JPH0973583A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直積み式コラム内に径の異なる商品を選択的
に収納しこれを的確に搬出できる自動販売機の商品収納
装置を提供する。 【解決手段】 直積み式コラム１における壁面１ａを左
右方向に変位可能に構成し、収納通路Ｔの幅を大小２段
階に変更できるようにしてあるので、少なくとも２種類
の径の商品をコラム１内に選択的に収納しこれを的確に
搬出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、直積み式コラム内
に収納された缶，瓶，ペットボトル等の円筒状商品をス
ターホイール等の搬出機を用いて１個宛搬出する自動販
売機の商品収納装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図８はこの種従来の商品収納装置を示す
もので、同図において１０１は直積み式コラム、１０２
はスターホイール、Ｓは円筒状商品である。

【０００３】直積み式コラム１０１は、左右一対の壁面
１０１ａ，１０１ｂと前後一対の壁面１０１ｃ（前側は
図示省略）とから構成されており、各壁面で囲まれる部
分に収納商品の径に対応した幅を有する縦長の収納通路
Ｔを形成している。スターホイール１０２は壁面１０１
ｂ下部の外側に回動自在に配置され、その一ストッパ片
１０２ａは壁面１０１ｂの孔を通じて収納通路Ｔ内に突
出している。

【０００４】円筒状の商品Ｓはコラム１０１内に横向き
に積み重ねて収納され、同図（ａ）に示す待機状態では
収納通路Ｔ内に突出しているストッパ片１０２ａによっ
てその落下を規制されている。商品搬出は同図（ａ）の
状態からスターホイール２２を図中矢印方向に９０度回
転させることにより行われ、同図（ｂ）に示すように、
コラム１０１内の最下位の商品Ｓはスターホイール１０
２の回転に従って下方に移動し、ストッパ片１０２ａに
よる落下規制を解かれたところで下方に落下する。後続
商品は、９０度回転後にコラム１０１内に突出するスト
ッパ片１０２ａによって再びその落下を規制される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品収納装
置は、直積み式コラム１０１における収納通路Ｔの幅を
収納・販売すべき商品径に合わせて予め設定してあるた
め、通路幅よりも径が大きな商品を収納することはでき
ないが、通路幅よりも径が小さな商品を収納することは
可能ではある。しかし、通路幅よりも径が小さな商品を
収納する場合でも、その径によっては商品の落下規制及
び搬出をスターホイール１０２によって行うことができ
なくなる恐れがあり、また収納商品がブリッジを生じて
通路内で詰まってしまう問題がある。

【０００６】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、直積み式コラム内に径の
異なる商品を選択的に収納しこれを的確に搬出できる自
動販売機の商品収納装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、直積み式コラムを構成する一対
向壁面の少なくとも一方を対向方向に変位可能に構成
し、該変位によって収納通路の幅を変更できるようにし
た、ことをその特徴としている。本請求項１の発明で
は、一対向壁面の一方を対向方向に変位させることによ
り、収納通路の幅を、収納・販売する商品径に合わせて
任意に変更することができる。

【０００８】請求項２の発明は、直積み式コラムを構成
する一対向壁面の少なくとも一方を対向方向に変位可能
に構成し、該変位によって収納通路の幅を変更できるよ
うにすると共に、壁面の搬出機が対向する部分に搬出過
程にある商品の一部を受け入れる凹部を形成した、こと
をその特徴としている。本請求項２の発明では、商品搬
出過程で最下位の商品に搬出機から力が加わるような場
合でも、該商品の一部を凹部に受け入れることによって
これを回避することができる。

【０００９】請求項３の発明は、直積み式コラムを構成
する一対向壁面の少なくとも一方を対向方向に変位可能
に構成し、該変位によって収納通路の幅を変更できるよ
うにすると共に、壁面の搬出機が対向する部分に搬出過
程にある商品の一部を受け入れる凹部を形成し、上記変
位によって収納通路の幅を狭くしたときに上記凹部が搬
出機よりも上方に位置するように変位角度を決定した、
ことをその特徴としている。本請求項３の発明では、収
納通路の幅を狭くしたときに、商品搬出過程で２番目の
商品が搬出機と壁面との間に挟まれるような場合でも、
該商品の一部を凹部に受け入れることによってこれを回
避することができる。

