、中間転写ベルト28を感光体ドラム
12に対して接離させる接離動作手段としての接離機構
は図5(a)〜(c)に示すようにカム軸37、偏心カ
ム38を用いて構成されている。偏心カム38はカム軸
37に固定され、バイアスローラ29、30を保持して
いるテンションブラケット39に対する偏心カム38の
押圧及びその解除で中間転写ベルト28が感光体ドラム
12に対して接離するように設けられている。
【0028】カム軸37は図示しない中間転写ベルト接
離用駆動源から中間転写ベルト接離クラッチ40を介し
て駆動力が伝達されて回転し、偏心カム38はカム軸3
7の回転により作動位置に回転することでテンションブ
ラケット39を押圧して中間転写ベルト28を感光体ド
ラム12に当接させる。また、図示しない駆動源から中
間転写ベルト接離クラッチ40を介してカム軸37に駆
動力が伝達されて偏心カム38が元の位置に戻ることに
より偏心カム38のテンションブラケット39に対する
押圧が解除され、中間転写ベルト28が感光体ドラム1
2から離される。ベルト接離アクチュエータ41はカム
軸37と連動して中間転写ベルト28の感光体ドラム1
2に対する接離に対応して接離検知手段としての中間転
写ベルト接離検知器42をオン/オフさせ、中間転写ベ
ルト28の感光体ドラム12に対する接離が中間転写ベ
ルト接離検知器42により検知される。
【0029】同様に、紙転写ユニット34を中間転写ベ
ルト28に対して接離させる接離動作手段としての接離
機構は図6(a)〜(c)に示すように図示しない紙転
写ユニット接離用駆動源から紙転写ユニット接離クラッ
チを介して駆動力がカム軸43に伝達されてカム軸43
が回転し、カム軸43に固定されている偏心カム44は
カム軸43の回転により作動位置に回転することで紙転
写ユニット34を中間転写ベルト28に当接させる。ま
た、図示しない駆動源から紙転写ユニット接離クラッチ
を介してカム軸43に駆動力が伝達されて偏心カム44
が元の位置に戻ることにより紙転写ユニット34が中間
転写ベルト28から離される。紙転写接離アクチュエー
タ45はカム軸43と連動して紙転写ユニット34の中
間転写ベルト28に対する接離に対応して接離検知手段
としての紙転写ユニット接離検知器46をオン/オフさ
せ、紙転写ユニット34の中間転写ベルト28に対する
接離が紙転写ユニット接離検知器46により検知され
る。
【0030】同様に、中間転写ベルトクリーニングユニ
ット36を中間転写ベルト28に対して接離させる接離
動作手段としての接離機構は図5に示すように図示しな
い中間転写ベルトクリーニングユニット接離用駆動源か
ら中間転写ベルトクリーニングユニット接離クラッチを
介して駆動力がカム軸47に伝達されてカム軸47が回
転し、カム軸47に固定されている偏心カム48はカム
軸47の回転により作動位置に回転することで中間転写
ベルトクリーニングユニット36を中間転写ベルト28
に当接させる。また、図示しない駆動源から中間転写ベ
ルトクリーニングユニット接離クラッチを介してカム軸
47に駆動力が伝達されて偏心カム48が元の位置に戻
ることにより中間転写ベルトクリーニングユニット36
が中間転写ベルト28から離される。中間転写ベルトク
リーニング接離アクチュエータはカム軸47と連動して
中間転写ベルトクリーニングユニット36の中間転写ベ
ルト28に対する接離に対応して接離検知手段としての
中間転写ベルトクリーニング接離検知器をオン/オフさ
せ、中間転写ベルトクリーニングユニット36の中間転
写ベルト28に対する接離が中間転写ベルトクリーニン
グ接離検知器により検知される。
【0031】次に、多色画像形成動作を各色の現像動作
の順序(カラー画像形成動作順序)をK現像動作、C現
像動作、M現像動作、Y現像動作という順序として説明
する。ただし、各色の現像動作の順序は上記順序に限定
されるものではない。多色画像形成動作が開始される
と、カラー画像読み取り装置1が所定のタイミングでK
画像データを得るための読み取り動作を開始してカラー
画像データを画像処理部へ出力し、画像処理部がカラー
画像読み取り装置1からのカラー画像データを処理して
K画像データとしてカラー画像記録装置2へ出力する。
カラー画像記録装置2においては、感光体ドラム12が
回転して帯電器21により均一に帯電され、書き込み光
学ユニット11が画像処理部から入力されるK画像デー
タに基づいて感光体ドラム12にレーザ光による光書き
込みを行って静電潜像を形成する。以下、このK画像デ
ータによる静電潜像をK潜像と称す。同様にC、M、Y
の各画像データによる静電潜像をC潜像、M潜像、Y潜
像と称す。
【0032】このK潜像をその先端部から現像可能とす
べく、K現像器23の現像位置にK潜像の先端が到達す
る前に予め現像ローラ231が回転を開始して現像ロー
ラ231上に現像剤の穂が立つことにより現像可能状態
となり、K潜像がK現像器23により現像されてKトナ
ー像となる。以後、感光体ドラム12上のK潜像領域の
現像動作が続けられるが、K潜像の後端がK現像器23
の現像位置を通過してK潜像の現像が終了すると、現像
ローラ231が逆転して穂切り状態となることによりK
現像器23が現像不作動状態(非現像状態)になる。こ
れは、少なくとも、次のC画像データによるC潜像の先
端がK現像器23の現像位置に到達する前に完了する。
【0033】感光体ドラム12上に形成されたKトナー
像は、感光体ドラム12と等速で駆動されている中間転
写ベルト28の表面に転写される(以下、感光体ドラム
12から中間転写ベルト28へのトナー像転写をベルト
転写と称す)。ベルト転写は、感光体ドラム12と中間
転写ベルト28が接触している状態において、中間転写
ベルト28と接触している状態において、転写バイアス
ローラ29に転写用電源から所定のバイアス電圧が印加
されることで行われる。感光体ドラム12はKトナー像
の転写後にクリーニング前除電器18を含む感光体クリ
ーニング装置19により除電及びクリーニングを受け
る。
【0034】次に、上記K画像形成工程に続いてC画像
形成行程、M画像形成行程、Y画像形成行程が順次に行
われるが、感光体ドラム12上の静電潜像を現像する現
像行程及びベルト転写行程は上記K画像形成工程と同様
に行われる。すなわち、感光体ドラム12側では上述し
たK画像形成行程の次にC画像形成行程に進むが、この
C画像形成行程では所定のタイミングでカラー画像読み
取り装置1がC画像データを得るための読み取りを始
め、感光体ドラム12が再び帯電器21により均一に帯
電され、書き込み光学ユニット11がカラー画像読み取
り装置1から画像処理部を介して得られるC画像データ
に基づいて感光体ドラム12にレーザ光による光書き込
みを行ってC潜像を形成する。
【0035】C現像器24はその現像位置に対して先の
K潜像の後端が通過した後で且つC潜像の先端が到達す
る前に現像ローラ241が回転を開始して現像ローラ2
41上に現像剤の穂が立つことにより現像可能状態とな
り、C潜像がC現像器24により現像されてCトナー像
となる。以後、C現像器24は感光体ドラム12上のC
潜像領域の現像を続けるが、C潜像の後端が通過した時
点で、K現像器24の場合と同様に現像不作動状態にな
る。これもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了
する。感光体ドラム12上のCトナー像は、中間転写ベ
ルト28の表面にKトナー像と重ねて転写される。感光
体ドラム12はCトナー像の転写後にクリーニング前除
電器18を含む感光体クリーニング装置19により除電
及びクリーニングを受け、再び帯電器21により均一に
帯電される。
【0036】感光体ドラム12側ではC画像形成行程の
次にM画像形成行程に進むが、このM画像形成行程では
所定のタイミングでカラー画像読み取り装置1がM画像
