JPH0985307A - 連続熱間圧延における金属片の接合方法および装置 - Google Patents
連続熱間圧延における金属片の接合方法および装置Info
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- JPH0985307A JPH0985307A JP23870895A JP23870895A JPH0985307A JP H0985307 A JPH0985307 A JP H0985307A JP 23870895 A JP23870895 A JP 23870895A JP 23870895 A JP23870895 A JP 23870895A JP H0985307 A JPH0985307 A JP H0985307A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】先行金属片の後端部と後行金属片の先端部をそ
れぞれ切断したのち、各金属片の先端部、後端部を加熱
し相互に押圧して接合するに当たり、金属片の加熱に際
してその表裏のいずれか一方については先行金属片の端
部近傍から後行金属片の端部近傍に跨がる全域にて、そ
の表裏のもう一方については接合予定部を除く各金属片
の端部近傍域にてそれぞれ挟圧支持する。 【効果】金属片の接合に際して発生が懸念されたクラン
プの挟持部における溶損や破損が回避でき、生産性の高
い連続熱間圧延が実現できる。
れぞれ切断したのち、各金属片の先端部、後端部を加熱
し相互に押圧して接合するに当たり、金属片の加熱に際
してその表裏のいずれか一方については先行金属片の端
部近傍から後行金属片の端部近傍に跨がる全域にて、そ
の表裏のもう一方については接合予定部を除く各金属片
の端部近傍域にてそれぞれ挟圧支持する。 【効果】金属片の接合に際して発生が懸念されたクラン
プの挟持部における溶損や破損が回避でき、生産性の高
い連続熱間圧延が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートバー、スラ
ブ、ビレットあるいはブルーム等の金属片を数本から数
十本にわたり連続して熱間圧延するのに適した金属片の
接合方法およびその装置に関するものである。
ブ、ビレットあるいはブルーム等の金属片を数本から数
十本にわたり連続して熱間圧延するのに適した金属片の
接合方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属片(例えば鋼、アルミニウ
ム、銅等)の熱間圧延ラインでは圧延すべき金属片を一
本毎に加熱、粗圧延、仕上げ圧延して所定の厚さになる
板材に仕上げていたが、このような圧延方式は、仕上げ
圧延での、圧延素材の噛み込み不良によるラインの停止
が避けられず、また、該素材の先端部および後端部の形
状不良に起因した歩留り低下も著しい不利があった。
ム、銅等)の熱間圧延ラインでは圧延すべき金属片を一
本毎に加熱、粗圧延、仕上げ圧延して所定の厚さになる
板材に仕上げていたが、このような圧延方式は、仕上げ
圧延での、圧延素材の噛み込み不良によるラインの停止
が避けられず、また、該素材の先端部および後端部の形
状不良に起因した歩留り低下も著しい不利があった。
【0003】このため、最近では図1に示すような設備
を用い、仕上げ圧延に先立って圧延すべき金属片をその
先端、後端でつなぎ合わせて熱間圧延ラインに連続的に
供給して圧延を行うようにした、いわゆるエンドレス圧
延が実施されるようになってきており、この点に関する
先行文献としては、例えば、特開昭58-122109 号公報,
特開昭62-234679 号公報等が参照される。
を用い、仕上げ圧延に先立って圧延すべき金属片をその
先端、後端でつなぎ合わせて熱間圧延ラインに連続的に
供給して圧延を行うようにした、いわゆるエンドレス圧
延が実施されるようになってきており、この点に関する
先行文献としては、例えば、特開昭58-122109 号公報,
特開昭62-234679 号公報等が参照される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エンドレス圧延の実施
に当たっては、スケールブレーカbおよび熱間仕上げ圧
延機1(F1,F2, F3---) の入側で、まず、金属片S1 ,
S2 のそれぞれの端部を切断装置2(ドラムシャー等)
にて所定の形状に切断し、先行金属片S1 の後端と後行
金属片S2 の先端とを微小なギャップを開けて対向配置
したのち、その近傍域を走行可能な接合装置3に搭載し
た図2に示すようなクランプ3a, 3bにて板厚方向に
おいて挟圧支持するとともに、その状態で接合予定部の
直上と直下の少なくとも一方に位置させた誘導加熱用の
インダクター4にて誘導加熱しながら、または、誘導加
熱したのち、押圧手段(図示はしないがクランプ3a,
3bを相互に近接するように移動させることができる)
にて図3に示すように両金属片を相互に押圧して接合、
