JPH098869A - チェックポイント通信処理システム - Google Patents

チェックポイント通信処理システム

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JPH098869A
JPH098869A JP7151734A JP15173495A JPH098869A JP H098869 A JPH098869 A JP H098869A JP 7151734 A JP7151734 A JP 7151734A JP 15173495 A JP15173495 A JP 15173495A JP H098869 A JPH098869 A JP H098869A
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秀昭 平山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チェックポイント取得を待機させるパケットを
最少数にとどめることにより通信処理の高速化を実現す
るチェックポイント通信処理システム。 【構成】周期的に取得されるチェックポイントそれぞれ
を識別するためのチェックポイント順次番号を管理する
順次番号更新部と、通信パケットを作成するときに、そ
の作成した通信パケットに現在のチェックポイント順次
番号を付加する属性情報付加部24と、通信パケットを
送信するときに、その通信パケットに付加されたチェッ
クポイント順次番号と現在のチェックポイント順次番号
とを比較する比較判断部25とを具備し、その通信パケ
ットに付加されたチェックポイント順次番号が現在のチ
ェックポイント順次番号と異なるときに、即座にその通
信パケットを送信し、それ以外のときには、その通信パ
ケットの送信を次のチェックポイントが取得されるまで
遅延させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェックポイントを取
得しながら処理を進めていき、障害が発生したときに、
最後に取得したチェックポイントから処理を再実行する
ことにより障害からの回復を実現するコンピュータシス
テムに適用して好適なチェックポイント通信処理システ
ムに係り、特に次のチェックポイント取得まで待機させ
なければならないパケット数を最小限にすることによ
り、コンピュータシステムにおける通信処理の大幅な高
速化を図ることを可能とするチェックポイント通信処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チェックポイントを取得しながら
処理を進めていき、障害が発生したときに、最後に取得
したチェックポイントから処理を再実行することにより
障害からの回復を実現するコンピュータシステムにおい
ては、通信入出力の発行を次のチェックポイント取得後
まで遅延させなければならなかった。
【0003】この理由は、システムにおいて障害が発生
したときには、システムの状態を最後に取得したチェッ
クポイントの状態に戻さなければならず、最後のチェッ
クポイント取得以降に実行した処理を常にキャンセルで
きるようにしておく必要があるからである。
【0004】すなわち、通信処理においても、障害が発
生した場合には、最後のチェックポイント取得以降に発
行した通信処理を全てキャンセルする必要がある。しか
し、このようなことを通信処理で行なうことは困難であ
るために、通信処理の発行を次のチェックポイントが取
得されるまで遅延させることで対処しなければならなか
った。
【0005】このときの動作原理を図6を参照して説明
する。たとえば、アプリケーションが送信要求を発行し
た場合(図6の(1))、通信処理システムは、この送
信要求にしたがって通信パケットを作成する(図6の
(2))。しかしながら、実際にこの作成した通信パケ
ットを送信する際には、即座に送信するようなことはせ
ずに、次のチェックポイントが取得されるまで(図6の
(3))、その送信を待機させる。これは、障害が発生
した場合、直前のチェックポイント以後の送信が必ずし
も再び要求されるわけではないためである。
【0006】そして、次のチェックポイントが取得され
た後に、ドライバを介してこの通信パケットを送信する
(図6の(4))。したがって、耐障害性を保証するシ
ステムの動作手順について通信処理にのみ着目してみる
と、次のチェックポイントまで処理を遅延させるため性
能低下のおそれがある。
【0007】すなわち、近年、通信処理の高速化がます
ます要求されているにも関わらず、耐障害性を保証する
システムの通信処理では、上述したチェックポイント取
得に伴う遅延が高速化を阻害してしまっているといった
問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のチェックポイントを取得しながら処理を進めていき、
障害が発生したときに、最後に取得したチェックポイン
トから処理を再実行することにより障害からの回復を実
現するコンピュータシステムにおいては、伝送パケット
の発行を次のチェックポイント取得後まで遅延させなけ