データを得るための読み取りを始め、書き込み光学ユニ
ット11がカラー画像読み取り装置1から画像処理部を
介して得られるM画像データに基づいて感光体ドラム1
2にレーザー光による光書き込みを行ってM潜像を形成
する。
【0037】M現像器25は、その現像位置に対して、
先のC潜像の後端が通過した後で且つM潜像の先端が到
達する前に現像ローラ251が回転を開始して現像ロー
ラ251上に現像剤の穂が立つことにより現像可能状態
となり、M潜像がM現像器25により現像されてMトナ
ー像となる。以後、M現像器25は感光体ドラム12上
のM潜像領域の現像を続けるが、M潜像の後端部が通過
した時点で、K現像器24の場合と同様に現像不作動状
態になる。これもやはり次のY潜像先端部が到達する前
に完了する。感光体ドラム12上のMトナー像は、中間
転写ベルト28の表面にKトナー像及びCトナー像と重
ねて転写される。感光体ドラム12はMトナー像の転写
後にクリーニング前除電器18を含む感光体クリーニン
グ装置19により除電及びクリーニングを受け、再び帯
電器21により均一に帯電される。
【0038】感光体ドラム12側ではM画像形成行程の
次にY画像形成行程に進むが、このY画像形成行程では
所定のタイミングでカラー画像読み取り装置1がY画像
データを得るための読み取りを始め、書き込み光学ユニ
ット11がカラー画像読み取り装置1から画像処理部を
介して得られるY画像データに基づいて感光体ドラム1
2にレーザ光による光書き込みを行ってY潜像を形成す
る。
【0039】Y現像器26はその現像位置に対して先の
M潜像の後端が通過した後で且つY潜像の先端が到達す
る前に現像ローラ261が回転を開始して現像ローラ2
61上に現像剤の穂が立つことにより現像可能状態とな
り、Y潜像がY現像器26により現像されてYトナー像
となる。以後、Y現像器26は感光体ドラム12上のY
潜像領域の現像を続けるが、Y潜像の後端が通過した時
点で現像を完了する。感光体ドラム12上のYトナー像
は、中間転写ベルト28の表面にKトナー像、Cトナー
像及びYトナー像と重ねて転写される。なお、Y潜像の
現像工程は最終現像工程であるので、Y現像器26の現
像剤穂切り動作の実行はその必要性がなく、Y現像器2
6の現像剤穂切り動作を実行しても実行しなくても問題
はない。
【0040】以上説明した工程によって中間転写ベルト
28上にK、C、M、Yの各トナー像を重ねた画像が形
成されるが、K、C、M、Yの各トナー像が中間転写ベ
ルト28の同一面上に重ねて形成される行程を中間転写
ベルト28の動作とともに以下に説明する。中間転写ベ
ルト28は同一方向に回転することによって起こる端部
への寄りによる各色トナー像の位置ずれを防止するため
に次の動作を行う。
【0041】まず、感光体ドラム12上のKトナー像を
中間転写ベルト28に転写する際には、中間転写ベルト
28と感光体ドラム12とは離間状態になっている。さ
らに、この状態で、中間転写ベルト28は、予めベルト
転写時とは逆の方向に所定量回転した後に停止する。次
に、感光体ドラム12上のKトナー像の先端が所定の位
置に達すると、図1に示すように起動信号が制御部49
から中間転写ベルト駆動モータ制御部50へ入力され、
中間転写ベルト駆動モータ制御部50がその起動信号に
より中間転写ベルト駆動モータ51を起動させて中間転
写ベルト駆動モータ51が停止中の中間転写ベルト28
をベルト転写方向(感光体ドラム12と逆方向)へ感光
体ドラム12と等速度で回転させる。また、この時、中
間転写ベルト28を感光体ドラム12に接離させる接離
機構は、中間転写ベルト28を感光体ドラム12に対し
て離間状態から接触状態にする動作を開始して完了す
る。
【0042】その後、感光体ドラム12上のKトナー像
を中間転写ベルト28に転写する際にバイアスローラ2
9に所定のバイアス電圧が転写用電源52(図1参照)
から印加される。感光体ドラム12上のKトナー像の後
端までベルト転写が終了すると、転写用電源52からバ
イアスローラ29へのバイアス電圧がオフされ、中間転
写ベルト28を感光体ドラム12に接離させる接離機構
は中間転写ベルト28を感光体ドラム12に対して接触
状態から離間状態にする動作を開始する。次に、中間転
写ベルト28と感光体ドラム12とが離間している状態
で、中間転写ベルト駆動モータ51が中間転写ベルト2
8をベルト転写方向とは逆の方向へ所定量回転させた後
に停止する。この停止位置はベルト転写を行う際に停止
した位置と全く同じ位置となる。
【0043】同様に、感光体ドラム12上のCトナー像
の先端が上記所定の位置と同じ位置に達すると、起動信
号が制御部49から中間転写ベルト駆動モータ制御部5
0へ入力され、中間転写ベルト駆動モータ制御部50が
その起動信号により中間転写ベルト駆動モータ51を起
動させて中間転写ベルト駆動モータ51が停止中の中間
転写ベルト28をベルト転写方向へ感光体ドラム12と
等速度で回転させる。また、この時、中間転写ベルト2
8を感光体ドラム12に接離させる接離機構は、中間転
写ベルト28を感光体ドラム12に対して離間状態から
接触状態にする動作を開始して完了する。
【0044】次に、感光体ドラム12上のCトナー像を
中間転写ベルト28に転写する際にバイアスローラ29
に所定のバイアス電圧が転写用電源52から印加され、
感光体ドラム12上のCトナー像が中間転写ベルト28
上のKトナー像と同一面上に重ねて転写される。感光体
ドラム12上のCトナー像の後端までベルト転写が終了
すると、転写用電源52からバイアスローラ29へのバ
イアス電圧がオフされ、中間転写ベルト28を感光体ド
ラム12に接離させる接離機構は中間転写ベルト28を
感光体ドラム12に対して接触状態から離間状態にする
動作を開始する。次に、中間転写ベルト28と感光体ド
ラム12とが離間している状態で、中間転写ベルト駆動
モータ51が中間転写ベルト28をベルト転写方向とは
逆の方向へ所定量回転させた後に停止する。この停止位
置はベルト転写を行う際に停止した位置と全く同じ位置
となる。
【0045】以下同様に感光体ドラム12上に形成され
たMトナー像、Yトナー像が中間転写ベルト28上のK
トナー像、Cトナー像と同一面上に重ねて転写される。
中間転写ベルト28上にKトナー像、Cトナー像、Mト
ナー像、Yトナー像が重ねて転写されると、中間転写ベ
ルト28を感光体ドラム12に接離させる接離機構は中
間転写ベルト28を感光体ドラム12から離間させる。
そして、中間転写ベルト28上のトナー像の先端が紙転
写ユニット34の転写位置から所定の距離離れた位置に
達すると(実際には感光体ドラム12上のトナー像の先
端のベルト転写を開始してから所定時間が経過する
と)、紙転写ユニット34を中間転写ベルト28に対し
て接離させる接離機構が紙転写ユニット34を中間転写
ベルト28に接触させる。この際、中間転写ベルトクリ
ーニングユニット36を中間転写ベルト28に対して接
離させる接離機構も中間転写ベルトクリーニングユニッ
ト36を中間転写ベルト28に接触させる。
【0046】転写紙は、後述する給紙手段及び紙搬送手
段によって給送され、中間転写ベルト28上のトナー像
の先端が紙転写ユニット34の転写位置に達した際にこ
れに同期して中間転写ベルト28と紙転写ユニット34
との間に達する。紙転写ユニット34の紙転写バイアス
ローラ35は、転写用電源52からバイアス電圧が印加
され、中間転写ベルト28上のトナー像を転写紙に転写
する。以下、中間転写ベルト28から転写紙へのトナー
像転写を紙転写と称する。その後、図2に示すように中
間転写ベルト28は、紙転写終了後に中間転写ベルトク
リーニングユニット36により表面が所定の領域だけク
リーニングされ、必要に応じてスイッパブラシ37によ
りフィルミング防止のためにコーティング剤が塗布され
