JPH0983461A - データ速度判定装置及びデータ受信装置 - Google Patents

データ速度判定装置及びデータ受信装置

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JPH0983461A
JPH0983461A JP23866095A JP23866095A JPH0983461A JP H0983461 A JPH0983461 A JP H0983461A JP 23866095 A JP23866095 A JP 23866095A JP 23866095 A JP23866095 A JP 23866095A JP H0983461 A JPH0983461 A JP H0983461A
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Yoshihito Shimazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データのデータ速度を短時間に判定する
ことができるようにする。 【解決手段】 2値判定部205は、受信データの各ビ
ットごとに、2値判定を行い、1フレーム分の2値判定
結果を判定結果格納部206に格納する。多数決判定部
207は、この判定結果を速度変換比に応じた数で分割
し、データパターンの同じ分割部の数が全体の過半数を
占めるか否かを判定する。速度判定部208は、受信デ
ータのデータ速度をある速度と仮定し、これを音声デー
タ再生部に通知する。また、この速度判定部208は、
仮定速度による受信データの再生結果と多数決判定部2
07の判定結果とに基づいて、受信データのデータ速度
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ディジ
タルセルラ方式の携帯電話システムの移動局において、
可変レートで符号化された音声データを受信するデータ
受信装置に関する。
【0002】また、この発明は、例えば、上記データ受
信装置において、受信データのデータ速度を判定するデ
ータ速度判定装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、ディジタルセルラ方式の携帯電
話システムにおいては、多重アクセス方式として、符号
分割多重アクセス方式(以下「CDMA方式」とい
う。)が採用されている。このCDMA方式を採用した
携帯電話システムとしては、下記の文献に記載されるシ
ステムがある。
【0004】文献:TIA/EIA/IS−95 この文献に記載された携帯電話システムにおいては、基
地局のCDMA送信機から移動局のCDMA受信機に音
声データを伝送する場合、音声データを可変レートで符
号化した後、予め定めたデータ速度に変換して伝送する
ようになっている。
【0005】このような構成においては、移動局のCD
MA受信機で、受信データから元の音声データを再生す
る場合、受信データの速度変換前のデータ速度を判定す
る必要がある。
【0006】受信データの速度変換前のデータ速度を判
定する場合、従来は、受信データの速度変換前のデータ
速度をある速度と仮定し、この仮定速度に従って、受信
データから元の音声データを再生するというデータ再生
処理を、元の音声データを正確に再生することができる
まで、仮定速度を変更しながら実行することにより、判
定するようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、最悪の場合、データ速度の数だけデータ
再生処理を行わなければならないため、データ速度の判
定時間が長くなるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明は、受信データの1または複数フ
レーム分のデータを速度変換比に応じた数だけ各フレー
ムごとに均等に分割し、この分割により得られた複数の
分割部のうち、データパターンの同じ分割部が予め定め
た割合だけ存在するか否かを判定し、この判定結果に基
づいて、受信データの速度変換前のデータ速度を判定す
るようにしたものである。
【0009】また、請求項8に係る発明は、請求項1の
データ速度判定機能を有するデータ受信装置を提供する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】なお、以下の説明では、この発明を、上述
した文献に記載された携帯電話システムの移動局のCD
MA受信機に適用する場合を代表として説明する。した
がって、以下の説明では、説明を分かりやすくするため
に、移動局のCDMA受信機のほかに、基地局のCDM
A送信機も説明する。
【0012】[CDMA送信機]まず、基地局のCDM
A送信機を説明する。
【0013】[構成]図2は、基地局のトラヒックチャ
ネルのCDMA送信機の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0014】図示のCDMA送信機は、CRC付加部1
01と、テールビット付加部102と、畳込み符号化部
103と、データ繰返し部104と、ブロック・インタ
リーブ部105を有する。
【0015】ここで、CRC付加部101は、可変レー
トで符号化された音声データにCRCビットを付加する
機能を有する。
【0016】テールビット付加部102は、CRCビッ
トを付加された音声データにテールビットを付加する機
能を有する。
【0017】畳込み部103は、テールビットを付加さ
れた音声データを畳込み符号化する機能を有する。
【0018】データ繰返し部104は、畳込み符号化さ
れた音声データを、ビット単位で、速度変換比に応じた
数より1少ない数だけ繰返し出力する機能を有する。
【0019】ブロック・インタリーブ部105は、デー
タ繰返し処理を受けた音声データに、ブロック・インタ
ーリーブ処理を施す機能を有する。
