JPH098899A - ハンドフリー電話装置 - Google Patents

ハンドフリー電話装置

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JPH098899A
JPH098899A JP15811595A JP15811595A JPH098899A JP H098899 A JPH098899 A JP H098899A JP 15811595 A JP15811595 A JP 15811595A JP 15811595 A JP15811595 A JP 15811595A JP H098899 A JPH098899 A JP H098899A
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Toyota Motor Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル回線、アナログ回線のいずれに接続
しても好適な通話を行う。 【構成】 送話受話判定部25は、送話時および受話時
を検出する。また、CPU26は、無線電話機1からの
情報によって、接続されている回線がデジタル回線かア
ナログ回線かを判定する。そして、接続される回線がデ
ジタル回線であった場合には、受話側アッテネータ24
を受話時以外はオンして、受話信号を減衰させておく。
これによって、送話信号がエコーとして帰ってきてもこ
れがスピーカ4から出力されることなく、エコーキャン
セルが行える。一方、接続される回線がアナログ回線で
あった場合には、送話時に受話側アッテネータ24をオ
ンする。これによって、送話時の信号のループにおける
増幅率が下がり、ハウリングの発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル回線またはア
ナログ回線に接続されるハンドフリー電話装置、特にエ
コーまたはハウリングの防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の電話装置が利用されて
おり、この中に送受話器(ハンドセット)を手に持たず
に通話が行えるハンドフリー電話装置がある。特に、自
動車電話では、ドライバーは運転中にステアリング等を
操作している場合が多いため、このハンドフリー電話装
置がよく採用されている。
【0003】ここで、ハンドフリー電話装置では、スピ
ーカから比較的大きな音を出力するため、これがマイク
ロフォンに回り込み、いわゆるハウリングが発生しやす
い。
【0004】すなわち、2線4線変換部等、特に自動車
電話の場合、自動車電話回線から一般公衆回線に接続さ
れた時4線から2線に変換されるが、この4線2線変換
部においては、信号の反射が起こりやすく、この反射に
よって、マイクロフォンから入力された送話信号が受話
信号に回り込み、スピーカに供給される。そして、スピ
ーカからの出力音声がマイクロフォンに入力されてルー
プが形成される。なお、通話相手もハンドフリー電話機
であった場合には、両電話機を介してループが形成され
る場合もある。
【0005】そして、アナログ回線に接続されたハンド
フリー電話装置では、このような信号のループにおける
時間遅れはほとんど無視でき、同一の信号が順次増幅出
力されハウリングが発生する。
【0006】一方、デジタル回線においては、通信に時
分割多重(TDMA)方式を採用し、A/D変換、圧
縮、復調、D/A変換を経るため、時間遅れ(100m
sec程度)が生じ、ハウリングは発生しにくい。しか
し、時間遅れに起因して送話信号が反射によって受話信
号に回り込むと、所定の時間遅れでスピーカから出力さ
れ、エコーとして認識される。つまり、自分の話した声
が遅れて聞こえてくるため、非常に耳障りで会話しづら
く、又、受話音量と重なり、受話音声が聞き取りにくく
なるという問題がある。
【0007】アナログ回線に接続されるハンドフリー電
話装置の場合には、通話状態を検出し、送話時以外のマ
イクロフォンからの入力信号(送話信号)をアッテネー
タにより減衰させるハウリングキャンセラーが利用され
ている。このハウリングキャンセラーによれば、スピー
カからの出力音声がマイクロフォンに回り込んでも、そ
の信号が大きくならず減衰されてしまうため、ハウリン
グの発生が防止される。
【0008】このように、ハウリングキャンセラーの使