る。
【0047】転写紙は第1給紙部53、第2給紙部5
4、第3給紙部55、手差し給紙部56のうち選択され
たものから給紙ローラ57〜60のいずれかによりレジ
ストローラ61へ給紙され、レジストローラ61は転写
紙を中間転写ベルト28上の4色重ね画像の先端が紙転
写位置に到達するタイミングに合わせて送出する。中間
転写ベルト28から4色重ねトナー像がー括して転写さ
れた転写紙は、搬送ベルト62により定着部63へ搬送
され、定着部63によりトナー像が定着されて排紙トレ
イへフルカラーコピーとして搬出される。
【0048】図1はカラー画像記録装置2の電装部を示
す。制御部49は、制御用CPU64、制御プログラム
用ROM65、データRAM66、シリアル通信装置
(SCU)67、D/A変換素子68、波型出力用素子
(PWM回路)69、パラレル入出力用素子(PIO)
70、モータドライバ71等で構成され、カラー画像記
録装置2が所定のシーケンスで上述のように動作するよ
うに各負荷を制御する。データRAM66はバッテリ7
2、ダイオード73及びトランジスタ74、75からな
るバックアップ回路によりバックアップされて不揮発性
の構成になっている。
【0049】電位センサ22は感光体ドラム12の表面
電位を検知し、現像濃度パターン検知器27は感光体ド
ラム12上のトナー像の濃度を検知する。トナー濃度検
知センサ233、243、253、263は各々色現像
器23〜26内の2成分現像剤のトナー濃度を検知す
る。これらの電位センサ22、現像濃度パターン検知器
27、トナー濃度検知センサ233、243、253、
263の出力信号は制御部49内のCPU64のA/D
入力端子に入力される。
【0050】CPU64は、現像濃度パターン検知器2
7が感光体ドラム12の地肌濃度を検知する時、各トナ
ー濃度検知センサ233、243、253、263が各
色現像器23〜26内の初期現像剤のトナー濃度を検知
する時にそれぞれ標準検知出力を出すようにD/A変換
素子68を介して現像濃度パターン検知器27、トナー
濃度検知センサ233、243、253、263への制
御出力を調整する。
【0051】帯電用電源75はクリーニング前除電器1
8、除電ランプ20及び帯電器21の電源を兼ねてい
る。現像用電源76は、各色現像器23〜26の現像ロ
ーラ231、241、251、261に現像バイアス電
圧を印加する電源と、感光体クリーニング装置19にバ
イアス電圧を印加する電源を兼ねている。転写用電源5
2はバイアスローラ29、30及び紙転写バイアスロー
ラ35にバイアス電圧を印加する電源を兼ねている。各
電源52、75、76は制御部49におけるPIO70
からのオン信号及びPWM回路69からのPWM信号に
よって出力が調整される。
【0052】現像ローラ駆動モータ77〜80はそれぞ
れ現像ローラ231、241、251、261を正逆転
させるモータであり、現像ローラ駆動モータ制御部81
〜84はそれぞれ制御部49からのオン信号、CW信号
により現像ローラ駆動モータ77〜80を定速駆動す
る。現像駆動モータ85は色現像器23〜26の現像パ
ドル232、242、252、262を回転駆動するモ
ータであり、現像駆動モータ制御部86は制御部49か
らのオン信号により現像駆動モータ85の定速駆動制御
を行う。
【0053】感光体ドラム駆動モータ87は感光体ドラ
ム12を回転駆動するモータであり、感光体ドラム駆動
モータ制御部88は制御部49からのオン信号、CW信
号により現像ローラ駆動モータ77〜80を定速駆動す
る。中間転写ベルト駆動モータ51は中間転写ベルト2
8を正逆転させるモータであり、中間転写ベルト駆動モ
ータ制御部50は制御部49からのシリアル信号を受信
して中間転写ベルト駆動モータ51の正逆可変速駆動制
御を行う。
【0054】制御部49内のPIO70の出力側には図
示しない各種ドライバ素子が接続され、この各種ドライ
バ素子は制御部49によりオン/オフ制御されて各種ク
ラッチ(上記中間転写ベルト接離クラッチ40、紙転写
ユニット接離クラッチ、中間転写ベルトクリーニングユ
ニット接離クラッチを含む)、ソレノイド等をオン/オ
フさせる。また、制御部49は、各種センサの出力信号
を波形整形する波形整形素子が入力側に接続され、この
波形整形素子の出力信号が入力されることで各種センサ
の状態を示す信号が入力される。さらに、CPU64
は、本実施形態例の全体を制御する図示しない制御部と
シリアル通信手段で接続され、この制御部とカラー画像
記録装置2の動作モード及び状態等を送受信する。
【0055】図7は電源オン時に感光体ドラム12の初
期動作を開始させる感光体初期動作開始フローを示す。
制御部49は、電源オンの直後にまず各色の現像手段と
しての現像器23〜26の初期設定動作を開始させる。
次に、制御部49は、現像器23〜26の初期設定動作
の終了を確認した後に感光体ドラム12の初期動作を開
始させ、つまり、図9に示す処理フローを実行する。
【0056】図8は現像手段の初期設定動作フローを示
す。制御部49は、現像手段としての現像器23〜26
の初期設定動作の終了を確認する。ここで、例えば現像
器23〜26の初期設定動作終了はフラグfInitD
evEndがセットされた状態(fInitDevEn
d=1の状態)を意味し、制御部49はフラグfIni
tDevEndがセットされたことを確認することで現
像器23〜26の初期動作の終了を確認する。
【0057】制御部49は、フラグfInitDevE
ndがリセット状態であれば、各色の現像ローラ駆動モ
ータ制御部81〜84に各色の現像ローラ駆動モータ7
7〜80の逆転を開始させることで各現像器23〜26
の現像ローラ231、241、251、261の逆転を
開始させる。現像器23〜26は現像ローラ231、2
41、251、261の逆転で穂切り状態(非現像状
態)になる。ここでは、各現像ローラ231、241、
251、261を同時に逆転させるが、各現像ローラ2
31、241、251、261を各々逆転させても同様
な効果が得られる。
【0058】制御部49は、現像ローラ231、24
1、251、261の逆転を開始させると同時に、CP
U64内部のタイマと同期してカウントするタイマTを
リセットし、タイマTをチェックしてタイマTが所定時
間T0をカウントした時に各色の現像ローラ駆動モータ
制御部81〜84に各色の現像ローラ駆動モータ77〜
80を停止させることで各現像器23〜26の現像ロー
ラ231、241、251、261を停止させると同時
にフラグfInitDevEndをセットする。
【0059】図9は電源オン時に実行される感光体初期
動作フローを示す。制御部49は、感光体クリーニング
ユニット19内のクリーニングブレード先端にたまった
トナーを除去するために感光体ドラム駆動モータ制御部
88に感光体ドラム駆動モータ87を逆転させることで
感光体ドラム12を逆転させる(図1の矢印とは反対方
向へ回転させる)。制御部49は、感光体ドラム12の
逆転を開始させてから所定の時間T1が経過したか否か
をチェックし、感光体ドラム12の逆転を開始させてか
ら所定の時間T1が経過した時に感光体ドラム駆動モー
タ制御部88に感光体ドラム駆動モータ87を停止させ
ることで感光体ドラム12を停止させる。
【0060】次に、制御部49は、感光体ドラム駆動モ
ータ制御部88に感光体ドラム駆動モータ87の正転を
開始させることで感光体ドラム12の正転(図1の矢印
方向への回転)を開始させ、帯電用電源75に除電ラン
プ20及び帯電器21をオンさせ、さらに感光体クリー
ニングユニット19を駆動するための図示しないクリー
ニングモータやクリーニング前除電器18等をモータド
ライバ71や帯電用電源75に駆動させることで感光体
クリーニングユニット19を動作させる。