ればならないといった問題があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、従来であれば、次のチェックポイントが取得され
るまで待機させていた通信処理を可能な限りチェックポ
イントを待たずに即時に発行させることにより通信処理
の大幅な高速化を図ることを可能とするチェックポイン
ト通信処理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のチェックポイン
ト通信処理システムは、チェックポイントを取得しなが
ら処理を進めていき、障害が発生したときに、最後に取
得したチェックポイントから処理を再実行することによ
り障害からの回復を実現するコンピュータシステムにお
いて、上記チェックポイントが取得される度に各チェッ
クポイントを識別するためのチェックポイント順次番号
を更新して管理する手段と、通信パケットを作成すると
きに、その作成した通信パケットに現在のチェックポイ
ント順次番号を付加する手段と、上記通信パケットを送
信するときに、その通信パケットに付加されたチェック
ポイント順次番号と現在のチェックポイント順次番号と
を比較する手段と、この比較によりその通信パケットに
付加されたチェックポイント順次番号が現在のチェック
ポイント順次番号と異なっているときに、即座にその通
信パケットを送信し、一致するときには、その通信パケ
ットの送信を次のチェックポイントが取得されるまで遅
延させる手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】また、本発明のチェックポイント通信処理
システムは、チェックポイントを取得しながら処理を進
めていき、障害が発生したときに、最後に取得したチェ
ックポイントから処理を再実行することにより障害から
の回復を実現するコンピュータシステムにおいて、ある
特定の通信プロトコルで作成された通信パケットを伝送
媒体の伝送パケットサイズで分割して複数の伝送パケッ
トを作成するときに、その作成した伝送パケットが上記
複数の伝送パケットの中の最後のものであるか否かを示
す情報を付加する手段と、上記伝送パケットを伝送する
ときに、その伝送パケットが上記複数の伝送パケットの
中の最後のものか否かを判定する手段と、この判定によ
りその伝送パケットが上記最後のものでなかったとき
に、即座にその伝送パケットを伝送し、上記最後のもの
であったときには、その伝送パケットの伝送を次のチェ
ックポイントが取得される後まで遅延させる手段とを具
備してなることを特徴とする。
【0012】また、本発明のチェックポイント通信処理
システムは、上記通信パケットを伝送媒体の伝送パケッ
トサイズで分割して複数の伝送パケットを作成し、その
複数の伝送パケットの中の最後のもの以外をチェックポ
イントを待機せずに即座に伝送して一番最後のもののみ
をチェックポイントまで待機させる処理を一体として行
なうことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のチェックポイント通信処理システムで
は、周期的に取得されるチェックポイントを識別するた
めのチェックポイント順次番号を管理し、この管理した
チェックポイント順次番号に基づいて送信処理を制御す
る。
【0014】すなわち、通信用のパケットを作成すると
きに、その時点で採番されているチェックポイント順次
番号をそのパケットに付加しておき、実際にこのパケッ
トを送信するときに、このパケットに付加されたチェッ
クポイント順次番号と送信時のチェックポイント順次番
号とを比較する。
【0015】たとえば、通信用のパケットが作成された
後、送信処理が行なわれるまでの間に、チェックポイン
トが取得された場合には、パケットに付加されたチェッ
クポイント順次番号と異なるチェックポイント順次番号
が現時点で採番されているはずである。したがって、こ
のようなパケットは、この後仮に障害が発生した場合で
あっても必ず送信を要求されることになり、即座に送信
してしまっても構わないことになる。
【0016】これにより、すべてのパケットについて次
のチェックポイント取得を待機するのではなく、必要最
小限のパケットのみについて次のチェックポイント取得
を待機させることにより、耐障害性を保証しつつ通信処
理の高速化が図れることとなる。
【0017】また、本発明のチェックポイント通信処理
システムでは、一つの送信要求に対してパケットが複数
作成されることに着目し、このパケットの相対位置を判
定して送信処理を制御する。
【0018】すなわち、通信パケットを伝送媒体のパケ
ットサイズで分割して複数の伝送パケットを作成する際
に、これらの伝送パケットそれぞれに、その複数作成さ
れた伝送パケットの中の最後の伝送パケットかどうかを
示す情報を付加しておき、実際にこのパケットを送信す
るときに、このパケットに付加された情報からこのパケ
ットが最後のパケットであるかどうかを判定する。そし
て、この判定により最後のものでなかった場合には、チ
ェックポイントの取得を待機せずに即座に送信する。
【0019】したがって、たとえば次のチェックポイン