用によって、アナログ回線に接続したハンドフリー電話
装置におけるハウリングが防止できる。
【0009】一方、デジタル回線に接続されたハンドフ
リー電話装置では、通話状態を検出し、受話時以外のス
ピーカに供給される信号(受話信号)をアッテネータに
より減衰させるエコーキャンセラーが利用されている。
これによって、耳障りなエコーをキャンセルすることが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のハンド
フリー電話機においては、アナログ回線、デジタル回線
のいずれに接続された場合においても、通信品質を確保
しようとする考え方はなかった。一方、高価なエコーキ
ャンセラーを使用せずに簡単な回路の付加によって、デ
ジタル、アナログのいずれにも接続できれば、装置とし
ての汎用性が高く低コストな装置が供給可能となる。
【0011】このような、デジタル、アナログのいずれ
の回線に接続されても十分な通信品質を確保できるハン
ドフリー電話装置が望まれていた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、デジタル、アナログのいずれの回線に接続されて
も十分な通信品質を確保できるハンドフリー電話装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、デジタル
回線またはアナログ回線のいずれに接続しても使用する
ことができるデジタル・アナログ共用のハンドフリー電
話装置であって、送話時に受話信号の信号レベルを減衰
させる受話側アッテネータと、受話時において送話信号
の信号レベルを減衰させる送話側アッテネータと、接続
される回線がデジタル回線かアナログ回線かを判別する
判別手段と、この判別手段の判別結果に基づき、前記受
話側アッテネータまたは/および前記送話側アッテネー
タの減衰量を制御する制御手段と、を具備することを特
徴とする。
【0014】また、第2の発明は、上記制御手段が、上
記判別手段における判別結果によって、接続される回線
がデジタル回線であると判別されたときには、受信信号
入力時に受話側アッテネータをオフする受話割り込み制
御を行い、接続される回線がアナログ回線であると判別
されたときには、送信信号入力時に受話側アッテネータ
をオンする送話割り込み制御を行うことを特徴とする。
【0015】
【作用】ハンドフリー電話では、スピーカから出力され
る音声がマイクロフォンに回り込む。接続される回線が
デジタル回線であった場合には、音声信号の伝達にTD
MA(時分割多重)方式などを採用しており、通信の際
に遅れがある。そこで、送話信号が反射により受話側に
帰ってきたときにエコーになる。そこで、デジタル回線
に接続された場合には、エコーをキャンセルしたいとい
う要望がある。
【0016】一方、アナログ回線では、音声信号の伝達
において、時間遅れはほとんどない。そこで、反射によ
り音声信号が帰ってくることが繰り返され、ハウリング
が発生しやすく、このハウリングをキャンセルしたいと
いう要望がある。
【0017】第1の発明によれば、判別手段が、装置が
接続される回線がデジタル回線か、アナログ回線かを判
別する。そして、制御手段が、得られた判別結果に従っ
て、受話信号および送話信号の減衰量を調整する。そこ
で、電話装置が、デジタル回線に接続された場合には、
エコーをキャンセルするように制御し、またアナログ回
線に接続された場合には、ハウリングをキャンセルする
ように制御することで、好適な通話を行うことができ
る。
【0018】また、第2の発明によれば、接続される回
線がデジタル回線であった場合には、受話側アッテネー
タを受話割り込みとし、受話時以外はオンして、受話信
号を減衰させておく。従って、送話信号がエコーとして
帰ってきてもこれがスピーカから出力されることなく、
好適なエコーキャンセルが行える。
【0019】一方、接続される回線がアナログ回線であ
った場合には、送話時に受話側アッテネータをオンする
送話割り込みとする。従って、送話信号がスピーカから
出力されるのを防止して、有効なハウリングキャンセル
が達成できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。
【0021】「実施例の構成」図1は、実施例の構成を
示すブロック図である。無線電話機1には、テレフォン
コンピュータ2を介し、マイクロフォン3と、スピーカ
