JPH0988252A - 増し張り用防水シート及び防水シートの施工方法 - Google Patents

増し張り用防水シート及び防水シートの施工方法

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JPH0988252A
JPH0988252A JP24975095A JP24975095A JPH0988252A JP H0988252 A JPH0988252 A JP H0988252A JP 24975095 A JP24975095 A JP 24975095A JP 24975095 A JP24975095 A JP 24975095A JP H0988252 A JPH0988252 A JP H0988252A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 防水シートを4枚又は3枚重ねても段差があ
まり生じなくするための増し張り用防水シートを用いた
防水シートの施工方法を提供する。 【解決手段】 高分子材料からなる軟質シートの周囲の
幅を30mm以上残し増し張り用防水シートAとし、防
水シートB1〜B4の端部を重ね合わせて防水シート同
士を接合する方法において、3枚または4枚の防水シー
トの重なり部分のシートのうち、いずれか1枚以上の防
水シートの重なり箇所を切断し、増し張り用防水シート
Aの中央部の突出部を防水シートの切断部に位置するよ
うに被覆するか或いは、3枚重ねの場合はいずれか2枚
の防水シートを、4枚重ねの場合はいずれか2枚または
3枚の防水シートを残して他の防水シートの重なり部分
を切断し、平坦な増し張り用防水シートAを該防水シー
トB1〜B4の切断部を被覆し、増し張り用防水シート
Aの裏面と防水シートB1〜B4表面とを接合する防水
シートの施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水シート同士を
接合するための増し張り用シート、及び該増し張り用シ
ートを用いた防水シートの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物屋上やテラス、ベランダ、バルコニ
ーなどを防水する施工法の一つにシート防水工法があ
る。シート防水工法は防水シートBを防水すべき場所全
面に敷き詰めて、防水処理をする工法で、水密性能が高
く広く行われている。この防水シートは一般に厚さが1
〜3mmで、幅が500〜2000mmの長尺状シート
Bであり、この長尺状防水シート同士をつなぎ合わせる
には、隣接する防水シートの幅方向の側縁端部を互いに
重ね合わせて熱融着や溶剤溶着或いは接着剤によって接
合している(図7)。施工面積の大きい屋上などに防水
シートBを敷設施工する場合、防水シートは長さが通常
5〜20m程度の巻物であるため、前記の防水シートの
幅方向の接合以外に、シートの長手方向の端部も防水シ
ート同士を重ね合わせて接合する必要がある。この長手
方向にもつなぎ合わせる場合は、その接合箇所において
防水シートが3枚または4枚重ねられることになる(図
8〜13)。しかしながら、防水シートを4枚重ねてし
まう(図11〜13)と、防水シートの重なり段差が大
きくなる箇所が生じて、シート同士の接合作業が行いに
くくなったり、更に防水シートの下地への接着部分と防
水シート同士の接合部分との間に未接着の部分が生じ、
長期間の使用により未接着部分から防水シートが剥離し
たり、そこに隙間ができ易くなって水路ができてしまう
可能性があり、また、歩行する屋上の場合は段差によっ
て躓いてしまうこともあり、そのため防水シート同士の
重なり枚数を3枚とするように施工を行っている(図8
〜10)。
【0003】
【発明が解決するしようとする課題】防水シートの厚さ
が一般的な1〜3mmの範囲である場合、防水シートの
重なり枚数が3枚までは、防水シート同士の重なり段差
が接着力に影響を与えないが、4枚重ねでは前述の問題
があり、また3mmを越える厚い防水シートを敷設する
場合は、3枚重ねでも段差が大きくなり、前記の4枚重
ねたときと同様の不具合が生じることが考えられる。ま
