JPH0974433A - データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路 - Google Patents

データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路

Info

Publication number
JPH0974433A
JPH0974433A JP7226388A JP22638895A JPH0974433A JP H0974433 A JPH0974433 A JP H0974433A JP 7226388 A JP7226388 A JP 7226388A JP 22638895 A JP22638895 A JP 22638895A JP H0974433 A JPH0974433 A JP H0974433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
group
bit
flop
bit parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7226388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Hirano
智子 平野
Shigehisa Sakahara
重久 坂原
Yoshimi Toyoda
好美 豊田
Takeshi Imanishi
健 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7226388A priority Critical patent/JPH0974433A/ja
Publication of JPH0974433A publication Critical patent/JPH0974433A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ形式変換回路、OAM故障管理セル抽
出回路及びフレーム長異常検出回路に関し、改良された
回路を提供する。 【解決手段】 データ形式変換回路は、m2 ビット
(b)の1個の第一のフリップ・フロップ(FF)群
と、rbの第二のFF群とr個のセレクタ(S)より成
るS群の「0」端子を縦続接続した(q−1)個の縦続
接続体と、rbのq個のイネーブル付の第三のFF群を
備え、(q−1)個の縦続接続体を更に縦続に接続し、
2 本の入力線を第一のFF群に接続し、第一のFF群
の出力はrb毎にpに分け、出力の1番目のrbは1番
目の縦続接続体の第二のFF群のデータ端子に接続し、
該出力の2番目のrbは1番目の縦続接続体のS群の
「1」端子に接続し、出力のp番目のrbは(p−1)
番目の縦続接続体のS群の「1」端子に接続し、j番目
の縦続接続体の第二のFF群の出力を分岐して〔j+
(p−1)〕番目の縦続接続体のS群の「1」端子に接
続し、k番目の第三のFF群のデータ端子には(k−
1)番目の縦続接続体の出力を分岐して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ形式変換回
路、OAM(OAMは、Operation, Administration an
d Maintainance又はOpration and Maintainance の略
で、非同期転送モードのネットワークの品質監視、料金
管理、保守などを意味する。)故障管理セル抽出回路及
びフレーム長異常検出回路に係り、特に、回路規模を縮
減できるデータ形式変換回路、OAM故障管理セル抽出
回路及びフレーム長の短縮、伸長を確実に検出できるフ
レーム長異常検出回路に関する。
【0002】最近、多くの情報メディアを多重して処理
するのに適した非同期転送モード(ATM)を適用した
伝送装置や交換装置が実用化されている。これらATM
装置では、情報は決められた長さのセルに載せられて伝
送や交換のための処理が行なわれるが、セルの故障を監
視する機能も重要な機能の一つである。このセルの故障
を監視する装置では、伝送路からデータを取り込む時及
び伝送路にデータを送り出す時にデータの形式を変換し
ており、又OAM故障管理セルを抽出したり、フレーム
長の異常を検出する機能などを備えている。これらの機
能を実現する回路には、規模の縮減、正確な動作が要求
されている。
【0003】
【従来の技術】最初に説明するのは、少ビット並列信号
から多ビット並列信号に変換するデータ形式変換回路で
ある。
【0004】図19は、従来のデータ形式変換回路の一
例で、16ビット並列又は8ビット並列の入力データを
48ビット並列の出力データに形式を変換する回路であ
る。図19において、2aと2bはそれぞれ2個の4ビ
ットフリップ・フロップより成るフリップ・フロップ
群、3aと3bはそれぞれ2個のイネーブル付4ビット
フリップ・フロップより成るフリップ・フロップ群、2
3aは16個のセレクタより成るセレクタ群、24a乃
至24fはそれぞれ4個の4ビットフリップ・フロップ
より成るフリップ・フロップ群である。
【0005】図19の構成において、16ビット並列信
号を48ビット並列信号に変換する場合にはセレクタ群
23aの「0」端子を図示していない選択信号によって
指定する。そうすると、最初に入力される16ビット並
列の信号はフリップ・フロップ群24aに並列に書き込
まれる。二番目に入力される16ビット並列の信号がフ
リップ・フロップ24aに書き込まれる時には、最初に
書き込まれた信号はフリップ・フロップ群24bに転送
される。三番目に入力される16ビット並列の信号がフ
リップ・フロップ群24aに書き込まれる時には二番目
に入力された16ビット並列信号はフリップ・フロップ
群24bに転送され、最初に入力された16ビット並列
信号はフリップ・フロップ群24cに転送される。この
タイミングでフリップ・フロップ群24d、24e、2
4fにイネーブル信号を送ってフリップ・フロップ群2
4a、24b、24cに書き込まれた16ビット並列信
号を並列に転送する。こうして16ビットと48ビット
の変換が行なわれる。
【0006】又、図19の構成において、8ビット並列
信号を48ビット並列信号に変換する場合にはセレクタ
群23aの「1」端子を図示していない選択信号によっ
て指定する。そうすると、最初に入力される8ビット並
列信号が2個の4ビットフリップ・フロップより成るフ
リップ・フロップ群2aに書き込まれる。次に入力され
る8ビット並列信号がフリップ・フロップ群2aに書き
込まれる時には最初に入力された8ビット並列信号はフ
リップ・フロップ群2bに転送される。このタイミング
でフリップ・フロップ群3a、3bにイネーブル信号を
送って、フリップ・フロップ群2a、2bに書き込まれ
た合計16ビットの並列信号をフリップ・フロップ群3
a、3bに転送する。このようにして8ビット並列信号
が16ビット並列信号に変換され、セレクタ群23aを
経由してフリップ・フロップ群24aに書き込まれる。
後は、引続きフリップ・フロップ群2a、2b、3a、
3bが8ビット並列信号を16ビット並列信号に変換
し、それがフリップ・フロップ群24aに書き込まれ、
それ以前にフリップ・フロップ群24aに書き込まれて
いた16ビット並列信号は順次フリップ・フロップ群2
4b、24cに転送され、フリップ・フロップ群24
a、24b、24cに書き込まれた16ビット並列信号
がフリップ・フロップ群25a、25b、25cに転送
されて48ビット並列信号に変換される。
【0007】二番目に、48ビット並列信号から16ビ
ット並列信号又は8ビット並列信号に変換する場合は、
それぞれの変換回路を個別に構成し、変換されたデータ
を変換モードに対応する選択信号によってセレクタで選
択して出力していた。
【0008】三番目に、ATMネットワークに故障が発
生した場合、故障状態や故障箇所を知るためにOAM故
障管理セルを抽出、格納する。従来のOAM故障管理セ
ルの格納方法はセルのデータが全て揃ってから格納を開
始するために1セル分のバッファメモリを必要とする。
【0009】四番目に、フレーム長の異常監視は、フレ
ームパルスが到着すると新しいフレームパルスと見なし
て監視を再開し、以上が発生した時点からアラームを出
し、再度正常な間隔のフレームパルスが入力さるとアラ
ームが解除される方法及びフレームの有効範囲を示すイ
ネーブルパルスを出力する方法があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最初の少ビット並列信
号から多ビット並列信号に変換するデータ形式変換回路
においては、上記説明で明らかなように、フリップ・フ
ロップ群2a、2b、3a、3bは8ビット並列信号か
ら48ビット並列信号に変換する場合にのみ使用され、
且つ、16ビット並列信号を転送するためのラッチタイ
ミングパルス1と48ビット並列信号を転送するための
ラッチタイミングパルス2の2通りのパルスを準備する
必要がある。従って、図19の構成は回路規模が大きく
ならざるを得ず、消費電力もそれに伴って大きくなる。
