JPH0984880A - 体腔内狭窄部治療用器具 - Google Patents

体腔内狭窄部治療用器具

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JPH0984880A
JPH0984880A JP27182195A JP27182195A JPH0984880A JP H0984880 A JPH0984880 A JP H0984880A JP 27182195 A JP27182195 A JP 27182195A JP 27182195 A JP27182195 A JP 27182195A JP H0984880 A JPH0984880 A JP H0984880A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ体を抜去する際に、チューブ体先端
部の後端面がステントに引っ掛かり、ステントの留置位
置がづれたり、チューブ体が抜去困難あるいは不能にな
るおそれがなく、エキスパンダブルステントを正確な位
置に容易に留置することができ、簡素な構造で製作容易
な体腔内狭窄部治療用器具を提供する。 【解決手段】 体腔内狭窄部治療用器具1は、自己拡張
型の体腔内留置用ステント2と、ステント2を中心軸方
向に圧縮させた状態で内面3aに保持したシース3と、
ステント2およびシース3内に挿通され、先端部4がシ
ース3およびステント2の先端より突出し、先端部4よ
り基端側にステント2を収納するためのステント収納用
細径部5を有するチューブ体6であって、ステント収納
用細径部5の先端付近は、基端側に向かって徐々に縮径
するテーパー部6aに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血管、胆管、気
管、食道、尿道、消化管その他の臓器などの生体内に形
成された狭窄部または閉塞部に、自己拡張型ステント
(セルフエキスパンダフルステント)を留置するための
体腔内狭窄部治療用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、血管、胆管、食道、気管、尿
道、消化管その他の臓器などの生体管腔または体腔の狭
窄部或は閉塞部にステントを留置して、管腔または体腔
空間を確保する体腔内狭窄部治療用器具が提案されてい
る。上記治療用器具を構成するステントとしては、機能
および留置方法によって、バルーンエキスパンダブルス
テントとセルフエキスパンダブルステントとがある。
【0003】バルーンエキスパンダブルステントは、ス
テント自身に拡張機能はなく、ステントを目的部位に留
置するには、例えばステントを目的部位まで挿入した
後、ステント内にバルーンを位置させてバルーンを拡張
させ、バルーンの拡張力によりステントを拡張(塑性変
形)させ目的部位の内面に密着させて固定する。このタ
イプのステントは上記のようなステントの拡張作業が必
要であるが、収縮したバルーンにステントを直接取り付
けて留置することもできるので、留置に関してはさほど
問題がない。しかし、ステント自身に拡張力がないた
め、血管の圧力等によって経時的に径が小さくなり、再
狭窄が生じる可能性が高い。
【0004】これに対して、セルフエキスパンダブルス
テントは、ステント自身が収縮および拡張機能を有して
いる。このステントを目的部位に留置するためには、収
縮させた状態にて目的部位に挿入した後、収縮状態の維
持のために負荷した応力を除去する。例えば、目的部位
の内径より小さい外径のシース内にステントを収縮させ
て収納し、このシースの先端を目的部位に到達させた
後、ステントをシースより押し出す。押し出されたステ
ントは、シースより解放されることにより応力負荷が解
除され、収縮前の形状に復元し拡張する。これにより、
目的部位の内面に密着し固定する。このタイプのステン
トは、ステント自身が拡張力を有しているので、バルー
ンエキスパンダブルステントのような拡張作業は必要な
く、血管の圧力等によって径が次第に小さくなり再狭窄
を生じるといった問題もない。
【0005】このようなセルフエキスパンダブルステン
トを目的部位に留置するための体腔内狭窄部治療用器具
として、例えば、特開平6−197985号の自己膨張
型の内蔵式人工臓器を埋め込むための装置70が開示さ
れている。この装置70は、図7に示すように、外側チ
ューブ体71と、細径部72を有した内側チューブ体7
3と、外側チューブ体71内であって細径部72の外側
付近に収納されたステント74とから構成されている。
