JPH0974616A - リニア搬送車システム - Google Patents

リニア搬送車システム

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Publication number
JPH0974616A
JPH0974616A JP7230403A JP23040395A JPH0974616A JP H0974616 A JPH0974616 A JP H0974616A JP 7230403 A JP7230403 A JP 7230403A JP 23040395 A JP23040395 A JP 23040395A JP H0974616 A JPH0974616 A JP H0974616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear
zone
control device
zones
guided vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7230403A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Katsumi
晃 勝見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP7230403A priority Critical patent/JPH0974616A/ja
Publication of JPH0974616A publication Critical patent/JPH0974616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ゾーンに1対1で対応して制御装置が設け
られていたので、制御装置数が多くなりレール部材に取
付けることができなかった。 【解決手段】 リニア搬送車1は、制御装置10によっ
てそれぞれ独立して制御される複数のゾーン3に分割さ
れた走行レール2上を走行する。制御装置10は連続す
る3つのゾーン3が制御可能であり、第1及び第2のリ
レー手段12a,12bによって制御対象ゾーン3が選
択的に切り換えられる。尚、隣り合う制御装置10は共
通な制御可能ゾーン3を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれが独立し
て制御される複数のゾーンに分割された走行路上を走行
するリニア搬送車を有するリニア搬送車システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、走行レールに沿って複数のリニア
モータを設け、このリニアモータを励磁することにより
リニア搬送車に推力を付与するリニア搬送車システムが
知られている。このシスムテにおいて、走行レールは複
数のゾーンに分割されており、各ゾーンは制御装置によ
ってそれぞれ独立して制御される。即ち、制御装置は各
ゾーンに1対1で対応しており、リニア搬送車の走行は
該搬送車が存在するゾーンに対応する制御装置によって
制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のシステムでは、リニア搬送車の走行制御を行
う制御装置が各ゾーンに1対1で対応しているので、制
御装置数が多くなり、例えば、天井からレール部材を吊
り下げて走行レールとする場合、該レール部材に制御装
置を取付けることができず、制御装置取付用部材を別に
設ける必要が生じる場合があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、制御装置数を少なくしてレール部材に
取付けることを可能にし、さらに、システム全体の搬送
能力の低下を抑えることができるリニア搬送車システム
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、それぞれが独立して制御さ
れる複数のゾーンに分割された走行路上を走行するリニ
ア搬送車を有するリニア搬送車システムであって、連続
する複数のゾーンに接続可能であり、複数のゾーンのう
ち1つのゾーンを選択的に制御可能な制御装置と、該制
御装置が接続されるゾーンを選択的に切り換える切換手
段とを有するリニア搬送車システムとする。
【0006】請求項2記載の発明は、隣り合う制御装置
は共通な制御可能ゾーンを有しているものとする。
【0007】請求項3記載の発明は、各ゾーンはリニア
搬送車の停止位置を含まない中間加速モータ部及び停止
位置を含むステーション部よりなり、中間加速モータ部
にはリニア搬送車の通過を検出する複数の通過検出手段
が設けられ、前記制御装置は、異なる位置での通過検出
の時間差からリニア搬送車の速度を演算し、この演算し
た速度に基づいて対応するリニアモータへの出力を調節
するものとする。
【0008】本発明は以下のような作用をなすものであ
る。請求項1記載の発明では、リニア搬送車の走行制御
を行う制御装置は、その制御装置が制御可能な連続する
複数ゾーンのうち、切換手段の切換えによって選択的に
接続された1つのゾーンを制御する。
