JPH0989170A - 管体の連結構造 - Google Patents
管体の連結構造Info
- Publication number
- JPH0989170A JPH0989170A JP24327595A JP24327595A JPH0989170A JP H0989170 A JPH0989170 A JP H0989170A JP 24327595 A JP24327595 A JP 24327595A JP 24327595 A JP24327595 A JP 24327595A JP H0989170 A JPH0989170 A JP H0989170A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral surface
- pipe body
- pipe
- outer peripheral
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管体を離脱せしめることなく確実且つ強固に
連結できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 端部に径方向に膨出する中空状の膨出部
1が複数形成され且つ膨出部1の後壁1aに径方向に長孔
2が穿設されると共に、各膨出部1間の内周面に端部側
程縮径するテーパ溝3が設けられた管体Aと、内周面に
接続すべき他の管体Bの外周面に食込み可能な突起5を
有し且つ前記管体Aのテーパ溝3に係合するテーパ状の
外周面に該管体Aの膨出部1内に収納される凸状部8が
突設された円弧状の押輪4と、前記管体Aの長孔2に挿
入されて押輪4の凸状部8に形成したネジ孔7に螺合さ
れるネジ杆9とからなることを特徴とする。
連結できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 端部に径方向に膨出する中空状の膨出部
1が複数形成され且つ膨出部1の後壁1aに径方向に長孔
2が穿設されると共に、各膨出部1間の内周面に端部側
程縮径するテーパ溝3が設けられた管体Aと、内周面に
接続すべき他の管体Bの外周面に食込み可能な突起5を
有し且つ前記管体Aのテーパ溝3に係合するテーパ状の
外周面に該管体Aの膨出部1内に収納される凸状部8が
突設された円弧状の押輪4と、前記管体Aの長孔2に挿
入されて押輪4の凸状部8に形成したネジ孔7に螺合さ
れるネジ杆9とからなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管体の連結構造、さ
らに詳しくは一対の管体を離脱させることなく確実に連
結することのできる管体の連結構造に関する。
らに詳しくは一対の管体を離脱させることなく確実に連
結することのできる管体の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種管体の連結構造としては、
例えば実開昭51-151230 号公報所載の考案が存在する。
例えば実開昭51-151230 号公報所載の考案が存在する。
【0003】即ち、この従来のものは、図8に示す如く
押輪14に所定間隔を有して内装着した複数個の楔体15を
ボルト16の螺入により管軸方向に移動させると共に、押
輪14の内周テーパ面17を利用して径内方向に移動せし
め、その内周面に形成した前後一対の突起18を管体B'
の外周面に食込ませて、前記一方の管体A' と他方の管
体B' とを連結せんとするものである。
押輪14に所定間隔を有して内装着した複数個の楔体15を
ボルト16の螺入により管軸方向に移動させると共に、押
輪14の内周テーパ面17を利用して径内方向に移動せし
め、その内周面に形成した前後一対の突起18を管体B'
の外周面に食込ませて、前記一方の管体A' と他方の管
体B' とを連結せんとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものに於いては、管体A' とは別体の押輪14なるも
のを採用し、且つ所定間隔を有して該押輪14に内装着さ
れる幅狭の楔体15により部分的に管体B' を保持するも
のであるため、次のような問題点を有していた。
来のものに於いては、管体A' とは別体の押輪14なるも
のを採用し、且つ所定間隔を有して該押輪14に内装着さ
れる幅狭の楔体15により部分的に管体B' を保持するも
