JPH0981479A - 端末ソフトウェア自動転送方法 - Google Patents

端末ソフトウェア自動転送方法

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JPH0981479A
JPH0981479A JP7238733A JP23873395A JPH0981479A JP H0981479 A JPH0981479 A JP H0981479A JP 7238733 A JP7238733 A JP 7238733A JP 23873395 A JP23873395 A JP 23873395A JP H0981479 A JPH0981479 A JP H0981479A
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JP7238733A
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Minoru Takahata
実 高畑
Akira Uemori
明 上森
Hiroshi Sugiyama
浩 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークで接続されたセンタ装置と端末
装置からなる情報提供システムにおいて、端末ソフトウ
ェアの更改もしくは新規導入を、システムの実行を継続
しつつ自動的に行う。 【解決手段】 ある時点の端末環境と新しい端末環境の
差から、転送処理を行うべきエージェントのリストを作
成し、有効期限により存在の許されないエージェントを
抹消する。リストの先頭のエージェントを、次の転送を
行うエージェントとしてセットし、該エージェントが必
ず転送すべきエージェントであれば転送処理を開始す
る。転送したエージェントが不完全であれば、それを破
棄して、一時退避しておいたエージェントを復帰させ
る。作成したリストの全てのエージェントの転送処理が
完了した場合、一時退避してあったエージェントの中で
古いバージョンを捨てて、リストの作成・抹消に戻り、
完了していなければリストから次に転送を行うエージェ
ントをセットした上で、転送処理に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エージェント群が
登録されたセンタ装置と、センタ装置とネットワークで
接続された端末装置からなる情報提供システムに関し、
特に、サービス運用に必要な端末を動作させるためのエ
ージェントとエージェントが使用するデータからなる端
末ソフトウェアをセンタ装置から端末装置へ転送する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークで接続されたセンタ装置と
端末装置からなる情報提供システムにおいて、端末ソフ
トウェアを更改もしくは新規に導入する際には、システ
ムの実行を一時的に中断した上で、必要な全ての端末ソ
フトウェアを外部記憶装置やネットワークを用いた端末
装置へ登録する。
【0003】ここで、端末ソフトウェアは、それを構成
する各々の機能モジュール毎の依存性が極めて高いた
め、少量のパッチで済む場合を除いて端末ソフトウェア
の一部だけの変更は難しい。また、転送作業は、更改も
しくは新規導入することの緊急度、端末ソフトウェアの
有効期限、端末装置毎に許可できる端末ソフトウェア等
を把握しているシステム運用者が設定するタイミング、
主にシステムの再立ち上げ時に行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した、ネットワー
クで接続されたセンタ装置と端末装置からなる情報提供
システムにおいて、端末ソフトウェアを更改もしくは新
規に導入する際には、システム運用者が、情報提供サー
ビスを一時的に中断しなければならず、また、その設定
作業は基本的に手作業によるところが大きいため、多数
の端末装置へ頻繁に行う必要がある場合には、相当量の
手間と時間を要する。あるいは、端末ソフトウェアの管
理は人手に頼るところが多いために、誤った端末ソフト
ウェアを配布する等の事故が発生する一つの原因となっ
ている。
【0005】本発明の目的は、端末ソフトウェアの更改
もしくは新規導入を、システムの実行を継続しつつ自動
的に行う端末ソフトウェア自動転送方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の端末ソフトウェ
ア自動転送方法は、サービス運用に必要な端末装置を動
作させるためのエージェントとエージェントが使用する
データからなる端末ソフトウェアによって動作するアプ
リケーションを起動させる場合と、アプリケーションの
動作中において、該端末装置が特定の状態かどうか判別
する段階と、ある時点の端末環境と、新しく設定しよう
とする端末環境との差から、転送処理を行うエージェン
トのリストを作成する段階と、作成されたリストの先頭
のエージェントを、次の転送を行うエージェントとして
セットする段階と、エージェントの転送処理を開始する
段階と、エージェントの転送が終了したかを判定しなが
ら転送を行う段階と、最初の段階で作成されたリストの
全ての転送処理が完了した場合には、最初の段階に戻
り、完了していない場合には、前記リストから次に転送
を行うエージェントをセットした上で、次の転送処理を
開始する段階に戻る段階を有する。
【0007】前記のエージェントの転送を開始する段階
において、前記端末装置の制御装置のCPU負荷率が一
定値以下かどうかを判定し、一定値以下であれば、さら
に一定時間を経過しているかどうか判定することによっ
て転送を開始する。
【0008】前記のエージェントの転送中において、前
記端末装置が特定の状態でなくなれば、転送を中断し
て、転送途中のエージェントを破棄し、一時退避してお
いたエージェントを復帰させる段階と、該段階で転送中
断が発生した場合に、設定された端末環境におけるエー
ジェント間の整合性をチェックして、合わない場合に新
しく転送処理を終えたエージェントを端末装置の記憶装
置に退避して、端末装置の記憶装置に退避してあった古
いエージェントを戻すとともに、戻すべきエージェント
が端末装置の記憶装置に退避されていない場合には、そ
れらを必ず転送すべきエージェントとした上でリストを
作成し、再び転送を開始する段階を有する。
【0009】前記のエージェント間の整合性をチェック
する段階において、前記端末ソフトウェアの管理者によ
って与えられる、エージェント間における主従関係を参
照して整合性のチェックを行う。
【0010】前記リストを作成する段階において、前記
端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エージ
ェント毎のバージョン情報、すなわち日付によってある
時点の端末環境における各々のエージェントとの新旧を
比較し、新しいエージェントを転送するエージェントと
してリストを作成する。
【0011】前記リストを作成する段階において、前記
端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エージ
ェント毎の有効期限により存在の許されないエージェン
トを端末装置の記憶装置から消去する。
【0012】前記リストを作成する段階において、前記
端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エージ
ェント毎の優先順位をもとにエージェントを優先度の高
いものから順番に並べ、前記のエージェントの転送を開
始する段階において、前記端末ソフトウェアの管理者に
よって予め決められた優先順位より高いものは必ず転送
すべきエージェントとして、必ず転送を行い、また、必
ず転送すべきエージェントの場合には、前記端末装置の
制御装置のCPU負荷率や経過時間に関係なくすみやか
に転送を開始する。
【0013】
【発明の実施の形態】端末ソフトウェアはいくつかのエ
ージェントから構成されており、それぞれのエージェン
トは外部環境と外部から与えられるアクションに応じ
て、外部に働きかけ、外部環境や内部状態を変化させた
りすることができる。ここで述べるエージェントとは、
パネルやボタン等のグラフィカルユーザインタフェース
部品、およびそれらの手続き等の分散したオブジェクト
の集合を記述し、独立性を高めたもので、それ自身でひ
とまとまりの機能を有する。
【0014】本発明の端末ソフトウェア自動転送方法で
は、端末ソフトウェアを構成するエージェント単位で、
それらの配布に関する属性情報をセンタ装置で管理し、
かつ、エージェント種類毎の属性情報を元にして、端末
ソフトウェア環境の整備を担当するエージェントが各エ
ージェントを更改もしくは新規に端末装置に導入する機
会を見つけて転送処理を実行する。
【0015】このように、本発明によれば、ネットワー
クで接続されたセンタ装置と端末装置からなる情報提供
システムの端末ソフトウェアを更改もしくは新規に導入
する際の手順が自動化される。
【0016】端末装置の制御装置のCPU負荷率が一定
値以下かどうかを判定し、一定値以下であれば、さらに
一定時間を経過しているかどうか判定し、一定時間を経
過していれば転送を開始することにより、エージェント
の転送処理以外のシステムの実行に対して、CPU資源
をより多く与えることができる。
【0017】エージェントの転送中において、端末装置
が特定の状態でなくなれば、転送を中断して、転送途中
のエージェントを破棄し、一時退避しておいたエージェ
ントを復帰させ、転送中断が発生した場合に、設定され
た端末環境におけるエージェント間の整合性をチェック
して、合わない場合に新しく転送処理を終えたエージェ
ントを端末装置の記憶装置に退避して、端末装置の記憶
装置に退避してあった古いエージェントを戻すととも
に、戻すべきエージェントが端末装置の記憶装置に退避
されていない場合には、それらを必ず転送すべきエージ
ェントとした上でリストを作成し、再び転送を開始する
ことにより、エージェントの転送中に、利用者による要
求が発生した場合やなんらかの理由により、すみやかに
転送を中断しなければならない場合でも、システムの動
作を可能にする。
【0018】端末ソフトウェアの管理者によって与えら
れる、エージェント間における主従関係を参照してエー
ジェント間の整合性のチェックを行なうことにより、矛
盾するエージェントを両方転送して障害を起こすような
端末ソフトウェアの設定を回避し、かつ、全てのエージ
ェントの組み合わせをチェックすることなく、すみやか
に整合性チェックがおこなえる。
【0019】端末ソフトウェアの管理者によって与えら
れる、エージェント毎のバージョン情報、すなわち日付
によってある時点の端末環境における各々のエージェン
トとの新旧を比較し、新しいエージェントを転送するエ
ージェントとしてリストを作成することにより、端末ソ
フトウェアによって動作するアプリケーションをなるべ
く最新の状態で動作させることができる。
【0020】端末ソフトウェアの管理者によって与えら
れる、エージェント毎の有効期限により存在の許されな
いエージェントを端末装置の記憶装置から消去すること
により、期限付きの端末ソフトウェアを期限内のみに限
って動作させることができる。
【0021】端末ソフトウェアの管理者によって与えら
れる、エージェント毎の優先順位をもとにエージェント
を優先度の高いものから順番に並べ、端末ソフトウェア
の管理者によって予め決められた優先順位より高いもの
は必ず転送すべきエージェントとして、必ず転送を行
い、また、必ず転送すべきエージェントの場合には、端
末装置の制御装置のCPU負荷率や経過時間に関係なく
すみやかに転送を開始することにより、必ずしも全ての
端末ソフトウェアが最新である必要がない場合、全てを
転送する必要なく素早く実行でき、起動待ち時間を極力
少なくすることができるばかりではなく、ネットワーク
に対し必要最小限のトラヒック増加で済ませることがで
きる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0023】図1は、本発明の端末ソフトウェア自動転
送方法の一実施例を適用した情報提供システムの構成概
略を示すものである。
【0024】本情報提供システムは、端末装置10とネ
ットワーク11とセンタ装置12とで構成されている。
【0025】端末装置10は、利用者が命令・指示を与
えるためのキーボード10Aやマウス10B等の入力手
段や、利用者へ情報を伝えるためのディスプレイ10C
やスピーカ10D等の出力手段、並びに制御装置10E
や記憶装置10F等を有し、センタ装置12とは送受信
装置10G,12Cにより、ネットワーク11を通し
て、デジタル情報がやりとりされる。
【0026】センタ装置12には、端末ソフトウェアを
構成するエージェントや、データを蓄積する蓄積装置1
2Aがあり、配布に関する属性情報も蓄積装置12Aに
蓄積される。また、蓄積装置11Aへは、ネットワーク
11を通して、管理装置12Dや入力装置12Eを用い
てデジタル情報が入力・管理される。
【0027】図1には端末装置、センタ装置は各々一つ
のみ記載しているが、ネットワーク11上に複数あって
もよい。また、ネットワークにはLAN、公衆回線、専
用線等が含まれる。
【0028】図2は本実施例の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【0029】端末ソフトウェア環境の整備を担当するエ
ージェントは、どんなエージェントが存在してそれぞれ
の関係がどうなっているのかを常に把握しており、端末
装置10が特定の状態(例えばログイン待ち画面を表
示)で、転送処理を開始する。
【0030】まず、端末ソフトウェアが動作しているあ
る時点の端末装置10が特定の状態にあるかどうか判定
する(ステップ21)。端末装置10が特定の状態にあ
れば、ある時点の端末環境と、新しい端末環境との差か
ら、転送処理を行うべきエージェントのリストを作成
し、また、有効期限により存在の許されないエージェン
トは抹消する(ステップ22)。ここで、端末環境と
は、端末装置の外部環境と内部環境を指す。次に、ステ
ップ2で作成したリストの先頭のエージェントを、次に
転送を行うエージェントとしてセットする(ステップ2
3)。次に、該エージェントが必ず転送すべきエージェ
ントかどうかを、エージェント毎の優先順位により判定
する(ステップ24)。予め決められた優先順位より高
いものは必ず転送すべきエージェントとして処理する。
必ず転送すべきエージェントでなければ、端末装置10
の制御装置10EのCPU負荷率が一定値以下かどうか
判定し(ステップ25)、一定値以下であれば、一定時
間を経過したかどうか判定する(ステップ26)、一定
値を超えていれば、ステップ21に戻る。一定時間を経
過してなければ、ステップ21に戻る。ステップ24で
必ず転送すべきエージェントである場合、および一定時
間を経過していれば、転送を行うエージェントとしてセ
ットされたエージェントの転送処理を開始する(ステッ
プ27)。もし、転送処理を開始する際に、古いバージ
ョンではあるが、同等の機能を有するエージェントが端
末装置10に存在すれば、記憶装置10Fに古いバージ
ョンのエージェントを一時退避する。また、転送を開始
しようとしているエージェントと全く同じエージェント
が端末装置10の記憶装置10Fに退避されていれば、
記憶装置10Fから端末環境への移動処理を当該エージ
ェントの転送処理と置き換え、転送処理を終了する。必
ず転送すべきエージェントの転送処理中でなければ、端
末装置10が特定の状態かどうか判定し(ステップ2
9)、特定の状態でなくなっていれば、もし、主従関係
や転送処理の経過から、転送したエージェントが不完全
であれば、それを破棄して、一時退避しておいたエージ
ェントを復帰させる(ステップ30)。ここで、不完全
なエージェントとは機能を果たすことが不可能なエージ
ェントのことである。転送を中途半端に中断されてしま
ったエージェントはもちろん、それに直接強く関連する
エージェント、すなわちお互いが完全な形で機能しては
じめて一つの機能として役割を果たすエージェントも含
まれる。
【0031】次に、エージェント同士の存在自体が矛盾
するような場合があっては困るので、それを解決するた
めに整合性のチェックを行う(ステップ31)。具体的
には、画像復号化装置のような、あるひとつの共有でき
ないデバイスを使うエージェントは同時に一つのみ存在
が許される。仮に、使うとしても、うまくエージェント
同士、もしくはエージェントの下位レイヤに存在するO
Sでタイムスケジューリングを行ってシェアする仕組み
が必要である。整合性のチェックはお互いに関係するエ
ージェント同士で作られる階層の木の中で再帰的に実行
する。まず、お互いに合わない場合、新しく転送処理を
終えたエージェント群を退避して、退避してあった古い
ものに戻す処理を繰り返す。エージェント同士の相性に
ついては、あらかじめ管理者によって与えられてもよい
し、エージェント自身にチェックするメソッドを備えて
いても構わない。もし、管理ミス等の原因により、退避
しようとするエージェントが必ず必要な場合には、退避
したエージェントを全て元に戻した後、管理装置12D
に通報する。また、最初に転送処理を中断したエージェ
ントに関わるエージェントを必ず必要なエージェントと
した上で、転送処理を再開するために、ステップ28に
進む。また、全ての処理が終了すれば、ステップ21に
戻る。
【0032】ステップ28で必ず転送すべきエージェン
トの転送処理中およびステップ29で端末装置10が特
定の状態のままであれば、転送処理が終了したかどうか
判定する(ステップ32)。転送処理が終了していなけ
ればステップ28に戻る。ステップ22で作成したリス
トの全てのエージェントの転送処理が完了したかどうか
判定し(ステップ33)、完了した場合には、一時退避
してあったエージェントの中で古いバージョンを捨てて
ステップ21に戻る。完了していない場合には、リスト
から次に転送を行うエージェントをセットした上で、ス
テップ27に進む。
【0033】次に、ステップ22において、ある時点の
端末環境と、新しい環境との差から、転送処理を行うべ
きエージェントのリストを作成し、および存在の許され
ないエージェントを抹消する処理を表1、表2を用いて
説明する。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】 表1はある種類の端末装置における端末ソフトウェアの
構成例である。各エージェントには主に担当するシステ
ムがある。表2は各エージェントに付与される配布に関
する属性情報の例である。
【0036】エージェント種別毎のバージョン情報、す
なわち日付によって最新の端末ソフトウェアを設定する
ため、ある時点の端末環境における各々のエージェント
との新旧を比較し、新しいものを転送すべきエージェン
トとしてリストを作成する。
【0037】エージェント種別毎の有効期限によって動
作させるアプリケーションの日時を制限するため、ある
時点の端末環境における各々のエージェントの有効期限
内に現在日時が含まれていなければ存在が許されないの
で抹消する。
【0038】エージェント種別毎の優先順位によって効
率よく端末アプリケーションを設定するため、リストア
ップしたエージェントを優先順位によって並べ替える。
その際、あらかじめ決められた優先順位より高いものは
後に必要なエージェントとして処理される。
【0039】エージェント種別毎のエージェント間にお
ける主従関係(表2の親、子)を、転送処理を行うエー
ジェントとしてリストに挙げる際、一緒に含める。ステ
ップ30において矛盾無く端末ソフトウェアを設定する
ため、リストに含まれた主従関係によって整合性のチェ
ックを行う。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する。
【0041】(1)請求項1の発明は、端末ソフトウェ
アの更改もしくは新規導入が、システムの実行を継続し
つつ自動的に行える。
【0042】(2)請求項2の発明は、エージェントの
転送処理以外のシステムの実行に対して、CPU資源を
より多く与えることができる。
【0043】(3)請求項3の発明は、エージェントの
転送中に、利用者による要求が発生した場合やなんらか
の理由により、すみやかに転送を中断しなければならな
い場合でも、システムの動作を可能にする。
【0044】(4)請求項4の発明は、矛盾するエージ
ェントを両方転送して障害を起こすような端末ソフトウ
ェアの設定を回避し、かつ、全てのエージェントの組み
合わせをチェックすることなく、すみやかに整合性チェ
ックがおこなえる。
【0045】(5)請求項5の発明は、端末ソフトウェ
アによって動作するアプリケーションをなるべく最新の
状態で動作させることができる。
【0046】(6)請求項6の発明は、期限付きの端末
ソフトウェアを期限内のみに限って動作させることがで
きる。
【0047】(7)請求項7の発明は、必ずしも全ての
端末ソフトウェアが最新である必要がない場合、全てを
転送する必要なく素早く実行できる。このことは、起動
待ち時間を極力少なくすることができるばかりではな
く、ネットワークに対し必要最小限のトラヒック増加で
済ませることができることを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末ソフトウェア自動転送方法の一実
施例を適用した情報提供システム概略構成図である。
【図2】本発明の端末ソフトウェア自動転送方法の一実
施例の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 端末装置 10A キーボード 10B マウス 10C ディスプレイ 10D スピーカ 10E 制御装置 10F 記録装置 10G 送受信装置 11 ネットワーク 12 センタ装置 12A 蓄積装置 12B 制御装置 12C 送受信装置 12D 管理装置 12E 入力装置 21 〜33 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/58 9466−5K H04L 11/20 101C H04M 11/08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エージェント群が登録されたセンタ装置
    と、ネットワークで前記センタ装置と接続された端末装
    置からなる情報提供システムにおいて、 サービス運用に必要な端末装置を動作させるためのエー
    ジェントとエージェントが使用するデータからなる端末
    ソフトウェアによって動作するアプリケーションを起動
    させる場合と、該アプリケーションの動作中において、
    該端末装置が特定の状態かどうか判別する段階と、 ある時点の端末環境と、新しく設定しようとする端末環
    境との差から、転送処理を行うエージェントのリストを
    作成する段階と、 作成されたリストの先頭のエージェントを、次に転送を
    行うエージェントとしてセットする段階と、 エージェントの転送処理を開始する段階と、 エージェントの転送が終了したかを判定しながら転送を
    行う段階と、 最初の段階で作成されたリストの全ての転送処理が完了
    した場合には、最初の段階に戻り、完了していない場合
    には、前記リストから次に転送を行うエージェントをセ
    ットした上で、次の転送処理を開始する段階に戻る段階
    を有する端末ソフトウェア自動転送方法。
  2. 【請求項2】 前記のエージェントの転送を開始する段
    階において、前記端末装置の制御装置のCPU負荷率が
    一定値以下かどうかを判定し、一定値以下であれば、さ
    らに一定時間を経過しているかどうか判定し、一定時間
    を経過していれば転送を開始する請求項1に記載の端末
    ソフトウェア自動転送方法。
  3. 【請求項3】 前記のエージェントの転送中において、
    前記端末装置が特定の状態でなくなれば、転送を中断し
    て、転送途中のエージェントを破棄し、一時退避してお
    いたエージェントを復帰させる段階と、該段階で転送中
    断が発生した場合に、設定された端末環境におけるエー
    ジェント間の整合性をチェックして、合わない場合に新
    しく転送処理を終えたエージェントを端末装置の記憶装
    置に退避して、端末装置の記憶装置に退避してあった古
    いエージェントを戻すとともに、戻すべきエージェント
    が端末装置の記憶装置に退避されていない場合には、そ
    れらを必ず転送すべきエージェントとした上でリストを
    作成し、再び転送を開始する段階を有する請求項1に記
    載端末ソフトウェア自動転送方法。
  4. 【請求項4】 前記のエージェント間の整合性をチェッ
    クする段階において、前記端末ソフトウェアの管理者に
    よって与えられる、エージェント間における主従関係を
    参照して整合性のチェックを行う請求項3に記載の端末
    ソフトウェア自動転送方法。
  5. 【請求項5】 前記リストを作成する段階において、前
    記端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エー
    ジェント毎のバージョン情報、すなわち日付によってあ
    る時点の端末環境における各々のエージェントとの新旧
    を比較し、新しいエージェントを転送するエージェント
    としてリストを作成する請求項1に記載の端末ソフトウ
    ェア自動転送方法。
  6. 【請求項6】 前記リストを作成する段階において、前
    記端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エー
    ジェント毎の有効期限により存在の許されないエージェ
    ントを端末装置の記憶装置から消去する請求項1に記載
    の端末ソフトウェア自動転送方法。
  7. 【請求項7】 前記リストを作成する段階において、前
    記端末ソフトウェアの管理者によって与えられる、エー
    ジェント毎の優先順位をもとにエージェントを優先度の
    高いものから順番に並べ、 前記のエージェントの転送を開始する段階において、前
    記端末ソフトウェアの管理者によって予め決められた優
    先順位より高いものは必ず転送すべきエージェントとし
    て、必ず転送を行い、また、必ず転送すべきエージェン
    トの場合には、前記端末装置の制御装置のCPU負荷率
    や経過時間に関係なくすみやかに転送を開始する請求項
    1または2記載の端末ソフトウェア自動転送方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7487536B2 (en) 2003-09-19 2009-02-03 Fujitsu Limited Apparatus and method for applying revision information to software
JP2012018524A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法

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