JPH04360951A - タイル床仕上げ方法 - Google Patents

タイル床仕上げ方法

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JPH04360951A
JPH04360951A JP13669391A JP13669391A JPH04360951A JP H04360951 A JPH04360951 A JP H04360951A JP 13669391 A JP13669391 A JP 13669391A JP 13669391 A JP13669391 A JP 13669391A JP H04360951 A JPH04360951 A JP H04360951A
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JP
Japan
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floor
tiles
tile
floor panels
panels
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Application number
JP13669391A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kesamaru
袈裟丸 賢一
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はタイル床仕上げ方法に関
する。特に、床仕上げ面を防水性にする必要があるとき
、例えば、下階に雨水が漏れないようにして、上階に設
けられた屋外のベランダの床にタイルを貼って床仕上げ
をするとき等に好適なタイル床仕上げ方法に関する。
【従来の技術】従来、床をタイルで仕上げるには、床に
セメントモルタル層を設け、この上にタイルを並べて接
着させるものであった。しかし、このセメントモルタル
でタイルを接着させる方法では、セメントモルタルが充
分固まるまでに数日必要であり、その間、この上を歩行
できないという問題がある。又、施工現場でタイルをセ
メントモルタルで接着させる方法では、1枚1枚接着す
るために、施工に時間がかかるという問題がある。又、
セメントモルタルでタイルを接着させた床はセメントモ
ノタルが硬化するときの収縮のためにひび割れを起こし
、雨水が漏れることがあるという問題がある。かかる欠
点を克服するものとして、最近、有機粘着剤でタイルを
接着する方法や、予め、タイルを複数枚貼り付けたタイ
ルパネルを床に接着させる方法が知られている。例えば
、特公昭63−32832号公報には、ゴム化アスファ
ルトシートの片面に複数枚のタイルを設けたタイルパネ
ルが記載されている。このタイルパネルは床にタイルパ
ネルを有機接着剤で接着するものである。このタイルパ
ネルには予め複数枚のタイルが貼り付けられているから
施工時間がかからず、又、ゴム化アスファルトシートを
使用するから防水性のよい床となる。
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載されたゴムアスファルトシートの如き粘着剤でタイル
を接着した床は、タイルが床に粘着しているだけで固着
していないから、この上を歩行している間に、タイルが
移動して外観が悪くなるという問題がある。又、タイル
パネルとタイルパネルとの間にはゴムアスファルトの接
合部分があり、この部分から水が侵入するという問題も
ある。これを改善するために、発明者等は、施工現場で
、有機接着剤でタイルを接着することを試みたが、セメ
ントモルタルで施工するよりは速く施工できたが、有機
接着剤が硬化するまで時間がかかるし、又、一枚ずつタ
イルを張るために時間がかかった。そこで、本発明の目
的は、有機接着剤でタイルを接着する防水性のよいタイ
ル床仕上げ方法であって、しかも、施工現場における施
工工数をできるだけ少なくし、速く施工できるタイル床
仕上げ方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたもので、床下地材
の表面に一部分を残してタイルを有機接着性組成物で接
着して床パネルを製造し、この床パネルの複数枚を床に
敷き並べ、タイルの接着してない部分に釘またはビスを
打って、床に床パネルを取付け、床パネルと床パネルと
の間に弾性タイル目地材を挿入し、その後、タイルの接
着してない部分にタイルを有機接着性組成物で接着する
のである。本発明に使用する有機接着性組成物とは、有
機接着剤や有機シーリング材等の接着性を有する有機物
をいう。ここで、有機接着剤とは有機化合物の接着剤で
あって、現在、種々なものが知られているが、本発明で
はこれ等の有機接着剤がすべて使用できる。例えば、未
硬化の有機化合物と硬化剤とを使用直前に混合し、この
混合物を接着物に塗布し、他の接着物と接合させると、
硬化剤の作用により、有機化合物が硬化し、接着物同士
が強固に接着する有機接着剤がある。かかる有機接着剤
としては、ウレタン系接着剤、エステル系接着剤、エポ
キシ系接着剤、フェノール系接着剤、尿素系接着剤等が
ある。又、有機低分子化合物を接着物に塗布し、他の接
着物に接合させると、有機低分子化合物が大気中の水分
等と化合して高分子化合物になり、強固に接着する有機
接着剤がある。かかる有機接着剤としては、シアノアク
