JPH0985498A - プレス金型用カム - Google Patents

プレス金型用カム

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JPH0985498A
JPH0985498A JP26772595A JP26772595A JPH0985498A JP H0985498 A JPH0985498 A JP H0985498A JP 26772595 A JP26772595 A JP 26772595A JP 26772595 A JP26772595 A JP 26772595A JP H0985498 A JPH0985498 A JP H0985498A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムドライバのカムスライドのカム面への衝
突を和らげることができ、騒音と振動とを低減し得て、
プレス作業環境を向上し得る静音構造のプレス金型用カ
ムを提供する。 【解決手段】 プレス金型用カム1は、カム面2を有し
た移動自在なカムスライド3と、カム面2に当接してカ
ムスライド3を前進させるカムドライバ4と、カムドラ
イバ4の元の位置への復帰力をカムスライド3に伝達し
てカムスライド3を強制後退させる強制後退手段5と、
カムスライド3を元の位置に復帰させる復帰手段6と、
カム面2へのカムドライバ4の当接に先だってカムスラ
イド3を予備的に前進させる予備前進手段7とを具備し
ており、予備前進手段7は、係合部材51に形成された
案内カム面81と、カムドライバ4に回転自在に設けら
れたローラ82とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス金型用カム
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プレス金型用カムは、
通常、カム面を有した移動自在なカムスライドと、この
カムスライドのカム面に当接してカムスライドを移動さ
せるカムドライバと、カムドライバの元の位置への復帰
力をカムスライドに伝達してカムスライドを強制後退さ
せる強制後退手段と、カムスライドを元の位置に復帰さ
せる復帰手段とを具備している。
【0003】ところでかかるプレス金型用カムでは、カ
ムスライドを移動させる際には、上述の通り、カムドラ
イバをカムスライドのカム面に当接させるのであるが、
この当接において、カムドライバのカム面が静止したカ
ムスライドのカム面に全面的に勢いよく衝突するため、
大きな騒音と振動とを発生し、作業環境を劣悪なものと
している。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、カムドライバのカ
ムスライドのカム面への衝突を和らげることができ、騒
音と振動とを低減し得て、プレス作業環境を向上し得る
静音構造のプレス金型用カムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的とするところは、静音構
造である上に、型製作、保守、点検等において容易にカ
ムスライドのみの抜き取りを行うことができ、加えて、
占有スペースを小さくすることができるプレス金型用カ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によれば、カム面を有した移動自在なカムスラ
イドと、このカムスライドのカム面に当接してカムスラ
イドを前進させるカムドライバと、カムドライバの元の
位置への復帰力をカムスライドに伝達してカムスライド
を強制後退させる強制後退手段と、カムスライドを元の
位置に復帰させる復帰手段と、カムスライドのカム面へ
のカムドライバの当接に先だってカムスライドを予備的
に前進させる予備前進手段とを具備しており、強制後退
手段は、カムスライド及びカムドライバのうちいずれか
一方に形成された係合部と、一端がカムスライド及びカ
ムドライバのうちいずれか他方に取り付けられ、他端に
係合部に係合自在な係合部を有した係合部材とを具備し
ており、予備前進手段は、係合部材に形成された第一の
案内カム面と、カムスライドのカム面へのカムドライバ
の当接に先だって第一の案内カム面に当接するように、
カムスライド及びカムドライバのうちいずれか他方に設
けられた第二の案内カム面とを具備しており、第一の案
内カム面と第二の案内カム面とは、カムスライドを予備
的に前進させる際に、カムスライドのカム面の傾斜角よ
