JPH0989949A - 電力積算装置 - Google Patents

電力積算装置

Info

Publication number
JPH0989949A
JPH0989949A JP7242679A JP24267995A JPH0989949A JP H0989949 A JPH0989949 A JP H0989949A JP 7242679 A JP7242679 A JP 7242679A JP 24267995 A JP24267995 A JP 24267995A JP H0989949 A JPH0989949 A JP H0989949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
signal
voltage
integrating
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7242679A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3077964B2 (ja
Inventor
Hisayuki Uchiike
久幸 内池
Kenji Fujino
健治 藤野
Takayuki Senda
隆之 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP07242679A priority Critical patent/JP3077964B2/ja
Publication of JPH0989949A publication Critical patent/JPH0989949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3077964B2 publication Critical patent/JP3077964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の装置で連続した積算と特定期間の積算
を両立させた電力積算装置を提供する。 【解決手段】 電力演算手段は、電源ラインから供給さ
れるアナログ信号の電圧と電流をアナログ・デジタル変
換し、変換したデジタル信号の電圧と電流から電力を求
める。第1の積算手段は、電力演算手段で求めた電力を
連続的に積算して積算電力量を求める。信号発生手段
は、積算制御信号によりゲート手段を開閉する。第2の
積算手段は、ゲート手段が開いている期間について電力
を積算して積算電力量を求める。このようにして、第1
の積算手段により連続して積算電力量が求められ、第2
の積算手段により特定期間だけについて積算電力量が求
められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源ラインから供
給される電圧と電流から電力を求め、求めた電力を積算
して積算電力量を算出する電力積算装置に関するもので
ある。更に詳しくは、連続的に積算電力量を求めるだけ
でなく、任意の特定期間だけについても積算電力量を求
められるための改良を施した電力積算装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】工場等では、機械や装置で消費される電
力量を計測するために工場全体一括で電力積算装置が設
けられている。この場合の電力積算装置は、工場内にあ
る全ての機械や装置が接続されたおおもとの電源ライン
から供給される電力を積算して積算電力量を算出する。
積算電力量を監視するときに、それぞれの機械や装置に
ついて個別に消費電力量を測りたいことがある。これ
は、工場の中でどの機械や装置が消費電力量が多いかを
調べ、消費電力量が多い機械や装置を他の機械や装置に
代替したりその他の対策を講じて、工場全体を省エネル
ギー化したいときにこのようなことが必要になる。更
に、機械や装置を動かすためのある工程とか、ある機械
が稼働している期間の消費電力量を知ることも省エネル
ギー化のために必要となる。これを実現するには、任意
の特定期間だけ電力を積算できる装置が必要になる。従
来は、1台の装置で連続して積算することと特定期間だ
け積算することができる電力積算装置はなかった。この
ため、連続した積算と特定期間の積算を両立しようとす
ると、2台の電力積算装置を設け、1台は連続して積算
を行わせ、もう1台は特定期間だけ動作させて積算を行
わせなければならなかった。しかし、上述した構成にす
ると、2台の電力積算装置が必要になるため、コストが
高くなり、しかも占有スペースが大きくなるという問題
点があった。また、2台の電力積算装置の積算値を切り
換えて表示したりデータ伝送する場合は、配線数が多く
なるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、デジタル信号
処理によって電源ラインから供給される電力を求め、求
めた電力のデータを連続して送る経路とゲート手段を介
して特定期間だけ送る経路とを設け、それぞれの経路に
積算手段を接続することによって、1台の装置で連続し
た積算と特定期間の積算を両立させた電力積算装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源ラインか
ら供給される電圧と電流から電力を求め、求めた電力を
積算して積算電力量を算出する電力積算装置において、
電源ラインから供給されるアナログ信号の電圧と電流を
アナログ・デジタル変換し、変換したデジタル信号の電
圧と電流から電力を求める電力演算手段と、この電力演
算手段で求めた電力を連続的に積算して積算電力量を求
める第1の積算手段と、積算を行う期間を規定する信号
が入力され、この入力信号を積算制御信号に変換する信
号変換手段と、前記積算制御信号により開閉するゲート
手段と、前記電力演算手段で求めた電力が前記ゲート手
段を介して与えられ、積算制御信号で規定される期間に
ついて電力を積算して積算電力量を求める第2の積算手
段と、を具備したことを特徴とする電力積算装置であ
る。
【0005】
【作用】このような本発明では、電力演算手段は、電源
ラインから供給されるアナログ信号の電圧と電流をアナ
ログ・デジタル変換し、変換したデジタル信号の電圧と
電流から電力を求める。第1の積算手段は、電力演算手
段で求めた電力を連続的に積算して積算電力量を求め
る。信号変換手段は、積算制御信号によりゲート手段を
開閉する。第2の積算手段は、ゲート手段が開いている
期間について電力を積算して積算電力量を求める。この