また、USP4735152号には、ステントを二重構
造のメンブランで被覆し、メンブランの間を5気圧程度
で加圧しながらメンブランを剥ぎ、ステントを解放する
ものが開示されている。さらに、USP5026377
号には、内側カテーテルと外側カテーテルの間にステン
トを収納し、内側カテーテルに滑り止め部材を取り付け
あるいは滑り止め加工を施したものが開示されている。
さらに、特開平6−210004号には、先端チップと
コネクター片とカテーテルとを接続して形成した内側カ
テーテルと、外側カテーテルおよび外側カテーテルとコ
ネクター片との間に形成された部位にステントを収納し
たものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−1
97985号の装置は、内側チューブ体73の先端部7
3aの後端側に段差が形成されているので、ステント7
4を拡張させた後、内側チューブ体73を抜去する際
に、内側チューブ体の先端部73aの後端面がステント
74に引っ掛かり、ステント74の留置位置をづらした
り、内側チューブ体73が抜去困難あるいは不能になる
おそれがある。また、USP4735152号の装置
は、構造が複雑で、加圧しながらメンブランを剥ぐの
で、ステントの留置作業に2名の術者が必要となる。さ
らに、USP5026377号または特開平6−210
004号の装置は、滑り止め部材の取り付けや滑り止め
加工、または、先端チップとコネクター片とカテーテル
の接続加工が必要で、製作が容易でなかった。そこで、
本発明の課題は、チューブ体を抜去する際に、チューブ
体先端部の後端面がステントに引っ掛かり、ステントの
留置位置がづれたり、チューブ体が抜去困難あるいは不
能になるおそれがなく、エキスパンダブルステントを正
確な位置に容易に留置することができ、簡素な構造で製
作容易な体腔内狭窄部治療用器具を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するもの
は、シースと、該シース内を挿通し、前記シースの先端
より突出する先端部と、該先端部より基端側に設けられ
たステント収納用細径部を備えるチューブ体と、前記シ
ースと前記チューブ体のステント収納用細径部間に、収
納されたステントからなる体腔内狭窄部治療用器具であ
って、前記ステントは、略円筒形状に形成され、生体内
挿入時には中心軸方向に圧縮され、生体内留置時には外
方に拡張して元の形状に復元するものであり、かつ、前
記中心軸方向に圧縮させた状態で前記シース内に保持さ
れており、さらに、前記ステント収納用細径部の先端付
近は、先端側に向かって徐々に拡径するテーパー部に形
成されている体腔内狭窄部治療用器具である。特に、ス
テント収納用細径部の先端付近は、先端側に向かって徐
々に拡径する(言い換えれば、基端側に向かって徐々に
縮径する)テーパー部に形成されているので、チューブ
体を抜去する際に、ステントがチューブ体の先端部に引
っ掛かって留置位置がずれたり、チューブ体が抜去困難
または不能になることを防止できる。
【0008】前記チューブ体の前記先端部は、先端側に
向かって徐々に縮径するテーパー部に形成されているこ
とが好ましい。先端部をこのように形成することによ
り、狭窄部の拡張および狭窄部への挿入抵抗を少なくす
ることができる。また、前記チューブ体の前記ステント
収納用細径部の基端側には、ステント係止部が設けられ
ている。これにより、シースよりステントの放出が容易
である。
【0009】前記シースの先端は、先端面が前記チュー
ブ体の外面に先端するように内側に湾曲されていること
が好ましい。これにより、シースの先端面が露出しなく
なるので、先端での段差がなく、狭窄部への挿入抵抗が
低くなり、かる、先端面による血管内壁などへの損傷付
与も防止できる。さらに、前記シースの先端は、前記ス
テント収納用細径部の前記テーパー部の外方に位置し、
該シースの外径は、前記チューブ体の最大径部の径と略
同一に形成されていてもよい。
【0010】前記シースの基端部には、前記チューブ体
を摺動可能、かつ液密に保持する弁体を備えたハブが設
けられ、該ハブは、液体ポートを有していることが好ま
しい。また、前記シースの先端付近には、1以上の孔が
設けられていることが好ましい。これらの構成により、
液体ポートよりシース内部に生理食塩水または造影剤を
流入してシース内をプライミングすることができる。ま
た、液体ポートよりシース内部に造影剤を注入し、先端
の孔から造影剤を流出させ、狭窄部の状態をX線モニタ
ーで確認しながら操作を進めることができるので、ステ