た、防水シートをALCやPCなどのコンクリートパネ
ルに予め接着させて、施工現場でこれらの防水シート一
体型のコンクリートパネルを敷き詰めて施工するユニッ
ト工法の場合は、ユニット工法の設計上、防水シートの
端末が4枚重なってしまう箇所が生じる。4枚重ねてし
まうと前記の問題が生じるため、防水シートの接合箇所
を強引にずらして3枚重ねとなるように接合を行うこと
が好ましいが、歩行する屋上などの場合、屋上の美観性
も重視されるため、重なり部分が3枚となるように重ね
ていくと防水シートの接合部が隣接する列で互い違いや
不規則になり、美観的にも優れているものとはいえず、
更に、施工箇所も4枚重ねに比べて多いものであった。
本発明は厚さが1〜3mmの防水シートを4枚又は厚さ
が3mmを越える防水シートを3枚重ねられても段差が
あまり生じなくするための増し張り用防水シート及び該
シートを用いた防水シートの施工方法を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が上記の課題を解
決するために講じた手段は、高分子材料からなる軟質シ
ートの周囲の幅を30mm以上残してほぼ中央部を周囲
よりも肉厚に突出して成形してなる増し張り用防水シー
トとするか、または、高分子材料からなる軟質シートの
周囲を30mm以上残してほぼ中央部にシート状物質を
積層してなる増し張り用防水シートを形成し、防水シー
トの端部を重ね合わせて防水シート同士を接合する方法
において、3枚または4枚の防水シートの重なり部分の
シートのうち、いずれか1枚以上の防水シートの重なり
箇所を切断し、前記の増し張り用防水シートの中央部の
突出部を該防水シートの切断部に位置するように被覆
し、該増し張り用防水シートの周囲裏面と防水シート表
面とを接合するか或いは、3枚または4枚の防水シート
の重なり部分のシートのうち、3枚重ねの場合はいずれ
か2枚の防水シートを、4枚重ねの場合はいずれか2枚
または3枚の防水シートを残して他の防水シートの重な
り部分を切断し、高分子材料からなる平坦な増し張り用
防水シートを該防水シートの切断部を被覆し、該増し張
り用防水シートの裏面と防水シート表面とを接合する防
水シートの施工方法である。
【0005】
【作用】本発明は増し張り用防水シートを使用し防水施
工を行うことにより、たとえ4枚の防水シートの端部が
同一箇所となるように施工しても、防水シートの端部の
重なり段差が少なくなり、また、コンクリートパネル一
体型防水シートの施工においてもパネルの角部が同一箇
所となるように施工しても、防水シートの接合場所をず
らす必要がなくなり、施工性、接着性、デザイン性に優
れた仕上がりとなる。
【0006】
【発明の実施態様】本発明で使用する増し張り用防水シ
ートAは高分子材料からなるシートであって、突出部1
を有する防水シートaと平坦な防水シートaとの2
種類からなり、突出部1を有する増し張り用防水シート
は該シートのほぼ中央が周囲の厚さよりも厚くなる
ようにいずれか一方の面に突出して突出部1が形成さ
れ、この突出部1はシートと同一体に成形されるか、或
いは別の部材をシートに積層して成形され、平坦な増し
張り用防水シートaは中央に盛り上がり(突出部)が
無いほぼ均一な厚さのシートである。
【0007】本発明の増し張り用防水シートAを成形す
る高分子材料としては、塩化ビニル樹脂、エチレン−酢
酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン−
アクリル酸エチル共重合樹脂やエチレン−アクリル酸メ
チル共重合樹脂等のエチレンとアクリル酸との共重合樹
脂、塩素化ポリエチレン樹脂、クロロスルフォン化ポリ
エチレン樹脂等の合成樹脂、エチレン−プロピレンゴ
ム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ア
クリルゴム等の合成ゴム、或いは、ハードセグメントと
ソフトセグメントからなる常温では弾性を有し加熱する
と可塑性を有する熱可塑性エラストマーがあげられる。
【0008】また、これらの高分子材料に可塑剤、安定
剤、有機・無機充填剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯
電防止剤、滑剤などの公知の各種配合剤を適宜添加した
り、これらの高分子材料を混合して成形することも可能
である。本発明では、これらの合成樹脂、合成ゴム、熱
可塑性エラストマーいずれも使用することができるが、
防水シートBとの接着性・接合性が弱いと漏水の原因と
なるため、好ましくは敷設する防水シートと接着性・接
合性の良い高分子材料を選択するのが良い。
【0009】増し張り用防水シートAと防水シートBと
の接合方法は、接着剤により接合する方法、接合箇所に
熱風を当ててシート表面を溶融または軟化させて熱融着
により一体的に接合する方法、シート表面を溶剤で溶解
させ溶剤溶着により一体的に接合する方法等によって行
えるが、長期にわたって水密性を保持するためには熱融
着または溶剤溶着によって接合させることが好ましい。
熱融着によって接合する場合、増し張り防水シートAは
防水シートBとの熱融着性の良い材料を使用し、溶剤溶
着による接合も防水シートとの溶剤溶着が可能な材料を
使用する。
【0010】熱融着性、溶剤溶着性が可能な組み合わせ
としては、例えば敷設する防水シートと同種の熱可塑性
の高分子材料を使用することができ、防水シートが塩化
ビニル樹脂であれば塩化ビニル樹脂や塩化ビニル樹脂に
他の樹脂をブレンドしたものが好ましく使用できる。そ
の他にも溶解性パラメーターの近いもの同士の組み合わ
せとか、極性があり接着性の良い高分子材料など、同種
の熱可塑性樹脂以外でも熱融着や溶剤溶着が可能な組み
合わせであれば好ましく使用できる。
【0011】また、増し張り用防水シートAは軟質のシ
ートであることが施工性、接着性などの面から好まし
い。軟質のシートとは常温でシートを屈曲させた時にシ
ートが割れないで、容易に曲げることができる程度の柔
らかさであることが好ましい。例えば、塩化ビニル樹脂
でいうとDOPなどの液状可塑剤を樹脂100重量部に
対し20〜100重量部添加した程度の柔らかさが好ま
しく使用できる。
【0012】本発明において、防水シートBは厚さが1
〜3mmで長手方向の端末同士及び幅方向の側縁端末同
士を30〜100mmの幅で重ね合わせて熱融着、溶剤
溶着、接着剤等によって接合し、施工する下地に対して
は接着剤を用いる接着工法、又はビスなどで機械的に防
水シートを下地に固定していく絶縁工法によって敷設施
工するものであって、その敷設を図1,2について一例
を説明すると、初めにBの防水シートを敷き、その長
手方向に端部を重ねてBのシートを敷く。次ぎにB
のシートをBのシートの長手方向の端部と一致させて
のシート側縁端部に重ねて敷き、そのBのシート
の長手方向の端部にBのシートをBのシートの長手
方向の端部を一致させてBのシートの側縁端部に重な
るように敷設する。これを繰り返し行う。それらの重ね
合わせ部分は4枚の防水シートBが一時的に重ねられる
状態となる。この4枚重ね合わせとなる部分の防水シー
トBの任意の1枚〜4枚を切断する。この場合、重ね合
わせ部分は接合された状態で切断するか、接合される前
に切断するか、或いは重ね合わせ部分となる部分を敷設
する前に切断しておくことは、施工の状況に合わせて任
意に行い得るものである。
【0013】増し張り用防水シートAの大きさは、防水
シートBとの接合部分の幅が30mm以上重なる程度の
大きさとすることが好ましいが、あまり大きすぎても必
要以上の接合強度となるため、各防水シートBとの重な
り幅が30〜100mm程度となる大きさであれば良
い。重なり部分の防水シートの大きさは、一辺が30〜
100mmの四角形状等となるため、増し張り用防水シ
ートAの大きさはこの部分の面積に30〜100mmを
加えた大きさ、すなわち一辺または直径が90〜300
mm程度の四角形状、円形状等とすることが好ましい。
【0014】また、中央部に突出部1がある増し張り用
防水シートaの場合は、この突出部1の大きさは防水
シートBの切断部分の大きさとほぼ同じか、これよりも
小さくする必要がある。防水シートBの重なり部分は一
辺または直径が30〜100mm程度の四角形状、円形
状に切断するので、突出部の大きさも一辺または直径が
