JPH0988178A - ベランダの防水工法 - Google Patents
ベランダの防水工法Info
- Publication number
- JPH0988178A JPH0988178A JP26471695A JP26471695A JPH0988178A JP H0988178 A JPH0988178 A JP H0988178A JP 26471695 A JP26471695 A JP 26471695A JP 26471695 A JP26471695 A JP 26471695A JP H0988178 A JPH0988178 A JP H0988178A
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- Japan
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- veranda
- waterproof sheet
- fixing metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、防水シートを接着剤や溶剤を用いる
ことなく短時間でベランダ下地に固定を可能にしたベラ
ンダの防水工法を提供する。 【解決手段】板面の一部に塩化ビニル樹脂被膜５を施し
た板状の固定金具２を塩化ビニル樹脂の防水シート４の
裏面の適所に高周波接着７し、コンクリートのベランダ
下地１に前記固定金具２の防水シートが接着されていな
い板面側をビス止によって固定することを特徴とする。
ことなく短時間でベランダ下地に固定を可能にしたベラ
ンダの防水工法を提供する。 【解決手段】板面の一部に塩化ビニル樹脂被膜５を施し
た板状の固定金具２を塩化ビニル樹脂の防水シート４の
裏面の適所に高周波接着７し、コンクリートのベランダ
下地１に前記固定金具２の防水シートが接着されていな
い板面側をビス止によって固定することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベランダに防水シ
ートを敷設施工するベランダの防水工法に関するもので
ある。
ートを敷設施工するベランダの防水工法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年１戸建ての個人住宅にも小さな面積
のベランダを造ることが増え、また、マンション等では
各室毎に小さな面積のベランダが造られている。これら
の小さな面積のベランダも防水する必要がある。
のベランダを造ることが増え、また、マンション等では
各室毎に小さな面積のベランダが造られている。これら
の小さな面積のベランダも防水する必要がある。
【０００３】従来一般の防水工法は図６で示すように、
コンクリート，合板等のベランダ下地１に板状の固定金
具２をビス３で固定し、その上に塩化ビニル等の合成高
分子系の防水シート４を敷設し、固定金具２の部位に注
射器の注入工具によって溶剤を固定金具２と防水シート
４との間に注入して固定金具２に防水シート４を接着す
る方法である。
コンクリート，合板等のベランダ下地１に板状の固定金
具２をビス３で固定し、その上に塩化ビニル等の合成高
分子系の防水シート４を敷設し、固定金具２の部位に注
射器の注入工具によって溶剤を固定金具２と防水シート
４との間に注入して固定金具２に防水シート４を接着す
る方法である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の工法で注射
器の注入工具によるピンホール痕跡が防水シート４に生
じるため、外観上好ましいものではなく、また、ピンホ
ールから水の浸透や亀裂破損を呼び起こす原因となる。
さらには、溶剤の揮発臭気が数日間も周囲にただよい、
環境を悪くしている。
器の注入工具によるピンホール痕跡が防水シート４に生
じるため、外観上好ましいものではなく、また、ピンホ
ールから水の浸透や亀裂破損を呼び起こす原因となる。
さらには、溶剤の揮発臭気が数日間も周囲にただよい、
環境を悪くしている。
【０００５】本発明の目的は、防水シートを接着剤や溶
剤を用いることなく短時間でベランダ下地に固定を可能
にしたベランダの防水工法を提供することである。
剤を用いることなく短時間でベランダ下地に固定を可能
にしたベランダの防水工法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、板面の一部に合成高分子系被膜を
施した板状の固定金具を合成高分子系の防水シートの裏
面の適所に高周波接着し、コンクリート，合板等のベラ
ンダ下地に前記固定金具の防水シートが接着されていな
い板面側をビス等の止め着部材によって固定することを
特徴とするものである。
めの本発明の要旨は、板面の一部に合成高分子系被膜を
施した板状の固定金具を合成高分子系の防水シートの裏
面の適所に高周波接着し、コンクリート，合板等のベラ
ンダ下地に前記固定金具の防水シートが接着されていな
い板面側をビス等の止め着部材によって固定することを
特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面に
基づいて説明する。図１において、１はコンクリート，
合板等のベランダ下地であり、４は前記ベランダ下地１
に固定した塩化ビニル樹脂等の合成高分子系の防水シー
トである。２は前記防水シート４をベランダ下地１に固
定するための板状の固定金具である。
基づいて説明する。図１において、１はコンクリート，
合板等のベランダ下地であり、４は前記ベランダ下地１
に固定した塩化ビニル樹脂等の合成高分子系の防水シー
トである。２は前記防水シート４をベランダ下地１に固
定するための板状の固定金具である。
【０００８】前記固定金具２は図２及び図３で示すよう
に、板面の一部（図例では半面）に塩化ビニル樹脂等の
合成高分子系被膜５がコーティングされており、合成高
分子系被膜５がコーティングされていない板面の他部
（図例では半面）にビス穴６が開設されている。
に、板面の一部（図例では半面）に塩化ビニル樹脂等の
合成高分子系被膜５がコーティングされており、合成高
分子系被膜５がコーティングされていない板面の他部
（図例では半面）にビス穴６が開設されている。
【０００９】前記の固定金具２を図４及び図５で示すよ
うに、防水シート１の裏面の適所に高周波接着する。す
なわち、固定金具２にコーティングされている合成高分