ントを正確な位置に留置することができる。
【0011】前記体腔内狭窄部治療用器具は、前記シー
スを前記チューブ体に解除可能に固定する固定手段を有
していることが好ましい。目的部位に到達するまでチュ
ーブ体とシースとの相対的位置を固定することができる
ので、操作を容易かつ安全なものとすることができる。
また、前記チューブ体の前記ステント収納用細径部の径
は、前記体腔内狭窄部治療用器具全体の剛性が略均一と
なる大きさに形成されていることが好ましい。これによ
り、屈曲した体腔への挿入がより容易なものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の体腔内狭窄部治療用器具
を図面に示した実施例を用いて説明する。図1は、本発
明の体腔内狭窄部治療用器具の一実施例の正面図であ
り、図2は、図1に示した体腔内狭窄部治療用器具の先
端部付近の断面図であり、図3は図1に示した体腔内狭
窄部治療用器具の基端部付近の部分省略拡大断面図であ
り、図4および図5は、それぞれ本発明の体腔内狭窄部
治療用器具に使用する体腔内留置用ステントの一例の斜
視図である。
【0013】この実施例の体腔内狭窄部治療用器具1
は、中空状のシース3と、シース3内を挿通し、シース
3の先端より突出する先端部4と、先端部4より基端側
に設けられたステント収納用細径部5を備えるチューブ
体6と、シース3とチューブ体6のステント収納用細径
部5間に、収納されたステント2からなる体腔内狭窄部
治療用器具である。ステント2は、略円筒形状に形成さ
れ、生体内挿入時には中心軸方向に圧縮され、生体内留
置時には外方に拡張して元の形状に復元するものであ
り、かつ、中心軸方向に圧縮させた状態でシース3内に
保持されている。チューブ体6のステント収納用細径部
5の先端付近は、先端側に向かって徐々に拡径するテー
パー部6aに形成されている。以下、各構成について説
明する。
【0014】チューブ体6は、図1に示すように、先端
部4がシース3の先端より突出している。先端部4は、
皮膚や組織を拡張しながら挿入する部位であり、先端側
に向かって徐々に縮径するテーパー部に形成されている
ことが好ましい。このように形成することにより、狭窄
部の拡張および狭窄部への挿入抵抗を少なくすることが
できる。
【0015】先端部4の最先端部4aの外径は、0.5
mm〜1.8mmであることが好ましく、この実施例で
は1.2mmに形成されている。また、先端部4の最大
径部4bの外径は、0.8〜4.0mmであることが好
ましく、この実施例では、3.1mmに形成されてい
る。さらに、先端側テーパー部の長さは、5.0〜3
0.0mmが好ましく、この実施例では、15.0mm
のロングテーパーに形成されており、先端部の狭窄部へ
の挿入抵抗をより少ないものとしている。
【0016】チューブ体6の先端部4より基端側には、
図2に示すように、後述する体腔内留置用ステント2を
収納するためのステント収納用細径部5が設けられてい
る。そして、ステント収納用細径部5の先端付近は、基
端側に向かって徐々に縮径する(言い換えれば、先端部
側に向かって徐々に拡径する)テーパー部6aに形成さ
れている。つまり、細径部5の先端と非細径部(先端
部)の最大外径部位までの間が、徐々に先端側に向かっ
て拡径するように、段差などのないなだらかな傾斜面に
形成されている。このようなテーパー部6aを有してい
るので、チューブ体を抜去する際に、ステントがチュー
ブ体の先端部に引っ掛かって留置位置がずれたり、チュ
ーブ体が抜去困難または不能になることを防止できる。
【0017】ステント収納用細径部5の外径は、0.7
〜3.5mmであることが好ましく、この実施例では、
2.2mmに形成されている。なお、ステント収納用細
径部5の外径は、使用するステント2の肉厚などを考慮
して選択される。ステント収納用細径部5の先端付近に
設けられたテーパー部6aの長さは、2〜10mmであ
ることが好ましく、この実施例では約8mmに形成され
ている。なお、ステント収納用細径部5の作製方法は種
々考えられるが、例えば、機械的研磨、化学的研磨、電
気的研磨などのいずれでもよいが、機械的研磨が好適で
あり、特に、センタレス研磨が作業が容易なことより好
ましい。なお、チューブ体6のステント収納用細径部5
の径は、体腔内狭窄部治療用器具1全体の剛性と略均一
となる大きさに形成されていることが好ましい。これに
より、屈曲した体腔への挿入がより容易なものとなる。
この実施例では、後述するステント係止部8より基端側
