JPH0985915A - 表層透明ハードコートシート - Google Patents

表層透明ハードコートシート

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JPH0985915A
JPH0985915A JP24986195A JP24986195A JPH0985915A JP H0985915 A JPH0985915 A JP H0985915A JP 24986195 A JP24986195 A JP 24986195A JP 24986195 A JP24986195 A JP 24986195A JP H0985915 A JPH0985915 A JP H0985915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建装用複合シートの表層透明シート層に関
し、半硬質塩化ビニルシート以外では得られらなかった
2次、3次加工性を損なうことなく、表面硬度のある表
層透明ハードコートシートを得る。 【解決手段】 合板もしくはパーチクルボート等の木材
基材又は銅板アルミ等の金属基材に意匠性及び耐久性を
向上させるため、基材の表面に貼り合わされる建装用複
合シートの最表層に用いられる表装透明シートであっ
て、該表装透明シートが、ポリエチレンテレフタレート
樹脂のエチレングリコール成分の10〜70%をシクロ
ヘキサンジメタノールに置換してなる共重合ポリエステ
ル樹脂からなる厚み0.02〜0.3mmの透明共重合
樹脂シート層と、該透明共重合樹脂シート層の表面に硬
化性樹脂塗料を塗布硬化させて膜厚が2〜30μmのハ
ードコート層からなる表層透明ハードコートシートであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具、室内建具、
弱電製品の外装、壁装材又はエレベーターの内装材等の
木質基材又は金属基材の表面に、その意匠性及び耐久性
等を向上させるために貼り合わせられる建装用複合シー
トの最表層に用いる表装透明シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】合板もしくはパーチクルボート等の木材
基材又は銅板アルミ等の金属基材の表面に意匠性及び耐
久性を向上させるため、貼り合わされる建装用複合シー
トは一般にダブリングシートと称せられ、半硬質塩化ビ
ニル着色不透明シートに木目のパターン印刷を施し、さ
らにその印刷層の上に表装透明シート層として、半硬質
塩化ビニル透明シートを加熱圧着もしくは接着剤を介し
てラミネートして、ダブリングシートが完成される。こ
のダブリングシートの着色不透明シート及び表装透明シ
ートにはいずれも可ソ剤部数5〜20phrを含有する
半硬質の塩化ビニルシートを用いるのが一般的である。
半硬質塩化ビニルシートが用いられる理由は汎用樹脂で
あり、製造コストが低いこともさることながら、着色の
容易さ、印刷加工性、ラミネート加工性、熱圧着性のよ
さ、エンボス加工性の容易さ、さらに真空成形加工性、
絞り加工性、曲げ加工性等の2次、3次の加工性のよさ
が他の樹脂と比較して良好もしくはバランスがとれてい
ることがその最大の理由である。
【0003】半硬質塩化ビニルシートの特性上の欠点と
しては、耐候性が不十分であり屋外用には用いにくい
点、また可塑剤が添加されているため表面が汚染されや
すく、傷がつき易い点であり、耐擦傷性、耐摩耗性を向
上させるため、その表面硬度を上げることが求められて
いる。その方法としては成形前の表材シート、あるいは
成形後の表面に硬さのある樹脂塗膜を形成させる方法が
用いられるがコスト、量産性から成形前の表材シートに
塗膜形成させる方法が一般的である。これは表材シート
の表面に硬化樹脂塗料を塗布し熱硬化やエネルギー線硬
化により塗膜を形成する方法である。しかし半硬質塩化
ビニルシートは耐熱性が不十分であり、特に硬化時に高
温の熱が加えられると収縮が大きくなり、その結果表面
が波打ったようになり外観上問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、建装用複合
シートの表層透明シートに関し、耐光性に優れ屋外用に
用いることができ、半硬質塩化ビニルシート以外の樹脂
シートでは得にくかった2次、3次の加工性を損なうこ
となく、表面硬度のある建装用表層透明ハードコートシ
ートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】合板もしくはパーチクル
ボート等の木材基材又は銅板アルミ等の金属基材に意匠
性及び耐久性を向上させるため、基材の表面に貼り合わ
される建装用複合シートの最表層に用いられる表装透明
シートであって、該表装透明シートが、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂のエチレングリコール成分の10〜7