次いで熱間圧延を行うことを通例としていた。
に当たっては、スケールブレーカbおよび熱間仕上げ圧
延機1(F1,F2, F3---) の入側で、まず、金属片S1 ,
S2 のそれぞれの端部を切断装置2(ドラムシャー等)
にて所定の形状に切断し、先行金属片S1 の後端と後行
金属片S2 の先端とを微小なギャップを開けて対向配置
したのち、その近傍域を走行可能な接合装置3に搭載し
た図2に示すようなクランプ3a, 3bにて板厚方向に
おいて挟圧支持するとともに、その状態で接合予定部の
直上と直下の少なくとも一方に位置させた誘導加熱用の
インダクター4にて誘導加熱しながら、または、誘導加
熱したのち、押圧手段(図示はしないがクランプ3a,
3bを相互に近接するように移動させることができる)
にて図3に示すように両金属片を相互に押圧して接合、
次いで熱間圧延を行うことを通例としていた。
【0005】ところで、このような工程を経る金属片の
熱間圧延においては、金属片の突き合わせに際して高い
精度 (上下あるいは左右の位置ずれ等を小さくする) が
要求されるところ、金属片の切断においては作業効率の
改善を図る点から図4に示すようなドラムシャー等のク
ロップシャーを使用していたため、その端部が図5に示
すように上あるいは下に反り、板厚方向における実質的
な接合面積が減少し、接合処理に引き続く仕上げ圧延時
において接合部が図6に示すように母材へ倒れ込み、こ
れを原因として板が破断する不都合があった。
熱間圧延においては、金属片の突き合わせに際して高い
精度 (上下あるいは左右の位置ずれ等を小さくする) が
要求されるところ、金属片の切断においては作業効率の
改善を図る点から図4に示すようなドラムシャー等のク
ロップシャーを使用していたため、その端部が図5に示
すように上あるいは下に反り、板厚方向における実質的
な接合面積が減少し、接合処理に引き続く仕上げ圧延時
において接合部が図6に示すように母材へ倒れ込み、こ
れを原因として板が破断する不都合があった。
【0006】仕上げ圧延中における板の破断を回避する
ことについては、先行金属片S1 の後端から後行金属片
S2 の先端に至るまでの領域を図7a〜cに示すように
クランプ3a, 3bに設けた挟持部e1,e2 によって挟
圧支持する提案 (PCT/JP94/00968号, 国際公開WO94/290
40号参照) がなされていて、これによって金属片の切断
時に生じた反りに由来した上下のずれ (目違い) を著し
く減少することができるようになってきた(図3のd参
照)。
ことについては、先行金属片S1 の後端から後行金属片
S2 の先端に至るまでの領域を図7a〜cに示すように
クランプ3a, 3bに設けた挟持部e1,e2 によって挟
圧支持する提案 (PCT/JP94/00968号, 国際公開WO94/290
40号参照) がなされていて、これによって金属片の切断
時に生じた反りに由来した上下のずれ (目違い) を著し
く減少することができるようになってきた(図3のd参
照)。
【0007】しかしながら、この方式は電気的な短絡防
止を兼ねた耐熱性、耐衝撃性、熱間強度を有する絶縁材
c(窒化けい素等のセラミック)を金属片と挟持部との
接触領域に介在させるため、金属片の押圧時に図7cに
示すように突き合わせ部から溶融メタルが押し出され際
に、これが絶縁材cに付着して溶損を引き起こす懸念が
あること、また、押圧に伴う局所的な増厚変形によって
クランプのとくに挟持部e1 に過負荷が加わり過大なモ
ーメントが発生し、それが早期のうちに破損する不具合
があった。
止を兼ねた耐熱性、耐衝撃性、熱間強度を有する絶縁材
c(窒化けい素等のセラミック)を金属片と挟持部との
接触領域に介在させるため、金属片の押圧時に図7cに
示すように突き合わせ部から溶融メタルが押し出され際
に、これが絶縁材cに付着して溶損を引き起こす懸念が
あること、また、押圧に伴う局所的な増厚変形によって
クランプのとくに挟持部e1 に過負荷が加わり過大なモ
ーメントが発生し、それが早期のうちに破損する不具合
があった。
【0008】この発明の目的は、金属片を突き合わせ接
合する場合に避けられない目違いを装置の破損等を伴う
ことなしに長期間にわたって軽減できる新規な方法およ
び装置を提案するところにある。
合する場合に避けられない目違いを装置の破損等を伴う
ことなしに長期間にわたって軽減できる新規な方法およ
び装置を提案するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、先行金属片
の後端部と後行金属片の先端部をそれぞれ切断したの
ち、各金属片の端部を加熱し相互に押圧して接合するに
当たり、金属片の加熱に際してその表裏のいずれか一方
については先行金属片の端部近傍から後行金属片の端部
近傍に跨がる全域にて、その表裏のもう一方については
接合予定部を除く各金属片の端部近傍域にてそれぞれ挟
圧支持することを特徴とする連続熱間圧延における金属
片の接合方法であり、先行金属片の端部近傍から後行金