4が接続されている。
【0022】通話者の音声は、マイクロフォン3によっ
て、電気信号(送話信号)に変換され、テレフォンコン
ピュータ2を介し、無線電話機1に供給される。無線電
話機1は、送話信号を所定の電波信号に変換して送信す
る。そして、この送信電波は、基地局によって受信さ
れ、通常の交換機を介し、相手側電話機に伝達される。
【0023】一方、相手側電話機からの信号は、交換
機、基地局を介し、無線電話機1に受信される。無線電
話機1は、受信した受話信号をテレフォンコンピュータ
2を介しスピーカ4に供給し、受話音声がスピーカ4か
ら出力される。
【0024】テレフォンコンピュータ2は、その内部に
送話側アンプ21、送話側アッテネータ22、受話側ア
ンプ23、受話側アッテネータ24、送話受話判定部2
5、CPU26およびデジタル・アナログ設定スイッチ
27を有している。
【0025】マイクロフォン3からの送話信号は、テレ
フォンコンピュータ2の送話側アンプ21に供給され
る。送話側アンプ21は、送話信号に対し所定の増幅処
理を施し、送話側アッテネータ22に供給する。送話側
アッテネータ22は、送話信号について、所定の減衰処
理を施し、無線電話機1に供給する。そして、送話側ア
ッテネータ22の出力信号が、無線電話機1に供給され
る。
【0026】一方、無線電話機1から供給される受話信
号は、テレフォンコンピュータ2の受話側アッテネータ
24で所定の減衰処理がなされた後、受話側アンプ23
で増幅され、スピーカ4に供給される。
【0027】また、CPU26は、下りシリアル信号ラ
イン31、上りシリアル信号ライン32によって、無線
電話機1に接続されており、両者はこの信号ライン3
1、32を用いて、各種のデータをやり取りする。
【0028】本発明のハンドフリー電話装置は、上述の
ような構成を有しており、CPU26が、無線電話機1
が接続される回線がデジタル回線か、アナログ回線か
で、送話側アッテネータ22および受話側アッテネータ
24の減衰量を制御する。ここで、まず接続される回線
がデジタルか、アナログかの判定について説明する。
【0029】「デジタル・アナログの判定」接続される
回線が、デジタル回線かアナログ回線かの判定は、通常
CPU26が、無線電話機1から供給されるデータに基
づいて行う。
【0030】すなわち、パワースイッチ(車両であれ
ば、各種の装置に電源を供給するアクセサリースイッチ
ACC)のオンをテレフォンコンピュータが認識した場
合には、これを無線電話機1に通知する。無線電話機1
は、システムがリセットされたことや、受信レベルにつ
いての情報等、通話についての各種の情報をテレフォン
コンピュータ2に供給するが、この中に「システム表
示」という情報がある。この「システム表示」というデ
ータは、接続している回線がデジタル回線の場合のみに
無線電話機1が送出する。従って、テレフォンコンピュ
ータ2のCPU26は、この「システム表示」データが
送られてくるかどうかで、接続されている回線がデジタ
ル回線か、アナログ回線かを判定する。
【0031】なお、本実施例では、マニュアル操作によ
るデジタル・アナログ設定スイッチ27を有している。
そして、このデジタル・アナログ設定スイッチ27の設
定状態によって、CPU26が接続されている回線の種
類を判定することもできる。すなわち、ユーザが、使用
する回線に応じて、このデジタル・アナログ設定スイッ
チ27を操作することを前提として、このデジタルアナ
ログ設定スイッチ27の操作状況に応じてCPU26に
接続する回線の種類を判定してもよい。
【0032】そして、CPU26は、この判定結果に基
づいて、送話側アッテネータ22および受話側アッテネ
ータ24の減衰量を制御する。そこで、これについて、
以下に説明する。
【0033】「送話、受話の判定」本電話装置における
送話中、受話中の判定は、送話受話判定部25が行う。
この送話受話判定部25は、マイクロフォン3から入力
される送話信号、または無線電話機から受話側アッテネ
ータ24に向けて供給される供給される受話信号のレベ
ルを検出し、これが所定レベル以上であることによって
送話中または受話中の判定を行う。特に、人間の音声
は、300Hzから3000Hz程度までであり、この
周波数範囲の信号のレベルを検出するとよい。なお、5
00〜1500Hz程度の範囲でもよい。そして、この
判定結果をCPU26に供給する。従って、CPU26