のチューブ体6cの外径を2.5mmとすることで、体
腔内狭窄部治療用器具1全体の剛性がほぼ均一となるよ
うに形成されている。このステント係止部8より基端側
のチューブ体6cの外径は、使用するステントの剛性に
よって変化するので、ステントの剛性(特に、シース内
に収納された状態の剛性)を考慮して適宜選択する。
【0018】チューブ体6のステント収納用細径部5の
基端側には、ステント係止部8が設けられている。これ
により、シース3の後端方向への移動時にステント2と
当接し、シース3の先端開口よりステント2を吐出さ
せ、狭窄部内に留置させることができる。言い換えれ
ば、このステント係止部8は、シース3の後端方向への
移動に伴うステント2の移動を係止するためのものであ
る。
【0019】この実施例のステント係止部8は、図2に
示すように、シース3の内径より小さく、収縮したステ
ント2の内径より大きい外径を有する環状突出部(環状
リブ)により形成されている。このため、ステント係止
部8がシース3の軸方向への移動の障害となることがな
く、また、環状であるのでシース3の前方への移動時に
確実にステント2に当接しステント2を確実に放出でき
る。なお、この実施例のステント2の後端と当接するス
テント係止部8の先端面8aは、軸方向に対して垂直方
向に延びているのでステント2とより確実に当接する。
【0020】ステント係止部8の外径は、0.8〜4.
0mmであることが好ましく、この実施例では、3.1
mmに形成されている。なお、ステント係止部8は、こ
のような環状突出部が好ましいが、シース3の後端方向
への移動に伴うステント2の移動を係止することができ
るものであればよく、例えば、チューブ体6に一体に或
は別部材で設けられた1つまたは複数の突起であっても
よい。また、ステント係止部8を別部材で形成する場合
は、X線造影性材料(X線不透過性材料)により形成さ
れていてもよい。これにより、X線造影下でステントの
位置を適確に把握することができ、手技がより容易なも
のとなる。また、ステントの一部が被覆されている場
合、その被覆部が設けられている位置を確認するため
に、被覆部が設けられている部分の両端に相当する位置
のステント収納用細径部にX線造影材料を巻く、または
埋め込むこともできる。X線不透過材料としては、例え
ば、金、プラチナ、プラチナ−イリジウム合金、銀、ス
テンレス、白金、あるいはそれらの合金等でワイヤーを
巻き固定するか、パイプが好適に使用できる。
【0021】チューブ体6の内部には、図2および図3
に示すように、全長に渡ってガイドワイヤを挿通するた
めのルーメン6bが設けられている。ルーメン6bの径
は、使用するガイドワイヤによって異なるが、0.4〜
1.3mm程度が好ましく、この実施例では、1.2m
mに形成されている。また、チューブ体6の全長は、3
50〜850mm程度が好ましく、この実施例では、4
20mmに形成されている。
【0022】そして、チューブ体6は、シース3内を貫
通し、シースの後端開口より突出している。チューブ体
6の基端部には、図3に示すように、ハブ7が固着され
ており、ハブ7にはチューブ体6のルーメン6bと連通
し後端が開口したガイドワイヤ挿通部7aが設けられて
いる。
【0023】チューブ体6の形成材料としては、硬度が
あってかつ柔軟性がある材質であることが好ましく、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ
エチレンテレフタレート、ETFE等のフッ素系ポリマ
ーなどが好適に使用できる。なお、チューブ体6の外面
には、生体適合性、特に抗血栓性を有する樹脂をコーテ
ィングしてもよい。抗血栓性材料としては、例えば、ポ
リヒドロキシエチルメタアクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタアクリレートとスチレンの共重合体(例えば、H
EMA−St−HEMAブロック共重合体)などが好適
に使用できる。
【0024】さらに、チューブ体6のうち、シース3よ
り突出する部分の外面は、潤滑性を有していることが好
ましい。このために、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート)、ポリヒドロキシエチルアクリレ
ート、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエ
ーテル無水マレイン酸共重合体、ポリエチレングリコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の親