【0061】従って、感光体ドラム12は、正転しなが
ら帯電器21により均一に帯電され、感光体クリーニン
グユニット19によりクリーニングされて除電ランプ2
0により除電される。制御部49は、感光体ドラム12
の正転を開始させてから所定の時間T2が経過して感光
体ドラム12が所定量正転すると、帯電用電源75に帯
電器21をオフさせる。
【0062】次に、制御部49は、感光体ドラム12の
正転を開始させてから所定の時間T3が経過して感光体
ドラム12が所定量正転すると、帯電用電源75にクリ
ーニング前除電器18をオフさせる。さらに、制御部4
9は、感光体ドラム12の正転を開始させてから所定の
時間T4が経過して感光体ドラム12が所定量正転する
と、感光体ドラム駆動モータ制御部88に感光体ドラム
駆動モータ87を停止させることで感光体ドラム12を
停止させ、帯電用電源75に除電ランプ20をオフさせ
てモータドライバ71にクリーニングモータを停止させ
る。このため、感光体ドラム12の表面は清掃されて電
位が0となり、画像形成処理可能状態となる。
【0063】このように、この実施形態例は、請求項1
記載の発明の実施形態例であって、回転可能な感光体と
しての感光体ドラム12と、この感光体12を帯電する
帯電手段としての帯電器21と、この帯電手段21によ
って帯電された感光体12を転写紙上で重ね合わせられ
るべき各色画像毎の画像信号に応じて露光する露光手段
としての書き込み光学ユニット11と、感光体12に並
列に配置され露光手段11による露光で感光体12上に
形成された各色画像毎の静電潜像を現像する各色毎の現
像手段としての現像器23〜26と、この各色毎の現像
手段23〜26を現像可能状態と非現像状態とに切り替
え可能な現像切り替え手段としての制御部49と、感光
体12に対向配置され各色毎の現像手段23〜26によ
る現像で感光体12上に形成される各色のトナー像が順
次に重ねて合わせて転写される回転可能な中間転写ベル
ト28と、この中間転写ベルト28に対向配置されて該
中間転写ベルト28との間に転写紙が通紙され該転写紙
へ中間転写ベルト28上に重ねて合わせて転写されたト
ナー像を転写する回転可能な紙転写体としての紙転写バ
イアスローラ35とを有する多色画像形成装置におい
て、電源オン時に感光体12の初期動作の実行を、各色
毎の現像手段23〜26の初期設定動作終了後に開始さ
せる手段としての制御部49を備えたので、電源オン直
後において現像手段の初期設定動作終了以前に現像手段
が現像可能な状態で感光体の初期動作を実行する場合で
も感光体及び現像手段に不具合を生じさせる影響を与え
ることなく感光体の初期動作を実行できる。
【0064】また、この実施形態例は、請求項2記載の
発明の実施形態例であって、請求項1記載の多色画像形
成装置において、各色毎の現像手段23〜26を初期設
定動作で現像不動作状態にする手段としての制御部49
を備えたので、画像形成開始時に必要とする現像色の現
像手段以外の現像手段を非現像状態にする処理を実行す
ることなく、速やかに必要とする現像色の現像手段を現
像状態にすることができ、画像形成開始時に必要とする
現像色の現像手段以外の現像手段を非現像状態にする処
理及び時間を省くことができる。
【0065】図10〜図19は請求項3〜7記載の発明
の一実施形態例における制御部の処理フローを示す。こ
の実施形態例は、上記実施形態例において、制御部49
が図7、図8に示す処理フローを実行せずに図10〜図
19に示す処理フローを実行するようにしたものであ
る。なお、制御部49は図9に示す感光体初期動作フロ
ーを電源オン時に実行する。
【0066】図10は電源オン時に実行される中間転写
ベルト初期動作フローを示す。制御部49は、中間転写
ベルトクリーニングユニット36が中間転写ベルト28
に接触している状態で中間転写ベルト駆動モータ制御部
50に中間転写ベルト駆動モータ51の正転を開始させ
ることで、中間転写ベルト28の正転を開始させて中間
転写ベルトクリーニングユニット36による中間転写ベ
ルト28のクリーニングを開始させ、中間転写ベルト2
8の正転開始から所定時間T5が経過したときに中間転
写ベルト駆動モータ制御部50に中間転写ベルト駆動モ
ータ51を停止させることで中間転写ベルト28を停止
させる。
【0067】次に、制御部49は、中間転写ベルトクリ
ーニングユニット接離用駆動源をオンさせ、図示しない
ドライバ素子に中間転写ベルトクリーニングユニット接
離クラッチ(CL)を駆動させて中間転写ベルトクリー
ニングユニット36を中間転写ベルト28から離間させ
る。このため、中間転写ベルト28の表面は清掃されて
画像処理可能状態となる。その後、制御部49は、中間
転写ベルト28の正転開始から所定時間T6が経過した
ときに中間転写ベルト駆動モータ51の正転を開始させ
ることで、中間転写ベルト28の正転を開始させる。
【0068】図11は中間転写ベルト28の感光体ドラ
ム12に対する離間動作フローを示す。制御部49は、
中間転写ベルト接離用駆動源をオンさせると共に、CP
U64内部のタイマと同期してカウントするタイマTを
リセットし、タイマTが所定時間T30をカウントした
ときに中間転写ベルト接離検知器42の出力信号から中
間転写ベルト28の感光体ドラム12に対する接離状態
を判断する。
【0069】制御部49は、中間転写ベルト28が感光
体ドラム12から離間しているときには第1接離動作状
態にセットする。この第1接離動作状態は例えば不揮発
性RAM66にアドレスされたフラグfStBeltS
etとして存在し、第1接離動作状態がセット状態のと
きにはフラグfStBeltSetが制御部49により
セットされる。フラグfStBeltSetのリセット
処理は図示しない動作フローで中間転写ベルト接離クラ
ッチ40がオンして第1接離動作状態がリセット状態と
なる際になされる。また、制御部49は、中間転写ベル
ト28が感光体ドラム12に接触しているときにはドラ
イバ素子に中間転写ベルト接離クラッチ40をオンさせ
て中間転写ベルト28を感光体ドラム12から離間さ
せ、タイマTをリセットする。
【0070】ここで、制御部49は、タイマTが所定時
間T31をカウントしていればドライバ素子に中間転写
ベルト接離クラッチ40をオフさせ、上述の中間転写ベ
ルト28の感光体ドラム12に対する接離状態を判断す
るステップに戻る。上記所定時間(カウント値)T3
0、T31は中間転写ベルト28の感光体ドラム12に
対する接離状態が固定する時間である。つまり、第1接
離動作状態のセットは中間転写ベルト接離検知器42が
中間転写ベルト28の感光体ドラム12に対する離間状
態を検知している状態であって、且つ、中間転写ベルト
接離クラッチ40がオンしている状態である時になされ
る。
【0071】図12は紙転写体としての紙転写バイアス
ローラ35の中間転写ベルト28に対する離間動作フロ
ーを示す。制御部49は、紙転写ユニット接離用駆動源
をオンさせると共に、CPU64内部のタイマと同期し
てカウントするタイマTをリセットし、タイマTが所定
時間T32をカウントしたときに紙転写ユニット接離検
知器46の出力信号から紙転写バイアスローラ35の中
間転写ベルト28に対する接離状態を判断する。
【0072】制御部49は、紙転写バイアスローラ35
が中間転写ベルト28から離間しているときには第2接
離動作状態にセットする。この第2接離動作状態は例え
ば不揮発性RAM66にアドレスされたフラグfStP
aperSetとして存在し、第2接離動作状態がセッ
ト状態のときにはフラグfStPaperSetが制御
部49によりセットされる。フラグfStPaperS
etのリセット処理は図示しない動作フローで紙転写ユ
ニット接離クラッチがオンして第2接離動作状態がリセ
ット状態となる際になされる。また、制御部49は、紙
