JPH097684A - コネクタ用シール部材 - Google Patents

コネクタ用シール部材

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JPH097684A
JPH097684A JP17293995A JP17293995A JPH097684A JP H097684 A JPH097684 A JP H097684A JP 17293995 A JP17293995 A JP 17293995A JP 17293995 A JP17293995 A JP 17293995A JP H097684 A JPH097684 A JP H097684A
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JP
Japan
Prior art keywords
seal body
seal
wire holding
seal member
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP17293995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Yoshikatsu Hasegawa
佳克 長谷川
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部材の防水性を向上させる。 【構成】 シール部材は合成ゴムから成型され、円筒状
のシール本体22の側部に外径を小さくした円筒状の電
線保持部23が付設されている。シール本体22と電線
保持部23の中心部には、電線を挿通するための貫通孔
25が設けられている。また、シール本体22の外周及
び貫通孔25の内周には波形部26、27が形成されて
おり、更にシール本体22と電線保持部23との境界部
には、径方向に切り込んだ環状溝28が設けられてい
る。接続端子8の位置関係からシール本体22の偏芯が
余儀なくされた場合でも、環状溝28の存在のためにシ
ール本体22は電線保持部23に対して屈曲が可能とな
り、ハウジングのシール部材保持孔5aのほぼ中心に位
置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタの防水効果を
高めたコネクタ用シール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から防水型コネクタにおいては、シ
ール部材を用いて外部からの水の侵入を防止している。
【0003】例えば図5に示すように、従来の一般的な
シール部材1は合成ゴム等から成り、シール本体2に電
線保持部3が付設されている。シール本体2、電線保持
部3には電線を挿通するための貫通孔4が設けられてお
り、シール本体2の周囲はシールのためにコネクタハウ
ジング5の内壁に接する波形部6が設けられている。ま
た、シール本体2の貫通孔4の電線と接する部分にも波
形部7が形成されている。このシール部材1に接続端子
8に接続した電線9を挿通し、更に電線保持部3はその
周囲に接続端子8の電線圧着部10を巻き付けるように
されており、巻き付けた電線圧着部10が外ずれないよ
うに、電線保持部3の端部にフランジ部11が設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの防水
型コネクタを例えば自動車用配線等に使用した場合に、
高圧水による洗車等を行うと、必ずしも防水性が十分に
確保されない問題点がある。
【0005】例えば図5に示すように、ハウジング5の
設計上の都合による接続端子8の位置の関係から、シー
ル本体2の中心は位置すべき個所の中心と必ずしも一致
しないことがあり、その場合にはシール本体2は偏芯を
余儀なくされ、外部から水が浸入し易くなる。
【0006】また、このような偏芯がない場合でも、図
6に示すように電線9が側方に引っ張られた場合に、貫
通孔4の波形部7と電線9との間に隙間が生じ、同様に
水が浸入し易くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタ用シール部材は、コネクタに導
入する電線と前記コネクタとの間隙をシールするための
コネクタ用シール部材であり、シール本体の軸線方向の
少なくとも片側に円筒状の電線保持部を付設し、該電線
保持部と前記シール本体との間に環状溝を形成したこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有するコネクタ用シール部材は、
シール本体と電線保持部との間に環状溝を設けたことに
より、シール本体と電線保持部との間が柔軟に接続さ
れ、電線保持部が動いてもシール本体は本来の位置にあ
り、シール効果が損なわれることがない。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は第1の実施例を示し、シール
部材21は合成ゴムから成型され、円筒状のシール本体
22の軸線方向の側部に外径を小さくした円筒状の電線
保持部23が付設されており、電線保持部23の端部に
はフランジ部24が設けられている。シール本体22と
電線保持部23の中心部には、電線を挿通するための貫
通孔25が設けられている。また、シール本体22の外
周及び貫通孔25の内周には波形部26、27が形成さ
れており、更にシール本体22と電線保持部23との境
界部には、径方向に切り込んだ環状溝28が設けられて
いる。
【0010】この場合に、図5の従来例のようにシール
本体22の偏芯が余儀なくされた場合でも、環状溝28
の存在のためにシール本体22は電線保持部23に対し
て屈曲が可能となり、図2に示すようにシール本体22
をハウジング5の保持孔5aのほぼ中心に位置させるこ
とができる。従って、外部からの浸水の虞れが極めて少
なくなる。
【0011】図3は第2の実施例を示し、シール本体2
2の両側に左右対称に電線保持部23、23’が形成さ
れている。そして、シール本体22と電線保持部23、
23’の間のそれぞれの境界部には環状溝28、28’
が形成されている。
【0012】この場合には、第1の実施例で説明した効
果を有する上に、更に図4に示すように電線9が側方に
引っ張られることにより、後方の電線保持部23’が電
線9に従って動いても、シール本体22は環状溝28’
の存在のために殆ど動かずに済み、電線9と貫通孔25
の波形部27の間に隙間が生じ難く、シール効果を損な
うことはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タ用シール部材は、シール本体と電線保持部との間に環
状溝を設けたために防水性が十分に確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のシール部材の断面図である。
【図2】ハウジングに挿着した状態のシール部材の断面
図である。
【図3】第2の実施例のシール部材の断面図である。
【図4】ハウジングに挿着した状態のシール部材の断面
図である。
【図5】ハウジングに挿着した状態の従来例のシール部
材の説明図である。
【図6】ハウジングに挿着した状態の従来例のシール部
材の説明図である。
【符号の説明】
21 シール部材 22 シール本体 23 電線保持部 25 貫通孔 26、27 波形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタに導入する電線と前記コネクタ
    との間隙をシールするためのコネクタ用シール部材であ
    り、シール本体の軸線方向の少なくとも片側に円筒状の
    電線保持部を付設し、該電線保持部と前記シール本体と
    の間に環状溝を形成したことを特徴とするコネクタ用シ
    ール部材。
JP17293995A 1995-06-15 1995-06-15 コネクタ用シール部材 Pending JPH097684A (ja)

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JP17293995A JPH097684A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 コネクタ用シール部材

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JPH097684A true JPH097684A (ja) 1997-01-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538520A (ja) * 2002-09-12 2005-12-15 エフシーアイ 多端子電気コネクタ用シールシステム
CN113497389A (zh) * 2020-04-06 2021-10-12 住友电装株式会社 橡胶栓
JP2021197205A (ja) * 2020-06-09 2021-12-27 矢崎総業株式会社 ゴム栓、ゴム栓付き導電路、及び、防水コネクタ

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Effective date: 20040203

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