属片の端部近傍に跨がる全域を、切断により端部が最も
大きく反った方とするのがよい。
の後端部と後行金属片の先端部をそれぞれ切断したの
ち、各金属片の端部を加熱し相互に押圧して接合するに
当たり、金属片の加熱に際してその表裏のいずれか一方
については先行金属片の端部近傍から後行金属片の端部
近傍に跨がる全域にて、その表裏のもう一方については
接合予定部を除く各金属片の端部近傍域にてそれぞれ挟
圧支持することを特徴とする連続熱間圧延における金属
片の接合方法であり、先行金属片の端部近傍から後行金
属片の端部近傍に跨がる全域を、切断により端部が最も
大きく反った方とするのがよい。
【0010】また、この発明は、金属片の端部を加熱す
る加熱手段と、先行金属片および後行金属片をそれぞれ
上下に挟み金属片の端部へ向けて突出した挟持部を有す
る二組のクランプと、これらのクランプによる挟圧保持
下に金属片の少なくとも一方を他方へ向け移動させる押
圧手段を備えた金属片の接合装置であって、クランプの
うちの一組は、先行金属片の端部近傍域から後行金属片
の端部近傍に跨がる全域に接する挟持部と先行金属片ま
たは後行金属片の端部近傍域に接して挟圧支持する上下
で一組になる挟持部とを備え、もう一組のクランプは、
先行金属片または後行金属片の端部近傍域をその表裏で
接して挟圧支持する挟持部を有する、ことを特徴とする
接合装置である。
る加熱手段と、先行金属片および後行金属片をそれぞれ
上下に挟み金属片の端部へ向けて突出した挟持部を有す
る二組のクランプと、これらのクランプによる挟圧保持
下に金属片の少なくとも一方を他方へ向け移動させる押
圧手段を備えた金属片の接合装置であって、クランプの
うちの一組は、先行金属片の端部近傍域から後行金属片
の端部近傍に跨がる全域に接する挟持部と先行金属片ま
たは後行金属片の端部近傍域に接して挟圧支持する上下
で一組になる挟持部とを備え、もう一組のクランプは、
先行金属片または後行金属片の端部近傍域をその表裏で
接して挟圧支持する挟持部を有する、ことを特徴とする
接合装置である。
【0011】
【作用】金属片の接合に際してその表裏のいずれか一方
については先行金属片の端部近傍から後行金属片の端部
近傍に跨がる全域にて、その表裏のもう一方については
接合予定部を除く各金属片の端部近傍域にてそれぞれ挟
圧支持するようにしたので、金属片の押圧による増厚変
形が生じても金属片の表裏のいずれか一方についき増厚
分あるいは押し出された溶融メタルを逃がす領域が存在
し挟持部を含むクランプにおいて過大なモーメントが生
じることがなく、溶融メタルの漏洩によってそれがクラ
ンプに付着することもない。
については先行金属片の端部近傍から後行金属片の端部
近傍に跨がる全域にて、その表裏のもう一方については
接合予定部を除く各金属片の端部近傍域にてそれぞれ挟
圧支持するようにしたので、金属片の押圧による増厚変
形が生じても金属片の表裏のいずれか一方についき増厚
分あるいは押し出された溶融メタルを逃がす領域が存在
し挟持部を含むクランプにおいて過大なモーメントが生
じることがなく、溶融メタルの漏洩によってそれがクラ
ンプに付着することもない。
【0012】上記の構成になる接合装置において、加熱
手段としては、金属片をその厚さ方向において挟む一対
の磁極を有する誘導加熱用のインダクター(鉄心+コイ
ル)や、フラッシュバット溶接あるいは直接通電加熱、
ガスバーナーあるいはレーザーが適用できる。また、押
圧手段としては、クランプに連結した液圧シリンダ(油
圧シリンダ)やリンク機構を用いることができる。
手段としては、金属片をその厚さ方向において挟む一対
の磁極を有する誘導加熱用のインダクター(鉄心+コイ
ル)や、フラッシュバット溶接あるいは直接通電加熱、
ガスバーナーあるいはレーザーが適用できる。また、押
圧手段としては、クランプに連結した液圧シリンダ(油
圧シリンダ)やリンク機構を用いることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明を詳細に説明す
る。
る。
【0014】この発明では、上掲図1に示した設備を構
成するもののうち、とくに接合装置3のクランプに工夫
を加えたものであって、その要部の構成についての作動
状況を図8a〜cに示す。
成するもののうち、とくに接合装置3のクランプに工夫
を加えたものであって、その要部の構成についての作動
状況を図8a〜cに示す。
【0015】図におけるクランプ3a,3bのうちこの
例では、クランプ3aは後行金属片S2 の端部近傍域か
ら先行金属片S1 の端部近傍に跨がる全域に接する挟持
部A 1 と先行金属片S1 または後行金属片の端部近傍域
に接する挟持部A2 を有し、クランプ3bは先行金属片
S1 または後行金属片S2 の端部近傍域の表裏に接して
挟圧支持する上下で一組になる挟持部B1 ,B2 を有す
る。
例では、クランプ3aは後行金属片S2 の端部近傍域か
ら先行金属片S1 の端部近傍に跨がる全域に接する挟持