水性ポリマーをコーティング、または固定してもよい。
また、チューブ体6の外面全体に上記のものをコーティ
ング、または固定してもよい。さらに、ガイドワイヤー
との摺動性を向上させるために、チューブ体6の内面に
も上記のものをコーティング、または固定してもよい。
【0025】また、ハブ7の形成材料としては、ポリカ
ーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレー
ト、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の
熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
【0026】この体腔内狭窄部治療用器具1で使用され
ているステント2は、いわゆるセルフエキスパンダブル
ステントである。具体的には、図4(拡張して元の形状
に復元した状態を示している。)に示すような形状を有
している。この実施例のステント2は、円筒状フレーム
体20と、この円筒状フレーム体20を構成するフレー
ム26a,26bにより区画(囲撓)された開口24お
よびフレーム26aにより区画された切欠部25を有し
ており、フレーム体20は両端部23a,23bを有し
ている。
【0027】ステントの形成材料としては、合成樹脂ま
たは金属が使用される。合成樹脂としては、ある程度の
硬度と弾性を有するものが使用され、生体適合性合成樹
脂が好ましい。具体的には、ポリオレフィン(例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン)、ポリエステル(例え
ば、ポリエチレンテレフタレート),フッ素樹脂(例え
ば、PTFE、ETFE)、若しくは生体内吸収材料で
あるポリ乳酸、ポリグリコール酸、又はポリ乳酸とポリ
グリコール酸の共重合体などである。また、金属として
も生体適合性を有するものが好ましく、例えば、ステン
レス、タンタル、ニッケルチタン合金などがある。特
に、超弾性金属が好ましい。ステント2は、全体におい
て物性の急激な変更点が形成されることなく一体に形成
されていることが好ましい。ステントは、例えば、留置
される生体内部位に適合した外径を有する金属パイプを
準備し、金属パイプの側面を、切削加工、化学エッチン
グなどのにより部分的に除去して、側面に複数の切欠部
または複数の開口を形成することにより作成される。
【0028】このステント2はフレーム体20の端部に
切欠部25を有するので、ステント2の端部23a,2
3bの変形が容易となり、特に、端部の部分的変形が可
能となり、留置される血管の変形時に対する応答が良好
である。また、端部23は、複数のフレーム26aの端
部により形成されているため、つぶれにくく、十分な強
度を有する。また、両端部間には、フレーム26a,2
6bにより囲まれた開口24が形成されており、この開
口24は、フレーム26aの変形により容易に変形す
る。このため、ステント2はその中央部(フレーム体2
0の中央部)での変形も容易である。なお、切欠部およ
び開口は図示した形状および個数に限定されるものでは
なく、切欠部としては、3〜10個、開口としては、3
〜10個程度が好適である。
【0029】フレーム体20は、外径が2.0〜30m
m、好ましくは、2.5〜20mm、内径が1.4〜2
9mm、好ましくは1.6〜29.4mmのものであ
り、長さは、10〜150mm、より好ましくは15〜
100mmである。
【0030】なお、ステントの形状は図4に示すステン
トに限られず、例えば両端部に台形状の切欠部が形成さ
れるとともに、中央部にハニカム状に複数の六角形の開
口が形成されているもの、また、両端部に長方形状の切
欠部が形成され、中央部に複数の長方形状(切欠部の二
倍の長さを有する)の開口が形成されているものなどで
あってもよい。さらに、ステント2の形状は、挿入時に
縮径可能であり、かつ、体内放出時に拡径(復元)可能
なものであればよく、上述の形状に限定されるものでは
ない。例えば、コイル状のもの、円筒状のもの、ロール
状のもの、異形管状のもの、高次コイル状のもの、板バ
ネコイル状のもの、カゴまたはメッシュ状のものでもよ
い。
【0031】ステントを形成する超弾性金属としては、
超弾性合金が好適に使用される。ここでいう超弾性合金
とは一般に形状記憶合金といわれ、少なくとも生体温度
(37℃付近)で超弾性を示すものである。特に好まし
くは、49〜53原子%NiのTiNi合金、38.5
〜41.5重量%ZnのCu−Zn合金、1〜10重量