において、送話中、受話中の判定が行える。
【0034】「第1実施例の動作」第1実施例の動作に
ついて、図2のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、CPU26は、接続されている回線がデジタル回線
か、アナログ回線かを判定する(S11)。デジタル回
線であった場合には、送話側アッテネータ22および受
話側アッテネータ24の減衰量を比較的大きな減衰量B
(例えば、20dB)にセットする(S12)。次に、
現在のアッテネータ22、24の減衰量制御が送話割り
込みかを判定する(S13)。そして、送話割り込みで
あれば、受話割り込みに変更し(S14)、すでに受話
割り込みであればそのままで処理を終了する。
【0035】一方、S11において、接続されている回
線がアナログ回線であれば、送話側アッテネータ22お
よび受話側アッテネータ24の減衰量を比較的小さな減
衰量B’(例えば、12dB)にセットする(S1
5)。次に、現在のアッテネータ22、24の減衰量制
御が受話割り込みかを判定する(S16)。そして、受
話割り込みであれば、送話割り込みに変更し(S1
7)、すでに送話割り込みであればそのままで処理を終
了する。
【0036】このようにして、接続されている回線がデ
ジタル回線であれば、信号に対する減衰量を大きく設定
すると共に、受話割り込みに設定し、接続されている回
線がアナログ回線であれば、信号に対する減衰量を小さ
く設定すると共に、送話割り込みに設定する。
【0037】ここで、送話側アッテネータ22および受
話側アッテネータ24の減衰量制御について、図3に基
づいて説明する。
【0038】まず、接続された回線がデジタル回線であ
った場合には、通常は送話側アッテネータはオフ、受話
側アッテネータはオンされている。ここで、受話中を示
す受信信号が入力された時に受話側アッテネータをオフ
し、送話側アッテネータをオンする。これによって、受
話中の受話信号を十分増幅して出力することができ、ま
た受話中以外は大きく減衰するため、受話信号より遅れ
てくる送話信号に起因するエコーを効果的にキャンセル
することができる。
【0039】また、接続された回線がアナログ回線であ
った場合には、送話中を示す送信信号が入力された時の
み、送話側アッテネータ22をオフする。また、受話側
アッテネータ24を送話中のみオンする。これにより、
ハウリングを防止することができると共に、通常は送話
側にアッテネータが挿入されているため、車両の走行ノ
イズ等が相手に伝わることなく良好な通話が可能とな
る。
【0040】さらに、デジタル回線に接続されたときに
送話側および受話側アッテネータ22、24の減衰量を
大きく設定することによって、エコーを十分減衰するこ
とができる。一方、アナログ回線に接続されたときに送
話側および受話側アッテネータ22、24の減衰量をハ
ウリングを防止することができる程度の小さな減衰量に
設定することによって、ハウリングの発生を防止すると
共に、減衰量を必要最小限に設定可能なため、アナログ
回線として最適なハンドフリー通話を可能とする。
【0041】「第2実施例」次に、第2実施例の動作に
ついて、図4に基づいて説明する。この第2実施例で
は、接続される回線がデジタル回線であっても受話側ア
ッテネータを送話割り込みのままにする。
【0042】すなわち、接続されている回線がデジタル
回線かを判定し(S21)、デジタル回線であった場合
には、送話側および受話側アッテネータ22、24を比
較的大きな値B(例えば20dB)設定する(S22)
と共に、ディレイ時間を比較的大きい時間Aに設定する
(S23)。一方、S21において、接続されている回
線がアナログ回線であった場合には、送話側および受話
側アッテネータ22、24を比較的小さな値B’(例え
ば12dB)に設定する(S24)とともに、ディレイ
時間を比較的小さな時間A’に設定する(S25)。
【0043】従って、図5に示すように、接続される回
線がデジタル回線であった場合には、受話側アッテネー
タ24のオンを継続する時間が送話終了からA時間後に
なる。これによって、比較的長い時間を経て帰ってくる
エコーをこれに適した遅延時間でカットすることができ
る。
【0044】一方、接続される回線がアナログであった
場合には、受話側アッテネータ24のオンを継続する際
のディレイ時間をA’時間にする。これによって、送信