り小さい衝突角をもって互いに衝突するように形成され
ているプレス金型用カムが提供される。
【0007】また発明によれば前記目的を達成するた
め、上述のプレス金型用カムにおいて、復帰手段は、一
端がカムスライドに当接して、当該カムスライドに形成
された有底孔に配されたコイルスプリングと、このコイ
ルスプリングを保持する保持手段とを具備しており、保
持手段は、カムスライドを摺動自在に貫通し、かつコイ
ルスプリングに取り囲まれて有底孔を通って伸長したロ
ッドと、コイルスプリングの他端を受容すべく、有底孔
側におけるロッドの一端部に設けられたばね受とを具備
している。
【0008】第一及び第二の案内カム面のそれぞれは、
これに衝突する相手側の第二及び第一の案内カム面との
関連で、平坦面又は曲面のいずれであってもよく、平坦
面の場合、カムスライドのカム面の傾斜角より大きい傾
斜角をもった平坦面からなっていてもよく、そして曲面
の場合、凹曲面若しくは凸曲面又は円筒面からなってい
てもよい。案内カム面が平坦面又は曲面からなる場合、
案内カム面に続いて第三の案内カム面を更に具備させて
もよく、この第三の案内カム面を、カムスライドのカム
面の傾斜角より大きく、第一又は第二の案内カム面の傾
斜角より小さい傾斜角をもった平坦面から構成してもよ
い。一方、第一又は第二の案内カム面が円筒面からなる
場合、当該円筒面を回転自在としてもよい。
【0009】本発明の一つでは、予備前進手段は、カム
スライド及びカムドライバのうちいずれか他方に回転自
在に設けられたローラを具備しており、ローラの円筒外
周面を第二の案内カム面として用いている。
【0010】本発明では、カムスライドは、下置きカム
タイプであっても、吊りカムタイプであってもよく、下
置きカムタイプの場合、下型側の基台には矩形凹所が形
成されており、この矩形凹所にカムスライドが移動自在
に配され、吊りカムタイプの場合、上型側の基台には矩
形凹所が形成されており、この矩形凹所にカムスライド
が移動自在に配されている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。な
お、本発明はこれら実施例に何等限定されないのであ
る。
【0012】
【実施例】図1及び図2において、本例のプレス金型用
カム1は、カム面2を有したX方向(水平方向)に移動
自在なカムスライド3と、カムスライド3のカム面2に
当接してカムスライド3を前進(図1において右側に移
動)させるカムドライバ4と、カムドライバ4の元の位
置(図1に示す位置)への復帰力をカムスライド3に伝
達してカムスライド3を強制後退(後述する図5に示す
位置から左側への移動)させる強制後退手段5と、カム
スライド3を元の位置(図1に示す位置)に復帰させる
復帰手段6と、カムスライド3のカム面2へのカムドラ
イバ4の当接に先だってカムスライド3を予備的に前進
させる予備前進手段7とを具備している。
【0013】カムスライド3は、下部に有底孔11を有
した本体12と、本体12の下方の底壁13と両側壁1
4及び15とのそれぞれにねじ又はボルト16等に取り
付けられた滑り材17、18及び19とを具備してい
る。本例のカムスライド3は、下置きカムタイプであ
り、下型の基台21には矩形凹所22が形成されてお
り、矩形凹所22にカムスライド3がX方向に移動自在
に配されており、滑り材17、18及び19は、矩形凹
所22の底壁23と両側壁24及び25とにそれぞれX
方向に摺動自在に当接している。本体12の前面26
に、切刃等の工具が取り付けられる。
【0014】カムドライバ4は、上型の基台31に取り
付けられた本体32と、本体32の斜面にねじ又はボル
ト等により取り付けられた滑り材33とを具備してお
り、滑り材33の外面がカムスライド3のカム面2に当
接するカム面34を構成している。
【0015】強制後退手段5は、カムスライド3及びカ
ムドライバ4のうちいずれか一方、本例ではカムドライ
バ4の両側面41(一方は図示せず)にそれぞれ一体的
に形成された突部43からなる係合部44と、一端45
がカムスライド3及びカムドライバ4のうちいずれか他
方、本例ではカムスライド3の本体12の上方の両側面
46及び47に取り付けられ、他端48に係合部44に
それぞれ係合自在な突部49からなる係合部50を有し
た係合部材51とを具備している。係合部44と係合部
50との係合面55及び56は、カム面2の傾斜角αと
実質同一の傾斜角βをもって形成されている。
【0016】復帰手段6は、一端61が有底孔11にお
