JPH0989465A - 静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法 - Google Patents
静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法Info
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- JPH0989465A JPH0989465A JP24897495A JP24897495A JPH0989465A JP H0989465 A JPH0989465 A JP H0989465A JP 24897495 A JP24897495 A JP 24897495A JP 24897495 A JP24897495 A JP 24897495A JP H0989465 A JPH0989465 A JP H0989465A
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/001—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
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- B30B15/02—Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
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- B30B15/024—Moulds for compacting material in powder, granular of pasta form using elastic mould parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形体下端部が「象の足」形状を呈すること
なく、均一な密度の成形体を得ることができる静水圧加
圧成形装置と静水圧加圧成形方法の提供。 【解決手段】 圧力容器2と、圧力容器2内に配設され
原料粉末を内部に収容する成形用ゴム型4と、成形用ゴ
ム型4の上部に配設されるトップパンチ11と、成形用
ゴム型4の下部に配設されるボトムパンチ9と備え、成
形用ゴム型4が、ボトムパンチ9の上端外周部に接する
内側円周部分に切込み部14を有する静水圧加圧成形装
置。この成形用ゴム型4を用いた静水圧加圧成形方法。
なく、均一な密度の成形体を得ることができる静水圧加
圧成形装置と静水圧加圧成形方法の提供。 【解決手段】 圧力容器2と、圧力容器2内に配設され
原料粉末を内部に収容する成形用ゴム型4と、成形用ゴ
ム型4の上部に配設されるトップパンチ11と、成形用
ゴム型4の下部に配設されるボトムパンチ9と備え、成
形用ゴム型4が、ボトムパンチ9の上端外周部に接する
内側円周部分に切込み部14を有する静水圧加圧成形装
置。この成形用ゴム型4を用いた静水圧加圧成形方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えばセラミッ
ク粉末、金属粉末などを成形するための静水圧加圧成形
装置および静水圧加圧成形方法に関する。なお、本発明
の静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法は乾式
だけでなく、湿式の場合も含むものである。
ク粉末、金属粉末などを成形するための静水圧加圧成形
装置および静水圧加圧成形方法に関する。なお、本発明
の静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法は乾式
だけでなく、湿式の場合も含むものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、乾式の静水圧加圧成形(CI
P成形)においては、粉末充填、加圧、減圧、成形体取
出しの各工程により成形が実施される。これを図8〜図
11に示す有底円筒の成形を例に取って説明すると、ま
ず図8に示すように、セラミック粉末、金属粉末などの
成形用粉末Aが、給粉ノズル1を介して圧力容器2内の
成形空間8に挿入・充填される。ここで、圧力容器2
は、内部に、マンドレル3と円筒状の成形用ゴム型4、
及びマンドレル3を下方から支持するボトムパンチ9と
から形成される成形空間8を有し、成形用ゴム型4の周
方向の外周側には、成形用ゴム型4を包囲する圧媒シー
ルゴム5が備えられている。圧力容器2には圧媒出入口
6が設けられている。なお、7はシールゴムホルダーで
ある。
P成形)においては、粉末充填、加圧、減圧、成形体取
出しの各工程により成形が実施される。これを図8〜図
11に示す有底円筒の成形を例に取って説明すると、ま
ず図8に示すように、セラミック粉末、金属粉末などの
成形用粉末Aが、給粉ノズル1を介して圧力容器2内の
成形空間8に挿入・充填される。ここで、圧力容器2
は、内部に、マンドレル3と円筒状の成形用ゴム型4、
及びマンドレル3を下方から支持するボトムパンチ9と
から形成される成形空間8を有し、成形用ゴム型4の周
方向の外周側には、成形用ゴム型4を包囲する圧媒シー
ルゴム5が備えられている。圧力容器2には圧媒出入口
6が設けられている。なお、7はシールゴムホルダーで
ある。
【0003】 圧力容器2内の成形空間8に挿入・充填
された成形用粉末Aは、圧力容器2の上部に、トップゴ
ム栓10を備えたトップパンチ11を挿入した後、図9
に示すように、高圧ポンプ(図示せず)から増圧機(図
示せず)を経て圧媒出入口6から流入する圧力媒体によ
り加圧することにより、圧媒シールゴム5および成形用
ゴム型4を介して圧縮成形される。圧縮成形が終了した
後、図10に示すように、圧力媒体を圧媒出入口6より