終了後次の受話を待ち受ける準備が短時間で可能とな
る。また、この第2実施例によれば、デジタル回線の場
合も送話割り込みであり、通常時は、受話側アッテネー
タ24はオフ状態にある。従って、車内騒音が通話相手
に聞こえず、又、通話相手からの音声の最初が途切れた
り、受話開始の際に音が急に出力され不自然な感じにな
るのを防止することができる。
【0045】「その他の構成」上述の第1実施例および
第2実施例においては、S12、S22において、送話
側および受話側アッテネータ22、24の両方を比較的
大きな値に設定した。しかし、受話側アッテネータ24
は、そのままとして、送話側アッテネータ22のみ減衰
量を大きく設定してもよい。このようにすると、特に通
話相手の話した声が車両側のスピーカとマイクロホンと
を経由して通話相手側に戻った際に聞こえるエコーのみ
をキャンセルすることができる。この通話相手側に聞こ
えるエコーが最も顕著な問題であり、送話側のアッテネ
ータ22のみを制御して減衰させることによりこの問題
が解決される。
【0046】また、本発明のハンドフリー電話装置は自
動車電話だけでなく各種の電話装置に利用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、接続される回線がデジタル回線かアナログ回線かの
区別に従って、受話信号または/および送話信号の減衰
量を調整する。そこで、電話装置が、デジタル回線に接
続された場合には、エコーがキャンセルでき、またアナ
ログ回線に接続された場合には、必要最小限の減衰量と
なり、好適な通話を行うことができる。
【0048】また、第2の発明によれば、接続される回
線がデジタル回線であった場合には、受話側アッテネー
タを受話時以外はオンして、受話信号を減衰させてお
く。従って、送話信号がエコーとして帰ってきてもこれ
がスピーカから出力されることなく、好適なエコーキャ
ンセルが行える。一方、接続される回線がアナログ回線
であった場合には、送話時に受話側アッテネータをオン
する。従って、車内騒音が通話相手側に伝わらずに良好
な通話が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 第1実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図4】 第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 第2実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 無線電話機、2 テレフォンコンピュータ、3 マ
イクロフォン、4 スピーカ、21 送話側アンプ、2
2 送話側アッテネータ、23 受話側アンプ、24
受話側アッテネータ、25 送話受話判定部、26 C
PU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 宏昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル回線またはアナログ回線のいず
    れに接続しても使用することができるデジタル・アナロ
    グ共用のハンドフリー電話装置であって、 送話時に受信信号の信号レベルを減衰させる受話側アッ
    テネータと、 受話時において送信信号の信号レベルを減衰させる送話
    側アッテネータと、 接続される回線がデジタル回線かアナログ回線かを判別
    する判別手段と、 この判別手段の判別結果に基づき、前記受話側アッテネ
    ータまたは/および前記送話側アッテネータの減衰量を
    制御する制御手段と、 を具備することを特徴とするハンドフリー電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 上記制御手段は、 上記判別手段における判別結果によって、接続される回
    線がデジタル回線であると判別されたときには、受信信
    号入力時に受話側アッテネータをオフする受話割り込み
    制御を行い、 接続される回線がアナログ回線であると判別されたとき
    には、送信信号入力時に受話側アッテネータをオンする
    送話割り込み制御を行うことを特徴とするハンドフリー
    電話装置。
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