【００１０】請求項４の発明は、直積み式コラムを構成
する一対向壁面のうち搬出機設置側とは反対側の壁面を
商品収納部分と商品搬出部分とに上下に分割し、２つの
分割壁面各々を対向方向に変位可能に構成した、ことを
その特徴としている。本請求項４の発明では、商品収納
部分に対応する分割壁面と商品搬出部分に対応する分割
壁面を、商品収納と商品搬出のそれぞれに適した位置に
変位させることができる。

【００１１】請求項５の発明は、請求項４記載の商品収
納装置において、両分割壁面を連動させる操作板を用
い、収納通路の幅を狭くするときに商品搬出部分に対応
する分割壁面の変位量が商品収納部分に対応する分割壁
面の変位量よりも小さくなるようにした、ことをその特
徴としている。本請求項５の発明では、操作板を利用し
て２つの分割壁面を同時に変位させることが可能であ
り、また収納通路の幅を狭くするときには商品搬出部分
に対応する分割壁面の変位量を商品収納部分に対応する
分割壁面の変位量よりも小さくして、各分割壁面を商品
収納と商品搬出のそれぞれに適した位置に変位させるこ
とができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】

［第１の実施形態］図１には本発明の第１の実施形態を
示してある。同図において、１は直積み式コラム、２は
スターホイール、Ｓは缶，瓶，ペットボトル等の円筒状
商品である。

【００１３】直積み式コラム１は、左右一対の壁面１
ａ，１ｂと前後一対の壁面１ｃ（前側は図示省略）とか
ら構成されており、各壁面で囲まれる部分に縦長の収納
通路Ｔを形成している。

【００１４】壁面１ａは前後壁面間隔よりも小さな幅寸
法を有しており、その背面側には複数（図中は２本）の
支持シャフト１ｄが両端を突出した状態で架設されてい
る。前後一対の壁面１ｃ各々には、下向きコ字形の係止
孔１ｅが上記支持シャフト１ｄに対応して形成されてお
り、該係止孔１ｅには支持シャフト１ｄの突出端が移動
可能に挿入されている。また、壁面１ａのスターホイー
ル２と対向する部分には、ホイール回転時に最下位の商
品一部を受け入れる凹部１ｆが形成されている。

【００１５】スターホイール２は壁面１ｂ下部の外側に
回動自在に配置され、その一ストッパ片２ａを壁面１ｂ
の孔１ｇを通じて収納通路Ｔ内に突出し、収納商品の落
下を規制している。

【００１６】この商品収納装置は、壁面１ａを持ち上げ
て前後に移動させ係止孔１ｅにおける支持シャフト１ｄ
の係止位置を変えることにより、収納通路Ｔの幅を大小
２段階に変更することができる。

【００１７】小径の商品を収納し販売する場合には、同
図（ａ）に示すように支持シャフト１ｄの突出端を係止
孔１ｅの外側溝部に係合させればよく、また大径の商品
を収納し販売する場合には、同図（ｂ）に示すように支
持シャフト１ｄの突出端を係止孔１ｅの内側溝部に係合
させればよい。何れの場合も通路上方から投入された商
品Ｓはコラム１内に横向きに積み重ねて収納され、該収
納通路Ｔ内に突出しているストッパ片２ａによってその
落下を規制される。

【００１８】商品搬出は同図（ａ）（ｂ）の状態からス
ターホイール２を図中反時計回り方向に９０度回転させ
ることにより行われ、コラム１内の最下位の商品Ｓはス
ターホイール２の回転に従って下方に移動し、ストッパ
片２ａによる落下規制を解かれたところで下方に落下す
る。

【００１９】壁面１ａのホイール対向部分に凹部１ｆを
形成してあるので、ホイール回転時に該ホイール２から
商品に前壁方向の力が加わるような場合でも、該商品一
部を凹部１ｆに受け入れることによってこれを回避し
て、商品Ｓに外力が加わることを防止することができ
る。

【００２０】本実施形態によれば、直積み式コラム１に
おける壁面１ａを左右方向に変位可能に構成し、収納通
路Ｔの幅を大小２段階に変更できるようにしてあるの
で、少なくとも２種類の径の商品をコラム１内に選択的
に収納しこれを的確に搬出することができる。

【００２１】また、商品搬出過程で最下位の商品Ｓにス
ターホイール２から力が加わるような場合でも、該商品
Ｓの一部を凹部１ｆに受け入れることによってこれを回
避することができるので、スターホイール２によって商
品Ｓを傷つけてしまったり、スターホイール２が過負荷
によって故障することを防止でき、また商品搬出をスム
ーズに行うことができる。