30〜100mm以内の四角形状、円形状等の任意の形
状とする。また、増し張り用防水シートaの中央部は
どちらかの面が突出してシートの周囲よりも厚くなるよ
うにし、その突出部1の厚さ(増し張り用防水シート中
央部の厚さから周囲の厚さを引いた厚さ)は重なり部分
の4枚の防水シートを切断する場合は、2枚分の防水シ
ートの厚さとほぼ同じであれば良く、防水シートの厚さ
は1〜3mmなので、増し張り用防水シートaの中央
部の突出部1の厚さは約2〜6mmの範囲とすることが
好ましく、重なり部分の防水シートのうち3枚を切断し
た場合は、防水シート1枚分の厚さとほぼ同じ厚さと
し、約1〜3mmの範囲とし、重なり部分の防水シート
のうち2枚または1枚を切断した場合は、中央部の厚さ
を厚くする必要がなく、突出部1の無い平坦な増し張り
用防水シートaを使用することができる。
【0015】増し張り用防水シートaの中央部を厚く
突出させた場合、突出部1以外の増し張り用防水シート
の外周の幅は防水シートと強固に接合するために30m
m以上の重なり幅を有するようにし、好ましくは30〜
100mmの重なる幅を持つような大きさとする。ま
た、この周囲のシートaの厚さは特に限定されない
が、防水シートへ接合するときの作業性やシートの強
度、耐候性などの面から防水シートと同様に1〜3mm
程度の厚さとすることが好ましい。従って突出部1を有
する増し張り用防水シートaは、ほぼ中央部がどちら
かの面に突出しており、中央部全体の厚さが2〜9mm
で、防水シートの切断部分の大きさ以下で、中央部以外
のシートの幅は30〜100mm程度で、厚さが1〜3
mmとすることが好ましい。尚、この増し張り用防水シ
ートaの形状は、四角形状、円形状等その形状はどの
ような形状であっても良い。また増し張り用防水シート
Aが平坦なシートaの場合も、厚さは1〜3mmで、
全体の大きさは防水シートの切断部分を被覆し、更に3
0〜100mmの重なり幅を有する四角形状、円形状等
任意の形状のシートを使用することができる。
【0016】増し張り用防水シートaの中央部に突出
部分1を設ける場合は、周囲のシートと一体的に射出成
形、プレス成形、真空成形などによって成形しても良い
し、他の部材を接着剤や熱融着、溶剤溶着などによって
積層しても良い。積層する他の部材としては、シートと
接合可能なものであればどのようなものでも良く、例え
ば合成樹脂、合成ゴム、熱可塑性エラストマーからなる
シート状成型品、合成樹脂やゴムの発泡フォーム、或い
はベニヤ板、パーティクルボード等の木質系素材からな
る成型品、木毛セメント板、木質セメント板、ケイ酸カ
ルシウム板、スレート板等の無機質系素材からなる成型
品、金属板など防水シートの切断部分を補充する素材で
あればどのようなものでも良いが、好ましくは歩行する
場合などを考慮すると、踏み付けてもへこまない程度の
強度を有し、耐水性が良く割れにくい素材、例えば非発
泡の合成樹脂製シート、合成ゴムシートや金属製板など
を使用することが好ましい。合成樹脂、合成ゴム、熱可
塑性エラストマーなどの高分子材料からなる成型品を増
し張り用防水シートへ積層する場合は、熱融着や溶剤溶
着、接着剤、粘着剤によって積層することができ、その
他無機質系素材からなる成型品は接着剤や粘着剤によっ
て積層することができる。
【0017】本発明において防水シートBは合成樹脂系
の防水シート、合成ゴム系の防水シートを使用すること
ができる。合成樹脂系の防水シートとしては、塩化ビニ
ル樹脂系、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系、クロロ
スルフォン化ポリエチレン樹脂系、塩素化ポリエチレン
樹脂系等の公知の防水シートや、合成ゴム系の防水シー
トとしては、エチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム等
の加硫系、非加硫系の公知の防水シートがいずれも使用
可能である。また、これら防水シートは伸縮防止のため
に中間層や裏面にガラス繊維、ポリエステル繊維などの
織布、不織布を積層したものを使用することが出来る。
【0018】防水シートBは厚さ1〜3mmで、幅が5