【0009】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を用い
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実
施の形態に限定されるものではない。図1は本実施の形
態のシステム全体を示す概略平面図、図2はシステムの
一部を示すブロック構成図である。
【0010】リニア搬送車システムにおいて、リニア搬
送車1は、複数のゾーン3に分割されたループ状の走行
レール(走行路)2上を走行する。走行レール2は、例
えば、天井から吊り下げられたり、あるいは地上に敷設
されたりする。
【0011】各ゾーン3において、下流側端部の所定位
置には1つの停止位置4が設定されている。そして、こ
の停止位置4に対応して地上側のステーション(図示し
ない)が設けられており、リニア搬送車1は停止位置4
において前記ステーションとの間で物品の受渡し等を行
う。
【0012】多数のリニアモータ(一次コイル)5が走
行レール2に沿って間隔をおいて設けられている。リニ
アモータ5は、後述する制御装置10からの出力に応じ
て、電磁作用によってリニア搬送車1に設けられた二次
導体(図示しない)に所定の推力を付与するものであ
る。
【0013】各ゾーン3は、停止位置4を含まない中間
加速モータ部3a(上流側)と、停止位置4を含むステ
ーション部3b(下流側)とよりなる。ゾーン3内にお
いて、最も下流側にあるリニアモータ5に対応する位置
が停止位置となされている。停止位置に対応するリニア
モータ5の上流側及び下流側には、2つのマグネットブ
レーキ6が該リニアモータ5を挟むようにして設けられ
ている。このマグネットブレーキ6は、リニア搬送車1
に設けられた鉄片(図示しない)に作用し、該搬送車1
を停止位置に停止・保持するためのものである。尚、ス
テーション部3bには、マグネットブレーキ6が設けら
れた最下流のもの及びもう1つ上流側の2つのリニアモ
ータ5が属し、それ以外のリニアモータ5は中間加速モ
ータ部3aに属している。
【0014】中間加速モータ部3a及びステーション部
3bの各リニアモータ5に対応する位置に、リニア搬送
車1の通過を検出する光電センサ7が設けられており、
ステーション部3bにおいては、さらに各リニアモータ
5に対応する位置にリニア搬送車1の通過速度を検出す
るエンコーダ8が設けられている。
【0015】制御装置10は、コントローラ(CPU)
11と、第1及び第2のリレー手段(切換手段)12
a,12bと、インバータ13とを有している。
【0016】第1のリレー手段12aには3本の信号線
15a〜15cが接続されている。信号線15aは、第
3のリレー手段14を介して図2における上流側ゾーン
3のステーション部3bの2つのエンコーダ7に接続さ
れている。また、信号線15bは、第3のリレー手段1
4を介して図2における下流側ゾーン3のステーション
部3bの2つのエンコーダ7に接続されている。さら
に、信号線15cは、第3のリレー手段14を介しても
う1つ下流側ゾーン3の2つのエンコーダ7に接続され
ている。
【0017】第2のリレー手段12bには3本の信号線
16a〜16bが接続されている。信号線16aは、シ
リアル・パラレル切換手段17を介して図2における上
流側ゾーン3の全ての光電センサ6に接続されている。
また、信号線16bは、シリアル・パラレル切換手段1
7を介して図2における下流側ゾーン3の全ての光電セ
ンサ6に接続されている。さらに、信号線16cは、シ
リアル・パラレル切換手段17を介してもう1つ下流側
ゾーン3の全ての光電センサ6に接続されている。
【0018】インバータ13には信号線18が接続され
ている。信号線18は、各ゾーン3の切換用無接点開閉
器19及び各リニアモータ5の切換用無接点開閉器20
を介して、隣りのゾーン3及び各リニアモータ5に接続
されている。
【0019】以上のような構成によって、1つの制御装
置10は連続する3つのゾーン3の制御が可能となり、
第1及び第2のリレー手段12a,12bによって選択
的に切り換えられた制御対象ゾーン3を独立的に制御す
る。尚、前記信号線15a及び信号線16aはもう1つ
上流側の制御装置10に、信号線15c及び信号線16
cはもう1つ下流側の制御装置10に接続されていて、
1つの制御装置10によって制御可能なゾーン3のうち
上流端ゾーン3及び下流端ゾーン3は、隣り合う制御装
置10によっても制御可能となっている。このように隣
り合う制御装置10によって制御可能なゾーン3が重な
り部分を有していることにより、制御装置10は1つの
ゾーン3を独立的にしか制御できないにも関わらず、ど
の制御装置10によっても制御不能なゾーン3が生じる
可能性が少なくなっている。
【0020】リニア搬送車1の走行制御について説明す
ると、コントローラ11は、光電センサ6やエンコーダ
7等の検出結果に基づいて、インバータ13を介してリ
ニアモータ5への出力周波数を調節することにより、リ
ニア搬送車1に付与する推力を調節する。この出力周波
数の調節は、中間加速モータ部3aにおいては、隣り合
う光電センサ6による通過検出の時間差からその区間の
平均速度を算出し、この算出した速度に応じて行われ、
ステーション部3bにおいては、エンコーダ7によって
検出したリニア搬送車1の速度に応じて行われる。
【0021】本実施の形態では、停止・発進位置が存在
せず厳密な速度制御を必要としない中間加速モータ部3
aにおいては、エンコーダ8を使用することなく光電セ
ンサ7によってリニア搬送車1の速度検出を行い、停止
・発進位置が存在して厳密な速度制御を必要とするステ
ーション部3bにおいては、エンコーダ8によってリニ
ア搬送車1の速度検出を行うようにしたので、作業性を
損なうことなく必要最小限のエンコーダ数にすることが
できる。
【0022】
【変形例等】 ステーション部3bに属する(対応してエンコーダ
8が設けられた)リニアモータ5の数は2つでなくても
よい。 ループ状の走行レール2ではなく、直線状の走行レ
ール上をリニア搬送車1が往復走行するようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。 請求項1記載の発明によれば、切換手段によって連
続する複数ゾーンが制御可能な制御装置が独立的に制御
するゾーンを選択的に切り換えることができるので、各
ゾーンに1対1で対応するように制御装置を設ける必要
がない。従って、レール部材を天井から吊り下げて走行
路を形成するような場合でも、全ての制御装置を該レー
ル部材に取付けることが可能となり、別に制御装置取付
用部材を設ける必要がなくなる。 請求項2記載の発明によれば、隣り合う制御装置は
共通な制御可能ゾーンを有しているので、どの制御装置
によっても制御不能となるゾーンが生じる可能性を少な
くして、搬送能力の低下を防止することができる。 請求項3記載の発明によれば、中間加速モータ部に
おいてエンコーダを不要にして走行路に沿ったシリアル
配線化が可能となり、制御装置に必要な信号線の入出力
点数を少なくすることができる。停止位置が存在しない
中間加速モータ部3aで平均速度に基づいてリニアモー
タへの出力を調節するので、作業性を損なうことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のシステム全体を示す概略平面図
である。
【図2】システムの一部を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 リニア搬送車 2 走行レール(走行路) 3 ゾーン 3a 中間加速モータ部 3b ステーション部 5 リニアモータ(1次コイル) 7 光電センサ 8 エンコーダ 10 制御装置 11 コントローラ(CPU) 12a 第1のリレー手段 12b 第2のリレー手段 13 インバータ 17 シリアル・パラレル切換手段 19 無接点開閉器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが独立して制御される複数のゾ
    ーンに分割された走行路上を走行するリニア搬送車を有
    するリニア搬送車システムであって、連続する複数のゾ
    ーンに接続可能であり、複数のゾーンのうち1つのゾー
    ンを選択的に制御可能な制御装置と、該制御装置が接続
    されるゾーンを選択的に切り換える切換手段とを有する
    リニア搬送車システム。
  2. 【請求項2】 隣り合う制御装置は共通な制御可能ゾー
    ンを有している請求項1記載のリニア搬送車システム。
  3. 【請求項3】 各ゾーンはリニア搬送車の停止位置を含
    まない中間加速モータ部及び停止位置を含むステーショ
    ン部よりなり、中間加速モータ部にはリニア搬送車の通
    過を検出する複数の通過検出手段が設けられ、前記制御
    装置は、異なる位置での通過検出の時間差からリニア搬
    送車の速度を演算し、この演算した速度に基づいて対応
    するリニアモータへの出力を調節する請求項1又は2記
    載のリニア搬送車システム。
JP7230403A 1995-09-07 1995-09-07 リニア搬送車システム Pending JPH0974616A (ja)

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JP7230403A JPH0974616A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 リニア搬送車システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381523B2 (en) 2000-05-26 2002-04-30 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Travelling vehicle system
JP7258265B1 (ja) * 2022-08-04 2023-04-14 三菱電機株式会社 搬送システム
JP7258266B1 (ja) * 2022-08-18 2023-04-14 三菱電機株式会社 搬送システム

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