%XのCu−Zn−X合金(X=Be,Si,Sn,A
l,Ga)、36〜38原子%AlのNi−Al合金等
の超弾性金属体が好適に使用される。特に好ましくは、
上記のTiNi合金である。また、Ti−Ni合金の一
部を0.01〜10.0%Xで置換したTi−Ni−X
合金(X=Co,Fe,Mn,Cr,V,Al,Nb,
W,Bなど)とすること、またはTi−Ni合金の一部
を0.01〜30.0%原子で置換したTi−Ni−X
合金(X=Cu,Pb,Zr)とすること、また、冷間
加工率または/および最終熱処理の条件を選択すること
により、機械的特性を適宜変えることができる。また、
上記のTi−Ni−X合金を用いて冷間加工率および/
または最終熱処理の条件を選択することにより、機械的
特性を適宜変えることができる。
【0032】使用される超弾性合金の座屈強度(負荷時
の降伏応力)は、5〜20kg/mm2(22℃)、よ
り好ましくは、8〜150kg/mm2、復元応力(除
荷時の降伏応力)は、3〜180kg/mm2(22
℃)、より好ましくは、5〜130kg/mm2であ
る。ここでいう超弾性とは、使用温度において通常の金
属が塑性変形する領域まで変形(曲げ、引張り、圧縮)
させても、変形の解放後、加熱を必要とせずにほぼ元の
形状に回復することを意味する。
【0033】また、本発明の体腔内狭窄部治療用器具を
構成するステントは、図5に示すようなものであっても
よい。この実施例のステント42は、略円筒形状に形成
された縮径可能なステント本体42aと、ステント本体
42aを被覆する熱可塑性樹脂層と、ステント本体42
aの側面を封鎖するとともに、熱可塑性樹脂層に固着さ
れた筒状カバー43とを備えている。このステント42
aと上述したステント2との相違は、ステント本体42
aの側壁(外周または内周もしくは外周面もしくは内周
面)が、筒状カバー43により被包(封鎖)されている
点である。このため、ステント本体42aの開口および
切欠部などのステント側壁に形成された連通部分(孔)
は、カバーにより封鎖されているので、外部より生体組
織がステント内に侵入することを防止できる。また、筒
状カバー43は、熱可塑性樹脂に熱融着されており、ス
テント本体42aより筒状カバー43が剥離してしまう
ことがなく、ステントの留置時および留置後に両者が分
離することがない。
【0034】上記のように形成されたステント2,42
は、収縮された状態で、シース3の先端付近の内壁面と
チューブ体6のステント収納用細径部5間に収納され、
シースの内面に接触し保持されている。ステント2は、
前述したように拡張力を有しているので、シース3の内
壁面を自ら放射方向に押圧し、張り付いたような状態と
なっている。
【0035】シース3は、図1に示すように管状体であ
り、先端および後端には先端開口30、後端開口(図示
せず)を有している。先端開口30はステント2を体腔
内の狭窄部に留置する際、ステント2の吐出口として機
能する。ステント2はこの先端開口30より離脱される
ことにより応力負荷が解除されて拡張し元の形状に復元
する。
【0036】シース3の先端は、図2に示すように、そ
の先端面31がチューブ体6の外面に接触(好ましくは
密着)するように内側に湾曲され、湾曲部32を形成し
ている。これはいわゆるR加工であり、これにより、シ
ースの先端面が段差を形成することおよび露出すること
がない。
【0037】シース3の基端部には、図3に示すよう
に、チューブ体6を摺動可能、かつ液密に保持する弁体
33を備えたシースハブ34が設けられている。また、
シースハブ34は、液体ポート35を有している。さら
に、シース3の先端付近には、1以上の孔36が設けら
れている。これらの構成により、液体ポート35よりシ
ース3内部に生理食塩水または血管造影剤を流入してシ
ース3内をプライミングすることができる。また、液体
ポート35よりシース3内部に造影剤を注入し、先端の
孔35から造影剤を流出させ、狭窄部の状態をX線モニ
ターで確認しながら操作を進めることができるので、ス
テント2を正確な位置に留置することができる。より具
体的には、この実施例の体腔内狭窄部治療用器具1は、
図1に示すように、液体ポート35には三方活栓37が
取り付けられており、この三方活栓37にシリンジ(図
示せず)を接続して、生理食塩水または造影剤を注入す
るように形成されている。
【0038】シース3の外径としては、1.0〜5.2
mm程度が好ましく、この実施例では、3.8mmに形
成されている。シース3の内径としては、0.9〜4.