00〜2000mmのシートを5〜20m巻きにした長
尺状のシートや長尺状シートを適宜長さに切断したもの
を使用することができる。防水シートの施工法として
は、新規工事の場合は主にコンクリートやモルタルに対
して、改修工事の場合はアスファルトや防水シート等の
既存の防水層に対して、必要に応じて発泡プラスチック
ボード等の断熱材を介して、接着剤を介して接着敷設す
る。接着剤は下地と強固に接着できる接着剤であれば特
に制限はないが、耐水性、耐熱性の良い、例えば、2液
硬化型エポキシ系接着剤、ニトリルゴム系接着剤、クロ
ロプレンゴム系接着剤などを使用することが好ましい。
防水シート同士の接合は、長手方向及び幅方向に隣接す
る防水シート同士を30〜100mm程度の範囲で重ね
合わせ、熱融着や溶剤溶着によって一体的に接合するこ
とが好ましいが、熱融着や溶剤溶着によって接合ができ
ない合成ゴムなどの防水シートの場合は、接着剤によっ
て接合を行う。
【0019】また、本発明において防水シートの施工
は、下地に対して接着剤で固定する接着工法に限らず、
ビスなどを打ち込むことによって防水シートを下地に固
定する絶縁工法によって施工することも可能である。絶
縁工法の一例としてはコンクリート製の下地躯体に対し
て断熱ボードやプラスチック発泡シートなどの絶縁シー
トを介して防水シートを屋上一面に敷き詰めて、ディス
ク盤を頭部に有するビスを防水シートの上から下地躯体
の所定の位置に対して打ち込み防水シートを機械的に固
定する方法があげられる。
【0020】更に本発明の他の実施態様として、防水シ
ート同士の重なり部分を切断後、その切断部分に前記の
他の部材からなる成型品を補充し、該成型品を、重なり
部分の4枚の防水シートを切断した場合は下地躯体に対
して固定し、または重なり部分の3枚の防水シートを切
断した場合は残る1枚の防水シートに対して固定し、こ
の上に平坦な増し張り用防水シートaや中央部が突出
した増し張り用防水シートaを被覆して、増し張り用
防水シートAの周囲を防水シートBと接合させることも
できる。切断部分に補充する成型品は下地躯体へ、或い
は防水シートへ、接着剤や粘着剤、熱融着、溶剤溶着或
いはビスを下地躯体に打ち込むなどによって固定し、増
し張り用防水シートAとは接着してもしなくても良い
が、接着工法において施工を行う場合は、その部分だけ
接着しないと歪みがそこに集中してしまうため、なるべ
く接着させるのが良い。この方法において補充する成型
品の厚さは防水シートの重なり部分のシートがすべて
(4枚)切断されている場合は防水シートの約2枚分の
厚さ、即ち約2〜6mmとし、防水シート1枚だけ残し
て3枚切断した場合は防水シート1枚分の厚さ、即ち1
〜3mmとすることが好ましい。
【0021】また、本発明においてユニットパネルCを
使用して防水施工を行う場合は、PCパネルやALCパ
ネル等のコンクリートパネル2を鉄骨フレームなどの枠
組み3に複数枚を敷き詰めて鉄骨に固定し、その上に防
水シートBを数枚敷設すると共に防水シートの端部を重
ね合わせて接合してユニットパネルCを形成する。防水
シートBはコンクリートパネル2に対して接着剤で接着
させて敷設施工し、ユニットパネルの枠組み3よりも5
0〜200mm程度防水シートBが外側へ突出bするよ
うにする。また、隣接させるユニットパネルCの防水シ
ート同士を接合させるために、1つのユニットの枠組み
付近(周囲)の防水シートBはコンクリートパネル3に
は接着しないでおき、ユニットパネルCを組み立てると
きにコンクリートパネル3に接着して、隣接するユニッ
トパネルCの防水シートBと端部を重ね合わせて熱融
着、或いは溶剤溶着、接着剤によって接合する。
【0022】1つのユニットパネルCの大きさは、上か
ら見た時の縦横の長さが2〜10mの正方形または長方
形で、このユニットパネルCを組み合わせて建物屋根部
を形成する。ユニットパネルCは縦横の長さを同一のも
のとして組み立てていくことが多く、4組のユニットパ
ネルCが接する角部では4枚の防水シートBの重なり箇
所が生じる。また、4組のユニットパネルCの接する箇
所以外の2組のユニットパネルCが接する箇所において
も、接合箇所を減少させ施工性を向上させるため及び屋
上の美観上、防水シートBの重なり箇所をずらさずに、
4枚の防水シートBの端部が同一箇所で重なるように敷
設することが好ましい。
【0023】ユニットパネルCを使用する防水シートB
の接合方法を具体的に説明すると、1つのユニットパネ
ルCから防水シートBを約100〜150mm突出bさ
せ、ユニットパネルCの枠組み3付近の防水シートBは
約100mm未接着の部分を残しておく。1ユニット内
の防水シートBはほぼ均等間隔に割り付けて接着し、こ
のユニットパネルCを2組隣接させる。2組のユニット
パネルC間の目地にはコンクリートパネル2の上から厚
さ0.3〜1.0mm、幅が50〜200mm程度のコ
ンクリート板4や金属板を被せて設置し、コンクリート
板4や金属板の縁部に合成樹脂製シートや合成ゴム製シ
ートなどの幅が20〜300mm、厚さが0.1〜1m
m程度のテープ5を被覆して板の縁部によって防水シー
トBに亀裂が起きることを防止する。尚、目地部にコン
クリート板4や金属板を必ずしも被せなくとも良く、前
記のテープ5のみによって目地部を被覆することも可能
である。
【0024】次に、一方の(通常は水下側の)ユニット
パネルCの防水シートBをテープ5よりも内側で切断し
て、コンクリートパネル2に対してゴム系接着剤などで
接着させ、もう一方のユニットパネルCの防水シートB
は自身のコンクリートパネル2及びテープ5、目地部の
コンクリート板4や金属板に対してゴム系の接着剤など
で接着させ、隣接するユニットパネルCの防水シートB
表面に30〜100mm幅を重ね合わせ溶剤溶着または
熱融着、接着剤によって接合させる。
【0025】この時、防水シートBは4枚重なるので重
なり部分の4枚、または水上側、水下側関係なく任意の
1〜3枚を切断して、この上に切断箇所よりも大きい増
し張り用防水シートAを被覆して、防水シートBと溶剤
溶着または熱融着、接着剤によって接合させる。1枚ま
たは2枚を切断したときは、平坦な増し張り用防水シー
トaを被覆し、3枚または4枚切断したときは、中央
部が肉厚な増し張り用防水シートaを被覆する。な
お、切断部分の防水シートBの納まりを良くするため
に、熱風を防水シートBに当てて切断部分の形状になじ
ませるようにして施工することも可能である。
【0026】ユニットパネルCを使用する施工は以上の
ような方法によって行うことが出来るが、この方法に限
定されるものではない。また、面積の広い陸屋根などを
防水施工する場合も、防水シートBの接合ラインを同一
にするために防水シートBの接合端部をずらさずに、4
枚の防水シートBの端部が同一箇所で重なるように敷設
し、その箇所に増し張り用防水シートAを被覆して施工
することも可能である。
【0027】以上の実施態様では厚さが1〜3mmの防
水シートBを4枚重ねした状態を説明したが、厚さが3
mmを越える防水シートBを3枚重ねし、その重ね部分
の防水シートを1〜3枚切断してその箇所に増し張り用
防水シートAを被覆して施工することも可能であると共
に厚さが1〜3mmの防水シートBを3枚重ねした状態
で同様な施工方法を行うこともできる。これら3枚重ね
の場合は平坦な増し張り用防水シートaの使用に際し
て、防水シートBの重なり部分の切断枚数はいずれか2
枚を残して1枚のみ切断する。
【0028】次に本発明を具体的な施工例をあげて更に
詳細に説明する。 「実施例1」 (増し張り用防水シートの作成)厚さ1.5mmの塩化
ビニル樹脂製の軟質の防水シートを縦横150mmの正
方形状に切断し、このシートの裏面の中央部に、同一の
防水シートから切断した縦横45mmの正方形状シート
を2枚重ねてそれぞれ熱融着によって接合し増し張り用
防水シートとした。
【0029】(防水シートの施工)厚さ1.5mm、幅
1200mmの防水シート9m巻物で約500mの建
物屋上に防水施工を行う。防水シートは50mm重なる
ように屋上下地面へ敷設し、シートの長手方向のつなぎ
合わせ箇所も隣接する防水シートと同一ラインとなるよ
うに敷設した。防水シートは下地面に対しては2液硬化
型エポキシ系接着剤で接着させ、防水シート同士は熱融
着によって接合した。4枚の防水シートが重なる箇所に
おいては、それぞれの防水シートの角部分を縦横50m
mの正方形状に切断して防水シートを重ねあわせて熱融
着によって接合した。
【0030】この4枚の防水シートの重なり箇所に、前
記の増し張り用防水シートを中央部の突出した部分を嵌
込み、下地面に接着すると共に周囲を防水シートに対し
て熱融着によって接合した。防水シートの端部及び増し
張り用防水シートの端部は、テトラヒドロフランを主体
とする溶剤に可塑剤・安定剤・充填剤・紫外線吸収剤な
どの配合剤が添加された塩化ビニル樹脂を20重量%溶
解させたシーラーによってシーリングした。この施工法
によって行われた仕上がりは、防水シートの重なり箇所
をずらしていないで、外観的に美麗なものであった。
【0031】「実施例2」 (増し張り用防水シートの作製)厚さ1.5mmの塩化
ビニル樹脂製の軟質の防水シートを縦横150mmの正
方形状に切断し、これを増し張り用防水シートとした。
【0032】(ユニットパネルの作成)縦2000m
m、横500mm、厚さ70mmのALCパネルを縦4
m、横2mの鉄骨枠上に4枚づつ並列に8枚並べて固定
し、その上に厚さ1.5mm、幅1200mmの防水シ
ートを4枚敷設し、防水シート同士は50mm重ね合わ
せて熱融着によって接合し、鉄骨枠より防水シートを1
50mm突出させてALCパネル上に敷設した。ALC
パネルに対して防水シートはエポキシ系の接着剤で接着
させ、防水シート同士の接合は熱風を当ててシートを軟
化溶融させる熱融着によって接合した。また、鉄骨枠周
囲より約100mm内側の部分は、防水シートがALC
パネルに接着していない未接着部を残して、防水シート
とALCパネルとが接着された一体型ユニットパネルを
作製した。
【0033】(屋根部防水シートの施工)このユニット
パネルを使用し、建物の屋根部を形成する。ユニットパ
ネルは隣接するユニットパネルとユニットパネルの辺の
長さが同一で、4つのユニットパネルの角部が同一箇所
となるように組み立て、各ユニットパネル同士の上端部
の隙間目地をふさぐために、幅70mm、厚さ0.5m
m、長さ1200mmのセメント板を適宜つなぎ合わせ
たり切断して目地部の上に設置し、このセメント板の周
囲縁部に、厚さ0.4mm、幅50mmの裏面に粘着剤
が塗工されたポリエチレン製のテープを貼った。このテ
ープを貼った後、約100mm幅の未接着部の水下側の
防水シートをテープの端部に合わせて切断し、ALCパ
ネルに対してニトリルゴム系接着剤で接着させる。次に
水上側の防水シートを自身のユニットのALCパネルと
テープ、セメント板にニトリルゴム系接着剤で接着さ
せ、隣接する防水シートの表面まで50mm重ねしろを
とり切断して、防水シートに熱風を当てて軟化溶融させ
熱融着によって接合した。
【0034】上記の方法は、2組の隣接するユニットパ
ネル間での防水シートの接合ばかりでなく、4組或いは
3組の隣接するユニットパネル間でも同様に防水シート
を接合することが出来る。この方法においては、4枚重
ねられる防水シートのうち2枚の防水シートの重なり部
分を切断した。切断する防水シートの大きさは4枚が重
なり合う箇所の縦横50mmの正方形を切断して、切断
した水上側の防水シートは切断部分以外を隣接するユニ
ットパネルの防水シートの上に被覆すると共に熱融着し
て接合した。次にこの部分に前記の増し張り用防水シー
トを防水シートの切断箇所がほぼ中心となるようによう
に4枚の防水シートに均等に重なるように被覆し、防水
シートに対して熱融着によって接合した。尚、露出して
いる防水シートの端部及び増し張り用防水シートの端部
には、テトラヒドロフランを主体とする溶剤に、可塑剤
・安定剤・充填剤・紫外線吸収剤などの配合剤が添加さ
れた塩化ビニル樹脂コンパウンドを20重量%溶解させ
たシーラーを塗工した。
【0035】他のユニットに対しても同様に施工して、
屋根部の防水シートの施工を行った。得られた屋根は、
防水シートのつなぎ合わせ箇所が同一ラインとなり外観
上も奇麗な仕上がりであった。
【0036】
【発明の効果】本発明の増し張り用防水シートを使用す
ることにより、防水シート同士をつなぎ合わせるための
重なり箇所をずらして施工する必要がなくなり、つなぎ
目を同一ラインにすることができ、外観が均整のとれた
仕上がりとなり、美麗なものとすることができる。
【0037】また、ユニット工法等において、ユニット
パネルを組み立てていく上で、4ユニットのパネルの角
部を同一箇所とするようにした場合でも、本発明の増し
張り用防水シートを使用することにより、4枚の防水シ
ートの端部が同一箇所で重なるのにも関わらず、接合部
での段差が減少し、従って防水シートの未接着部分が極
めて少なくなり接着性能が向上し、更に未接着部分が減
少することにより防水シート同士の接合部の隙間に水路
が形成される可能性が少なくなり、漏水することも低減
する。また、段差が減少したので、段差によって躓づく
ことが少なくなる。
【0038】また、仮に3mm以上といった厚みのある
防水シートを3枚重ねで敷設施工する場合があっても、
本発明の増し張り用防水シートを使用した施工法によ
り、防水シートの下地への接着力を向上させることがで
きる。
【0039】本発明の中央部が肉厚な増し張り用防水シ
ートを使用することにより、防水シートの重なり箇所を
簡単に切断するため等の理由により、抜き型などで一気
に4枚或いは3枚切断した場合は、予め切断部に補充す
るものが増し張り用防水シートに一体化されているの
で、他の部材をその部分に充填する方法に比べ施工性が
優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による防水シートの施工状態の平面図
【図2】 図1の一部の拡大図
【図3】 図2の3−3線に沿える拡大断面図でイ〜ニ
は異なる実施例
【図4】 ユニットパネルの平面図
【図5】 4ユニットパネルの組み立て平面図
【図6】 ユニットパネルの目地部の拡大断面図
【図7】 2枚重ねの従来例の平面図
【図8】 3枚重ねの従来例の平面図
【図9】 図8の一部の拡大図
【図10】 図9の10−10線に沿える拡大断面図
【図11】 4枚重ね状態の平面図
【図12】 図11の一部の拡大図
【図13】 図12の13−13線に沿える拡大断面図
【符号の説明】
A:増し張り用防水シート、a:突出部の有る増し張
り用防水シート、a:平坦な増し張り用防水シート、
1:突出部、B:防水シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 幸司 東京都台東区台東1丁目6番6号 株式会 社ニチロン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料からなる軟質シートの周囲の
    幅を30mm以上残してほぼ中央部を周囲よりも肉厚に
    突出して成形してなる増し張り用防水シート
  2. 【請求項2】 高分子材料からなる軟質シートの周囲を
    30mm以上残してほぼ中央部にシート状物質を積層し
    てなる増し張り用防水シート
  3. 【請求項3】 防水シートの端部を重ね合わせて防水シ
    ート同士を接合する方法において、3枚または4枚の防
    水シートの重なり部分のシートのうち、いずれか1枚以
    上の防水シートの重なり箇所を切断し、請求項1又は請
    求項2に記載の増し張り用防水シートの中央部の突出部
    を該防水シートの切断部に位置するように被覆し、該増
    し張り用防水シートの周囲裏面と防水シート表面とを接
    合することを特徴とする防水シートの施工方法
  4. 【請求項4】 防水シートの端部を重ね合わせて防水シ
    ート同士を接合する方法において、3枚または4枚の防
    水シートの重なり部分のシートのうち、3枚重ねの場合
    はいずれか2枚の防水シートを、4枚重ねの場合はいず
    れか2枚または3枚の防水シートを残して他の防水シー
    トの重なり部分を切断し、高分子材料からなる平坦な増
    し張り用防水シートを該防水シートの切断部を被覆し、
    該増し張り用防水シートの裏面と防水シート表面とを接
    合することを特徴とする防水シートの施工方法
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