転写バイアスローラ35が中間転写ベルト28に接触し
ているときにはドライバ素子に紙転写ユニット接離クラ
ッチをオンさせて紙転写バイアスローラ35を中間転写
ベルト28から離間させ、タイマTをリセットする。
【0073】ここで、制御部49は、タイマTが所定時
間T33をカウントしていればドライバ素子に紙転写ユ
ニット接離クラッチをオフさせ、上述の紙転写バイアス
ローラ35の中間転写ベルト28に対する接離状態を判
断するステップに戻る。上記所定時間(カウント値)T
32、T33は紙転写バイアスローラ35の中間転写ベ
ルト28に対する接離状態が固定する時間である。つま
り、第2接離動作状態のセットは紙転写ユニット接離検
知器46が紙転写バイアスローラ35の中間転写ベルト
28に対する離間状態を検知している状態であって、且
つ、紙転写ユニット接離クラッチがオンしている状態で
ある時になされる。
【0074】図13は現像手段としての現像器23〜2
6の初期設定動作フローを示す。制御部49は、各色の
現像ローラ駆動モータ制御部81〜84に各色の現像ロ
ーラ駆動モータ77〜80の逆転を開始させることで各
現像器23〜26の現像ローラ231、241、25
1、261の逆転を開始させる。現像器23〜26は現
像ローラ231、241、251、261の逆転で穂切
り状態(非現像状態)になる。
【0075】制御部49は、現像ローラ231、24
1、251、261の逆転を開始させると同時にタイマ
Tをリセットし、タイマTをチェックしてタイマTが所
定時間T40をカウントした時に各色の現像ローラ駆動
モータ制御部81〜84に各色の現像ローラ駆動モータ
77〜80を停止させることで各現像器23〜26の現
像ローラ231、241、251、261を停止させる
と同時に各現像器23〜26の現像動作状態をセットす
る。各現像器23〜26の現像動作状態は、制御部49
により上記第1接離動作状態のセットと同様に不揮発性
RAM66上にデータとしてセットされて保持(記憶)
される。
【0076】ここで、全ての現像器23〜26を現像不
作動状態(非現像状態)にする処理を実施しているが、
非現像状態の現像器だけ現像不作動状態にする処理を実
施しても同様の効果が得られる。また、制御部49は、
図示しない各現像器23〜26を個別に現像不作動状態
にする現像不作動状態フローを感光体ドラム12上の静
電潜像を現像する動作の終了後に実行する。また、各現
像器23〜26の現像動作状態のリセットは各現像ロー
ラ231、241、251、261の正転と同時に制御
部49によりなされ、不揮発性RAM66上にデータと
して保持(記憶)される。
【0077】図14は現像濃度パターン検知器27の基
準濃度検出制御フローを示す。現像濃度パターン検知器
27は、発光素子と受光素子とで構成されて発光素子か
ら感光体ドラム12へ光を照射し、その反射光を受光素
子で受光して電流を出力する。このため、現像濃度パタ
ーン検知器27は感光体ドラム12上のトナー像の濃度
を検知する。
【0078】ところが、現像濃度パターン検知器27
は、感光体ドラム12上のトナー像の濃度を検知する前
に、感光体ドラム12上の基準濃度部分(トナーが付着
していない部分)からの反射光を上記受光素子が一定電
流として出力するように上記発光素子の照射光を設定す
る必要がある。上記発光素子は入力電流を光に変換する
が、その入力電流の可変は制御部49内のD/A変換素
子68の出力側と上記発光素子との間に演算増幅器(例
えばNJM084M)を接続して制御部49で上記発光
素子の入力電流を制御することで実現される。また、上
記受光素子の出力電流は制御部49内のCPU64の入
力ポートAN0〜AN7のいずれかに入力することでC
PU64により検出される。
【0079】ここで、dPsenInをD/A変換素子
68への設定データ、dPsenOutを入力ポートA
N0〜AN7の入力データ、MaxPsenInをD/
A変換素子68への設定可変幅定数、RefPsenO
utを基準濃度定数とする。制御部49は、変数nに2
をセットし、dPsenInにMaxPsenIn/n
をセットしてdPsenOutを検知する。
【0080】そして、制御部49は、dPsenOut
<RefPsenOutであればdPsenInにMa
xPsenIn/2を加算し、dPsenOut>Re
fPsenOutであればdPsenInからMaxP
senIn/2を減算する。これを制御部49で繰り返
して実行することで、発光素子から感光体ドラム12上
の基準濃度部分へ光を照射した時に入力ポートAN0〜
AN7に入力されるデータから基準濃度定数RefPs
enOutが設定される。
【0081】図15〜図19は初期動作フローを示す。
制御部49は、初期動作終了がリセットされている(例
えばフラグfInitDeviceが0である)ことを
確認した後に初期動作フローを実行し、まず図15に示
すように現像器23〜26の現像動作状態を不揮発性R
AM66上の上記データからチェックする。制御部49
は、現像器23〜26の現像動作状態がセット状態であ
れば上記基準濃度検出動作が未処理であるか否かをチェ
ックし、上記基準濃度検出動作が未処理であれば(例え
ばステータスsJobRefIDの値が0であれば)ス
テータスsJobRefIDの値を1に換えて図14に
示す基準濃度検出制御フローの実行を開始する。
【0082】また、制御部49は、上記基準濃度検出動
作が終了した後に基準濃度検出動作状態について処理中
を終了に換える(ステータスsJobRefIDの値を
2に換える)。次に、制御部49は、上記第1接離動作
状態をチェックし、第1接離動作状態がセット状態であ
れば図9に示す感光体初期動作フローが未処理であるか
否かをチェックする。制御部49は、感光体初期動作フ
ローが未処理であれば感光体初期動作状態を処理中に換
えて感光体初期動作フローを実行し、感光体初期動作フ
ローの終了後に感光体初期動作状態を終了とする。
【0083】次に、制御部49は、上記第2接離動作状
態をチェックし、第2接離動作状態がセット状態であれ
ば図10に示す中間転写ベルト初期動作フローが未処理
であるか否かをチェックする。制御部49は、中間転写
ベルト初期動作フローが未処理であれば中間転写ベルト
初期動作状態を処理中として中間転写ベルト初期動作フ
ローを実行し、中間転写ベルト初期動作フローの終了後
に中間転写ベルト初期動作状態を終了とする。
【0084】制御部49は、最後に図16に示すように
上記基準濃度検出動作、感光体初期動作フロー、中間転
写ベルト初期動作フローが全て終了したか否かをチェッ
クし、上記基準濃度検出動作、感光体初期動作フロー、
中間転写ベルト初期動作フローが全て終了した時に初期
動作終了をセットする。
【0085】また、制御部49は、現像器23〜26の
現像動作状態がリセット状態である時には図17に示す
ように現像器23〜26の初期設定動作(初期動作)が
未処理であるか否かをチェックし、現像器23〜26の
いずれかが初期設定動作が未処理であれば(例えばフラ
グfInitDevの値が0であれば)初期設定動作が
未処理である現像器について初期設定動作の状態を動作
中に換えて上記図13に示す現像手段の初期設定動作フ
ローを実行する。
【0086】次に、制御部49は、上記第1接離動作状
態及び第2接離動作状態をチェックして第1接離動作状
態及び第2接離動作状態がセット状態であれば、図10
に示す中間転写ベルト初期動作フローが未処理であるか
否かをチェックする。制御部49は、中間転写ベルト初
期動作フローが未処理であれば中間転写ベルト初期動作
の状態を処理中に換えて中間転写ベルト初期動作フロー
を実行し、中間転写ベルト初期動作フローの終了後に中
間転写ベルト初期動作状態を中間転写ベルト初期動作終
了とする。
【0087】また、制御部49は、第1接離動作状態が