リル系接着剤がある。又、有機高分子化合物を溶剤に溶
解したものや、エマルジョンにしたものであって、これ
を被接着物に塗布し、他の接着物に接合接着させると、
溶剤や水が蒸発し、被接着物を強固に接着する有機接着
剤がある。かかる有機接着剤としては、塩化ビニル樹脂
を溶剤に溶解した接着剤等や、アクリル系樹脂エマルジ
ョン接着剤等がある。本発明でタイルとは陶磁器製タイ
ルや合成樹脂製タイル等を含むものである。本発明で使
用する弾性タイル目地材とは、弾性材料、例えば、天然
ゴム、合成ゴムの如きゴムや軟質塩化ビニル樹脂の如き
軟質の合成樹脂を床パネると床パネルとの間に挿入し易
い形状になしたもので、床パネルと床パネルとの間にこ
の弾性タイル目地を挿入すると、弾性により、床パネル
の側壁に密着し、この部分が水密になるものである。特
に、弾性タイル目地材として、断面T型の長尺体にする
と、この下側突出片が床パネルと床パネルとの間に挿入
させ易いし、この弾性タイル目地材を挿入した後に、こ
の目地の防水性がよいので好ましい。本発明で使用する
疎水性有機高分子化合物とは、合成樹脂、合成ゴム、天
然ゴム等の疎水性有機高分子化合物をいい、この有機高
分子化合物層を床下地材の上に設ける方法としては、上
記有機高分子化合物の溶液やエマルジョン等を塗布する
方法や、未硬化高分子化合物に硬化剤を混合したものを
塗布し硬化させる方法や、有機塗料や有機接着剤等の如
く、有機高分子化合物を主成分とするものを塗布する方
法がある。このように、疎水性有機高分子化合物層を設
けると、この面の防水性がよくなるのである。
【作用】本発明においては、予め、床下地材の表面に複
数枚のタイルを有機接着性組成物で接着して床パネルを
製造するから、工場等の設備の整った場所で床パネルが
製造でき、従って、速く、しかも寸法精度のよい床パネ
ルが製造できる。この床パネルは防水性の優れた有機接
着性組成物でタイルを接着するから、この床パネルは防
水性のよいものである。本発明において、この床下地材
の表面に、予め、有機高分子化合物を設けると、この床
パネルの防水性が更に向上する。この床パネルの複数枚
を床に敷き並べ、タイルの接着されてない部分に釘また
はビスを打って、床パネルを床に取付けるから、この床
パネルは強固に、且つ、速く床に取り付けることができ
る。本発明において、床に床パネルを取り付けた後、床
パネルと床パネルとの間に弾性タイル目地材を挿入する
から、この床パネルと床パネルとの間の防水性も良い。 特に、使用するタイル目地材として、断面T型の長尺体
からなる弾性目地材を使用すると、弾性目地材が挿入し
易いし、又、この目地部分の防水性が向上する。その後
、タイルの接着してない部分に、タイルを接着するから
、床パネルを取り付けた釘またはビスやタイル目地材が
、この接着したタイルに覆われて、見えなくなり、美麗
な床に仕上げることができる。
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図は本発
明をバルコニーの床に適用した一実施例を図示したもの
であって、図1は床パネルを製造している状態を示す説
明図、図2は弾性タイル目地材の一部を示す斜視図、図
3は図1に示す床パネルが完成した状態を示す斜視図、
図4はバルコニーの床に床パネルを取り付けている状態
を示す説明図、図5は図1に示す床パネルを取り付けた
後、図2に示す弾性タイル目地材を挿入している状態を
示す説明図、図6はこの床パネルに角タイルを接着して
いる状態を示す斜視図である。図において、1は角タイ
ルであり、この角タイル1は大きさが221mm×20
6mm、厚みが5mmの磁器タイルである。2は床下地
材であり、この床下地材2は厚み4mmのフレキシブル
ボードの上にエポキシ系防水塗料を塗布し、硬化させて
、疎水性有機高分子化合物層22を設けたものである。 3は角タイル1を床下地材2に接着させる接着性組成物
であり、この接着性組成物3はセメンダイン株式会社性
変成シリコーン系シーリング材「ポスシール512」で
ある。4は大きさが896mm×836mmの床パネル
であり、この床パネル4は疎水性高分子化合物層22の
上に12枚の角タイル1を、図3に示すように、四隅を
空けて接着性組成物3で接着し、角タイル1が接着され
てない四隅にビス孔21を設けたものである。41はこ
の床パネルを取り付けるビスである。5は角タイル施工
治具であり、この角タイル施工治具5の一片を挟んで、
角タイル1を取り付けると、角タイル1の目地幅が一定
になって、美麗に仕上がるものである。6はバルコニー
の床であり、このバルコニーの床6は厚み1mmの塩化
ビニル樹脂シート張り鋼板の上に、厚み12mmのフレ
キシブルボードが接着されているものである。7はバル
コニーの手摺り壁である。8は合成ゴム(EPDM:エ
チレン・プロピレン・ジエンモノマー共重合体)からな
る弾性タイル目地材であり、この目地材は、図2に示す
ように、断面T型の長尺体である。次に、この床の仕上
げ方法を説明する。工場で、床下地材2の上に12枚の
角タイル1を接着性組成物3で、図1に示すように、4
mmの隙間を設けて、接着し、未だ、角タイル1の接着
されてない部分のほぼ中央に、ビス用の孔21を開けて
、床パネル4を製造した。このように、本実施例に使用
する床パネル4は工場で作成するから、寸法精度よく、
しかも、連続的に、速く製造できた。この床パネル1を
施工現場に運搬し、バルコニーの床6の上に複数枚の床