トが取得される前に障害が発生したとしても、最後のパ
ケットは送信されておらず、すなわち送信完了とはなっ
ていないため、受信側システムによるタイムアウト検知
などにより再送が促されることになる。
【0020】これにより、すべてのパケットについて次
のチェックポイント取得を待機するのではなく、上述と
同様、必要最小限のパケットのみについて次のチェック
ポイント取得を待機させることにより、耐障害性を保証
しつつ通信処理の高速化が図れることとなる。
【0021】また、伝送パケットを作成する処理と、伝
送パケットのうちで最後のもの以外をチェックポイント
まで待機せずに伝送する処理とを一体として実行するこ
とにより、伝送パケットにそれが最後のものであるか否
かを示す情報を付加する処理を不要にできる。
【0022】
【実施例】
(第1実施例)まず、図1乃至図3を参照して本発明の
第1実施例を説明する。図1は第1実施例に係るチェッ
クポイント通信処理システムの概略構成を示す図であ
る。
【0023】図1に示すように、同実施例に係るチェッ
クポイント通信処理システム2は、制御部21、順次番
号インクリメント部22、パケット作成部23、属性情
報付加部24および比較判断部25を有してなる。
【0024】制御部21は、チェックポイント通信処理
システム2全体の制御を司るところである。順次番号イ
ンクリメント部22は、周期的に所定のタイミングで取
得されるチェックポイントそれぞれを識別するためのチ
ェックポイント順次番号を管理するところであり、チェ
ックポイントが取得される度にチェックポイント順次番
号を更新するところである。
【0025】また、パケット作成部23は、アプリケー
ション1からの送信要求にしたがって通信用の各種パケ
ットを作成するところである。属性情報付加部24は、
パケット作成部23によりパケットが作成された際に、
この作成されたパケットに順次番号インクリメント部2
2が管理する現時点でのチェックポイント順次番号を付
加するところである。
【0026】そして、比較判断部25は、パケットを実
際に送信する際に、そのパケットに付加されたチェック
ポイント順次番号と、順次番号インクリメント部22が
管理する現時点でのチェックポイント順次番号とを比較
するところである。
【0027】ここで、図2を参照して同実施例の動作原
理について説明する。図2は同実施例の動作原理を説明
するためのタイミングチャートである。アプリケーショ
ン1が送信要求を発行すると(図2の(1))、チェッ
クポイント通信処理システム2の制御部21は、パケッ
ト作成部23によりこの送信要求にしたがった通信パケ
ットを作成する(図2の(2))。ここでは、この送信
要求に対し通信パケット4a〜4cの3つの通信パケッ
トが作成されるものとする。またこのとき、制御部21
は、属性情報付加部24によりパケット作成部23が作
成したパケットそれぞれに、順次番号インクリメント部
22の管理する作成時のチェックポイント順次番号を付
加しておく。
【0028】ここでは、通信パケット4aが作成された
直後にチェックポイントが取得されたことを前提とし
(図2の(3))。さらに、この状態で、このチェック
ポイント取得後、次のチェックポイント取得前に、この
通信パケット4a〜4cを送信する場合を考える。
【0029】制御部21は、通信パケット4a〜4cを
送信する際、比較判断部25によりその通信パケット4
a〜4cそれぞれに付加されたチェックポイント順次番
号と、順次番号インクリメント部22により管理された
現時点でのチェックポイント順次番号とを比較する。
【0030】ここで、その通信パケットに付加されたチ
ェックポイント順次番号が、順次番号インクリメント部
22により管理された現時点でのチェックポイント順次
番号と異なる場合には(ここでは通信パケット4aが該
当する)、パケット作成後にチェックポイントが取得さ
れていることになるため、その通信パケットを即座に送
信する(図2の(4))。一方、一致する場合には(こ
こでは通信パケット4bおよび4cが該当する)、次の
チェックポイント取得(図2の(5))を待って、その
通信パケットを送信する(図2の(6))。
【0031】すなわち、パケットを送信する際に、すべ
てのパケットの送信を次のチェックポイント取得まで一
律に待機させるのではなく、その必要のあるものだけを
待機させることとなり、耐障害性を保証しつつ通信処理
の高速化が図れることとなる。
【0032】次に、図3を参照して同実施例の動作手順
を説明する。図3は同実施例の動作手順を説明するため
のフローチャートである。アプリケーション1が送信要
求を発行すると、チェックポイント通信処理システム2
の制御部21は、パケット作成部23によりこの送信要
求にしたがった通信パケットを作成する(図3のステッ
プA1)。そして、制御部21は、属性情報付加部24
によりパケット作成部23が作成したパケットそれぞれ
に、順次番号インクリメント部22の管理する作成時の
チェックポイント順次番号を付加する(図3のステップ
A2)。
【0033】制御部21は、通信パケットを送信する
際、比較判断部25によりその通信パケットそれぞれに
