JPH0979704A - 温度膨張弁 - Google Patents

温度膨張弁

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JPH0979704A
JPH0979704A JP7237282A JP23728295A JPH0979704A JP H0979704 A JPH0979704 A JP H0979704A JP 7237282 A JP7237282 A JP 7237282A JP 23728295 A JP23728295 A JP 23728295A JP H0979704 A JPH0979704 A JP H0979704A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
passage
phase refrigerant
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP7237282A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Ikoma
哲朗 生駒
Kazuhiko Watanabe
和彦 渡辺
Kimimichi Yano
公道 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
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Publication of JPH0979704A publication Critical patent/JPH0979704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の温度膨張弁における液相冷媒通路
と気相冷媒通路間のシール構造の改良を図る。 【解決手段】 温度膨張弁は、弁本体50に減圧すべき
液相冷媒の入口ポート52、弁室54、出口ポート58
と、気相冷媒の通路62を有する。弁駆動装置80は、
ダイアフラム82、感温・圧力伝達部材100を有し、
シャフト110を介して弁体120を操作する。エバポ
レータからコンプレッサ側に戻る気相冷媒は、通路62
に露出する感温・圧力伝達部材100に温度情報を伝達
するとともに、穴78との間隙を通って、ダイアフラム
81の下部室85にガス圧を提供する。パイプ状の感温
・圧力伝達部材100とは別体のシャフト110にOリ
ング112を嵌装して弁本体の穴76との間でシール部
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置に用
いる冷房システムの温度膨張弁に関し、特に感温機構内
蔵型の温度膨張弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6−307740号公報
は、空調装置に装備する温度膨張弁に関する。この種の
温度膨張弁にあっては、弁本体にコンデンサを経てレシ
ーバタンクから送られてくる液冷媒を膨張させるオリフ
ィスと弁体とを有する弁部と、弁部の開度を調節する感
温部として動作する弁部材駆動装置とを備える。
【0003】弁部材駆動装置は、ダイアフラムに連結さ
れる感温・圧力伝達機能を有する中空のパイプ状の感温
・圧力伝達部材と、この部材の移動によってオリフィス
に対する位置を制御される弁体とを備える。ダイアフラ
ムの上部に設けられる密封された室内には適宜のガスが
封入され、ダイアフラムの下部室にはエバポレータから
コンプレッサへ戻る冷媒のガス圧が導入される弁本体
に、エバポレータからコンプレッサへ戻る冷媒の通路を
形成して、この通路とダイアフラム下部室とを連通する
ことによって、ダイアフラム下部室に与える圧力を得る
ことができる。
【0004】そして、この通路中にダイアフラムと弁体
とを連結する感温・圧力伝達機能部材を露出させること
によって、エバポレータからコンプレッサへ戻る冷媒の
温度を検知し、温度に対応する圧力によりダイアフラム
の上部室に加えられるガス圧を制御している。感温・圧
力伝達部材は、パイプ状の部材の内部に熱バラストの作
動部材を充填した構成を有する。かかるバラストは、感
温部が外部雰囲気(自動車のエンジンルーム)の温度の
影響を受けて頻繁に弁体の開閉を繰り返すいわゆるハン
チング現象を防止するために用いられる。この感温・圧
力伝達部材は、弁本体に設けられるエバポレータからコ
ンプレッサへ戻る冷媒の通路に露出されるので、この感
温・圧力伝達部材の先端側とその先に配設される弁体側
との間をシールする必要がある。
【0005】図4は、従来の温度膨張弁の要部の構造を
示す説明図である。弁本体10には軸線方向のシリンダ
穴12が設けてあって、このシリンダ穴12内に上端が
ダイアフラムに連結される感温・圧力伝達部材20が軸
線方向に摺動自在に挿入される。感温・圧力伝達部材2
0の下端はシャフト30を介して弁体に連絡され、感温
・圧力伝達部材20の上下方向の移動によって、弁体と
弁座の間の開度が調節される。感温・圧力伝達部材20
には溝部22が設けられ、この溝部22にOリング25
を嵌着して、シリンダ穴12の内周壁との間のシールを
図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】感温・圧力伝達部材
は、内部に熱バラストの作動部材が充填されるために、
中空のパイプ状にしてその内部に空間を設ける必要があ
る。この内部空間がOリングの嵌着部まで達している構
成にあっては、Oリング用の溝を外周部に形成すること
が困難となる。本発明は以上の問題を解決する温度膨張
弁を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の温度膨張弁は、
減圧すべき液相冷媒の通路及びエバポレータからコンプ
レッサへ向かう気相冷媒の通路とを有する弁本体と、液
相冷媒の通路に開閉自在に設けられる弁体と、弁体に連
結される弁部材駆動装置を有し、弁部材駆動装置は、ダ
イアフラムと、ダイアフラムに連結される感温・圧力伝
達部材と、感温・圧力伝達部材と弁体を連結するシャフ
トとを備える。そして、弁本体の穴に挿入されるシャフ
トにシール用のOリングを設ける構成とするか、または
シャフトが挿入される弁体の穴にシール用のOリングが
嵌装される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例に係る温度
膨張弁を示す断面図である。本発明の温度膨張弁は角柱
状の弁本体50を有し、弁本体50には、コンデンサを
経てレシーバタンクから流入する液相の冷媒が導入され
るポート52と、冷媒をエバポレータへ送り出すポート
58と、エバポレータから戻る冷媒を受け入れるポート
60と、冷媒をコンプレッサ側へ送り出すポート64が
設けられる。
【0009】液相の冷媒が導入されるポート52は、弁
本体50の中心軸線上に設けられる弁室54に連通し、
弁室54はナット状のプラグ130で封止される。弁室
54はオリフィス78を介して冷媒をエバポレータへ送
り出すポート58に連通する。オリフィス78を貫通す
る小径のシャフト114の先端には球形の弁体120が
設置され、弁体120は支持部材122により支持さ
れ、支持部材122はバイアスバネ124により弁体1
20をオリフィス78に向けて付勢する。弁体120が
弁室54とオリフィス78の間に形成される弁座56と
の間の間隙を変化することによって、冷媒の流路面積が
調節される。液相の冷媒は、オリフィス78を通過する
間に膨張し、ポート58からエバポレータ側へ送り出さ
れる。エバポレータから戻る気相冷媒は、ポート60か
ら導入され、通路62を通ってポート64からコンプレ
ッサ側へ送り出される。
【0010】弁本体50は、上端部から軸線上に第1の
穴70が形成され、第1の穴70に弁部材駆動装置80
がネジ部等を利用してとりつけられる。弁部材駆動装置
80は、感温部を構成するハウジング81及び91と、
これらハウジングに挾み込まれたダイアフラム82を有
し、ダイアフラム82の中央部の円孔に感温・圧力伝達
部材100の上端部が全周溶接にてとりつけられる。ハ
ウジング81及び91内には、通路62内に流れている
冷媒と同じか又は性質の似ている気液二相の冷媒が作動
流体として封入されていて、封入後は栓体90により封
止される。ハウジング81及び91内は、ダイアフラム
82で仕切られ上部室83と下部室82が形成される。
【0011】感温・圧力伝達部材100は、中空の部材
であって、内部にバラストとして、例えばアルミナシリ
カ等を用いた作動部材102が充填され、感温・圧力伝
達部材100の頂部は上部室83に連通し、上部室83
と感温・圧力伝達部材100の中空部で制御圧力空間を
構成する。パイプ状の感温・圧力伝達部材100は弁本
体50の軸線上に形成された第2の穴72を貫通し、第
3の穴74に挿入される。第2の穴72と感温・圧力伝
達部材100との間には隙間が形成され、この隙間を通
って通路62内の冷媒がダイアフラムの下部室85に導
入される。
【0012】感温・圧力伝達部材100は、第3の穴7
4に対して摺動自在に挿入され、この先端部はシャフト
110に連結される。シャフト110は弁本体50に形
成された第4の穴76に摺動自在に挿入され、シャフト
110は小径のシャフト114を介して弁体120に連
結される。
【0013】図2は図1の要部を示す。シャフト110
にはOリング112がとりつけてあって、第4の穴76
との間でシールを形成する。このシールによって、エバ
ポレータへ送られる冷媒のポート58と、エバポレータ
から戻る冷媒の通路62との間で冷媒が漏れることが防
止される。而して、以上述べた実施例により、コンデン
サを経てレシーバタンクから送られてくる液冷媒はポー
ト52より弁本体50内に入り、オリフィス78を通過
して減圧される。この際、弁体120の位置は、制御圧
力空間内の作動流体の圧力と下部室85の圧力との差で
生じる力を受けて、図1ではバイアスバネ124の力に
抗して下に押される。
【0014】図3は本発明の他の実施例の要部を示す断
面図である。本装置においては、弁本体50には、感温
・圧力伝達部材100が挿入される。第3の穴74と弁
体に連結されるシャフト110が挿入される第4の穴7
6の間に段付穴75を設けてある。シャフト110はス
トレートな棒体であって、弁本体50の段付穴75内に
Oリング113が嵌装される。そして、Oリング113
の上部の段付穴75にパッキン部材150を圧入して、
Oリング113の押えとする。この構成によって、シャ
フト110に溝加工を施す必要はなくなり、Oリング1
13の嵌装も容易となる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように、弁本体に減圧す
べき液相冷媒の通路及びエバポレータから戻る気相冷媒
の通路とを備え、両通路を貫通する弁本体の穴にパイプ
状の感温・圧力伝達部材と弁体に連結されるシャフトを
備える温度膨張弁にあって、弁本体の穴に挿入されるシ
ャフトと穴との間にシール部を設けたものである。シー
ル用のOリングは、シャフトの溝に嵌装することもでき
るし、弁本体の穴の内部に嵌装することもできる。この
構成によって、シール部の構造が簡素化され、温度膨張
弁の組立ても容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による温度膨張弁の中央縦断
面図。
【図2】図1の要部の断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部の断面図。
【図4】従来の構造を示す要部の断面図。
【符号の説明】
50 弁本体 52 液相冷媒入口ポート 54 弁室 56 弁座 58 液相冷媒出口ポート 60 気相冷媒入口ポート 62 気相冷媒通路 64 気相冷媒出口ポート 70 第1の穴 72 第2の穴 74 第3の穴 76 第4の穴 78 オリフィス 80 弁部材駆動装置 82 ダイアフラム 100 感温・圧力伝達部材 110 シャフト 112 Oリング 120 弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧すべき液相冷媒の通路及びエバポレ
    ータからコンプレッサへ向かう気相冷媒の通路とを有す
    る弁本体と、液相冷媒の通路に開閉自在に設けられる弁
    体と、弁体に連結される弁部材駆動装置を有し、 弁部材駆動装置は、ダイアフラムと、ダイアフラムに連
    結される感温・圧力伝達部材と、感温・圧力伝達部材と
    弁体を連結するシャフトとを備え、 シャフトは液相冷媒の通路と気相冷媒の通路を貫通する
    弁本体の穴に挿入されるとともに、シャフトに嵌着され
    るシール用のOリングを備えてなる温度膨張弁。
  2. 【請求項2】 減圧すべき液相冷媒の通路及びエバポレ
    ータからコンプレッサへ向かう気相冷媒の通路とを有す
    る弁本体と、液相冷媒の通路に開閉自在に設けられる弁
    体と、弁体に連結される弁部材駆動装置を有し、 弁部材駆動装置は、ダイアフラムと、ダイアフラムに連
    結される感温・圧力伝達部材と、感温・圧力伝達部材と
    弁体を連結するシャフトとを備え、 シャフトは液相冷媒の通路と気相冷媒の通路を貫通する
    弁本体の穴に挿入されるとともに、弁本体の穴内に嵌着
    されるシール用のOリングを備えてなる温度膨張弁。
JP7237282A 1995-09-14 1995-09-14 温度膨張弁 Pending JPH0979704A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304382A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Fuji Koki Corp 温度膨張弁
WO2013128529A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社デンソー 膨張弁および冷凍サイクル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304382A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Fuji Koki Corp 温度膨張弁
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106