【0020】[動作]上記構成において、動作を説明す
る。
【0021】送信すべき音声データは、図示しない符号
化部により、符号化される。この場合、音声データは、
送話者の話す量に応じた速度で符号化される。これは、
音声データの伝送効率を高めるためである。
【0022】上記文献に記載された携帯電話システムに
おいては、符号化速度として、1フレーム当り16ビッ
ト(0.8kbps)を割り当てる速度と、40ビット
(2.0kbps)を割り当てる速度と、80ビット
(4.0kbps)を割り当てる速度と、172ビット
(8.6kbps)を割り当てる速度の4種類の速度が
用いられる。
【0023】可変レートで符号化された音声データは、
CRC付加部101に供給され、CRCビットを付加さ
れる。これは、フレームの品質を上げるためである。
【0024】但し、このCRCビットの付加処理は、符
号化速度が9.6kbpsと19.2kbpsの音声デ
ータに対してのみ行われ、符号化速度が4.0kbps
と8.6kbpsの音声データに対しては行われない。
【0025】なお、符号化速度が9.6kbps,1
9.2kbpsの音声データに付加されるCRCビット
のビット数は、それぞれ8と12である。
【0026】CRC付加部101から出力される音声デ
ータは、テールビット付加部102に供給され、各フレ
ームごとに、8ビットのテールビットを付加される。こ
れにより、符号化速度が0.8kbps,2.0kbp
s,4.0kbps,8.6kbpsの音声データは、
それぞれデータ速度が1.2kbps,2.4kbp
s,4.8kbps,9.6kbpsの音声データに変
換される。
【0027】テールビットを付加された音声データは、
畳込み符号化部103に供給され、符号化率1/2で畳
込み符号化される。これにより、音声データのデータ速
度は2倍(2.4kbps,4.8kbps,9.6k
bps,19.2kbps)に変換される。以下、この
4種類のデータ速度をベースバンドのデータ速度とす
る。
【0028】畳込み符号化された音声データは、データ
繰返し部104に供給され、ビット単位に、速度変換比
に応じた数から1引いた数だけ繰返し出力される。これ
により、音声データのデータ速度は、予め定めた速度に
変換される。
【0029】この場合、予め定めたデータ速度として
は、例えば、最も大きなベースバンドのデータ速度1
9.2kbpsが用いられる。これにより、ベースバン
ドのデータ速度が19.2kbps,9.6kbps,
4.8kbps,2.4kbpsの音声データは、それ
ぞれ0回,1回,3回,7回のデータ繰返し処理を受け
る。なお、0回のデータ繰返し処理を受けるとは、実際
には、データ繰返し処理を受けないことを意味する。
【0030】データ繰返し処理を受けた音声データは、
ブロック・インタリーブ部105に供給され、同一のフ
レーム内でブロック・インタリーブ処理を受ける。これ
により、速度変換後のフレームに所定のブロックが速度
変換比に応じた数だけ繰返し挿入された音声データが得
られる。
【0031】なお、上記ブロックは、速度変換前のフレ
ームに含まれるデータを所定の規則に従って、例えば、
ビット単位で並べ替えることにより得られたデータから
構成されている。
【0032】ブロック・インタリーブ処理を受けた音声
データは、パワーコントロールビットを付加された後、
ウォルッシュ符号を用いて拡散変調される。これによ
り、データ速度が1.2288Mcps(チップ毎秒)
の音声データが得られる。
【0033】拡散変調された音声データは、PSK変調
等のディジタル変調処理を受けた後、アンテナを介して
送信される。
【0034】以上が、基地局のトラヒックチャネルにお
けるCDMA送信機の構成及び動作である。
【0035】ここで、上述したデータ繰返し処理とブロ
ック・インタリーブ処理を具体例を使って説明する。な
お、以下の説明では、ベースバンドのデータ速度が9.
6kbpsの音声データを代表として説明する。
【0036】いま、説明を簡単にするために、この音声
データの1フレーム分のビット数を4とする。また、こ
の音声データの1フレーム分のビット列を「1,2,
3,4」と表すものとする。
【0037】この音声データは、データ繰返し部104
に供給され、データ繰返し処理を受ける。この場合、音
声データは、速度変換比が(1:2)で表されるため、
1回のデータ繰返し処理を受ける。その結果、音声デー
タは、「1,2,3,4」から「1,1,2,2,3,
3,4,4」に変換される。
【0038】データ繰返し処理を受けた音声データは、
ブロック・インタリーブ部105に供給され、ブロック
・インタリーブ処理を受ける。これにより、音声データ
は、例えば、「1,1,2,2,3,3,4,4」から
「1,4,2,3,1,4,2,3」に変換される。
【0039】すなわち、音声データは、速度変換前のフ
レームに含まれるデータ「1,2,3,4」を所定の規
則に従って並べ替えることにより得られたデータ「1,
3,2,4」からなるブロックを、速度変換後のフレー
ムに速度変換比に応じた数2だけ繰返し並べたようなデ
ータに変換される。
【0040】以上が、データ繰返し処理とブロック・イ
ンタリーブ処理の具体例である。
【0041】[一実施の形態]次に、この発明の一実施
の形態について説明する。すなわち、移動局のCDMA
受信機について説明する。
【0042】[構成]図1は、移動局のトラヒックチャ
ネルにおけるCDMA受信機の構成を示す回路図であ
る。
【0043】図示のCDMA受信機は、デ・インタリー
ブ部201と、データバッファ部202と、データ累積
部203と、ビタビ復号部204と、2値判定部205
と、判定結果格納部206と、多数決判定部207と、
速度判定部208を有する。
【0044】ここで、デ・インタリーブ部201と、デ
ータバッファ部202と、データ累積部203と、ビタ
ビ復号部204は、後述するデータ速度判定部により判