【００２２】尚、上記の実施形態では、収納通路の幅変
更機構として支持シャフトとコ字形係止孔の組み合わせ
を例示したが、同幅変更機構には図２、図３（ａ）また
は図３（ｂ）に示すものが採用できる。

【００２３】図２に示した幅変更機構は、前後一対の壁
面１ｃに水平な案内孔１ｈを形成しその下側に前後２つ
の円形係止孔１ｉを形成すると共に、壁面１ａの係止孔
１ｉに対応する位置に外方にバネ付勢された係止ピン３
を設けてある。この幅変更機構では、上記同様のシャフ
ト１ｄの突出端を案内孔１ｈに移動可能に挿入すること
によって壁面１ａの左右変位を可能とし、係止ピン３の
先端を２つの係止孔１ｉに選択的に挿入することによっ
てその位置固定を行うことができる。

【００２４】図３（ａ）に示した幅変更機構は、図１に
示したコ字形係止孔を斜め右上がりに変形させ（１
ｅ’）、収納通路の幅を変更した時に壁面１ａの高さ位
置が変わるようにしてある。他の構成は図１のものと同
じである。

【００２５】図４（ｂ）に示した幅変更機構は、図２に
示した水平案内孔と２つの係止孔をそれぞれ斜め右上が
りにし（１ｈ’，１ｉ’）、収納通路の幅を変更した時
に壁面１ａの高さ位置が変わるようにしてある。他の構
成は図２と同様である。

【００２６】勿論、係止孔による係止位置数を増加すれ
ば、収納通路Ｔの幅を３段階以上に変更することも可能
である。

【００２７】［第２の実施形態］図４には本発明の第２
の実施形態を示してある。同図において、１１は直積み
式コラム、１１ａ，１１ｂは左右一対の壁面、１１ｃは
前後一対の壁面（前側は図示省略）、１１ｄは支持シャ
フト、１１ｅは斜め右上がりの案内孔、１１ｆは凹部、
１１ｇはストッパ片突出用の孔、１２はスターホイー
ル、１２はストッパ片、Ｓは缶，瓶，ペットボトル等の
円筒状商品である。

【００２８】本実施形態が第１の実施形態と異なるとこ
ろは、大径の商品Ｓを収納し販売するとき（同図（ｂ）
参照）には壁面１１ａの凹部１１ｆがスターホイール１
２と対向し、小径の商品Ｓを収納し販売するとき（同図
（ａ）参照）には壁面１１ａの凹部１１ｆがスターホー
ル１２よりも上方に位置するように、案内孔１１ｅの傾
斜角度を決定した点にある。図示を省略したが、壁面１
１ａの変位位置での固定は図２と同じ係止ピンと係止孔
によって行われる。他の構成は第１の実施形態と同様で
ある。

【００２９】本実施形態によれば、小径商品を収納した
状態でスターホイール１２の回転によって最下位の商品
を搬出する際に、２番目の商品がストッパ片１２ａと壁
面１１ａとの間に挟まれるような場合でも、該商品を壁
面１１ａの凹部１１ｆに確実に受け入れてこの挟み込み
を確実に回避することができるので、スターホイール２
によって商品Ｓを傷つけてしまったり、スターホイール
２が過負荷によって故障することを防止でき、また商品
搬出をスムーズに行うことができる。他の作用効果は第
１の実施形態と同様である。

【００３０】尚、上記の実施形態では、収納通路の幅変
更機構として案内孔と支持シャフトと係止孔と係止ピン
の組み合わせを例示したが、図３（ａ）に示したような
係止孔と支持シャフトの組み合わせを採用してもよい。

【００３１】［第３の実施形態］図６及び図７には本発
明の第３の実施形態を示してある。同図において、２１
は直積み式コラム、２２は操作板、２３はスターホイー
ル、Ｓは缶，瓶，ペットボトル等の円筒状商品である。

【００３２】直積み式コラム２１は、第１の分割壁面２
１ａ及び第２の分割壁面２１ｂと、両分割壁面の右方に
間隔をおいて配置された壁面２１ｃと、前後一対の壁面
２１ｄ（前側は図示省略）とから構成されており、各壁
面で囲まれる部分に縦長の収納通路Ｔを形成している。

【００３３】第１の分割壁面２１ａは前後壁面間隔より
も小さな幅寸法を有しており、その背面側には複数（図
中は２本）の支持シャフト２１ｅが両端を突出した状態
で架設されている。第２の分割壁面２１ｂは第１の分割
壁面２１ａと同一の幅寸法を有しており、その背面側に
は複数（図中は２本）の支持シャフト２１ｆが両端を突
出した状態で架設されている。