のであるため、次のような問題点を有していた。
【0005】即ち、一方の管体A' 側から他方の管体
B' へと流体を流通せしめた場合、その水圧を受けて他
方の管B' は一方の管体A' から離脱する方向に移動す
ることになるが、その際楔体15の前方側の突起18に局部
的に力が加わるため、該突起18を支点として楔体15が回
動して浮上がり、ボルト16が押輪14の挿通孔19に接触し
て該ボルト16に多大な剪断荷重がかかる結果、ボルト16
が破断して両管体A' ,B' が離脱してしまうという大
なる問題点があり、実用化されるには至っていない。
B' へと流体を流通せしめた場合、その水圧を受けて他
方の管B' は一方の管体A' から離脱する方向に移動す
ることになるが、その際楔体15の前方側の突起18に局部
的に力が加わるため、該突起18を支点として楔体15が回
動して浮上がり、ボルト16が押輪14の挿通孔19に接触し
て該ボルト16に多大な剪断荷重がかかる結果、ボルト16
が破断して両管体A' ,B' が離脱してしまうという大
なる問題点があり、実用化されるには至っていない。
【0006】これに対して、ボルト16の外径を大きくす
ることは可能ではあるが、このように構成すると押輪14
や楔体15の大きさも確保することが必要となって、全体
を大型化せしめるという新たな問題が生じてしまう。
ることは可能ではあるが、このように構成すると押輪14
や楔体15の大きさも確保することが必要となって、全体
を大型化せしめるという新たな問題が生じてしまう。
【0007】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、管体を離脱せしめる
ことなく確実且つ強固に連結できるようにすることを課
題とする。
決するためになされたものであり、管体を離脱せしめる
ことなく確実且つ強固に連結できるようにすることを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、端部に径方向に膨出す
る中空状の膨出部1が複数形成され且つ膨出部1の後壁
1aに径方向に長孔2が穿設されると共に、各膨出部1間
の内周面に端部側程縮径するテーパ溝3が設けられた管
体Aと、内周面に接続すべき他の管体Bの外周面に食込
み可能な突起5を有し且つ前記管体Aのテーパ溝3に係
合するテーパ状の外周面に該管体Aの膨出部1内に収納
される凸状部8が突設された円弧状の押輪4と、前記管
体Aの長孔2に挿入されて押輪4の凸状部8に形成した
ネジ孔7に螺合されるネジ杆9とからなる点にある。
るために本発明が採った手段は、端部に径方向に膨出す
る中空状の膨出部1が複数形成され且つ膨出部1の後壁
1aに径方向に長孔2が穿設されると共に、各膨出部1間
の内周面に端部側程縮径するテーパ溝3が設けられた管
体Aと、内周面に接続すべき他の管体Bの外周面に食込
み可能な突起5を有し且つ前記管体Aのテーパ溝3に係
合するテーパ状の外周面に該管体Aの膨出部1内に収納
される凸状部8が突設された円弧状の押輪4と、前記管
体Aの長孔2に挿入されて押輪4の凸状部8に形成した
ネジ孔7に螺合されるネジ杆9とからなる点にある。
【0009】この場合に於いて、請求項2のようにネジ
杆9を押輪4と一体形成して、その凸状部8の背面にネ
ジ杆9を突設しても構わない。
杆9を押輪4と一体形成して、その凸状部8の背面にネ
ジ杆9を突設しても構わない。
【0010】従って、上記構成を特徴とする連結構造に
於いては、先ず管体Aの端部に他の管体Bを挿入した
後、ネジ杆9を押輪4のネジ孔7に螺入し続けると、例
えばこのネジ杆9の先端が膨出部1の内壁に接触する等
して、該ネジ杆9の移動が阻止された時点で、押輪4が
管体Aの端部側へと移動し始めるのであるが、押輪4の
テーパ状の外周面が管体Aのテーパ溝3により押圧力を
受けて縮径するために、その突起5が他の管体Bの外周
面に食込んで両管体A,Bが確実に連結されることとな
る。
於いては、先ず管体Aの端部に他の管体Bを挿入した
後、ネジ杆9を押輪4のネジ孔7に螺入し続けると、例
えばこのネジ杆9の先端が膨出部1の内壁に接触する等
して、該ネジ杆9の移動が阻止された時点で、押輪4が
管体Aの端部側へと移動し始めるのであるが、押輪4の
テーパ状の外周面が管体Aのテーパ溝3により押圧力を
受けて縮径するために、その突起5が他の管体Bの外周