いてカムスライド3の本体12に当接して、当該カムス
ライド3に形成された有底孔11に配されたコイルスプ
リング62と、コイルスプリング62を保持する保持手
段63とを具備している。保持手段63は、カムスライ
ド3の本体12に形成された貫通孔64を摺動自在に貫
通し、かつコイルスプリング62に取り囲まれて有底孔
11を通って伸長したロッド65と、コイルスプリング
62の他端66を受容すべく、有底孔11側におけるロ
ッド65の一端部67に螺合して設けられたばね受68
と、ロッド65の段部69とばね受68との間に配され
たカラー70とを具備している。貫通孔64において、
ロッド65と本体12との間には、カムスライド3のX
方向の移動を滑らかにするブッシュ71が本体12に固
着されて設けられている。ロッド65の他端部72に
は、本体12からのロッド65の抜けを防止する膨大部
73が形成されており、本体12には、カムスライド3
が元の位置に復帰された際に膨大部73を受容する凹所
74が形成されている。ロッド65は、矩形凹所22の
前壁75と後壁76との間に配されており、前壁75に
ばね受68が当接し得るようになっており、後壁76と
の間に、隙間Gをもって膨大部73が配されている。
【0017】カムスライド3の本体12の下方の両側壁
14及び15にはそれぞれ、段部77及び78が形成さ
れており、段部77及び78にそれぞれ係合して、カム
スライド3をX方向に移動自在に保持する保持板79が
ねじ又はボルト80等により基台21に固着されて設け
られている。
【0018】予備前進手段7は、係合部材51の他端4
8上面に形成された第一の案内カム面81と、カムドラ
イバ4の本体32に回転自在に設けられたローラ82と
を具備しており、回転自在なローラ82の円筒外周面8
3が第二の案内カム面84として構成されている。ロー
ラ82は、カムスライド3のカム面2へのカム面34の
当接に先だってその円筒外周面83が案内カム面81に
当接するように、カムドライバ4に設けられており、案
内カム面81は、カムスライド3のカム面2の傾斜角α
より大きい傾斜角γをもった平坦面からなり、これによ
り案内カム面81と案内カム面84とは、カムスライド
3を予備的に前進させる際に、カムスライド3のカム面
2の傾斜角より小さい衝突角をもって互いに衝突するよ
うになっている。係合部材51の他端48上面には、案
内カム面81に続いて第三の案内カム面85が形成され
ており、案内カム面85は、カムスライド3のカム面2
の傾斜角より大きく、案内カム面81の傾斜角より小さ
い傾斜角をもった平坦面からなっている。
【0019】以上のように下型の基台21に置かれてな
る下置きタイプのカムスライド3を具備したプレス金型
用カム1では、図1に示すように、カムドライバ4が上
昇位置に配されている際には、カムスライド3は、コイ
ルスプリング62の弾性力により元の位置に復帰されて
いる。カムドライバ4が油圧ラム等の作動により鉛直方
向において下降されると、先ず、図3に示すように、ロ
ーラ82の円筒外周面83が案内カム面81に当接す
る。案内カム面81がカムスライド3のカム面2の傾斜
角αより大きい傾斜角γをもった平坦面からなるため、
ローラ82は、その円筒外周面83において、カムスラ
イド3のカム面2の傾斜角より小さい衝突角をもって案
内カム面81に衝突し、その後、案内カム面81上の回
転では、低速でカムスライド3をコイルスプリング62
の弾性力に抗して前進させる。カムドライバ4の下降と
共にカムスライド3が低速移動されて、ローラ82が案
内カム面85に至って、図4に示すように、この上を回
転し始めると、カムドライバ4のカム面34がカムスラ
イド3のカム面2に当接し、これによりカムドライバ4
の更なる下降と共にカムスライド3は、コイルスプリン
グ62の弾性力に抗してX方向により高速で移動され
て、これと共に、係合部50の係合部44への係合を生
起させて、図5に示す位置に配される。カムスライド3
のX方向の移動において、カムスライド3の前面26に
装着された工具により、工作物に穴明け等を含むプレス
加工が施される。
【0020】プレス加工完了後、カムドライバ4が上昇
されることにより、図1に示すように、カムスライド3
もまたコイルスプリング62の弾性力より元の位置に復
帰される。カムドライバ4の初期上昇においては、係合
面55と56との間に相対的滑りが生じて、係合面56
は係合面55から外れるが、この期間、カムドライバ4
の上昇力が係合部材51を介してカムスライド3に伝達
