JPH0986798A - 巻取管供給システム - Google Patents

巻取管供給システム

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JPH0986798A
JPH0986798A JP25367195A JP25367195A JPH0986798A JP H0986798 A JPH0986798 A JP H0986798A JP 25367195 A JP25367195 A JP 25367195A JP 25367195 A JP25367195 A JP 25367195A JP H0986798 A JPH0986798 A JP H0986798A
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tube
package
stocker
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JP25367195A
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Tomonari Ikemoto
友成 池本
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Murata Machinery Ltd
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉ループのシステムに適した巻取管供給シス
テムを提供する。 【解決手段】 上流側機台10で生産したパッケージP
0 を下流側機台25に供給して糸を加工して巻取り、空
となった巻取管16を下流側機台25から上流側機台1
0に供給し、その上流側機台10の各錘で巻取管16に
糸を巻き付けてパッケージP0 とする巻取管16の閉ル
ープを構成し、上記上流側機台10の各錘に巻取管16
のストッカー60を設けると共に下流側機台25と上流
側機台10間に巻取管16の貯留部38を設け、貯留部
38に溜まった巻取管16の数に応じて上記各錘のスト
ッカー60のストック数を制御することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2台の異種の処理
機を連結してパッケージの巻取管を閉ループで繰り返し
使用するための巻取管供給システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】2台の異種の処理機を連結する例とし
て、自動ワインダとダブルツイスタ(二重撚糸機)とを
連結する例が知られている。この場合、すなわち、自動
ワインダで巻き揚がったパケージの糸をダブルツイスタ
で二重撚りをかける場合、ワインダとダブルツイスタと
を連結し、ワインダで巻き揚がったパッケージをダブル
ツイスタに供給し、ダブルツイスタで空となった巻取管
をワインダに供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合において、
パッケージ供給及び巻取管供給を自動で行い、巻取管を
完全な閉ループで使用するシステムを構築した場合、次
のような問題が発生する。すなわち、上記のようなこの
システムにおいては、ワインダとダブルツイスタの生産
量はバランスするように各機台の錘数が設定されるが、
何らかのトラブルが発生すると、例えばダブルツイスタ
からワインダへ巻取管が送られてこなくなることが発生
する。この時、他の閉ループ等の閉ループ外から巻取管
を持ってくることが考えられるが、これを行うと、閉ル
ープ内の生産バランスが崩れ問題が発生する。
【0004】そこで、本発明は、上記課題を解決し、閉
ループのシステムに適した巻取管供給システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上流
側機台で生産したパッケージを下流側機台に供給して糸
を加工して巻取り、空となった巻取管を下流側機台から
上流側機台に供給し、その上流側機台の各錘で巻取管に
糸を巻き付けてパッケージとする巻取管の閉ループを構
成し、上記上流側機台の各錘に巻取管のストッカーを設
けると共に下流側機台と上流側機台間に巻取管の貯留部
を設け、貯留部に溜まった巻取管の数に応じて上記各錘
のストッカーのへの巻取管供給動作を制御するようにし
た巻取管供給システムである。
【0006】請求項2の発明は、上流側機台には、各錘
の満巻パッケージの玉揚げを行う玉揚装置が設けられ、