面に食込んで両管体A,Bが確実に連結されることとな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に従って説明する。
て図面に従って説明する。
【0012】図1及び図2に於いて、Aは端部に複数の
中空状膨出部1が所定間隔を有して同心円上に設けられ
た一方の管体を示し、各膨出部1の後壁1aには径方向に
長孔2が穿設されている。3は膨出部1間の内周面に端
部側程縮径するように形成されたテーパ溝で、該テーパ
溝3は図3のように第1テーパ部3aと、該第1テーパ部
3aより管軸に対する傾斜角度が若干小さな端部側の第2
テーパ部3bとで構成されている。
中空状膨出部1が所定間隔を有して同心円上に設けられ
た一方の管体を示し、各膨出部1の後壁1aには径方向に
長孔2が穿設されている。3は膨出部1間の内周面に端
部側程縮径するように形成されたテーパ溝で、該テーパ
溝3は図3のように第1テーパ部3aと、該第1テーパ部
3aより管軸に対する傾斜角度が若干小さな端部側の第2
テーパ部3bとで構成されている。
【0013】4は図4の如く、連結すべき他の管体Bの
外周面に食込み可能な突起5が前後に且つ全周に亘って
形成された内周面を有し、且つ前記管体Aのテーパ溝3
に係合するテーパ状の外周面を有する円弧状の押輪を示
し、その外周面の中央にはネジ孔7を有して凸状部8が
突設され、且つ押輪4の円弧状部6の曲率半径は管体B
の外径よりも若干大きく設定されており、前記凸状部8
は管体Aの膨出部1内に収納されている。
外周面に食込み可能な突起5が前後に且つ全周に亘って
形成された内周面を有し、且つ前記管体Aのテーパ溝3
に係合するテーパ状の外周面を有する円弧状の押輪を示
し、その外周面の中央にはネジ孔7を有して凸状部8が
突設され、且つ押輪4の円弧状部6の曲率半径は管体B
の外径よりも若干大きく設定されており、前記凸状部8
は管体Aの膨出部1内に収納されている。
【0014】尚、本実施形態に於いては、4個の押輪4
により他の管体Bの外周面が略全周に亘って保持される
ように構成しており、また押輪4の外周面の傾斜角度は
管体Aのテーパ溝3の第2テーパ部3bと同じ角度に設定
している。
により他の管体Bの外周面が略全周に亘って保持される
ように構成しており、また押輪4の外周面の傾斜角度は
管体Aのテーパ溝3の第2テーパ部3bと同じ角度に設定
している。
【0015】9は管体Aの膨出部1の長孔2に挿通して
押輪4のネジ孔7に螺合したネジ杆としてのボルトであ
り、その頭部9aが膨出部1の後壁1aの外面に接触した際
に、ネジ部9bの先端が膨出部1の内壁面に当接するよう
に構成されている。
押輪4のネジ孔7に螺合したネジ杆としてのボルトであ
り、その頭部9aが膨出部1の後壁1aの外面に接触した際
に、ネジ部9bの先端が膨出部1の内壁面に当接するよう
に構成されている。
【0016】10はシール用のパッキンで、管体Aの膨出
部1よりも内側に設けた凹溝11内に内装されており、該
凹溝11の内周面には凸部12が内向きに突設されてなる。
部1よりも内側に設けた凹溝11内に内装されており、該
凹溝11の内周面には凸部12が内向きに突設されてなる。
【0017】本実施形態は以上のような構成からなり、
これに他の管体Bを連結する場合は以下のようにして行
う。
これに他の管体Bを連結する場合は以下のようにして行
う。
【0018】先ず、管体Aの端部に管体Bを所定量挿入
するのであるが、その際図1及び図5(イ) のようにネジ
杆9を管体A側に押込んで押輪4を膨出部1の内側に移
動させておけば、管体Bを押輪4の突起5に接触させず
に、その挿入作業を容易に行うことができる。
するのであるが、その際図1及び図5(イ) のようにネジ
杆9を管体A側に押込んで押輪4を膨出部1の内側に移
動させておけば、管体Bを押輪4の突起5に接触させず
に、その挿入作業を容易に行うことができる。
【0019】その後、ネジ杆9に回転力を与えると、該
ネジ杆9の先端と頭部8aが夫々膨出部1の内壁面と後壁
1aに当接しているので、ネジ杆9は管軸方向にはそれ以
上移動せず、押輪4が膨出部1の後壁1a側へと移動する
ことになる。
ネジ杆9の先端と頭部8aが夫々膨出部1の内壁面と後壁
1aに当接しているので、ネジ杆9は管軸方向にはそれ以
上移動せず、押輪4が膨出部1の後壁1a側へと移動する