流出させて、成形用ゴム型4を復元させ、次いで、図1
1のように、トップパンチ11を上昇させるとともにボ
トムパンチ9を下降させることにより、有底円筒成形体
12を圧力容器2から取り出す。
された成形用粉末Aは、圧力容器2の上部に、トップゴ
ム栓10を備えたトップパンチ11を挿入した後、図9
に示すように、高圧ポンプ(図示せず)から増圧機(図
示せず)を経て圧媒出入口6から流入する圧力媒体によ
り加圧することにより、圧媒シールゴム5および成形用
ゴム型4を介して圧縮成形される。圧縮成形が終了した
後、図10に示すように、圧力媒体を圧媒出入口6より
流出させて、成形用ゴム型4を復元させ、次いで、図1
1のように、トップパンチ11を上昇させるとともにボ
トムパンチ9を下降させることにより、有底円筒成形体
12を圧力容器2から取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上記したように、従
来、成形用ゴム型4のボトムパンチ9挿入部はボトムパ
ンチ9の外周形状に適合した形状を有しているため、加
圧時において、図9の拡大図に示すように、成形用ゴム
型4の下端部成形面はボトムパンチ9に拘束されて、十
分な圧縮がなされず、図10〜11に示すごとく、得ら
れる成形体12の下端部13は、俗に言う「象の足」形
状を成していた。
来、成形用ゴム型4のボトムパンチ9挿入部はボトムパ
ンチ9の外周形状に適合した形状を有しているため、加
圧時において、図9の拡大図に示すように、成形用ゴム
型4の下端部成形面はボトムパンチ9に拘束されて、十
分な圧縮がなされず、図10〜11に示すごとく、得ら
れる成形体12の下端部13は、俗に言う「象の足」形
状を成していた。
【0005】 それ故、成形体12の下端部13の密度
が他の部分に比べて低くなり、焼成収縮時に形状の歪み
を発生させる原因となっていた。また、成形体12の下
端部13が「象の足」形状になるため、下端部13の円
周方向先端部分は壊れ易く、取扱い時に成形屑を発生
し、焼成時に製品に屑が付着する等の問題点も発生し、
場合によっては成形体下端部13のバリ取り(成形体下
端部の外周加工)を実施する必要があった。
が他の部分に比べて低くなり、焼成収縮時に形状の歪み
を発生させる原因となっていた。また、成形体12の下
端部13が「象の足」形状になるため、下端部13の円
周方向先端部分は壊れ易く、取扱い時に成形屑を発生
し、焼成時に製品に屑が付着する等の問題点も発生し、
場合によっては成形体下端部13のバリ取り(成形体下
端部の外周加工)を実施する必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記した従
来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、成
形体下端部が「象の足」形状を呈することなく、均一な
密度の成形体を得ることができる静水圧加圧成形装置お
よび静水圧加圧成形方法を提供することにある。即ち、
本発明によれば、圧力容器と、該圧力容器内に配設さ
れ、原料粉末を内部に収容する成形用ゴム型と、該成形
用ゴム型の上部に配設されるトップパンチと、該成形用
ゴム型の下部に配設されるボトムパンチと、を備えた静
水圧加圧成形装置において、該成形用ゴム型は、該ボト
ムパンチの上端外周部に接する内側円周部分に切込み部
を有することを特徴とする静水圧加圧成形装置が提供さ
れる。
来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、成
形体下端部が「象の足」形状を呈することなく、均一な
密度の成形体を得ることができる静水圧加圧成形装置お
よび静水圧加圧成形方法を提供することにある。即ち、
本発明によれば、圧力容器と、該圧力容器内に配設さ
れ、原料粉末を内部に収容する成形用ゴム型と、該成形
用ゴム型の上部に配設されるトップパンチと、該成形用
ゴム型の下部に配設されるボトムパンチと、を備えた静
水圧加圧成形装置において、該成形用ゴム型は、該ボト
ムパンチの上端外周部に接する内側円周部分に切込み部
を有することを特徴とする静水圧加圧成形装置が提供さ
れる。
【0007】 本発明においては、成形用ゴム型におけ
る成形下端部(P1)の内径(d2)がボトムパンチ上面の
外径(d1)より小さく、かつ成形用ゴム型における前記
成形下端部(P1)より外周方向に形成した切込み部の軸
方向断面の最大内径(d3)がボトムパンチ上面の外径
(d1)より大きくなるようにすることが、好ましい。さ
らに本発明では、任意の成形操作における成形体の最大
加圧時の圧縮外径(D*)、ボトムパンチ上面の外径
(d1)、成形用ゴム型の成形下端部(P1)の内径(d2)
および成形用ゴム型の切込み部の軸方向断面の最大内径
(d3)の関係が 0.8・(d2-D* )≦d3−d1≦1.5・(d2−D*) であるように、成形用ゴム型、その切込み部およびボト
ムパンチを形成することが好ましい。
る成形下端部(P1)の内径(d2)がボトムパンチ上面の
外径(d1)より小さく、かつ成形用ゴム型における前記
成形下端部(P1)より外周方向に形成した切込み部の軸
方向断面の最大内径(d3)がボトムパンチ上面の外径
(d1)より大きくなるようにすることが、好ましい。さ
らに本発明では、任意の成形操作における成形体の最大
加圧時の圧縮外径(D*)、ボトムパンチ上面の外径
(d1)、成形用ゴム型の成形下端部(P1)の内径(d2)
および成形用ゴム型の切込み部の軸方向断面の最大内径
(d3)の関係が 0.8・(d2-D* )≦d3−d1≦1.5・(d2−D*) であるように、成形用ゴム型、その切込み部およびボト
ムパンチを形成することが好ましい。
【0008】 また本発明によれば、上記静水圧加圧成
形装置において、成形用ゴム型の中心を通る軸方向断面
