JPH0975432A - 消毒装置 - Google Patents

消毒装置

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Publication number
JPH0975432A
JPH0975432A JP7233597A JP23359795A JPH0975432A JP H0975432 A JPH0975432 A JP H0975432A JP 7233597 A JP7233597 A JP 7233597A JP 23359795 A JP23359795 A JP 23359795A JP H0975432 A JPH0975432 A JP H0975432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disinfecting
disinfection
chamber
disinfectant solution
atomized
Prior art date
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Pending
Application number
JP7233597A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayuko Wada
鮎子 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EEWA KK
Original Assignee
EEWA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by EEWA KK filed Critical EEWA KK
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Publication of JPH0975432A publication Critical patent/JPH0975432A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 付着しているバイ菌を除去するのに、手等の
消毒対象の物体を洗浄液(消毒液)につけて拭き取ると
いう面倒をはぶき、又、洗浄(消毒)による手の荒れを
防止することのできる消毒装置の提供にある。 【解決手段】 消毒液を超音波振動により霧化する霧化
装置3と、霧化された霧状の消毒液を充満させる消毒室
2とを設け、上記消毒室2の壁には消毒対象の物体を出
入りさせる挿入窓21aを設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消毒装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院等では、細菌による感染
を防ぐために、頻繁に手指を殺菌効果のある洗剤(消毒
液)で洗って、その都度、タオル等で拭き取ることによ
って、手指に付着しているバイ菌を除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手指を洗剤
(消毒液)で頻繁に洗うと、手指が荒れてしまうと言う
問題があった。又、タオルで拭き取るにしても、タオル
が清潔であるとは限らないので、折角消毒した手指に、
再び、バイ菌が付着してしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもの
であって、付着しているバイ菌を除去するのに、手指等
の消毒対象の物体を、洗浄液(消毒液)につけて拭き取
るという面倒をはぶき、又、洗浄液(消毒液)による手
指等の消毒対象の物体の荒れを防止することのできる消
毒装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明に係る消毒装置は、消毒液を超音波振動によ
り霧化する霧化手段と、霧化された霧状の消毒液を充満
させる消毒室とを設け、上記消毒室の壁には消毒対象の
物体を出入りさせる窓を設けるという手段を講じた。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて説明する。図
1乃至図3に示すように、図中符号1は消毒装置であ
り、この消毒装置1は、霧化装置3の上部に消毒室2を
設けたものである。
【0007】引き続き説明すると、図3に示すように、
霧化装置3は、ファン31、振動子32、発振回路3
3、トランス34、フロートスイッチ35、霧化量調整
ボリュウム36、薬液タンク37、霧化ダクト38(図
2参照)をケース39に収納したものである。
【0008】そして、トランス34および発振回路33
によって高周波となった電圧を振動子32に印加する
と、振動子32は超音波発振帯域内の所望の周波数で振
動を始める。振動している振動子32に接している消毒
液Sは振動によって霧化されて霧状となる。この霧状と
なった消毒液Sはファン31によって霧化ダクト38内
を通り消毒室2に送られる。尚、霧化量調整ボリュウム
36は、可変抵抗器、コンデンサーで構成されており、
可変抵抗器の抵抗値を変化させることにより単位時間あ
たりの霧化される消毒液Sの量を調節する。
【0009】尚、フロートスイッチ35は、薬液タンク
37内の消毒液Sが空になると、これを検知して発振回
路33を停止させる。これによって、振動子32が無負
荷状態で駆動することによって生じる発振回路33およ
び振動子32の破損を防止する。
【0010】また、図2、図4に示すように、消毒室2
はケース39の上部に着脱可能に取り付けられた中空箱
体21によって内部空間が形成され、その中空箱体21
の一側面には手指を内部空間に入れる挿入窓21aが形
成されている。
【0011】また、上記中空箱体21の内部空間とケー
ス39との間にはこれらを仕切っている仕切床面23が
設けられており、仕切床面23には中空箱体21とケー
ス39とを連通する多数の小孔23aが設けられてい
る。さらに、仕切床面23の中央部分には短筒形状の拡
散噴霧ノズル22が設けられており、霧化ダクト38に
連通接続されている。
【0012】また、消毒室2の背壁面の一部は、青色の
光透過性壁面21bで形成されている。そして、蛍光灯
21dはその後部の蛍光灯取付部21c、21cによっ
て光透過性壁面21bをはさんで中空箱体21の内部空
間を臨むように取り付けられている。尚、蛍光灯用カバ
ー21eは、蛍光灯21dを保護するものである。
【0013】また、図5に示すように、短筒状の拡散噴
霧ノズル22内には霧化された消毒液Sの噴射方向を規
制する規制壁面22aが形成されており、規制壁面22
aによって形成された連通路22b、22cは左右に湾
曲している。そして、拡散噴霧ノズル22内に進入して
きた霧状の消毒液Sは連通路22b、22cにしたがっ
て左右方向に噴霧される。
【0014】さらに、消毒室2内には赤外線センサー2
4が設けられており、消毒室2内に手指があることを検
出した場合には、赤外線センサー24からHレベルの信
号を検知部25に出力する。これを受けた検知部25は
駆動用パルスを発振回路33、ファン31に出力し、こ
れを駆動させるとともに、蛍光灯21dを点灯させる。
また、消毒室2内に手指がないことを検出した場合に
は、赤外線センサー24からLレベルの信号を検知部2
5に出力する。この検知出力を受けた検知部25は、発
振回路33、ファン31の駆動を停止させるとともに、
蛍光灯21dを消灯させる。
【0015】次に、消毒装置1の動作を図1乃至図3に
基づいて説明する。消毒室2内に手指を入れると、赤外
線センサー24がこれを検知し、振動子32は超音波振
動帯域で振動する。振動子32は薬液タンク37から流
出する消毒液Sに浸されているので、振動子32と接す
る消毒液Sは超音波振動によって霧化され、ファン31
からの送風によって、霧化ダクト38および拡散噴霧ノ
ズル22内に運ばれる。拡散噴霧ノズル22に運ばれた
霧状の消毒液Sは規制壁面22aにより形成された連通
路22b、22cに従って左右方向に噴霧され消毒室2
内を満たし、消毒室2内の手指を消毒する。消毒が完了
し、消毒室2内から手指を抜き去ると、赤外線センサー
24がこれを検知し、振動子32の振動は停止し、蛍光
灯21dは消灯する。
【0016】上記構成によれば、発振回路33によって
超音波振動帯域で振動している振動子32を利用して消
毒液Sを霧化しているので、消毒液Sは極めて微細な粒
子状態で消毒室2内を満たすことができる。そして、こ
の霧状の消毒液Sに満たされている消毒室2に手指を挿
入すると、手指全体に微細な粒子状の消毒液Sが付着す
る。この微細な粒子状となった消毒液Sは蒸発し易く、
しかも、わずかな隙間にでも入り込むので、タオル等で
拭き取る必要がなく、手指の隅々にまで入り込み充分に
消毒効果を発揮することができる。
【0017】尚、手指が消毒室2内にある時には蛍光灯
21dは点灯状態となり、蛍光灯21dからの青色の光
は霧状の消毒液Sで乱反射し消毒室2内全体が青色に輝
く。この青色に輝く消毒室2内は、これを見るものに清
潔感と強い殺菌性をイメージさせて、安心感を与える。
【0018】使用過程において霧化された消毒液Sは、
そのまま放置されると、再び、液状となる。この液状と
なった消毒液Sは仕切床面23に形成されている多数の
小孔23aを通りケース39内に戻されて再び霧化され
るのを待つ。これによって、消毒液Sは無駄なく使用さ
れる。
【0019】尚、発振回路33の駆動は、消毒室2内に
設けられた赤外線センサー24によって行われている
が、発振回路33を駆動させるものであれば、赤外線セ
ンサー24に限られるものではなく、スイッチ操作によ
り電源をON・OFFすることにより行ってもよく、ま
た、光電スイッチを用いて消毒室2内へ手指の挿入を検
出することによって行っても良い。
【0020】また、有害な微生物や病原体を死滅または
減弱させることが可能な消毒液Sとしては、例えば、エ
チルアルコール、クレゾールセッケン液、イソプロパノ
ール、クロルヘキシジン、グルタールアルデヒド等が使
用されている。
【0021】上記消毒装置1は身体の一部である手指を
消毒対象として消毒しているが、消毒される消毒対象は
手指等に限られず、例えば、手術用のメス等を消毒して
も良いことはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る消
毒装置によれば、超音波振動により霧化する霧化手段に
よって微細な粒子となった消毒液が消毒室内を満たして
いるので、この中に手指等の消毒対象物を挿入すると、
消毒対象物の隅々にまで入りこみ充分に消毒効果を発揮
することができる。また、微細な粒子となった消毒液は
蒸発し易いので、タオル等で拭き取る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消毒装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る消毒装置の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る消毒装置の説明図である。
【図4】本発明に係る消毒室の分解斜視図である。
【図5】本発明に係る拡散噴霧ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1 消毒装置 2 消毒室 3 霧化装置(霧化手段) S 消毒液 21a 挿入窓(窓) 32 振動子 33 発振回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消毒液を超音波振動により霧化する霧化
    手段と、霧化された霧状の消毒液を充満させる消毒室と
    を設け、 上記消毒室の壁には消毒対象の物体を出入りさせる窓を
    設けたことを特徴とする消毒装置。
JP7233597A 1995-09-12 1995-09-12 消毒装置 Pending JPH0975432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233597A JPH0975432A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 消毒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7233597A JPH0975432A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 消毒装置

Publications (1)

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JPH0975432A true JPH0975432A (ja) 1997-03-25

Family

ID=16957560

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JP7233597A Pending JPH0975432A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 消毒装置

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