ことになる。
【0020】この場合、押輪4のテーパ状外周面は管体
Aのテーパ溝3の第1及び第2テーパ部3a,3b と係合し
ており、且つネジ杆9が挿通された膨出部1の後壁1aの
長孔2は径方向に形成されてなるため、押輪4の移動に
より該押輪4が内向きの押圧力を受けて縮径すると共
に、ネジ杆9が前記長孔2内を径内方向に移動して、押
輪4の突起5が管体Bの外周面に食込み、図3(イ) 及び
図5(ロ) に示すように両管体A,Bが連結される。
Aのテーパ溝3の第1及び第2テーパ部3a,3b と係合し
ており、且つネジ杆9が挿通された膨出部1の後壁1aの
長孔2は径方向に形成されてなるため、押輪4の移動に
より該押輪4が内向きの押圧力を受けて縮径すると共
に、ネジ杆9が前記長孔2内を径内方向に移動して、押
輪4の突起5が管体Bの外周面に食込み、図3(イ) 及び
図5(ロ) に示すように両管体A,Bが連結される。
【0021】また、ネジ杆9は管軸方向に配されてなる
ため、例えばラチェット等を使用すれば、容易且つ確実
にネジ杆9に回転力を与えることができて、作業上大変
利便である。
ため、例えばラチェット等を使用すれば、容易且つ確実
にネジ杆9に回転力を与えることができて、作業上大変
利便である。
【0022】これにより、管体A,Bの連結作業は完了
するのであるが、その後管体A側から管体B側へと流体
を流通させると、その水圧を受けて管体Bが図5(ハ) の
ように管体Aから離脱する方向に移動することとなる。
するのであるが、その後管体A側から管体B側へと流体
を流通させると、その水圧を受けて管体Bが図5(ハ) の
ように管体Aから離脱する方向に移動することとなる。
【0023】そして、管体Aのテーパ溝3の第2テーパ
部3bにより押輪4がさらに内向きの押圧力を受けて、そ
の突起5が管体Bの外周面に深く食込むのであるが、押
輪4の円弧状部6の突起5により管体Bは略全周に亘っ
て保持されるため、加わった外力は各押輪4に略均等に
分散される結果、押輪4が回動するようなこともなくな
り、両管体A,Bの連結状態が確実且つ強固に維持され
るのである。
部3bにより押輪4がさらに内向きの押圧力を受けて、そ
の突起5が管体Bの外周面に深く食込むのであるが、押
輪4の円弧状部6の突起5により管体Bは略全周に亘っ
て保持されるため、加わった外力は各押輪4に略均等に
分散される結果、押輪4が回動するようなこともなくな
り、両管体A,Bの連結状態が確実且つ強固に維持され
るのである。
【0024】また、かかる外力はネジ杆9自体に作用す
ることがないので、該ネジ杆9や膨出部1の強度を必要
以上に確保しなくても済むこととなって、全体をコンパ
クトに構成できるという利点もある。
ることがないので、該ネジ杆9や膨出部1の強度を必要
以上に確保しなくても済むこととなって、全体をコンパ
クトに構成できるという利点もある。
【0025】さらに、本実施形態に於いては、管体A自
体に押輪4を収納可能に形成してなるため、部品点数の
削減が図れて全体の構成が簡易なものとなり、且つ安価
に製作できるという利点もある。
体に押輪4を収納可能に形成してなるため、部品点数の
削減が図れて全体の構成が簡易なものとなり、且つ安価
に製作できるという利点もある。
【0026】尚、上記実施形態に於いては、押輪4とネ
ジ杆9とを別体に構成したが、図6のようにこの両者を
一体的に形成することも可能である。即ち、押輪4の凸
状部8の背面に管体Aの長孔2に挿入可能なネジ杆9を
突設し、その先端にナット13を螺合するのである。
ジ杆9とを別体に構成したが、図6のようにこの両者を
一体的に形成することも可能である。即ち、押輪4の凸
状部8の背面に管体Aの長孔2に挿入可能なネジ杆9を
突設し、その先端にナット13を螺合するのである。
【0027】また、押輪4の突起5は上記実施形態のよ
うに双方共内周面の全周に亘って設ける必要はなく、例
えば図7の如く一方の突起5を中央及び両端部のみに形
成しても構わない。この場合は、一方の突起5が内側に
位置するように管体Aに装着する。
うに双方共内周面の全周に亘って設ける必要はなく、例
えば図7の如く一方の突起5を中央及び両端部のみに形
成しても構わない。この場合は、一方の突起5が内側に
位置するように管体Aに装着する。
【0028】その他、管体Aの膨出部1の形状やテーパ
溝3の具体的な形状も本発明の意図する範囲内に於いて
