JPH0989142A - 直動形電磁弁 - Google Patents

直動形電磁弁

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JPH0989142A
JPH0989142A JP7273578A JP27357895A JPH0989142A JP H0989142 A JPH0989142 A JP H0989142A JP 7273578 A JP7273578 A JP 7273578A JP 27357895 A JP27357895 A JP 27357895A JP H0989142 A JPH0989142 A JP H0989142A
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movable iron
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adjusting member
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JP7273578A
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Hiroyuki Katsuta
博行 勝田
Masamichi Tajima
正道 田島
Takashi Akimoto
高志 秋本
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SMC Corp
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    • F16K31/0624—Lift valves
    • F16K31/0627—Lift valves with movable valve member positioned between seats
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • Y10T137/86686—Plural disk or plug

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な直動形電磁弁を提供する。 【解決手段】 弁部２と電磁操作部３を有し、電磁操作
部３の可動鉄心２７によって弁体１０を直接駆動する直
動形電磁弁１において、可動鉄心２７の中心孔２７ａの
弁部２側に、圧入によって長さ調節部材３３を取付け、
長さ調節部材３３の可動鉄心２７端面からの突出長さに
よって可動鉄心全体の長さを調節する。可動鉄心の軸方
向長さを精密にする必要がなく、かつ１種類の電磁操作
部によって弁体のストロークが異なる複数種類の弁部に
対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁操作部によっ
て弁体を直接駆動する直動形電磁弁に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】圧力流体の供給ポート、出力ポート及び
排出ポート、摺動により出力ポートを供給ポートと排出
ポートとに切り換えて連通させる弁体、並びに該弁体を
復帰させる弁ばねを有する弁部と；励磁コイル、固定鉄
心、可動鉄心及びその復帰ばねを有し、励磁コイルへの
通電により固定鉄心が可動鉄心を吸引し、励磁コイルの
通電解除により復帰ばねの付勢力で可動鉄心が復帰する
電磁操作部とを備え、上記可動鉄心によって弁体を直接
駆動する直動形電磁弁は、特に例示するまでもなく周知
である。
【０００３】上記周知の直動形電磁弁は、出力ポートと
供給ポート及び排出ポートとの通断位置が可動鉄心の軸
方向長さによって定まるために、シール不良等による流
体のリークを防止するためには弁体のストロークに応じ
て可動鉄心の軸方向長さを精密にする必要があるので、
可動鉄心の加工が面倒である。また、ポートの開口面積
や開設間隔の大小によって弁体のストロークが異なる場
合は、可動鉄心の軸方向長さを弁体のストロークに応じ
た長さにする必要がある。したがって、周知の直動形電
磁弁は可動鉄心の加工が面倒で、また弁体のストローク
に応じた複数種類の可動鉄心が必要になるので、電磁操
作部が高価になるという問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、安価にできる直動形電磁弁を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の直動形電磁弁は、圧力流体の供給ポート、
出力ポート及び排出ポート、摺動により出力ポートを供
給ポートと排出ポートとに切り換えて連通させる弁体、
並びに該弁体を復帰させる弁ばねを有する弁部と；励磁
コイル、固定鉄心、可動鉄心及びその復帰ばねを有し、
励磁コイルへの通電により固定鉄心が可動鉄心を吸引
し、励磁コイルの通電解除により復帰ばねの付勢力で可
動鉄心が復帰する電磁操作部とを備え、上記可動鉄心に
よって弁体を直接駆動する直動形電磁弁において、上記
可動鉄心の軸方向に、その軸方向長さを調節するための
長さ調節部材を取付けたことを特徴としている。また、
同様の課題を解決するため、上記直動形電磁弁におい
