JPH0989144A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPH0989144A JPH0989144A JP7266168A JP26616895A JPH0989144A JP H0989144 A JPH0989144 A JP H0989144A JP 7266168 A JP7266168 A JP 7266168A JP 26616895 A JP26616895 A JP 26616895A JP H0989144 A JPH0989144 A JP H0989144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- valve
- solenoid
- hole
- fitted
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- Pending
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プランジャの動作を簡単な構造で安定させ
る。 【構成】 ソレノイド１１のボビン１３の中空孔１３ａ
には、小径部１５ａと大径部１５ｂを有するプランジャ
１５を軸方向に移動自在に嵌合し、スプリング１７によ
り弁本体１２側へ付勢する。弁本体１２にはカバー２１
の孔部２１ａに嵌合する嵌合突起３３を設け、嵌合突起
３３を含む弁本体１２にはプランジャ１５の大径部１５
ｂが嵌合する嵌合孔３４を設けて、この嵌合孔３４はプ
ランジャ１５を微少な間隙で嵌合保持するようにする。
嵌合孔３４の奥部に弁口３６を有する弁部３５を突設
し、弁口３６を流体通路３７を介して流入口３１に連通
し、嵌合孔３４を流体通路３８を介して流出口３２に連
通する。弁口３６はスプリング１７に付勢されたプラン
ジャ１５により常時閉とされ、コイル１８への通電によ
りプランジャ１５が固定鉄心１４に吸着され、弁口３６
が開放される。
る。 【構成】 ソレノイド１１のボビン１３の中空孔１３ａ
には、小径部１５ａと大径部１５ｂを有するプランジャ
１５を軸方向に移動自在に嵌合し、スプリング１７によ
り弁本体１２側へ付勢する。弁本体１２にはカバー２１
の孔部２１ａに嵌合する嵌合突起３３を設け、嵌合突起
３３を含む弁本体１２にはプランジャ１５の大径部１５
ｂが嵌合する嵌合孔３４を設けて、この嵌合孔３４はプ
ランジャ１５を微少な間隙で嵌合保持するようにする。
嵌合孔３４の奥部に弁口３６を有する弁部３５を突設
し、弁口３６を流体通路３７を介して流入口３１に連通
し、嵌合孔３４を流体通路３８を介して流出口３２に連
通する。弁口３６はスプリング１７に付勢されたプラン
ジャ１５により常時閉とされ、コイル１８への通電によ
りプランジャ１５が固定鉄心１４に吸着され、弁口３６
が開放される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プランジャをソレ
ノイドにより動作させて流体流路を開閉する電磁弁に関
するものである。
ノイドにより動作させて流体流路を開閉する電磁弁に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の電磁弁として例えば図
４の断面図に示すものが知られており、ソレノイド１に
は想像線で示すような弁本体２が組み合わされている。
ソレノイド１には内側ヨーク３と外側ヨーク４の間にボ
ビン５が保持され、ボビン５の中空孔５ａには可動鉄心
であるプランジャ６が保持されている。プランジャ６は
スプリング７により弁本体２側へ付勢されており、ボビ
ン５に巻回されたコイル８により固定鉄心９が磁化され
た際に、プランジャ６はスプリング６の付勢力に抗して
固定鉄心９に吸着される。
４の断面図に示すものが知られており、ソレノイド１に
は想像線で示すような弁本体２が組み合わされている。
ソレノイド１には内側ヨーク３と外側ヨーク４の間にボ
ビン５が保持され、ボビン５の中空孔５ａには可動鉄心
であるプランジャ６が保持されている。プランジャ６は
スプリング７により弁本体２側へ付勢されており、ボビ
ン５に巻回されたコイル８により固定鉄心９が磁化され
た際に、プランジャ６はスプリング６の付勢力に抗して
固定鉄心９に吸着される。
【０００３】通常、この種の電磁弁の大きさは、小型の
もので高さが約２０ｍｍ、幅が約１０ｍｍ、奥行きが約
３０ｍｍとされ、プランジャ６の動作を安定させるため
に、内側ヨーク３の軸孔３ａの内面とプランジャ６の外
面の間には０．１〜０．３ｍｍ程度の適正間隙Ｇが設け
られている。しかしながら、コイル８に通電がなされた
際にプランジャ６が軸と直角の方向に傾動し、プランジ
ャ６がボビン５に接触することがある。このため、従来
では次のような問題が発生していた。
もので高さが約２０ｍｍ、幅が約１０ｍｍ、奥行きが約