における切込み部の形状において、切込み部がボトムパ
ンチ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内径
部(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を結
ぶ線で構成され、該最大内径部(P3)の軸方向位置が該
成形下端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ同位置で
あるか、または該ボトムパンチ上面端部(P2)と該最大
内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパン
チ上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度(θ)
が15°以下である上方に位置し、かつ該最大内径部
(P3)とボトムパンチ側面接点(P4)を結ぶ切込み下部
線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通る軸線の平
行線とが成す角度(γ)が45°以下である静水圧加圧
成形装置が提供される。
形装置において、成形用ゴム型の中心を通る軸方向断面
における切込み部の形状において、切込み部がボトムパ
ンチ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内径
部(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を結
ぶ線で構成され、該最大内径部(P3)の軸方向位置が該
成形下端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ同位置で
あるか、または該ボトムパンチ上面端部(P2)と該最大
内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパン
チ上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度(θ)
が15°以下である上方に位置し、かつ該最大内径部
(P3)とボトムパンチ側面接点(P4)を結ぶ切込み下部
線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通る軸線の平
行線とが成す角度(γ)が45°以下である静水圧加圧
成形装置が提供される。
【0009】 さらに本発明によれば、上記静水圧加圧
成形装置において、成形用ゴム型の中心を通る軸方向断
面における切込み部の形状において、切込み部がボトム
パンチ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内
径部(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を
結ぶ線で構成され、該ボトムパンチ上面端部(P2)と該
最大内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)が該ボト
ムパンチ側面接点(P4)を中心とする円弧状であり、か
つ該最大内径部(P3)とボトムパンチ側面接点(P4)を
結ぶ切込み下部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)
を通る軸線の平行線とが成す角度(γ)が45°以下で
ある静水圧加圧成形装置が提供される。
成形装置において、成形用ゴム型の中心を通る軸方向断
面における切込み部の形状において、切込み部がボトム
パンチ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内
径部(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を
結ぶ線で構成され、該ボトムパンチ上面端部(P2)と該
最大内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)が該ボト
ムパンチ側面接点(P4)を中心とする円弧状であり、か
つ該最大内径部(P3)とボトムパンチ側面接点(P4)を
結ぶ切込み下部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)
を通る軸線の平行線とが成す角度(γ)が45°以下で
ある静水圧加圧成形装置が提供される。
【0010】 さらにまた、本発明によれば、上記した
静水圧加圧成形装置において示した成形用ゴム型を用
い、粉末を該成形用ゴム型内に充填した後、該成形用ゴ
ム型の外周側から圧力媒体により静水圧加圧を施こし、
成形体を作製することを特徴とする静水圧加圧成形方法
が提供される。この静水圧加圧成形方法においては、静
水圧加圧時に、成形用ゴム型における成形下端部(P1)が
ボトムパンチに拘束されることなく、ボトムパンチ上面
を移動しながら成形体のボトムパンチ側端面が形成され
るため、成形体下端部は「象の足」形状となることな
く、均一な密度の成形体を得ることができる。
静水圧加圧成形装置において示した成形用ゴム型を用
い、粉末を該成形用ゴム型内に充填した後、該成形用ゴ
ム型の外周側から圧力媒体により静水圧加圧を施こし、
成形体を作製することを特徴とする静水圧加圧成形方法
が提供される。この静水圧加圧成形方法においては、静
水圧加圧時に、成形用ゴム型における成形下端部(P1)が
ボトムパンチに拘束されることなく、ボトムパンチ上面
を移動しながら成形体のボトムパンチ側端面が形成され
るため、成形体下端部は「象の足」形状となることな
く、均一な密度の成形体を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を図面に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る乾式の静水圧加