【0011】二番目の多ビット並列信号から少ビット並
列信号への変換回路においても、回路規模が大きくな
り、消費電力もそれに伴って大きくなるという問題があ
る。三番目のOAM故障管理セルの抽出回路において
も、上記の通り、回路規模が大きいという問題がある。
【0012】四番目のフレーム長異常検出回路において
は、全てのフレームパルスをフレーム処理単位の先頭と
見なすのではなく、或るフレームパルスから所定の長さ
を処理上の1フレームと見なす回路を構成するに当たっ
ては従来の方法は適用できない。
【0013】本発明は、かかる多くの問題に鑑み、デー
タ形式変換回路、OAM故障管理セル抽出回路及びフレ
ーム長異常検出回路について、特に、回路規模を縮減で
きるデータ形式変換回路、OAM故障管理セル抽出回路
及びフレーム長の短縮、伸長を確実に検出できるフレー
ム長異常検出回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、データ形式変換
回路の実施の形態で、8ビット並列信号又は16ビット
並列信号を48ビット並列信号に変換する回路である。
【0015】図1において、1aは4個の4ビットフリ
ップ・フロップより成るフリップ・フロップ群、2a乃
至2eは2個の4ビットフリップ・フロップより成るフ
リップ・フロップ群、3a乃至3fは2個のイネーブル
付フリップ・フロップより成るフリップ・フロップ群、
4a乃至4eは8個のセレクタから成るセレクタ群であ
る。
【0016】図1の構成において、8ビット並列信号を
48ビット並列信号に変換する場合には、入力ラインは
15ビット目から0ビット目までの16ビット並列の形
態になっているが、8ビット並列信号の場合には7ビッ
ト目から0ビット目までの8ビットの入力ラインにデー
タが載っている。そしてこの場合、図示していない選択
信号によって全てのセレクタ群において「0」端子を指
定するので、8ビット並列信号がフリップ・フロップ群
1a及び2a乃至2eを転送され、同時にフリップ・フ
ロップ群3a乃至3fに書き込まれる。従って、最初に
入力された8ビット並列信号がフリップ・フロップ群2
eから出力されるタイミングは、二番目に入力された8
ビット並列信号がフリップ・フロップ群2dから出力さ
れるタイミング、・・・、五番目に入力された8ビット
並列信号がフリップ・フロップ群2aから出力されるタ
イミング、六番目に入力された8ビット並列信号がフリ
ップ・フロップ群1aから出力されるタイミングは同じ
である。このタイミングにおいてフリップ・フロップ群
3a乃至3fにラッチタンミングパルスを供給すれば、
フリップ・フロップ群1a及びフリップ・フロップ群2
a乃至2eに書き込まれているデータがフリップ・フロ
ップ群3a乃至3fに転送される。こうして8ビット並
列信号が48ビット並列信号に変換される。
【0017】図1の構成において、16ビット並列信号
を48ビット並列信号に変換する場合には、図示してい
ないモード選択信号によって全てのセレクタの「1」端
子を指定するので、15:8の8ビットはフリップ・フ
ロップ群1a、セレクタ群4a、フリップ・フロップ群
2b、セレクタ群4c、フリップ・フロップ群2d、セ
レクタ群4eを経由して遅延してゆき、7:0の8ビッ
トはフリップ・フロップ群1a、フリップ・フロップ群
2a、セレクタ群4b、フリップ・フロップ群2c、セ
レクタ群4dを経由して遅延してゆく。この結果、最初
に入力された16ビット並列信号の15:8がフリップ
・フロップ群3fの入力に到達する時には同時に最初に
入力された16ビット信号の7:0がフリップ・フロッ
プ群3eの入力に到達する。しかも、二番目に入力され
た16ビット並列信号の15:8がフリップ・フロップ
群3dの入力に到達するタイミング、二番目に入力され
た16ビット信号の7:0がフリップ・フロップ群3c
の入力に到達するタイミング、三番目に入力された16
ビット信号の15:8がフリップ・フロップ群3bの入
力に到達するタイミング、三番目に入力された16ビッ
ト信号の7:0がフリップ・フロップ群3aの入力に到
達するタイミングも全て同じである。従って、このタイ
ミングにラッチタイミングパルスをフリップ・フロップ
群3a乃至3fに供給すれば、同相に揃った3相の16
ビット並列信号(6相の8ビット並列信号)が48ビッ
ト並列信号に変換される。
【0018】図19の構成では4ビットフリップ・フロ
ップが8個、イネーブル付4ビットフリップ・フロップ
が24個必要であるのに対して、図1の構成では4ビッ
トフリップ・フロップが14個、イネーブル付4ビット
フリップ・フロップが12個でよく、セレクタ群の回路
規模は殆ど変わらないので、図1の構成の回路規模は大
幅に縮減される。しかも、図1の構成ではラッチタイミ
ングパルスは1種類でよく、この面でも回路構成の簡略
化、縮減が実現される。
【0019】図7は、データ形式変換回路の第三の実施
の形態(その1)で、48ビット並列信号を8ビットま
たは16ビット並列信号に変換する回路である。図7に
おいて、5aと5bはそれぞれ24個のセレクタより成
るセレクタ群、6aと6bはそれぞれ8個の3ビットシ
フトレジスタより成るシフトレジスタ群、7aは8個の
一方が反転入力端子である論理積回路より成る論理積回
路群、8aは8個の論理積回路より成る論理積回路群で
ある。
【0020】図7の構成において、48ビット並列信号
から8ビット並列信号に変換する場合には、モード選択
信号によって全てのセレクタの「0」端子を指定する。
そうすると、48ビット並列信号のうち上位24ビット
である47ビット目から24ビット目はセレクタ群5b
を経由してシフトレジスタ群6bに24ビット並列に書
き込まれ、48ビット並列信号のうち会24ビットであ
る23ビット目から0ビット目はセレクタ群5aを経由
してシフトレジスタ群6aに24ビット並列に書き込ま
れ、双方のシフトレジスタ群の直列出力端子SDOから
8ビット並列に読み出される。この時、モード選択信号
が“0”であるので、論理積回路群7aは開放されてシ
フトレジスタ群6aの直列出力端子SDOからの出力信
号を通過させるのに対して、論理積回路群8aは閉じら
れてシフトレジスタ群6aの直列出力端子SDOからの
出力の通過を阻止する。従って、出力ラインにおいて1
5ビット目から8ビット目の8ビットは常に“0”に固
定され、7ビット目から0ビット目の8ビットからデー
タが出力される。出力されるデータは、シフトレジスタ
群6bの直列出力端子からの8ビット並列信号が先に出
力され、次いで、論理積回路群7aを通過したシフトレ
ジスタ群6aの直列出力端子からの8ビット並列信号が
順次出力される。シフトレジスタ群6bには48ビット
のうち高次の24ビットが入力され、シフトレジスタ群
6aには48ビットのうち低次の24ビットが入力さ
れ、しかも、双方のシフトレジスタ群には入力並列信号
の高次のビットから順に高次の入力端子に入力されてい
るので、出力端子からは入力の48ビット並列信号の高
次の8ビットから順に出力される。
【0021】又、48ビット並列信号から16ビット並
列信号に変換する場合には、モード選択信号によって全
てのセレクタの「1」端子を指定する。そうすると、双
方のセレクタ群の「1」端子に入力されている48ビッ
ト並列信号のうち24ビットが高次の8ビットから順に
シフトレジスタ群の高次の入力端子に入力され、それら
がシフトレジスタ群6aと6bの直列出力端子から順次
出力される。今、シフトレジスタ群6aには47ビット
目から40ビット目、31ビット目から24ビット目、
15ビット目から8ビット目が、シフトレジスタ群6b
には39ビット目から32ビット目、23ビットめから
16ビット目、7ビット目から0ビット目が入力され
る。この時、モード選択信号が“1”であるので、論理
性回路群7aが閉じられ、論理積回路群8aが開放され
る。従って、出力ラインには47ビットめから40ビッ
ト目と39ビット目から32ビット目が同時に出力さ
れ、以下、31ビット目から24ビット目と23ビット
目から16ビット目が同時に、15ビット目から8ビッ
ト目と7ビット目から0ビット目が同時に出力される。
即ち、48ビット並列信号が16ビット並列信号に変換
されて出力される。
【0022】従来の48ビット並列信号から8ビット並
列または16ビット並列信号に変換する回路は、ほぼ図
3の構成の2倍の規模になるので、図3の構成は回路規
模の縮減を実現できるものである。
【0023】図12は、OAM故障管理セル抽出回路の
実施の形態である。図12において、11aと11bは
イネーブル付フリップ・フロップ、12aと12bはフ
リップ・フロップ、29aと29bは論理積回路、13
aは反転出力の論理和回路、14aは論理和回路、15
aはJKフリップ・フロップ、16aはセレクタ、17
aと17bは反転出力の排他的論理和回路、18aはセ
レクタ、19a乃至19cはレジスタである。
【0024】図12の構成の概略の動作を説明すると、
JKフリップ・フロップのJ端子にパルスが入力される
と3個のレジスタは全てイネーブルになってその時入力
されるデータを格納してゆく。この動作は、全ての到着
セルを上書きするものである。一方、JKフリップ・フ
ロップのK端子にパルスが入力されると、3個のレジス
タはイネーブルではなくなり、上書きが禁止される。従
って、最後に取り込まれたセルが抽出対処のセルとして
保存され、次にJKフリップ・フロップのJ端子にパル
スが到着しない限りレジスタの内容は書き替えられな
い。又、レジスタがデータを上書き中か、保存中かの判
断は、JKフリップ・フロップのQ出力であるイネーブ
ル信号の反転信号によって行なわれる。
【0025】図13は、フレーム長異常検出回路の原理
である。図13において、8aと8bは論理積回路、1
1aと11bはイネーブル付フリップ・フロップ、12
aはフリップ・フロップ、20aはカウンタ、21aは
デコーダ、22aは排他的論理和回路である。
【0026】図13の構成の概略の動作を説明すると、
カウンタは正規のフレーム長に対応する周期でカウント
を行なっている。そこへ正規の周期でフレームパルスが
到着すれば、フレームパルスとキャリーの論理積がとれ
てカウンタに初期値がロードされると共にカウントイネ
ーブルになる。従って、カウンタは一定の周期でカウン
トを継続するので、一定値0をデコードしてフレームパ
ルスを出力する。
【0027】次に、正規のフレームパルスの位相より早
くフレームパルスが到着した場合には論理積回路8aに
おいて一致がとれないのでカウンタにロードがかから
ず、カウンタはそのままカウントを継続し、カウンタが
キャリーを出力する位相でフレームパルスが到着すれば
フレームパルスを出力する。
【0028】一方、正規のフレームパルスの位相より遅
れてフレームパルスが到着する場合には、カウンタが正
規のカウントをした時には論理積回路8aで一致がとれ
ず初期値にロードされないためにカウンタはキャリーを
出したままでカウントを停止している。そこへフレーム
パルスが到着すれば、論理積回路8aで一致がとれてカ
ウンタはロードされて再びカウントを開始し、0をデコ
ードしてフレームパルスを出力する。
【0029】従って、全てのフレームパルスをフレーム
の先頭と見なすのではなく、或るフレームパルスから所
定の長さを処理上の1フレームと見なす構成を実現する
ことができる。
【0030】そして、フレームパルス入力とキャリーが
一致しなかった時にフレーム長アラームを出力する。
【0031】
【発明の実施の形態】図2は、図1の構成のタイムチャ
ート(その1)で、図1の構成において8ビット並列信
号を48ビット並列信号に変換する際のものである。既
に図1の構成の動作は課題を解決するための手段の欄に
おいて説明したが、更にその動作を明瞭にするために再
度説明するものである。
【0032】図2に示される1a出力において7:0は
7ビット目から0ビット目までの8ビットの信号である
ことを意味し、( )の外の添字は便宜的に付けた8ビ
ット並列信号を識別するための番号である。今は5番目
の8ビット並列信号から0番目の8ビット並列信号まで
の6群の8ビット並列信号に着目している。この8ビッ
ト並列信号が入力ラインの7番目から0番目までの8ラ
インから入力される。
【0033】8ビット並列信号を48ビット並列信号に
変換する場合は、図示していないモード選択信号によっ
て全てのセレクタの「0」端子を指定する。従って、入
力信号はフリップ・フロップ群1aを経由した後、フリ
ップ・フロップ群2a乃至2eで順次遅延してゆく。そ
して、入力信号の(7:0)5 がフリップ・フロップ群
3fの入力に到達する時には、入力信号の(7:0)4
がフリップ・フロップ群3eの入力に到達し、同様にし
て、入力信号の(7:0)1 がフリップ・フロップ群3
bの入力に到達し、入力信号の(7:0)0 がフリップ
・フロップ群3aの入力に到達して、(7:0)5 から
(7:0)0 が同一位相で並ぶ。これをラッチタイミン
グパルスによってフリップ・フロップ群3a乃至3fに
書き込むので、出力ラインには6群の8ビット並列信号
が出力される。即ち、8ビット並列信号が48ビット並
列信号に変換される。
【0034】図3は、図1の構成のタイムチャート(そ
の2)で、16ビット並列信号を48ビット並列信号に
変換する際のタイムチャートである。入力信号は16ビ
ット並列であるが、15:8と7:0の8ビットずつに
分けて表現している。( )の外の添字は16ビット並
列信号を識別するための番号である。
【0035】16ビット並列信号の場合には図示してい
ないモード選択信号によって全てのセレクタの「1」端
子を指定する。従って、入力信号はフリップ・フロップ
群1aを経由した後は、上位8ビットである15:8は
セレクタ群4a、フリップ・フロップ群2b、セレクタ
群4c、フリップ・フロップ群2d、セレクタ群4eを
通って遅延してゆく。一方、下位8ビットである7:0
はフリップ・フロップ群2a、セレクタ群4b、フリッ
プ・フロップ群2c、セレクタ群4dを通って遅延して
ゆく。そして、入力信号の(15:8)2 がフリップ・
フロップ群3fの入力に到達する時には、入力信号の
(7:0)2 がフリップ・フロップ群3eの入力に到達
し、同様に、入力信号の(15:8)0 がフリップ・フ
ロップ群3bの入力に、入力信号の(7:0)0 がフリ
ップ・フロップ群3aの入力に到達して、入力信号の
(15:8)2 と(7:0)2 乃至(15:8)0
(7:0)0 16ビット単位に全て同一位相で並ぶ。こ
れをラッチタイミングパルスによってフリップ・フロッ
プ群3a乃至3fに書き込むので、出力ラインには3群
の16ビット信号(6群の8ビット並列信号)が出力さ
れる。即ち、16ビット並列信号が48ビット並列信号
に変換される。 図4は、データ形式変換回路
の実施の形態(その2)で、24ビット並列信号又は8
ビット並列信号を48ビット並列信号に変換する回路で
ある。
【0036】図4において、26aは6個の4ビットフ
リップ・フロップより成るフリップ・フロップ群、2a
乃至2eは2個の4ビットフリップ・フロップより成る
フリップ・フロップ群、3a乃至3fは2個のイネーブ
ル付フリップ・フロップより成るフリップ・フロップ
群、4a乃至4eは8個のセレクタから成るセレクタ群
である。
【0037】図4の構成において、入力ラインは23ビ
ット目から0ビット目までの24ビット並列の形態にな
っているが、8ビット並列信号の場合は7ビット目から
0ビット目までの8ビットの入力ラインにデータが載っ
ている。そして、この場合、図示していないモード選択
信号によって全てのセレクタにおいて「0」端子を指定
するので、8ビット並列信号はフリップ・フロップ群2
6a、及び2a乃至2eを転送され、同時にフリップ・
フロップ群3a乃至3fに供給される。従って、最初に
入力された8ビット並列信号がフリップ・フロップ群2
eから出力されるタイミングは、二番目に入力された8
ビット並列信号がフリップ・フロップ群2dから出力さ
れるタイミング、・・・、五番目に入力された8ビット
並列信号がフリップ・フロップ群2aから出力されるタ
イミング、六番目に入力された8ビット並列信号がフリ
ップ・フロップ群26aから出力されるタイミングは全
て同じである。このタイミングにおいてフリップ・フロ
ップ群3a乃至3fにラッチタイミングパルスを供給す
れば、同相に揃った6相の8ビット並列信号が全てフリ
ップ・フロップ群3a乃至3fに書き込まれる。こうし
て8ビット並列信号が48ビット並列信号に変換され
る。
【0038】図4の構成において、24ビット並列信号
を48ビット並列信号に変換する場合には、図示してい
ないモード選択信号によって全てのセレクタの「1」端
子を指定するので、23:16の8ビットはフリップ・
フロップ群26a、セレクタ群4b、フリップ・フロッ
プ群2c、セレクタ群4eを経由して遅延してゆき、1
5:8の8ビットはフリップ・フロップ群26a、セレ
クタ群4a、フリップ・フロップ群2b、セレクタ群4
dを経由して遅延してゆき、7:0の8ビットはフリッ
プ・フロップ群26a、セレクタ群4cを経由して遅延
してゆく。この結果、最初に入力された24ビット並列
信号の23:16がフリップ・フロップ群3fの入力に
到達する時には同時に最初に入力された24ビット信号
の15:8がフリップ・フロップ群3eの入力に、最初
に入力された24ビット信号の7:0がフリップ・フロ
ップ群3dの入力に到達する。しかも、次に入力された
24ビット並列信号の23:16がフリップ・フロップ
群3cの入力に到達するタイミング、次に入力された2
4ビット信号の15:8がフリップ・フロップ群3bの
入力に到達するタイミング、次に入力された24ビット
信号の7:0がフリップ・フロップ群3dの入力に到達
するタイミングも全て同じである。従って、このタイミ
ングにラッチタイミングパルスをフリップ・フロップ群
3a乃至3fに供給すれば、同相に揃った2相の24ビ
ット並列信号(6相の8ビット並列信号)が48ビット
並列信号に変換される。尚、ここではタイムチャートの
図示は省略する。
【0039】ここで、16ビット並列信号又は8ビット
並列信号を48ビット並列信号に変換する図1の構成
と、24ビット並列信号又は8ビット並列信号を48ビ
ット並列信号に変換する図4の構成から、一般にm
1 (m1 は正の整数)ビット並列信号またはm2 〔m2
ば正の整数で、m2 /m1 =p(pは正の整数)なる関
係があるものとする。〕ビット並列信号からn〔nはm
1 とm2 の倍数で、n/m1=q(qは正の整数)なる
関係があり、m1 とm2 nの最大公約数をr(rは正の
整数)とする。〕ビット並列信号に変換する構成につい
て考察する。
【0040】第一のフリップ・フロップ群1aは並列数
の大きい信号に対応しているのでm 2 ビット並列(回路
網理論にいう並列とは、全ての回路の対応する端子を接
続する形態をいうが、ここでいう並列とは、同じ回路が
横並びに複数存在する形態をいう。以下、全て同じ意味
である。)のフリップ・フロップ群である。又、フリッ
プ・フロップ群1aの出力端子で入力信号は図1におい
ても図4においても8ビット並列信号に分岐されるが、
この8は24、16、8の最大公約数であるので、第
二、第三のフリップ・フロップ群はrビット並列のフリ
ップ・フロップ群である。同様に、セレクタ群もセレク
タをr個並列にしたものである(そして、rはm1 に等
しい。)。出力はnビットをm1 ビット単位のデータを
並列にするので、第三のフリップ・フロップ群はn/m
1 =q個必要である。このq個のフリップ・フロップ群
には第二のフリップ・フロップ群の入力と出力を供給す
ることになるので、第二のフリップ・フロップ群は(q
−1)個になる。そして、(q−1)個の第二のフリッ
プ・フロップ群の入力と出力をセレクタで選択できるよ
うにセレクタ群も(q−1)個になる。従って、第二の
フリップ・フロップ群とセレクタ群の縦続接続体は(q
−1)個になる。
【0041】第一のフリップ・フロップ群の出力で、1
6ビット又は8ビットの場合には信号を2に分け、24
ビット又は8ビットの場合には3に分ける。即ち、m2
/m 1 =pに分ける。
【0042】16ビット又は8ビットの場合、下位8ビ
ットを1番目の縦続接続体の第二のフリップ・フロップ
群に供給し、上位8ビットを1番目の縦続接続体のセレ
クタ群の「1」端子に供給し、以下は或る縦続接続体の
第二のフリップ・フロップ群の出力を次の縦続接続体の
セレクタ群の「1」端子に供給するようになっている。
一方、24ビット又は8ビットの場合には、下位8ビッ
トを1番目の縦続接続体の第二のフリップ・フロップ群
の入力端子に供給し、中位8ビットを1番目の縦続接続
体のセレクタ群の「1」端子に供給し、上位8ビットを
2番目の縦続接続体のセレクタ群の「1」端子に供給
し、以下は或る縦続接続体の第二のフリップ・フロップ
群の出力を1つあけた縦続接続体のセレクタ群の「1」
端子に供給している。これを1から(q−2)までの整
数jを導入して一般的に表現すると、j番目の縦続接続
体の第二のフリップ・フロップ群の出力を〔j+(q−
2)〕番目の縦続接続体のセレクタ群の「1」端子に供
給するということになる。
【0043】そして、全ての第三のフリップ・フロップ
群のイネーブル端子にはラッチタイミングパルスを供給
し、全ての第三のフリップ・フロップ群の出力を並列に
して、nビットの出力ラインとするのである。
【0044】又、図示はしないが、24ビット並列信号
又は16ビット並列信号又は8ビット並列信号を48ビ
ット並列信号に変換する回路も図1及び図4の構成を参
考にすれば容易に導くことができる。
【0045】図5は、データ形式変換回路の第二の実施
の形態(その1)で、16ビット又は8ビット並列信号
を48ビット並列信号に変換する回路である。図5にお
いて、2a乃至2fは2個のフリップ・フロップより成
るフリップ・フロップ群、3a乃至3fは2個のイネー
ブル付フリップ・フロップより成るフリップ・フロップ
群、4a乃至4eは8個のセレクタより成るセレクタ群
である。
【0046】図5の構成において、8ビット並列信号を
48ビット並列信号に変換する場合には図示していない
モード選択信号によって全てのセレクタの端子「0」を
指定し、16ビット並列信号から48ビット並列信号に
変換する場合には図示していないモード選択信号によっ
て全てのセレクタの「1」端子を指定する。
【0047】8ビット並列信号は、入力ラインの下位8
ビットである7:0ラインから入力される。全てのセレ
クタで「0」端子が指定されているので、入力された8
ビット並列信号はフリップ・フロップ群2d、2e、2
f、セレクタ群4a、フリップ・フロップ群2a、2
b、2cを経由して遅延してゆく。そして、シリアルに
入力された6群の8ビット並列信号がフリップ・フロッ
プ群3a乃至3fの入力端子において同相で並ぶ。これ
をラッチタイミングパルスによってフリップ・フロップ
群3a乃至3fに書き込めば、6相の8ビット並列信号
が48ビット並列信号に変換される。
【0048】又16ビット並列信号は入力ラインの全て
のラインから入力される。全てのセレクタで「1」端子
が指定されているので、上位8ビットである15:8は
セレクタ群4a、フリップ・フロップ群2a乃至2cを
経由して遅延してゆき、下位8ビットである7:0はフ
リップ・フロップ群2d乃至2fを経由して遅延してゆ
く。そして、フリップ・フロップ群3a乃至3fの入力
において、最初に入力された16ビット並列信号の1
5:8がフリップ・フロップ群3aの入力に到達する時
には同時に最初に入力された16ビット信号の7:0が
フリップ・フロップ群3bの入力に到達する。しかも、
二番目に入力された16ビット並列信号の15:8がフ
リップ・フロップ群3cの入力に到達するタイミング、
二番目に入力された16ビット信号の7:0がフリップ
・フロップ群3dの入力に到達するタイミング、三番目
に入力された16ビット信号の15:8がフリップ・フ
ロップ群3eの入力に到達するタイミング、三番目に入
力された16ビット信号の7:0がフリップ・フロップ
群3fの入力に到達するタイミングも全て同じである。
従って、このタイミングにラッチタイミングパルスをフ
リップ・フロップ群3a乃至3fに供給すれば、同相に
揃った3相の16ビット並列信号(6相の8ビット並列
信号)が48ビット並列信号に変換される。
【0049】尚、回路形は若干異なるものの、原理は図
1の構成と全く同じであるので、タイムチャートの図示
は省略する。図6はデータ形式変換回路の第二の実施の
形態(その2)で、8ビット並列信号又は24ビット並
列信号を48ビット並列信号に変換する回路である。
【0050】図6において、2a乃至2fは2個のフリ
ップ・フロップより成るフリップ・フロップ群、3a乃
至3fは2個のイネーブル付フリップ・フロップより成
るフリップ・フロップ群、4a乃至4eは8個のセレク
タより成るセレクタ群である。
【0051】図6の構成において、8ビット並列信号を
48ビット並列信号に変換する場合には図示していない
モード選択信号によって全てのセレクタの「0」端子を
指定し、24ビット並列信号を48ビット並列信号に変
換する場合には全てのセレクタの「1」端子を指定す
る。従って、8ビット並列信号は、途中セレクタ群を含
みながら、フリップ・フロップ群6段を通って遅延して
ゆき、6群の8ビット並列信号がフリップ・フロップ群
3a乃至3fの入力において同相で並ぶ。これをラッチ
タイミングパルスによってフリップ・フロップ群3a乃
至3fに書き込めば、6相の8ビット並列信号が48ビ
ット並列信号に変換される。
【0052】又、24ビット並列信号の場合には、全て
のセレクタの「1」端子が指定されているので、上位8
ビットである23:16がセレクタ群4a、フリップ・
フロップ群2a及び2bを経由して遅延してゆき、中位
8ビットである15:8がセレクタ群4b、フリップ・
フロップ群2c及び2dを経由して遅延してゆき、下位
8ビットである7:0がフリップ・フロップ群2c及び
2dを経由して遅延してゆく。そして、最初に入力され
た24ビット並列信号の23:16、15:8、7:0
がそれぞれフリップ・フロップ群3a乃至3cに同時に
到達し、しかも、次に入力された24ビット並列信号の
23:16、15:8、7:0もそれぞれフリップ・フ
ロップ群3d乃至3fに同時に到達する。従って、ラッ
チタイミングパルスによってこれらをフリップ・フロッ
プ群3a乃至3fに書き込めば、24ビット並列信号を
48ビット並列信号に変換できる。
【0053】尚、図6の構成についても、原理は既に説
明した構成と全く同じであるので、タイムチャートの図
示は省略する。図5と図6の構成について、図1と図4
の構成について行なったのと同じように一般化をすると
次のようになる。即ち、m1 (m1 は正の整数)ビット
並列信号又はm2 〔m2 は正の整数で、m2 /m1 =p
(pは正の整数)なる関係があるものとする。〕ビット
並列信号をn〔nはm1 とm2 の倍数で、n/m1 =q
(qは正の整数)なる関係があり、m1 とm2 とnの最
大公約数をr(rは正の整数)とし、更にq/p=sと
する。〕ビット並列信号に変換するデータ形式変換回路
は、(p−1)個の、r個のセレクタから成るセレクタ
群とs個のrビット並列の第二のフリップ・フロップ群
とを縦続に接続した第二の縦続接続体と、1個の、s個
のrビット並列の第二のフリップ・フロップ群を縦続に
接続した第三の縦続接続体と、(q−2)個の、r個の
セレクタ群を並列にしたセレクタ群と、q個のrビット
並列のイネーブル付フリップ・フロップ群とを備えてお
り、それらの関係は、m2 本の入力ラインをrビット毎
にpに分け、p番目のrビットは(p−1)番目の該第
二の縦続接続体のセレクタ群の「1」端子に接続し、
(p−1)番目のrビットは(p−2)番目の該第二の
縦続接続体のセレクタ群の「1」端子に接続し、1番目
のrビットは該第三の縦続接続体の1番目の第二のフリ
ップ・フロップ群のデータ端子に接続し、該第三の縦続
接続体の最後の第二のフリップ・フロップ群の出力端子
を1番目の該第二の縦続接続体のセレクタ群の「0」端
子に接続し、(p−2)番目の該第二の縦続接続体の最
後の第二のフリップ・フロップ群の出力端子を(p−
1)番目の該第二の縦続接続体のセレクタ群の「0」端
子に接続し、(p−1)番目の該第二の縦続接続体の最
後の該第二のフリップ・フロップ群の出力をq番目の該
第三のフリップ・フロップ群のデータ端子に接続し、該
第三の縦続接続体の最後の該第二のフリップ・フロップ
群の出力端子を1番目の該第三のフリップ・フロップ群
のデータ端子に接続し、(q−2)個のセレクタ群によ
って、モード選択信号によってセレクタ群の「0」端子
が指定される時には、(p−1)個のセレクタ群を介し
て全て縦続に接続される該第二のフリップ・フロップ群
の出力が順序よくq個の該第三のフリップ・フロップ群
のデータ端子に接続されるように、モード選択信号によ
ってセレクタ群の「1」端子が指定される時には、並列
となる(p−1)の該第二の縦続接続体と該第三の縦続
接続体における同じ順番の該第二のフリップ・フロップ
群の出力端子が順番に該第三のフリップ・フロップ群の
データ端子に接続され、且つ、(p−1)の該第二の縦
続接続体と該第三の縦続接続体における全ての該第二の
フリップ・フロップ群の出力端子がq個の該第三のフリ
ップ・フロップ群のデータ端子に接続されるようにq個
の該第二のフリップ・フロップ群とq個の該第三のフリ
ップ・フロップ群を接続するように構成される。そし
て、全ての第三のフリップ・フロップ群のイネーブル端
子にはラッチタイミングパルスを供給し、全ての第三の
フリップ・フロップ群の出力を並列にして、nビットの
出力ラインとするのである。
【0054】又、図6の構成に図5の構成を融合すれ
ば、24ビット並列又は16ビット並列又は8ビット並
列信号を48ビット並列信号に変換する回路も容易に導
くことができる。
【0055】図8は、図7の構成のタイムチャート(そ
の1)で、48ビット並列信号を8ビット並列信号に変
換する場合を示している。既に図7の構成の動作は課題
を解決するための手段の欄において説明済みであるが、
より一層動作を明瞭にするために再度説明するものであ
る。
【0056】入力の48ビット並列信号は6群の8ビッ
ト並列信号で表現している。8ビット並列信号に変換す
る場合にはモード選択信号によって全てのセレクタの
「0」端子を指定するので、48ビット並列信号は下位
の24ビットと上位の24ビットとに分けられ、下位の
24ビットはセレクタ群5aを経由してシフトレジスタ
群6aに並列に書き込まれる。同時に上位の24ビット
もセレクタ群5bを経由してシフトレジスタ群6bに書
き込まれる。これを図8の「6a書込みデータ」、「6
b書込みデータ」に示す。書き込まれたデータはクロッ
クによってシフトされ、双方のシフトレジスタ群の直列
出力端子から読み出される。今、モード選択信号が
“0”であるので、論理積回路群7aは開放され、論理
積回路群8aは閉じられているので、シフトレジスタ群
6aの直列出力端子から読み出されるデータはシフトレ
ジスタ群6bの直列入力端子に書き込まれて、一群6b
に書き込まれていた上位24ビットに続いてシフトレジ
スタ群6bから読み出される。従って図8の「出力」に
示すように、最上位の8ビットを先頭に順番に6群の8
ビット並列信号が出力される。尚、図8においては、
「入力」と「6a書込みデータ」及び「6b書込みデー
タ」の時間軸は1/6に短縮して描いている。
【0057】図9は、図7の構成のタイムチャート(そ
の2)で、48ビット並列信号を16ビット並列信号に
変換する場合を示している。16ビット並列信号に変換
する場合にはモード選択信号によって全てのセレクタの
「1」端子を指定するので、シフトレジスタ群6aには
5番目、3番目、1番目の8ビットが書き込まれ(「6
a書込みデータ」)、シフトレジスタ群6bには4番
目、2番目、0番目の8ビットが書き込まれる(「6b
書込みデータ」)。書き込まれたデータは双方のシフト
レジスタ群の直列出力端子から順次読み出される。今、
モード選択信号が“1”であるので、論理積回路群7a
は閉じられ、論理積回路群8aが開放されるので、双方
のシフトレジスタ群の出力が並列に出力ラインに導かれ
る。これが図9の「出力」で、図に示す通り、5番目の
8ビットと4番目の8ビット、3番目の8ビットと2番
目の8ビット、1番目の8ビットと0番目の8ビットが
並列に出力されるので、48ビット並列信号の上位から
16ビットずつが並列に出力される。
【0058】図10は、データ形式変換回路の第三の実
施の形態(その2)で、48ビット並列信号を8ビット
並列信号又は24ビット並列信号に変換する回路であ
る。図10において、27a乃至27cは16個のセレ
クタによって成るセレクタ群、28a乃至28cは8個
の2ビットシフトレジスタによって成るシフトレジスタ
群、7a及び7bは8個の論理積回路より成る論理積回
路群、8a及び8bは8個の論理積回路より成る論理積
回路群である。
【0059】48ビット並列信号から8ビット並列信号
に変換する場合にはモード選択信号によって全てのセレ
クタの「0」端子を指定し、24ビット並列信号に変換
する場合には全てのセレクタの「1」端子を指定する。
【0060】従って、8ビット並列信号に変換する場合
には48ビット並列信号の上位から16ビットずつが順
にシフトレジスタ群28c、28b、28aに8ビット
ずつ並列に書き込まれる。書き込まれたデータはシフト
レジスタ群の直列出力端子から順次出力されるが、今は
モード選択信号が“0”であるので論理正規回路群7a
と7bが開放され、論理積回路群8aと8bが閉じられ
ているから、シフトレジスタ群28c、28b、28a
に書き込まれたデータはこの順にシリアルに出力され
て、8ビット並列信号に変換される。
【0061】一方、24ビット並列信号に変換する場合
には、セレクタの「1」端子が指定されているので、5
番目の8ビットと2番目の8ビットがシフトレジスタ群
28aに、4番目の8ビットと1番目の8ビットがシフ
トレジスタ群28bに、3番目の8ビットと0番目の8
ビットがシフトレジスタ群28cに書き込まれ、直列出
力端子から順次読み出される。今はモード選択信号が
「1」であるので論理積回路群7aと7bは閉じられ、
論理積回路群8aと8bが開放されるので、各々のシフ
トレジスタ群に書き込まれたデータが並列に出力され
る。この場合、まず5番目の8ビットと4番目の8ビッ
トと3番目の8ビットが並列に、次いで2番目の8ビッ
トと1番目の8ビットと0番目の8ビットが並列に出力
されるので、48ビット並列信号の上位24ビット、下
位24ビットに分けて24ビット並列信号に変換され
る。尚、図7の構成についてタイムチャートを示して詳
細に説明しており、図10の構成についても殆ど同様な
動作であるためタイムチャートの図示は省略する。
【0062】図7の構成と図10の構成についても一般
化を試みた結果を以下に示す。n(nは正の整数)ビッ
ト並列信号をm1 〔m1 は正の整数で、n/m1 =q
(qは正の整数)とする。〕ビット並列信号又はm
2 〔m2 は正の整数でm2 /m1 =p(pは正の整数)
とし、m1 、m2 、nの最大公約数をrとする。〕ビッ
ト並列信号に変換するデータ形式変換回路は、p個の、
n/p個のセレクタを並列にしたセレクタ群と、p個
の、r個のs〔s=(n/p)/m1 である。〕ビット
シフトレジスタを並列にしたシフトレジスタ群と、(p
−1)個の、r個の一方の入力端子が反転入力端子であ
る論理積回路より成る第一の論理積回路群と、(p−
1)個の、r個の論理積回路より成る第二の論理積回路
群とから構成される。
【0063】それらの接続関係は、p個のセレクタ群の
一方の端子にはn/pビット毎に上位から下位へと順に
供給し、p個のセレクタ群のもう一方の端子には上位か
らrビット毎に順に合計n/pビット供給し、各々のセ
レクタ群の出力をrビット毎にシフトレジスタ群の各並
列入力端子に供給し、1番目のシフトレジスタ群の直列
入力端子はアースし、シフトレジスタ群の直列出力端子
を第一の論理積回路群の反転ではない入力端子に接続
し、該第一の論理積回路群の出力端子を次のシフトレジ
スタ群の直列入力端子に接続するようにしてp個のシフ
トレジスタ群を縦続に接続し、各々のシフトレジスタ群
の出力端子を分割して該第二の論理積回路群の一方の入
力端子に接続するというものである。
【0064】そして、全てのセレクタ群の選択信号端子
と、該第一の論理積回路群の反転入力端子と該第二の論
理積回路群のもう一方の入力端子にはモード選択信号を
供給し、各々の該第二の論理積回路の出力を並列に取り
出してnビット並列信号からm1 ビット並列信号又はm
2 ビット並列信号に変換するのである。
【0065】図11は、データ形式変換回路の第三の実
施の形態にパリティビット付加回路を備えた回路を示
す。図11において、5aと5bはそれぞれ24個のセ
レクタより成るセレクタ群、6aと6bはそれぞれ8個
の3ビットシフトレジスタより成るシフトレジスタ群、
7aは8個の一方が反転入力端子である論理積回路より
成る論理積回路群、8aは8個の論理積回路より成る論
理積回路群で、以上の構成は図7の構成と全く同じであ
る。又、9aは6個のセレクタより成るセレクタ群、1
0aは6ビットのシフトレジスタである。
【0066】並列パリティ信号は8ビットの信号を単位
に1ビット付加されるので、6ビット並列に入力されて
シフトレジスタ群10aに書き込まれる。書き込まれた
並列パリティ信号はシフトレジスタ群10aの直列出力
端子から順次読み出されるので、データが出力されるの
と同時に出力されてゆく。
【0067】今、フレーム長異常が発生して所定の時間
経過してもラッチタイミングパルスが到達しない場合、
データ側はシフトレジスタ群6aの直列出力端子がアー
スされているために“0”が連続して出力される。この
ような状態にあってもデータとパリティ信号とは矛盾し
てはならない。そこで、図11の構成においてはシフト
レジスタ群10aの直列入力端子に偶数/奇数パリティ
選択信号を供給している。これによって、フレーム長異
常が発生して所定の時間経過してもラッチタイミングパ
ルスが到達しない場合、パリティ側の出力には偶数/奇
数パリティ選択信号が出力される。今、偶数パリティを
選択する時に偶数/奇数パリティ選択信号は“0”と
し、奇数パリティを選択する時に偶数/奇数パリティ選
択信号は“1”とすれば、データ側で“0”が連続して
出力されている間、偶数パリティが選択されている時は
パリティ側も“0”が連続して出力され、奇数パリティ
が選択されている時にはパリティ側には“1”が連続し
て出力される。従って、フレーム長が発生してデータ側
に“0”が連続的に出力される時にもデータとパリティ
の矛盾は起こらない。
【0068】図11においては、図7の構成にパリティ
ビットを付加する構成を備えた場合を例に説明したが、
図10の構成についても同様な構成を付加することが可
能であることはいうまでもない。
【0069】これまでは、データ形式変換回路について
の説明を詳細に行なってきたが、次にOAM故障管理セ
ル抽出回路について、課題を解決する手段の欄の説明を
補足する。
【0070】格納開始・終了信号はこの回路の外部から
与えられる。この格納開始・終了信号の立ち上がりをフ
リップ・フロップ12aと論理積回路29aによって微
分してパルスを生成し、このパルスをJKフリップ・フ
ロップのJ端子に供給する。これによってレジスタ19
a乃至19cがイネーブルになり、入力されるデータが
レジスタに書き込まれる。レジスタがイネーブルである
間はデータを上書きしてゆく。
【0071】フリップ・フロップ12bと論理和回路1
3aは格納開始・終了信号の立ち下がりを微分してパル
スを生成する。セレクタ16aにはVP(Virtual Pat
h)のAIS(Alarm Indication Signal )信号及びR
DI(Remote Defact Indication)信号とVC(Viirtu
al Container)のAIS(Alarm Indication Signal )
信号及びRDI〔RDIは何の略ですか?〕信号とが与
えられており、抽出対象選択信号で選択する。又、排他
的論理和回路17aと17bでは到着したセルのVPI
(Virtual Path Identifier )及びVCI(Virtual Co
ntainer Identifier)に関するヘッダの内容であるTV
P及びTVCと抽出対象のヘッダの固定パターンを比較
して、一致がとれた時に出力する。セレクタ18aでは
抽出対象選択信号のうち1ビットを使っていずれかを選
択する。
【0072】このようになされた抽出対象の判定結果と
CRC(Cyclic Redundancy Code)判定の結果の論理積
がとれた時又は格納開始・終了信号が立ち下がった時に
パルスがJKフリップ・フロップのK端子に供給され
る。これによってレジスタはイネーブルではなくなり、
上書きが停止されて最後に書き込まれたデータが保存さ
れる。この後引き続いてデータが到着しても新たに格納
開始信号が入力されない限りレジスタのに格納された内
容は書き替えられない。
【0073】そして、レジスタがデータを保存中である
ことはJKフリップ・フロップの反転出力を監視すれば
判るので、これをレジスタの状態を示すフラグとして出
力する。
【0074】図14は、フレーム長異常検出回路の実施
の形態である。図14において、29aと29bは論理
積回路、31aは一方の入力が反転されている論理積回
路、11aと11bはイネーブル付フリップ・フロッ
プ、12aはフリップ・フロップ、20aはカウンタ、
21aはデコーダ、30aは排他的論理和回路、22a
は立ち上がり検出回路である。
【0075】フレーム長異常検出回路の概略は課題を解
決するための手段の欄で記述したが、ここではタイムチ
ャートも含めてその動作を詳述する。先ず、立ち上がり
検出回路にてフレームパルス入力の立ち上がりを検出し
てその出力とカウンタ20aのキャリー出力との論理積
によってカウンタをロードする。そのカウント値の
“0”をデコードしてフレームパルスとするが、カウン
タのリセット直後でフレームパルスがまだ入力されてい
ない間はフレームパルスを出力しないので、フレームパ
ルスが入力されて初めて“1”になるフリップ・フロッ
プ11bの出力によってデコーダの出力をマスクしてお
く。
【0076】イネーブル入力はカウンタへのロードパル
スでリタイミングされて出力される。又、フレームパル
スの立ち上がり検出をしたパルスとカウンタのキャリー
出力の排他的論理和をフレーム長アラームとするが、特
定の場合、フレーム長アラームをマスクする必要がある
ので、論理積回路31aでフレーム長アラームの出力を
出すか否かを制御する。この場合、フレーム長アラーム
マスク信号が“1”の時にマスクする。更に、排他的論
理和回路におけるハザードを除去するためにフリップ・
フロップ12aでリタイミングしてフレーム長アラーム
として出力する。
【0077】図15は、図14の構成のタイムチャート
(その1)で、通常の動作時の様子を示す。1セルは5
4バイトで構成されるので、54クロック毎にフレーム
パルスが入力され、フレームパルスとカウンタのキャリ
ーとの論理積でカウンタをロードする。カウンタは0か
ら53の間をカウントし、カウント値“0”をデコード
してフレームパルスを出力するので、カウンタはクロッ
クを54分周してフレームパルスを出力し続ける。
【0078】図16は、図14の構成のタイムチャート
(その2)で、リセット解除直後の動作を示す。リセッ
ト解除後カウンタはカウントを開始するが、フレームパ
ルスが入力されていない間はデコーダ21aの出力をフ
レーム出力として出力してはならない。この間はフリッ
プ・フロップ11bの出力(c)が“0”に固定され、
フレームパルスの入力を以て“1”に上がる。従って、
フレームパルスが入力されない間はデコーダが“0”を
デコードしてもフレームパルス出力にはパルスが現れな
い。
【0079】図17は、図14の構成のタイムチャート
(その3)で、所定間隔より短い間隔でフレームパルス
が入力された場合の動作を示す。この場合、フレームパ
ルスが早く入力されて立ち上がり検出回路は検出パルス
を出力するが、カウンタのキャリー出力と位相がずれて
いるので、カウンタにロードがかからない。従ってカウ
ンタはカウント値“53”までカウントを続け、キャリ
ーを出す。そこでフレームパルスが入力される場合を図
17は示しているが、フレームパルスとキャリー出力と
の論理積がとれて、カウンタにロードがかかる。つま
り、所定より短い間隔で入力されたフレームパルス(図
17ののパルス)は無視されて、のパルスの位相で
はフレームパルスは出力されない。又、イネーブル入力
もリタイミングされないので、イネーブル出力は前の状
態を保持したままとなる。更に、立ち上がり検出回路の
出力とカウンタのキャリー出力が一致しないので、排他
的論理和回路30aが立ち上がり検出回路の出力(a)
ののパルスの位相で“1”になってフレーム長アラー
ムを出す。
【0080】図18は、図14の構成のタイムチャート
(その4)で、フレームパルスが所定間隔より長い間入
力されない場合の動作を示す。この場合にはカウンタが
1周のカウントを終了してキャリーを出力してもフレー
ムパルスが入力されないので、カウンタにはロードがか
からない。従って、カウンタはカウント値“53”のま
ま停止する。その後フレームパルスが入力されると(図
18ののパルス)、キャリー出力との論理積がとれて
カウンタにロードがかかり、カウンタは再びカウントを
開始し、デコーダ21aはフレームパルスを出力する。
又、イネーブル入力をリタイミングしてイネーブル出力
が出力される。更に、カウンタのキャリーと立ち上がり
検出回路の出力(a)ののパルスとが一致しない間フ
レーム長アラームが出力され、カウンタのキャリーと立
ち上がり検出回路の出力(a)ののパルスとが一致す
るとフレーム長アラームは解除される。
【0081】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明により、デー
タ形式変換回路、OAM故障管理セル検出回路の回路規
模を縮減することができ、又、フレーム長異常検出回路
においては或るフレームパルスから所定の長さを処理上
の1フレームと見なす回路を構成することができる。
【0082】本発明の技術はATM通信システムの一部
に適用される技術であり、今後主流となるATM通信シ
ステムの発展に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ形式変換回路の実施の形態(その
1)。
【図2】 図1の構成のタイムチャート(その1)。
【図3】 図1の構成のタイムチャート(その2)。
【図4】 データ形式変換回路の実施の形態(その
2)。
【図5】 データ形式変換回路の第二の実施の形態(そ
の1)。
【図6】 データ形式変換回路の第二の実施の形態(そ
の2)。
【図7】 データ形式変換回路の第三の実施の形態(そ
の1)。
【図8】 図7の構成のタイムチャート(その1)。
【図9】 図7の構成のタイムチャート(その2)。
【図10】 データ形式変換回路の第三の実施の形態
(その2)。
【図11】 データ形式変換回路の第三の実施の形態に
パリティビット付加回路を備えた構成。
【図12】 OAM故障管理セル抽出回路の実施の形
態。
【図13】 フレーム長異常検出回路の原理。
【図14】 フレーム長異常検出回路の実施の形態。
【図15】 図14の構成のタイムチャート(その
1)。
【図16】 図14の構成のタイムチャート(その
2)。
【図17】 図14の構成のタイムチャート(その
3)。
【図18】 図14の構成のタイムチャート(その
4)。
【図19】 従来のデータ形式変換回路。
【符号の説明】
1a 4個の4ビットフリップ・フロップより成るフリ
ップ・フロップ群 2a、2b、2c、2d、2e 2個のフリップ・フロ
ップより成るフリップ・フロップ群 3a、3b、3c、3d、3e、3f 2個のイネーブ
ル付フリップ・フロップより成るフリップ・フロップ群 4a、4b、4c、4d、4e 8個のセレクタより成
るセレクタ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00 9466−5K H04L 11/20 D (72)発明者 豊田 好美 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 今西 健 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m1 (m1 は正の整数)ビット並列信号
    又はm2 〔m2 は正の整数で、m2 /m1 =p(pは正
    の整数)なる関係があるものとする。〕ビット並列信号
    をn〔nはm1 とm2 の倍数で、n/m1 =q(qは正
    の整数)なる関係があり、m1 とm2 とnの最大公約数
    をr(rは正の整数)とする。〕ビット並列信号に変換
    するデータ形式変換回路であって、 m2 ビット並列の1個の第一のフリップ・フロップ群
    と、 rビット並列の第二のフリップ・フロップ群とr個のセ
    レクタを並列にしたセレクタ群の「0」端子とを縦続に
    接続した(q−1)個の縦続接続体と、 rビット並列のq個のイネーブル付の第三のフリップ・
    フロップ群とを備え、 (q−1)個の縦続接続体を更に縦続に接続し、 m2 本の入力ラインを第一のフリップ・フロップ群に接
    続し、 該第一のフリップ・フロップ群の出力はrビット毎にp
    に分け、 該出力の1番目のrビットは1番目の該縦続接続体の第
    二のフリップ・フロップ群のデータ端子に接続し、該出
    力の2番目のrビットは1番目の該縦続接続体のセレク
    タ群の「1」端子に接続し、該出力のp番目のrビット
    は(p−1)番目の該縦続接続体のセレクタ群の「1」
    端子に接続し、 j〔jは1から(q−1)までの整数〕番目の該縦続接
    続体の第二のフリップ・フロップ群の出力を分岐して
    〔j+(p−1)〕番目の該縦続接続体のセレクタ群の
    「1」端子に接続し、 全てのセレクタ群には共通のモード選択信号を供給し、 1番目の第三のフリップ・フロップ群のデータ端子には
    1番目の該縦続接続体の第二のフリップ・フロップ群へ
    の入力を分岐して接続し、k〔kは2からqの整数〕番
    目の第三のフリップ・フロップ群のデータ端子には(k
    −1)番目の該縦続接続体の出力を分岐して接続し、 全ての第三のフリップ・フロップ群のイネーブル端子に
    はラッチタイミングパルスを供給し、 全ての第三のフリップ・フロップ群の出力を並列にし
    て、nビットの出力ラインとする構成を備えることを特
    徴とするm1 ビット並列信号又はm2 ビット並列信号を
    nビット並列信号に変換するデータ形式変換回路。
  2. 【請求項2】 m1 (m1 は正の整数)ビット並列信号
    又はm2 〔m2 は正の整数で、m2 /m1 =p(pは正
    の整数)なる関係があるものとする。〕ビット並列信号
    をn〔nはm1 とm2 の倍数で、n/m1 =q(qは正
    の整数)なる関係があり、m1 とm2 とnの最大公約数
    をr(rは正の整数)とし、更にq/p=sとする。〕
    ビット並列信号に変換するデータ形式変換回路であっ
    て、 (p−1)個の、r個のセレクタから成るセレクタ群と
    s個のrビット並列の第二のフリップ・フロップ群とを
    縦続に接続した第二の縦続接続体と、 1個の、s個のrビット並列の第二のフリップ・フロッ
    プ群を縦続に接続した第三の縦続接続体と、 (q−2)個の、r個のセレクタ群を並列にしたセレク
    タ群と、 q個のrビット並列のイネーブル付フリップ・フロップ
    群とを備え、 m2 本の入力ラインをrビット毎にpに分け、p番目の
    rビットは(p−1)番目の該第二の縦続接続体のセレ
    クタ群の「1」端子に接続し、(p−1)番目のrビッ
    トは(P−2)番目の該第二の縦続接続体のセレクタ群
    の「1」端子に接続し、1番目のrビットは該第三の縦
    続接続体の1番目の第二のフリップ・フロップ群のデー
    タ端子に接続し、 該第三の縦続接続体の最後の第二のフリップ・フロップ
    群の出力端子を1番目の該第二の縦続接続体のセレクタ
    群の「0」端子に接続し、(p−2)番目の該第二の縦
    続接続体の最後の第二のフリップ・フロップ群の出力端
    子を(p−1)番目の該第二の縦続接続体のセレクタ群
    の「0」端子に接続し、 (p−1)番目の該第二の縦続接続体の最後の該第二の
    フリップ・フロップ群の出力をq番目の該第三のフリッ
    プ・フロップ群のデータ端子に接続し、該第三の縦続接
    続体の最後の該第二のフリップ・フロップ群の出力端子
    を1番目の該第三のフリップ・フロップ群のデータ端子
    に接続し、 (q−2)個のセレクタ群によって、 モード選択信号によってセレクタ群の「0」端子が指定
    される時には、(p−1)個のセレクタ群を介して全て
    縦続に接続される該第二のフリップ・フロップ群の出力
    が順序よくq個の該第三のフリップ・フロップ群のデー
    タ端子に接続されるように、 モード選択信号によってセレクタ群の「1」端子が指定
    される時には、並列となる(p−1)の該第二の縦続接
    続体と該第三の縦続接続体における同じ順番の該第二の
    フリップ・フロップ群の出力端子が順番に該第三のフリ
    ップ・フロップ群のデータ端子に接続され、且つ、(p
    −1)の該第二の縦続接続体と該第三の縦続接続体にお
    ける全ての該第二のフリップ・フロップ群の出力端子が
    q個の該第三のフリップ・フロップ群のデータ端子に接
    続されるようにq個の該第二のフリップ・フロップ群と
    q個の該第三のフリップ・フロップ群を接続し、 全ての第三のフリップ・フロップ群のイネーブル端子に
    はラッチタイミングパルスを供給し、 全ての第三のフリップ・フロップ群の出力を並列にし
    て、nビットの出力ラインとする構成を備えることを特
    徴とするm1 ビット並列信号又はm2 ビット並列信号を
    nビット並列信号に変換するデータ形式変換回路。
  3. 【請求項3】 nビット並列信号をm1 ビット並列信号
    又はm2 ビット並列信号に変換するデータ形式変換回路
    であって、 p個の、n/p個のセレクタを並列にしたセレクタ群
    と、 p個の、r個のsビットシフトレジスタを並列にしたシ
    フトレジスタ群と、 (p−1)個の、r個の一方の入力端子が反転入力端子
    である論理積回路より成る第一の論理積回路群と、 (p−1)個、r個の論理積回路より成る第二の論理積
    回路群とを備え、 p個のセレクタ群の一方の端子にはn/pビット毎に上
    位から下位へと順に供給し、p個のセレクタ群のもう一
    方の端子には上位からrビット毎に順に合計n/pビッ
    ト供給し、各々のセレクタ群の出力をrビット毎にシフ
    トレジスタ群の各並列入力端子に供給し、 1番目のシフトレジスタ群の直列入力端子はアースし、 シフトレジスタ群の直列出力端子を第一の論理積回路群
    の反転ではない入力端子に接続し、該第一の論理積回路
    群の出力端子を次のシフトレジスタ群の直列入力端子に
    接続するようにしてp個のシフトレジスタ群を縦続に接
    続し、各々のシフトレジスタ群の出力端子を分割して該
    第二の論理積回路群の一方の入力端子に接続し、 全てのセレクタ群の選択信号端子と、該第一の論理積回
    路群の反転入力端子と該第二の論理積回路群のもう一方
    の入力端子にはモード選択信号を供給し、 各々の該第二の論理積回路の出力を並列に取り出してn
    ビット並列信号からm1 ビット並列信号又はm2 ビット
    並列信号に変換することを特徴とするデータ形式変換回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ形式変換回路であ
    って、 qビットの並列パリティビットを入力するqビットシフ
    トレジスタを備え、該シフトレジスタの直列入力端子に
    は偶数/奇数パリティ選択信号を供給し、該シフトレジ
    スタの直列出力端子から書き込んだ内容を出力するパリ
    ティビット付加回路を設けることを特徴とするデータ形
    式変換回路。
  5. 【請求項5】 格納開始・終了信号の立ち上がりを検出
    したパルスによってレジスタをデータ格納イネーブルに
    し、 該格納開始・終了信号の立ち下がりを検出したパルス、
    又は、抽出対象セルの判定結果とCRC検定の判定結果
    の論理積信号によって該レジスタをデータ格納イネーブ
    ルではなくして格納したデータを保存し、 該レジスタがデータ格納イネーブルである間該レジスタ
    のイネーブル端子に供給されている信号を使用して該レ
    ジスタがデータを保存中であることを示すフラグを出力
    する構成を備えることを特徴とするOAM故障管理セル
    検出回路。
  6. 【請求項6】 入力されるフレームのパルスと、自分が
    カウントして出力するキャリーの論理積によってロード
    されるカウンタと、 該フレームのパルスとカウンタのキャリーの論理積をと
    る論理積回路と、 該カウンタの所定のカウント値をデコードするデコーダ
    と、 該フレームのパルスと該キャリーの不一致を検出する排
    他的論理和回路と、 データ端子を“1”に固定され、フレームをイネーブル
    端子に受けるフリップ・フロップと、 該フリップ・フロップの出力を一方の入力端子に受け、
    該デコーダの出力をもう一方の入力端子に受ける第二の
    論理積回路とを備えることを特徴とするフレーム長異常
    検出回路。
JP7226388A 1995-09-04 1995-09-04 データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路 Withdrawn JPH0974433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7226388A JPH0974433A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7226388A JPH0974433A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0974433A true JPH0974433A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16844349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7226388A Withdrawn JPH0974433A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0974433A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4933932A (en) Buffer queue write pointer control circuit notably for self-channelling packet time-division switching system
US5802131A (en) Multiport serial access self-queuing memory switch
CA1056065A (en) Digital data communications system packet switch
JP3001953B2 (ja) 仮想識別子変換装置
JPH02223253A (ja) 非同期時分割多重化構成
US5666390A (en) High speed programmable counter
GB2263000A (en) A polymorphic interface
US7134038B2 (en) Communication clocking conversion techniques
US5369635A (en) High bit rate cell switching element in CMOS technology
US5459743A (en) Address decision system having address check system
US6898722B2 (en) Parallel data transfer method and system of DDR divided data with associated transfer clock signal over three signal lines
US6219350B1 (en) ATM cell converting apparatus which includes tone and DTMF generating function and method using the same
JPH0974433A (ja) データ形式変換回路、oam故障管理セル抽出回路及びフレーム長異常検出回路
US7212523B2 (en) Pipeline architecture for the design of a single-stage cross-connect system
US7903685B2 (en) System and method for reformatting data
EP0301934B1 (fr) Système de commutation temporel de paquets de différentes longueurs
JPH0614649B2 (ja) 多重hdlc通信チヤネル受信装置を有する端末アダプタ
US5708661A (en) Asynchronous transfer mode cell demultiplexing control apparatus
KR100267277B1 (ko) 통신시스템의 셀 경계 식별 장치
JPH0758753A (ja) インタフェース回路
KR100443002B1 (ko) 레지스터 플립플롭을 이용해 에이직 내부에 설계된브이피아이/브이시아이 변환테이블
KR100209354B1 (ko) Vod용 mpeg-2 트랜스포트 스트림 추출 방법 및 그 장치
MXPA00006702A (en) Atm processor for the inputs and outputs of a switch
JPH10135844A (ja) シリアル/パラレル変換装置
EP1067738A2 (en) ATM processor for the inputs and outputs of a switch

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105