されて、カムスライド3は強制的に元の位置に向かって
移動される。このカムスライド3の強制的な移動は、工
具が工作物から容易に離脱しない場合に行われ、通常、
カムスライド3はコイルスプリング62の弾性力により
元の位置に移動される。
【0021】ところでプレス金型用カム1では、以上の
ように、カムスライド3のカム面2の傾斜角αより小さ
い衝突角をもってローラ82をその円筒外周面83にお
いて案内カム面81に衝突させるようにしているため、
衝突音及び振動を小さくすることができ、また、カムド
ライバ4のカム面34を既に移動するカムスライド3の
カム面2に当接させるようにしているため、これによっ
てもカム面34のカム面2への衝突音を小さくすること
ができる上に、衝突による振動を低減し得る。
【0022】更にプレス金型用カム1では、ねじ又はボ
ルト80等を緩めて保持板79を取り外すことにより、
カムスライド3を基台21から簡単に抜き取ることがで
き、カムスライド3の取付け、取外しを極めて簡単、容
易に行うことができる。また、本体12の底壁13と両
側壁14及び15とのそれぞれに滑り材17、18及び
19を取り付けて、これらによりカムスライド3をX方
向に移動自在に支持し得るため、カムスライド3のX方
向の移動が安定になされ、而してカムスライド3による
加工が正確になされる。しかも復帰手段6をほぼカムス
ライド3の下部に装着しているため、占有スペースを小
さくすることができ、コンパクトなプレス金型用カムを
提供することができる。
【0023】以上の例はカムスライド3を下置きカムタ
イプで構成したプレス金型用カムであるが、これに代え
て、図6及び図7に示すように、カムスライド3を、吊
りカムタイプで構成してもよい。図6及び図7に示すプ
レス金型用カム91では、カムドライバ4は下型の基台
21に取り付けられ、上型側の基台31に矩形凹所23
が形成され、矩形凹所23に、上述と同様にして、カム
スライド3がY方向に移動自在に配されてている。その
他はプレス金型用カム1と同様に形成されている。
【0024】プレス金型用カム91では、カムスライド
3が基台31の鉛直方向における下降及び上昇と共に同
じく下降及び上昇され、この下降及び上昇においてカム
スライド3がY方向に移動されて、これによりプレス金
型用カム1と同様の作用効果を奏し得る。
【0025】なお、図6に示すように、案内カム面81
と85とを、互いに滑らかに連続して形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カムドラ
イバのカムスライドのカム面への衝突を和らげることが
でき、騒音と振動とを低減し得て、プレス作業環境を向
上し得る静音構造のプレス金型用カムを提供することが
できる。また、静音構造とし得る上に、型製作、保守、
点検等において容易にカムスライドのみの抜き取りを行
うことができ、加えて、占有スペースを小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の側面説明図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の正面説明図ある。
【図3】図1に示す実施例の動作説明図である。
【図4】図1に示す実施例の動作説明図である。
【図5】図1に示す実施例の動作説明図である。
【図6】本発明の好ましい他の実施例の側面説明図であ
る。
【図7】図6に示す実施例の正面説明図である。
【符号の説明】
1 プレス金型用カム 2 カム面 3 カムスライド 4 カムドライバ 5 強制後退手段 6 復帰手段 7 予備前進手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム面を有した移動自在なカムスライド
    と、このカムスライドのカム面に当接してカムスライド
    を前進させるカムドライバと、カムドライバの元の位置
    への復帰力をカムスライドに伝達してカムスライドを強
    制後退させる強制後退手段と、カムスライドを元の位置
    に復帰させる復帰手段と、カムスライドのカム面へのカ
    ムドライバの当接に先だってカムスライドを予備的に前
    進させる予備前進手段とを具備しており、強制後退手段
    は、カムスライド及びカムドライバのうちいずれか一方
    に形成された係合部と、一端がカムスライド及びカムド
    ライバのうちいずれか他方に取り付けられ、他端に係合
    部に係合自在な係合部を有した係合部材とを具備してお