圧成形装置の一例を示す縦断面説明図で、中実体の成形
に関するものであり、図2は本発明に係る乾式の静水圧
加圧成形装置の他の例を示す縦断面説明図で、円筒体の
成形に関するものである。図1の静水圧加圧成形装置に
おいて、圧力容器2の内部には、円筒状の成形用ゴム型
4が配設され、成形用ゴム型4の上部にトップパンチ1
1、成形用ゴム型4の下部にボトムパンチ9が配設され
て、成形空間8を形成している。成形用ゴム型4の周方
向の外周側には、成形用ゴム型4を包囲するように圧媒
シールゴム5が配設されている。本発明で使用する成形
用ゴム型4は、ボトムパンチ9の上端外周部に接する内
側円周部分に切込み部14を有している。
具体的に説明する。図1は本発明に係る乾式の静水圧加
圧成形装置の一例を示す縦断面説明図で、中実体の成形
に関するものであり、図2は本発明に係る乾式の静水圧
加圧成形装置の他の例を示す縦断面説明図で、円筒体の
成形に関するものである。図1の静水圧加圧成形装置に
おいて、圧力容器2の内部には、円筒状の成形用ゴム型
4が配設され、成形用ゴム型4の上部にトップパンチ1
1、成形用ゴム型4の下部にボトムパンチ9が配設され
て、成形空間8を形成している。成形用ゴム型4の周方
向の外周側には、成形用ゴム型4を包囲するように圧媒
シールゴム5が配設されている。本発明で使用する成形
用ゴム型4は、ボトムパンチ9の上端外周部に接する内
側円周部分に切込み部14を有している。
【0012】 上記した切込み部14を有する成形用ゴ
ム型4を用いて静水圧加圧成形を実施すると、加圧時に
おいて、成形用ゴム型4における成形下端部(P1)がボト
ムパンチ9に拘束されることなく、ボトムパンチ9の上
面を移動しながら成形体12のボトムパンチ9の側端面
が形成されることになるため、成形体12の下端部13
は「象の足」形状となることがなく、均一な密度の成形
体12を得ることができる。
ム型4を用いて静水圧加圧成形を実施すると、加圧時に
おいて、成形用ゴム型4における成形下端部(P1)がボト
ムパンチ9に拘束されることなく、ボトムパンチ9の上
面を移動しながら成形体12のボトムパンチ9の側端面
が形成されることになるため、成形体12の下端部13
は「象の足」形状となることがなく、均一な密度の成形
体12を得ることができる。
【0013】 また、切込み部14は、図1に示すよう
に、成形用ゴム型4における成形下端部(P1)の内径
(d2)がボトムパンチ9上面の外径(d1)より小さく、
かつ成形用ゴム型4における成形下端部(P1)より外周
方向に形成した切込み部14の軸方向断面の最大内径(d
3)がボトムパンチ9上面の外径(d1)より大きくなるよ
うに形成すると、成形空間8内に充填された成形用粉末
が切込み部14内に落下することが確実に防止でき、し
かも上記と同様に、静水圧加圧時において、成形用ゴム
型4における成形下端部(P1)がボトムパンチ9に拘束さ
れることなく、ボトムパンチ9の上面を移動しながら成
形体12のボトムパンチ9の側端面が形成されるため、
成形体12の下端部13は「象の足」形状となることな
く、均一な密度の成形体12を得ることができ、好まし
い。
に、成形用ゴム型4における成形下端部(P1)の内径
(d2)がボトムパンチ9上面の外径(d1)より小さく、
かつ成形用ゴム型4における成形下端部(P1)より外周
方向に形成した切込み部14の軸方向断面の最大内径(d
3)がボトムパンチ9上面の外径(d1)より大きくなるよ
うに形成すると、成形空間8内に充填された成形用粉末
が切込み部14内に落下することが確実に防止でき、し
かも上記と同様に、静水圧加圧時において、成形用ゴム
型4における成形下端部(P1)がボトムパンチ9に拘束さ
れることなく、ボトムパンチ9の上面を移動しながら成
形体12のボトムパンチ9の側端面が形成されるため、
成形体12の下端部13は「象の足」形状となることな
く、均一な密度の成形体12を得ることができ、好まし
い。
【0014】 また、任意の成形操作における成形体1
2の最大加圧時の圧縮外径(D*)、ボトムパンチ9上面
の外径(d1)、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)の内
径(d2)および成形用ゴム型4の切込み部14の軸方向
断面の最大内径(d3)の関係が、 0.8・(d2-D* )≦d3−d1≦1.5・(d2−D*) となるように、成形用ゴム型4、その切込み部14およ
びボトムパンチ9を形成することが好ましい。上記の関
係を満足することにより、成形用ゴム型4の繰り返し使
用に伴なう損傷の発生を防止することができ、密度が均
一で、下端部に成形体屑が発生しない成形体を得ること
ができる。
2の最大加圧時の圧縮外径(D*)、ボトムパンチ9上面
の外径(d1)、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)の内
径(d2)および成形用ゴム型4の切込み部14の軸方向
断面の最大内径(d3)の関係が、 0.8・(d2-D* )≦d3−d1≦1.5・(d2−D*) となるように、成形用ゴム型4、その切込み部14およ
びボトムパンチ9を形成することが好ましい。上記の関
係を満足することにより、成形用ゴム型4の繰り返し使
用に伴なう損傷の発生を防止することができ、密度が均
一で、下端部に成形体屑が発生しない成形体を得ること
ができる。
【0015】 上記の関係において、(d3−d1)が(d2
-D* )の1.0倍より小さい場合には、理論上ボトムパ
ンチ9による拘束を受けることになるが、実際上0.8
倍から1.0倍までの範囲は成形用ゴム型4の伸びによ
り、十分な圧力伝搬が行われる。また、(d2−D*)の
1.5倍より大きくなると、成形体12の下端部13の
圧縮に寄与せずに変形するだけの空間が大きくなり、変