貯留部の巻取管の数が所定量未満のときには、玉揚時
に、玉揚装置にストッカーへの巻取管供給を行わせ、貯
留部の巻取管の数が所定量以上となると、玉揚時以外に
も玉揚装置に、ストッカーへの巻取供給を行わせる請求
項1記載の巻取管供給システムである。
【0007】請求項3の発明は、貯留部の巻取管の数が
所定量以上の過剰量になると、玉揚装置に玉揚動作を禁
止させて優先的にストッカーへの巻取管供給動作を行わ
せる請求項2記載の巻取管供給システムである。
【0008】請求項1の発明によれば、貯留部に溜まっ
た巻取管の数に応じてストッカーへの巻取管供給動作を
制御することで、下流側機台と上流側機台との間にバッ
ファのための大きな巻取管の貯留部を設ける必要がなく
なる。
【0009】請求項2の発明によれば、玉揚動作への影
響をなくすことができる。
【0010】請求項3の発明によれば、貯留部の巻取管
を迅速に消費することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面に基づいて詳述する。
【0012】まず、上流側機台10である自動ワインダ
11及びその玉揚装置12の基本構成を図5により説明
する。
【0013】上流側機台10には、多錘の巻取ユニット
13が並設されて構成され、精紡ボビン14の糸Yをド
ラム15上で回転する巻取パッケージP1 に巻き返して
満巻パッケージP0 とするもので、巻取管16がクレー
ドルアーム17に回転自在に保持され、その巻取管16
に精紡ボビン14の糸Yが巻き返されてパッケージP1
とされる。
【0014】このパッケージP1 は、図示していない
が、定長制御装置がドラム15の回転数を検出し、その
回転数より巻取長が所定長さとなった時に満巻パッケー
ジP0として、ドラム15の回転を停止し、ユニット1
3の前面上部に設けた満巻表示ランプ18を点灯するよ
うになっている。
【0015】玉揚装置12は、上流側機台10のフレー
ム19に設けられた走行レール20に沿って往復移動自
在に設けられ、点灯している満巻表示ランプ18を検出
すると共にその位置の錘で停止し、精紡ボビン14から
満巻パッケージP0 につながる糸Yをカットすると共
にクレードルアーム17から満巻パッケージP0 を外す
と共にパッケージ排出コンベア21に移送する。その
後、クレードルアーム17に新たな巻取管16を装着
し、カットした糸Yをその巻取管16に糸掛けした後、
巻取ユニット13のスタートボタン22を押してドラム
15を回転させて再度糸巻取りを行い玉揚げ動作を完了
し、次の点灯した満巻表示ランプ18を検出すべく移動
するようになっている。
【0016】さて、図1において、上流側機台10のパ
ッケージ排出コンベア21に移送された満巻パッケージ
P0 は、パッケージ搬送手段24により、下流側機台2
5であるダブルツイスタ26に移送される。
【0017】このパッケージ搬送手段24は、上流側機
台10のパッケージ排出コンベア21と、そのパッケー
ジ排出コンベア21のパッケージ受渡口に設けられたパ
ッケージ移載装置27と、そのパッケージ移載装置27
からのパッケージP0 を受け取ってダブルツイスタに2
6に受け渡すための逆U字状のパッケージコンベア28
とからなっている。
【0018】ダブルツイスタ26は、パッケージコンベ
ア28からのパッケージP0 を受け取り、これを各錘に
供給し、各錘で、パッケージP0 の糸Yを解舒しながら
糸YをパッケージP0 の軸心を通し、スピンドル29で
回転されるディスク30より径方向外方に引き出すと共
に、糸ガイド31を通し、これにより、糸Yに二重撚り
を付与し、トラバースガイド32で綾振りされてドラム
33上で回転するパッケージPtに巻取るものである。
なお34は、スピンドル29を回転駆動するベルトであ
る。
【0019】ダブルツイスタ26で二重撚されて糸が解
舒され、空となった巻取管16は、下流側機台25から
搬送コンベア手段35にて上流側機台10に供給され
る。
【0020】この搬送コンベア手段35は、ダブルツイ
スタ26から排出される巻取管16を順次貯留する貯留
部36と、その貯留部36からの巻取管16を受け取っ
て搬送する逆L字状のラチスコンベア37と、そのラチ
スコンベア37からの巻取管16を受け取って自動ワイ
ンダ11の各錘に供給するための巻取管供給コンベア3
8とからなっている。
【0021】貯留部36は、図2,図3に示すように巻
取管16を転動させて移送する円弧状の貯留用シュート
40からなり、そのシュート40の先端40aから、巻