３０ｍｍとされ、プランジャ６の動作を安定させるため
に、内側ヨーク３の軸孔３ａの内面とプランジャ６の外
面の間には０．１〜０．３ｍｍ程度の適正間隙Ｇが設け
られている。しかしながら、コイル８に通電がなされた
際にプランジャ６が軸と直角の方向に傾動し、プランジ
ャ６がボビン５に接触することがある。このため、従来
では次のような問題が発生していた。
【０００４】(1) プランジャ６とボビン５の間の摩擦が
増大し、プランジャ６の動作が鈍化する上に、摩耗によ
る微粉がプランジャ６の動作やシール力を妨害する。
増大し、プランジャ６の動作が鈍化する上に、摩耗によ
る微粉がプランジャ６の動作やシール力を妨害する。
【０００５】(2) プランジャ６の傾動によりプランジャ
６が固定鉄心９及び弁部に片当りし、固定鉄心９の吸着
力が低下すると共に、交流を使用した場合にはうなり等
の騒音が発生する。
６が固定鉄心９及び弁部に片当りし、固定鉄心９の吸着
力が低下すると共に、交流を使用した場合にはうなり等
の騒音が発生する。
【０００６】(3) プランジャ６の動作の鈍化や固定鉄心
９の吸着力の低下に対処するために、コイル８に要する
電圧を増加させる必要が生ずる。
９の吸着力の低下に対処するために、コイル８に要する
電圧を増加させる必要が生ずる。
【０００７】プランジャ６の動作を安定させるために
は、内側ヨーク３の軸孔３ａとプランジャ６の同心を確
保することが必要になる。このため、図５に示すように
ボビン５に一体形成した環状突起５ｂを内側ヨーク３の
軸孔３ａに同心に嵌合して、環状突起５ｂの内面とプラ
ンジャ６の外面との間の適正間隙ｇを確保したものや、
図６に示すように非磁性体のリング１０を内側ヨーク３
の軸孔３ａに同心に嵌着し、リング１０の内面とプラン
ジャ６の外面との適正間隙ｇを確保したものも知られて
いる。
は、内側ヨーク３の軸孔３ａとプランジャ６の同心を確
保することが必要になる。このため、図５に示すように
ボビン５に一体形成した環状突起５ｂを内側ヨーク３の
軸孔３ａに同心に嵌合して、環状突起５ｂの内面とプラ
ンジャ６の外面との間の適正間隙ｇを確保したものや、
図６に示すように非磁性体のリング１０を内側ヨーク３
の軸孔３ａに同心に嵌着し、リング１０の内面とプラン
ジャ６の外面との適正間隙ｇを確保したものも知られて
いる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した図
５、図６に示す従来例では、内側ヨーク３の軸孔３ａに
嵌合するための薄い環状突起５ｂをボビン５に一体に形
成したり、薄いリング１０を別体として形成する煩雑な
加工工程が必要とされる上に、これらの環状突起５ｂや
リング１０を内側ヨーク３の軸孔３ａに嵌合するための
組立工程が必要とされ、更に部品点数も増加して製造コ
ストの削減が困難であるという問題点を有している。
５、図６に示す従来例では、内側ヨーク３の軸孔３ａに
嵌合するための薄い環状突起５ｂをボビン５に一体に形
成したり、薄いリング１０を別体として形成する煩雑な
加工工程が必要とされる上に、これらの環状突起５ｂや
リング１０を内側ヨーク３の軸孔３ａに嵌合するための
組立工程が必要とされ、更に部品点数も増加して製造コ
ストの削減が困難であるという問題点を有している。
【０００９】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、プランジャの動作を容易な構造で安定させたコスト
の低い電磁弁を提供することにある。
し、プランジャの動作を容易な構造で安定させたコスト
の低い電磁弁を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電磁弁は、プランジャを電磁力により動
作させるソレノイドと、該ソレノイドに組み付け前記プ
ランジャの動作により流体流路を開閉する弁本体とから
成る電磁弁において、前記弁本体には前記流体流路に連
通する嵌合孔を設け、該嵌合孔に前記プランジャを微小
間隙で嵌合したことを特徴とする。
の本発明に係る電磁弁は、プランジャを電磁力により動
作させるソレノイドと、該ソレノイドに組み付け前記プ
ランジャの動作により流体流路を開閉する弁本体とから
成る電磁弁において、前記弁本体には前記流体流路に連
通する嵌合孔を設け、該嵌合孔に前記プランジャを微小
間隙で嵌合したことを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明を図１〜図３に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例の断
面図であり、ソレノイド１１と弁本体１２が組み合わさ
れており、ソレノイド１１のボビン１３の中空孔１３ａ
には小径孔部１３ｂが設けられている。小径孔部１３ｂ
の左側には固定鉄心１４が嵌合され、右側にはプランジ
ャ１５が軸方向へ移動自在に嵌合されている。プランジ
ャ１５には小径部１５ａと大径部１５ｂが設けられてお
り、小径部１５ａの一端側はボビン１３の小径孔部１３
ｂに嵌合され、大径部１５ｂは弁本体１２側へ突出され
ると共に、その端面にはシール部材１６が埋設されてい
る。
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例の断
面図であり、ソレノイド１１と弁本体１２が組み合わさ
れており、ソレノイド１１のボビン１３の中空孔１３ａ
には小径孔部１３ｂが設けられている。小径孔部１３ｂ
の左側には固定鉄心１４が嵌合され、右側にはプランジ
ャ１５が軸方向へ移動自在に嵌合されている。プランジ
ャ１５には小径部１５ａと大径部１５ｂが設けられてお
り、小径部１５ａの一端側はボビン１３の小径孔部１３
ｂに嵌合され、大径部１５ｂは弁本体１２側へ突出され
ると共に、その端面にはシール部材１６が埋設されてい
る。
【００１２】小径部１５ａの外周にはスプリング１７が
嵌め込まれ、このスプリング１７はボビン１３の小径孔
部１３ｂの周壁の一側面とプランジャ１５の大径部１５
ｂの一側面との間に圧縮されるようになっている。ボビ
ン１３にはコイル１８が巻回されており、このボビン１
３は軸孔１９ａを有する内側ヨーク１９と、軸孔２０ａ
を有する外側ヨーク２０とにより保持されている。内側
ヨーク１９の軸孔１９ａの周面とプランジャ１５の大径
部１５ｂの周面との間隙Ｇは、０．１〜０．３ｍｍ程度
とされている。そして、コイル１８、内側ヨーク１９、
外側ヨーク２０等は、孔部２１ａを備えたカバー２１に
より覆われている。
嵌め込まれ、このスプリング１７はボビン１３の小径孔
部１３ｂの周壁の一側面とプランジャ１５の大径部１５
ｂの一側面との間に圧縮されるようになっている。ボビ
ン１３にはコイル１８が巻回されており、このボビン１
３は軸孔１９ａを有する内側ヨーク１９と、軸孔２０ａ
を有する外側ヨーク２０とにより保持されている。内側
ヨーク１９の軸孔１９ａの周面とプランジャ１５の大径
部１５ｂの周面との間隙Ｇは、０．１〜０．３ｍｍ程度
とされている。そして、コイル１８、内側ヨーク１９、
外側ヨーク２０等は、孔部２１ａを備えたカバー２１に
より覆われている。
【００１３】一方、弁本体１２は流体の流入口３１及び
流出口３２を有する２ポート弁とされ、弁本体１２には
カバー２１の孔部２１ａに嵌合される嵌合突起３３が設
けられている。嵌合突起３３を含む弁本体１２には、プ
ランジャ１５の大径部１５ｂが嵌合される嵌合孔３４が
形成されている。嵌合孔３４の奥壁からは、プランジャ
１５が接離する弁部３５が突設されており、弁部３５の
突端には弁口３６が形成され、この弁口３６は流体通路
３７を介して流入口３１に連通されている。また、嵌合
孔３４の奥部は流体通路３８を介して流出口３２に連通
されている。そして、弁本体１２は嵌合突起３３に埋設
されたシール部材３９を介してソレノイド１１に図示し
ないねじ等によって結合されている。
流出口３２を有する２ポート弁とされ、弁本体１２には
カバー２１の孔部２１ａに嵌合される嵌合突起３３が設
けられている。嵌合突起３３を含む弁本体１２には、プ
ランジャ１５の大径部１５ｂが嵌合される嵌合孔３４が
形成されている。嵌合孔３４の奥壁からは、プランジャ
１５が接離する弁部３５が突設されており、弁部３５の
突端には弁口３６が形成され、この弁口３６は流体通路
３７を介して流入口３１に連通されている。また、嵌合
孔３４の奥部は流体通路３８を介して流出口３２に連通
されている。そして、弁本体１２は嵌合突起３３に埋設
されたシール部材３９を介してソレノイド１１に図示し
ないねじ等によって結合されている。
【００１４】ここで、弁本体１２の嵌合突起３３はソレ
ノイド１１のカバー２１の孔部２１ａに対して同心が確
保され、ソレノイド１１と弁本体１２の位置決めが容易
に行われるようになっている。また、プランジャ１５は
嵌合孔３４に微少間隙で嵌合され、プランジャ１５の軸
直角方向の振動が防止されて、プランジャ１５の動作の
安定性が確保されている。
ノイド１１のカバー２１の孔部２１ａに対して同心が確
保され、ソレノイド１１と弁本体１２の位置決めが容易
に行われるようになっている。また、プランジャ１５は
嵌合孔３４に微少間隙で嵌合され、プランジャ１５の軸
直角方向の振動が防止されて、プランジャ１５の動作の
安定性が確保されている。
【００１５】このような構成により、プランジャ１５が
スプリング１７により付勢されることにより、プランジ
ャ１５と固定鉄心１４の間に距離Ｌが保持され、弁口３
６はシール部材１６により常時閉の状態が保持される。
このような状態でコイル１８に通電がなされると、固定
鉄心１４が内側ヨーク１９及び外側ヨーク２０を介して
強力に磁化され、図２に示すようにプランジャ１５が固
定鉄心１４に吸着される。
スプリング１７により付勢されることにより、プランジ
ャ１５と固定鉄心１４の間に距離Ｌが保持され、弁口３
６はシール部材１６により常時閉の状態が保持される。
このような状態でコイル１８に通電がなされると、固定
鉄心１４が内側ヨーク１９及び外側ヨーク２０を介して
強力に磁化され、図２に示すようにプランジャ１５が固
定鉄心１４に吸着される。
【００１６】これにより、プランジャ１５に埋設された
シール部材１６が弁口３６から離間し、流入口３１から
供給された流体が流体通路３７、嵌合孔３４、流体通路
３８を介して流出口３２へ流通する。このとき、プラン
ジャ１５の大径部１５ｂは嵌合孔３４に微少な間隙で嵌
合しているので、プランジャ１５はコイル１８に通電さ
れた際に軸直角方向へ振動することがなく、安定して動
作する。
シール部材１６が弁口３６から離間し、流入口３１から
供給された流体が流体通路３７、嵌合孔３４、流体通路
３８を介して流出口３２へ流通する。このとき、プラン
ジャ１５の大径部１５ｂは嵌合孔３４に微少な間隙で嵌
合しているので、プランジャ１５はコイル１８に通電さ
れた際に軸直角方向へ振動することがなく、安定して動
作する。
【００１７】このように、実施例ではプランジャ１５を
嵌合孔３４に微小な間隙で嵌合保持したので、ヨーク１
９の軸孔１９ａの周面とプランジャ１５の大径部１５ｂ
の周面との適正間隙Ｇを確保することができ、プランジ
ャ１５の動作を安定させることができる。従って、ボビ
ン１３に従来のような環状突起を形成したり、別体とし
てのリングを形成したりする煩雑な加工工程や、それら
の環状突起やリングを軸孔に嵌合する組立工程を省略で
き、部品点数も減少させることができる。
嵌合孔３４に微小な間隙で嵌合保持したので、ヨーク１
９の軸孔１９ａの周面とプランジャ１５の大径部１５ｂ
の周面との適正間隙Ｇを確保することができ、プランジ
ャ１５の動作を安定させることができる。従って、ボビ
ン１３に従来のような環状突起を形成したり、別体とし
てのリングを形成したりする煩雑な加工工程や、それら
の環状突起やリングを軸孔に嵌合する組立工程を省略で
き、部品点数も減少させることができる。
【００１８】また、ソレノイド１１と弁本体１２を結合
する際に、ソレノイド１１のカバー２１の孔部２１ａに
弁本体１２の嵌合突起３３をいんろう継手状に嵌合する
ため、位置決めを容易に行うことができて、内側ヨーク
１９の軸孔１９ａと弁本体１２の嵌合孔３４の同心度を
向上させることができる。
する際に、ソレノイド１１のカバー２１の孔部２１ａに
弁本体１２の嵌合突起３３をいんろう継手状に嵌合する
ため、位置決めを容易に行うことができて、内側ヨーク
１９の軸孔１９ａと弁本体１２の嵌合孔３４の同心度を
向上させることができる。
【００１９】図３は第２の実施例の断面図であり、ソレ
ノイド４１に組み合わされた弁本体４２の嵌合孔４３は
第１の実施例よりも大径とされ、プランジャ４４の小径
部４４ａは第１の実施例と同様とされているが、大径部
４４ｂの長さは第１の実施例よりも短縮されている。そ
して、プランジャ４４の大径部４４ｂの端部には、フラ
ンジ部４５ａを有する合成樹脂製のヘッド部４５が接着
等により固定され、フランジ部４５ａが嵌合孔４３に微
少間隙で嵌合されている。
ノイド４１に組み合わされた弁本体４２の嵌合孔４３は
第１の実施例よりも大径とされ、プランジャ４４の小径
部４４ａは第１の実施例と同様とされているが、大径部
４４ｂの長さは第１の実施例よりも短縮されている。そ
して、プランジャ４４の大径部４４ｂの端部には、フラ
ンジ部４５ａを有する合成樹脂製のヘッド部４５が接着
等により固定され、フランジ部４５ａが嵌合孔４３に微
少間隙で嵌合されている。
【００２０】この第２の実施例では、プランジャ４４の
外面と嵌合孔４３の内面の間の間隙をヘッド部４５のフ
ランジ部４５ａにより任意に設定でき、例えば細径のプ
ランジャ４４の場合でもその間隙を適正とすることが可
能で、プランジャ４４の動作の安定を確保できる。ま
た、ヘッド部４５を必要とする点で加工工程、組立工
程、部品点数が第１の実施例よりも増加することになる
が、これらの工程は従来よりも極めて簡素化され、第１
の実施例と同様な効果を得ることができる。なお、ヘッ
ド部４５をプランジャ４４に一体に形成すれば、組立工
程や部品点数の増加を防止できる。
外面と嵌合孔４３の内面の間の間隙をヘッド部４５のフ
ランジ部４５ａにより任意に設定でき、例えば細径のプ
ランジャ４４の場合でもその間隙を適正とすることが可
能で、プランジャ４４の動作の安定を確保できる。ま
た、ヘッド部４５を必要とする点で加工工程、組立工
程、部品点数が第１の実施例よりも増加することになる
が、これらの工程は従来よりも極めて簡素化され、第１
の実施例と同様な効果を得ることができる。なお、ヘッ
ド部４５をプランジャ４４に一体に形成すれば、組立工
程や部品点数の増加を防止できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電磁弁
は、ソレノイドに備えたプランジャを弁本体の嵌合孔に
微少な間隙で嵌合保持したので、容易な構造でプランジ
ャの動作を安定させることができる。また、従来必要と
された加工工程、組立工数、部品点数を減少させること
ができるため、製造コストの削減を実現できる。
は、ソレノイドに備えたプランジャを弁本体の嵌合孔に
微少な間隙で嵌合保持したので、容易な構造でプランジ
ャの動作を安定させることができる。また、従来必要と
された加工工程、組立工数、部品点数を減少させること
ができるため、製造コストの削減を実現できる。
【図１】第１の実施例の断面図である。
【図２】作用説明図である。
【図３】第２の実施例の断面図である。
【図４】従来例の断面図である。
【図５】従来例の断面図である。
【図６】従来例の断面図である。
１１ ソレノイド １２ 弁本体 １４ 固定鉄心 １５、４４ プランジャ １７ スプリング １９ 内側ヨーク ２０ 外側ヨーク ２１ カバー ３３ 嵌合突起 ３４、４３ 嵌合孔 ３５ 弁部 ４５ ヘッド部 Ｇ 間隙
Claims (3)
- 【請求項１】 プランジャを電磁力により動作させるソ
レノイドと、該ソレノイドに組み付け前記プランジャの
動作により流体流路を開閉する弁本体とから成る電磁弁
において、前記弁本体には前記流体流路に連通する嵌合
孔を設け、該嵌合孔に前記プランジャを微小間隙で嵌合
したことを特徴とする電磁弁。 - 【請求項２】 前記プランジャにヘッド部を一体又は別
体に設け、該ヘッド部を前記嵌合孔に微小間隙で嵌合し
た請求項１に記載の電磁弁。 - 【請求項３】 前記プランジャに同心の孔部を有する箱
体に前記ソレノイドを収容し、前記弁本体には前記孔部
に同心で嵌合する突起を設けた請求項１に記載の電磁
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7266168A JPH0989144A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7266168A JPH0989144A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電磁弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989144A true JPH0989144A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17427220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7266168A Pending JPH0989144A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083465A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Koganei Corp | 電磁弁 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS6123578U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-12 | 株式会社デンソー | 流量制御弁 |
| JPS6173972U (ja) * | 1984-10-23 | 1986-05-19 | ||
| JPS63137183U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-09 | ||
| JPS63152075U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-05 | ||
| JPH043174U (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | ||
| JPH04113384U (ja) * | 1991-03-25 | 1992-10-02 | 株式会社コガネイ | 電磁弁 |
| JPH0685979U (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-13 | エヌオーケー株式会社 | 制御弁 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP7266168A patent/JPH0989144A/ja active Pending
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