定された受信データのベースバンドのデータ速度に従っ
て、受信データから元の音声データを再生する音声デー
タ再生部を構成する。
【0045】また、2値判定部205と、判定結果格納
部206と、多数決判定部207と、速度判定部208
は、受信データのベースバンドのデータ速度を判定する
データ速度判定部を構成する。
【0046】このデータ速度判定部は、割合による速度
判定機能と再生結果による速度判定機能の2つの速度判
定機能を有する。
【0047】ここで、割合による速度判定機能とは、受
信データのベースバンドのデータ速度をある速度と仮定
し、この仮定速度と速度変換後のデータ速度との比に応
じた数だけ受信データの1フレーム分のデータを均等に
分割し、全分割部の数に対するデータパターンの同じ分
割部の数の割合に基づいて、受信データのベースバンド
のデータ速度を判定する機能である。
【0048】また、再生結果による速度判定機能とは、
受信データの速度変換前のデータ速度をある速度と仮定
し、この仮定速度に従った受信データの再生結果に基づ
いて、受信データの速度変換前のデータ速度を判定する
機能をである。
【0049】なお、割合による速度判定においては、4
つのベースバンドのデータ速度2.4kbps,4.8
kbps,9.6kbps,19.2kbpsのうち、
例えば、遅い方の2つのデータ速度2.4kbps,
4.8kbpsが判定される。これに対し、再生結果に
よる速度判定においては、速い方の2つのデータ速度
9.6kbps,19.2kbpsが判定される。
【0050】音声データ再生部において、デ・インタリ
ーブ部201は、受信データに、デ・インタリーブ処理
を施す機能を有する。
【0051】データバッファ部202は、デ・インタリ
ーブ処理を受けた受信データを一時的に保持する機能を
有する。このデータバッファ部202は、2フレーム分
の受信データを格納可能な容量を有し、1フレーム分の
受信データが格納されると、これをただちにデータ累積
部203に供給する。
【0052】データ累積部203は、データバッファ部
202から供給される受信データを、速度変換比に応じ
た数から1引いた数だけ、ビット単位で繰返し累積する
機能を有する。
【0053】ビタビ復号部204は、データ累積処理を
受けた受信データをビタビ復号する機能を有する。
【0054】データ速度判定部において、2値判定部2
05は、受信データの各ビットごとに、その値が0か1
かを判定する2値判定機能を有する。この判定は、1フ
レーム分行われる。
【0055】判定結果格納部206は、2値判定部20
5の判定結果を格納する機能を有する。
【0056】多数決判定部207は、受信データのベー
スバンドのデータ速度を2.4kbpsまたは4.8k
bpsと仮定し、この仮定速度と速度変換後のデータ速
度19.2kbpsとの比に応じた数8または4だけ受
信データの1フレーム分の判定結果を均等に分割し、こ
の分割により得られた8個または4個の分割部のうち、
データパターンの同じ分割部の数が全体の過半数を占め
るか否かを判定する機能を有する。
【0057】速度判定部208は、多数決判定部207
の判定結果に基づいて、受信データのベースバンドのデ
ータ速度が2.4kbpsか、4.8kbpsかを判定
する機能を有する。
【0058】また、この速度判定部208は、受信デー
タのベースバンドのデータ速度を9.6kbpsまたは
19.2kbpsと仮定し、この仮定速度に従った受信
データの再生結果に基づいて、受信データのベースバン
ドのデータ速度が9.6kbpsか、19.2kbps
かを判定する機能を有する。
【0059】[動作]上記構成において、動作を説明す
る。
【0060】まず、音声データ再生部の動作について説
明する。
【0061】基地局から送信されてきたトラヒックチャ
ネルの変調信号は、CDMA受信機のアンテナで受信さ
れた後、ディジタル復調される。これにより、データ伝
送速度が1.2288Mcpsの音声データが得られ
る。
【0062】この音声データは、基地局のCDMA送信
機で用いた拡散用のウォルシュ符号と同一のウォルシュ
符号を用いて逆拡散される。これにより、データ速度が
19.2kbpsの音声データが得られる。
【0063】この音声データは、デ・インタリーブ部2
01に供給され、各フレームごとに、デ・インタリーブ
処理を受ける。これにより、音声データは、先の例でい
えば、「1,4,2,3,1,4,2,3」から「1,
1,2,2,3,3,4,4」に変換される。
【0064】デ・インタリーブ処理を受けた音声データ
は、データバッファ部202に一時的に格納された後、
データ累積部203に供給される。
【0065】データ累積部203に供給された音声デー
タは、ビット単位に、速度変換比に応じた数より1小さ
い数だけ繰返し累積される。
【0066】これにより、音声データのベースバンドの
データ速度が2.4kbps,4.8kbps,9.6
kbps,19.2kbpsであれば、それぞれ7回,
3回,1回,0回のデータ累積処理を受ける。ここで、
0回のデータ累積処理を受けるとは、実質的にデータ累
積処理を受けないことを意味する。
【0067】なお、速度変換比は、統一速度である1
9.2kbpsと速度判定部208により判定された受
信データのベースバンドのデータ速度に従って定められ
る。
【0068】上述したデータ累積処理により、音声デー
タのデータ速度は、ベースバンドのデータ速度に戻され
る。また、フレーム構造は、速度変換前のフレーム構造
に戻される。先の例で言えば、音声データは、「1,
1,2,2,3,3,4,4」から「1,2,3,4」
に戻される。
【0069】データ累積処理を受けた音声データは、ビ
タビ復号部204に供給される。このビタビ復号部20
4は、速度判定部208により判定されたデータ速度に
従って、1フレームのデータからデータ速度に合った数
だけビタビ復号を行う。これにより、データ速度が1.