ようにして、第1の積算手段により連続して積算電力量
が求められ、第2の積算手段により特定期間だけについ
て積算電力量が求められる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した構成図であ
る。図1において、PMは電力積算装置である。電力積
算装置PMは、PT(Power Transform
er)及びCT(Current Transform
er)を介して電源ラインLに接続されている。図では
3相交流を供給する電源ラインが例示されている。電力
積算装置PMにおいて、1は電力積算装置PM内に設け
られたトランス回路である。トランス回路1は、PTと
CTを内蔵している。このPTとCTは、電力積算装置
PMの外部にあるPTとCTから供給された電圧と電流
を電力演算手段2に適したレベルの電圧及び電流に変換
するとともに、絶縁を行うために設けられている。電力
演算手段2は、トランス回路1から供給されたアナログ
信号の電圧及び電流をデジタル信号に変換するアナログ
・デジタル変換器と、デジタル信号に変換した電圧及び
電流から瞬時における電力を求めるデジタル信号処理回
路を有する。瞬時における電力は、一定のサンプリング
周期毎に求める。電力演算手段2はIC(集積回路)に
よって構成されている。3は電力演算手段2に基準電圧
を与える基準電圧発生手段、4は電力演算手段2のデジ
タル信号処理回路を動作させるための演算プログラムが
格納されたROMである。5はCPUである。CPU5
で、51は積算手段で、電力演算手段2によりサンプリ
ング周期毎に求めた電力を連続して積算し、積算電力量
を求める。52は積算制御信号によって開閉され、開い
ているときは信号を通過させ、閉じているときは信号の
通過を禁止するゲート手段である。ゲート手段52は、
例えばアンドゲードで構成される。53は積算手段で、
ゲート手段52を介して電力演算手段2と接続され、ゲ
ート手段52が開いている期間だけ電力演算手段2で求
めた電力を積算し、積算電力量を求める。このような構
成から、積算手段51は連続して電力を積算し、積算手
段53は特定期間だけ電力を積算する。54はメモリ
で、積算手段51と53で求めた積算電力量のデータ、
及び、電力演算手段2で求めた瞬時の電力が格納され
る。なお、メモリ54はCPU5内に設けたメモリに限
ることなくCPU5に外付けしたメモリであってもよ
い。6は信号変換手段で、積算を行う期間を規定する信
号が入力され、この入力信号を積算制御信号に変換す
る。変換を行うのは、入力信号をゲート手段52を制御
できる信号に変換するためである。図の例では、信号変
換手段6に接点信号が入力され、接点信号のオン,オフ
に応じた積算制御信号に変換し、ゲート手段52に出力
する。図の例では、信号変換手段6はトランスを内蔵
し、入力信号を絶縁伝送する。なお、絶縁が不要なとき
はトランスを設けず、信号変換手段6をゲート回路等で
構成してもよい。また、信号変換手段6の入力は接点信
号に限らず例えば電圧信号等であってもよい。7は操作
・表示手段で、メモリ54に格納された連続した積算電
力量と特定期間の積算電力量とを切り換えて表示する。
また、操作・表示手段7はメモリ54に格納された電力
も表示する。8はアナログ信号出力回路で、メモリ54
から読み出された電力のデータを例えば4〜20mAの
アナログ電流信号に変換して出力する。9はCPU5を
通信回線(図の例ではRS485の通信回線)に接続す
る通信用回路である。通信用回路9は、メモリ54から
読み出された連続した積算電力量、特定期間の積算電力
量、及び、電力のデータを通信回線へ送る。10は電力
積算装置PMにある各回路を駆動するための電源回路で
ある。
【0007】図2は図1の電力積算装置の使用例を示し
た図である。図2で図1と同一のものは同一符号を付け
る。図2において、Mは負荷となっているモータ、CB
は電源ラインLに設けられたブレーカ、MBはモータM
に設けられたブレーカである。電力積算装置PMが出力
する4〜20mAのアナログ信号は記録計RCに与えら
れ、電力の経時的変化が記録される。電力積算装置PM
のRS485通信出力はパソコンPCに与えられてい
る。AC100V電圧は電力積算装置PMの電源回路1
2に供給されている。
【0008】このように構成した電力積算装置の動作を
説明する。電源ラインLから供給される電力は、トラン
スPTとCTを介して電力積算装置PM内のトランス回
路1に供給される。トランス回路1は内蔵するPTとC
Tにより供給された電圧と電流を絶縁伝送するととも
に、電力演算手段2に適したレベルの電圧及び電流に変
換する。電力演算手段2は、トランス回路1で変換した
電圧及び電流をデジタル信号に変換し、変換したデジタ
ル信号の電圧及び電流から瞬時における電力を求める。
積算手段51は、電力演算手段2によりサンプリング周
期毎に求められる瞬時の電力を連続して積算していき、
積算電力量をメモリ54に格納する。一方、接点信号が
オンになっている間はゲート手段52が開く。積算手段
53は、ゲート手段52が開いている間、電力演算手段
2によりサンプリング周期毎に求められる瞬時の電力を
積算していき、積算電力量をメモリ54に格納する。こ
れにより、接点信号がオンになっている期間(特定期
間)の積算電力量が求められる。メモリ54から連続し
た積算電力量と特定期間の積算電力量とを読み出し、操
作・表示手段7へ送り、2つの積算量を同時に表示す
る。また、2つの積算量を切り換えて表示してもよい。
切り換えて表示するときは、異なる表示領域を切り換え
て使う。パソコンPCとの通信はRS485通信回線を
用い、パソコンPCからの要求に応じてメモリ54に格
納した連続した積算電力量、特定期間の積算電力量、電
力が読み出される。
【0009】
【発明の効果】本発明では、電源ラインから供給される
アナログ信号の電圧と電流をデジタル信号に変換し、デ
ジタル信号処理によってサンプリング周期毎に電力を求
める。求めた電力のデータを連続して送る経路と、ゲー
ト手段を介して特定期間だけ送る経路を設け、2つの経
路にそれぞれ積算手段を接続する。このことから、本発
明によれば、1台の装置で連続して電力を積算すること
と特定期間だけ電力を積算することが可能になる。しか
も、連続した電力の積算に影響を与えることなく特定期
間の電力の積算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の電力積算装置の使用例を示した図であ
