JPH0989755A - 埃塵検出装置 - Google Patents

埃塵検出装置

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JPH0989755A
JPH0989755A JP7241562A JP24156295A JPH0989755A JP H0989755 A JPH0989755 A JP H0989755A JP 7241562 A JP7241562 A JP 7241562A JP 24156295 A JP24156295 A JP 24156295A JP H0989755 A JPH0989755 A JP H0989755A
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Takumi Hasegawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵や埃等の透過性の高い微粒子を検出する。 【解決手段】 光15を発生する発光ダイオード10
と、光15の照射部分の気流中の埃塵に反射した光を検
知するフォトダイオード30と、フォトダイオード30
が光を検知する際の背景となる黒紙20と、フォトトラ
ンジスタ30で受光した光の量の変化を検出する検出回
路40とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、埃塵検出装置に関
し、特に埃や塵を検知して警告信号を発生する埃塵検出
装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来この種の技術では、気流にレーザビ
ームを当てて散乱した光を直接観測することによって埃
や塵の分布を測定していた。たとえば、特開昭60−9
3944号公報には、2枚の放物面鏡を使用して2枚目
の放物面境の焦点の位置に光電変換手段を配置した光散
乱粒子測定装置の技術が記載されている。
【0002】図3を参照すると、従来の技術では、二重
管950によりエアロゾル粒子961等の気流中の微粒
子を集めて、第1枚目の放物面境921の焦点919に
おいて微粒子流とほぼ直角に交差するようにレーザビー
ム915を設けている。このレーザ光は第1枚目の放物
面境921によって反射されて、第2枚目の放物面境9
22に入る。第2枚目の放物面境922で反射された光
はその焦点の位置に集光される。そして、この焦点の位
置に設けられたフォトマル又はフォトダイオード等の光
電変換手段930により、光から電流信号に変換され
て、微粒子が検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
光源から発せられたレーザ光を鏡により反射させて、光
電変換手段(以下、センサという)に直接照射するよう
に構成している。このような構成においては、検出しよ
うとする微粒子の透過性が高い場合、センサに入力され
る光の強度によっては微粒子の存在を認識することが困
難になることがある。
【0004】また、従来の技術では、微粒子を一旦集め
て焦点における微粒子の存在を検出するため、装置全体
の構成が複雑になるおそれがある。従って、情報処理装
置の一部にこのような機能を設けようとしても実装上困
難となるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、塵や埃等の透過性の高い
微粒子を検出できる埃塵検出装置を提供することにあ
る。
【0006】また、本発明の他の目的は、情報処理装置
の一部として組込み可能な埃塵検出装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の埃塵検出装置は、空気中の微粒子により屈折
された光を受光して微粒子の存在を検知する。
【0008】また、本発明の他の埃塵検出装置は、光を
一定の照射角度により発生する光源と、この光源による
照射角度の外側に設けられたセンサ手段とを含み、前記
センサ手段の受光部分には空気中の微粒子により屈折さ
れた光が受光されて微粒子の存在を検知する。
【0009】また、本発明の他の埃塵検出装置におい
て、前記微粒子は透過性の高いものであることを意味す
る。
【0010】また、本発明の他の埃塵検出装置におい
て、前記微粒子は埃または塵を意味する。
【0011】また、本発明の他の埃塵検出装置におい
て、前記センサ手段は、前記微粒子による屈折光を受光
するフォトトランジスタと、このフォトトランジスタに
より受光した光の量の変化を検出して微粒子の存在を検
知する検出回路とをさらに含む。
【0012】また、本発明を適用した情報処理装置にお
いては、光を一定の照射角度により発生する光源と、こ
の光源による照射角度の外側に設けられ、前記微粒子に
よる屈折光を受光するフォトトランジスタと、このフォ
トトランジスタにより受光した光の量の変化を検出して
微粒子の量を計数する検出回路と、この検出回路による
微粒子量の一定時間毎の計数値が所定量を越えるとその
旨を表示する警告手段とを含む。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の埃塵検出装置の一実
施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明の一実施例であ
る埃塵検出装置は、光15を発生する発光ダイオード1
0と、光15の照射部分の気流中の埃塵に反射した光を
検知するフォトダイオード30と、フォトダイオード3
0が光を検知する際の背景となる黒紙20と、フォトト
ランジスタ30で受光した光の量の変化を検出する検出
回路40とを有している。
【0015】発光ダイオード10は、光15を一定の照
射角度により発生する光源である。ここでは光源として
発光ダイオードを使用しているが、一定の照射角度を設
けることができれば白色光やHe-Ne光等の他の光源を使
用してもよい。
【0016】フォトトランジスタ30は、受光する光の
量に応じてその内部に流れる電流値が変化する特性を有
する。このフォトトランジスタ30は、発光ダイオード
10からの光15の照射範囲の外側に設けられる。そし
て、このフォトトランジスタ30から光15の照射範囲
を横切った反対側には、黒紙20が設けられる。この黒
紙20として、光の発生や反射の量が極めて少ないもの
が使用される。
【0017】検出回路40は、フォトトランジスタ30
と電気的に接続しており、フォトトランジスタ30中を
流れる電流の変化により微粒子の存在を検知する。すな
わち、フォトトランジスタ30と検出回路40とによ
り、光を検出するセンサとしての機能を発揮する。
【0018】フォトトランジスタ30は、その受光部分
が向いている方向の直線上と発光ダイオード10からの
光15の照射範囲とが交わった範囲を検出範囲として、
この範囲にある光を検出する。すなわち、検出範囲内に
