JPH0979787A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH0979787A JPH0979787A JP23839195A JP23839195A JPH0979787A JP H0979787 A JPH0979787 A JP H0979787A JP 23839195 A JP23839195 A JP 23839195A JP 23839195 A JP23839195 A JP 23839195A JP H0979787 A JPH0979787 A JP H0979787A
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- JP
- Japan
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- tank
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- aluminum
- constituent member
- heat exchanger
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Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 37
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 37
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 31
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 4
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量化を図るとともにコストを安くする。製
造作業を簡単にする。 【解決手段】 所定間隔をおいて配置された1対のヘッ
ダタンク2、3と、両ヘッダタンク2、3間に配置され
て両端がそれぞれヘッダタンク2、3に接続された複数
のアルミニウム展伸材製熱交換管4とを備えたインター
クーラ1である。ヘッダタンク2、3をアルミニウム展
伸材製ヘッダプレート7、8とヘッダプレート7、8に
固定したた横断面略U字状のアルミニウム製箱状タンク
構成部材9、10で構成する。タンク構成部材9、10を、
アルミニウム板をプレス成形することにより形成する。
タンク構成部材9、10に、その長さ方向と直角をなす方
向に伸びた複数の内方突出ビード11、12を形成する。
造作業を簡単にする。 【解決手段】 所定間隔をおいて配置された1対のヘッ
ダタンク2、3と、両ヘッダタンク2、3間に配置され
て両端がそれぞれヘッダタンク2、3に接続された複数
のアルミニウム展伸材製熱交換管4とを備えたインター
クーラ1である。ヘッダタンク2、3をアルミニウム展
伸材製ヘッダプレート7、8とヘッダプレート7、8に
固定したた横断面略U字状のアルミニウム製箱状タンク
構成部材9、10で構成する。タンク構成部材9、10を、
アルミニウム板をプレス成形することにより形成する。
タンク構成部材9、10に、その長さ方向と直角をなす方
向に伸びた複数の内方突出ビード11、12を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用インタ
ークーラや、産業用アフタークーラに用いられる熱交換
器に関する。
ークーラや、産業用アフタークーラに用いられる熱交換
器に関する。
【0002】この明細書において、「アルミニウム」と
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。
【0003】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、自
動車用インタークーラや、産業用アフタークーラとして
は、所定間隔をおいて配置された1対のヘッダタンク
と、両ヘッダタンク間に配置されて両端がそれぞれベッ
ダタンクに接続された複数のアルミニウム展伸材製熱交
換管とを備えており、ヘッダタンクがアルミニウム展伸
材製ヘッダプレートと横断面略U字状のアルミニウム製
箱状タンク構成部材とよりなる熱交換器が用いられてい
た。このような熱交換器では、ヘッダタンクの部分にお
いて4〜10kHzの甲高い騒音が発生するのを抑制す
るために、タンク構成部材として、鋳物製のものを用い
たり、あるいは肉厚の大きなアルミニウム板にプレス加
工を施すことによりつくったプレス成形品を用いたりし
ていた。
動車用インタークーラや、産業用アフタークーラとして
は、所定間隔をおいて配置された1対のヘッダタンク
と、両ヘッダタンク間に配置されて両端がそれぞれベッ