2kbps,2.4kbps,4.8kbps,9.6
kbpsの音声データが得られる。
【0070】ビタビ復号された音声データは、図示しな
いテールビット削除部により、8ビットのテールビット
を削除される。これにより、データ速度が0.8kbp
s,2.0kbps,4.4kbps,9.2kbps
の音声データが得られる。
【0071】テールビットを削除された音声データのう
ち、データ速度が0.8kbps,2.0kbpsのデ
ータは、アナログの音声データに復号される。これに対
し、データ速度が4.4kbps,9.2kbpsのデ
ータは、CRCビットを使って誤り検出処理を受けた
後、アナログの音声データに復号される。
【0072】以上が、音声データ再生部の動作である。
【0073】次に、データ速度判定部の動作について説
明する。
【0074】逆拡散により復調された音声データは、さ
らに、2値判定部205に供給される。2値判定部20
5に供給された音声データは、各ビットごとに、0か1
かを判定される。この2値判定は、1フレーム分行われ
る。
【0075】判定結果は、判定結果格納部206に格納
される。判定結果格納部206は、1フレーム分の判定
結果が格納されると、これを多数決判定部207に供給
する。
【0076】多数決判定部207は、1フレーム分の判
定結果を受けると、受信データのベースバンドのデータ
速度を2.4kbpsと仮定し、1フレーム分の判定結
果を8等分し、この分割により得られる8個の分割部の
うち、データパターンの同じ分割部が全分割数8の過半
数5を占めるか否かを判定する。
【0077】また、この多数決判定部207は、1フレ
ーム分の判定結果を受けると、受信データのベースバン
ドのデータ速度を4.8kbpsと仮定し、1フレーム
分の判定結果を4等分し、この分割により得られる4個
の分割部のうち、データパターンの同じ分割部が全分割
数4の過半数3を占めるか否かを判定する。
【0078】これらの判定は、順番に行ってもよいし、
同時に行ってもよい。順番に行う場合は、判定のための
ハードウェア量が小さくなるが、判定時間が長くなる。
逆に、同時に行う場合は、ハードウェア量が大きくなる
が、判定時間が短くなる。
【0079】なお、順番に行う場合は、最初の判定で、
過半数を占めると判定された場合、2番目の判定を省略
するようにしてもよい。このようにすれば、最初の判定
で、過半数を占めると判定された場合に、判定時間を短
縮することができる。
【0080】多数決判定部207の判定結果は、速度判
定部208に供給される。この速度判定部208は、多
数決判定部207の判定動作と並行して、まず、受信デ
ータのベースバンドのデータ速度を9.6kpsと仮定
し、この仮定速度をデータ累積部203と、ビタビ復号
部204に通知する。
【0081】これにより、受信データのベースバンドの
データ速度を9.6kpsとして、データ累積処理とビ
タビ復号処理が行われる。このビタビ復号処理による復
号結果は、速度判定部208に供給される。
【0082】速度判定部208は、この仮定速度による
復号結果が得られると、今度は、受信データのベースバ
ンドのデータ速度を19.2kpsと仮定し、この仮定
速度をデータ累積部203と、ビタビ復号部204に通
知する。
【0083】これにより、受信データのベースバンドの
データ速度を19.2kpsとして、データ累積処理と
ビタビ復号処理が行われる。このビタビ復号処理による
復号結果は、速度判定部208に供給される。
【0084】速度判定部208は、多数決判定部207
の判定結果と、仮定速度に従ったビタビ復号部204の
復号結果とに基づいて、受信データのベースバンドのデ
ータ速度を判定する。
【0085】この場合、受信データのベースバンドのデ
ータ速度を2.4kbpsと仮定したときの多数決判定
結果が「過半数を占める」という判定結果であれば、デ
ータ速度は2.4kbpsと判定される。また、受信デ
ータのベースバンドのデータ速度を4.8kbpsと仮
定したときの多数決判定結果が「過半数を占める」とい
う判定結果であれば、データ速度は4.8kbpsと判
定される。
【0086】さらに、受信データのベースバンドのデー
タ速度を9.6kbpsと仮定した場合の再生結果(ビ
タビ復号結果)が正常であれば、データ速度は9.6k
bpsと判定される。また、ベースバンドのデータ速度
を19.2kbpsと仮定した場合の再生結果(ビタビ
復号結果)が正常であれば、データ速度は19.2kb
psと判定される。
【0087】速度判定部208は、データ速度の判定が
終了すると、判定したデータ速度をデータ累積部203
と、ビタビ復号部204に通知する。これにより、上記
のごとく、判定されたデータ速度に従って、データ累積
処理とビタビ復号処理が実行される。
【0088】以上が、一実施の形態の動作である。
【0089】なお、データ速度が2.4kbpsか4.
8kbpsかを判定する場合、データパターンの同じ分
割部の数が全分割数と同じか否かを判定するのではな
く、全分割数の過半数を占めるか否かを判定するように
したのは、次のような理由による。
【0090】すなわち、データ速度が2.4kbpsま
たは4.8kbpsの場合、速度変換後のフレームに
は、ブロックが8個または4個含まれる。したがって、
受信データのベースバンドのデータ速度が2.4kbp
sか、4.8kbpsかを判定する場合、データパター
ンの同じ分割部が分割数8または4だけ存在するか否か
を判定することが考えられる。
【0091】しかし、基地局から移動局に音声データを
伝送する場合、この音声データには、通常、雑音が加わ
る。その結果、フレーム内のデータが反転し、受信デー
タにデータ誤りが発生する。
【0092】受信データにデータ誤りが発生すると、デ
ータパターンの同じ分割部が分割数8または4より少な
くなる。したがって、データパターンの同じ分割部の数
が分割数と同じか否かを判定するような構成では、デー
タ誤りが発生した場合に、データ速度を正確に判定する
ことができなくなる。
【0093】この問題を解決するために、判定のための
閾値を下げればよい。しかし、データパターンの同じ分
割部の数が分割数8あるいは4より小さくなる場合とし
ては、受信データのベースバンドのデータ速度が9.6
kbpsまたは19.2kbpsである場合がある。し
たがって、判定のための閾値を下げ過ぎると、このよう
な場合に、データ速度が2.4kbpsまたは4.8k
bpsと誤判定されてしまうことがある。
【0094】そこで、この実施の形態では、データパタ
ーンの同じ分割部の数が過半数に達したら、受信データ
のベースバンドのデータ速度を2.4kbpsまたは
4.8kbpsと判定するようになっている。
【0095】このような構成によれば、データ誤りが発
生した場合でも、受信データのベースバンドのデータ速
度が2.4kbpsか、4.8kbpsかを正確に判定
することができる。また、受信データのベースバンドの
データ速度が9.6kbpsまたは19.2kbpsで
ある場合に、データ速度が2.4kbpsまたは4.8
kbpsと誤判定されてしまうことを防止することがで
きる。
【0096】これは、データ誤りが発生したために、デ
ータパターンの同じ分割部の数が分割数8または4に達
しない場合は、この分割部の数が過半数に達する確率が
高く、受信データのベースバンドのデータ速度が9.6
kbpsあるいは19.2kbpsであるために、デー
タパターンの同じ分割部の数が分割数8または4に達し
ない場合は、この分割部の数が過半数に達しない確率が
高いからである。
【0097】図3は、速度変換後の音声データのフレー
ム構造を示す。ここで、同図(a)は、ベースバンドの
データ速度が2.4kbpsである場合の音声データの
フレーム構造を示し、(b)は、4.8kbpsである
場合の音声データのフレーム構造を示す。
【0098】なお、図3では、図を簡単にするために、
速度変換後の1フレームのビット数を本来の384では
なく、32としている。このようにしても、フレームの
特徴は、384ビットの場合となんら変わらないので、
問題はない。
【0099】また、図3(a)では、2.4kbpsの
音声データの1ブロックのデータパターンを「0,1,
1,1」とし、図3(b)では、4.8kbpsの音声
データの1ブロックのデータパターンを「0,0,1,
0,1,1,0,1」としている。
【0100】図3(a)に示すごとく、ベースバンドの
データ速度が2.4kbpsの場合、速度変換後のフレ
ームには、データパターンの同じブロックが8個含まれ
る。これをB1〜B8として示す。同様に、ベースバン
ドのデータ速度が4.8kbpsの場合、速度変換後の
フレームには、データパターンの同じブロックが4個含
まれる。これを、B1〜B4として示す。
【0101】したがって、データ誤りが発生しない場
合、データパターンの同じ分割部が8個あるいは4個存
在するか否かを判定することにより、受信データのデー
タ速度2.4kbps,4.8kbpsを判定すること
ができる。
【0102】しかしながら、データ誤りが発生すると、
図4(a),(b)に示すように、データパターンの同
じブロックが8個あるいは4個より少なくなる。したが
って、この場合は、データパターンの同じ分割部が8個
あるいは4個存在するか否かを判定する構成では、受信
データのデータ速度2.4kbps,4.8kbpsと
判定することができなくなる。
【0103】図4(a)は、2.4kbpsの音声デー
タにデータ誤りが発生した場合を示し、同図(b)は、
4.8kbpsの音声データにデータ誤りが発生した場
合を示す。このデータ誤りとしては、データが数ビット
にまたがって誤るバースト誤りe1と1ビットだけ誤る
ビット誤りe2がある。
【0104】なお、図4(a)の場合、データパターン
の同じ分割部の数が全分割数8の過半数5を占めるの
で、データ誤りが発生したにもかかわらず、データ速度
は2.4kbpsと判定される。これに対し、図4
(b)の場合、データパターンの同じ分割部の数が全分
割数4の過半数3を占めないので、データ速度は4.8
kbpsではないと誤判定されてしまう。
【0105】[効果]以上詳述したこの実施の形態によ
れば、次のような効果が得られる。
【0106】(1)まず、この実施の形態によれば、4
つのデータ速度2.4kbps,4.8kbps,9.
6kbps,19.2kbpsのうち、2.4kbp
s,4.8kbpsについては、割合による速度判定に
より、データ速度を判定するようにしたので、データ速
度の判定時間を短縮することができる。
【0107】すなわち、従来は、4つのデータ速度をい
ずれも、再生結果による速度判定により、判定するよう
になっていた。
【0108】しかしながら、このような構成では、デー
タ速度を判定するまで、最悪の場合、4回の再生処理を
行う必要がある。具体的には、3回のデータ繰返し処理
と4回のビタビ復号処理を行う必要がある。これによ
り、従来は、データ速度の判定時間が長くなるという問
題があった。
【0109】これに対し、この実施の形態によれば、再
生結果による速度判定は、データ速度9.6kbps,
19.6kbpsについてだけ行えばよい。これによ
り、最悪でも、2回のデータ再生処理により、データ速
度を判定することができる。具体的には、1回のデータ
繰返し処理と2回のビタビ復号処理により、データ速度
を判定することができる。
【0110】その結果、この実施の形態によれば、従来
より、データ速度の判定時間を短縮することができるわ
けである。
【0111】(2)また、この実施の形態によれば、割
合による速度判定における閾値として、過半数を用いる
ようにしたので、データ誤りが発生した場合でも、デー
タ速度2.4kbps,4.8kbpsを正確に判定す
ることができるとともに、受信データのデータ速度が
9.6kbpsまたは19.2kbpsである場合で
も、これを2.4kbpsや4.8kbpsと誤判定し
てしまうことを防止することができる。
【0112】(3)さらに、この実施の形態によれば、
割合による速度判定を、データ速度2.4kbps,
4.8kbpsについてのみ行うようにしたので、この
速度判定の判定精度を高めることができる。
【0113】すなわち、速いデータ速度は、多数決をと
るためのサンプル数(分割部の数)が少ない。したがっ
て、このデータ速度の判定に、割合による速度判定を適
用すると、判定精度が低下する。
【0114】これに対し、遅いデータ速度は、多数決を
とるためのサンプル数が多い。したがって、このデータ
速度の判定に、割合による速度判定を適用すると、判定
精度を高めることができる。
【0115】したがって、この実施の形態のように、遅
いデータ速度の判定に対して、割合による速度判定を適
用する構成では、この判定の精度を高めることができる
わけである。
【0116】(4)また、この実施の形態によれば、割
合による速度判定において、受信データの1フレーム分
のデータを分割する場合、受信データの2値判定を行
い、1フレーム分の判定結果を分割するようにしたの
で、この速度判定の判定精度を高めることができる。こ
れは、2値判定により、受信データを波形整形すること
ができるからできる。
【0117】[そのほかの実施の形態]以上、この発明
の一実施の形態を説明したが、この発明は、上述したよ
うな実施の形態に限定されるものではない。
【0118】(1)まず、先の実施の形態では、データ
速度9.6kbpsについては、再生結果による速度判
定により判定する場合を説明した。しかし、この発明
は、これを割合による速度判定により判定するようにし
てもよい。この場合、過半数は2となる。
【0119】(2)また、先の実施の形態では、データ
速度4.8kbpsについては、割合による速度判定に
より判定する場合を説明した。しかし、この発明は、こ
れを再生結果による速度判定により判定するようにして
もよい。
【0120】(3)また、先の実施の形態では、割合に
よる速度判定と再生結果による速度判定を併用する場合
を説明した。しかし、この発明は、データ速度が2.4
kbps,4.8kbps,9.6kbpsの3つしか
ないような場合、言い換えれば、変換前のデータ速度が
すべて変換後のデータ速度より遅い場合は、割合による
速度判定のみを用いるようにしてもよい。このような構
成によれば、データバッファ部202を省略することが
できる利点が得られる。
【0121】(4)また、先の実施の形態では、割合に
よる速度判定の閾値を過半数に設定する場合を説明し
た。しかし、この発明は、判定精度が許す範囲で、閾値
を過半数より小さい値に設定するようにしてもよい。
【0122】(5)また、先の実施の形態では、割合に
よる速度判定で、受信データを分割する場合、1フレー
ム分のデータを分割する場合を説明した。しかし、この
発明は、複数フレーム分のデータを各フレームごとに分
割するようにしてもよい。
【0123】この場合、データパターンの同じ分割部の
割合は、複数のフレーム全体で求めてもよいし、各フレ
ームごとに求め、算出された複数フレーム分の割合の合
計をフレーム数で割ることにより平均化するようにして
もよい。
【0124】前者の構成の場合、速度変換前のデータ速
度が速度変換後のデータ速度と同じ場合でも、割合によ
る速度判定を適用することができる利点が得られる。先
の例で言えば、ベースバンドのデータ速度19.2kb
psについても、割合による速度判定を適用することが
できる。
【0125】(6)また、先の実施の形態では、この発
明を、データ繰返し処理により得られたフレーム構造を
データ累積処理により元に戻すCDMA受信機に適用す
る場合を説明した。しかし、この発明は、フレーム構造
をデータ間引き処理により元に戻すCDMA受信機にも
適用することができる。
【0126】(7)また、先の実施の形態では、速度変
換後のフレームに挿入されるブロックとして、速度変換
前のフレームに含まれるデータを所定の規則に従って並
べ替えることにより得られるデータからなるブロックを
用いる場合を説明した。しかし、この発明は、速度変換
前のフレームに含まれるデータからなるブロックを用い
るようにしてもよい。
【0127】言い換えれば、先の実施の形態では、この
発明を、ブロック・インタリーブ処理を受けた音声デー
タを受信するCDMA受信機に適用する場合を説明し
た。しかし、この発明は、この処理を受けない音声デー
タを受信するCDMA受信機にも適用することができ
る。
【0128】(8)また、先の実施の形態では、この発
明をディジタルセルラ方式の携帯電話システムを構成す
る移動局のCDMA受信機に適用する場合を説明した。
しかし、この発明は、このような通信システム以外の通
信システムの受信機にも適用することができる。
【0129】すなわち、この発明は、データ速度を本来
の速度から予め定めた速度に変換された状態で送られて
きたデータであって、速度変換前のデータ速度が予め定
めた複数のデータ速度のうちのいずれであるかがわから
ないデータを受信するものであり、上記受信データは、
速度変換後のフレームに、所定のブロックが速度変換比
に応じた数だけ繰返し挿入された構造を有し、上記ブロ
ックは、速度変換前のフレームに含まれるデータまたは
このデータを所定の規則に従って並べ替えることにより
得られるデータからなるようなデータ受信装置一般に適
用することができる。
【0130】(9)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0131】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
受信データの1または複数フレーム分のデータを各フレ
ームごとに速度変換比に応じた数だけ均等に分割し、こ
の分割により得られた複数の分割部のうち、データパタ
ーンの同じ分割部が予め定めた割合だけ存在するか否か
を判定し、この判定結果に基づいて、受信データの速度
変換前のデータ速度を判定するようにしたので、データ
速度の判定時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】ディジタルセルラ方式の携帯電話システムの基
地局のトラヒックチャネルのCDMA送信機の構成を示
すブロック図である。
【図3】速度変換後のフレーム構造を示す信号波形図で
ある。
【図4】データ誤りを受けた場合のフレーム構造を示す
信号波形図である。
【符号の説明】
201…デ・インタリーブ部 202…データバッファ部 203…データ累積部 204…ビタビ復号部 205…2値判定部 206…判定結果格納部 207…多数決判定部 208…速度判定部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ速度を本来の速度から予め定めた
    速度に変換された状態で送られてきたデータであって、
    速度変換前のデータ速度が予め定めた複数のデータ速度
    のうちのいずれであるかがわからないデータを受信し、
    この受信データの速度変換前のデータ速度を判定するも
    のであり、 前記受信データは、速度変換後のフレームに、所定のブ
    ロックが速度変換比に応じた数だけ繰返し挿入された構
    造を有し、 前記ブロックは、速度変換前のフレームに含まれるデー
    タまたはこのデータを所定の規則に従って並べ替えるこ
    とにより得られるデータからなるデータ速度判定装置に
    おいて、 前記受信データの速度変換前のデータ速度をある速度と
    仮定し、この仮定速度と速度変換後のデータ速度との比
    に応じた数だけ前記受信データの1または複数フレーム
    分のデータを各フレームごとに均等に分割し、全分割部
    の数に対するデータパターンの同じ分割部の数の割合に
    基づいて、前記受信データの速度変換前のデータ速度を
    判定する割合速度判定手段を有することを特徴とするデ
    ータ速度判定装置。
  2. 【請求項2】 前記割合速度判定手段は、前記データパ
    ターンの同じ分割部が過半数存在する場合、前記受信デ
    ータの速度変換前のデータ速度が前記仮定速度であると
    判定するように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のデータ速度判定装置。
  3. 【請求項3】 前記割合速度判定手段は、 受信データの各ビットごとに、この受信データの値が1
    か0かを判定する2値判定手段と、 この2値判定手段の1または複数フレーム分の判定結果
    を格納する判定結果格納手段と、 前記受信データの速度変換前のデータ速度をある速度と
    仮定し、この仮定速度と速度変換後のデータ速度との比
    に応じた数だけ前記判定結果格納手段に格納されている
    1または複数フレーム分の判定結果を各フレームごとに
    均等に分割し、全分割部の数に対するデータパターンの
    同じ分割部の数の割合が予め定めた割合以上か否かを判
    定する割合判定手段と、 この割合判定手段の判定結果に基づいて、前記受信デー
    タの速度変換前のデータ速度を判定する速度判定手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ速度判
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記受信データの速度変換前のデータ速
    度をある速度と仮定し、この仮定速度に従った前記受信
    データの再生結果に基づいて、前記受信データの速度変
    換前のデータ速度を判定する再生結果速度判定手段を有
    することを特徴とする請求項1記載のデータ速度判定装
    置。
  5. 【請求項5】 割合速度判定手段は、前記複数のデータ
    速度のうち、遅い方のデータ速度を判定するように構成
    され、 前記再生結果速度判定手段は、前記複数のデータ速度の
    うち、速い方のデータ速度を判定するように構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のデータ速度判定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記受信データは、畳込み符号化されて
    いることを特徴とする請求項1記載のデータ速度判定装
    置。
  7. 【請求項7】 基地局から移動局に可変レートで符号化
    されたデータを伝送する符号分割多元接続方式の通信シ
    ステムにおいて、前記移動局の受信機のデータ速度判定
    装置として用いられることを特徴とする請求項1記載の
    データ速度判定装置。
  8. 【請求項8】 データ速度が本来の速度から予め定めた
    速度に変換された状態で送られてきたデータであって、
    速度変換前のデータ速度が予め定めた複数のデータ速度
    のうちのいずれであるかがわからないデータを受信する
    ものであり、 前記受信データは、速度変換後のフレームに、所定のブ
    ロックが速度変換比に応じた数だけ繰返し挿入された構
    造を有し、 前記ブロックは、速度変換前のフレームに含まれるデー
    タまたはこのデータを所定の規則に従って並べ替えるこ
    とにより得られるデータからなるデータ受信装置におい
    て、 前記受信データに基づいて、この受信データの速度変換
    前のデータ速度を判定するデータ速度判定手段と、 このデータ速度判定手段により判定されたデータ速度に
    基づいて、前記受信データから元のデータを再生するデ
    ータ再生手段とを有し、 前記データ速度判定手段は、前記受信データの速度変換
    前のデータ速度をある速度と仮定し、この仮定速度と速
    度変換後のデータ速度との比に応じた数だけ前記受信デ
    ータの1または複数フレーム分のデータを各フレームご
    とに均等に分割し、全分割部の数に対するデータパター
    ンの同じ分割部の数の割合に基づいて、前記受信データ
    の速度変換前のデータ速度を判定する割合速度判定手段
    を有することを特徴とするデータ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記割合速度判定手段は、前記データパ
    ターンの同じ分割部が過半数存在する場合、前記受信デ
    ータの速度変換前のデータ速度が前記仮定速度であると
    判定するように構成されていることを特徴とする請求項
    8記載のデータ受信装置。
  10. 【請求項10】 前記割合速度判定手段は、 受信データの各ビットごとに、この受信データの値が1
    か0かを判定する2値判定手段と、 この2値判定手段の1または複数フレーム分の判定結果
    を格納する判定結果格納手段と、 前記受信データの速度変換前のデータ速度をある速度と
    仮定し、この仮定速度と速度変換後のデータ速度との比
    に応じた数だけ前記判定結果格納手段に格納されている
    1または複数フレーム分の判定結果を各フレームごとに
    均等に分割し、全分割部の数に対するデータパターンの
    同じ分割部の数の割合が予め定めた割合以上か否かを判
    定する割合判定手段と、 この割合判定手段の判定結果に基づいて、前記受信デー
    タの速度変換前のデータ速度を判定する速度判定手段と
    を有することを特徴とする請求項8記載のデータ受信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記受信データの速度変換前のデータ
    速度をある速度と仮定し、この仮定速度に従って、前記
    データ再生手段でデータ再生処理を実行した場合の再生
    結果に基づいて、前記受信データの速度変換前のデータ
    速度を判定する再生結果速度判定手段を有することを特
    徴とする請求項8記載のデータ受信装置。
  12. 【請求項12】 割合速度判定手段は、前記複数のデー
    タ速度のうち、遅い方のデータ速度を判定するように構
    成され、 前記再生結果速度判定手段は、前記複数のデータ速度の
    うち、速い方のデータ速度を判定するように構成されて
    いることを特徴とする請求項11記載のデータ受信装
    置。
  13. 【請求項13】 前記受信データは、畳込み符号化さ
    れ、前記再生手段は、受信データをビタビ復号するビタ
    ビ復号手段を有することを特徴とする請求項8記載のデ
    ータ受信装置。
  14. 【請求項14】 基地局から移動局に可変レートで符号
    化されたデータを伝送する符号分割多元接続方式の通信
    システムにおいて、前記移動局の受信機として用いられ
    ることを特徴とする請求項8記載のデータ受信装置。
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