て、長さ調節部材を、可動鉄心に対して進退可能でかつ
任意の位置に停止可能に取付けたことを特徴としてい
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】励磁コイルに非通電のときは、復
帰ばねの付勢力により可動鉄心及び弁体が復帰して、出
力ポートと供給ポートまたは排出ポートとが連通すると
ともに、出力ポートと排出ポートまたは供給ポートとの
連通が遮断されている。励磁コイルに通電すると、固定
鉄心が、復帰ばねの付勢力に抗して可動鉄心を吸引する
ので、弁ばねの付勢力により弁体が摺動して、出力ポー
トと排出ポートまたは供給ポートとが連通するととも
に、出力ポートと供給ポートまたは排出ポートとの連通
が遮断される。この場合、長さ調節部材が可動鉄心から
突出する長さによって、可動鉄心全体の軸方向長さを調
節することができる。また、長さ調節部材を、可動鉄心
に対して進退可能でかつ任意の位置に停止可能に取付け
たので、可動鉄心全体の軸方向長さの調節が容易であ
る。したがって、可動鉄心の軸方向長さを精密にしなく
ても流体がリークする恐れがなく、また長さ調節部材の
可動鉄心からの突出長さを調節することによって、弁体
のストロークが異なる複数種類の弁部に対応することが
できるので、直動形電磁弁を安価なものにすることがで
きる。
【０００７】
【実施例】図１及び図２は本発明の第１実施例を示し、
この直動形電磁弁１は、弁部２と電磁操作部３とを備え
ている。上記弁部２の弁ボディ５は、圧縮空気等の圧力
流体の供給ポートＰ、出力ポートＡ，Ｂ、及び排出ポー
トＥＡ，ＥＢと、これらのポートが開口する軸方向の弁
孔６とを備え、弁孔６の一端は止め輪に７よって取付け
られた閉鎖部材８の外周に嵌着したシール部材８ａによ
って、他端は電磁操作部３に密接するシール部材９によ
って、いずれも気密に閉鎖されている。
【０００８】上記弁孔６を摺動する弁体１０は、軸方向
の貫通孔１２を有する弁棒１１と、弁棒１１の外周に嵌
着したポペット形の第１弁体１３，１３及び第２弁体１
４，１４と、軸方向の両端に嵌着した欠円状のガイドリ
ング１５，１５とを備え、摺動により第１弁体１３，１
３が供給ポートＰと出力ポートＡ，Ｂ間の連通を通断す
るとともに、第２弁体１４，１４が出力ポートＡ，Ｂと
排出ポートＥＡ，ＥＢ間の連通を通断するものとして構
成されている。また、弁体１０と閉鎖部材８との間のば
ね室１６に、弁ばね１７が縮設されている。上記弁体１
３と１４は合成ゴム等の弾性を有する素材で形成され、
ガイドリング１５は、ポリアミド樹脂、ポリアセタール
樹脂等で形成されている。
【０００９】クッション１８は、弁棒１１側に、軸方向
の溝によって形成された圧入部１８ａ，・・を有し、圧
入部１８ａ，・・の弾性によって電磁操作部３側に圧入
されている。そして、ばね室１６は、弁棒１１の貫通孔
１２とクッション１８に設けた流路１８ｂとによって、
弁ボディ５と電磁操作部３との間の空間２０に連通する
とともに、ガイドリング１５，１５の欠円部（図示省
略）によって排出ポートＥＡ，ＥＢにも連通している。
【００１０】電磁操作部３は、励磁コイル２１を巻いた
ボビン２２と、ボビン２２を囲む磁気枠２３及び磁気板
２４と、ボビン２２の中心孔の一端に挿入されボルト２
５によって磁気枠２３に固定された固定鉄心２６と、ボ
ビンの中心孔に摺動可能に挿入された可動鉄心２７とを
備え、磁気枠２３の外周面はモールド２９され、図示を
省略している取付けボルト等の適宜の手段によって弁ボ
ディ５の一側に気密に取付けられており、ボビン２２と
磁気板２４の間、及びボビン２２の中心孔と固定鉄心２
６の間は、いずれもシールリング２８，２８によって気
密にシールされている。
【００１１】図２に詳細を示す上記可動鉄心２７は中空
円筒状をなし、外周面に空間２０側の深さが浅くなる軸
方向の流路溝３１が形成されている。可動鉄心２７は、
固定鉄心２６側が縮径された中心孔２７ａを有し、その
固定鉄心側に摺動可能に挿入されたばね受け３２は、固
定鉄心側が段部によって縮径され、縮径部３２ａは、可
動鉄心の中心孔２７ａの縮径部とばね受け３２の段部と
が当接したときに、可動鉄心２７から突出する軸方向長
さを有している。可動鉄心２７の中心孔２７ａの弁ボデ
ィ５側には、可動鉄心２７の軸方向長さを調節するため
の中空の長さ調節部材３３が圧入によって取付けられて
おり、可動鉄心２７全体の軸方向長さは、長さ調節部材
３３が可動鉄心２７の端面から突出する長さによって調
節することができる。また、ばね受け３２と長さ調節部
材３３との間には、付勢力が弁ばね１７の付勢力より大
きい可動鉄心２７の復帰ばね３４が縮設されている。
【００１２】図１中の符号３７は、押圧によって可動鉄
心２７を固定鉄心２６側に移動させる手動操作子、符号
３８は電磁操作部３に設けた印刷配線板で、外部電源と
励磁コイル２１の端子とを電気的に接続させる。
【００１３】上記第１実施例は、励磁コイル２１に非通
電のときは、ばね受け３２の縮径部３２ａの先端が固定
鉄心２６に当接し、可動鉄心２７は、復帰ばね３４の付
勢力によって復帰位置にあるので、第１弁体１３，１３
が、供給ポートＰと出力ポートＢを連通させるとともに
供給ポートＰと出力ポートＡの連通を遮断し、第２弁体
１４，１４が、出力ポートＡと排出ポートＥＡを連通さ