    り、予備前進手段は、係合部材に形成された第一の案内
    カム面と、カムスライドのカム面へのカムドライバの当
    接に先だって第一の案内カム面に当接するように、カム
    スライド及びカムドライバのうちいずれか他方に設けら
    れた第二の案内カム面とを具備しており、第一の案内カ
    ム面と第二の案内カム面とは、カムスライドを予備的に
    前進させる際に、カムスライドのカム面の傾斜角より小
    さい衝突角をもって互いに衝突するように形成されてい
    るプレス金型用カム。
  2. 【請求項2】 復帰手段は、一端がカムスライドに当接
    して、当該カムスライドに形成された有底孔に配された
    コイルスプリングと、このコイルスプリングを保持する
    保持手段とを具備しており、保持手段は、カムスライド
    を摺動自在に貫通し、かつコイルスプリングに取り囲ま
    れて有底孔を通って伸長したロッドと、コイルスプリン
    グの他端を受容すべく、有底孔側におけるロッドの一端
    部に設けられたばね受とを具備している請求項1に記載
    のプレス金型用カム。
  3. 【請求項3】 第一の案内カム面は、平坦面又は曲面か
    らなる請求項1又は2に記載のプレス金型用カム。
  4. 【請求項4】 第一の案内カム面は、カムスライドのカ
    ム面の傾斜角より大きい傾斜角をもった平坦面からなる
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
  5. 【請求項5】 予備前進手段は、第一の案内カム面に続
    いて第三の案内カム面を更に具備しており、第三の案内
    カム面は、カムスライドのカム面の傾斜角より大きく、
    第一の案内カム面の傾斜角より小さい傾斜角をもった平
    坦面からなる請求項4に記載のプレス金型用カム。
  6. 【請求項6】 第一の案内カム面は、円筒面からなる請
    求項1から3のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
  7. 【請求項7】 円筒面は、回転自在である請求項5に記
    載のプレス金型用カム。
  8. 【請求項8】 第二の案内カム面は、平坦面又は曲面か
    らなる請求項1から7のいずれか一項に記載のプレス金
    型用カム。
  9. 【請求項9】 第二の案内カム面は、カムスライドのカ
    ム面の傾斜角より大きい傾斜角をもった平坦面からなる
    請求項1から8のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
  10. 【請求項10】 予備前進手段は、第二の案内カム面に
    続いて第三の案内カム面を更に具備しており、第三の案
    内カム面は、カムスライドのカム面の傾斜角より大き
    く、第二の案内カム面の傾斜角より小さい傾斜角をもっ
    た平坦面からなる請求項9に記載のプレス金型用カム。
  11. 【請求項11】 第二の案内カム面は、円筒面からなる
    請求項1から8のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
  12. 【請求項12】 第二の案内カム面を構成する円筒面
    は、回転自在である請求項11に記載のプレス金型用カ
    ム。
  13. 【請求項13】 予備前進手段は、カムスライド及びカ
    ムドライバのうちいずれか他方に回転自在に設けられた
    ローラを具備しており、ローラの円筒外周面を第二の案
    内カム面として用いている請求項1から5のいずれか一
    項に記載のプレス金型用カム。
  14. 【請求項14】 カムスライドは、下置きカムタイプで
    あり、下型側の基台には矩形凹所が形成されており、こ
    の矩形凹所にカムスライドが移動自在に配されている請
    求項1から13のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
  15. 【請求項15】 カムスライドは、吊りカムタイプであ
    り、上型側の基台には矩形凹所が形成されており、この
    矩形凹所にカムスライドが移動自在に配されている請求
    項1から13のいずれか一項に記載のプレス金型用カ
    ム。
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