部A 1 と先行金属片S1 または後行金属片の端部近傍域
に接する挟持部A2 を有し、クランプ3bは先行金属片
S1 または後行金属片S2 の端部近傍域の表裏に接して
挟圧支持する上下で一組になる挟持部B1 ,B2 を有す
る。
【0016】上掲図1に示した如く、巻き取り巻戻し機
5よって巻き戻された金属片S1 ,S2 のそれぞれの端
部は切断装置2によって切断、所定の平面形状に成形さ
れ、接合装置3のクランプ3aおよび3bによって図8
a〜cの如き工程を経て挟圧支持され、インダクタ4に
て先行金属片S1 の後端部と後行金属片S2 の先端部が
それぞれ加熱される。
5よって巻き戻された金属片S1 ,S2 のそれぞれの端
部は切断装置2によって切断、所定の平面形状に成形さ
れ、接合装置3のクランプ3aおよび3bによって図8
a〜cの如き工程を経て挟圧支持され、インダクタ4に
て先行金属片S1 の後端部と後行金属片S2 の先端部が
それぞれ加熱される。
【0017】ここに、金属片の裏面については後行金属
片S2 の端部近傍から先行金属片S 1 の端部近傍に跨が
る全域に挟持部A1 が、また、挟持部A2 および挟持部
B1,B2 については接合予定部を除く各金属片S1 ,
S2 の端部近傍域にそれぞれ配置され金属片S1 ,S2
を挟圧支持するため、金属片S1 ,S2 を押圧すると、
図8cに示すように押圧の際に溶融メタルが押し出され
ても挟持部A2 と挟持部B1 との間にはある程度の間隔
が存在することになるのでメタルはこの領域に押し出さ
れることになり、増厚変形分もここで吸収されることに
なる。
片S2 の端部近傍から先行金属片S 1 の端部近傍に跨が
る全域に挟持部A1 が、また、挟持部A2 および挟持部
B1,B2 については接合予定部を除く各金属片S1 ,
S2 の端部近傍域にそれぞれ配置され金属片S1 ,S2
を挟圧支持するため、金属片S1 ,S2 を押圧すると、
図8cに示すように押圧の際に溶融メタルが押し出され
ても挟持部A2 と挟持部B1 との間にはある程度の間隔
が存在することになるのでメタルはこの領域に押し出さ
れることになり、増厚変形分もここで吸収されることに
なる。
【0018】仕上げ圧延時の板の破断を防止するために
は目違い量dは仕上げ板厚によっても異なるが、板厚の
約10%以下とするのが望ましい。
は目違い量dは仕上げ板厚によっても異なるが、板厚の
約10%以下とするのが望ましい。
【0019】切断装置2によって先行金属片S1 の後端
および後行金属片S2 の先端部を切断した場合における
先行鋼片S1 の後端部における反りと後行金属片S2 先
端に生じる反りとでは反対方向であり、その程度も差異
がある。例えば図4に示したような刃を備えたドラムシ
ャーの如き切断装置を用いて金属片を切断した場合には
後行金属片S2 の先端に生じる反りの方が先行金属片S
1 の後端に生じる反りに比較してその程度、曲率とも大
きい。これは、先行金属片S1 の後端を切断する際に、
先行金属片S1 が切断装置2の出側におけるテーブルロ
ーラで支持されるのに対して後行金属片S2 の先端の切
断の際には、後行金属片S2 はその自重によってのみ支
持されているためである。すなわち、後行金属片S2 の
先端の切断時には金属片先端に働くモーメントによって
後行金属片が持ち上がることにより、反りの程度、反り
の曲率ともに大きくなるからである。
および後行金属片S2 の先端部を切断した場合における
先行鋼片S1 の後端部における反りと後行金属片S2 先
端に生じる反りとでは反対方向であり、その程度も差異
がある。例えば図4に示したような刃を備えたドラムシ
ャーの如き切断装置を用いて金属片を切断した場合には
後行金属片S2 の先端に生じる反りの方が先行金属片S
1 の後端に生じる反りに比較してその程度、曲率とも大
きい。これは、先行金属片S1 の後端を切断する際に、
先行金属片S1 が切断装置2の出側におけるテーブルロ
ーラで支持されるのに対して後行金属片S2 の先端の切
断の際には、後行金属片S2 はその自重によってのみ支
持されているためである。すなわち、後行金属片S2 の
先端の切断時には金属片先端に働くモーメントによって
後行金属片が持ち上がることにより、反りの程度、反り
の曲率ともに大きくなるからである。
【0020】金属片の材質や板厚等によって多少の相違
はあるものの、切断装置2の切断刃の配置や形状ならび
にテーブルローラの配置が一定であれば上述の如き先行
金属片の反りと後行金属片の反りの大小関係は不変であ
る。したがって、上記のように後行金属片の反り量が大
きい場合にはその反っている側に先行金属片S1 から後
行金属片S2 に跨がるような長さを有する挟持部を配置
する。
はあるものの、切断装置2の切断刃の配置や形状ならび
にテーブルローラの配置が一定であれば上述の如き先行
金属片の反りと後行金属片の反りの大小関係は不変であ
る。したがって、上記のように後行金属片の反り量が大
きい場合にはその反っている側に先行金属片S1 から後
