JPH0980099A - 電荷検出装置 - Google Patents

電荷検出装置

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JPH0980099A
JPH0980099A JP7238484A JP23848495A JPH0980099A JP H0980099 A JPH0980099 A JP H0980099A JP 7238484 A JP7238484 A JP 7238484A JP 23848495 A JP23848495 A JP 23848495A JP H0980099 A JPH0980099 A JP H0980099A
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JP
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electrode
section
charge detection
drive transistor
transistor section
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JP7238484A
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Masayuki Masuyama
雅之 桝山
Yuji Matsuda
祐二 松田
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷検出装置の電荷検出感度を向上させる。 【解決手段】 P型不純物半導体基板1上の,N型不純
物層で作られた電荷検出部2は電荷を蓄積する。前記電
荷検出部2の電位変動はドライブトランジスタ部6のゲ
ート電極に電気的に伝達され、ドライブトランジスタ部
6のソース電位VOの変化として出力される。ここで、
ドライブトランジスタ部6のソース電位は、ドライブト
ランジスタ部6のドレイン電極と電源部VODとの間に
配置された帰還トランジスタ部8のゲート電極に電圧シ
フト部9を介して電気的に伝達される。従って、ドライ
ブトランジスタ部6のドレイン電位が、帰還トランジス
タ部8により、電荷検出部2の電位(即ち、ドライブト
ランジスタ部6のゲート電位)の変位に追従するので、
ドライブトランジスタ部のゲート・ドレイン間の接合容
量が小さくなり、電荷検出部の全容量が低減されて、電
荷検出感度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷検出装置の改
良に関し、特に、その電荷検出を高感度で行うものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電荷検出装置の回路模式図
を示す。以下、トランジスタはMOSFET型トランジ
スタであるとして説明する。
【0003】同図において、1はP型不純物半導体基
板、2は前記P型不純物半導体基板1上にN型不純物層
で作られた電荷検出部、3は電圧VODが印加されたN
型不純物層、4は前記P型不純物半導体基板1上に配置
された絶縁膜、5は前記絶縁膜4を介して作られたリセ
ットゲート電極である。また、Aは出力回路部であっ
て、この出力回路部Aにおいて、6は前記電荷検出部2
と電気的に接続された電極をゲート電極とするドライブ
トランジスタ部、7はロードトランジスタ部である。前
記ロードトランジスタ部7のゲート電極にはバイアス電
圧VLGが供給される。
【0004】前記図7において、信号電荷は電荷検出部
2に蓄積される。この電荷検出部2の信号電荷は、リセ
ットゲート電極5にクロックφRを印加することで、N
型不純物層3により電位VODにリセットされる。この
時、電荷検出部2の電位は、リセットされた電位VOD
に対して信号電荷に比例した分変動する。この変動電位
は、ドライブトランジスタ部6及びロードトランジスタ
部7により、出力電位VOの電圧変化として取り出され
る。
【0005】図8に、上記従来例の出力回路部のポテン
シャル分布図を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
電荷検出装置の検出感度は、次式により表わされる。
【0007】△V=Q/C ここで、Qは信号電荷、Cは電荷検出部2の全容量、△
Vは電荷検出部2の電圧変化である。前式から判るよう
に、従来、検出感度の向上を図る方法として、電荷検出
部2の全容量Cを減らす方法が知られている。ここで、
従来では、電荷検出部2のパターンを小さくすることに
より、その全容量を低減してきたが、パターンの寸法ば
らつき等の問題により、この方法にも限界がある。
【0008】また、パターンを小さくするために、電荷
検出部2の信号を受けるドライブトランジスタ部のドラ
イブ能力も小さくなっており、現在は多段のドライブト
ランジスタ等でインピーダンス変換を行っているが、特