【００３４】前後一対の壁面２１ｄ各々には、第１の分
割壁面２１ａの支持シャフト２１ｅに対応する斜め右上
がりの第１の案内孔２１ｇと、第２の分割壁面２１ｂの
支持シャフト２１ｆに対応する斜め右上がりの第２の案
内孔２１ｉが、それぞれ異なる傾斜角度をもって形成さ
れている。詳しくは、第１の案内孔２１ｇの傾斜角度は
第２の案内孔２１ｈよりも大きく、また第１の案内孔２
１ｇの前後寸法は第２の案内孔２１ｈよりも小さく、さ
らに第１の案内孔２１ｇの上下寸法は第２の案内孔２１
ｈと一致している。

【００３５】つまり、第１の分割壁面２１ａは第１の案
内孔２１ｇに沿う移動変位を可能とし、第２の分割壁面
２１ａは第２の案内孔２１ｈに移動移動変位を可能とし
ており、大径商品の収納するとき（図６（ａ）参照）に
は同一の垂直面を形成し、小径商品を収納するとき（図
６（ｂ）参照）には第２の分割壁面２１ｂは第１の分割
壁面２１ａよりも壁面２１ｃに接近する。

【００３６】操作板２２は上記第１の分割壁面２１ａと
第２の分割壁面２１ｂを同時に操作するためのもので、
縦長の２つのガイド孔２２ａと横長の２つの操作孔２２
ｂを有しており、壁面２１ｄに突設されたガイドピン２
１ｉをそのガイド孔２２ａに挿入されて、壁面２１ｄの
外側でガイド孔２２ａに沿う上下動を可能としている。
また、下側の操作孔２２ｄには第１の分割壁面２１ａの
支持シャフト２１ｅの突出端が挿入され、上側の操作孔
２２ｄには第２の分割壁面２１ｂの支持シャフト２１ｆ
の突出端が挿入されている。

【００３７】つまり、操作板２２を図６（ａ）の状態か
ら上方に移動させれば、両操作孔２２ｄに突出端を挿入
された支持シャフト２１ｅ，２１ｆがそれぞれ案内孔２
１ｇ，２１ｈに沿って斜め右方向に移動して、第１の分
割壁面２１ａと第２の分割壁面２１ｂが図６（ｂ）のよ
うに変位する。図示を省略したが、操作板２２の変位位
置での固定は図２と同じ係止ピンと係止孔によって行わ
れる。

【００３８】スターホイール２３は、第１の分割壁面２
１ａと対向する壁面２１ｃの外側に回動自在に配置さ
れ、その一ストッパ片２３ａを壁面２１ｃ孔２１ｊを通
じて収納通路Ｔ内に突出し、収納商品の落下を規制して
いる。

【００３９】本実施形態によれば、操作板２２に対する
上下動操作によって上下に分割された壁面２１ａ，２１
ｂを同時に移動させることができるので、各分割壁面２
１ａ，２１ｂを別々に操作する面倒がない。しかも、小
径の商品を収納するときには第２の分割壁面２１ｂを第
１の分割壁面２１ａよりも壁面２１ｃに接近させて第１
の分割壁面２１ａを商品搬出に適した位置に、また第２
の分割壁面２１ｂを商品収納に適した位置にそれぞれ変
位させて、各分割壁面２１ａ，２１ｂによって商品収納
と商品搬出を的確に行うことができる。

【００４０】以上、第１乃至第３の実施形態では、縦長
の収納通路Ｔに商品Ｓを垂直方向に積み重ねて収納した
ものを何れも例示したが、収納通路Ｔの幅を商品径より
も大きくして商品Ｓを左右交互に蛇行した状態で積み重
ねて収納するようにしてもよく、この場合には蛇行分だ
け商品収納数を増加できる。

【００４１】

【発明の効果】以上詳述したように、請求項１の発明に
よれば、一対向壁面の少なくとも一方を対向方向に変位
させることにより、収納通路の幅を、収納・販売する商
品径に合わせて任意に変更することができるので、直積
み式コラム内に径の異なる商品を選択的に収納しこれを
的確に搬出できる。

【００４２】請求項２の発明によれば、商品搬出過程で
最下位の商品に搬出機から力が加わるような場合でも、
該商品の一部を凹部に受け入れることによってこれを回
避することができるので、搬出機によって商品を傷つけ
てしまったり、搬出機が過負荷によって故障することを
防止でき、また商品搬出をスムーズに行うことができ
る。