行金属片S2 に跨がるような長さを有する挟持部を配置
する。
【0021】とくに、クランプ3aの挟持部のうちA1
を、切断によって大きく反った側に位置するようにして
おくと、自重による反りを防止できるとともに、金属片
の端部は高温なので挟持部A2 を金属片に当てただけで
反りをある程度軽減するのに有利であり、矯正効果をよ
り一層高めることができる。
を、切断によって大きく反った側に位置するようにして
おくと、自重による反りを防止できるとともに、金属片
の端部は高温なので挟持部A2 を金属片に当てただけで
反りをある程度軽減するのに有利であり、矯正効果をよ
り一層高めることができる。
【0022】なお、図8a〜cのような構成において
は、先行金属片S1 の最後端は上側に反るので挟持部A
1 を単に当てただけでは反りを軽減することはできない
が、その反りは小さく、クランプ3bによる挟圧支持と
挟持部B1 ,A1 ,B2 にて挟み込むことになるので、
金属片を押圧してその端部を突き合わせする状態では極
めて小さくなり、圧延中における破断原因となる目違い
は軽減されたものとなる。
は、先行金属片S1 の最後端は上側に反るので挟持部A
1 を単に当てただけでは反りを軽減することはできない
が、その反りは小さく、クランプ3bによる挟圧支持と
挟持部B1 ,A1 ,B2 にて挟み込むことになるので、
金属片を押圧してその端部を突き合わせする状態では極
めて小さくなり、圧延中における破断原因となる目違い
は軽減されたものとなる。
【0023】先行金属片の反りと後行金属片の反りの大
小関係は切断刃の配置や形状ならびに切断装置前後のロ
ーラの配置等により異なるので、切断後における金属片
の反る向き、それも反りが大きい方に挟持部A1 が位置
するようにすることが肝要である。挟持部A2 とB1 と
の間隔(図8L)は両鋼片の突合せ部にそれぞれの挟持
部が接触しない限りにおいて極力近接させることが望ま
しいが、金属片板厚の10倍程度の間隔であれば充分な
効果が得られる。
小関係は切断刃の配置や形状ならびに切断装置前後のロ
ーラの配置等により異なるので、切断後における金属片
の反る向き、それも反りが大きい方に挟持部A1 が位置
するようにすることが肝要である。挟持部A2 とB1 と
の間隔(図8L)は両鋼片の突合せ部にそれぞれの挟持
部が接触しない限りにおいて極力近接させることが望ま
しいが、金属片板厚の10倍程度の間隔であれば充分な
効果が得られる。
【0024】図8の例では、挟持部A1 は後行金属片S
2 を挟圧支持するクランプ3aに設けた場合について示
したが、これは先行金属片S1 を挟圧支持するクランプ
3bに設けてもよい。なお、この場合、先行金属片S1
をクランプ3bによって先に挟圧支持し、次いで後行金
属片S2 をクランプ3aによって挟圧支持すると後行金
属片S2 の先端は下側に反るのが普通であるから後行金
属片S2 を先行金属片S1 に接近させる際に挟持部A1
に衝突することも懸念されるので、このような構成をと
る場合には先行金属片S1 の後端と後行鋼片S2 の先端
が近接した状態でクランプ3a,3bにて同時に挟圧支
持する必要がある。
2 を挟圧支持するクランプ3aに設けた場合について示
したが、これは先行金属片S1 を挟圧支持するクランプ
3bに設けてもよい。なお、この場合、先行金属片S1
をクランプ3bによって先に挟圧支持し、次いで後行金
属片S2 をクランプ3aによって挟圧支持すると後行金
属片S2 の先端は下側に反るのが普通であるから後行金
属片S2 を先行金属片S1 に接近させる際に挟持部A1
に衝突することも懸念されるので、このような構成をと
る場合には先行金属片S1 の後端と後行鋼片S2 の先端
が近接した状態でクランプ3a,3bにて同時に挟圧支
持する必要がある。
【0025】挟持部A1 ,A2 ,B1 ,B2 を構成する
素材としてはSUS304 やチタン、タングステン等が適用
できる。
素材としてはSUS304 やチタン、タングステン等が適用
できる。
【0026】金属片の加熱に際してインダクターを用い
た誘導加熱方式を適用する場合においては、両金属片に
跨がって挟圧支持すると挟持部を通して金属片の相互間
に誘導電流が流れて端部を効果的に加熱、昇温すること
ができない事態も想定されので、挟持部A1 ,A2 ,B
1 ,B2 と金属片S1 ,S2 の相互間には、絶縁材を配
置する必要がある。
た誘導加熱方式を適用する場合においては、両金属片に
跨がって挟圧支持すると挟持部を通して金属片の相互間
に誘導電流が流れて端部を効果的に加熱、昇温すること
ができない事態も想定されので、挟持部A1 ,A2 ,B
1 ,B2 と金属片S1 ,S2 の相互間には、絶縁材を配
置する必要がある。
【0027】絶縁材としては金属片の温度が高くなり一
部溶融したものも存在するので耐熱性、耐熱衝撃性、熱
間強度を有するセラミック等(窒化けい素等)を用いる
のが好適である。
部溶融したものも存在するので耐熱性、耐熱衝撃性、熱
