JPH0988306A - 床化粧材の連結構造 - Google Patents
床化粧材の連結構造Info
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- JPH0988306A JPH0988306A JP24453195A JP24453195A JPH0988306A JP H0988306 A JPH0988306 A JP H0988306A JP 24453195 A JP24453195 A JP 24453195A JP 24453195 A JP24453195 A JP 24453195A JP H0988306 A JPH0988306 A JP H0988306A
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Abstract
れ、充分な連結強度を確保することのできる床化粧材の
連結構造を提供する。 【解決手段】床化粧材1の隣接する二辺に膨出部22を
有する突起部2が設けられ、残りの隣接する二辺に嵌合
孔3が設けられ、膨出部22を戻り止めとして突起部2
と嵌合孔3とを嵌合させた床化粧材1の連結構造であっ
て、床化粧材1の厚み方向の底部寄りに嵌合孔3が設け
られ、嵌合孔3が、突起部2の基端部から一定距離Aを
隔てた先端部寄りで突起部2に嵌合し、嵌合孔3を設け
た側の床化粧材1が、突起部2を設けた側の床化粧材1
に対して一定距離Aだけ上下動可能となされたものであ
る。また、嵌合孔3と膨出部22との間にも一定距離A
が隔てられ、嵌合孔3を設けた側の床化粧材1と突起部
2を設けた側の床化粧材1とが、それぞれ一定距離Aだ
け上下動可能となされたものである。
Description
ルサイドなどに敷設されるユニット式の床化粧材同士の
連結構造に関するものである。
ぞれ形成した突起部と嵌合孔とを利用して、複数枚の床
化粧材を連結状態で敷設することが行われている。この
ように、床化粧材同士を連結状態で敷設する場合、敷設
面の不陸や敷設時の床化粧材の納まりの微修正を行った
状態で連結しなければならないこととなる。
孔状にして遊びを持たせた嵌合孔aに、張出部bを有す
る筒状の突起部cを遊嵌することで、敷設時の床化粧材
d同士の収まりの微修正を行えるようになされた連結構
造が提案されている。また、この連結構造では、嵌合孔
aと張出部bとの間に一定の距離eを設け、この距離e
の分だけ、嵌合孔aの設けられた側の床化粧材dに対し
て張出部bの設けられた側の床化粧材dが上下動可能と
なされていた。そして、この上下動によって、敷設面の
不陸に対応できるようになされていた(例えば、実公平
7−6320号公報参照)。
結構造の場合、敷設面に不陸があると、嵌合孔aの設け
られた側の床化粧材dに対して張出部bの設けられた側
の床化粧材dが上方に持ち上げられた状態で施工され、
張出部bが戻り止めとなって床化粧材d同士の連結状態
が維持されるが、不陸が一定の距離eを越えると、張出
部bの戻り止めが効かなくなり、床化粧材d同士の連結
状態が維持できなくなって分離してしまうといった不都
合を生じることとなる。しかも、この張出部bは、外周
面のほんの一部分だけが嵌合孔aの部分を乗り越えて嵌
合状態となっているだけなので、施工時に嵌合孔aに突
起部cを嵌合したり外したりする作業を数回繰り返した
場合、この張出部bの一部分だけが圧潰されて戻り止め
が効かなくなり、床化粧材d同士の連結状態がいっそう
維持できなくなりやすい。
aの設けられた側の床化粧材dに対して張出部bの設け
られた側の床化粧材dが上下動するだけで、張出部bの
設けられた側の床化粧材dに対しては、嵌合孔aの設け
られた側の床化粧材dが上下動しないので、不陸に対す
る対応が雑になり、敷設状態での床化粧材d全体の収ま
りが粗くなりやすいといった不都合を生じることとな
る。
であって、確実に不陸に対応して安定した敷設状態が得
られ、充分な連結強度を確保することのできる床化粧材
の連結構造を提供することを目的としている。
の本発明の床化粧材の連結構造は、方形状に形成された
床化粧材の隣接する二辺に、この床化粧材の厚み方向に
筒状で先端部に膨出部を有する嵌合用の突起部が設けら