塵や埃等の微粒子があれば光15が屈折してフォトトラ
ンジスタ30の受光部分に入力される。これにより、フ
ォトトランジスタ30中に流れる電流が変化して、検出
回路40によって微粒子の存在が検知される。
【0019】一方、検出範囲に微粒子が存在しない場合
には、発光ダイオード10からの光はその照射角の内側
にのみ届き、照射角の外側に設けられたフォトトランジ
スタ30には届かない。
【0020】このような光の検知において、フォトトラ
ンジスタ30の受光部分が向いている方向の直線上には
黒紙20が設けられているため、外部からの受光はほと
んどない。従って、塵や埃等の微粒子による屈折光のみ
が確実にフォトトランジスタ30の受光部分に得られる
ことになる。
【0021】次に、本発明の埃塵検出装置を情報処理装
置の一部として使用した一適用例について説明する。
【0022】図2を参照すると、情報処理装置の筺体1
00には冷却用ファン110が設けられている。そし
て、上述のように黒紙20に対面してフォトトランジス
タ30が筺体100の内部に設けられている。フォトト
ランジスタ30には、検出回路40を介してタイマ50
が接続されている。また、図2には示していないが、発
光ダイオード10も同様に設けられているものとする。
さらに、筺体100の外側には、警告ランプ120が設
けられている。この警告ランプ120は、情報処理装置
内部の埃塵が一定量を越えると点灯して、注意を喚起す
るために使用される。
【0023】筺体100内の埃塵による屈折光がフォト
トランジスタ30によって受光されると、検出回路40
により埃塵の存在が検知される。検出回路40は図示し
ないカウンタを有し、埃塵が検出される度に計数する。
このカウンタはタイマ50により、予め定められた時間
ごとにリセットされる。これにより、カウンタは一定時
間当たりの埃塵の検出量を計数することになる。
【0024】検出回路40は、カウンタの値が所定値を
越えると警告ランプ120を点灯させる。この警告ラン
プ120の点灯により、筺体100内の埃塵の量が一定
量を越えていることを外部から認識することができる。
すなわち、この状態を放置すれば、ファン110におい
て目詰まりを起こして十分な冷却効果が得られなくなる
おそれがあることを知らせることができる。
【0025】このように、本発明の一実施例である埃塵
検出装置によれば、フォトトランジスタ30を光15の
外側に設けて空気中の微粒子による屈折光を間接的に受
光することにより、塵や埃等の透過性の高い微粒子を検
出することができる。また、検出回路40内のカウンタ
により埃塵の検出量を計数して、情報処理装置内の埃塵
の量が所定量を越えた場合に警告ランプ120を点灯さ
せることにより、ファン110の目詰まりの可能性を警
告することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、空気中の微粒子による屈折光を間接的に受光す
ることによって、塵や埃等の透過性の高い微粒子を検出
することができる。
【0027】また、本発明では簡易な構成を採ることに
より、情報処理装置内の埃塵の検出を可能とし、ファン
の目詰まり発生を予め警告することができる。
【0028】さらに、本発明では微粒子の検出を焦点で
はなく一定幅を有する検出範囲において行うことによ
り、偏りの少ない検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埃塵検出装置の一実施例の構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例の埃塵検出装置の適用例を示
す図である。
【図3】従来技術の埃塵検出装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 発光ダイオード 15 光 20 黒紙 30 フォトトランジスタ 40 検出回路 100 筺体 110 ファン 120 警告ランプ 915 レーザビーム 921,922 放物面境 930 光電変換手段 950 二重管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の微粒子により屈折された光を受
    光して微粒子の存在を検知することを特徴とする埃塵検
    出装置。
  2. 【請求項2】 光を一定の照射角度により発生する光源
    と、 この光源による照射角度の外側に設けられたセンサ手段
    とを含み、 前記センサ手段の受光部分には空気中の微粒子により屈
    折された光が受光されて微粒子の存在を検知することを
    特徴とする埃塵検出装置。
  3. 【請求項3】 前記微粒子は埃または塵であることを特
    徴とする請求項2記載の埃塵検出装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ手段は、 前記微粒子による屈折光を受光するフォトトランジスタ
    と、 このフォトトランジスタにより受光した光の量の変化を
    検出して微粒子の存在を検知する検出回路とをさらに含
    むことを特徴とする請求項3記載の埃塵検出装置。
  5. 【請求項5】 光を一定の照射角度により発生する光源
    と、 この光源による照射角度の外側に設けられ、前記微粒子
    による屈折光を受光するフォトトランジスタと、 このフォトトランジスタにより受光した光の量の変化を
    検出して微粒子の量を計数する検出回路と、 この検出回路による微粒子量の一定時間毎の計数値が所
    定量を越えるとその旨を表示する警告手段とを含むこと
    を特徴とする情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112721A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Sumco Corp 浮遊粒子の測定方法及びその装置
JP2014181930A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Sumco Corp 人頭型気流試験装置及び該装置を用いた防塵用具の品質検査を行う方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290037A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Noboru Nakatani レーザ多焦点法による粒子の速度,径,屈折率の同時測定システム
JPH0531314A (ja) * 1991-07-31 1993-02-09 Matsushita Electric Works Ltd 空気清浄器

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