間強度を有するセラミック等(窒化けい素等)を用いる
のが好適である。
【0028】挟持部A1 ,A2 ,B1 ,B2 の平面形状
は、金属片の幅方向に沿って間隔をおいて櫛歯状に切り
欠いた切り欠部を形成した構造とするのが好ましい。と
いうのは、金属片の幅方向の全域にわたって拘束するよ
うにしても同様の効果を得ることができるが、とくに加
熱装置として誘導加熱を行うインダクターを用いる場合
には、この挟持部に誘導電流が流れ金属片S1 ,S2 と
ともに加熱されてしまい、加熱効率が低下するだけでな
く、挟持部が破損したり金属片に溶着してしまう等のお
それがあるからである。
は、金属片の幅方向に沿って間隔をおいて櫛歯状に切り
欠いた切り欠部を形成した構造とするのが好ましい。と
いうのは、金属片の幅方向の全域にわたって拘束するよ
うにしても同様の効果を得ることができるが、とくに加
熱装置として誘導加熱を行うインダクターを用いる場合
には、この挟持部に誘導電流が流れ金属片S1 ,S2 と
ともに加熱されてしまい、加熱効率が低下するだけでな
く、挟持部が破損したり金属片に溶着してしまう等のお
それがあるからである。
【0029】挟持部として櫛歯状に切り欠いた切り欠部
を有するものを使用する場合においては誘導加熱の際に
電流が全く流れないことはないが、その電流は櫛歯内に
おいて周回電流となって互いに干渉して打ち消しあい電
流密度が小さくなるのでジュール熱の発生も微小で加熱
度合いも小さくなり加熱効率を向上させるのに有利とな
る。
を有するものを使用する場合においては誘導加熱の際に
電流が全く流れないことはないが、その電流は櫛歯内に
おいて周回電流となって互いに干渉して打ち消しあい電
流密度が小さくなるのでジュール熱の発生も微小で加熱
度合いも小さくなり加熱効率を向上させるのに有利とな
る。
【0030】図8aに示したような構成において、例え
ば挟持部B2 については金属片の幅の全域に接していて
も金属片の端部から離れているので誘導加熱による影響
はさほどでもなく、このような挟持部については切り欠
部を設けなくともよいが、インダクタ4による磁束が挟
持部だけでなくクランプ3a,3bにも及ぶような場合
にはクランプにまで至る切り欠部を形成するのが好まし
い。
ば挟持部B2 については金属片の幅の全域に接していて
も金属片の端部から離れているので誘導加熱による影響
はさほどでもなく、このような挟持部については切り欠
部を設けなくともよいが、インダクタ4による磁束が挟
持部だけでなくクランプ3a,3bにも及ぶような場合
にはクランプにまで至る切り欠部を形成するのが好まし
い。
【0031】図8に示した構成になる接合装置を配置し
た図1のような配列になる熱間圧延設備を使用して次の
要領で連続熱間圧延を実施した。
た図1のような配列になる熱間圧延設備を使用して次の
要領で連続熱間圧延を実施した。
【0032】金属片としては、先行金属片および後行金
属片ともに幅:1600mm,厚さ:40mmのシートバー
(鋼種:低炭素鋼)を用いた。この先行シートバーの後
端部および後行シートバーの先端部を切断装置で切断し
たところその形状は図9に示す如く先行シートバーは上
に、後行シートバーは下に反った状態であって、先行シ
ートバーの後端におけるせん断面近傍の反りの曲率半径
rは約2000mm、反り量d1 が約30mm,反り長さL
1 が約400mm、後行シートバーの先端における曲率半
径r2 は約1000mm、反り量d2 が約50mm、反りの
長さL2 が約600mmであった。
属片ともに幅:1600mm,厚さ:40mmのシートバー
(鋼種:低炭素鋼)を用いた。この先行シートバーの後
端部および後行シートバーの先端部を切断装置で切断し
たところその形状は図9に示す如く先行シートバーは上
に、後行シートバーは下に反った状態であって、先行シ
ートバーの後端におけるせん断面近傍の反りの曲率半径
rは約2000mm、反り量d1 が約30mm,反り長さL
1 が約400mm、後行シートバーの先端における曲率半
径r2 は約1000mm、反り量d2 が約50mm、反りの
長さL2 が約600mmであった。
【0033】比較例 上記のような状態になるシートバーを100組用い図1
0に示すような挟持部を有するクランプにて挟圧支持し
て、加熱、押圧、接合し、引き続いて仕上げ圧延機で圧
延し厚さ1.2〜5mmの板に仕上げた。
0に示すような挟持部を有するクランプにて挟圧支持し
て、加熱、押圧、接合し、引き続いて仕上げ圧延機で圧
延し厚さ1.2〜5mmの板に仕上げた。
【0034】ここに、シートバーの加熱時間は10秒、
仕上げ圧延におけるスタンド間張力は前段で0.5〜1
kgf/mm2 、後段で1〜1.5kgf/mm2 とした。
仕上げ圧延におけるスタンド間張力は前段で0.5〜1
kgf/mm2 、後段で1〜1.5kgf/mm2 とした。
【0035】その結果、シートバーの接合終了後におけ
る目違いは0〜1mm程度であり、仕上げ圧延時における