形量が大きいために繰り返し使用により成形用ゴム型4
に損傷を与える場合が生じる。さらに、(d3−d1)を大
きくすると、それに準じて成形用ゴム型4の外径を大き
くしなければならない場合も生じ、成形性の観点から好
ましくない。
-D* )の1.0倍より小さい場合には、理論上ボトムパ
ンチ9による拘束を受けることになるが、実際上0.8
倍から1.0倍までの範囲は成形用ゴム型4の伸びによ
り、十分な圧力伝搬が行われる。また、(d2−D*)の
1.5倍より大きくなると、成形体12の下端部13の
圧縮に寄与せずに変形するだけの空間が大きくなり、変
形量が大きいために繰り返し使用により成形用ゴム型4
に損傷を与える場合が生じる。さらに、(d3−d1)を大
きくすると、それに準じて成形用ゴム型4の外径を大き
くしなければならない場合も生じ、成形性の観点から好
ましくない。
【0016】 切込み部14のさらに具体的な形状とし
ては、図1に示すように、成形用ゴム型4の中心を通る
軸方向断面における切込み部14の形状において、切込
み部14が、ボトムパンチ9の上面端部(P2)、切込み
部14の軸方向断面の最大内径部(P3)およびボトムパ
ンチ9の側面接点(P4)の3点を結ぶ線で構成され、切
込み部14の最大内径部(P3)の軸方向位置が成形用ゴ
ム型4の成形下端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ
同位置となるように形成することができる。
ては、図1に示すように、成形用ゴム型4の中心を通る
軸方向断面における切込み部14の形状において、切込
み部14が、ボトムパンチ9の上面端部(P2)、切込み
部14の軸方向断面の最大内径部(P3)およびボトムパ
ンチ9の側面接点(P4)の3点を結ぶ線で構成され、切
込み部14の最大内径部(P3)の軸方向位置が成形用ゴ
ム型4の成形下端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ
同位置となるように形成することができる。
【0017】 図2の静水圧加圧成形装置は、成形体が
底付円筒である点が図1の静水圧加圧成形装置と相違し
ているもので、具体的には、ボトムパンチ9の上面上に
マンドレル3が中子として設けられ、またトップパンチ
11にトップゴム栓10が付設されて、成形用ゴム型4
とともに円筒の底部の成形空間8を形成している点にお
いて相違する。なお、切込み部14の具体的な形状とし
て、図2に示すように、成形用ゴム型4の中心を通る軸
方向断面における切込み部14の形状において、切込み
部14が、ボトムパンチ9の上面端部(P2)、切込み部
14の軸方向断面の最大内径部(P3)およびボトムパン
チ9の側面接点(P4)の3点を結ぶ線で構成され、ボト
ムパンチ9の上面端部(P2)と切込み部14の最大内径
部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパンチ9
の上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度(θ)
が15°以下である上方に位置し、しかも切込み部14
の最大内径部(P3)とボトムパンチ9の側面接点(P4)
を結ぶ切込み下部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P
4)を通る軸線の平行線とが成す角度(γ)が45°以
下となるように形成することができる。
底付円筒である点が図1の静水圧加圧成形装置と相違し
ているもので、具体的には、ボトムパンチ9の上面上に
マンドレル3が中子として設けられ、またトップパンチ
11にトップゴム栓10が付設されて、成形用ゴム型4
とともに円筒の底部の成形空間8を形成している点にお
いて相違する。なお、切込み部14の具体的な形状とし
て、図2に示すように、成形用ゴム型4の中心を通る軸
方向断面における切込み部14の形状において、切込み
部14が、ボトムパンチ9の上面端部(P2)、切込み部
14の軸方向断面の最大内径部(P3)およびボトムパン
チ9の側面接点(P4)の3点を結ぶ線で構成され、ボト
ムパンチ9の上面端部(P2)と切込み部14の最大内径
部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパンチ9
の上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度(θ)
が15°以下である上方に位置し、しかも切込み部14
の最大内径部(P3)とボトムパンチ9の側面接点(P4)
を結ぶ切込み下部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P
4)を通る軸線の平行線とが成す角度(γ)が45°以
下となるように形成することができる。
【0018】 図1〜図2のように、切込み部14の最
大内径部(P3)の軸方向位置が成形用ゴム型4の成形下
端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ同位置、または
ボトムパンチ9の上面端部(P2)と切込み部14の最大
内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパン
チ9の上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度
(θ)が15°以下である上方に位置するように、切込
み部14を形成すると、静水圧加圧時に、成形用ゴム型
4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9の上面を移動しつ
つ、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9