リセット状態であれば、図18に示すように中間転写ベ
ルト28の感光体ドラム12に対する離間動作フローが
未処理であるか否かをチェックする。制御部49は、中
間転写ベルト28の感光体ドラム12に対する離間動作
フローが未処理であれば、中間転写ベルト28の感光体
ドラム12に対する離間動作の状態を実行中に換えて図
11に示すような中間転写ベルト28の感光体ドラム1
2に対する離間動作フローを実行し、第2接離動作状態
をチェックする。
【0088】制御部49は、第2接離動作状態がリセッ
ト状態であれば、図19に示すように紙転写体としての
紙転写バイアスローラ35の中間転写ベルト28に対す
る離間動作フローが未処理であるか否かをチェックす
る。制御部49は、紙転写バイアスローラ35の中間転
写ベルト28に対する離間動作フローが未処理であれば
紙転写バイアスローラ35の中間転写ベルト28に対す
る離間動作の状態を実行中に換えて図12に示すような
紙転写バイアスローラ35の中間転写ベルト28に対す
る離間動作フローを実行する。
【0089】このように、この実施形態例は、請求項3
記載の発明の実施形態例であって、回転可能な感光体1
2と、この感光体12を帯電する帯電手段としての帯電
器21と、この帯電手段21によって帯電された感光体
21を転写紙上で重ね合わせられるべき各色画像毎の画
像信号に応じて露光する露光手段としての書き込み光学
ユニット11と、感光体12に並列に配置され露光手段
11による露光で感光体12上に形成された各色画像毎
の静電潜像を現像する各色毎の現像手段としての現像器
23〜26と、この各色毎の現像手段23〜26を現像
可能状態と非現像状態とに切り替え可能な現像切り替え
手段としての制御部49と、感光体12に対向配置され
各色毎の現像手段23〜26による現像で感光体12上
に形成される各色のトナー像が順次に重ねて合わせて転
写される回転可能な中間転写ベルト28と、この中間転
写ベルト28に対向配置されて該中間転写ベルト28と
の間に転写紙が通紙され該転写紙へ中間転写ベルト28
上に重ねて合わせて転写されたトナー像を転写する回転
可能な紙転写体としての紙転写バイアスローラ35と、
感光体12と中間転写ベルト28との接離を検知する第
1の接離検知手段としての中間転写ベルト接離検知器4
2と、中間転写ベルト28と紙転写体35との接離を検
知する第2の接離検知手段としての紙転写ユニット接離
検知器46と、感光体12と中間転写ベルト28とを接
離させる動作を行う第1の接離動作手段としての中間転
写ベルト接離用駆動源、中間転写ベルト接離クラッチ4
0、偏心カム38、カム軸37、テンションブラケット
39と、中間転写ベルト28と紙転写体35とを接離さ
せる動作を行う第2の接離動作手段としての紙転写ユニ
ット接離用駆動源、紙転写ユニット接離クラッチ、カム
軸43、偏心カム44とを有する多色画像形成装置にお
いて、各色毎の現像手段23〜26の現像動作状態を設
定保持し、この現像動作状態は各色毎の現像手段23〜
26の少なくとも1つの現像手段が現像状態開始から非
現像状態に至るまでを現像可能状態とする手段としての
制御部49と、感光体12と中間転写ベルト28との接
離状態、及び中間転写ベルト28と紙転写体35との接
離状態を第1の接離動作状態、第2の接離動作状態とし
て設定保持する手段としての制御部49とを備えたの
で、電源オン時に電源遮断時の現像動作状態、第1の接
離動作状態、第2の接離動作状態を保持できて各色毎の
現像手段、感光体及び中間転写ベルトの初期動作の変更
判定が可能となり、感光体及び現像手段に不具合を生じ
させる影響を与えることなく感光体の初期動作を実行す
ることが可能となる。
【0090】また、電源オン直後は各色毎の現像手段が
非現像状態であることが望ましいが、電源オン時に各色
毎の現像手段の現像動作状態を保持でき、各色毎の現像
手段の初期設定動作の変更判定が可能となる。さらに、
現像動作状態は各色毎の現像手段の少なくとも1つの現
像手段が現像状態開始から非現像状態に至るまでを現像
可能状態とすることによって、より厳密に現像動作状態
を認識でき、各色毎の現像手段、感光体及び中間転写ベ
ルトの初期動作の変更判定が確実となる。
【0091】また、この実施形態例は、請求項4記載の
発明の実施形態例であって、請求項3記載の多色画像形
成装置において、電源オン時に各色毎の現像手段23〜
26の現像動作状態によって各色毎の現像手段23〜2
6の初期設定動作を変更する手段としての制御部49を
備えたので、電源遮断時より保持した現像動作状態から
電源オン時に現像手段が実行する初期動作を変更でき、
不必要な処理を省いて立ち上げ時間の短縮を計ることが
できる。
【0092】また、この実施形態例は、請求項5記載の
発明の実施形態例であって、請求項3記載の多色画像形
成装置において、第1の接離動作状態、第2の接離動作
状態を各々第1の接離検知手段42及び第2の接離検知
手段46と第1の接離動作手段37〜40及び第2の接
離動作手段43、44の状態によって判定する手段とし
ての制御部49を備えたので、より厳密に接離動作状態
を認識でき、感光体と中間転写ベルト、中間転写ベルト
との初期動作の変更判定が確実となる。
【0093】また、この実施形態例は、請求項6記載の
発明の実施形態例であって、請求項3記載の多色画像形
成装置において、電源オン時に各色毎の現像手段23〜
26の現像動作状態によって感光体12の初期動作を変
更する手段としての制御部49を備えたので、不必要な
処理を省くことができ、つまり、電源オン時に現像動作
状態が現像可能状態であるときは感光体のクリーニング
を省くことができ、立ち上げ時間の短縮を計ることがで
きる。
【0094】また、この実施形態例は、請求項7記載の
発明の実施形態例であって、請求項3記載の多色画像形
成装置において、電源オン時に第1の接離動作状態、第
2の接離動作状態によって中間転写ベルト28の初期動
作を変更する手段としての制御部49を備えたので、不
必要な処理を省くことができ、つまり、第1の接離動作
状態、第2の接離動作状態が離間状態を保持するときは
中間転写ベルト上の汚れが無いと判断して中間転写ベル
トのクリーニングを省くことができ、立ち上げ時間の短
縮を計ることができる。なお、本発明は、上記実施形態
例に限定されるものではなく、例えば多色ファクシミ
リ、多色プリンタ等の多色画像形成装置にも同様に適用
することができる
【0095】。
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、回転可能な感光体と、この感光体を帯電する帯電手
段と、この帯電手段によって帯電された前記感光体を転
写紙上で重ね合わせられるべき各色画像毎の画像信号に
応じて露光する露光手段と、前記感光体に並列に配置さ
れ前記露光手段による露光で前記感光体上に形成された
各色画像毎の静電潜像を現像する各色毎の現像手段と、
この各色毎の現像手段を現像可能状態と非現像状態とに
切り替え可能な現像切り替え手段と、前記感光体に対向
配置され前記各色毎の現像手段による現像で前記感光体
上に形成される各色のトナー像が順次に重ねて合わせて
転写される回転可能な中間転写ベルトと、この中間転写
ベルトに対向配置されて該中間転写ベルトとの間に転写
紙が通紙され該転写紙へ前記中間転写ベルト上に重ねて
合わせて転写されたトナー像を転写する回転可能な紙転
写体とを有する多色画像形成装置において、電源オン時
に前記感光体の初期動作の実行を、前記各色毎の現像手
段の初期設定動作終了後に開始させる手段を備えたの
で、電源オン直後において現像手段の初期設定動作終了
以前に現像手段が現像可能な状態で感光体の初期動作を
実行する場合でも感光体及び現像手段に不具合を生じさ
せる影響を与えることなく感光体の初期動作を実行でき
る。
【0096】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の多色画像形成装置において、前記各色毎の現像手段
を初期設定動作で現像不動作状態にする手段を備えたの
で、画像形成開始時に必要とする現像色の現像手段以外
の現像手段を非現像状態にする処理を実行することな
く、速やかに必要とする現像色の現像手段を現像状態に
することができ、画像形成開始時に必要とする現像色の
現像手段以外の現像手段を非現像状態にする処理及び時
間を省くことができる。
【0097】請求項3記載の発明によれば、回転可能な
感光体と、この感光体を帯電する帯電手段と、この帯電
手段によって帯電された前記感光体を転写紙上で重ね合
わせられるべき各色画像毎の画像信号に応じて露光する
露光手段と、前記感光体に並列に配置され前記露光手段
による露光で前記感光体上に形成された各色画像毎の静
電潜像を現像する各色毎の現像手段と、この各色毎の現
像手段を現像可能状態と非現像状態とに切り替え可能な
現像切り替え手段と、前記感光体に対向配置され前記各
色毎の現像手段による現像で前記感光体上に形成される
各色のトナー像が順次に重ねて合わせて転写される回転
可能な中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに対向配
置されて該中間転写ベルトとの間に転写紙が通紙され該
転写紙へ前記中間転写ベルト上に重ねて合わせて転写さ
れたトナー像を転写する回転可能な紙転写体と、前記感
光体と前記中間転写ベルトとの接離を検知する第1の接
離検知手段と、前記中間転写ベルトと前記紙転写体との
接離を検知する第2の接離検知手段と、前記感光体と前
記中間転写ベルトとを接離させる動作を行う第1の接離
動作手段と、前記中間転写ベルトと前記紙転写体とを接
離させる動作を行う第2の接離動作手段とを有する多色
画像形成装置において、前記各色毎の現像手段の現像動
作状態を設定保持し、この現像動作状態は前記各色毎の
現像手段の少なくとも1つの現像手段が現像状態開始か
ら非現像状態に至るまでを現像可能状態とする手段と、
前記感光体と前記中間転写ベルトとの接離状態、及び前
記中間転写ベルトと前記紙転写体との接離状態を第1の
接離動作状態、第2の接離動作状態として設定保持する
手段とを備えたので、電源オン時に電源遮断時の現像動
作状態、第1の接離動作状態、第2の接離動作状態を保
持できて各色毎の現像手段、感光体及び中間転写ベルト
の初期動作の変更判定が可能となり、感光体及び現像手
段に不具合を生じさせる影響を与えることなく感光体の
初期動作を実行することが可能となる。
【0098】しかも、電源オン直後は各色毎の現像手段
が非現像状態であることが望ましいが、電源オン時に各
色毎の現像手段の現像動作状態を保持でき、各色毎の現
像手段の初期設定動作の変更判定が可能となる。さら
に、現像動作状態は各色毎の現像手段の少なくとも1つ
の現像手段が現像状態開始から非現像状態に至るまでを
現像可能状態とすることによって、より厳密に現像動作
状態を認識でき、各色毎の現像手段、感光体及び中間転
写ベルトの初期動作の変更判定が確実となる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の多色画像形成装置において、電源オン時に前記各色
毎の現像手段の現像動作状態によって前記各色毎の現像
手段の初期設定動作を変更する手段を備えたので、電源
遮断時より保持した現像動作状態から電源オン時に現像
手段が実行する初期動作を変更でき、不必要な処理を省
いて立ち上げ時間の短縮を計ることができる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、請求項3記
載の多色画像形成装置において、前記第1の接離動作状
態、前記第2の接離動作状態を各々前記第1の接離検知
手段及び前記第2の接離検知手段と前記第1の接離動作
手段及び前記第2の接離動作手段の状態によって判定す
る手段を備えたので、より厳密に接離動作状態を認識で
き、感光体と中間転写ベルト、中間転写ベルトとの初期
動作の変更判定が確実となる。
【0101】請求項6記載の発明によれば、請求項3記
載の多色画像形成装置において、電源オン時に前記各色
毎の現像手段の現像動作状態によって前記感光体の初期
動作を変更する手段を備えたので、不必要な処理を省い
て立ち上げ時間の短縮を計ることができる。
【0102】請求項7記載の発明によれば、請求項3記
載の多色画像形成装置において、電源オン時に前記第1
の接離動作状態、前記第2の接離動作状態によって前記
中間転写ベルトの初期動作を変更する手段を備えたの
で、不必要な処理を省いて立ち上げ時間の短縮を計るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2記載の発明の一実施形態例の電装
部を示すブロック図である。
【図2】同実施形態例の概略を示す断面図である。
【図3】同実施形態例の一部を示す断面図である。
【図4】同実施形態例の他の一部を示す断面図である。
【図5】同実施形態例の他の一部を示す斜視図及び側面
図である。
【図6】同実施形態例の他の一部を示す斜視図及び側面
図である。
【図7】同実施形態例の感光体初期動作開始フローを示
すフローチャートである。
【図8】同実施形態例の現像手段初期設定動作フローを
示すフローチャートである。
【図9】同実施形態例の感光体初期動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図10】請求項3〜7記載の発明の一実施形態例の中
間転写ベルト初期動作フローを示すフローチャートであ
る。
【図11】同実施形態例における中間転写ベルトの感光
体ドラムに対する離間動作フローを示すフローチャート
である。
【図12】同実施形態例における紙転写体の中間転写ベ
ルトに対する離間動作フローを示すフローチャートであ
る。
【図13】同実施形態例の現像手段初期設定動作フロー
を示すフローチャートである。
【図14】同実施形態例の現像濃度パターン検知器基準
濃度検出制御フローを示すフローチャートである。
【図15】同実施形態例の初期動作フローの一部を示す
フローチャートである。
【図16】同初期動作フローの他の一部を示すフローチ
ャートである。
【図17】同初期動作フローの他の一部を示すフローチ
ャートである。
【図18】同初期動作フローの他の一部を示すフローチ
ャートである。
【図19】同初期動作フローの他の一部を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 書き込み光学ユニット 12 感光体ドラム 21 帯電器 23〜26 現像器 28 中間転写ベルト 35 紙転写バイアスローラ 37、43 カム軸 38、44 偏心カム 39 テンションブラケット 40 中間転写ベルト接離クラッチ 42 中間転写ベルト接離検知器 46 紙転写ユニット接離検知器 49 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能な感光体と、この感光体を帯電す
    る帯電手段と、この帯電手段によって帯電された前記感
    光体を転写紙上で重ね合わせられるべき各色画像毎の画
    像信号に応じて露光する露光手段と、前記感光体に並列
    に配置され前記露光手段による露光で前記感光体上に形
    成された各色画像毎の静電潜像を現像する各色毎の現像
    手段と、この各色毎の現像手段を現像可能状態と非現像
    状態とに切り替え可能な現像切り替え手段と、前記感光
    体に対向配置され前記各色毎の現像手段による現像で前
    記感光体上に形成される各色のトナー像が順次に重ねて
    合わせて転写される回転可能な中間転写ベルトと、この