板の破断は皆無であったものの、クランプの支持部材に
配置した絶縁性耐火物には破損が生じ、これに基づく絶
縁不良による接合処理の中断が3回程度発生した。ま
た、シートバーの押圧時に漏洩した溶融メタルが絶縁性
耐火物に付着して欠落してしまい、そのまま仕上げミル
で圧延されたことによるロールきずが2回発生する等、
操業性を著しく阻害する不具合が発生した。
る目違いは0〜1mm程度であり、仕上げ圧延時における
板の破断は皆無であったものの、クランプの支持部材に
配置した絶縁性耐火物には破損が生じ、これに基づく絶
縁不良による接合処理の中断が3回程度発生した。ま
た、シートバーの押圧時に漏洩した溶融メタルが絶縁性
耐火物に付着して欠落してしまい、そのまま仕上げミル
で圧延されたことによるロールきずが2回発生する等、
操業性を著しく阻害する不具合が発生した。
【0036】実施例 次に、図11に示すような挟持部を有するクランプを使
用して100組のシートバーを用いて、比較例と同様の
条件下でシートバーを加熱、押圧、接合し、仕上げ圧延
を行った。
用して100組のシートバーを用いて、比較例と同様の
条件下でシートバーを加熱、押圧、接合し、仕上げ圧延
を行った。
【0037】その結果、100組のシートバーの接合終
了後における目違いは0〜2mm程度であり、比較例とほ
ぼ同等の目違い防止効果が得られ、仕上げ圧延における
板の破断は全くないのは勿論、挟持部の破損や溶着もな
く安定した連続熱間圧延が実施できることが確認でき
た。
了後における目違いは0〜2mm程度であり、比較例とほ
ぼ同等の目違い防止効果が得られ、仕上げ圧延における
板の破断は全くないのは勿論、挟持部の破損や溶着もな
く安定した連続熱間圧延が実施できることが確認でき
た。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
金属片の接合に際して発生が懸念されたクランプの挟持
部における溶損や破損を回避することが可能であり、生
産性の高い連続熱間圧延が実現できる。
金属片の接合に際して発生が懸念されたクランプの挟持
部における溶損や破損を回避することが可能であり、生
産性の高い連続熱間圧延が実現できる。
【図1】連続熱間圧延設備の構成を示した図である。
【図2】従来方式の接合要領の説明図である。
【図3】従来方式で接合した場合の金属片の目違いの状
況を示した図である。
況を示した図である。
【図4】ドラムシャーを示した図である。
【図5】金属片の切断状況を示した図である。
【図6】金属片の接合部が圧延によって母材へ倒れ込ん
だ状態を示した図である。
だ状態を示した図である。
【図7】a,b,cは従来方式のクランプによって金属
片を挟圧支持する状況の説明図である。
片を挟圧支持する状況の説明図である。
【図8】a,b,cはこの発明に従う装置によって金属
片を接合する状況を示した図である。
片を接合する状況を示した図である。
【図9】実施例において金属片を切断した場合における
反りの状況を示した図である。
反りの状況を示した図である。
【図10】比較例において使用したクランプの要部の寸
法を示した図である。
法を示した図である。
【図11】実施例において使用した本発明に従うクラン
プの要部の寸法を示した図である。
プの要部の寸法を示した図である。
1 仕上げ圧延機 2 切断装置 3 接合装置 3a クランプ 3b クランプ 4 インダクター 5 巻き取り巻戻し機 S1 金属片 S2 金属片 A1 挟持部 A2 挟持部 B1 挟持部 B2 挟持部 t 走行台車 b スケールブレーカ e1 挟持部 e2 挟持部 c 絶縁材 r 粗圧延機
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 37/04 B23K 37/04 D (72)発明者 玉井 良清 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 今江 敏夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 磯邉 邦夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 二階堂 英幸 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 森本 和夫 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 宮本 邦雄 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 黒田 彰夫 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 先行金属片の後端部と後行金属片の先端
部をそれぞれ切断したのち、各金属片の先端部、後端部
を加熱し相互に押圧して接合するに当たり、 金属片の加熱に際してその表裏のいずれか一方について
は先行金属片の端部近傍から後行金属片の端部近傍に跨