に、初段のドライブトランジスタ部の出力の負荷容量が
周波数特性に大きく影響するという問題があった。
【0009】本発明は、前記の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、電荷検出部の全容量を低減して
検出感度を向上することにあり、更には前記目的に加え
て、ドライブトランジスタ部の出力負荷容量を低減し
て、周波数特性を向上させることも本発明の目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、ドライブトランジスタ部のゲート・ド
レイン間の接合容量を小さくして、電荷検出感度を上げ
ることとする。
【0011】即ち、請求項1記載の発明の電荷検出装置
は、電荷の電圧変換を行う電荷検出部と、第1、第2及
び第3の電極を有するドライブトランジスタ部と、負荷
部からなる電荷検出増幅回路と、第4、第5及び第6の
電極を有する帰還トランジスタ部と、電圧シフト部とを
備え、前記ドライブトランジスタ部は、第1の電極が前
記電荷検出部に電気的に接続され、第2の電極が前記電
荷検出増幅回路に接続され、第3の電極が前記帰還トラ
ンジスタ部の第5の電極に接続され、前記帰還トランジ
スタ部は、第4の電極が前記電圧シフト部を介して前記
ドライブトランジスタ部の第2の電極に接続されること
を特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明は、前記第1項
記載の電荷検出装置において、ドライブトランジスタ部
は、第1の電極をゲート電極とし、第2の電極をソース
電極とし、第3の電極をドレイン電極とし、帰還トラン
ジスタ部は、第4の電極をゲート電極とし、第5の電極
をソース電極とし、第6の電極をドレイン電極とするこ
とを特徴とする。
【0013】更に、請求項3記載の発明の電荷検出装置
は、電荷の電圧変換を行う電荷検出部と、前記電荷検出
部と電気的に接続されるゲート電極を有するドライブト
ランジスタ部と、前記ドライブトランジスタ部のソース
電極と接続される負荷部からなる電荷検出増幅回路と、
ソース電極が前記ドライブトランジスタ部のドレイン電
極に、ドレイン電極が電源部に、ゲート電極が前記ドラ
イブトランジスタ部のソース電極と電気的に接続される
埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部とを備えたこと
を特徴とする。
【0014】加えて、請求項4記載の発明は、前記請求
項3記載の電荷検出装置において、埋め込みチャネル型
帰還トランジスタ部の埋め込みチャネルの電位は、電源
部の電位以下で且つドライブトランジスタ部のドレイン
電位以上に設定されることを特徴とする。
【0015】更に加えて、請求項5記載の発明は、前記
請求項1記載の電荷検出装置において、帰還トランジス
タ部の第6の電極と電源部との間に配置される第2の帰
還トランジスタ部を備え、前記第2の帰還トランジスタ
部は、ゲート電極が第2の電圧シフト部を介して前記帰
還トランジスタ部の第5の電極に接続されることを特徴
とする。
【0016】また、請求項6記載の発明は、前記請求項
1記載の電荷検出装置において、帰還トランジスタ部の
第6の電極と電源部との間に配置される埋め込みチャネ
ル型帰還トランジスタ部を備え、前記埋め込みチャネル
型帰還トランジスタ部は、ゲート電極が前記帰還トラン
ジスタ部の第5の電極に接続されることを特徴とする。
【0017】更に、請求項7記載の発明は、前記請求項
3記載の電荷検出装置において、埋め込みチャネル型帰
還トランジスタ部のドレイン電極と電源部との間に配置
される第2の帰還トランジスタ部を備え、前記第2の帰
還トランジスタ部は、ゲート電極が前記埋め込みチャネ
ル型帰還トランジスタ部のソース電極に接続されること
を特徴とする。
【0018】以上の構成により、請求項1及び請求項2
記載の発明の電荷検出装置では、帰還トランジスタ部に
より、ドライブトランジスタ部のドレイン電位が、電荷
検出部の電位、即ち、ドライブトランジスタ部のゲート
電位の変位に追従するので、電荷検出部と電気的に接続
されたドライブトランジスタ部のゲート・ドレイン間の
接合容量が小さくなり、その結果、電荷検出部の全容量
が低減されて、電荷検出感度が向上する。
【0019】また、請求項3及び請求項4記載の発明の
電荷検出装置では、埋め込みチャネル型帰還トランジス
タ部により、ドライブトランジスタ部のドレイン電位
が、そのゲート電位の変位に追従するので、電荷検出部
と電気的に接続されたドライブトランジスタ部のゲート
・ドレイン間の接合容量が小さくなり、電荷検出感度が
向上する。
【0020】更に、請求項5、請求項6及び請求項7記
載の発明の電荷検出装置では、前記請求項1又は請求項
3記載の発明の作用に加えて、第2の帰還トランジスタ
部により、第1の帰還トランジスタ部のドレイン電位
が、そのゲート電位の変位に追従するので、第1の帰還
トランジスタ部のゲート・ドレイン間の接合容量が小さ
くなり、従って、ドライブトランジスタ部の出力負荷容
量が低減されて、周波数特性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0022】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態である電荷検出装置の回路模式図を示す。
以下、トランジスタはMOSFET型トランジスタとし
て説明を行なう。
【0023】同図において、1はP型不純物半導体基
板、2は前記P型不純物半導体基板1上にN型不純物層
で作られた電荷検出部、3は電圧VODが印加されたN
型不純物層、4は前記P型不純物半導体基板1上に配置
された絶縁膜、5は前記絶縁膜4を介して作られたリセ
ットゲート電極である。
【0024】また、Bは出力回路部であって、この出力
回路部Bにおいて、6は前記電荷検出部2と電気的に接
続された電極をゲート電極(第1の電極)とするドライ
ブトランジスタ部、7は前記ドライブトランジスタ部6
のソース電極(第2の電極)に接続されたロードトラン
ジスタ部(負荷部から成る電荷検出増幅回路)である。
前記ロードトランジスタ部7のゲート電極にはバイアス
電圧VLGが供給される。
【0025】そして、本発明の特徴として、出力回路部
Bには、帰還トランジスタ部8と、電圧シフト部9とが
備えられる。前記帰還トランジスタ部8は、ゲート電極
(第4の電極)が電圧シフト部9を介して前記ドライブ
トランジスタ部6のソース電極(第2の電極)に接続さ
れ、ソース電極(第5の電極)が前記ドライブトランジ
スタ部6のドレイン電極(第3の電極)に接続され、ド
レイン電極(第6の電極)が電源部VODに接続され
る。
【0026】本実施の形態の電荷検出装置では、前記従
来例と同様に、電荷検出部2は電荷を蓄積し、その電位
変動は、ドライブトランジスタ部6のソース電位(出力
回路部の出力電位)VOに電圧変化として取り出され
る。
【0027】図2は、本実施の形態の出力回路部Bのポ
テンシャル分布図を示す。
【0028】ドライブトランジスタ部6のドレイン電位
VDは次式で表わされる。
【0029】VD=AV1×(AVD×VG+VDD) ここで、AVDはドライブトランジスタ部6の電圧利得
を、AV1は帰還トランジスタ部8の電圧利得を、VG
はドライブトランジスタ部6のゲート電位を、VDDは
電圧シフト部9のシフト電圧を各々示す。
【0030】このように、本実施の形態では、ドライブ
トランジスタ部6のドレイン電位VDが、帰還トランジ
スタ部8により、電荷検出部2の電位、即ち、ドライブ
トランジスタ部6のゲート電位VGの変位に追従するの
で、電荷検出部2と電気的に接続されたドライブトラン
ジスタ部6のゲート・ドレイン間の接合容量が小さくな
り、その結果、電荷検出部2の全容量が低減されて、電
荷検出感度が向上することになる。
【0031】尚、本実施の形態では、ドライブトランジ
スタ部6及び帰還トランジスタ部8をMOSFET型ト
ランジスタとして説明を行なったが、これ等をバイポー
ラ型トランジスタ又はJFET型トランジスタ等の他の
トランジスタで代用しても、同様の効果が得られること
は言うまでもない。
【0032】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態である電荷検出装置の回路模式図を示す。
【0033】本実施の形態の特徴点は、出力回路部Cに
おいて、ドライブトランジスタ部6のドレイン電極に埋
め込みチャネル型帰還トランジスタ部10のソース電極
を接続し、電源VODに前記埋め込みチャネル型帰還ト
ランジスタ部10のドレイン電極を接続し、そのゲート
電極に、前記ドライブトランジスタ部6のソース電極が
接続されている。また、前記埋め込みチャネル型帰還ト
ランジスタ部10の埋め込みチャネルの電位は、電源部
の電位VOD以下で且つドライブトランジスタ部6のド
レイン電位以上に設定される。
【0034】本実施の形態では、前記従来例と同様に、
P型不純物半導体基板1上の電荷検出部2が電荷を蓄積
し、その電位変動は、ドライブトランジスタ部6のゲー
ト電極に電気的に伝達されて、ドライブトランジスタ部
6のソース電位VOに電圧変化として出力される。更
に、前記ドライブトランジスタ部6のソース電位は埋め
込みチャネル型トランジスタ部10のゲート電極に伝達
される。
【0035】図4は、本実施の形態の出力回路部Cのポ
テンシャル分布図を示し、ドライブトランジスタ部6の
ドレイン電位VDは次式で表わされる。
【0036】 VD=AV1×(AVD×VG+φmin) ここで、AVDはドライブトランジスタ部6の電圧利得
を、AV1は埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部1
0の電圧利得を、VGはドライブトランジスタ部6のゲ
ート電位を、φminは埋め込みチャネル型帰還トラン
ジスタ部10のポテンシャル電位を示す。
【0037】従って、本実施の形態においては、ドライ
ブトランジスタ部6のドレイン電位VDが、埋め込みチ
ャネル型帰還トランジスタ部10により、電荷検出部2
の電位、即ち、ドライブトランジスタ部6のゲート電位
VGの変位に追従するので、電荷検出部2と電気的に接
続されたドライブトランジスタ部6のゲート・ドレイン
間の接合容量を小さくなり、電荷検出感度が向上する。
【0038】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態である電荷検出装置の回路模式図を示す。
【0039】本実施の形態では、前記第1の実施の形態
で帰還トランジスタ部の個数を1個としたのに代え、2
個配置したものである。
【0040】即ち、本実施の形態では、出力回路部Dに
おいて、ドライブトランジスタ部6のドレイン電極と電
源部VODとの間に第1の帰還トランジスタ部11を配
置し、そのゲート電極とドライブトランジスタ部6のソ
ース電極とを第1の電圧シフト部12を介して電気的に
接続する。また、第1の帰還トランジスタ部11のドレ
イン電極と電源部VODとの間に第2の帰還トランジス
タ部13を配置し、そのゲート電極と第1の帰還トラン
ジスタ部11のソース電極とを第2の電圧シフト部14
を介して電気的に接続している。
【0041】本実施の形態の出力回路部Dのポテンシャ
ル分布を図6に示す従って、本実施の形態では、図6の
ポテンシャル分布図に示すように、第1の実施の形態と
同様の作用によって、第1の帰還トランジスタ部11の
ドレイン電位VDが、第2の帰還トランジスタ部13に
より、第1の帰還トランジスタ部11のゲート電位の変
位に追従するので、第1の帰還トランジスタ部11のゲ
ート・ドレイン間の接合容量が小さくなり、その結果、
ドライブトランジスタ部6の出力容量負荷が低減され
て、周波数特性を向上できる。
【0042】尚、本実施の形態では、第1の帰還トラン
ジスタ部11と電圧シフト部12とにより構成した部分
を、前記第2の実施の形態の埋め込みチャネル型帰還ト
ランジスタ部により構成してもよい。この場合、埋め込
みチャネル型帰還トランジスタ部のチャネル電位は、第
2の帰還トランジスタ部13のソース電位以下で且つド
ライブトランジスタ部6のドレイン電位以上に設定す
る。
【0043】同様に、本実施の形態では、第2の帰還ト
ランジスタ部13と電圧シフト部14とにより構成した
部分を、前記第2の実施の形態の埋め込みチャネル型帰
還トランジスタ部により構成してもよい。この場合、埋
め込みチャネル型帰還トランジスタ部のチャネル電位
は、電源部の電位VOD以下で且つ第1の帰還トランジ
スタ部11のドレイン電位以上に設定する。
【0044】更に、本実施の形態では、第2の帰還トラ
ンジスタ部13をMOSFET型トランジスタとして説
明したが、これをバイポーラ型トランジスタ又はJFE
T型トランジスタ等の他のトランジスタで構成しても、
同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0045】加えて、前記第1、第2及び第3の実施の
形態では、P型不純物半導体基板1上にN型不純物層で
電荷検出部2を形成したが、その構成とは逆に、N型不
純物半導体基板上のP型不純物層で電荷検出部を形成し
ても、同様の効果が得られることはことは言うまでもな
い。
【0046】更に、前記第1、第2及び第3の実施の形
態では、出力回路部を1段として説明したが、これを複
数段に構成しても同様の効果が得られ、本発明はこの複
数段の場合をも包含することは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4記載の発明の電荷検出装置によれば、ドライブト
ランジスタ部と電源部との間に帰還トランジスタ部を配
置し、この帰還トランジスタ部により、前記ドライブト
ランジスタ部のドレイン電位をそのゲート電位の変位に
追従させる構成としたので、ドライブトランジスタ部の
ゲート・ドレイン間の接合容量を小さくすることが可能
となり、従って、電荷検出部の全容量が低減されて、電
荷検出感度を向上させることができる。
【0048】また、請求項5ないし請求項7記載の発明
の電荷検出装置によれば、前記効果に加えて、更に、前
記帰還トランジスタ部のドレイン電位をそのゲート電位
の変位に追従させる構成としたので、前記帰還トランジ
スタ部のゲート・ドレイン間の接合容量を小さくするこ
とが可能となり、従って、ドライブトランジスタ部の出
力負荷容量を低減できて、周波数特性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電荷検出装置の回
路模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電荷検出装置の出
力回路部のポテンシャル分布図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の電荷検出装置の回
路模式図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電荷検出装置の出
力回路部のポテンシャル分布図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の電荷検出装置の回
路模式図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電荷検出装置の出
力回路部のポテンシャル分布図である。
【図7】従来例の電荷検出装置の回路模式図である。
【図8】従来例の電荷検出装置の出力回路部のポテンシ
ャル分布図である。
【符号の説明】
1 P型不純物半導体基板 2 電荷検出部 3 N型不純物層 4 絶縁膜 5 リセットゲート電極 6 ドライブトランジスタ部 7 ロードトランジスタ部(電荷検出増幅回路) 8 帰還トランジスタ部 9 電圧シフト部 10 埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部 11 第1の帰還トランジスタ部 12 第1の電圧シフト部 13 第2の帰還トランジスタ部 14 第2の電圧シフト部 B、C、D 出力回路部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷の電圧変換を行う電荷検出部と、 第1、第2及び第3の電極を有するドライブトランジス
    タ部と、 負荷部からなる電荷検出増幅回路と、 第4、第5及び第6の電極を有する帰還トランジスタ部
    と、 電圧シフト部とを備え、 前記ドライブトランジスタ部は、第1の電極が前記電荷
    検出部に電気的に接続され、第2の電極が前記電荷検出
    増幅回路に接続され、第3の電極が前記帰還トランジス
    タ部の第5の電極に接続され、 前記帰還トランジスタ部は、第4の電極が前記電圧シフ
    ト部を介して前記ドライブトランジスタ部の第2の電極
    に接続され、第6の電極が電源部に接続されることを特
    徴とする電荷検出装置。
  2. 【請求項2】 ドライブトランジスタ部は、第1の電極
    をゲート電極とし、第2の電極をソース電極とし、第3
    の電極をドレインとし、 帰還トランジスタ部は、第4の電極をゲート電極とし、
    第5の電極をソース電極とし、第6の電極をドレイン電
    極とすることを特徴とする第1項記載の電荷検出装置。
  3. 【請求項3】 電荷の電圧変換を行う電荷検出部と、 前記電荷検出部と電気的に接続されるゲート電極を有す
    るドライブトランジスタ部と、 前記ドライブトランジスタ部のソース電極と接続される
    負荷部からなる電荷検出増幅回路と、 ソース電極が前記ドライブトランジスタ部のドレイン電
    極に、ドレイン電極が電源部に、ゲート電極が前記ドラ
    イブトランジスタ部のソース電極と電気的に接続される
    埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部とを備えたこと
    を特徴とする電荷検出装置。
  4. 【請求項4】 埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部
    の埋め込みチャネルの電位は、電源部の電位以下で且つ
    ドライブトランジスタ部のドレイン電位以上に設定され
    ることを特徴とする請求項3記載の電荷検出装置。
  5. 【請求項5】 帰還トランジスタ部の第6の電極と電源
    部との間に配置される第2の帰還トランジスタ部を備
    え、 前記第2の帰還トランジスタ部は、ゲート電極が第2の
    電圧シフト部を介して前記帰還トランジスタ部の第5の
    電極に接続されることを特徴とする請求項1記載の電荷
    検出装置。
  6. 【請求項6】 帰還トランジスタ部の第6の電極と電源
    部との間に配置される埋め込みチャネル型帰還トランジ
    スタ部を備え、 前記埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部は、ゲート
    電極が前記帰還トランジスタ部の第5の電極に接続され
    ることを特徴とする請求項1記載の電荷検出装置。
  7. 【請求項7】 埋め込みチャネル型帰還トランジスタ部
    のドレイン電極と電源部との間に配置される第2の帰還
    トランジスタ部を備え、 前記第2の帰還トランジスタ部は、ゲート電極が前記埋
    め込みチャネル型帰還トランジスタ部のソース電極に接
    続されることを特徴とする請求項3記載の電荷検出装
    置。
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