れるとともに、残りの隣接する二辺に、これら突起部を
床化粧材の厚み方向に受入れて嵌合する嵌合孔が設けら
れ、突起部の膨出部を隣接する床化粧材の嵌合孔に挿通
し、この膨出部を戻り止めとして突起部と嵌合孔とを嵌
合させることで、複数枚の床化粧材を連結するようにな
された連結構造であって、床化粧材の厚み方向の底部寄
りに嵌合孔が設けられ、この嵌合孔が、突起部の基端部
から一定距離を隔てた先端部寄りで突起部に嵌合し、こ
の嵌合孔を設けた側の床化粧材が、突起部を設けた側の
床化粧材に対して一定距離だけ上下動可能となされたも
のである。
床化粧材の連結構造は、方形状に形成された床化粧材の
隣接する二辺に、この床化粧材の厚み方向に筒状で先端
部に膨出部を有する嵌合用の突起部が設けられるととも
に、残りの隣接する二辺に、これら突起部を床化粧材の
厚み方向に受入れて嵌合する嵌合孔が設けられ、突起部
の膨出部を隣接する床化粧材の嵌合孔に挿通し、この膨
出部を戻り止めとして突起部と嵌合孔とを嵌合させるこ
とで、複数枚の床化粧材を連結するようになされた連結
構造であって、床化粧材の厚み方向の底部寄りに嵌合孔
が設けられ、この嵌合孔が、突起部の基端部から一定距
離を隔てた先端部寄りで突起部に嵌合するとともに、こ
の嵌合状態で嵌合孔と膨出部との間にも一定距離が隔て
られ、嵌合孔を設けた側の床化粧材と突起部を設けた側
の床化粧材とが、それぞれ一定距離だけ上下動可能とな
されたものである。
を参照して説明する。
の概略を示し、図2は同床化粧材1の連結状態を示して
いる。
に、樹脂マット1aの接着剤受部1bに接着剤(図示省
略)を介した状態で、この樹脂マット1aの表面に表面
材1cを貼設して構成されている。この樹脂マット1a
の裏面には、厚み方向に突設するようになされた複数の
脚部1dが形成されている。また、樹脂マット1aの裏
面の隣接する二辺には、これら脚部1dと同様の突設長
さで厚み方向に筒状となった突起部2が形成されてい
る。一方、樹脂マット1aの残りの隣接する二辺には、
樹脂マット1aの脚部1dの位置から、これら二辺の外
側に向けて上記突起部2を厚み方向に受入れる嵌合孔3
が形成されている。そして、図2に示すように、この突
起部2と嵌合孔3とを嵌合させることで、複数枚の床化
粧材1を連結するようになされている。
示すように、互いに平行するように切り欠かれた平行面
21が形成されている。また、この突起部2の平行面2
1の先端部側には、嵌合孔3との嵌合時の戻り止めとな
る膨出部22が形成されている。
すように、この嵌合孔3の設けられた辺に対して垂直方
向に平行する平行部31が突設され、嵌合孔3が長孔状
となされている。この平行部31は、基端から先端に向
かうに従って薄肉となるテーパ状に形成され、突起部2
の嵌合および取り外しが容易にできるようになされてい
る。また、この嵌合孔3の底部側には、肉盛りされた補
強部32が形成され、薄肉となるテーパ状に形成された
平行部31を底側から補強するようになされている。
1aの突起部2の膨出部22を、他の樹脂マット1aの
嵌合孔3の平行部31に挿通し、この膨出部22を戻り
止めとして突起部2と嵌合孔3とを嵌合させることで、
複数枚の床化粧材1同士を連結できるようになされてい
る。この嵌合状態は、通常、膨出部22と平行部31と
の間に若干の隙間(約2〜3mm)ができるように形成
されており、膨出部22が平行部31に確実に挿通され
た際に、嵌合音が鳴って確認できることとなる。また、
この嵌合の際、突起部2の膨出部22は、平行面21の
全体に形成しているので、平行部31に挿通される際、
膨出部22の一部分だけが圧迫されるといったことがな
いので、嵌合や取り外しによって膨出部22が圧潰され
るといったことを防止することができる。したがって、
施工のやり直しなどで嵌合や取り外しを数回行ったりし
た場合であっても、膨出部22による戻り止めが常に良
く効き、連結強度が低下するといったことを防止するこ
とができる。
部31を有する長孔状としているので、突起部2が嵌合
孔3を平行部31の方向に若干スライド移動することが
可能となり、これによって隣接する床化粧材1同士の収
まりが修正できるようになされている。また、突起部2
の平行面21は、図3および図5に示すように、その幅
W全体が、嵌合孔3の平行部31に接した状態で嵌合さ
れるので、この嵌合状態で突起部2と嵌合孔3とに充分
な接触面を確保することができ、安定した連結状態を確
保することができる。
脂マット1aの脚部1dの位置に設けており、その上方
には、図3に示すように、この脚部1dの長さの分だけ
距離Aができるので、この嵌合孔3の設けられた辺の床
化粧材1は、図6に示すように、突起部2の設けられた
辺の床化粧材1に対してこの距離Aの分だけ上下動でき
ることとなる。したがって、施工する床面の不陸に対し
て、嵌合孔3を設けた辺の床化粧材1が、突起部2を設
けた辺の床化粧材1に対して、さらに嵌合する方向、す
なわち、突起部2の先端部寄りから基端部寄りの方向
に、この距離Aの分だけ上下動することが可能となり、
連結状態が分離されることなく、充分な連結強度を維持
した状態で不陸に対応することができることとなる。た
だし、この場合、床化粧材1は、図7(a) に示すよう
に、嵌合孔3と接することとなる樹脂マット1aの突起
部2の周縁部分に切欠部1eを設けたり、図7(b) に示
すように、樹脂マット1aを板状にして樹脂マット1a
と嵌合孔3とが緩衝しないようにしなければならない。
部31を、この嵌合孔3の上端部に形成し、膨出部22
と平行部31との間が、上記距離Aに等しくなるように
することで、嵌合孔3を設けた辺の床化粧材1と突起部
2を設けた辺の床化粧材1とを、それぞれ略同じ距離A
だけ上下動可能とすることができる。したがって、この
場合、不陸に対する対応がよりきめ細かくなり、敷設状
態での床化粧材1全体の収まりを安定したものとするこ
とができる。
面21の先端部にのみ膨出部22を形成しているが、突
起部2の先端部の全周に形成されていてもよい。また、
本実施の形態では、円筒状の突起部2の外周面の一部を
切り欠いて平行面21を形成しているが、あらかじめ平
行面21の形成されている四角柱状の突起部2であって
もよい。
ト1aに対して一枚の表面材1cを貼設した床化粧材1
について述べているが、この一枚の樹脂マット1aに、
縦横二列の合計四枚の表面材1cを貼設した床化粧材1
や、縦横三列の合計九枚の表面材1cを貼設した床化粧
材1などであってもよい。また、縦二列横三列の合計六
枚の表面材1cを貼設した長方形状の床化粧材1などで
あってもよい。さらに、樹脂マット1aと表面材1cと
を同じ樹脂材料などで一体に成形した床化粧材1であっ
てもよい。
化粧材の厚み方向の底部寄りに嵌合孔を設け、この嵌合
孔を、突起部の基端部から一定距離を隔てた先端部寄り
で突起部に嵌合しているので、この床化粧材を不陸のあ
る床面に敷設すると、嵌合孔を設けた側の床化粧材が、
突起部を設けた側の床化粧材に対して、さらに嵌合する
方向、すなわち、突起部の先端部寄りから基端部寄りの
方向に一定の距離だけ上下動することが可能となり、連
結状態が分離されることなく、充分な連結強度を維持し
た状態で不陸に対応することができることとなる。
化粧材の厚み方向の底部寄りに嵌合孔を設け、この嵌合
孔を、突起部の基端部から一定距離を隔てた先端部寄り
で突起部に嵌合するとともに、この嵌合状態で嵌合孔と
膨出部との間にも一定距離を隔てているので、この床化
粧材を不陸のある床面に敷設すると、嵌合孔を設けた側
の床化粧材が、突起部を設けた側の床化粧材に対して、
さらに嵌合する方向、すなわち、突起部の先端部寄りか
ら基端部方向に一定の距離だけ上下動するとともに、突
起部を設けた側の床化粧材も、嵌合孔を設けた側の床化
粧材に対して一定距離だけ上下動することが可能とな
る。したがって、不陸に対する対応がきめ細かくなり、
敷設状態での床化粧材全体の収まりが安定したものとな
る。
示す背面図および側面図である。
図である。
示す部分斜視図である。
図である。
示す平面図および連結部の背面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 方形状に形成された床化粧材の隣接する
二辺に、この床化粧材の厚み方向に筒状で先端部に膨出
部を有する嵌合用の突起部が設けられるとともに、残り
の隣接する二辺に、これら突起部を床化粧材の厚み方向
に受入れて嵌合する嵌合孔が設けられ、突起部の膨出部
を隣接する床化粧材の嵌合孔に挿通し、この膨出部を戻
り止めとして突起部と嵌合孔とを嵌合させることで、複
数枚の床化粧材を連結するようになされた連結構造であ
って、 床化粧材の厚み方向の底部寄りに嵌合孔が設けられ、こ
の嵌合孔が、突起部の基端部から一定距離を隔てた先端
部寄りで突起部に嵌合し、この嵌合孔を設けた側の床化
粧材が、突起部を設けた側の床化粧材に対して一定距離
だけ上下動可能となされたことを特徴とする床化粧材の
連結構造。 - 【請求項2】 方形状に形成された床化粧材の隣接する
二辺に、この床化粧材の厚み方向に筒状で先端部に膨出
部を有する嵌合用の突起部が設けられるとともに、残り
の隣接する二辺に、これら突起部を床化粧材の厚み方向
に受入れて嵌合する嵌合孔が設けられ、突起部の膨出部
を隣接する床化粧材の嵌合孔に挿通し、この膨出部を戻
り止めとして突起部と嵌合孔とを嵌合させることで、複
数枚の床化粧材を連結するようになされた連結構造であ
って、 床化粧材の厚み方向の底部寄りに嵌合孔が設けられ、こ
の嵌合孔が、突起部の基端部から一定距離を隔てた先端
部寄りで突起部に嵌合するとともに、この嵌合状態で嵌
合孔と膨出部との間にも一定距離が隔てられ、嵌合孔を
設けた側の床化粧材と突起部を設けた側の床化粧材と
が、それぞれ一定距離だけ上下動可能となされたことを
特徴とする床化粧材の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24453195A JP3215024B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 床化粧材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24453195A JP3215024B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 床化粧材の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988306A true JPH0988306A (ja) | 1997-03-31 |
JP3215024B2 JP3215024B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17120086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24453195A Expired - Lifetime JP3215024B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 床化粧材の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11141084A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Eidai Co Ltd | 階段の手摺構成材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5972001B2 (ja) * | 2012-03-26 | 2016-08-17 | 積水化学工業株式会社 | 多角形状の床化粧板および多角形状の床化粧板の連結方法 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24453195A patent/JP3215024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11141084A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Eidai Co Ltd | 階段の手摺構成材 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3215024B2 (ja) | 2001-10-02 |
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