0%をシクロヘキサンジメタノールに置換してなる共重
合ポリエステル樹脂からなる厚み0.02〜0.3mm
の透明共重合樹脂シート層と、該透明共重合樹脂シート
層の表面に硬化性樹脂塗料を塗布硬化させて膜厚が2〜
30μmのハードコート層からなる表層透明ハードコー
トシートである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる共重合ポリエ
ステル樹脂は、ポリエチレンテレフタレート樹脂のエチ
レングリコール成分の10〜70%をシクロヘキサンジ
メタノールに置換してなるものを使用する。エチレング
リコール成分の置換量が10%未満では、表層透明シー
ト作成後の接着あるいは融着作業時において、接着が困
難でありあるいは融着後のシートの弾性率が低下する。
これはポリエチレンテレフタレート樹脂は結晶性樹脂で
あるため融着後の冷却時において、シートの再結晶化が
進むことにより熱融着性がなくなるためである。また逆
に、エチレングリコール成分の置換量が70%を超える
と共重合ポリエステル樹脂の弾性率が下がり、接着ある
いは圧着して用いる場合接着が難しくあるいは熱融着性
に劣る。これは共重合ポリエステル樹脂の置換量が多く
なると、再結晶化が速く進み、熱融着性がなくなり、シ
ートの弾性が低下するためである。すなわち、エチレン
グリコール成分の10〜70%のみをシクロヘキサンジ
メタノールに置換することにより、共重合ポリエステル
樹脂は非結晶性の樹脂になり、熱融着後の再結晶化がな
くなり、熱融着性をもち、シートの弾性の低下がなくな
る。したがって、エチレングリコール成分の置換量は1
0〜70%が望ましい。さらに好ましくは20〜35%
である。この共重合ポリエステル樹脂を透明共重合樹脂
シートに加工するためには従来からのカレンダリング
法、押し出し法、プレス法などがもちいられるが、ここ
で特に限定するものではない。
【0007】透明共重合樹脂シートの厚みは0.02〜
0.3mmである。厚みが0.02mm未満であるとシ
ートの剛性が弱く、また他のシートに熱ラミネートする
場合に熱収縮がおこり実用上好ましくない。シートの厚
みが0.3mmを超えるとシートの剛性が大きくなり熱
ラミネート加工性が悪くなり実用上問題となる。好まし
くは0.1〜0.2mmである。この共重合ポリエステ
ル樹脂にはブロッキング防止剤を添加することができ
る。ブロッキング防止剤には、タルク系、炭酸カルシウ
ム系等の一般的な物が使われる。
【0008】ハードコート層として使用される硬化型樹
脂塗料の種類としては硬化方法の違いにより、熱硬化、
エネルギー線硬化型に分けられるが、硬化が短時間で済
む、熱が余りかからないので基材の選択が広範囲等の利
点からエネルギー線、とりわけ紫外線(以下UVとい
う)硬化型が有用である。UV硬化型樹脂塗料としては
ラジカル重合型、カチオン重合型があげられる。その硬
化組成は、反応性オリゴマー、反応性モノマー、光重合
開始剤から成る。このオリゴマー、モノマーの選択によ
り種々の物性塗膜が得られ、ハードコート塗料としては
塗膜の表面硬度、透明共重合樹脂シートとの密着性が特
に要求される。
【0009】ラジカル重合硬化型樹脂塗料の反応性オリ
ゴマーにはエポキシアクリレート化合物、ウレタンアク
リレート化合物、ポリエステルアクリレート化合物など
が挙げられ単独、あるいは複数配合することができる。
反応性モノマーはオリゴマーの粘度を下げ塗装作業性を
向上し、また架橋剤として塗膜強度付与の目的で用いら
れ、メタクリル系モノマーやアクリル系モノマーが挙げ
られる。光重合開始剤はUV照射により硬化反応を開始
させる物質であるが、特に限定されるものではなく、例
としてベンゾイルエーテル化合物、ベンゾフェノン化合
物、アセトフェノン化合物等が挙げられる。
【0010】カチオン重合硬化型樹脂塗料はUV照射に
よりカチオン重合硬化を開始するカチオン重合硬化性樹
脂と該硬化性樹脂にカチオン重合硬化させる物質を放出
する化合物とから成る。UV照射によりカチオン重合硬
化を開始するカチオン重合硬化性樹脂としては、例えば
エポキシ環のカチオン開環重合により硬化するエポキシ
系樹脂、環状エーテル等が挙げられるが、エポキシ系樹
脂が望ましい。エポキシ系樹脂としては、例えば芳香族
エポキシ樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、脂肪族エポキ
シ樹脂等が挙げられ単独、あるいは複数配合することが
できる。UV硬化性、透明共重合樹脂シートとの密着
性、耐候性においては、環状脂肪族エポキシ樹脂を主体
とすることが望ましいが耐熱性付与、塗料の粘度調整等
から他のエポキシ樹脂を配合させても、求めるハードコ
ート層の物性が損なわなければ特に限定されない。ま
た、光重合開始剤は特に限定されないが、例として芳香
族スルホニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、メタロセン
化合物等が挙げられるがUV吸収特性、熱安定性等から
芳香族スルホニウム塩の使用が望ましい。
【0011】ハードコート層硬化塗膜の厚みとしては2
〜30μmが望ましい。30μmよりも厚いとハードコ
ートシートが脆くなり割れが発生しやすくなり、実用上
不適である。また2μmよりも薄いと硬化型樹脂塗料の
もつハードコート性が発現しなくなる。塗布の方法とし
ては、一般にロールコート、グラビアコート、スプレー
コート、ディッピング法などが用いられる。また、コー
ティング時上記塗料を表層透明ハードコートシートの求
める物性の低下等の弊害を招かない程度に有機溶剤で希
釈しても構わないが作業環境性等からは無添加が望まし
い。
【0012】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明するが、本
発明はこの実施例に制限されるものではなく、発明の詳
細な説明内でその他の実施例をとることができるもので
ある。 《実施例1》 ポリエチレンテレフタレート樹脂におい
てエチレングリコール成分の35%をシクロヘキサンジ
メタノールに置換してなる共重合ポリエステル樹脂を押
出し法によりシート状に製膜し、厚さ0.15mmの透
明共重合樹脂シートを得た。このシート上にロールコー
ターにてエポキシ−アクリレートを主成分としたUV硬
化カチオン重合硬化型樹脂塗料(旭電化製アデカオプト
マーKR−550)を均一に塗布後、高圧水銀灯使用の
UV照射機により照射硬化させ、硬化塗膜10μmのハ
ードコート層を形成させ、図1のような表層透明ハード
コートシートを得た。得られた表層透明ハードコートシ
ートの非ハードコート面に印刷処理を施して印刷層を形
成させた後、半硬質塩化ビニルシートの下層着色シート
と硬質塩化ビニルシートの基材とを積層密着させ図2の
ような装飾表装用シートを得た。このシートを70℃に
調温されたオーブンに5時間放置して耐熱テストを行っ
たが、外観に変化がなく印刷も何ら変化しなかった。ま
た、ハードコート面の塗膜密着性試験(クロスカットハ
クリテスト JIS K5400)を行ったが、耐熱テ
スト前後とも塗膜の剥がれは全く見られず密着性は良好
だった。
【0013】《実施例2》 ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂においてエチレングリコール成分の35%をシク
ロヘキサンジメタノールに置換してなる共重合ポリエス
テル樹脂を押出し法によりシート状に製膜し、厚さ0.
15mmの透明共重合樹脂シートを得た。このシート上
にロールコーターにて多官能アクリレートを主成分とし
たUV硬化ラジカル重合硬化型樹脂塗料(三菱レイヨン
製ダイヤラートAR)を均一塗布後、高圧水銀灯使用の
UV照射機により照射硬化させ硬化塗膜10μmのハー
ドコートシートを形成させ、図1のような表層透明ハー
ドコートシートを得た。これを使用して実施例1と同様
に基材等と積層密着させて装飾表装用シートを得た。こ
のシートを実施例1と同様の耐熱テストを行ったが、外
観に変化がなく中の印刷も何ら変化しなかった。また、
ハードコート面の塗膜密着性試験を行ったが、耐熱テス
ト前後とも塗膜の剥がれは全く見られず密着性は良好だ
った。
【0014】《比較例1》 ポリ塩化ビニル系樹脂10
0部に次ぎに示す各種添加剤を加え、その配合組成をカ
レンダー工法により厚み0.15mmの半硬質塩化ビニ
ルシートを作製した。 ポリ塩化ビニル系樹脂(重合度1000) 100重量部 DOP 10 Cd−Ba金属石鹸 1.5 モンタンエステルワックス 0.3 このシートにロールコーターにてエポキシ樹脂を主成分
とし、光重合開始剤に芳香族スルホニウム塩を使ったU
V硬化カチオン重合硬化型樹脂塗料を均一塗布後、高圧
水銀灯使用のUV照射機により照射硬化させ硬化塗膜1
0μmのハードコート層を形成させ、図1のような表層
透明ハードコートシートを得た。実施例1と同様に得ら
れた表層透明ハードコートシートの非コート面に印刷処
理を施し、硬質塩化ビニルシートの基材等とを積層密着
させ装飾表装用シートを得た。このシートを実施例1と
同様に70℃に調温されたオーブンに5時間放置して耐
熱テストを行ったが、シート表面全面に収縮による波う
ちが起こり外観が損なわれ、またその影響から中の印刷
の外観が損なわれ、装飾表装用シートには適さなかっ
た。
【0015】《比較例2》 ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂においてエチレングリコール成分の5%のみをシ
クロヘキサンジメタノールに置換した共重合ポリエステ
ル樹脂を押出し法によりシート状に製膜し、厚さ0.1
5mmの透明共重合樹脂シートを得た。この透明共重合
樹脂シートに実施例1と同様にして硬化塗膜10μmの
ハードコート層を得た。実施例1と同様にして、得られ