5mm程度が好ましく、この実施例では、3.4mmに
形成されている。シース3の長さは、250〜750m
m程度が好ましく、この実施例では、320mmに形成
されている。
【0039】シース3を形成する材料としては、シース
に求められる物性(柔軟性、硬度、強度、耐キンク性、
伸縮性)を考慮して、熱可塑性エラストマーが好まし
く、ナイロン系(例えば、ポリアミドエラストマー)、
ウレタン系(例えば、ポリウレタンエラストマー)、ポ
リエステル系(例えば、ポリエチレンテレフタレートエ
ラストマー)、オレフィン系(例えば、ポリエチレンエ
ラストマー、ポリプロピレンエラストマー)の中から適
宜選択される、より好ましくはウレタン系である。さら
に、シース3の外面には、潤滑性を呈するようにするた
めの処理を施すことが好ましい。このような処理として
は、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイ
ン酸共重合体、ポリエチレングリコール、ポリアクリル
アミド、ポリビニルピロリドン等の親水性ポリマーをコ
ーティング、または固定する方法などが挙げられる。ま
た、シース3の内面に、チューブ体6との摺動性を良好
なものにするため、上述のものをコーティング、または
固定してもよい。
【0040】シースハブ34の形成材料としては、ポリ
カーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレ
ート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等
の熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
【0041】さらに、この実施例の体腔内狭窄部治療用
器具1は、図3に示すように、シース3をチューブ体6
に解除可能に固定する固定手段50を有している。これ
により、目的部位に到達するまでチューブ体とシースと
の相対的位置を固定することができるので、操作を容易
かつ安全なものとすることができる。
【0042】具体的には、この固定手段50(固定機
構、ロック機構)は、シース取付部51、チューブ体取
付部52、および両者を連結する連結部53とで一体に
形成されており、シース取付部51は、内部にシースハ
ブ34の外形に対応した形状を有するシース固定用凹部
51aを有し、チューブ体取付部52は、内部にハブ7
の先端付近の拡径部7bの外形に対応した形状を有する
チューブ体固定用凹部52aを有している。そして、こ
の固定手段50は、図1の上方から、シース固定用凹部
51aおよびチューブ体固定用凹部52aが設けられた
側を下側にして下方に移動させることにより、シース3
およびチューブ体6に取り付けられ、取り外す際は、上
方に移動させることにより、容易に離脱可能に形成され
ている。
【0043】つぎに、図8に示した本発明の体腔内狭窄
部治療用器具の他の実施例について説明する。この実施
例60と前述した体腔内狭窄部治療用器具1との相違
は、シース3の先端63aが、ステント収納用細径部5
のテーパー部6aの外方に位置し、シース3の外径が、
チューブ体6の最大径部64の径と略同一に形成されて
いる点のみであり他は同じである。これにより、刺通抵
抗をより少なくすることができ操作も容易となる。
【0044】つぎに、本発明の体腔内狭窄部治療用器具
の使用方法について図面を用いて説明する。まず、図1
に示すような、固定手段50によってシース3とチュー
ブ体6との相対的位置を固定させた状態で、固定手段5
0またはシース3を把持して、予め留置されているガイ
ドワイヤ(図示せず)をチューブ体6のルーメン6b内
に挿通し、ガイドワイヤに沿って本発明の体腔内狭窄部
治療用器具1を体腔(例えば血管)内に挿入させてい
く。この挿入は、流体ポート35から注入した造影剤を
孔36から流出させ、X線造影にてその位置を確認しな
がら行い、目的とする狭窄部内にステント2を位置させ
る。つぎに、固定手段50を取り外してシース3を軸方
向基端側に移動させる。この時、ステント2はその後端
面がステント係止部8の先端面に当接し係止されるの
で、図6または図7に示すように、シース3の移動に伴
ってシース3の先端開口より吐出される。この吐出によ
り、ステント2は狭窄部内に留置される。その後、チュ
ーブ体6を軸方向基端側に移動させ、ステント2内およ
び体腔内から抜去することにより手技が終了する。この
チューブ体6を抜去する際、本発明の体腔内狭窄部治療
用器具1は、チューブ体6のステント収納用細径部5の
先端側付近が、基端側に向かって徐々に縮径するテーパ
ー部6aに形成されているので、ステント2がチューブ
体6の先端部に引っ掛かって留置位置がずれたり、チュ
ーブ体6が抜去不能になることがない。
【0045】
【発明の効果】本発明の体腔内狭窄部治療用器具は、シ
ースと、該シース内を挿通し、前記シースの先端より突