せるとともに出力ポートＢと排出ポートＥＢの連通を遮
断している（図１の弁体の下半分参照）。励磁コイル２
１に通電すると、固定鉄心２６が復帰ばね３４の付勢力
に抗して可動鉄心２７を吸着するので、弁体１０が弁ば
ね１７の付勢力により図において右動して、第１弁体１
３，１３が、供給ポートＰと出力ポートＡを連通させる
とともに供給ポートＰと出力ポートＢの連通を遮断し、
第２弁体１４，１４が、出力ポートＢと排出ポートＥＢ
を連通させるとともに出力ポートＡと排出ポートＥＡの
連通を遮断する（図１の弁体の上半分参照）。
【００１４】上記実施例は、可動鉄心２７の軸方向に長
さ調節部材３３を圧入により取付けて、その端面を可動
鉄心２７の端面から突出させので、長さ調節部材３３の
可動鉄心２７からの突出長さによって可動鉄心２７全体
の軸方向長さを所望の長さに調節することができる。こ
の場合、長さ調節部材３３を可動鉄心２７の弁部２側の
中心孔２７ａに取付けたので、長さ調節部材を安価な素
材で形成しても、固定鉄心２６による可動鉄心２７の吸
引に支障を生ずることはない。したがって、可動鉄心２
７の軸方向長さを精密にしなくても流体がリークする恐
れがないので、直動形電磁弁１を安価なものにすること
ができる。また、長さ調節部材３３の突出長さを適宜の
長さとすることによって、可動鉄心２７を弁体のストロ
ークが異なる他の弁部にも使用できるので、電磁操作部
の種類を少なくすることができ、これによっても直動形
電磁弁１を安価なものにすることができる。
【００１５】図３は本発明の第２実施例を示し、第２実
施例の可動鉄心４１は中心孔４１ａの弁部２側内周面に
雌ねじが、長さ調節部材４２の外周面には雄ねじがそれ
ぞれ形成されており、長さ調節部材４２はこれらのねじ
によってが中心孔４１ａの弁部側に螺着されている。し
たがって、長さ調節部材４２を可動鉄心４１の中心孔４
１ａに対して進退させて所望の位置に停止することによ
って可動鉄心４１全体の軸方向長さを調節できるので、
可動鉄心の軸方向長さの調節が容易である。上記可動鉄
心４１の他の構成及び作用は第１実施例と同じであるか
ら、図の同一の箇所に同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。なお、上記実施例における弁部２は５ポート
弁であるが、３ポート弁または共通の排出ポートを有す
る４ポート弁とすることもできる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の直動形電磁弁は、可動鉄心の軸
方向に取付けた長さ調節部材によって可動鉄心全体の軸
方向長さを調節できるために、可動鉄心の軸方向長さを
精密にしなくてもシール不良等による流体のリークを防
止することができるので、直動形電磁弁を安価なものに
することができる。また、一種類の電磁操作部によっ
て、弁体のストロークが異なる複数種類の弁部に対応で
きるので、これによっても直動形電磁弁を安価なものと
することができる。
【００１７】さらに、長さ調節部材を、可動鉄心に対し
て進退可能でかつ任意の位置に停止可能に取付けたの
で、可動鉄心全体の長さの調節が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例の縦断正面図である。
【図２】同じく可動鉄心の縦断正面図である。
【図３】第２実施例の可動鉄心の縦断正面図である。
【符号の説明】
１ 直動形電磁弁 ２ 弁部 ３ 電磁操作部 １０ 弁体 １７ 弁ばね ２１ 励磁コイル ２６ 固定鉄心 ２７，４１ 可動鉄心 ３３，４２ 長さ調節部材 ３４ 復帰ばね Ｐ，Ａ，Ｂ，ＥＡ，ＥＢ ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】圧力流体の供給ポート、出力ポート及び排
    出ポート、摺動により出力ポートを供給ポートと排出ポ
    ートとに切り換えて連通させる弁体、並びに該弁体を復
    帰させる弁ばねを有する弁部と；励磁コイル、固定鉄
    心、可動鉄心及びその復帰ばねを有し、励磁コイルへの
    通電により固定鉄心が可動鉄心を吸引し、励磁コイルの
    通電解除により復帰ばねの付勢力で可動鉄心が復帰する
    電磁操作部とを備え、上記可動鉄心によって弁体を直接
    駆動する直動形電磁弁において、 上記可動鉄心の軸方向に、その軸方向長さを調節するた
    めの長さ調節部材を取付けた、ことを特徴とする直動形
    電磁弁。
  2. 【請求項２】長さ調節部材を、可動鉄心に対して進退可
    能でかつ任意の位置に停止可能に取付けた、ことを特徴
    とする請求項１に記載した直動形電磁弁。
JP7273578A 1995-09-27 1995-09-27 直動形電磁弁 Pending JPH0989142A (ja)

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JP7273578A JPH0989142A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 直動形電磁弁
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