たシートに硬質塩化ビニルシートの基材等とを積層密着
させようとしたが、熱圧着、熱ラミが不可能であった。
《比較例3》 ポリエチレンテレフタレート樹脂におい
てエチレングリコール成分の80%をシクロヘキサンジ
メタノールに置換した共重合ポリエステル樹脂成を押出
し法によりシート状に製膜し、厚さ0.15mmの透明
共重合樹脂シートを得た。この透明共重合樹脂シートに
実施例1と同様にして硬化塗膜10μmのハードコート
層を得た。実施例1と同様にして、得られたシートに硬
質塩化ビニルシートの基材等とを積層密着させようとし
たが、熱圧着、熱ラミが不可能であった。
【0016】表1に実施例及び比較例の評価結果を示
す。 表1 評価項目 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 比較例3 熱融着性 3.3 3.5 3.2 0 0 白化性 なし なし やや白化 なし なし 耐候性 0.6 0.5 2.2 0.6 2.4 塗膜密着性試験 ○ ○ × ○ ○ 熱融着性:下層着色層に半硬質塩化ビニルシート0.1
mmを用いた時、150℃、5kg/cm2で、3秒加
圧後の密着力を測定した。kg/cm巾で示し1.5以
上を合格とした。 白化性:180度に折り曲げた時の折り曲げ線の白化状
態を観察した。 耐候性:サンシャインウェザオーメーターにて200時
間照射し、前後の色彩の△Eを求めた。1.0以下を合
格とした。 塗膜密着性試験:JIS K5400により行い、塗膜
の剥がれが全く見られない場合を合格にした。
【0017】
【発明の効果】半硬質塩化ビニルシートの欠点である耐
候性、耐擦傷性、耐摩耗性に優れ、同時に従来の半硬質
塩化ビニルシート以外では得られなかったラミネート加
工性、真空成形絞り加工性、曲げ加工性等の加工性のよ
い、さらには折り曲げ白化性、は半硬質塩化ビニル透明
シートより優れた表層透明ハードコートシートを得るこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表層透明ハードコートシートの層断面
図である。
【図2】本発明の表層透明ハードコートシートを用いた
装飾表層用シートの層断面図である。
【符号の説明】
1.基材 2.基材に貼り合わせられた建装用複合シート 3.下層着色シート 4.印刷パターン層 5.表層透明ハードコートシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板もしくはパーチクルボート等の木材
    基材又は銅板アルミ等の金属基材に意匠性及び耐久性を
    向上させるため、基材の表面に貼り合わされる建装用複
    合シートの最表層に用いられる表装透明シートであっ
    て、該表装透明シートが、ポリエチレンテレフタレート
    樹脂のエチレングリコール成分の10〜70%をシクロ
    ヘキサンジメタノールに置換してなる共重合ポリエステ
    ル樹脂からなる厚み0.02〜0.3mmの透明共重合
    樹脂シート層と、該透明共重合樹脂シート層の表面に硬
    化性樹脂塗料を塗布硬化させて膜厚が2〜30μmのハ
    ードコート層からなることを特徴とする表層透明ハード
    コートシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984440B2 (en) 2002-02-07 2006-01-10 C.I. Kasei Company, Limited Decorative sheet and method for producing the same
US20130029143A1 (en) * 2010-04-08 2013-01-31 Lg Hausys, Ltd. Multilayer sheet for molding which is highly glossy even after a molding process, and method for preparing same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984440B2 (en) 2002-02-07 2006-01-10 C.I. Kasei Company, Limited Decorative sheet and method for producing the same
US20130029143A1 (en) * 2010-04-08 2013-01-31 Lg Hausys, Ltd. Multilayer sheet for molding which is highly glossy even after a molding process, and method for preparing same

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