【００４３】請求項３の発明によれば、収納通路の幅を
狭くしたときに、商品搬出過程で２番目の商品が搬出機
と壁面との間に挟まれるような場合でも、該商品の一部
を凹部に受け入れることによってこれを回避することが
できるので、搬出機によって商品を傷つけてしまった
り、搬出機が過負荷によって故障することを防止でき、
また商品搬出をスムーズに行うことができる。

【００４４】請求項４の発明によれば、商品収納部分に
対応する分割壁面と商品搬出部分に対応する分割壁面
を、商品収納と商品搬出のそれぞれに適した位置に変位
させて商品収納と商品搬出を各分割壁面によって的確に
行うことができる。

【００４５】請求項５の発明によれば、操作板を利用し
て２つの分割壁面を同時に変位させることができるの
で、各分割壁面を別々に操作する面倒がない。また、収
納通路の幅を狭くするときには、操作板への操作によっ
て各分割壁面を商品収納と商品搬出のそれぞれに適した
位置に自動的に変位させることができる。他の効果は請
求項４の発明と同様である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態を示す図

【図２】幅変更機構の他の例を示す図

【図３】幅変更機構の他の例を示す図

【図４】本発明の第２の実施形態を示す図

【図５】第２の実施形態の動作説明図

【図６】本発明の第３の実施形態を示す図

【図７】図６の部分詳細図

【図８】従来の商品収納装置の構成図

【符号の説明】

１…直積み式コラム、１ａ，１ｂ，１ｃ…壁面、１ｆ…
凹部、２…スターホイール、Ｔ…収納通路、Ｓ…商品、
１１…直積み式コラム、１１ａ，１１ｂ，１１ｃ…壁
面、１１ｆ…凹部、１２…スターホイール、２１…直積
み式コラム、２１ａ…第１の分割壁面、２１ｂ…第２の
分割壁面、２１ｃ，２１ｄ…壁面、２２…操作板、２３
…スターホイール。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 円筒状商品を横向きに積み重ねて収納す
   る直積み式コラムを備え、直積み式コラム内に収納され
   た最下位の商品をスターホイール等の搬出機を用いて１
   個宛搬出する自動販売機の商品収納装置において、 直積み式コラムを構成する一対向壁面の少なくとも一方
   を対向方向に変位可能に構成し、該変位によって収納通
   路の幅を変更できるようにした、 ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
2. 【請求項２】 円筒状商品を横向きに積み重ねて収納す
   る直積み式コラムを備え、直積み式コラム内に収納され
   た最下位の商品をスターホイール等の搬出機を用いて１
   個宛搬出する自動販売機の商品収納装置において、 直積み式コラムを構成する一対向壁面の少なくとも一方
   を対向方向に変位可能に構成し、該変位によって収納通
   路の幅を変更できるようにすると共に、 壁面の搬出機が対向する部分に搬出過程にある商品の一
   部を受け入れる凹部を形成した、 ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
3. 【請求項３】 円筒状商品を横向きに積み重ねて収納す
   る直積み式コラムを備え、直積み式コラム内に収納され
   た最下位の商品をスターホイール等の搬出機を用いて１
   個宛搬出する自動販売機の商品収納装置において、 直積み式コラムを構成する一対向壁面の少なくとも一方
   を対向方向に変位可能に構成し、該変位によって収納通
   路の幅を変更できるようにすると共に、 壁面の搬出機が対向する部分に搬出過程にある商品の一
   部を受け入れる凹部を形成し、 上記変位によって収納通路の幅を狭くしたときに上記凹
   部が搬出機よりも上方に位置するように変位角度を決定
   した、 ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
4. 【請求項４】 円筒状商品を横向きに積み重ねて収納す
   る直積み式コラムを備え、直積み式コラム内に収納され
   た最下位の商品をスターホイール等の搬出機を用いて１
   個宛搬出する自動販売機の商品収納装置において、 直積み式コラムを構成する一対向壁面のうち搬出機設置
   側とは反対側の壁面を商品収納部分と商品搬出部分とに
   上下に分割し、２つの分割壁面各々を対向方向に変位可
   能に構成した、 ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
5. 【請求項５】 両分割壁面を連動させる操作板を用い、
   収納通路の幅を狭くするときに商品搬出部分に対応する
   分割壁面の変位量が商品収納部分に対応する分割壁面の
   変位量よりも小さくなるようにした、 ことを特徴とする請求項４記載の自動販売機の商品収納
   装置。