付加されたチェックポイント順次番号と、順次番号イン
クリメント部22により管理された現時点でのチェック
ポイント順次番号とを比較する(図3のステップA
3)。そして、その通信パケットに付加されたチェック
ポイント順次番号が、順次番号インクリメント部22に
より管理された現時点でのチェックポイント順次番号と
異なる場合には(図3のステップA3のY)、その通信
パケットを即座に送信する(図3のステップA5)。一
方、一致する場合には(図3のステップA3のN)、次
のチェックポイント取得を待って(図3のステップA
4)、その通信パケットを送信する(図3のステップA
5)。
【0034】これにより、パケットを送信する際に、す
べてのパケットの送信を次のチェックポイント取得まで
一律に待機させるのではなく、その必要のあるものだけ
を待機させることとなり、耐障害性を保証しつつ通信処
理の高速化が図れることとなる。
【0035】(第2実施例)次に、図1、図4および図
5を参照して本発明の第2実施例を説明する。同実施例
では、属性情報付加部24が、順次番号インクリメント
部22にて管理するチェックポイント順次番号に代え
て、パケット作成部23が作成するパケットの相対位置
情報を付加する。
【0036】ここでは、パケット作成部23が、アプリ
ケーション1からの送信要求にしたがって通信パケット
を作成し、さらにこの通信パケットを伝送媒体のパケッ
トサイズで分割して複数の伝送パケットを作成する場合
に、その伝送パケットそれぞれが、その複数作成された
伝送パケットの中の最後の伝送パケットかどうかを示す
情報を相対位置情報として採用する。
【0037】ここで、図4を参照して同実施例の動作原
理について説明する。図4は同実施例の動作原理を説明
するためのタイミングチャートである。アプリケーショ
ン1が送信要求を発行すると(図4の(1))、チェッ
クポイント通信処理システム2の制御部21は、パケッ
ト作成部23によりこの送信要求にしたがって通信パケ
ットを作成する(図4の(2))。そして、この通信パ
ケットを伝送媒体のパケットサイズで分割して複数の伝
送パケットを作成する(図4の(3))。ここでは、3
つの伝送パケット5a〜5cが作成されるものとする。
【0038】このとき、制御部21は、属性情報付加部
24によりパケット作成部23が作成した伝送パケット
それぞれに、その伝送パケットが複数作成された伝送パ
ケットの中の最後の伝送パケットかどうかを示す情報を
付加しておく。
【0039】そして、制御部21は、伝送パケット5a
〜5cを送信する際、比較判断部25によりその伝送パ
ケット5a〜5cそれぞれが最後の伝送パケットかどう
かを判断する。
【0040】ここで、その伝送パケットが最後の伝送パ
ケットでない場合には(ここでは伝送パケット5aおよ
び5bが該当する)、その伝送パケットを即座に送信す
る。一方、それ以外の場合には(ここでは伝送パケット
5cが該当する)、次のチェックポイント取得(図2の
(4))を待って、その通信パケットを送信する。
【0041】したがって、たとえば次のチェックポイン
トが取得される前に障害が発生したとしても、最後のパ
ケットは送信されておらず、すなわち送信完了とはなっ
ていないため、受信側システムによるタイムアウト検知
などにより再送が促されることになる。
【0042】すなわち、パケットを送信する際に、すべ
てのパケットの送信を次のチェックポイント取得まで一
律に待機させるのではなく、その必要のあるものだけを
待機させることとなり、耐障害性を保証しつつ通信処理
の高速化が図れることとなる。
【0043】次に、図5を参照して同実施例の動作手順
を説明する。図5は同実施例の動作手順を説明するため
のフローチャートである。アプリケーション1が送信要
求を発行すると、チェックポイント通信処理システム2
の制御部21は、パケット作成部23によりこの送信要
求にしたがった通信パケットを作成し(図5のステップ
B1)、さらにこの通信パケットを伝送媒体のパケット
サイズで分割して複数の伝送パケットを作成する(図5
のステップB2)。そして、制御部21は、属性情報付
加部24によりパケット作成部23が作成した伝送パケ
ットそれぞれに、その伝送パケットが複数作成された伝
送パケットの中の最後の伝送パケットかどうかを示す情
報を付加する(図5のステップB3)。
【0044】制御部21は、伝送パケットを送信する
際、比較判断部25によりその伝送パケット5a〜5c
それぞれが最後の伝送パケットかどうかを判断する(図
5のステップB4)。そして、その伝送パケットが最後
の伝送パケットでない場合には(図5のステップB4の
Y)、その伝送パケットを即座に送信する(図5のステ
ップB6)。一方、それ以外の場合には(図5のステッ
プB4のN)、次のチェックポイント取得を待って(図
5のステップB5)、その通信パケットを送信する(図
5のステップB6)。
【0045】これにより、パケットを送信する際に、す
べてのパケットの送信を次のチェックポイント取得まで
一律に待機させるのではなく、その必要のあるものだけ
を待機させることとなり、耐障害性を保証しつつ通信処