ダタンクに接続された複数のアルミニウム展伸材製熱交
換管とを備えており、ヘッダタンクがアルミニウム展伸
材製ヘッダプレートと横断面略U字状のアルミニウム製
箱状タンク構成部材とよりなる熱交換器が用いられてい
た。このような熱交換器では、ヘッダタンクの部分にお
いて4〜10kHzの甲高い騒音が発生するのを抑制す
るために、タンク構成部材として、鋳物製のものを用い
たり、あるいは肉厚の大きなアルミニウム板にプレス加
工を施すことによりつくったプレス成形品を用いたりし
ていた。
【0004】しかしながら、タンク構成部材が鋳物製で
ある場合、その製造上肉厚を薄くすることができないの
で、重量が大きくなって熱交換器全体の軽量化を図るこ
とができない上ににコストが高くなるという問題があっ
た。しかも、ヘッダプレートおよび熱交換管がアルミニ
ウム展伸材製でであるために、タンク構成部材のヘッダ
プレートへのろう付を、ヘッダプレートと熱交換管との
ろう付と同時に一括して行うことはできず、工数が増え
て製造作業が面倒になるという問題があった。また、タ
ンク構成部材が肉厚の大きなアルミニウム板からつくっ
たプレス成形品製である場合、重量が大きくなって熱交
換器全体の軽量化を図ることができない上にコストが高
くなるという問題があった。
ある場合、その製造上肉厚を薄くすることができないの
で、重量が大きくなって熱交換器全体の軽量化を図るこ
とができない上ににコストが高くなるという問題があっ
た。しかも、ヘッダプレートおよび熱交換管がアルミニ
ウム展伸材製でであるために、タンク構成部材のヘッダ
プレートへのろう付を、ヘッダプレートと熱交換管との
ろう付と同時に一括して行うことはできず、工数が増え
て製造作業が面倒になるという問題があった。また、タ
ンク構成部材が肉厚の大きなアルミニウム板からつくっ
たプレス成形品製である場合、重量が大きくなって熱交
換器全体の軽量化を図ることができない上にコストが高
くなるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決し、従
来の鋳物製タンク構成部材や厚肉のアルミニウム板から
なるプレス成形品製タンク構成部材を備えた熱交換器と
比較して軽量で、かつコストの安い熱交換器を提供する
ことにある。
来の鋳物製タンク構成部材や厚肉のアルミニウム板から
なるプレス成形品製タンク構成部材を備えた熱交換器と
比較して軽量で、かつコストの安い熱交換器を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による熱交換器
は、所定間隔をおいて配置された1対のヘッダタンク
と、両ヘッダタンク間に配置されて両端がそれぞれヘッ
ダタンクに接続された複数のアルミニウム展伸材製熱交
換管とを備えており、ヘッダタンクがアルミニウム展伸
材製ヘッダプレートとヘッダプレートに固定された横断
面略U字状のアルミニウム製箱状タンク構成部材とより
なる熱交換器において、タンク構成部材がアルミニウム
板をプレス成形することにより形成されており、タンク
構成部材に、その長さ方向と直角をなす方向に伸びた複
数の内方突出ビードが形成されているものである。
は、所定間隔をおいて配置された1対のヘッダタンク
と、両ヘッダタンク間に配置されて両端がそれぞれヘッ
ダタンクに接続された複数のアルミニウム展伸材製熱交
換管とを備えており、ヘッダタンクがアルミニウム展伸
材製ヘッダプレートとヘッダプレートに固定された横断
面略U字状のアルミニウム製箱状タンク構成部材とより
なる熱交換器において、タンク構成部材がアルミニウム
板をプレス成形することにより形成されており、タンク
構成部材に、その長さ方向と直角をなす方向に伸びた複
数の内方突出ビードが形成されているものである。
【0007】この場合、タンク構成部材がアルミニウム
板をプレス成形することにより形成されているので、タ
ンク構成部材のヘッダプレートへのろう付を、ヘッダプ
レートと熱交換管とのろう付と同時に一括して行うこと
ができる。また、タンク構成部材に形成されたその長さ
方向と直角をなす方向に伸びた複数の内方突出ビードの
働きにより、ヘッダタンクの部分において発生する4〜
10kHzの甲高い騒音のレベルが低くなるので、タン
ク構成部材の肉厚を、従来の鋳物製タンク構成部材や厚
肉アルミニウム板からなるプレス成形品製タンク構成部
材の肉厚よりも薄くしたとしても、騒音のレベルは従来
のタンク構成部材を備えた熱交換器における騒音のレベ
ルと同等になる。なお、ヘッダタンクにおける騒音のレ
ベルを低くするためには、タンク構成部材の内面にリブ
を設けることも考えられるが、そのためにはプレス成形
したタンク構成部材の内面に、別個に形成したリブ構成
部材を溶接等により固定しなければならず、その作業が
面倒になる。これに対して、ビードの場合には、アルミ
ニウム板からタンク構成部材をプレス成形するさいに同
時に形成することができる。
板をプレス成形することにより形成されているので、タ
ンク構成部材のヘッダプレートへのろう付を、ヘッダプ
レートと熱交換管とのろう付と同時に一括して行うこと
ができる。また、タンク構成部材に形成されたその長さ
方向と直角をなす方向に伸びた複数の内方突出ビードの
働きにより、ヘッダタンクの部分において発生する4〜
10kHzの甲高い騒音のレベルが低くなるので、タン
ク構成部材の肉厚を、従来の鋳物製タンク構成部材や厚
肉アルミニウム板からなるプレス成形品製タンク構成部
材の肉厚よりも薄くしたとしても、騒音のレベルは従来
のタンク構成部材を備えた熱交換器における騒音のレベ
ルと同等になる。なお、ヘッダタンクにおける騒音のレ
ベルを低くするためには、タンク構成部材の内面にリブ
を設けることも考えられるが、そのためにはプレス成形
したタンク構成部材の内面に、別個に形成したリブ構成
部材を溶接等により固定しなければならず、その作業が
面倒になる。これに対して、ビードの場合には、アルミ
ニウム板からタンク構成部材をプレス成形するさいに同
時に形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は、こ
の発明による熱交換器を自動車用インタークーラに適用
したものである。
図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は、こ
の発明による熱交換器を自動車用インタークーラに適用
したものである。
【0009】以下の説明において。図1の上下、左右を
それぞれ上下、左右というものとする。また、図2の右
側を前、これと反対側を後というものとする。
それぞれ上下、左右というものとする。また、図2の右
側を前、これと反対側を後というものとする。
【0010】図1〜図3において、自動車用インターク
ーラ(1) は、上下に所定間隔をおいて配置された1対の
ヘッダタンク(2)(3)と、両ヘッダタンク(2)(3)間に配置
されて上下両端がそれぞれ両ヘッダタンク(2)(3)に接続
された複数のアルミニウム展伸材製偏平状熱交換管(4)
と、隣り合う熱交換管(4) どうしの間に配置されて熱交
換管(4) にろう付されたアルミニウム製コルゲートフィ
ン(5) とを備えている。左右両端の熱交換管(4) の外側
にはそれぞれ間隔をおいてアルミニウム展伸材製サイド
プレート(6) が配置されて上下両端が上下のヘッダタン
ク(2)(3)に固定されている。左右両端の熱交換管(4) と
サイドプレート(6) との間にもアルミニウム製コルゲー
トフィン(5) が配置され、熱交換管(4) およびサイドプ
レート(6) にろう付されている。
ーラ(1) は、上下に所定間隔をおいて配置された1対の
ヘッダタンク(2)(3)と、両ヘッダタンク(2)(3)間に配置
されて上下両端がそれぞれ両ヘッダタンク(2)(3)に接続
された複数のアルミニウム展伸材製偏平状熱交換管(4)
と、隣り合う熱交換管(4) どうしの間に配置されて熱交
換管(4) にろう付されたアルミニウム製コルゲートフィ
ン(5) とを備えている。左右両端の熱交換管(4) の外側
にはそれぞれ間隔をおいてアルミニウム展伸材製サイド
プレート(6) が配置されて上下両端が上下のヘッダタン
ク(2)(3)に固定されている。左右両端の熱交換管(4) と
サイドプレート(6) との間にもアルミニウム製コルゲー
トフィン(5) が配置され、熱交換管(4) およびサイドプ
レート(6) にろう付されている。
【0011】各ヘッダタンク(2)(3)はアルミニウム展伸
材製ヘッダプレート(7)(8)とヘッダプレート(7)(8)にろ
う付された横断面略U字状のアルミニウム製箱状タンク
構成部材(9)(10) とよりなる。熱交換管(4) およびサイ
ドプレート(6) はヘッダプレート(7)(8)にろう付されて
いる。
材製ヘッダプレート(7)(8)とヘッダプレート(7)(8)にろ
う付された横断面略U字状のアルミニウム製箱状タンク
構成部材(9)(10) とよりなる。熱交換管(4) およびサイ
ドプレート(6) はヘッダプレート(7)(8)にろう付されて
いる。
【0012】両ヘッダタンク(2)(3)のタンク構成部材
(9)(10) は、それぞれアルミニウム板をプレス成形する
ことにより形成されており、その長さ方向と直角をなす
方向に伸びた複数の内方突出ビード(11)(12)が長さ方向
に間隔をおいて形成されている。ビード(11)(12)はタン
ク構成部材(9)(10) の周壁を内方に凹ませることにより
形成されたものであって、アルミニウム板をプレス成形
するさいに同時に形成される。
(9)(10) は、それぞれアルミニウム板をプレス成形する
ことにより形成されており、その長さ方向と直角をなす
方向に伸びた複数の内方突出ビード(11)(12)が長さ方向
に間隔をおいて形成されている。ビード(11)(12)はタン
ク構成部材(9)(10) の周壁を内方に凹ませることにより
形成されたものであって、アルミニウム板をプレス成形
するさいに同時に形成される。
【0013】上側のヘッダタンク(2) は吸気入口側ヘッ
ダタンクで、その高さ、すなわちタンク構成部材(9) の
高さは右端部が最も高く、左方に向かって徐々に低くな
っている。また、上側ヘッダタンク(2) のタンク構成部
材(9) の後面部の右端部には、上方に向かって前方に傾
斜した傾斜部(9a)が形成されており、ここに吸気入口(1
3)が形成されている。吸気入口(13)に吸気入口パイプ(1
4)が接続されている。上側ヘッダタンク(2) のタンク構
成部材(9) のビード(11)は、傾斜部(9a)が存在しない部
分においては、その前面部下端から後面部下端にかけて
形成され、傾斜部(9a)が存在する部分においては、その
頂部から前面部下端にかけて形成されている。
ダタンクで、その高さ、すなわちタンク構成部材(9) の
高さは右端部が最も高く、左方に向かって徐々に低くな
っている。また、上側ヘッダタンク(2) のタンク構成部
材(9) の後面部の右端部には、上方に向かって前方に傾
斜した傾斜部(9a)が形成されており、ここに吸気入口(1
3)が形成されている。吸気入口(13)に吸気入口パイプ(1
4)が接続されている。上側ヘッダタンク(2) のタンク構
成部材(9) のビード(11)は、傾斜部(9a)が存在しない部
分においては、その前面部下端から後面部下端にかけて
形成され、傾斜部(9a)が存在する部分においては、その
頂部から前面部下端にかけて形成されている。
【0014】下側のヘッダタンク(3) は吸気出口側ヘッ
ダタンクで、その高さ、すなわちタンク構成部材(10)の
高さは右端部が最も高く、左方に向かって徐々に低くな
っている。また、下側ヘッダタンク(3) のタンク構成部
材(10)の後面部の右端部には、全高にわたる垂直部(10
a) が形成されており、ここに吸気出口(15)が形成され
ている。吸気出口(15)に吸気出口パイプ(16)が接続され
ている。下側ヘッダタンク(3) のタンク構成部材(10)の
ビード(12)は、垂直部(10a) が存在しない部分において
は、その前面部上端から後面部上端にかけて形成され、
垂直部(10a) が存在する部分においては、その頂部から
前面部上端にかけて形成されている。
ダタンクで、その高さ、すなわちタンク構成部材(10)の
高さは右端部が最も高く、左方に向かって徐々に低くな
っている。また、下側ヘッダタンク(3) のタンク構成部
材(10)の後面部の右端部には、全高にわたる垂直部(10
a) が形成されており、ここに吸気出口(15)が形成され
ている。吸気出口(15)に吸気出口パイプ(16)が接続され
ている。下側ヘッダタンク(3) のタンク構成部材(10)の
ビード(12)は、垂直部(10a) が存在しない部分において
は、その前面部上端から後面部上端にかけて形成され、
垂直部(10a) が存在する部分においては、その頂部から
前面部上端にかけて形成されている。
【0015】
【具体的実験例】以下、上述した実施形態のインターク
ーラ(1) を用いて行った実験例を、比較実験例とともに
説明する。
ーラ(1) を用いて行った実験例を、比較実験例とともに
説明する。
【0016】実験例 上下両ヘッダタンク(2)(3)のタンク構成部材(9)(10) と
して、肉厚2.9mmのアルミニウム板にプレス加工を
施すことにより形成した複数の内方突出ビード(11)(12)
を有するプレス成形品を用いたインタークーラ(1) 内
に、ホワイトノイズを入口パイプ(14)から110dB入
れ、インテンシティ分析を行った。
して、肉厚2.9mmのアルミニウム板にプレス加工を
施すことにより形成した複数の内方突出ビード(11)(12)
を有するプレス成形品を用いたインタークーラ(1) 内
に、ホワイトノイズを入口パイプ(14)から110dB入
れ、インテンシティ分析を行った。
【0017】比較実験例1 上下両ヘッダタンクのタンク構成部材として、肉厚2.
9mmのアルミニウム板にプレス加工を施すことにより
形成したプレス成形品を用いたこと、およびタンク構成
部材にビードが形成されていないことを除いては、上記
実験例と同様なインタークーラを使用し、上記実験例と
同様にしてインテンシティ分析を行った。
9mmのアルミニウム板にプレス加工を施すことにより
形成したプレス成形品を用いたこと、およびタンク構成
部材にビードが形成されていないことを除いては、上記
実験例と同様なインタークーラを使用し、上記実験例と
同様にしてインテンシティ分析を行った。
【0018】比較実験例2 上下両ヘッダタンクのタンク構成部材として、肉厚4.
5mmのアルミニウム鋳物製のものを用いたこと、およ
びタンク構成部材にビードが形成されていないことを除
いては、上記実験例と同様なインタークーラを使用し、
上記実験例と同様にしてインテンシティ分析を行った。
5mmのアルミニウム鋳物製のものを用いたこと、およ
びタンク構成部材にビードが形成されていないことを除
いては、上記実験例と同様なインタークーラを使用し、
上記実験例と同様にしてインテンシティ分析を行った。
【0019】実験例および比較実験例1〜2の結果を図
4にまとめて示す。
4にまとめて示す。
【0020】図4から明らかなように、騒音として問題
となる4〜10kHzに関していえば、実験例のヘッダ
タンクでは、比較実験例1のヘッダタンクよりも5dB
ほど、騒音のレベルが低くなり、比較実験例2のヘッダ
タンクと同程度であった。
となる4〜10kHzに関していえば、実験例のヘッダ
タンクでは、比較実験例1のヘッダタンクよりも5dB
ほど、騒音のレベルが低くなり、比較実験例2のヘッダ
タンクと同程度であった。
【0021】
【発明の効果】この発明の熱交換器によれば、上述のよ
うに、ヘッダタンクの部分において発生する4〜10k
Hzの甲高い騒音のレベルが低くなる。したがって、従
来のように、ヘッダタンクのタンク構成部材を鋳物でつ
くったり、肉厚の大きなアルミニウム板からプレス成形
によりつくったりする必要がなくなり、重量が小さくな
って熱交換器全体の軽量化を図ることができるとともに
コストが安くなる。しかも、タンク構成部材は金属板を
プレス成形することにより形成されたものであるから、
ヘッダプレートおよび熱交換管がアルミニウム展伸材製
の場合にも、タンク構成部材のヘッダプレートへのろう
付をヘッダプレートと熱交換管とのろう付と同時に一括
して行うことができ、工数が減って製造作業が簡単にな
る。
うに、ヘッダタンクの部分において発生する4〜10k
Hzの甲高い騒音のレベルが低くなる。したがって、従
来のように、ヘッダタンクのタンク構成部材を鋳物でつ
くったり、肉厚の大きなアルミニウム板からプレス成形
によりつくったりする必要がなくなり、重量が小さくな
って熱交換器全体の軽量化を図ることができるとともに
コストが安くなる。しかも、タンク構成部材は金属板を
プレス成形することにより形成されたものであるから、
ヘッダプレートおよび熱交換管がアルミニウム展伸材製
の場合にも、タンク構成部材のヘッダプレートへのろう
付をヘッダプレートと熱交換管とのろう付と同時に一括
して行うことができ、工数が減って製造作業が簡単にな
る。
【図1】この発明による熱交換器の実施形態を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同じく熱交換器の一部切欠き部分正面図であ
る。
る。
【図3】一部を省略した図1のIII −III 線拡大断面図
である。
である。
【図4】実験例および比較実験例1〜2の結果を表すグ
ラフである。
ラフである。
(1) インタークーラ(熱交換器) (2) 上側ヘッダタンク (3) 下側ヘッダタンク (4) 熱交換管 (7)(8) ヘッダプレート (9)(10) タンク構成部材 (11)(12) ビード
Claims (1)
- 【請求項1】 所定間隔をおいて配置された1対のヘッ
ダタンクと、両ヘッダタンク間に配置されて両端がそれ
ぞれヘッダタンクに接続された複数のアルミニウム展伸
材製熱交換管とを備えており、ヘッダタンクがアルミニ
ウム展伸材製ヘッダプレートとヘッダプレートに固定さ
れた横断面略U字状のアルミニウム製箱状タンク構成部
材とよりなる熱交換器において、 タンク構成部材がアルミニウム板をプレス成形すること
により形成されており、タンク構成部材に、その長さ方
向と直角をなす方向に伸びた複数の内方突出ビードが形
成されている熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23839195A JPH0979787A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23839195A JPH0979787A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0979787A true JPH0979787A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17029507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23839195A Pending JPH0979787A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0979787A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005024332A1 (de) * | 2003-08-28 | 2005-03-17 | Behr Gmbh & Co. Kg | Wärmetauschereinheit für kraftfahrzeuge |
KR100742694B1 (ko) * | 2006-03-06 | 2007-07-25 | 히트텍(주) | 내고압성 열교환기와 이를 채용한 시스템 |
WO2012165225A1 (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | サンデン株式会社 | 熱交換器 |
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1995
- 1995-09-18 JP JP23839195A patent/JPH0979787A/ja active Pending
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