任意に設計変更自在である。
溝3の具体的な形状も本発明の意図する範囲内に於いて
任意に設計変更自在である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のような構成からなるため
に、他の管体は円弧状の押輪の突起により略全周が保持
されて、該管体が水圧等による外力を受けても、その外
力は各押輪に均等に分散されることとなり、部分的に管
体を保持する従来のものの如く押輪に局部的に外力が加
わって該押輪がその突起を支点として回動するようなこ
ともなくなり、よって両管体の良好な連結状態を確実に
維持できるという格別の効果を得るに至った。
に、他の管体は円弧状の押輪の突起により略全周が保持
されて、該管体が水圧等による外力を受けても、その外
力は各押輪に均等に分散されることとなり、部分的に管
体を保持する従来のものの如く押輪に局部的に外力が加
わって該押輪がその突起を支点として回動するようなこ
ともなくなり、よって両管体の良好な連結状態を確実に
維持できるという格別の効果を得るに至った。
【0030】また、かかる外力は直接ネジ杆には加わら
ないので、該ネジ杆や管体の膨出部の強度を確保する必
要もなくなって、全体をコンパクトに構成できると共
に、安価な製作が可能になるという実用的な効果も奏す
る。
ないので、該ネジ杆や管体の膨出部の強度を確保する必
要もなくなって、全体をコンパクトに構成できると共
に、安価な製作が可能になるという実用的な効果も奏す
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す半裁断面図。
【図2】同半裁側面図。
【図3】(イ) 及び(ロ) は要部拡大断面図。
【図4】押輪の一実施形態を示し、(イ) は正面図、(ロ)
は底面図。
は底面図。
【図5】(イ) 乃至(ハ) は使用状態を示す要部拡大断面
図。
図。
【図6】他の実施形態を示し、(イ) は一部断面を含む押
輪の正面図、(ロ) は使用状態を示す一部断面を含む正面
図。
輪の正面図、(ロ) は使用状態を示す一部断面を含む正面
図。
【図7】押輪の他の実施形態を示し、(イ) は正面図、
(ロ) は底面図。
(ロ) は底面図。
【図8】従来例を示す断面図。
1…膨出部 1a…後壁 2…長孔 3…テーパ溝 4…押輪 5…突起 7…ネジ孔 8…凸状部 9…ネジ杆 13…ナット A…管体 B…管体
Claims (3)
- 【請求項1】 端部に径方向に膨出する中空状の膨出部
(1) が複数形成され且つ膨出部(1) の後壁(1a)に径方向
に長孔(2) が穿設されると共に、各膨出部(1)間の内周
面に端部側程縮径するテーパ溝(3) が設けられた管体
(A) と、内周面に接続すべき他の管体(B) の外周面に食
込み可能な突起(5) を有し且つ前記管体(A) のテーパ溝
(3) に係合するテーパ状の外周面に該管体(A) の膨出部
(1) 内に収納される凸状部(8) が突設された円弧状の押
輪(4) と、前記管体(A) の長孔(2)に挿入されて押輪(4)
の凸状部(8) に形成したネジ孔(7) に螺合されるネジ
杆(9) とからなることを特徴とする管体の連結構造。 - 【請求項2】 端部に径方向に膨出する中空状の膨出部
(1) が複数形成され且つ各膨出部(1) の後壁(1a)に径方
向に長孔(2) が穿設されると共に、各膨出部(1) 間の内
周面に端部側程縮径するテーパ溝(3) が設けられた管体
(A) と、内周面に接続すべき他の管体(B) の外周面に食
込み可能な突起(5) を有し且つ前記管体(A) のテーパ溝
(3) に係合するテーパ状の外周面に該管体(A) の膨出部
(1) 内に収納される凸状部(8) が突設された円弧状の押
輪(4) と、該押輪(4) の凸状部(8) の背面に突設されて
前記管体(A) の長孔(2) に挿入されたネジ杆(9) に螺合
されるナット(13)とからなることを特徴とする管体の連
結構造。 - 【請求項3】 前記突起(5) が押輪(4) の内周面の全周
に亘って設けられてなる請求項1又は2記載の管体の連
結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7243275A JP3029189B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 管体の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7243275A JP3029189B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 管体の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0989170A true JPH0989170A (ja) | 1997-03-31 |
JP3029189B2 JP3029189B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17101451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7243275A Expired - Fee Related JP3029189B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 管体の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029189B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068963A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Kawasaki Factory Kk | 管路用抜止付管 |
KR100675065B1 (ko) * | 2006-06-21 | 2007-01-30 | 주식회사 뉴보텍 | 이탈방지링이 구비된 이음관 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP7243275A patent/JP3029189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068963A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Kawasaki Factory Kk | 管路用抜止付管 |
KR100675065B1 (ko) * | 2006-06-21 | 2007-01-30 | 주식회사 뉴보텍 | 이탈방지링이 구비된 이음관 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3029189B2 (ja) | 2000-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1285586C (en) | Joint for a hose or tube | |
US5431453A (en) | Pipe coupling arrangement | |
JPH0989170A (ja) | 管体の連結構造 | |
JP3805616B2 (ja) | 管体の連結構造 | |
JPH0214262Y2 (ja) | ||
JPS63145089U (ja) | ||
JPS5848410Y2 (ja) | アンカ−ボルト | |
FR1242421A (fr) | Raccord | |
JP4363585B2 (ja) | 押輪 | |
JPS6246068Y2 (ja) | ||
JPH036187U (ja) | ||
JPH0643530Y2 (ja) | ボ−ドアンカ− | |
JPH0526164Y2 (ja) | ||
JPS6210063Y2 (ja) | ||
JPH0545838B2 (ja) | ||
JPH0359586U (ja) | ||
JP2534246Y2 (ja) | フレキシブル管用継手 | |
JPS61156780U (ja) | ||
JPS629784U (ja) | ||
JPS62100391U (ja) | ||
JPS63195187U (ja) | ||
JPS6314097U (ja) | ||
JPH0256989U (ja) | ||
JP2001159482A (ja) | 管端コアを備えた配管用管及び該管用のメカニカル継手 | |
JPH0352493U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |