JPH0974578A - ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機 - Google Patents

ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機

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Publication number
JPH0974578A
JPH0974578A JP7250104A JP25010495A JPH0974578A JP H0974578 A JPH0974578 A JP H0974578A JP 7250104 A JP7250104 A JP 7250104A JP 25010495 A JP25010495 A JP 25010495A JP H0974578 A JPH0974578 A JP H0974578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error rate
bit error
signal
bit
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP7250104A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Takaoka
恭春 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP7250104A priority Critical patent/JPH0974578A/ja
Publication of JPH0974578A publication Critical patent/JPH0974578A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示型無線呼出受信機の受信感度測定とビット
エラーレート測定の測定時間を著しく短縮し、試験装置
を不要にする。 【構成】制御部20にROM22を設け、同期信号の符
号系列を予め記憶させておく、ビットエラーレートを測
定するときは、モードスイッチSW2 によって切替器2
3をROM22の方に接続し、受信復調されてデコーダ
部21に入力される同期信号と同期をとった後、以降の
同期信号とROM22から読み出した符号系列とをビッ
ト単位に比較照合し排他的論理和をとってデータ処理部
24に与える。データ処理部24は照合ビット数と誤り
ビット数とからビットエラーレートを算出して表示部7
に表示させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線呼出受信機に関
し、特に、メッセージを表示することのできる表示型無
線呼出受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の表示型無線呼出受信機10
の概要ブロック図である。図において、1は高周波受信
部、2は復調部であり、受信電波を復調し、ディジタル
信号に変換する。3は制御部であり、復調部2から出力
されるディジタル信号のビット同期,フレーム同期をと
ったのち番号ROM5に書き込まれた自己の選択呼出し
番号と照合し、一致したときスピーカ(SP)または共
鳴器から呼出音を発生させるとともに、引き続いて受信
するメッセージ符号を出力するデコーダ部4と、メッセ
ージ符号を復号して表示信号を出力するデータ処理部6
とから構成されている。7はLCD(液晶表示器)など
の表示部、SW1 は電源のオン/オフ,音量の切替など
のスイッチ、SW2 は表示モードの切替スイッチであ
る。
【0003】図2に示した無線呼出受信機10を生産す
る場合、製品の組立が終わった段階で性能検査が行われ
る。性能検査として通常行われるのは、受信感度測定と
ビットエラーレート(ビット誤り率)測定である。
【0004】受信感度測定は、測定対象とする受信機に
対して電波を送出して受信機を呼び出し、当該受信機の
スピーカまたは共鳴器から発せられる呼出音を確認する
方法で行われる。具体的には、例えば送出電波レベルを
高くして受信機に過入力を与えて例えば3回呼び出し、
3回共呼出音が発せられることを確認する。次に、送出
レベルを下げて同様に3回呼び出し3回共呼出音が発せ
られるかどうかをみる。3回共呼出音が得られればさら
に送出レベルを下げる。3回に1回呼出音がないとき、
前回の入力値が感度を示す値となる。このようにしてn
回呼び出してn回受かるかどうかを試験する。
【0005】一方、ビットエラーレート測定は次のよう
に行われる。図3はビットエラーレート測定系統図であ
る。図において、10は図2に示した無線呼出無線機で
あり、測定対象の受信機である。11はシグナルパター
ン発生器、12は変調部、13は高周波送信部、14は
比較回路、15はビットエラーレート測定器である。シ
グナルパターン発生器11から出力されるシグナルパタ
ーンを変調部12に入力して搬送波を変調し、高周波送
信部13から無線呼出受信機10に対して電波を送出す
る。受信機10のデコーダ部4の出力を比較回路14の
一方の入力とし、シグナルパターン発生器11の出力を
他方の入力としてビット単位にパターンを比較し、その
比較結果の一致/不一致を示すデータをビットエラーレ
ート測定器15に入力してビットエラーレートを算出し
て表示させる。
【0006】シグナルパターン発生器11から出力させ
る信号として、例えば、32ビットのPN符号(Pseudo
Noise Code :擬似雑音符号)が用いられる。このPN
符号は自己相関特性が鋭いのでフレーム同期信号として
用いられているものである。比較回路14には、デコー
ダ部4から出力されるPN符号による32ビットの同期
信号とシグナルパターン発生器11の出力とが入力さ
れ、ビット対応に比較され排他的論理話(EXOR)に
よって、誤りがあれば“1”、等しければ“0”が出力
される。これを約30回繰り返し、合計約1000ビッ
トに対する誤り率がビットエラーレート測定器で算出さ
れ表示される。ビット誤り率(BER)は次式で算出さ
れ、例えば、1000ビット中誤りが2ビットあれば、
ビット誤り率として2×10-3と表示される。
【数1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の受
信機の性能試験には次のような問題がある。前者の感度
測定の場合、送出レベルを変える度に複数回ずつ受信機
の呼出音を確認するため、受信機1台当たりの測定回数
が多く、測定作業時間が長く生産効率が悪いという欠点
がある。後者のビットエラーレート測定の場合、図3の
ように、各受信機に対して、シグナルパターン発生器1
1,変調部12,高周波送信部13,比較回路14,ビ
ットエラーレート測定器15を用いるため、多数の試験
設備と場所が必要になり、全数個別検査のため測定時間
が長くかかるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
するために、感度測定の精度を上げるとともに測定時間
を短縮し、かつビットエラーレート測定装置を不要とす
るビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のビットエラーレ
ート検出機能付き無線呼出受信機は、高周波受信部で受
信した受信信号を復調してディジタル信号に変換する復
調部と、該復調部から出力される信号に同期をとったの
ち該信号に含まれる選択呼出信号と番号ROMに予め格
納された自局の選択番号とを比較照合して一致したとき
スピーカから呼出音を発生させるとともに引き続いて受
信するデータを復号してメッセージ符号を出力するデコ
ーダ部と、該メッセージ符号を処理して表示部にメッセ
ージを表示させるデータ処理部と、前記表示部の表示モ
ードを切替えるモード切替スイッチとを備えた無線呼出
受信機において、前記受信復調信号に含まれる同期信号
の符号系列を予め記憶させておくメモリと、該メモリと
前記番号ROMとを切替える切替器とを設け、前記デコ
ーダ部は、前記切替器が前記モード切替スイッチによっ
て前記メモリに切替えられたとき、受信復調信号に含ま
れる同期信号と同期をとった後、次の同期信号以降の同
期信号と前記メモリに記憶された符号系列とをビット単
位に比較照合し排他的論理和による判定結果を出力し、
前記データ処理部は、所定の期間にわたる前記判定結果
からビットエラーレートを算出して前記表示部に表示さ
せるように構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す受信
機のブロック図である。図において、高周波受信部1,
復調部2,及び表示部7は図2の従来の構成と同じであ
る。20は本発明の要部をなす制御部であり、同期信号
に用いられているPN符号のシグナルパターンを記憶さ
せるメモリ(ROM)22と、切替器23を追加し、デ
コーダ部21とデータ処理部24に、同期信号の比較機
能とビットエラーレート計算機能をもたせたものであ
る。
【0011】メモリ(ROM)22には、従来のビット
エラーレート試験に用いていたシグナルパターン発生器
11の出力と同じPN符号を用いた同期信号の符号系列
を記憶させておく。切替器23は、個別番号を記憶させ
た従来の番号ROM5と、同期信号を記憶させたROM
22とを表示モード切替スイッチSW2 によって切替え
ることができる。受信機として動作させるときは、切替
器23を番号ROM5に接続して動作を行わせる。ビッ
ト誤り率測定のときは、切替器23をROM22の方に
切替え接続し、デコーダ部21によってまず最初の同期
信号とで同期をとった後、以降の同期信号とROM22
から読み出した符号系列とを比較照合し、求めるビット
誤り率が判定できるだけの所定の回数、例えば10-3
ーダであれば約30回同期信号を比較させ、その結果を
データ処理部24に与え、ビット誤り率を算出させて表
示部7に表示させる。
【0012】以上のように、受信機の制御部20に、シ
グナルパターン発生器の出力を記憶させるメモリ22
と、受信復調された同期信号との比較機能と、ビットエ
ラーレート計算機能とを持たせて表示部7に表示させる
ことにより、ビットエラレーレート検出機能が備わり、
各受信機に無線入力を与えるだけで各受信機の表示部に
それぞれ自己機のビットエラーレートが表示される。そ
のため、従来必要とした測定設備が不要となり、多数の
受信機に対して送信波を送出するだけで測定が終了す
る。
【0013】さらに、各受信機にビットエラーレート検
出機能が付加されると、受信機を利用するユーザが自分
の受信機の性能を確認することができる。すなわち、受
信電界強度がほぼ一定の同一場所で、表示されるビット
エラーレートをみてほぼ同一の値を示せば受信機が正常
であることが確かめられる。
【0014】図4は受信入力レベルとビット誤り率の特
性例図である。この特性例から分かるように、各受信機
に表示されるビットエラーレートを見るだけで確度の高
いデータが得られるので、従来行われていたような感度
測定を行わずにビットエラーレート検出のみで受信感度
を評価することができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、無線呼出受信機の感度測定はビット
エラーレート検出で評価することができ、さらに、測定
設備が簡略化され、試験時間も短縮され、しかも、測定
精度が向上するという実用上極めて大きい効果がある。
さらに、受信機の使用者が自分の受信機の性能をチェッ
ク確認できるため、安心して使用できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す受信機のブロック図であ
る。
【図2】従来の受信機のブロック図である。
【図3】従来のビット誤り率測定系統図である。
【図4】入力レベル対ビット誤り率の特性例図である。
【符号の説明】
1 高周波受信部 2 復調部 3 制御部 4 デコーダ部 5 ROM 6 データ処理部 7 表示部 10 無線呼出受信機 11 シグナルパターン発生器 12 変調部 13 高周波送信部 14 比較回路 15 ビットエラーレート測定器 20 制御部 21 デコーダ部 22 ROM 23 切替器 24 データ処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波受信部で受信した受信信号を復調
    してディジタル信号に変換する復調部と、該復調部から
    出力される信号に同期をとったのち該信号に含まれる選
    択呼出信号と番号ROMに予め格納された自局の選択番
    号とを比較照合して一致したときスピーカから呼出音を
    発生させるとともに引き続いて受信するデータを復号し
    てメッセージ符号を出力するデコーダ部と、該メッセー
    ジ符号を処理して表示部にメッセージを表示させるデー
    タ処理部と、前記表示部の表示モードを切替えるモード
    切替スイッチとを備えた無線呼出受信機において、 前記受信復調信号に含まれる同期信号の符号系列を予め
    記憶させておくメモリと、該メモリと前記番号ROMと
    を切替える切替器とを設け、 前記デコーダ部は、前記切替器が前記モード切替スイッ
    チによって前記メモリに切替えられたとき、受信復調信
    号に含まれる同期信号と同期をとった後、次の同期信号
    以降の同期信号と前記メモリに記憶された符号系列とを
    ビット単位に比較照合し排他的論理和による判定結果を
    出力し、 前記データ処理部は、所定の期間にわたる前記判定結果
    からビットエラーレートを算出して前記表示部に表示さ
    せるように構成されたことを特徴とするビットエラーレ
    ート検出機能付き無線呼出受信機。
JP7250104A 1995-09-05 1995-09-05 ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機 Pending JPH0974578A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7250104A JPH0974578A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機

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JP7250104A JPH0974578A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機

Publications (1)

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JPH0974578A true JPH0974578A (ja) 1997-03-18

Family

ID=17202881

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JP7250104A Pending JPH0974578A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 ビットエラーレート検出機能付き無線呼出受信機

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JP (1) JPH0974578A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001168783A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 中継装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001168783A (ja) * 1999-12-03 2001-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 中継装置

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