がる全域にて、その表裏のもう一方については接合予定
部を除く各金属片の端部近傍域にてそれぞれ挟圧支持す
ることを特徴とする連続熱間圧延における金属片の接合
方法。 - 【請求項2】 挟圧支持する領域のうち、先行金属片の
端部近傍から後行金属片の端部近傍に跨がる全域を反り
の大きい側とする請求項1に記載した接合方法。 - 【請求項3】 金属片の端部を加熱する加熱手段と、先
行金属片および後行金属片をそれぞれ上下に挟み金属片
の端部へ向けて突出した挟持部を有する二組のクランプ
と、これらのクランプによる挟圧支持下に金属片の少な
くとも一方を他方へ向け移動させて押圧する押圧手段を
備えた金属片の接合装置であって、 二組のクランプのうちの一組は、先行金属片の端部近傍
域から後行金属片の端部近傍に跨がる全域に接する挟持
部と先行金属片または後行金属片の端部近傍域に接する
挟持部からなり、もう一組のクランプは、先行金属片ま
たは後行金属片の端部近傍域をその表裏で接する挟持部
からなる、ことを特徴とする接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23870895A JPH0985307A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23870895A JPH0985307A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985307A true JPH0985307A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17034104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23870895A Pending JPH0985307A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 連続熱間圧延における金属片の接合方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0985307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030046A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の突き合せ溶接機 |
EP2560784A1 (fr) * | 2010-04-23 | 2013-02-27 | Siemens Vai Metals Technologies SAS | Machine de raboutage de bandes d'acier adaptee au traitement thermique par induction de soudures de raboutage |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23870895A patent/JPH0985307A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030046A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の突き合せ溶接機 |
JP4589898B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2010-12-01 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼帯の突き合せ溶接機 |
EP2560784A1 (fr) * | 2010-04-23 | 2013-02-27 | Siemens Vai Metals Technologies SAS | Machine de raboutage de bandes d'acier adaptee au traitement thermique par induction de soudures de raboutage |
JP2013528493A (ja) * | 2010-04-23 | 2013-07-11 | シーメンス ヴェ メタルス テクノロジーズ エスアーエス | 接合溶接部の誘導熱処理に適した、鋼ストリップの端部を接合する方法 |
US9149888B2 (en) | 2010-04-23 | 2015-10-06 | Primetals Technologies France SAS | Machine for joining the ends of steel strips which machine is suited to the induction heat treatment of joining welds |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |