JPH0982664A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0982664A JPH0982664A JP7240000A JP24000095A JPH0982664A JP H0982664 A JPH0982664 A JP H0982664A JP 7240000 A JP7240000 A JP 7240000A JP 24000095 A JP24000095 A JP 24000095A JP H0982664 A JPH0982664 A JP H0982664A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】微細コンタクトホールとその近傍の配線等との
パターン合わせ余裕を確保し、低い製造コスト、高い製
造歩留りで微細コンタクトホールを形成する。 【解決手段】半導体領域50上に第1絶縁膜11、第2
絶縁膜12および第3絶縁膜13を順に形成する工程
と、第3絶縁膜上にフォトレジスト膜15を形成し、所
定のコンタクトホールパターン15aを転写する工程
と、フォトレジスト膜をマスクとして第3絶縁膜をテー
パエッチングして第3絶縁膜にコンタクトホール13a
を形成する工程と、第3絶縁膜をマスクとして第2絶縁
膜をエッチングして第2絶縁膜にコンタクトホール12
aを形成する工程と、第2絶縁膜に対して高い選択比を
有する条件で第1絶縁膜をエッチングして第1絶縁膜に
コンタクトホール11aを形成する工程とを具備する。
パターン合わせ余裕を確保し、低い製造コスト、高い製
造歩留りで微細コンタクトホールを形成する。 【解決手段】半導体領域50上に第1絶縁膜11、第2
絶縁膜12および第3絶縁膜13を順に形成する工程
と、第3絶縁膜上にフォトレジスト膜15を形成し、所
定のコンタクトホールパターン15aを転写する工程
と、フォトレジスト膜をマスクとして第3絶縁膜をテー
パエッチングして第3絶縁膜にコンタクトホール13a
を形成する工程と、第3絶縁膜をマスクとして第2絶縁
膜をエッチングして第2絶縁膜にコンタクトホール12
aを形成する工程と、第2絶縁膜に対して高い選択比を
有する条件で第1絶縁膜をエッチングして第1絶縁膜に
コンタクトホール11aを形成する工程とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に絶縁膜に対する微細コンタクトホール
の形成方法に関するものであり、例えばダイナミック型
メモリ(DRAM)のスタックキャパシタ型セルにおけ
るストレージノード用のコンタクトホールの形成に適用
される。
方法に係り、特に絶縁膜に対する微細コンタクトホール
の形成方法に関するものであり、例えばダイナミック型
メモリ(DRAM)のスタックキャパシタ型セルにおけ
るストレージノード用のコンタクトホールの形成に適用
される。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の集積化が進むにつれ、
その製造に際して、絶縁膜に開孔されるコンタクトホー
ルとその近傍の素子や配線などとのパターン合わせ余裕
を確保することが困難になってきている。
その製造に際して、絶縁膜に開孔されるコンタクトホー
ルとその近傍の素子や配線などとのパターン合わせ余裕
を確保することが困難になってきている。
【0003】上記パターン合わせ余裕を確保することが
困難な代表的な例として、DRAMにスタックキャパシ
タ型セルを採用するとともにスタックキャパシタより先
にビット線を形成するビット線先作り方式を採用した場
合におけるストレージノードコンタクトとビット線との
関係が挙げられる。
困難な代表的な例として、DRAMにスタックキャパシ
タ型セルを採用するとともにスタックキャパシタより先
にビット線を形成するビット線先作り方式を採用した場
合におけるストレージノードコンタクトとビット線との
関係が挙げられる。
【0004】図5(a)は、スタックキャパシタ型セル
とビット線先作り方式を採用した従来の大容量DRAM
におけるメモリセルアレイの平面パターンの一部を概略
的に示している。
とビット線先作り方式を採用した従来の大容量DRAM
におけるメモリセルアレイの平面パターンの一部を概略
的に示している。
【0005】図5(b)、(c)は、それぞれ対応して
同図(a)中のB−B線に沿う素子領域(SDG領域)
を含む断面構造の一部、C−C線に沿うセルキャパシタ
を含む断面構造の一部を概略的に示している。
同図(a)中のB−B線に沿う素子領域(SDG領域)
を含む断面構造の一部、C−C線に沿うセルキャパシタ
を含む断面構造の一部を概略的に示している。
【0006】図5(a)乃至(c)において、半導体基
板(例えばシリコン基板)50の表層部あるいは半導体
層上に形成された複数個の素子領域は、ビット線形成方
向に対して斜めに交差する方向および平行な方向に所定
の長さおよび幅を持ち、平面的にみて行列状の配置で形
成されている。なお、51は素子分離領域である。
板(例えばシリコン基板)50の表層部あるいは半導体
層上に形成された複数個の素子領域は、ビット線形成方
向に対して斜めに交差する方向および平行な方向に所定
の長さおよび幅を持ち、平面的にみて行列状の配置で形
成されている。なお、51は素子分離領域である。
【0007】上記各素子領域は、中央部から一端側の領
域に1個のセルのMOSトランジスタ用の第1のドレイ
ン・チャネル・ソース領域が形成されており、上記中央
部から他端側の領域に別の1個のセルのMOSトランジ
スタ用の第2のドレイン・チャネル・ソース領域が形成
されており、上記中央部は上記2個のMOSトランジス
タに共通のドレイン領域54となっている。
域に1個のセルのMOSトランジスタ用の第1のドレイ
ン・チャネル・ソース領域が形成されており、上記中央
部から他端側の領域に別の1個のセルのMOSトランジ
スタ用の第2のドレイン・チャネル・ソース領域が形成
されており、上記中央部は上記2個のMOSトランジス
タに共通のドレイン領域54となっている。
【0008】そして、同一行の複数個のMOSトランジ
スタの各中央部(チャネル領域)上にゲート絶縁膜52
を介して、かつ、上記各中央部上を通るようにワード線
WL(図中、MOSトランジスタのゲート電極部を記号
Gで示す。)が形成されている。この場合、ワード線W
L群は、等間隔でほぼ平行に形成されている。
スタの各中央部(チャネル領域)上にゲート絶縁膜52
を介して、かつ、上記各中央部上を通るようにワード線
WL(図中、MOSトランジスタのゲート電極部を記号
Gで示す。)が形成されている。この場合、ワード線W
L群は、等間隔でほぼ平行に形成されている。
【0009】上記ワード線WL群上に第1層間絶縁膜5
3を介してワード線WL群の形成方向とは直交する方向
にそれぞれビット線BL群が形成されており、各ビット
線BLはそれぞれ同一列の複数個の素子領域の各中央部
の不純物拡散領域(ドレイン領域)54にコンタクトす
るように形成されている。この場合、1つのビット線コ
ンタクト部BCに対して2個のセルが接続されておる。
3を介してワード線WL群の形成方向とは直交する方向
にそれぞれビット線BL群が形成されており、各ビット
線BLはそれぞれ同一列の複数個の素子領域の各中央部
の不純物拡散領域(ドレイン領域)54にコンタクトす
るように形成されている。この場合、1つのビット線コ
ンタクト部BCに対して2個のセルが接続されておる。
【0010】さらに、前記素子領域の両端部(ソース領
域55)には、セル毎にスタック構造のセルキャパシタ
のキャパシタ電極56(電荷蓄積部、ストレージノー
ド)がコンタクトされている。このキャパシタ電極56
は、セルのゲート電極G上方を覆うように、かつ、隣接
するビット線BL相互間に形成されている。
域55)には、セル毎にスタック構造のセルキャパシタ
のキャパシタ電極56(電荷蓄積部、ストレージノー
ド)がコンタクトされている。このキャパシタ電極56
は、セルのゲート電極G上方を覆うように、かつ、隣接
するビット線BL相互間に形成されている。
【0011】この場合、上記ビット線BL群上には第2
層間絶縁膜57が形成されており、この第2層間絶縁膜
57には前記セルトランジスタの一端側の不純物拡散領
域(ソース領域)55上に対応してストレージノード用
のコンタクトホールが開孔されている。そして、上記コ
ンタクトホールにストレージノード用の導電性プラグが
埋め込まれ、前記第2層間絶縁膜57上に導電膜が形成
された後に上記導電膜がセルのゲート電極G上方を覆う
ように所定の方形にパターニングされてキャパシタ電極
56となっている。そして、上記キャパシタ電極56上
にキャパシタ絶縁膜58を介してキャパシタプレート電
極59が形成されている。
層間絶縁膜57が形成されており、この第2層間絶縁膜
57には前記セルトランジスタの一端側の不純物拡散領
域(ソース領域)55上に対応してストレージノード用
のコンタクトホールが開孔されている。そして、上記コ
ンタクトホールにストレージノード用の導電性プラグが
埋め込まれ、前記第2層間絶縁膜57上に導電膜が形成
された後に上記導電膜がセルのゲート電極G上方を覆う
ように所定の方形にパターニングされてキャパシタ電極
56となっている。そして、上記キャパシタ電極56上
にキャパシタ絶縁膜58を介してキャパシタプレート電
極59が形成されている。
【0012】従来、上記したようなスタックキャパシタ
型セルとビット線先作り方式を採用したDRAMの製造
に際して、ストレージノードコンタクトSCとビット線
とのパターン合わせ余裕を確保するためにコンタクトを
ビット線に対して自己整合的に形成する方法の一例が、
M.Fukumoto et.al.,ESSDER 90,1990,pp.461-464,"Stack
ed capacitor cell technology for 16M DRAM using do
uble self-aligned contacts " のFig.4 に開示されて
いる。
型セルとビット線先作り方式を採用したDRAMの製造
に際して、ストレージノードコンタクトSCとビット線
とのパターン合わせ余裕を確保するためにコンタクトを
ビット線に対して自己整合的に形成する方法の一例が、
M.Fukumoto et.al.,ESSDER 90,1990,pp.461-464,"Stack
ed capacitor cell technology for 16M DRAM using do
uble self-aligned contacts " のFig.4 に開示されて
いる。
【0013】この方法は、図6(a)乃至(c)に示す
ように、ビット線形成後に堆積されたBPSG(ボロン
・リン・シリケートガラス)膜57に対して、隣接ビッ
ト線相互間にストレージノード用のコンタクトホール6
1を開孔した後、HTO絶縁膜62を薄く堆積し、この
HTO絶縁膜62の一部(ビット線側壁部)を残すよう
にエッチバックする。しかし、上記従来の方法は、製造
工程が長く複雑であり、製造コストが高くなり、製造歩
留りが低いという問題が指摘されている。
ように、ビット線形成後に堆積されたBPSG(ボロン
・リン・シリケートガラス)膜57に対して、隣接ビッ
ト線相互間にストレージノード用のコンタクトホール6
1を開孔した後、HTO絶縁膜62を薄く堆積し、この
HTO絶縁膜62の一部(ビット線側壁部)を残すよう
にエッチバックする。しかし、上記従来の方法は、製造
工程が長く複雑であり、製造コストが高くなり、製造歩
留りが低いという問題が指摘されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにDRA
Mの製造に際してストレージノードコンタクトをビット
線に対して自己整合的に形成する従来の方法は、製造工
程が長く複雑であり、製造コストが高くなり、製造歩留
りが低いという問題があった。
Mの製造に際してストレージノードコンタクトをビット
線に対して自己整合的に形成する従来の方法は、製造工
程が長く複雑であり、製造コストが高くなり、製造歩留
りが低いという問題があった。
【0015】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、微細コンタクトホールとその近傍の素子や配
線などとのパターン合わせ余裕を確保することが容易に
なり、低い製造コスト、高い製造歩留りで微細コンタク
トホールを形成でき、DRAMの製造に適用した場合に
はストレージノードコンタクトとビット線とのパターン
合わせ余裕を十分に確保でき、上記パターン合わせ余裕
を必要以上に持たせる必要がなくなり、セルキャパシタ
の高集積化が可能になる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
たもので、微細コンタクトホールとその近傍の素子や配
線などとのパターン合わせ余裕を確保することが容易に
なり、低い製造コスト、高い製造歩留りで微細コンタク
トホールを形成でき、DRAMの製造に適用した場合に
はストレージノードコンタクトとビット線とのパターン
合わせ余裕を十分に確保でき、上記パターン合わせ余裕
を必要以上に持たせる必要がなくなり、セルキャパシタ
の高集積化が可能になる半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体装置
の製造方法は、半導体領域上に第1絶縁膜を形成する工
程と、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第3絶縁膜上にフォトレジスト膜を形成し、前記フ
ォトレジスト膜に所定のコンタクトホールパターンを転
写する工程と、前記フォトレジスト膜をマスクとして前
記第3絶縁膜をテーパエッチングする工程と、前記第3
絶縁膜をマスクとして前記第2絶縁膜をエッチングする
工程と、前記第2絶縁膜に対して高い選択比を有する条
件で前記第1絶縁膜をエッチングして第1絶縁膜にコン
タクトホールを形成する工程とを具備することを特徴と
する。
の製造方法は、半導体領域上に第1絶縁膜を形成する工
程と、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第3絶縁膜上にフォトレジスト膜を形成し、前記フ
ォトレジスト膜に所定のコンタクトホールパターンを転
写する工程と、前記フォトレジスト膜をマスクとして前
記第3絶縁膜をテーパエッチングする工程と、前記第3
絶縁膜をマスクとして前記第2絶縁膜をエッチングする
工程と、前記第2絶縁膜に対して高い選択比を有する条
件で前記第1絶縁膜をエッチングして第1絶縁膜にコン
タクトホールを形成する工程とを具備することを特徴と
する。
【0017】第2の発明の半導体装置の製造方法は、第
1の発明の半導体装置の製造方法において、前記第1絶
縁膜を形成した後で前記第2絶縁膜を形成する前に、前
記第1絶縁膜に所定の間隔で隣接した複数本の配線層を
埋め込み形成する工程をさらに具備することを特徴とす
る。
1の発明の半導体装置の製造方法において、前記第1絶
縁膜を形成した後で前記第2絶縁膜を形成する前に、前
記第1絶縁膜に所定の間隔で隣接した複数本の配線層を
埋め込み形成する工程をさらに具備することを特徴とす
る。
【0018】第3の発明の半導体装置の製造方法は、半
導体基板の表層部あるいは半導体層において平面的にみ
てビット線形成方向に対して斜めに交差する方向および
平行な方向にそれぞれMOSトランジスタを構成する2
個のドレイン・チャネル・ソース領域が直線状に形成さ
れるとともに中央部に共通のドレイン領域を有する複数
個の活性領域を行列状に配置形成してセルアレイ領域を
形成する工程と、前記セルアレイ領域のそれぞれ同一行
の複数個の活性領域における各MOSトランジスタのチ
ャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート
電極部を有する複数本のワード線を互いに平行な方向に
形成する工程と、前記ワード線上に第1の層間絶縁膜を
形成する工程と、前記セルアレイ領域のそれぞれ同一列
の複数個の活性領域における共通のドレイン領域にコン
タクトする複数本のビット線を互いに平行な方向で前記
第1の層間絶縁膜に埋め込み形成する工程と、前記ビッ
ト線上および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁
膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜上に第3の
層間絶縁膜を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜上
にフォトレジスト膜を形成し、前記フォトレジスト膜に
所定のコンタクトホールパターンを転写する工程と、前
記フォトレジスト膜をマスクとして前記第3の層間絶縁
膜をテーパエッチングする工程と、前記第3の層間絶縁
膜をマスクとして前記第2の層間絶縁膜をエッチングす
る工程と、前記第2の層間絶縁膜に対して高い選択比を
有する条件で前記第1の層間絶縁膜をエッチングして第
1の層間絶縁膜の前記ソース領域上に対応する部分にス
トレージノード用のコンタクトホールを開孔する工程と
を具備することを特徴とする。
導体基板の表層部あるいは半導体層において平面的にみ
てビット線形成方向に対して斜めに交差する方向および
平行な方向にそれぞれMOSトランジスタを構成する2
個のドレイン・チャネル・ソース領域が直線状に形成さ
れるとともに中央部に共通のドレイン領域を有する複数
個の活性領域を行列状に配置形成してセルアレイ領域を
形成する工程と、前記セルアレイ領域のそれぞれ同一行
の複数個の活性領域における各MOSトランジスタのチ
ャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート
電極部を有する複数本のワード線を互いに平行な方向に
形成する工程と、前記ワード線上に第1の層間絶縁膜を
形成する工程と、前記セルアレイ領域のそれぞれ同一列
の複数個の活性領域における共通のドレイン領域にコン
タクトする複数本のビット線を互いに平行な方向で前記
第1の層間絶縁膜に埋め込み形成する工程と、前記ビッ
ト線上および前記第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁
膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜上に第3の
層間絶縁膜を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜上
にフォトレジスト膜を形成し、前記フォトレジスト膜に
所定のコンタクトホールパターンを転写する工程と、前
記フォトレジスト膜をマスクとして前記第3の層間絶縁
膜をテーパエッチングする工程と、前記第3の層間絶縁
膜をマスクとして前記第2の層間絶縁膜をエッチングす
る工程と、前記第2の層間絶縁膜に対して高い選択比を
有する条件で前記第1の層間絶縁膜をエッチングして第
1の層間絶縁膜の前記ソース領域上に対応する部分にス
トレージノード用のコンタクトホールを開孔する工程と
を具備することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(a)は、本発明の第
1の実施の形態に係るスタックキャパシタ型セルとビッ
ト線先作り方式を採用した大容量DRAMのセルアレイ
の平面パターンの一部を概略的に示している。
施の形態を詳細に説明する。図1(a)は、本発明の第
1の実施の形態に係るスタックキャパシタ型セルとビッ
ト線先作り方式を採用した大容量DRAMのセルアレイ
の平面パターンの一部を概略的に示している。
【0020】図1(b)、(c)は、それぞれ対応して
同図(a)中のB−B線に沿う素子領域(SDG領域)
を含む断面構造の一部、C−C線に沿うセルキャパシタ
を含む断面構造の一部を概略的に示している。
同図(a)中のB−B線に沿う素子領域(SDG領域)
を含む断面構造の一部、C−C線に沿うセルキャパシタ
を含む断面構造の一部を概略的に示している。
【0021】図1(a)乃至(c)に示す構造は、図5
(a)乃至(c)に示した構造と比べて、(1)ビット
線BLが第1の層間絶縁膜11に埋め込み形成されてい
る点、(2)第1の層間絶縁膜11上に二層の層間絶縁
膜(第2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜1
3)が形成されている、つまり、セルトランジスタのソ
ース領域55上に三層の層間絶縁膜(第1の層間絶縁膜
11、第2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜1
3)が形成されており、上記三層の層間絶縁膜を通して
コンタクトホールが開孔されている点、(3)第2の層
間絶縁膜12には下方が狭くなるテーパ状のコンタクト
ホールが形成されている点が異なり、その他は同じであ
るので図5(a)乃至(c)中と同一符号を付してい
る。
(a)乃至(c)に示した構造と比べて、(1)ビット
線BLが第1の層間絶縁膜11に埋め込み形成されてい
る点、(2)第1の層間絶縁膜11上に二層の層間絶縁
膜(第2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜1
3)が形成されている、つまり、セルトランジスタのソ
ース領域55上に三層の層間絶縁膜(第1の層間絶縁膜
11、第2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜1
3)が形成されており、上記三層の層間絶縁膜を通して
コンタクトホールが開孔されている点、(3)第2の層
間絶縁膜12には下方が狭くなるテーパ状のコンタクト
ホールが形成されている点が異なり、その他は同じであ
るので図5(a)乃至(c)中と同一符号を付してい
る。
【0022】なお、前記第1の層間絶縁膜11および第
3の層間絶縁膜13は、第2の層間絶縁膜12に対して
高選択比RIEエッチングが可能な材料が用いられてい
る。例えば第1の層間絶縁膜11および第3の層間絶縁
膜13として、酸化シリコン膜あるいはシリケートガラ
ス膜が用いられており、第2の層間絶縁膜12として窒
化シリコン膜が用いられている。
3の層間絶縁膜13は、第2の層間絶縁膜12に対して
高選択比RIEエッチングが可能な材料が用いられてい
る。例えば第1の層間絶縁膜11および第3の層間絶縁
膜13として、酸化シリコン膜あるいはシリケートガラ
ス膜が用いられており、第2の層間絶縁膜12として窒
化シリコン膜が用いられている。
【0023】即ち、図1(a)乃至(c)において、半
導体基板(例えばシリコン基板)50の表層部あるいは
半導体層上に形成された複数個の素子領域は、それぞれ
ビット線形成方向に対して斜めに交差する方向および平
行な方向に所定の長さおよび幅を持ち、平面的にみて行
列状の配置で形成されている。なお、51は素子分離領
域である。
導体基板(例えばシリコン基板)50の表層部あるいは
半導体層上に形成された複数個の素子領域は、それぞれ
ビット線形成方向に対して斜めに交差する方向および平
行な方向に所定の長さおよび幅を持ち、平面的にみて行
列状の配置で形成されている。なお、51は素子分離領
域である。
【0024】上記各素子領域は、中央部から一端側の領
域に1個のセルのMOSトランジスタを構成する第1の
ドレイン・チャネル・ソース領域が形成されており、上
記中央部から他端側の領域に別の1個のセルのMOSト
ランジスタを構成する第2のドレイン・チャネル・ソー
ス領域が形成されており、上記中央部は上記2個のMO
Sトランジスタに共通のドレイン領域54となってい
る。
域に1個のセルのMOSトランジスタを構成する第1の
ドレイン・チャネル・ソース領域が形成されており、上
記中央部から他端側の領域に別の1個のセルのMOSト
ランジスタを構成する第2のドレイン・チャネル・ソー
ス領域が形成されており、上記中央部は上記2個のMO
Sトランジスタに共通のドレイン領域54となってい
る。
【0025】そして、同一行の複数個のMOSトランジ
スタの各中央部(チャネル領域54)上にゲート絶縁膜
52を介して、かつ、上記各中央部上を通るようにワー
ド線WL(図中、MOSトランジスタのゲート電極部を
記号Gで示す。)が形成されている。この場合、ワード
線WL群は、等間隔でほぼ平行に形成されている。
スタの各中央部(チャネル領域54)上にゲート絶縁膜
52を介して、かつ、上記各中央部上を通るようにワー
ド線WL(図中、MOSトランジスタのゲート電極部を
記号Gで示す。)が形成されている。この場合、ワード
線WL群は、等間隔でほぼ平行に形成されている。
【0026】さらに、上記ワード線WL群上に第1の層
間絶縁膜11が形成されており、上記第1の層間絶縁膜
11には前記ワード線WL群の形成方向とは直交する方
向にビット線BL群が埋め込み形成されており、各ビッ
ト線BLはそれぞれ同一列の複数個の素子領域の各中央
部の不純物拡散領域(ドレイン領域)54にコンタクト
するように形成されている。
間絶縁膜11が形成されており、上記第1の層間絶縁膜
11には前記ワード線WL群の形成方向とは直交する方
向にビット線BL群が埋め込み形成されており、各ビッ
ト線BLはそれぞれ同一列の複数個の素子領域の各中央
部の不純物拡散領域(ドレイン領域)54にコンタクト
するように形成されている。
【0027】さらに、上記第1の層間絶縁膜11上に第
2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜13が順に
堆積形成されており、上記第1の層間絶縁膜11〜第3
の層間絶縁膜13には、前記素子領域の両端部の不純物
拡散領域(セルトランジスタのソース領域)55上に対
応してストレージノード用のコンタクトホールが開孔さ
れている。
2の層間絶縁膜12および第3の層間絶縁膜13が順に
堆積形成されており、上記第1の層間絶縁膜11〜第3
の層間絶縁膜13には、前記素子領域の両端部の不純物
拡散領域(セルトランジスタのソース領域)55上に対
応してストレージノード用のコンタクトホールが開孔さ
れている。
【0028】そして、このようにセル毎に開孔されたス
トレージノード用のコンタクトホールを通してスタック
構造のセルキャパシタのキャパシタ電極56(電荷蓄積
部、セルのストレージノード)がソース領域55にコン
タクトされており、キャパシタ電極56はセルのゲート
電極G上方を覆うように、かつ、隣接するビット線BL
相互間に形成されている。そして、上記セル毎のキャパ
シタ電極56上にキャパシタ絶縁膜58を介してキャパ
シタプレート電極59が形成されている。
トレージノード用のコンタクトホールを通してスタック
構造のセルキャパシタのキャパシタ電極56(電荷蓄積
部、セルのストレージノード)がソース領域55にコン
タクトされており、キャパシタ電極56はセルのゲート
電極G上方を覆うように、かつ、隣接するビット線BL
相互間に形成されている。そして、上記セル毎のキャパ
シタ電極56上にキャパシタ絶縁膜58を介してキャパ
シタプレート電極59が形成されている。
【0029】図2乃至図4は、図1(a)乃至(c)に
示したセルの製造工程の一例におけるウエハー断面の一
部を示している。次に、図1乃至図4を参照しながらセ
ルの製造工程を説明する。
示したセルの製造工程の一例におけるウエハー断面の一
部を示している。次に、図1乃至図4を参照しながらセ
ルの製造工程を説明する。
【0030】まず、図1(b)、(c)に示したよう
に、通常のDRAMセルの形成工程と同様な工程によ
り、半導体基板(例えばシリコン基板)50上にセルの
MOSトランジスタのアレイを形成する。ここで、51
は基板表層部に選択的に形成された素子分離領域、54
および55は選択的に基板表層部の素子形成領域に形成
された基板とは逆導電型の不純物拡散層からなるドレイ
ン領域およびソース領域、52はドレイン・ソース間の
チャネル領域上の基板表面に形成されたMOSトランジ
スタ用のゲート絶縁膜、Gはゲート絶縁膜52上に形成
されたMOSトランジスタ用のゲート電極(ワード線W
Lの一部)である。
に、通常のDRAMセルの形成工程と同様な工程によ
り、半導体基板(例えばシリコン基板)50上にセルの
MOSトランジスタのアレイを形成する。ここで、51
は基板表層部に選択的に形成された素子分離領域、54
および55は選択的に基板表層部の素子形成領域に形成
された基板とは逆導電型の不純物拡散層からなるドレイ
ン領域およびソース領域、52はドレイン・ソース間の
チャネル領域上の基板表面に形成されたMOSトランジ
スタ用のゲート絶縁膜、Gはゲート絶縁膜52上に形成
されたMOSトランジスタ用のゲート電極(ワード線W
Lの一部)である。
【0031】次に、ゲート電極G上を含む基板上に第1
層間絶縁膜(例えばBPSG膜)11を堆積形成し、上
記BPSG膜11にフォトレジスト(図示せず)を塗布
し、リソグラフィ法を用いて上記BPSG膜11にビッ
ト線用の複数本の溝11aを所定の間隔で形成する。そ
して、前記ドレイン領域27上に対応して前記BPSG
膜11にビット線用のコンタクトホール(図示せず)を
形成する。
層間絶縁膜(例えばBPSG膜)11を堆積形成し、上
記BPSG膜11にフォトレジスト(図示せず)を塗布
し、リソグラフィ法を用いて上記BPSG膜11にビッ
ト線用の複数本の溝11aを所定の間隔で形成する。そ
して、前記ドレイン領域27上に対応して前記BPSG
膜11にビット線用のコンタクトホール(図示せず)を
形成する。
【0032】次に、図2(a)に示すように、前記BP
SG膜11上に導電膜(例えばW)14を堆積形成する
ことにより、前記複数本の溝11aおよびビット線用の
コンタクトホールに導電膜14を埋め込み充填する。
SG膜11上に導電膜(例えばW)14を堆積形成する
ことにより、前記複数本の溝11aおよびビット線用の
コンタクトホールに導電膜14を埋め込み充填する。
【0033】次に、図2(b)に示すように、前記BP
SG膜11上の導電膜14を化学機械研磨(CMP)法
により削り、表面を平坦化する。これにより、前記BP
SG膜11に所定の間隔で隣接した複数本のビット線B
Lが埋め込み形成される。
SG膜11上の導電膜14を化学機械研磨(CMP)法
により削り、表面を平坦化する。これにより、前記BP
SG膜11に所定の間隔で隣接した複数本のビット線B
Lが埋め込み形成される。
【0034】次に、図2(c)に示すように、上記ビッ
ト線BL上を含むBPSG膜11上に第2層間絶縁膜
(例えば窒化シリコン膜;SiN膜)12および第3層
間絶縁膜(例えばBPSG膜)13を順次堆積形成す
る。
ト線BL上を含むBPSG膜11上に第2層間絶縁膜
(例えば窒化シリコン膜;SiN膜)12および第3層
間絶縁膜(例えばBPSG膜)13を順次堆積形成す
る。
【0035】次に、図3(a)に示すように、上層側の
BPSG膜13上にフォトレジスト15を塗布し、リソ
グラフィ法を用いて上記フォトレジスト15にキャパシ
タプラグ用のコンタクトホールパターン15aを転写形
成する。
BPSG膜13上にフォトレジスト15を塗布し、リソ
グラフィ法を用いて上記フォトレジスト15にキャパシ
タプラグ用のコンタクトホールパターン15aを転写形
成する。
【0036】次に、図3(b)に示すように、テーパR
IE(反応性イオンエッチング)法を用いて、前記フォ
トレジスト15をマスクとして前記BPSG膜13をテ
ーパエッチングし、前記BPSG膜13にテーパ状のコ
ンタクトホール(縦断面の側壁傾斜が75°程度で下方
が狭くなるコンタクトホール)13aを形成する。
IE(反応性イオンエッチング)法を用いて、前記フォ
トレジスト15をマスクとして前記BPSG膜13をテ
ーパエッチングし、前記BPSG膜13にテーパ状のコ
ンタクトホール(縦断面の側壁傾斜が75°程度で下方
が狭くなるコンタクトホール)13aを形成する。
【0037】次に、図4(a)に示すように、RIE法
を用いて、前記BPSG膜13をマスクとして前記Si
N膜12をエッチングし、前記SiN膜12にストレー
ト状のコンタクトホール12aを形成する。
を用いて、前記BPSG膜13をマスクとして前記Si
N膜12をエッチングし、前記SiN膜12にストレー
ト状のコンタクトホール12aを形成する。
【0038】次に、図4(b)に示すように、高選択比
RIE法を用いて、前記SiN膜12に対して選択比が
高い条件で下層側のBPSG膜11をエッチングし、上
記BPSG膜11に前記ソース領域55上に対応してス
トレート状のコンタクトホール11aを形成する。この
場合、上層のBPSG膜13のコンタクトホール13a
の側壁面はストレート状になり、前記SiN膜12のコ
ンタクトホール12aの側壁面は下方が狭くなるテーパ
状になる。
RIE法を用いて、前記SiN膜12に対して選択比が
高い条件で下層側のBPSG膜11をエッチングし、上
記BPSG膜11に前記ソース領域55上に対応してス
トレート状のコンタクトホール11aを形成する。この
場合、上層のBPSG膜13のコンタクトホール13a
の側壁面はストレート状になり、前記SiN膜12のコ
ンタクトホール12aの側壁面は下方が狭くなるテーパ
状になる。
【0039】次に、前記上層側のBPSG膜13上のフ
ォトレジスト15を除去した後、前記キャパシタプラグ
用のコンタクトホールに導電性プラグ(タングステンあ
るいは導電性ポリシリコン)5を埋め込む。この際、上
記導電性プラグ5からソース領域用の不純物拡散層27
への拡散を防止するために、予めコンタクトホール内壁
にバリアメタルとしてTi/TiN積層膜を形成してお
くようにしてもよい。
ォトレジスト15を除去した後、前記キャパシタプラグ
用のコンタクトホールに導電性プラグ(タングステンあ
るいは導電性ポリシリコン)5を埋め込む。この際、上
記導電性プラグ5からソース領域用の不純物拡散層27
への拡散を防止するために、予めコンタクトホール内壁
にバリアメタルとしてTi/TiN積層膜を形成してお
くようにしてもよい。
【0040】次にキャパシタ電極形成用の導電膜を形成
し、この導電膜上にフォトレジスト(図示せず)を形成
した後、通常のフォト・リソグラフィ技術を使用し、前
記導電膜を図1(b)、(c)に示したようにキャパシ
タ電極56の形状(方形)にパターニングする。
し、この導電膜上にフォトレジスト(図示せず)を形成
した後、通常のフォト・リソグラフィ技術を使用し、前
記導電膜を図1(b)、(c)に示したようにキャパシ
タ電極56の形状(方形)にパターニングする。
【0041】次に、キャパシタ絶縁膜形成用の絶縁膜
(例えばSiO2 膜、SiO2 /SiN積層膜、TaO
5 膜)58、キャパシタプレート電極形成用の第2導電
膜を順次形成した後、通常のフォト・リソグラフィ技術
を使用し、前記導電膜をキャパシタプレート電極59の
形状にパターニングする。
(例えばSiO2 膜、SiO2 /SiN積層膜、TaO
5 膜)58、キャパシタプレート電極形成用の第2導電
膜を順次形成した後、通常のフォト・リソグラフィ技術
を使用し、前記導電膜をキャパシタプレート電極59の
形状にパターニングする。
【0042】上記したような実施の形態によれば、スト
レージノード用の微細なコンタクトホールを開孔する
際、三層の絶縁膜の最上層の絶縁膜13に下方が狭くな
るテーパ状のコンタクトホール13aを開孔した後、中
層の絶縁膜12および下層の絶縁膜11には上記テーパ
状のコンタクトホール13aの底部に連なるコンタクト
ホール12a、11aを開孔するので、ストレート状の
コンタクトホール12a、11aと隣接するビット線B
Lとの間の寸法(a1 またはa2 )分だけパターン合わ
せ余裕を確保することが容易になる。
レージノード用の微細なコンタクトホールを開孔する
際、三層の絶縁膜の最上層の絶縁膜13に下方が狭くな
るテーパ状のコンタクトホール13aを開孔した後、中
層の絶縁膜12および下層の絶縁膜11には上記テーパ
状のコンタクトホール13aの底部に連なるコンタクト
ホール12a、11aを開孔するので、ストレート状の
コンタクトホール12a、11aと隣接するビット線B
Lとの間の寸法(a1 またはa2 )分だけパターン合わ
せ余裕を確保することが容易になる。
【0043】従って、従来の製造方法と比べて特殊な工
程を追加することなく、最小間隔で配置されたビット線
間にコンタクトホールを形成することができるので、ス
トレージノードコンタクトとビット線とのパターン合わ
せ余裕を必要以上に持たせる必要がなくなり、低い製造
コスト、高い製造歩留りで微細コンタクトホールを形成
でき、セルキャパシタの高集積化が可能になるので、単
位セル当りの面積の縮小化(セルの微細化)が可能にな
る。
程を追加することなく、最小間隔で配置されたビット線
間にコンタクトホールを形成することができるので、ス
トレージノードコンタクトとビット線とのパターン合わ
せ余裕を必要以上に持たせる必要がなくなり、低い製造
コスト、高い製造歩留りで微細コンタクトホールを形成
でき、セルキャパシタの高集積化が可能になるので、単
位セル当りの面積の縮小化(セルの微細化)が可能にな
る。
【0044】なお、前記セルの素子領域は、上記実施例
のような半導体基板上に直接に形成される場合に限ら
ず、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板上
の半導体層上に形成してもよい。
のような半導体基板上に直接に形成される場合に限ら
ず、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)基板上
の半導体層上に形成してもよい。
【0045】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体装置の製
造方法によれば、微細コンタクトホールとその近傍の素
子や配線などとのパターン合わせ余裕を確保することが
容易になり、低い製造コスト、高い製造歩留りで微細コ
ンタクトホールを形成できる。そして、DRAMの製造
に適用した場合には、ストレージノードコンタクトとビ
ット線とのパターン合わせ余裕を十分に確保でき、上記
パターン合わせ余裕を必要以上に持たせる必要がなくな
り、セルキャパシタの高集積化が可能になる。
造方法によれば、微細コンタクトホールとその近傍の素
子や配線などとのパターン合わせ余裕を確保することが
容易になり、低い製造コスト、高い製造歩留りで微細コ
ンタクトホールを形成できる。そして、DRAMの製造
に適用した場合には、ストレージノードコンタクトとビ
ット線とのパターン合わせ余裕を十分に確保でき、上記
パターン合わせ余裕を必要以上に持たせる必要がなくな
り、セルキャパシタの高集積化が可能になる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るDRAMに
おけるセルアレイの一部の平面パターンおよび断面構造
の一部を示す図。
おけるセルアレイの一部の平面パターンおよび断面構造
の一部を示す図。
【図2】 図1に示したセルの製造方法の一例に係る製
造工程におけるウエハー断面の一部を示す断面図。
造工程におけるウエハー断面の一部を示す断面図。
【図3】 図2の工程に続く工程の断面図。
【図4】 図3の工程に続く工程の断面図。
【図5】 スタックキャパシタ型セルとビット線先作り
方式を採用した従来の大容量DRAMにおけるメモリセ
ルアレイの平面パターンの一部の平面パターンおよび断
面構造の一部を示す図。
方式を採用した従来の大容量DRAMにおけるメモリセ
ルアレイの平面パターンの一部の平面パターンおよび断
面構造の一部を示す図。
【図6】 スタックキャパシタ型セルとビット線先作り
方式を採用したDRAMの製造に際してストレージノー
ドコンタクトをビット線に対して自己整合的に形成する
方法の一例を示す断面図。
方式を採用したDRAMの製造に際してストレージノー
ドコンタクトをビット線に対して自己整合的に形成する
方法の一例を示す断面図。
11…第1の層間絶縁膜、11a…コンタクトホール、
12…第2の層間絶縁膜、12a…コンタクトホール、
13…第3の層間絶縁膜、13a…コンタクトホール、
14…導電膜、15…フォトレジスト膜、15a…コン
タクトホールパターン、50…半導体基板、51…素子
分離領域、52…ゲート絶縁膜、56…キャパシタ電
極、58…キャパシタ絶縁膜、59…キャパシタプレー
ト電極、SDG…活性領域、BL…ビット線、WL…ワ
ード線、G…ゲート電極部、BC…ビット線コンタクト
領域、SC…ストレージノードコンタクト領域。
12…第2の層間絶縁膜、12a…コンタクトホール、
13…第3の層間絶縁膜、13a…コンタクトホール、
14…導電膜、15…フォトレジスト膜、15a…コン
タクトホールパターン、50…半導体基板、51…素子
分離領域、52…ゲート絶縁膜、56…キャパシタ電
極、58…キャパシタ絶縁膜、59…キャパシタプレー
ト電極、SDG…活性領域、BL…ビット線、WL…ワ
ード線、G…ゲート電極部、BC…ビット線コンタクト
領域、SC…ストレージノードコンタクト領域。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体領域上に第1絶縁膜を形成する工
程と、前記第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する工程と、
前記第3絶縁膜上にフォトレジスト膜を形成し、前記フ
ォトレジスト膜に所定のコンタクトホールパターンを転
写する工程と、前記フォトレジスト膜をマスクとして前
記第3絶縁膜をテーパエッチングする工程と、前記第3
絶縁膜をマスクとして前記第2絶縁膜をエッチングする
工程と、前記第2絶縁膜に対して高い選択比を有する条
件で前記第1絶縁膜をエッチングして第1絶縁膜にコン
タクトホールを形成する工程とを具備することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第1絶縁膜を形成した後で前記第2絶縁膜
を形成する前に、前記第1絶縁膜に所定の間隔で隣接し
た複数本の配線層を埋め込み形成する工程をさらに具備
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第2絶縁膜を形成する前に、前記配線層を
埋め込み後の第1絶縁膜の表面を平坦化する工程をさら
に具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記複数本の配線層を埋め込み形成する工程
は、前記第1絶縁膜に複数本の溝を所定の間隔で形成す
る工程と、前記第1絶縁膜上に導電膜を堆積し、前記溝
内を充填する工程と、前記導電膜を化学機械研磨法によ
り削る工程とを具備することを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記複数本の配線層は、配線パターン設計基準
の最小間隔に設定された配線間隔で隣接しており、前記
フォトレジスト膜に転写されたコンタクトホールパター
ンは前記配線間隔の上方部に位置することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
半導体装置の製造方法において、前記第1絶縁膜および
第3絶縁膜は酸化シリコン膜あるいはシリケートガラス
膜であり、前記第2絶縁膜は窒化シリコン膜であること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板の表層部あるいは半導体層に
おいて平面的にみてビット線形成方向に対して斜めに交
差する方向および平行な方向にそれぞれMOSトランジ
スタを構成する2個のドレイン・チャネル・ソース領域
が直線状に形成されるとともに中央部に共通のドレイン
領域を有する複数個の活性領域を行列状に配置形成して
セルアレイ領域を形成する工程と、前記セルアレイ領域
のそれぞれ同一行の複数個の活性領域における各MOS
トランジスタのチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して
形成されたゲート電極部を有する複数本のワード線を互
いに平行な方向に形成する工程と、前記ワード線上に第
1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記セルアレイ領域
のそれぞれ同一列の複数個の活性領域における共通のド
レイン領域にコンタクトする複数本のビット線を互いに
平行な方向で前記第1の層間絶縁膜に埋め込み形成する
工程と、前記ビット線上および前記第1の層間絶縁膜上
に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層間
絶縁膜上に第3の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第
3の層間絶縁膜上にフォトレジスト膜を形成し、前記フ
ォトレジスト膜に所定のコンタクトホールパターンを転
写する工程と、前記フォトレジスト膜をマスクとして前
記第3の層間絶縁膜をテーパエッチングする工程と、前
記第3の層間絶縁膜をマスクとして前記第2の層間絶縁
膜をエッチングする工程と、前記第2の層間絶縁膜に対
して高い選択比を有する条件で前記第1の層間絶縁膜を
エッチングして第1の層間絶縁膜の前記ソース領域上に
対応する部分にストレージノード用のコンタクトホール
を開孔する工程とを具備することを特徴とする半導体装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24000095A JP3305932B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24000095A JP3305932B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0982664A true JPH0982664A (ja) | 1997-03-28 |
JP3305932B2 JP3305932B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17052979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24000095A Expired - Fee Related JP3305932B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3305932B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403357B1 (ko) * | 1997-12-16 | 2003-12-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 제조방법 |
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