の上面と離れることなく圧縮することができ、また、粉
末の圧縮に寄与しない不要な空間を最小限にすることが
できる。
大内径部(P3)の軸方向位置が成形用ゴム型4の成形下
端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ同位置、または
ボトムパンチ9の上面端部(P2)と切込み部14の最大
内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパン
チ9の上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度
(θ)が15°以下である上方に位置するように、切込
み部14を形成すると、静水圧加圧時に、成形用ゴム型
4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9の上面を移動しつ
つ、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9
の上面と離れることなく圧縮することができ、また、粉
末の圧縮に寄与しない不要な空間を最小限にすることが
できる。
【0019】 さらに、切込み部14の最大内径部(P
3)とボトムパンチ9の側面接点(P4)を結ぶ切込み下
部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通る軸線の
平行線とが成す角度(γ)が45°以下、好ましくは3
0°以下とすることにより、成形用ゴム型4の製作時に
製作用の中芯の抜き取りが容易となる。
3)とボトムパンチ9の側面接点(P4)を結ぶ切込み下
部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通る軸線の
平行線とが成す角度(γ)が45°以下、好ましくは3
0°以下とすることにより、成形用ゴム型4の製作時に
製作用の中芯の抜き取りが容易となる。
【0020】 更に切込み部14の具体的かつ好適な形
状として、図3に示すように、ボトムパンチ9の上面端
部(P2)と切込み部14の最大内径部(P3)とを結ぶ切
込み上部線(L1)が、ボトムパンチ9の側面接点(P4)
を中心とする円弧状となるように形成すると、静水圧加
圧時に、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)がボトムパン
チ9の上面をよりスムーズに移動しつつ、成形用ゴム型
4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9の上面と離れるこ
となく圧縮することができ、また、粉末の圧縮に寄与し
ない不要な空間を最小限にすることができる。
状として、図3に示すように、ボトムパンチ9の上面端
部(P2)と切込み部14の最大内径部(P3)とを結ぶ切
込み上部線(L1)が、ボトムパンチ9の側面接点(P4)
を中心とする円弧状となるように形成すると、静水圧加
圧時に、成形用ゴム型4の成形下端部(P1)がボトムパン
チ9の上面をよりスムーズに移動しつつ、成形用ゴム型
4の成形下端部(P1)がボトムパンチ9の上面と離れるこ
となく圧縮することができ、また、粉末の圧縮に寄与し
ない不要な空間を最小限にすることができる。
【0021】
【実施例】 次に、本発明を実施例により、更に具体的
な実施結果を説明する。 (実施例1)下記に示す成形体を成形すべく、下記に示
す静水圧加圧成形装置を用いて、静水圧加圧成形を行な
った。 成形体…NaS電池用ベ−タアルミナ管成形体(有底円
筒形状) 外径:47.0mm、内径:41.0mm、高さ:435mm 最大加圧時(2000kgf/cm2 )の圧縮外径:D* =4
6.8mm スプリングバック率:1.005 粉体圧縮率:2.0(2000kgf/cm2 )
な実施結果を説明する。 (実施例1)下記に示す成形体を成形すべく、下記に示
す静水圧加圧成形装置を用いて、静水圧加圧成形を行な
った。 成形体…NaS電池用ベ−タアルミナ管成形体(有底円
筒形状) 外径:47.0mm、内径:41.0mm、高さ:435mm 最大加圧時(2000kgf/cm2 )の圧縮外径:D* =4
6.8mm スプリングバック率:1.005 粉体圧縮率:2.0(2000kgf/cm2 )
【0022】静水圧加圧成形装置 成形用ゴム型 材質:ウレタンゴム(硬度:Hs(A)=70゜) d2 :52.1mm d3 :60.4mm ボトムパンチ 材質:ダイス鋼(JIS番号 SKD11)(焼き入
れ) d1 :54.0mm マンドレル 材質:ダイス鋼(JIS番号 SKD11)(焼き入
れ) 径 :40.8mm
れ) d1 :54.0mm マンドレル 材質:ダイス鋼(JIS番号 SKD11)(焼き入
れ) 径 :40.8mm
【0023】 図4〜図8に示す工程に従って、静水圧
加圧成形を実施した。まず、図4に示すように、圧力容
器2の上方より、給粉ノズル1を介して成形用粉末Aを
圧力容器2内の成形用ゴム型4とマンドレル3及びボト
ムパンチ9により形成される成形空間8に挿入・充填し
た。成形用粉末Aを充填後、圧力容器2の上部かつ成形
用ゴム型4の上部にトップパンチ11を挿入して圧力容
器2を閉じ、圧力容器2を加圧時の軸方向の反力を受け
るためのプレスフレーム(図示せず)内に収納した。
加圧成形を実施した。まず、図4に示すように、圧力容
器2の上方より、給粉ノズル1を介して成形用粉末Aを
圧力容器2内の成形用ゴム型4とマンドレル3及びボト
ムパンチ9により形成される成形空間8に挿入・充填し
た。成形用粉末Aを充填後、圧力容器2の上部かつ成形
用ゴム型4の上部にトップパンチ11を挿入して圧力容
器2を閉じ、圧力容器2を加圧時の軸方向の反力を受け
るためのプレスフレーム(図示せず)内に収納した。
【0024】 次に、高圧ポンプ(図示せず)から増圧
機(図示せず)を経て、図5のように、圧媒出入口6か
ら圧力容器2内部に圧力媒体を注入し、常圧から200
0kgf/cm2 まで静水圧加圧を実施した。ここで、圧力媒
体は圧媒シールゴム5および成形用ゴム型4を介して成
形用粉末Aを加圧した。その際、圧媒出入口6は高圧弁
(図示せず)で閉じられている。
機(図示せず)を経て、図5のように、圧媒出入口6か
ら圧力容器2内部に圧力媒体を注入し、常圧から200
0kgf/cm2 まで静水圧加圧を実施した。ここで、圧力媒
体は圧媒シールゴム5および成形用ゴム型4を介して成
形用粉末Aを加圧した。その際、圧媒出入口6は高圧弁
(図示せず)で閉じられている。
【0025】 静水圧加圧中において、成形用ゴム型4
の切込み部14の成形下端部(P1)はボトムパンチ9上を
移動しながら成形用粉末Aを圧縮した。静水圧加圧は、
2000kg/ cm2 を3秒間保持して行なった。次に、昇
圧回路の高圧弁(図示せず)を閉じ、同時に減圧回路の
高圧弁(図示せず)を開放し、減圧を開始した。その
際、図5のように、成形用ゴム型4は圧力の低下に伴い
復元した。
の切込み部14の成形下端部(P1)はボトムパンチ9上を
移動しながら成形用粉末Aを圧縮した。静水圧加圧は、
2000kg/ cm2 を3秒間保持して行なった。次に、昇
圧回路の高圧弁(図示せず)を閉じ、同時に減圧回路の
高圧弁(図示せず)を開放し、減圧を開始した。その
際、図5のように、成形用ゴム型4は圧力の低下に伴い
復元した。
【0026】 減圧が完了し、加圧レベルが0kgf/cm2
となった後、プレスフレ−ムから圧力容器2を引き出し
た。次いで、圧力容器2からボトムパンチ9を下降さ
せ、成形体12を取出した。同時に、トップパンチ11
を粉末充填時の位置に上昇させた。
となった後、プレスフレ−ムから圧力容器2を引き出し
た。次いで、圧力容器2からボトムパンチ9を下降さ
せ、成形体12を取出した。同時に、トップパンチ11
を粉末充填時の位置に上昇させた。
【0027】 以上のようにして得られた成形体12
は、その下端部が「象の足」形状を呈しておらず、また
取扱い時に成形体屑となりうるバリも発生していなかっ
た。成形体下端部13の密度も、中心部の2.30g/
mm3 とほぼ同等の値であった(密度測定値はN=5の
平均値)。
は、その下端部が「象の足」形状を呈しておらず、また
取扱い時に成形体屑となりうるバリも発生していなかっ
た。成形体下端部13の密度も、中心部の2.30g/
mm3 とほぼ同等の値であった(密度測定値はN=5の
平均値)。
【0028】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係る静
水圧加圧成形装置と静水圧加圧成形方法によれば、ボト
ムパンチの上端外周部に接する内側円周部分に切込み部
を有する成形用ゴム型を用いて静水圧加圧を行なうた
め、加圧時において、成形用ゴム型の成形下端部がボト
ムパンチに拘束されることなく、ボトムパンチの上面を
スムーズに移動しながら成形体のボトムパンチ側端面が
形成されることになるため、成形体下端部は「象の足」
形状となることがなく、均一な密度の成形体が得られる
という顕著な効果を奏する。
水圧加圧成形装置と静水圧加圧成形方法によれば、ボト
ムパンチの上端外周部に接する内側円周部分に切込み部
を有する成形用ゴム型を用いて静水圧加圧を行なうた
め、加圧時において、成形用ゴム型の成形下端部がボト
ムパンチに拘束されることなく、ボトムパンチの上面を
スムーズに移動しながら成形体のボトムパンチ側端面が
形成されることになるため、成形体下端部は「象の足」
形状となることがなく、均一な密度の成形体が得られる
という顕著な効果を奏する。
【図1】 本発明に係る乾式の静水圧加圧成形装置の一
例を示す縦断面説明図。
例を示す縦断面説明図。
【図2】 本発明に係る乾式の静水圧加圧成形装置の他
の例を示す縦断面説明図。
の例を示す縦断面説明図。
【図3】 本発明に係る乾式の静水圧加圧成形装置の下
部を示す部分拡大図。
部を示す部分拡大図。
【図4】 本発明に係る静水圧加圧成形方法の一実施例
のうち、粉末充填工程を示す断面説明図。
のうち、粉末充填工程を示す断面説明図。
【図5】 本発明に係る静水圧加圧成形方法の一実施例
のうち、加圧工程を示す断面説明図。
のうち、加圧工程を示す断面説明図。
【図6】 本発明に係る静水圧加圧成形方法の一実施例
のうち、減圧工程を示す断面説明図。
のうち、減圧工程を示す断面説明図。
【図7】 本発明に係る静水圧加圧成形方法の一実施例
のうち、成形体取出し工程を示す断面説明図。
のうち、成形体取出し工程を示す断面説明図。
【図8】 従来の静水圧加圧成形方法の粉末充填工程を
示す断面説明図。
示す断面説明図。
【図9】 従来の静水圧加圧成形方法の加圧工程を示す
断面説明図。
断面説明図。
【図10】 従来の静水圧加圧成形方法の減圧工程を示
す断面説明図。
す断面説明図。
【図11】 従来の静水圧加圧成形方法の成形体取出し
工程を示す断面説明図。
工程を示す断面説明図。
1…給粉ノズル、2…圧力容器、3…マンドレル、4…
成形用ゴム型、5…圧媒シールゴム、6…圧媒出入口、
7…シールゴムホルダー、8…成形空間、9…ボトムパ
ンチ、10…トップゴム栓、11…トップパンチ、12
…成形体、13…成形体下端部、14…切込み部。
成形用ゴム型、5…圧媒シールゴム、6…圧媒出入口、
7…シールゴムホルダー、8…成形空間、9…ボトムパ
ンチ、10…トップゴム栓、11…トップパンチ、12
…成形体、13…成形体下端部、14…切込み部。
Claims (7)
- 【請求項1】 圧力容器と、 該圧力容器内に配設され、原料粉末を内部に収容する成
形用ゴム型と、 該成形用ゴム型の上部に配設されるトップパンチと、 該成形用ゴム型の下部に配設されるボトムパンチと、を
備えた静水圧加圧成形装置において、 該成形用ゴム型は、該ボトムパンチの上端外周部に接す
る内側円周部分に切込み部を有することを特徴とする静
水圧加圧成形装置。 - 【請求項2】 成形用ゴム型が、その成形下端部(P1)の
内径(d2)がボトムパンチ上面の外径(d1)より小さく、
かつ成形用ゴム型における前記成形下端部(P1)より外側
方向に形成した切込み部の軸方向断面の最大内径(d3)が
ボトムパンチ上面の外径(d1)より大きくなるように形
成されていることを特徴とする請求項1記載の静水圧加
圧成形装置。 - 【請求項3】 任意の成形操作における成形体の最大加
圧時の圧縮外径(D*)、ボトムパンチ上面の外径
(d1)、成形用ゴム型の成形下端部(P1)の内径(d2)お
よび成形用ゴム型の切込み部の軸方向断面の最大内径
(d3)の関係が 0.8・(d2-D* )≦d3−d1≦1.5・(d2−D*) であることを特徴とする請求項2記載の静水圧加圧成形
装置。 - 【請求項4】 成形用ゴム型の中心を通る軸方向断面に
おける切込み部の形状において、切込み部がボトムパン
チ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内径部
(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を結ぶ
線で構成され、該最大内径部(P3)の軸方向位置が該成
形下端部(P1)の軸方向位置と比較してほぼ同位置であ
るか、または該ボトムパンチ上面端部(P2)と該最大内
径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)とボトムパンチ
上面端部(P2)からの水平線(L3)とが成す角度(θ)が
15°以下である上方に位置し、かつ該最大内径部(P
3)とボトムパンチ側面接点(P4)を結ぶ切込み下部線
(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通る軸線の平行
線とが成す角度(γ)が45°以下であることを特徴と
する請求項2又は3記載の静水圧加圧成形装置。 - 【請求項5】 成形用ゴム型の中心を通る軸方向断面に
おける切込み部の形状において、切込み部がボトムパン
チ上面端部(P2)、切込み部の軸方向断面の最大内径部
(P3)およびボトムパンチ側面接点(P4)の3点を結ぶ
線で構成され、該ボトムパンチ上面端部(P2)と該最大
内径部(P3)とを結ぶ切込み上部線(L1)が該ボトムパ
ンチ側面接点(P4)を中心とする円弧状であり、かつ該
最大内径部(P3)とボトムパンチ側面接点(P4)を結ぶ
切込み下部線(L2)とボトムパンチ側面接点(P4)を通
る軸線の平行線とが成す角度(γ)が45°以下である
ことを特徴とする請求項2又は3記載の静水圧加圧成形
装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の成形用
ゴム型を用い、粉末を該成形用ゴム型内に充填した後、
該成形用ゴム型の外周側から圧力媒体により静水圧加圧
を施こし、成形体を作製することを特徴とする静水圧加
圧成形方法。 - 【請求項7】 静水圧加圧時に、成形用ゴム型における
成形下端部(P1)がボトムパンチ上面を移動しながら成形
体のボトムパンチ側端面が形成される請求項6記載の静
水圧加圧成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24897495A JPH0989465A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24897495A JPH0989465A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0989465A true JPH0989465A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17186161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24897495A Pending JPH0989465A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 静水圧加圧成形装置および静水圧加圧成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0989465A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2052848A1 (de) | 2007-10-27 | 2009-04-29 | Joint Solar Silicon GmbH & Co. KG | Aufbereitung von Formlingen aus Reinstsilizium |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24897495A patent/JPH0989465A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2052848A1 (de) | 2007-10-27 | 2009-04-29 | Joint Solar Silicon GmbH & Co. KG | Aufbereitung von Formlingen aus Reinstsilizium |
WO2009053084A1 (de) * | 2007-10-27 | 2009-04-30 | Jssi Gmbh | Aufbereitung von formlingen aus reinstsilizium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |