JPH0979485A - オイル交換装置 - Google Patents
オイル交換装置Info
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- JPH0979485A JPH0979485A JP23507695A JP23507695A JPH0979485A JP H0979485 A JPH0979485 A JP H0979485A JP 23507695 A JP23507695 A JP 23507695A JP 23507695 A JP23507695 A JP 23507695A JP H0979485 A JPH0979485 A JP H0979485A
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- oil
- port
- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮空気源を利用してオイルの排出・供給を
簡単かつ速やかに行えるオイル交換装置を提供する。 【構成】 圧縮空気源に対する接続ホース5と、圧縮空
気にて真空圧を発生する真空圧発生手段と減圧手段と圧
縮空気源を真空圧発生手段と減圧手段の何れかに選択的
に接続する切換手段とを有する空圧ユニット3と、オイ
ルを収容可能でかつ上部に空圧導入口17を設けられた
密閉容器2と、真空圧発生手段と減圧手段からそれぞれ
空圧導入口17に接続可能に延出された真空圧供給ホー
ス10と空圧供給ホース11と、密閉容器2内底部で一
端が開口するとともに密閉容器2外に延出されて機械の
排出口又は給油口に接続されるオイル給排手段18、1
9とを備える。
簡単かつ速やかに行えるオイル交換装置を提供する。 【構成】 圧縮空気源に対する接続ホース5と、圧縮空
気にて真空圧を発生する真空圧発生手段と減圧手段と圧
縮空気源を真空圧発生手段と減圧手段の何れかに選択的
に接続する切換手段とを有する空圧ユニット3と、オイ
ルを収容可能でかつ上部に空圧導入口17を設けられた
密閉容器2と、真空圧発生手段と減圧手段からそれぞれ
空圧導入口17に接続可能に延出された真空圧供給ホー
ス10と空圧供給ホース11と、密閉容器2内底部で一
端が開口するとともに密閉容器2外に延出されて機械の
排出口又は給油口に接続されるオイル給排手段18、1
9とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種機械や装置類にお
ける潤滑オイル等を交換する際に用いるオイル交換装置
に関し、特に圧縮空気源を用いて簡便に給排油を行なえ
るオイル交換装置に関するものである。
ける潤滑オイル等を交換する際に用いるオイル交換装置
に関し、特に圧縮空気源を用いて簡便に給排油を行なえ
るオイル交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種設備機械等において、その潤滑オイ
ルは定期的に交換する必要があるが、従来オイル交換に
用いる装置というようなものは無く、オイル交換時には
機械のオイル排出口からオイルを自然排出した後、給油
口からオイルを流し込んで注入している。例えば、図4
に示すような設備機械30における減速機31の潤滑オ
イルを交換する際には、図4(a)に示すように、排油
口からホース32を使って空缶などの回収容器33内に
潤滑オイルを自然流出させた後、図4(b)に示すよう
に、オイルポット34を用いて給油口から減速機31内
に潤滑オイルを流し込んでいた。
ルは定期的に交換する必要があるが、従来オイル交換に
用いる装置というようなものは無く、オイル交換時には
機械のオイル排出口からオイルを自然排出した後、給油
口からオイルを流し込んで注入している。例えば、図4
に示すような設備機械30における減速機31の潤滑オ
イルを交換する際には、図4(a)に示すように、排油
口からホース32を使って空缶などの回収容器33内に
潤滑オイルを自然流出させた後、図4(b)に示すよう
に、オイルポット34を用いて給油口から減速機31内
に潤滑オイルを流し込んでいた。
【0003】なお、実開昭60−164199号公報に
は、エンジンオイルの抜取り装置として、密閉容器に真
空掃除機の吸い込みホースを接続できるようにするとと
もに、オイルパン内と密閉容器内をホース等で接続する
ことにより、エンジンオイルを密閉容器内に吸い上げる
ようにしたものが開示されている。
は、エンジンオイルの抜取り装置として、密閉容器に真
空掃除機の吸い込みホースを接続できるようにするとと
もに、オイルパン内と密閉容器内をホース等で接続する
ことにより、エンジンオイルを密閉容器内に吸い上げる
ようにしたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにオイル交換時に古いオイルを自然流出させた後、
新しいオイルを注入口から流し込む方法では、手間と時
間がかかるという問題があった。
ようにオイル交換時に古いオイルを自然流出させた後、
新しいオイルを注入口から流し込む方法では、手間と時
間がかかるという問題があった。
【0005】なお、上記公報に開示されたオイル抜取り
装置を設備機械等に適用するには真空源を必要とする
が、設備機械等においては圧縮空気が汎用されているた
めに利用可能な圧縮空気源は存在しても、利用可能な真
空源は通常存在しないためにそのままでは適用できず、
またオイルを強制排出できてもオイルの供給は従来通り
行なうか、別の供給装置を必要とするという問題があ
る。
装置を設備機械等に適用するには真空源を必要とする
が、設備機械等においては圧縮空気が汎用されているた
めに利用可能な圧縮空気源は存在しても、利用可能な真
空源は通常存在しないためにそのままでは適用できず、
またオイルを強制排出できてもオイルの供給は従来通り
行なうか、別の供給装置を必要とするという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、圧縮
空気源を利用してオイルの排出・供給を簡単かつ速やか
に行なうことができるオイル交換装置を提供することを
目的としている。
空気源を利用してオイルの排出・供給を簡単かつ速やか
に行なうことができるオイル交換装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のオイル交換装置
は、圧縮空気源に対する接続手段と、圧縮空気にて真空
圧を発生する真空圧発生手段と、減圧手段と、圧縮空気
源を真空圧発生手段と減圧手段の何れかに選択的に接続
する切換手段と、オイルを収容可能でかつ上部に空圧導
入口を設けられた密閉容器と、真空圧発生手段と減圧手
段からそれぞれ空圧導入口に接続可能に延出された空圧
供給手段と、密閉容器内底部で一端が開口するとともに
密閉容器外に延出されたオイル給排手段とを備えたこと
を特徴とする。
は、圧縮空気源に対する接続手段と、圧縮空気にて真空
圧を発生する真空圧発生手段と、減圧手段と、圧縮空気
源を真空圧発生手段と減圧手段の何れかに選択的に接続
する切換手段と、オイルを収容可能でかつ上部に空圧導
入口を設けられた密閉容器と、真空圧発生手段と減圧手
段からそれぞれ空圧導入口に接続可能に延出された空圧
供給手段と、密閉容器内底部で一端が開口するとともに
密閉容器外に延出されたオイル給排手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】好適には、本体フレームに接続手段と真空
圧発生手段と減圧手段と空圧供給手段が設けられ、この
本体フレームに対して密閉容器が着脱自在に設置され、
密閉容器は、上端開口を有する容器本体と、上端開口を
密閉可能でかつ空圧導入口とオイル給排手段とを設けら
れた蓋体にて構成される。
圧発生手段と減圧手段と空圧供給手段が設けられ、この
本体フレームに対して密閉容器が着脱自在に設置され、
密閉容器は、上端開口を有する容器本体と、上端開口を
密閉可能でかつ空圧導入口とオイル給排手段とを設けら
れた蓋体にて構成される。
【0009】
【作用】本発明のオイル交換装置によれば、接続手段を
圧縮空気源に接続し、真空圧発生手段又は減圧手段の何
れかからの空圧供給手段を密閉容器の空圧導入口に接続
し、密閉容器から延出されているオイル給排手段をオイ
ル排出口又は給油口に接続し、切換手段を真空圧発生手
段又は減圧手段側に切り換えるだけで、機械内のオイル
を強制的に真空吸引して密閉容器内に排出し、又は密閉
容器内のオイルを空気圧にて機械内に給油することがで
き、機械内のオイル交換を簡単にかつ速やかに行なうこ
とができる。
圧縮空気源に接続し、真空圧発生手段又は減圧手段の何
れかからの空圧供給手段を密閉容器の空圧導入口に接続
し、密閉容器から延出されているオイル給排手段をオイ
ル排出口又は給油口に接続し、切換手段を真空圧発生手
段又は減圧手段側に切り換えるだけで、機械内のオイル
を強制的に真空吸引して密閉容器内に排出し、又は密閉
容器内のオイルを空気圧にて機械内に給油することがで
き、機械内のオイル交換を簡単にかつ速やかに行なうこ
とができる。
【0010】また、接続手段と真空圧発生手段と減圧手
段と空圧供給手段とを備えた本体フレームに対して密閉
容器を着脱自在に設置するようにすると、オイル回収用
の密閉容器と新しいオイルを収容した密閉容器を用意し
てオイル排出と給油時に本体フレームに対して着脱する
ことにより、コンパクトな構成としながらオイル交換を
能率的に行なうことができ、その後のオイルの処分や補
給も簡単に行なうことができる。
段と空圧供給手段とを備えた本体フレームに対して密閉
容器を着脱自在に設置するようにすると、オイル回収用
の密閉容器と新しいオイルを収容した密閉容器を用意し
てオイル排出と給油時に本体フレームに対して着脱する
ことにより、コンパクトな構成としながらオイル交換を
能率的に行なうことができ、その後のオイルの処分や補
給も簡単に行なうことができる。
【0011】また、容器本体の上端開口を密閉可能な蓋
体に空圧導入口とオイル給排手段を設けた密閉容器を用
いると、蓋体を取ると上端開口を有する単純な容器本体
だけとなり、オイルの廃棄処分や容器本体へのオイルの
供給を容易に行なうことができる。
体に空圧導入口とオイル給排手段を設けた密閉容器を用
いると、蓋体を取ると上端開口を有する単純な容器本体
だけとなり、オイルの廃棄処分や容器本体へのオイルの
供給を容易に行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のオイル交換装置の一実施例に
ついて、図1〜図3を参照して説明する。
ついて、図1〜図3を参照して説明する。
【0013】図1において、1は本体フレーム、2は密
閉容器であり、本体フレーム1は前面側が大きく開放さ
れて密閉容器2を着脱自在に設置できるように構成され
ている。本体フレーム1の後部一側には、空圧ユニット
3が配設され、この空圧ユニット3から機械側に設けら
れている圧縮空気源4(図2参照)と接続するための接
続ホース5が延出されている。
閉容器であり、本体フレーム1は前面側が大きく開放さ
れて密閉容器2を着脱自在に設置できるように構成され
ている。本体フレーム1の後部一側には、空圧ユニット
3が配設され、この空圧ユニット3から機械側に設けら
れている圧縮空気源4(図2参照)と接続するための接
続ホース5が延出されている。
【0014】空圧ユニット3は、図2に示すように、圧
縮空気にて真空圧を発生する真空圧発生手段としてのエ
ゼクタ7と、圧縮空気源4の空気圧を適当な空気圧に減
圧する減圧弁8と、圧縮空気源4を非接続状態と、エゼ
クタ7又は減圧弁8の何れかに接続した状態とに選択的
に切換可能な切換弁6とを備えている。6aは切換弁6
の操作部である。エゼクタ7の出口にフィルタ9を介し
て真空圧供給ホース10が接続され、減圧弁8の出口に
空圧供給ホース11が接続され、これら真空圧供給ホー
ス10と空圧供給ホース11が本体フレーム1の上部に
延出され、それぞれの先端に継手10a、11aが設け
られている。
縮空気にて真空圧を発生する真空圧発生手段としてのエ
ゼクタ7と、圧縮空気源4の空気圧を適当な空気圧に減
圧する減圧弁8と、圧縮空気源4を非接続状態と、エゼ
クタ7又は減圧弁8の何れかに接続した状態とに選択的
に切換可能な切換弁6とを備えている。6aは切換弁6
の操作部である。エゼクタ7の出口にフィルタ9を介し
て真空圧供給ホース10が接続され、減圧弁8の出口に
空圧供給ホース11が接続され、これら真空圧供給ホー
ス10と空圧供給ホース11が本体フレーム1の上部に
延出され、それぞれの先端に継手10a、11aが設け
られている。
【0015】密閉容器2は、上端開口13を有する容器
本体12と、その上端開口13を密閉する蓋体14とか
ら成る。上端開口13は、小径の開口筒13aの上端外
周にフランジ13bを突設して構成され、そのフランジ
13b上にシールパッキン15を介して蓋体14を重ね
合わせてボルト16にて締結することにより密閉され
る。本体フレーム1の上壁1aには開口筒13aをその
前縁から挿入できるように切欠1bが形成され、密閉容
器2を本体フレーム1内に設置した時にその上端開口1
3が本体フレーム1の上壁1aより突出するように構成
されている。
本体12と、その上端開口13を密閉する蓋体14とか
ら成る。上端開口13は、小径の開口筒13aの上端外
周にフランジ13bを突設して構成され、そのフランジ
13b上にシールパッキン15を介して蓋体14を重ね
合わせてボルト16にて締結することにより密閉され
る。本体フレーム1の上壁1aには開口筒13aをその
前縁から挿入できるように切欠1bが形成され、密閉容
器2を本体フレーム1内に設置した時にその上端開口1
3が本体フレーム1の上壁1aより突出するように構成
されている。
【0016】蓋体14には、真空圧供給ホース10又は
空圧供給ホース11の先端の継手10a、11aを接続
して密閉容器2内に真空圧又は空圧を供給するための空
圧導入口17と、下端が密閉容器2の底部で開口するオ
イル給排パイプ18とが設けられている。蓋体14を貫
通してその外部で開口するオイル給排パイプ18の上端
には機械側のオイル排出口又は給油口に接続するための
オイル給排ホース19が接続されている。図1中、20
は容器本体12の側部に配設されたオイルゲージ、図2
中、21は容器本体12の下端部に必要に応じて設けら
れるドレンコックである。
空圧供給ホース11の先端の継手10a、11aを接続
して密閉容器2内に真空圧又は空圧を供給するための空
圧導入口17と、下端が密閉容器2の底部で開口するオ
イル給排パイプ18とが設けられている。蓋体14を貫
通してその外部で開口するオイル給排パイプ18の上端
には機械側のオイル排出口又は給油口に接続するための
オイル給排ホース19が接続されている。図1中、20
は容器本体12の側部に配設されたオイルゲージ、図2
中、21は容器本体12の下端部に必要に応じて設けら
れるドレンコックである。
【0017】以上の構成において、図3に示すような機
械30における減速機31の潤滑オイルの交換を行なう
場合には、機械30に設けられている圧縮空気源4に接
続ホース5を接続する。そして、まず古い潤滑オイルを
回収するため、本体フレーム1に回収用の密閉容器2を
設置し、エゼクタ7に接続されている真空圧供給ホース
10の先端の継手10aを密閉容器2の空圧導入口17
に接続し、オイル給排ホース19を減速機31のオイル
排出口に接続する。そして、切換弁6を図2の左側の接
続状態に切り換えると、圧縮空気がエゼクタ7に供給さ
れて真空圧が発生し、フィルタ9、真空圧供給ホース1
0を介して密閉容器2内の空気が排気され、潤滑オイル
がオイル給排ホース19を介して真空吸引され、速やか
に密閉容器2内に排出・回収される。潤滑オイルの排出
が終了すると、切換弁6を図2の中央の非接続位置に切
り換え、密閉容器2内を大気に開放する。その後、真空
圧供給ホース10を空圧導入口17から取外し、オイル
給排ホース19をオイル排出口から取り外し、回収用の
密閉容器2を本体フレーム1から取り出すことにより、
潤滑オイルの排出が完了する。
械30における減速機31の潤滑オイルの交換を行なう
場合には、機械30に設けられている圧縮空気源4に接
続ホース5を接続する。そして、まず古い潤滑オイルを
回収するため、本体フレーム1に回収用の密閉容器2を
設置し、エゼクタ7に接続されている真空圧供給ホース
10の先端の継手10aを密閉容器2の空圧導入口17
に接続し、オイル給排ホース19を減速機31のオイル
排出口に接続する。そして、切換弁6を図2の左側の接
続状態に切り換えると、圧縮空気がエゼクタ7に供給さ
れて真空圧が発生し、フィルタ9、真空圧供給ホース1
0を介して密閉容器2内の空気が排気され、潤滑オイル
がオイル給排ホース19を介して真空吸引され、速やか
に密閉容器2内に排出・回収される。潤滑オイルの排出
が終了すると、切換弁6を図2の中央の非接続位置に切
り換え、密閉容器2内を大気に開放する。その後、真空
圧供給ホース10を空圧導入口17から取外し、オイル
給排ホース19をオイル排出口から取り外し、回収用の
密閉容器2を本体フレーム1から取り出すことにより、
潤滑オイルの排出が完了する。
【0018】次に、新しい潤滑オイルを供給するため、
新しい潤滑オイルを収容した密閉容器2を本体フレーム
1を設置し、減圧弁8に接続されている空圧供給ホース
11の先端の継手11aを密閉容器2の空圧導入口17
に接続し、オイル給排ホース19を減速機31の給油口
に接続する。そして、切換弁6を図2の右側の接続状態
に切り換えると、圧縮空気が減圧弁8に供給され、圧縮
空気が適当な圧力に調整されて空圧供給ホース11を介
して密閉容器2内に供給され、密閉容器2内の圧力が高
くなり、潤滑オイルがオイル給排ホース19を通して送
り出され、速やかに給油口から給油される。潤滑オイル
の給油が終了すると、切換弁6を図2の中央の非接続位
置に切り換え、密閉容器2内を大気に開放する。その
後、空圧供給ホース11を空圧導入口17から取外し、
オイル給排ホース19を機械の給油口から取り外し、密
閉容器2を本体フレーム1から取り出すことにより、潤
滑オイルの給油が完了する。
新しい潤滑オイルを収容した密閉容器2を本体フレーム
1を設置し、減圧弁8に接続されている空圧供給ホース
11の先端の継手11aを密閉容器2の空圧導入口17
に接続し、オイル給排ホース19を減速機31の給油口
に接続する。そして、切換弁6を図2の右側の接続状態
に切り換えると、圧縮空気が減圧弁8に供給され、圧縮
空気が適当な圧力に調整されて空圧供給ホース11を介
して密閉容器2内に供給され、密閉容器2内の圧力が高
くなり、潤滑オイルがオイル給排ホース19を通して送
り出され、速やかに給油口から給油される。潤滑オイル
の給油が終了すると、切換弁6を図2の中央の非接続位
置に切り換え、密閉容器2内を大気に開放する。その
後、空圧供給ホース11を空圧導入口17から取外し、
オイル給排ホース19を機械の給油口から取り外し、密
閉容器2を本体フレーム1から取り出すことにより、潤
滑オイルの給油が完了する。
【0019】以上のように、真空圧供給ホース10又は
空圧供給ホース11を密閉容器2の空圧導入口17に接
続し、密閉容器2から延出されているオイル給排ホース
19をオイル排出口又は給油口に接続し、切換手段6を
切り換えるだけで、機械内のオイルを強制的に真空吸引
して密閉容器2内に排出し、又は密閉容器2内のオイル
を空気圧にて機械内に給油することができ、機械内のオ
イル交換を簡単にかつ速やかに行なうことができる。
空圧供給ホース11を密閉容器2の空圧導入口17に接
続し、密閉容器2から延出されているオイル給排ホース
19をオイル排出口又は給油口に接続し、切換手段6を
切り換えるだけで、機械内のオイルを強制的に真空吸引
して密閉容器2内に排出し、又は密閉容器2内のオイル
を空気圧にて機械内に給油することができ、機械内のオ
イル交換を簡単にかつ速やかに行なうことができる。
【0020】また、本体フレーム1に対して密閉容器2
を着脱自在に設置しているので、オイル回収用の密閉容
器2と新しいオイルを収容した密閉容器2を用意してオ
イル排出と給油時に本体フレーム1に対して着脱するこ
とにより、コンパクトな構成としながらオイル交換を能
率的に行なうことができ、その後のオイルの処分や補給
も簡単に行なうことができる。
を着脱自在に設置しているので、オイル回収用の密閉容
器2と新しいオイルを収容した密閉容器2を用意してオ
イル排出と給油時に本体フレーム1に対して着脱するこ
とにより、コンパクトな構成としながらオイル交換を能
率的に行なうことができ、その後のオイルの処分や補給
も簡単に行なうことができる。
【0021】更に、密閉容器2の蓋体14を取ると上端
開口13を有する単純な容器本体12だけとなるので、
オイルの廃棄処分や容器本体12へのオイルの供給を容
易に行なうことができる。
開口13を有する単純な容器本体12だけとなるので、
オイルの廃棄処分や容器本体12へのオイルの供給を容
易に行なうことができる。
【0022】なお、上記実施例では本体フレーム1に対
して単一の密閉容器2を着脱自在に設置するようにした
が、オイル回収用の密閉容器と新しいオイルを収容した
給油用の密閉容器を本体フレームに設置し、それぞれの
空圧導入口17に真空圧供給ホース10又は空圧供給ホ
ース11を接続するようにしてもよい。
して単一の密閉容器2を着脱自在に設置するようにした
が、オイル回収用の密閉容器と新しいオイルを収容した
給油用の密閉容器を本体フレームに設置し、それぞれの
空圧導入口17に真空圧供給ホース10又は空圧供給ホ
ース11を接続するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明のオイル交換装置によれば、以上
の説明から明らかなように、接続手段を圧縮空気源に接
続し、真空圧発生手段又は減圧手段の何れかからの空圧
供給手段を密閉容器の空圧導入口に接続し、密閉容器か
ら延出されているオイル給排手段をオイル排出口又は給
油口に接続し、切換手段を真空圧発生手段又は減圧手段
側に切り換えるだけで、機械内のオイルを強制的に真空
吸引して密閉容器内に排出し、又は密閉容器内のオイル
を空気圧にて機械内に給油することができ、機械内のオ
イル交換を簡単にかつ速やかに行なうことができる。
の説明から明らかなように、接続手段を圧縮空気源に接
続し、真空圧発生手段又は減圧手段の何れかからの空圧
供給手段を密閉容器の空圧導入口に接続し、密閉容器か
ら延出されているオイル給排手段をオイル排出口又は給
油口に接続し、切換手段を真空圧発生手段又は減圧手段
側に切り換えるだけで、機械内のオイルを強制的に真空
吸引して密閉容器内に排出し、又は密閉容器内のオイル
を空気圧にて機械内に給油することができ、機械内のオ
イル交換を簡単にかつ速やかに行なうことができる。
【0024】また、接続手段と真空圧発生手段と減圧手
段と空圧供給手段とを備えた本体フレームに対して密閉
容器を着脱自在に設置するようにすると、オイル排出と
給油時にそれぞれの密閉容器を本体フレームに対して着
脱することにより、コンパクトな構成としながらオイル
交換を能率的に行なうことができ、その後のオイルの処
分や補給も簡単に行なうことができる。
段と空圧供給手段とを備えた本体フレームに対して密閉
容器を着脱自在に設置するようにすると、オイル排出と
給油時にそれぞれの密閉容器を本体フレームに対して着
脱することにより、コンパクトな構成としながらオイル
交換を能率的に行なうことができ、その後のオイルの処
分や補給も簡単に行なうことができる。
【0025】また、容器本体の上端開口を密閉可能な蓋
体に空圧導入口とオイル給排手段を設けた密閉容器を用
いると、蓋体を取ると上端開口を有する単純な容器本体
だけとなり、オイルを廃棄処分や容器本体へのオイルの
供給を容易に行なうことができる。
体に空圧導入口とオイル給排手段を設けた密閉容器を用
いると、蓋体を取ると上端開口を有する単純な容器本体
だけとなり、オイルを廃棄処分や容器本体へのオイルの
供給を容易に行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例のオイル交換装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】同実施例における空圧回路の説明図である。
【図3】同実施例における排油及び給油時の作業状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】従来例を示し、(a)は排油時の作業状態を示
す正面図、(b)は給油時の作業状態を示す正面図であ
る。
す正面図、(b)は給油時の作業状態を示す正面図であ
る。
1 本体フレーム 2 密閉容器 4 圧縮空気源 5 接続ホース 6 切換弁 7 エゼクタ(真空圧発生手段) 8 減圧弁 10 真空圧供給ホース 11 空圧供給ホース 12 容器本体 13 上端開口 14 蓋体 17 空圧導入口 18 オイル給排パイプ 19 オイル給排ホース
フロントページの続き (72)発明者 矢崎 孝文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮空気源に対する接続手段と、圧縮空
気にて真空圧を発生する真空圧発生手段と、減圧手段
と、圧縮空気源を真空圧発生手段と減圧手段の何れかに
選択的に接続する切換手段と、オイルを収容可能でかつ
上部に空圧導入口を設けられた密閉容器と、真空圧発生
手段と減圧手段からそれぞれ空圧導入口に接続可能に延
出された空圧供給手段と、密閉容器内底部で一端が開口
するとともに密閉容器外に延出されたオイル給排手段と
を備えたことを特徴とするオイル交換装置。 - 【請求項2】 本体フレームに、接続手段と真空圧発生
手段と減圧手段と空圧供給手段とを設け、密閉容器を本
体フレームに対して着脱自在に設置するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のオイル交換装置。 - 【請求項3】 密閉容器は、上端開口を有する容器本体
と、上端開口を密閉可能でかつ空圧導入口とオイル給排
手段とを設けられた蓋体とから成ることを特徴とする請
求項1又は2記載のオイル交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23507695A JPH0979485A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | オイル交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23507695A JPH0979485A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | オイル交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0979485A true JPH0979485A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16980713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23507695A Pending JPH0979485A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | オイル交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0979485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101511718B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 오일 회수장치 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23507695A patent/JPH0979485A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101511718B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 오일 회수장치 |
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