子系被膜５を防水シート１の裏面に当接して高周波接着
するのである。これにより、固定金具２は合成高分子系
被膜５がコーティングされている板面の一部（図例では
半面）が防水シート１の裏面に接着７され、ビス穴６が
開設されている板面の他部（図例では半面）は防水シー
ト１の裏面に非接着状態となる。
うに、防水シート１の裏面の適所に高周波接着する。す
なわち、固定金具２にコーティングされている合成高分
子系被膜５を防水シート１の裏面に当接して高周波接着
するのである。これにより、固定金具２は合成高分子系
被膜５がコーティングされている板面の一部（図例では
半面）が防水シート１の裏面に接着７され、ビス穴６が
開設されている板面の他部（図例では半面）は防水シー
ト１の裏面に非接着状態となる。
【００１０】上記のように固定金具２を高周波接着した
防水シート４をベランダ下地１に敷設し、固定金具２の
部分で防水シート４を反転させ、ビス穴６が開設されて
いる板面の他部（図例では半面）を露出してビス穴６よ
りビスを通してベランダ下地１に捩じ込み、固定金具２
をベランダ下地１に固定した後に反転した防水シート４
を戻して固定金具２を覆ってベランダ下地１に敷設す
る。
防水シート４をベランダ下地１に敷設し、固定金具２の
部分で防水シート４を反転させ、ビス穴６が開設されて
いる板面の他部（図例では半面）を露出してビス穴６よ
りビスを通してベランダ下地１に捩じ込み、固定金具２
をベランダ下地１に固定した後に反転した防水シート４
を戻して固定金具２を覆ってベランダ下地１に敷設す
る。
【００１１】前記合成高分子系の防水シート４は塩化ビ
ニル樹脂の他にエチレン酢酸ビニルでもよい、また、固
定金具２をベランダ下地１に固定するビス止めに代えて
釘打ちで止めでもよい
ニル樹脂の他にエチレン酢酸ビニルでもよい、また、固
定金具２をベランダ下地１に固定するビス止めに代えて
釘打ちで止めでもよい
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によると、防水シー
トは固定金具の板面の一部が高周波接着され、高周波接
着されていない板面の他面はビス等の止め着部材によっ
てベランダ下地に固定されるため、接着剤や溶剤を用い
ることなく短時間でベランダ下地に固定することがで
き、また、溶剤注入によるピンホール痕跡が防水シート
に生じないため、ピンホールから水の浸透や亀裂破損の
原因が解消され、さらには、溶剤の揮発臭気の発生も解
消される利点を有している。
トは固定金具の板面の一部が高周波接着され、高周波接
着されていない板面の他面はビス等の止め着部材によっ
てベランダ下地に固定されるため、接着剤や溶剤を用い
ることなく短時間でベランダ下地に固定することがで
き、また、溶剤注入によるピンホール痕跡が防水シート
に生じないため、ピンホールから水の浸透や亀裂破損の
原因が解消され、さらには、溶剤の揮発臭気の発生も解
消される利点を有している。
【図１】本発明の工法を示す斜視図
【図２】固定金具の平面図
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図
【図４】固定金具を取り付けた防水シートの裏面図
【図５】固定金具を取り付けた防水シートの側面図
【図６】従来工法の斜視図
１ ベランダ下地 ２ 固定金具 ４ 防水シート ５ 合成高分子系被膜 ６ ビス穴 ７ 高周波接着
Claims (1)
- 【請求項１】 板面の一部に合成高分子系被膜を施した
板状の固定金具を合成高分子系の防水シートの裏面の適
所に高周波接着し、コンクリート，合板等のベランダ下
地に前記固定金具の防水シートが接着されていない板面
側をビス等の止め着部材によって固定することを特徴と
するベランダの防水工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26471695A JP2741359B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ベランダの防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26471695A JP2741359B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ベランダの防水工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988178A true JPH0988178A (ja) | 1997-03-31 |
| JP2741359B2 JP2741359B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=17407198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26471695A Expired - Fee Related JP2741359B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ベランダの防水工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2741359B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277936A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Tajima Roofing Co Ltd | 防水断熱構造とこれに用いる断熱基板。 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26471695A patent/JP2741359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277936A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Tajima Roofing Co Ltd | 防水断熱構造とこれに用いる断熱基板。 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2741359B2 (ja) | 1998-04-15 |
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