出する先端部と、該先端部より基端側に設けられたステ
ント収納用細径部を備えるチューブ体と、前記シースと
前記チューブ体のステント収納用細径部間に、収納され
たステントからなる体腔内狭窄部治療用器具であって、
前記ステントは、略円筒形状に形成され、生体内挿入時
には中心軸方向に圧縮され、生体内留置時には外方に拡
張して元の形状に復元するものであり、かつ、前記中心
軸方向に圧縮させた状態で前記シース内に保持されてお
り、さらに、前記ステント収納用細径部の先端付近は、
先端側に向かって徐々に拡径するテーパー部に形成され
ている。このため、チューブ体を抜去する際、ステント
がチューブ体の先端部に引っ掛かって留置位置がずれた
り、チューブ体が抜去不能になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具の一
実施例の正面図である。
【図2】図2は、図1に示した体腔内狭窄部治療用器具
の先端部付近の断面図である。
【図3】図3は、図1に示した体腔内狭窄部治療用器具
の基端部付近の部分省略拡大断面図である。
【図4】図4は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具に使
用される体腔内留置用ステントの一例の斜視図である。
【図5】図5は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具に使
用される体腔内留置用ステントの他の例の斜視図であ
る。
【図6】図6は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具の作
用を説明するための正面図である。
【図7】図7は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具の作
用を説明するための説明図である。
【図8】図8は、本発明の体腔内狭窄部治療用器具の他
の実施例を示す断面図である。
【図9】図9は、従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 体腔内狭窄部治療用器具 2 体腔内留置用ステント 3 シース 3a シース内面 4 先端部 5 ステント収納用細径部 6 チューブ体 6a テーパー部 6b ルーメン 7 ハブ 7a ガイドワイヤ挿通部 7b 拡径部 8 ステント係止部 8a 先端面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シースと、該シース内を挿通し、前記シ
    ースの先端より突出する先端部と、該先端部より基端側
    に設けられたステント収納用細径部を備えるチューブ体
    と、前記シースと前記チューブ体のステント収納用細径
    部間に、収納されたステントからなる体腔内狭窄部治療
    用器具であって、前記ステントは、略円筒形状に形成さ
    れ、生体内挿入時には中心軸方向に圧縮され、生体内留
    置時には外方に拡張して元の形状に復元するものであ
    り、かつ、前記中心軸方向に圧縮させた状態で前記シー
    ス内に保持されており、さらに、前記ステント収納用細
    径部の先端付近は、先端側に向かって徐々に拡径するテ
    ーパー部に形成されていることを特徴とする体腔内狭窄
    部治療用器具。
  2. 【請求項2】 前記チューブ体の前記先端部は、先端側
    に向かって徐々に縮径するテーパー部を備えている請求
    項1に記載の体腔内狭窄部治療用器具。
  3. 【請求項3】 前記チューブ体の前記ステント収納用細
    径部の基端もしくはこれより基端側に、ステント係止部
    が設けられている請求項1または2に記載の体腔内狭窄
    部治療用器具。
  4. 【請求項4】 前記シースの先端は、先端面が前記チュ
    ーブ体の外面に接触するように内側に湾曲されいる請求
    項1ないし3のいずれかに記載の体腔内狭窄部治療用器
    具。
  5. 【請求項5】 前記シースの基端部には、前記チューブ
    体を摺動可能、かつ液密に保持する弁体を備えたハブが
    設けられ、該ハブは、液体ポートを有している請求項1
    ないし4のいずれかに記載の体腔内狭窄部治療用器具。
  6. 【請求項6】 前記シースの先端付近には、1以上の孔
    が設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の
    体腔内狭窄部治療用器具。
  7. 【請求項7】 前記体腔内狭窄部治療用器具は、前記シ
    ースを前記チューブ体に解除可能に固定する固定手段を
    有している請求項1ないし6のいずれかに記載の体腔内
    狭窄部治療用器具。
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