取管16をラチスコンベア37の紙管保持棚41に順次
受け渡すようになっている。この貯留用シュート40に
は、紙管保持棚41に受け渡した巻取管16を含めて1
0個貯留できるようになっており、また貯留用シュート
40の上流側には、移載用シュート42が設けられる。
【0022】ダブルツイスタ26で二重撚りして空とな
った巻取管16は、そのダブルツイスタ26のロボット
(図示せず)で、その錘から外された後、コンベア43
に移載される。このコンベア43から巻取管16は、図
示していないガイドにより、移載用シュート42に投入
されるが、巻取管16に残糸が残ってるかどうかが残糸
センサ44で検出され、残糸がないときには、そのまま
移載用シュート42に移送され、残糸がある場合には、
除去装置45にて移送を阻止されると共に、把持装置4
6にて残糸付き巻取管16sが保持され、その状態で残
糸除去装置47で残糸の除去が行われ、残糸除去が成功
したら、移載用シュート42に移送され、失敗したら排
出シュート48に排出されて除去されるようになってい
る。
【0023】この移載用シュート42に移送された巻取
管16は、通過センサ49にてその通過が検出された
後、貯留用シュート40に移動する。
【0024】貯留用シュート40には後述する自動ワイ
ンダでの巻取管取り込み優先モードを指示するための最
大貯留数検出センサ50が設けられ、また先端側には、
取り込み要求モードを指示するための取り込み要求セン
サ51が設けられる。このセンサ50,51は、貯留用
シュート40にある巻取管16を検出するもので、最大
貯留数検出センサ50は、貯留用シュート40に過剰
量、例えば10個貯留されていることを検出し、取り込
み要求センサ51は、例えば貯留用シュート40に3個
程度貯留されていることを検出する。
【0025】貯留用シュート40からラチスコンベア3
7の紙管保持棚41に受け渡された巻取管16は、自動
ワインダ11側に移送され、ラチスコンベア37の搬出
端に設けたシュート55より巻取管供給ベルト56に排
出され、その巻取管供給ベルト56から玉揚装置12を
介して各錘に巻取管16が供給されるようになってい
る。
【0026】さて、本発明においては、取り込み要求セ
ンサ51が、巻取管16を検出しているときには、玉揚
装置12に巻取管取り込みモード(後で詳しく述べる)
で巻取管の供給を行うように出力し、最大貯留数検出セ
ンサ50が巻取管16を検出したときには、巻取管取り
込み優先モード(後で詳しく述べる)となるよう玉揚装
置12に出力し、また取り込み要求センサ51が巻取管
16を検出しないときには、通常モードを出力する。
【0027】玉揚装置12は、上述したように巻取ユニ
ット13の各錘を往復動して点灯している満巻表示ラン
プ18を検出して玉揚げ動作を行うが、上述の巻取管取
り込みモード、巻取管取り込み優先モード、通常モード
に応じて、巻取管16を各巻取ユニット13のストッカ
ー60に供給する動作を制御するようになっている。
【0028】この玉揚装置12の巻取管供給動作を図
4、図5、図6により説明する。
【0029】自動ワインダ11の各巻取ユニット13に
は巻取管16を貯蔵するストッカー60が設けられ、巻
取管供給ベルト56上の巻取管16が、玉揚装置12に
設けた払い出し装置61により、ストッカー60にシュ
ート62を通して払い出されるようになっている。
【0030】この払い出し装置61は、巻取管供給ベル
ト56上の巻取管16を取り込むと共にシュート62に
払い出すカバーアーム63と、そのカバーアーム63を
回動する駆動モータ64と、駆動モータ64の軸に連結
され、他端がシュート62の下端に開閉自在に設けられ
たダンパー65に連結されて、カバーアーム63の回動
と共にダンパー62を開閉動するためのリンク機構66
とからなっている。
【0031】この払い出し装置61は、そのカバーアー
ム63が、巻取管供給ベルト56側に回動して巻取管1
6を取るとき、リンク機構66を介してダンパー65が
シュート62の下端を閉じ、カバーアーム63が図示の
二点鎖線で示すようにシュート62側に回動するとリン
ク機構66を介してダンパー65を開くようになってお
り、巻取管16がストッカー60に供給され、ストック
されるようにうなっている。
【0032】ストッカー60には、巻取管16が例えば
4個ストックできるように形成され、そのストッカー6
0の先端の巻取管16が玉揚装置12のボビンチャッカ
ー70にて保持されると共に巻取ユニット13のクレー
ドルアーム17に装着するようになっている。またスト