    中間転写ベルトに対向配置されて該中間転写ベルトとの
    間に転写紙が通紙され該転写紙へ前記中間転写ベルト上
    に重ねて合わせて転写されたトナー像を転写する回転可
    能な紙転写体とを有する多色画像形成装置において、電
    源オン時に前記感光体の初期動作の実行を、前記各色毎
    の現像手段の初期設定動作終了後に開始させる手段を備
    えたことを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多色画像形成装置におい
    て、前記各色毎の現像手段を初期設定動作で現像不動作
    状態にする手段を備えたことを特徴とする多色画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】回転可能な感光体と、この感光体を帯電す
    る帯電手段と、この帯電手段によって帯電された前記感
    光体を転写紙上で重ね合わせられるべき各色画像毎の画
    像信号に応じて露光する露光手段と、前記感光体に並列
    に配置され前記露光手段による露光で前記感光体上に形
    成された各色画像毎の静電潜像を現像する各色毎の現像
    手段と、この各色毎の現像手段を現像可能状態と非現像
    状態とに切り替え可能な現像切り替え手段と、前記感光
    体に対向配置され前記各色毎の現像手段による現像で前
    記感光体上に形成される各色のトナー像が順次に重ねて
    合わせて転写される回転可能な中間転写ベルトと、この
    中間転写ベルトに対向配置されて該中間転写ベルトとの
    間に転写紙が通紙され該転写紙へ前記中間転写ベルト上
    に重ねて合わせて転写されたトナー像を転写する回転可
    能な紙転写体と、前記感光体と前記中間転写ベルトとの
    接離を検知する第1の接離検知手段と、前記中間転写ベ
    ルトと前記紙転写体との接離を検知する第2の接離検知
    手段と、前記感光体と前記中間転写ベルトとを接離させ
    る動作を行う第1の接離動作手段と、前記中間転写ベル
    トと前記紙転写体とを接離させる動作を行う第2の接離
    動作手段とを有する多色画像形成装置において、前記各
    色毎の現像手段の現像動作状態を設定保持し、この現像
    動作状態は前記各色毎の現像手段の少なくとも1つの現
    像手段が現像状態開始から非現像状態に至るまでを現像
    可能状態とする手段と、前記感光体と前記中間転写ベル
    トとの接離状態、及び前記中間転写ベルトと前記紙転写
    体との接離状態を第1の接離動作状態、第2の接離動作
    状態として設定保持する手段とを備えたことを特徴とす
    る多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の多色画像形成装置におい
    て、電源オン時に前記各色毎の現像手段の現像動作状態
    によって前記各色毎の現像手段の初期設定動作を変更す
    る手段を備えたことを特徴とする多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の多色画像形成装置におい
    て、前記第1の接離動作状態、前記第2の接離動作状態
    を各々前記第1の接離検知手段及び前記第2の接離検知
    手段と前記第1の接離動作手段及び前記第2の接離動作
    手段の状態によって判定する手段を備えたことを特徴と
    する多色画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の多色画像形成装置におい
    て、電源オン時に前記各色毎の現像手段の現像動作状態
    によって前記感光体の初期動作を変更する手段を備えた
    ことを特徴とする多色画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載の多色画像形成装置におい
    て、電源オン時に前記第1の接離動作状態、前記第2の
    接離動作状態によって前記中間転写ベルトの初期動作を
    変更する手段を備えたことを特徴とする多色画像形成装
    置。
JP7241179A 1995-09-20 1995-09-20 多色画像形成装置 Pending JPH0990696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7241179A JPH0990696A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 多色画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7241179A JPH0990696A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 多色画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0990696A true JPH0990696A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17070417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7241179A Pending JPH0990696A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 多色画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0990696A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6445900B2 (en) Image formation apparatus, and a method of stopping the working of the image formation apparatus after completion of a job
US5845174A (en) Image forming apparatus equipped with cleaning device
US4620783A (en) Color image forming apparatus
JP5743083B2 (ja) 画像形成装置
JPH11212426A (ja) カラー画像形成装置
JPH0990696A (ja) 多色画像形成装置
JP3426056B2 (ja) 画像形成装置
JP3535538B2 (ja) 画像形成装置
JP2006201254A (ja) 画像形成装置
JPH0954476A (ja) カラー画像形成装置
JP3936825B2 (ja) 画像形成装置
JPH08297391A (ja) 多色画像形成装置
JP4410340B2 (ja) 画像形成装置
JP4082045B2 (ja) 画像形成装置
JPH11202696A (ja) 画像形成装置
JP2014016567A (ja) 画像形成装置
JP3059324B2 (ja) 電子写真印刷装置
JP3621981B2 (ja) 画像形成装置
JP3744670B2 (ja) 画像形成装置
JPH08292708A (ja) カラー画像形成装置
JP3655018B2 (ja) 画像形成装置
JPH081095Y2 (ja) 画像記録装置
JPH07210011A (ja) 画像形成装置
JP2006285007A (ja) 画像形成装置
JPH0535123A (ja) 電子写真式複写機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608