パネル1を敷き並べ、ビス用の孔21にビス41を螺入
して、床パネル1をバルコニーの床6に取付けた。次に
、この床パネル4と床パネル4との間に断面T型の弾性
タイル目地材8の下側の突出片81を箆9を使用して挿
入し、この部分を水密にする。次に、この磁器タイル1
1が接着されてない部分に、磁器タイル11を有機接着
性組成物3で接着して床を仕上げした。この際、工場で
接着した磁器タイル11の上を歩けば、施工現場で磁器
タイル11を接着した直後でも歩行できるので、施工は
極めて速くできた。実際に、従来のように、セメントモ
ルタルを使用して床を仕上げたときと比較すると、約3
倍速く床を仕上げることができた。
【発明の効果】本発明では、工場等の設備の整った場所
で床パネルが製造できるので、寸法精度のよい床パネル
が速く製造できる。又、本発明では、床パネルに釘また
はビスを打って、床パネルを取付けるから、極めて速く
施工できる。又、床パネルのタイルの接着されてない場
所に、タイルを接着するだけであるから、施工現場でタ
イルを接着する工数が著しく少なくなり、従って、床の
仕上げが速くなる。又、予め、工場でタイルを接着して
あるから、タイルを接着した直後でも、この工場で接着
したタイルの上を歩行することができ、極めて便利であ
る。又、本発明では、有機接着性組成物でタイルを接着
するから、セメントモルタルと比較して、硬化が速く、
従って、速く仕上げることができる。又、有機接着性組
成物でタイルを接着するから、タイルと下地剤とが強固
に接着されて、この仕上げたタイルの上を歩行しても、
粘着剤と異なり、タイルが動かない。本発明では、床下
地材の表面に角タイルを有機接着性組成物で接着して床
パネルを製造するから、この床パネルは防水性がよい。 尚、不十分であれば、この床下地材の表面に予め疎水性
有機高分子化合物層を設けると、更に、防水性がよくな
る。又、この床パネルと床パネルとの間の目地には、弾
性タイル目地材が挿入されるから、この床パネルと床パ
ネルとの間も水密性がよい。本発明では、このタイルの
接着してない場所に釘やビスで取付け、この上にタイル
を接着するから、釘やビスが見えなくなり、美麗に仕上
げることができる。このように、本発明の床仕上げ方法
は、精度よく、しかも、速く、美麗に仕上げられ、性能
のよい床となるので、極めて、有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に使用する床パネルを製造してい
る状態を示す説明図である。
【図2】図2は本発明に使用する弾性タイル目地材の一
部を示す斜視図である。
【図3】図3は図1に示す床パネルが完成した状態を示
す斜視図である。
【図4】図4はバルコニーの床に図1に示す床パネルを
取り付けている状態を示す説明図である。
【図5】図5は図1に示す床パネルをバルコニーの床に
取り付けた後、床パネルの間に弾性タイル目地材を挿入
している状態を示す説明図である。
【図6】図6は床パネルに角タイルを接着している状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1      角タイル 2      床下地材 22    疎水性有機高分子化合物層3      
接着性組成物 4      床パネル 5      角タイル施工治具 6      バルコニーの床 7      バルコニーの手摺り壁 8      弾性タイル目地材 81    突出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  床下地材の表面に一部分を残してタイ
    ルを有機接着性組成物で接着して床パネルを製造し、こ
    の床パネルの複数枚を床に敷き並べ、タイルの接着して
    ない部分に釘またはビスを打って、床に床パネルを取付
    け、床パネルと床パネルとの間に弾性タイル目地材を挿
    入し、その後、タイルの接着してない部分にタイルを有
    機接着性組成物で接着することを特徴とするタイル床仕
    上げ方法。
  2. 【請求項2】  床パネルを床に敷き並べ、床パネルの
    タイルが接着されてない部分に釘またはビスを打って、
    床に床パネルを取り付け、床パネルと床パネルとの間に
    、断面T型の長尺体からなる弾性タイル目地材の下側突
    出片を挿入し、その後、タイルの接着してない部分にタ
    イルを有機接着性組成物で接着することを特徴とする請
    求項1記載のタイル床仕上げ方法。
  3. 【請求項3】  床下地材の上に疎水性有機高分子化合
    物層を設け、この上にタイルを有機接着性組成物で接着
    して床パネルを製造することを特徴とする請求項1記載
    のタイル床仕上げ方法。
JP13669391A 1991-06-07 1991-06-07 タイル床仕上げ方法 Pending JPH04360951A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020139285A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 セイキ総業株式会社 デッキ材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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