ッカー60の先端両側には、巻取管16を停止するスト
ッパー71が設けられると共にストッパー71で停止さ
れた巻取管16をボビンチャッカー70で保持した際
に、そのまま下方のクレードルアーム17に移動できる
ようにストッカー60の底部先端には揺動板72が設け
られる。
【0033】ストッカー60の先端両側のストッパー7
1で停止された巻取管16をボビンチャッカー70でク
レードルアーム17に装着するには、図6に示すように
巻取管16を保持し、その状態でボビンチャッカー70
を下方に回動すれば、ストッパー71間を通り、揺動板
72を押し下げることで、巻取管16をクレードルアー
ム17に移動できる。また揺動板72が押し下げられた
とき次の巻取管16は、そのまま待機し、揺動板72
が、元の位置に戻ったときに転動し、ストッパー71に
当る位置まで移動するようになっている。
【0034】さて、図4,図6に示すように、玉揚装置
12には、ストッカー60にストックされる巻取管16
のストック数を検出する第1〜3センサ73,74,7
5が設けられる。第1センサ73は、ストッカー60に
巻取管16が1個以上溜まっていることを検出し、第2
センサ74は、ストッカー60に巻取管16が4個溜ま
っていることを検出し、第3センサ75は、払い出し装
置61で巻取管16がストッカー60に貯留されたこと
を検出するようになっている。
【0035】なお図4において、77は、巻取ユニット
13で玉揚げされたパッケージP0をその錘に止めてお
くためのシャッターで、玉揚装置12には、そのパッケ
ージP0 を検出するためのパッケージセンサ78が設け
られる。このシャッター77は、上述した自動ワインダ
11の定長制御装置が満巻パッケージP0 が所定個数溜
まったならば、シャッター77を開いてパッケージP0
をパッケージ排出コンベア21に移送するようになって
いる。
【0036】次に実施例の作用を述べる。
【0037】先ず、上流側機台10である自動ワインダ
11では、各巻取ユニット13で精紡ボビン14の糸Y
を巻き返してパッケージPを生産する。巻取ユニット1
3で満巻となると、そのユニット13は、一旦強制的に
糸を切り、ノッティングさせ、ノッティングに成功する
と巻取を止めて満巻表示ランプ18を点灯させて待機す
ると共に機台コントローラを介して玉揚装置12に走行
指令を与える。玉揚装置12は、点灯した満巻表示ラン
プ18を発見すると、そのユニット13で停止し、そこ
で、図4に示したパッケージセンサ78がパッケージを
検出していない時で、かつストッカー60の先端に巻取
管16が在るとき(第1センサ73が巻取管16を検出
しているとき)に、玉揚げ動作を行い、待機している満
巻パッケージが在ったり、巻取管16が無いときには、
玉揚げ動作を行うことなく再度走行を開始する。
【0038】玉揚げ開始直後、玉揚装置12は、通常は
基本的に払い出し装置61で巻取管16を1個取り込
み、その後、ストッカー60に巻取管16を1個供給す
る。
【0039】次に、生産されたパッケージP0 は、パッ
ケージ排出コンベア21に排出され、パッケージ移載装
置27よりパッケージコンベア28に受け渡され、その
パッケージコンベア28よりダブルツイスタ26の各錘
に供給され、そこで二重撚がかけられてパッケージPs
にされる。このパッケージP0 の供給は、図示していな
いがロボットなどにて行われる。また図1では、1つの
パッケージP0 に二重撚をかける例を示しているが、パ
ッケージP0 を上下に重ねて、二重撚しつつ合糸するよ
うにしても良い。
【0040】ダブルツイスタ26に供給され、二重撚で
解舒されて空となった巻取管16は、ロボット(図示せ
ず)などで、コンベア43に移載される。このコンベア
43から巻取管16は、貯留部36に移載される。
【0041】すなわち、図1,図2巻取管16は、貯留
部36の移載用シュート42に投入され、その移載シュ
ート42から貯留シュート40に移載される。
【0042】通常、自動ワインダ11とダブルツイスタ
26との生産量がマッチングしていれば、巻取管16の
数は取り込み要求センサ51が巻取管16を検出しない
状態であり、この状態のとき、通常モードで玉揚装置1
2が動作される。すなわち満巻パッケージを玉揚げした
後、ストッカー60に巻取管16を1個ストックするよ
うに動作する。なお、ストッカー60に巻取管16が4
個溜まっているとき(第2センサ74が巻取管16を検
出しているとき)、玉揚装置12は巻取管16の供給を
行わないようになっている。
【0043】この通常モードで動作しているとき、自動
ワインダでの巻取管16の消費が悪く巻取管16が貯留
シュート40に溜まり、取り込み要求センサ51が巻取
管16を検出したときには、玉揚装置12は、巻取管取
り込みモードで動作するようになっている。
【0044】この巻取管取り込みモードのとき、満巻ユ
ニット(玉揚要求ユニット)がない場合、玉揚装置12
は、自動ワインダ11の各巻取ユニット13のストッカ
ー60に貯留されている巻取管16のストック数をセン
サ74で検出し、そのストック数が4個未満であるとき
に、払い出し装置61を駆動してストッカー60に巻取
管16を4個目までストックさせる。
【0045】また貯留シュート40に巻取管16が更に
溜まり、最大貯留数検出センサ50が巻取管16を検出
したとき、玉揚装置12は、巻取管取り込み優先モード
で動作し、玉揚要求ユニットがあっても、玉揚動作を禁
止し、優先的に、巻取管16を各ストッカー60に4個
目まで供給する動作を行う。
【0046】このように、貯留シュート40に貯留され
る巻取管16の個数に応じて、通常モード、巻取管取り
込みモード、巻取管取り込み優先モードの各モードに切
り替えて巻取管のストッカへの供給動作を行うことで、
巻取管16を貯留する貯留部38での貯留数を大きくす
ることなく巻取管16を閉ループで繰り返し使用するこ
とが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、貯留部に
溜まった巻取管の数に応じてストッカーへの巻取管の供
給動作を制御することで、下流側機台と上流側機台との
間にバッファのための大きな巻取管の貯留部を設ける必
要がなく、上流側と下流側とで完全な閉ループで巻取管
を繰り返し使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】図1の貯留部とラチスコンベアの詳細を示す斜
視図である。
【図4】本発明において、玉揚装置の裏面からみた斜視
図である。
【図5】本発明における自動ワインダの詳細を示す図で
ある。
【図6】本発明において自動ワインダと玉揚装置の詳細
を示す図である。
【符号の説明】
10 上流側機台 16 巻取管 25 下流側機台 38 貯留部 60 ストッカー P0 パッケージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側機台で生産したパッケージを下流
    側機台に供給して糸を加工して巻取り、空となった巻取
    管を下流側機台から上流側機台に供給し、その上流側機
    台の各錘で巻取管に糸を巻き付けてパッケージとする巻
    取管の閉ループを構成し、上記上流側機台の各錘に巻取
    管のストッカーを設けると共に下流側機台と上流側機台
    間に巻取管の貯留部を設け、貯留部に溜まった巻取管の
    数に応じて上記各錘のストッカーへの巻取管供給動作を
    制御することを特徴とする巻取管供給システム。
  2. 【請求項2】 上流側機台には、各錘の満巻パッケージ
    の玉揚げを行う玉揚装置が設けられ、貯留部の巻取管の
    数が所定量未満のときには、玉揚時に、玉揚装置にスト
    ッカーへの巻取管供給を行わせ、貯留部の巻取管の数が
    所定量以上となると、玉揚時以外にも玉揚装置に、スト
    ッカーへの巻取供給を行わせる請求項1記載の巻取管供
    給システム。
  3. 【請求項3】 貯留部の巻取管の数が所定量以上の過剰
    量になると、玉揚装置に玉揚動作を禁止させて優先的に
    ストッカーへの巻取管供給動作を行わせる請求項2記載
    の巻取管供給システム。
JP25367195A 1995-09-29 1995-09-29 巻取管供給システム Withdrawn JPH0986798A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019235205A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 清水建設株式会社 部材供給装置
EP4098596A1 (en) * 2021-05-31 2022-12-07 TMT Machinery, Inc. False-twist texturing machine including empty take-up tube supplier

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