理の高速化が図れることとなる。
【0046】以上、第1および第2実施例として、チェ
ックポイント順次番号の管理およびパケットの相対位置
の判定により通信制御を行なう例を示したが、これらの
双方を組み合わせた構成とすれば、さらに一層の高速化
が図れることとなる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のチェックポ
イント通信処理システムによれば、従来であればチェッ
クポイント取得後まで遅延されていた通信処理を可能な
限りチェックポイントを待たずに即時に発行させること
ができ、チェックポイント方式における通信処理のレイ
テンシを改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチェックポイント通信処理システ
ムの概略構成を示す。
【図2】第1実施例の動作原理を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図3】第1実施例の動作手順を説明するためのフロー
チャート。
【図4】第2実施例の動作原理を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図5】第2実施例の動作原理を説明するためのフロー
チャート。
【図6】従来の通信処理手順を説明するためのタイミン
グチャート。
【符号の説明】
1…アプリケーション、2…チェックポイント通信処理
システム、21…制御部、22…順次番号インクリメン
ト部、23…パケット作成部、24…属性情報付加部、
25…比較判断部、3…通信コントローラ、4a,4
b,4c…通信パケット、5a,5b,5c…伝送パケ
ット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェックポイントを取得しながら処理を
    進めていき、障害が発生したときに、最後に取得したチ
    ェックポイントから処理を再実行することにより障害か
    らの回復を実現するコンピュータシステムにおいて、 上記チェックポイントが取得される度に各チェックポイ
    ントを識別するためのチェックポイント順次番号を更新
    して管理する手段と、 通信パケットを作成するときに、その作成した通信パケ
    ットに現在のチェックポイント順次番号を付加する手段
    と、 上記通信パケットを送信するときに、その通信パケット
    に付加されたチェックポイント順次番号と現在のチェッ
    クポイント順次番号とを比較する手段と、 この比較によりその通信パケットに付加されたチェック
    ポイント順次番号が現在のチェックポイント順次番号と
    異なるときに、即座にその通信パケットを送信し、一致
    するときには、その通信パケットの送信を次のチェック
    ポイントが取得されるまで遅延させる手段とを具備して
    なることを特徴とするチェックポイント通信処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 チェックポイントを取得しながら処理を
    進めていき、障害が発生したときに、最後に取得したチ
    ェックポイントから処理を再実行することにより障害か
    らの回復を実現するコンピュータシステムにおいて、 ある特定の通信プロトコルで作成された通信パケットを
    伝送媒体の伝送パケットサイズで分割して複数の伝送パ
    ケットを作成するときに、その作成した伝送パケットが
    上記複数の伝送パケットの中の最後のものであるか否か
    を示す情報を付加する手段と、 上記伝送パケットを伝送するときに、その伝送パケット
    が上記複数の伝送パケットの中の最後のものか否かを判
    定する手段と、 この判定によりその伝送パケットが上記最後のものでな
    かったときに、即座にその伝送パケットを伝送し、上記
    最後のものであったときには、その伝送パケットの伝送
    を次のチェックポイントが取得されるまで遅延させる手
    段とを具備してなることを特徴とするチェックポイント
    通信処理システム。
  3. 【請求項3】 上記通信パケットを伝送媒体の伝送パケ
    ットサイズで分割して複数の伝送パケットを作成し、そ
    の複数の伝送パケットの中の最後のもの以外をチェック
    ポイントを待機せずに即座に伝送して一番最後のものの
    みをチェックポイントまで待機させる処理を一体として
    行ない、伝送パケットへの情報の付加を不要とすること
    を特徴とする請求項2または3記載のチェックポイント
    通信処理システム。
JP7151734A 1995-06-19 1995-06-19 チェックポイント通信処理システム Expired - Lifetime JP2878988B2 (ja)

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EP (1) EP0750261B1 (ja)
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