る。
【符号の説明】 2 電力積算手段 51,53 積算手段 52 ゲート手段 6 信号変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤野 健治 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 千田 隆之 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ラインから供給される電圧と電流か
    ら電力を求め、求めた電力を積算して積算電力量を算出
    する電力積算装置において、 電源ラインから供給されるアナログ信号の電圧と電流を
    アナログ・デジタル変換し、変換したデジタル信号の電
    圧と電流から電力を求める電力演算手段と、 この電力演算手段で求めた電力を連続的に積算して積算
    電力量を求める第1の積算手段と、 積算を行う期間を規定する信号が入力され、この入力信
    号を積算制御信号に変換する信号変換手段と、 前記積算制御信号により開閉するゲート手段と、 前記電力演算手段で求めた電力が前記ゲート手段を介し
    て与えられ、積算制御信号で規定される期間について電
    力を積算して積算電力量を求める第2の積算手段と、を
    具備したことを特徴とする電力積算装置。
JP07242679A 1995-09-21 1995-09-21 電力積算装置 Expired - Fee Related JP3077964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07242679A JP3077964B2 (ja) 1995-09-21 1995-09-21 電力積算装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07242679A JP3077964B2 (ja) 1995-09-21 1995-09-21 電力積算装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0989949A true JPH0989949A (ja) 1997-04-04
JP3077964B2 JP3077964B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=17092629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07242679A Expired - Fee Related JP3077964B2 (ja) 1995-09-21 1995-09-21 電力積算装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3077964B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10339747A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Mitsubishi Electric Corp 指示計器
JP2007248092A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Hioki Ee Corp 二重絶縁された電気計測機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10339747A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Mitsubishi Electric Corp 指示計器
JP2007248092A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Hioki Ee Corp 二重絶縁された電気計測機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3077964B2 (ja) 2000-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN210294369U (zh) 一种防窃电单相电能表
US6771170B2 (en) Power system waveform capture
CN201178245Y (zh) 开关柜操控装置
JPH0989949A (ja) 電力積算装置
JP2866615B2 (ja) 節電量計測装置
CN109709481A (zh) 变压器直流电阻及有载分接开关综合测试装置
JP2005012892A (ja) 電力負荷協調制御システム
JPH05172881A (ja) 絶縁抵抗計
JPH0359790A (ja) 電気機器の電力制御装置
JPH08247794A (ja) 複合指示計器
JP2002008174A (ja) 遠隔検針用計量装置
JP2002199466A (ja) 伝送端末装置
CN100449893C (zh) 带有显示控制面板的低压配电柜
CN212380949U (zh) 一种发电机组动力系统
KR100186365B1 (ko) 배전 선로용 개폐기 감시장치
CN220323790U (zh) 一种食品烘干电路
JPH04359399A (ja) 3線信号処理装置
KR200294759Y1 (ko) 개폐기 일체형 복합 전자식 전력량계
CN116482439A (zh) 一种多模式组合式电能表及其控制方法
JPH09166629A (ja) 電子式電力量計及び電子式電力量計の情報収集装置
KR20010038183A (ko) 전기시설의 동작감시 및 제어장치
KR100198230B1 (ko) 다기능 전력수급용 복합계기의 데이타 세팅 및 표시방법
KR19980013591U (ko) 부하 측정장치
JPH05292661A (ja) 電源装置
RU154150U1 (ru) Счетчик электрической энергии для автоматизированной системы управления и мониторинга трансформаторной подстанции

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000601

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees