JPH0973536A - 2次元デジタル信号処理方法 - Google Patents

2次元デジタル信号処理方法

Info

Publication number
JPH0973536A
JPH0973536A JP7229507A JP22950795A JPH0973536A JP H0973536 A JPH0973536 A JP H0973536A JP 7229507 A JP7229507 A JP 7229507A JP 22950795 A JP22950795 A JP 22950795A JP H0973536 A JPH0973536 A JP H0973536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
block
data
processing method
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7229507A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Aoki
青木  伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7229507A priority Critical patent/JPH0973536A/ja
Priority to US08/705,233 priority patent/US6023535A/en
Publication of JPH0973536A publication Critical patent/JPH0973536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転、ズームなどの平行移動とは限らない標
本化位置の変化を持つ複数の2次元デジタルデータに対
して、その折り返し成分を打ち消すことにより、折り返
し歪を低減し、原信号の高周波成分を復元する。 【解決手段】 同一の対象を、位置をずらして標本化し
たn組の2次元デジタルデータが入力1され、各入力デ
ータが複数ブロックに分割される。位置差推定部4は、
各ブロック毎の標本化位置を求める。加重計算部5は、
標本化位置差に応じた重みを求める。広帯域LPF及び
高解像度化部7は、入力データをLPF処理した後、高
解像度化し、積和部9は、中間バッファ8のデータに重
みを掛けて足し合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行移動以外の標
本化位置のずれを持つ複数の2次元デジタルデータに対
して、標本化によって生じる折り返し成分を打ち消し、
原信号が持つ高周波成分を復元する2次元デジタル信号
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、同一の対象物を、同一
の標本化間隔、異なる標本化位置で標本化した複数のデ
ジタルデータを用い、折り返し成分をキャンセルするこ
とにより、原データのナイキスト周波数以上の高周波成
分を復元する方法および装置を提案した(特願平7−1
42775号、同7−222891号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した方法は、複数
のデータの間の標本化位置の差が平行移動に限られてい
た。しかし、一般にカメラやスキャナなどデジタル画像
入力機器では、その標本化位置のずれは平行移動だけと
は限らない。例えば、同一の対象に対してカメラで複数
回撮影すれば、回転、ズームなどの変化が起こり得る。
【0004】例えば、カメラが回転した場合を考える。
標本化位置が回転すると、周波数空間上での折り返し成
分の位置も回転してしまうので、先に提案した方法のよ
うな単純な加重和では完全に折り返し成分を打ち消すこ
とができない。
【0005】画像サイズが640×480画素の場合、
カメラが0.1度回転すると、 sin(0.1゜)×640≒1.1 と画面の左右端では1画素程度の位置のずれになる。折
り返し成分の打ち消しのためには、1画素以下の標本化
位置差が重要なので、このずれは十分大きい。
【0006】しかし、微小な回転ならば、局所的にはほ
ぼ平行移動とみなすこともできる。例えば、画面を16
×16画素の小領域に分割すると、同じ0.1度の回転
でのブロックの左右端のずれは、 sin(0.1゜)×16≒0.028 となり、図3に示すように、各ブロックは少しづつ異な
る方向と距離だけ、ほぼ平行移動しているとみなすこと
ができる。
【0007】そこで、画面全体をブロックに分割し、各
ブロックがそれぞれ異なる標本化位置を持つと考え、ブ
ロック毎に独立に処理すれば、微小な回転に対しても、
先願の原理を適用することができる。従って、本発明の
目的は、回転、ズームなどの平行移動とは限らない標本
化位置の変化を持つ複数の2次元デジタルデータに対し
て、その折り返し成分を打ち消すことにより、折り返し
歪を低減し、原信号の高周波成分を復元する2次元デジ
タル信号処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、同一の信号について、標
本化位置を変えて同一の標本化間隔でn回の標本化によ
って得られるn組の2次元入力デジタルデータに対し
て、標本化周波数の1/2以上の周波数帯域を含む、必
要な原信号の帯域を全て透過するローパス特性を持つフ
ィルタ処理と、該フィルタ処理されたn組の信号をそれ
ぞれ高解像度化する処理と、前記各デジタルデータの標
本化位置に応じて、該フィルタ手段の透過帯域に含まれ
る不要な折り返し成分を打ち消すような重みを算出する
処理と、対応する位置における各高解像度化データに該
重みをつけて加重和をとり出力する処理を行う2次元デ
ジタル信号処理方法において、前記各入力デジタルデー
タを複数の小領域に分割し、該分割された各小領域に対
して独立に前記各処理を施すことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明では、前記分割された
各小領域毎に独立に標本化位置を推定し、前記入力デジ
タルデータ中の各小領域の位置と、該推定された各標本
化位置の関係を所定の関数で近似し、該近似関数により
前記各小領域の標本化位置を求めることを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の発明では、前記関数として
アフィン変換を用いることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明では、前記小領域毎に
独立に推定された標本化位置の内、信頼性の高い小領域
で得られた標本化位置のみを用いて関数近似を行うこと
を特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明では、小領域内の濃度
変化が小さいとき、または濃度変化の方向が単一である
とき、信頼性が低い小領域であると判定することを特徴
としている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例のブロック構成
図である。入力デジタルデータ1として、同一の対象を
位置を変え、同じ標本化間隔で複数回撮影したデジタル
画像データ(in0,in1,... )が入力される。領
域分割部2は、各入力データを複数の小領域(ブロッ
ク)に分割する。このブロックのサイズは、例えば16
×16画素の大きさである。
【0014】基準データバッファ3は、標本化位置の基
準の位置とするため、入力データの内、1つのデータ
(in0)を基準データとして格納するバッファであ
る。位置差推定部4では、それぞれの入力データ(in
1,in2... )について、基準データバッファ3に格
納された基準データ(in0)との、相対的な標本化位
置の差を推定することにより、各入力データの相対的な
標本化位置を推定する。ここでは分割された各ブロック
毎に標本化位置を推定する。
【0015】加重計算部5は、推定された標本化位置差
から、折り返し成分を打ち消すような重みを求める。重
みはブロック毎に、入力画像の枚数分を位置差から求め
る。解像度倍率指定部6は、出力デジタルデータの解像
度を、入力デジタルデータの解像度の倍率として指定す
る手段である。
【0016】広帯域LPF処理および高解像度化処理部
7では、入力データ(in0,...)を広帯域LPF処
理し、さらに高解像度化したデータ(mid0,mid
1,... )を作成し、中間データバッファ8に格納す
る。高解像度化データの各画素位置は、各ブロック毎
に、推定された標本化位置により決める。積和部9で
は、高解像度化データ(mid0,mid1,... )に
対し、ブロック毎に上記重みを使った加重和をとる。こ
のように、本発明は、先願の発明と同じ処理をブロック
毎に適用するものである。
【0017】本発明の方法を、カメラなどで撮影した画
像データに適用するためには、画像データから、各領域
での標本化位置を推定する必要がある。先願の発明で使
用した位置推定方法は、対象を平行移動に限定したもの
であり、回転などの変化に対してはそのままでは適用で
きない。
【0018】この位置推定方法をブロック毎に独立に適
用することもできるが、そうすると推定誤差のため、各
ブロックでの推定値が微妙にずれる恐れがある。推定位
置は、最終的な画像品質に決定的な影響を与える重要な
パラメータなので、それがブロック毎にずれると、出力
画像の画質もブロック毎に変化することになり都合が悪
い。
【0019】そこで、一度全画面を小さなブロックに分
解し、このブロック毎に平行移動量を推定した後、各ブ
ロックでの移動量を全体として滑らかな変化となるよう
近似することでブロック毎の推定値のバラツキをなくす
ることができる(図4)。このように、未知の標本化位
置を持つ画像データに対して、本発明の方法を適用する
ために、バラツキなく各ブロックの標本化位置を推定す
ることが必要となる。
【0020】以下に、2枚のデジタル画像データを入力
し、標本化位置の差を推定する位置差推定部について説
明する。図2は、位置差推定部のブロック構成図を示
す。本実施例では、入力画像データを16×16画素の
ブロックに分割し、各ブロック毎に標本化位置差を推定
し、その推定位置差に基づいて、ブロック毎に高解像度
化を行う。
【0021】(ブロック毎の位置推定)2つの入力画像
データをブロックに分割し、ブロック毎に標本化位置差
を平行移動として推定する。このときのブロックサイズ
は、高解像度化や加重計算の単位となるブロックサイズ
と同じである必要はない。ブロックサイズが大きいほど
利用する画素数が多くなるのでノイズなどに強くなる
が、画像が回転している場合、平行移動とのずれが大き
くなる。ここでは、1ブロックを32×32画素とす
る。
【0022】なお、以下の説明で用いるアルゴリズム
は、「画像の時空間微分算法を用いた速度ベクトルの分
布計測システム」(計測自動制御学会論文集) Vo
l.22,No.12,pp88−94(昭和61年1
2月)に記載されたものである。
【0023】2つのデジタルデータの標本化位置のずれ
は、移動する対象物の速度とも考えることができる。そ
こで、速度(s,t)で平行移動する1次元の連続関数
f(x,y,t)を例に考える。変化が微小ならば、T
ayler展開の1次近似として、
【0024】
【数1】
【0025】が各点で成り立つ。この式の∂f/∂x,
∂f/∂yおよび∂f/∂tから、各点で変化速度
(s,t)を求めることができる。
【0026】しかし、上記した式では、 (1)1次近似からの外れ (2)雑音の影響 などのため精度が悪いので、次式のような、式(1)の
左辺の2乗をある領域内で積分した値を評価関数とし、
この評価関数が最小値をとる(s,t)を求めること
で、正確な値が得られる。
【0027】
【数2】
【0028】式(2)を最小化する(s,t)は、次式
の計算で求められる。
【0029】
【数3】
【0030】ただし、
【0031】
【数4】
【0032】である。
【0033】デジタルデータの場合は、上式の微分、積
分を差分、和に置き換え、第0組の入力データの位置
(i,j)の画素をin0〔i,j〕として、
【0034】
【数5】
【0035】とする。
【0036】ここで、式(3)の分母は、入力画像が一
様な濃度の場合、または勾配が一定方向だけにある場合
に0となる。つまりこの量が小さいときは、画像の位置
を推定するための模様が少ないことを示す。これを後述
する有効推定値の選択に使用する。
【0037】
【数6】
【0038】図4(a)は、ブロック毎の位置推定を示
す。すなわち、実線で示す4×6個のブロックに分割さ
れた基準データに対する、n番目のデータの各ブロック
毎の、推定された位置差(ずれ)が矢印(ベクトル)で
表されている。n番目のデータの各ブロック中のベクト
ルの方向と大きさが(s,t)を表す。
【0039】(有効推定値の選択)上記したように、各
ブロックで独立に位置推定を行うが、各ブロックの推定
値には誤差が含まれる。局所的なノイズなどによって大
きな誤差を持つブロックがある場合、それを含めて関数
近似を行うと、全体に誤差が伝搬してしまう。
【0040】図5は、ブロック1,2,4は正しく位置
を推定したが、ブロック3だけはノイズなどのため誤っ
た推定をした場合、1〜4全てのブロックでの推定値を
使った近似式が真の値とずれてしまう様子を示してい
る。ここで、ブロック1,2,4だけを使って近似すれ
ば、より精度のよい結果が得られることになる。そこ
で、本実施例では、このように局所的な推定の誤りに影
響されず、精度よく近似を行うものである。
【0041】また、各ブロックで独立に位置推定を行う
とき、画像データの中には濃度変化がない部分または少
ない部分がある。そのような部分だけを含むブロックで
は、変化の手がかりがないため、標本化位置を推定する
ことが難しい。例えば、ブロック内の全画素が一様な濃
度であれば、当然位置の変化を探す手がかりがないため
推定はできない。
【0042】さらに、このような状態では、ノイズがあ
るとそれを手がかりとして全く間違った推定をする可能
性も高い。例えば、図6に示すように、一様な濃度
(0)の2枚の画像に、偶然同じ値(1)がノイズとし
てのると、他に手がかりがないため、そのノイズのある
位置を対象物上の同じ位置と推定してしまう。
【0043】また、図7に示すように、横方向には濃度
変化があるが、縦方向には変化がない場合、ずれの横方
向成分は推定できるが、縦方向成分は推定できず、この
場合もやはり図6と同様にノイズの影響を受けやすい。
【0044】そこで、本実施例では、このようにブロッ
ク内で濃度変化が少ない、あるいは一定方向にしか変化
がない場合は、位置推定値は無効と判定することで、近
似による推定精度を向上させるようにしたものである。
【0045】本実施例では、上記したブロック毎の位置
推定で得られた式(4)の値(det)を使い、同時に
計算される推定値のうち、信頼性の高いものだけを選択
する。つまり、勾配強度に対して閾値(th)を設定
し、det>thとなるブロックで推定された位置推定
値だけを後述するアフィン近似に使用する。
【0046】これにより、本来は模様のないブロックに
ついて、雑音によって誤った位置差を推定し、それがア
フィン近似に悪影響を与えるのを防ぐことができる。
【0047】(最小2乗近似)カメラで複数枚の画像を
撮影する場合、実際の標本化位置移動には回転、拡大/
縮小、その他歪の要素が含まれる。各領域の画像中の位
置と推定された各標本化位置の関係を関数で近似すると
き、その近似関数としては、正確な近似のためには、な
るべく多くの移動要素を含む関数の方がよいが、複雑な
関数の近似には繰返し演算などが必要となり、実現が困
難になる。
【0048】アフィン変換での最小2乗近似は、標本化
位置変化の重要な要素である回転、拡大、縮小を含むた
め近似精度がよく、また簡単な行列演算で実現すること
ができる。
【0049】ここでは、各ブロックについて独立に推定
された標本化位置を、全体として滑らかな変化となるよ
うに近似する。本実施例では、全体を1つのアフィン変
換として最小2乗近似する。つまり、第nブロックの中
心位置を(xn,yn)とし、そのブロックについて推
定された位置差を(pn,qn)とすると、
【0050】
【数7】
【0051】を最小化するパラメータ(a,b,c,
d,e,f)を求める。ここで総和は、上記したように
有効推定値と判定されたブロックについてとる。式
(5)の最小化は、線形最小2乗法であり、簡単な行列
演算で解くことができる。図4(b)の実線は、アフィ
ン変換で近似されたn番目のデータを示す。図中、破線
は、ブロックに分割された基準データである。
【0052】(近似式計算、ブロック毎の位置設定)上
記したようにして得られたアフィン変換パラメータ
(a,b,c,d,e,f)を用いて、各ブロックの標
本化位置を再計算する。このときのブロックは、上述の
微分演算による位置推定を行ったブロックとは同じであ
る必要はなく、重み計算や加重和計算の単位となるブロ
ックである。ブロックが小さいほど、ブロック間のずれ
が小さくて済む。そのかわり、ブロック数が多くなるの
で、位置差から加重を計算する回数が多くなる。ここで
は、16×16画素のブロックサイズとする。
【0053】中心位置xm,ymの第mブロックについ
ての標本化位置(rm,sm)を
【0054】
【数8】
【0055】とする。そして、このブロック毎の標本化
位置を位置差推定部4に設定し、以降の処理に使用す
る。
【0056】図4(c)は、式(6)に従って計算され
た、n番目のデータの各ブロックの標本化位置を示す。
すなわち、各ブロック内の矢印の先端位置が標本化位置
(rm,sm)を示す。このようにして得られた各ブロ
ックの標本化位置を、各画像データの位置合わせ、加重
計算に使用して高解像度化処理を行う。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、回転、ズームなど平行移動とは限らない
標本化位置の変化を持つ複数の2次元デジタルデータに
対して、その折り返し成分を打ち消すことにより、折り
返し歪を低減し、原信号の高周波成分を復元することが
できる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、ブロック毎
の推定値のバラツキをなくし、出力画像品質のブロック
毎の変化を抑えることができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、各ブロック
の標本化位置を簡単な演算で正確に近似することができ
る。
【0060】請求項4、5記載の発明によれば、局所的
なノイズに影響されることを抑え、標本化位置の推定精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】位置差推定部のブロック構成図である。
【図3】0.1度回転した場合のブロックのずれを示
す。
【図4】(a)、(b)、(c)は、ブロック毎の位置
推定、関数近似、標本化位置の再設定を説明する図であ
る。
【図5】局所的な推定誤差による近似誤差の増大を説明
する図である。
【図6】濃度変化のない画像とノイズを示す。
【図7】一方向しか濃度変化のない場合の例を示す。
【符号の説明】
1 入力デジタルデータ 2 領域分割部 3 基準データバッファ 4 位置差推定部 5 加重計算部 6 出力解像度指定部 7 広帯域LPF処理および高解像度化処理部 8 中間データバッファ 9 積和部 10 出力デジタルデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の信号について、標本化位置を変え
    て同一の標本化間隔でn回の標本化によって得られるn
    組の2次元入力デジタルデータに対して、標本化周波数
    の1/2以上の周波数帯域を含む、必要な原信号の帯域
    を全て透過するローパス特性を持つフィルタ処理と、該
    フィルタ処理されたn組の信号をそれぞれ高解像度化す
    る処理と、前記各デジタルデータの標本化位置に応じ
    て、該フィルタ手段の透過帯域に含まれる不要な折り返
    し成分を打ち消すような重みを算出する処理と、対応す
    る位置における各高解像度化データに該重みをつけて加
    重和をとり出力する処理を行う2次元デジタル信号処理
    方法において、前記各入力デジタルデータを複数の小領
    域に分割し、該分割された各小領域に対して独立に前記
    各処理を施すことを特徴とする2次元デジタル信号処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記分割された各小領域毎に独立に標本
    化位置を推定し、前記入力デジタルデータ中の各小領域
    の位置と、該推定された各標本化位置の関係を所定の関
    数で近似し、該近似関数により前記各小領域の標本化位
    置を求めることを特徴とする請求項1記載の2次元デジ
    タル信号処理方法。
  3. 【請求項3】 前記関数としてアフィン変換を用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の2次元デジタル信号処理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記小領域毎に独立に推定された標本化
    位置の内、信頼性の高い小領域で得られた標本化位置の
    みを用いて関数近似を行うことを特徴とする請求項2記
    載の2次元デジタル信号処理方法。
  5. 【請求項5】 小領域内の濃度変化が小さいとき、また
    は濃度変化の方向が単一であるとき、信頼性が低い小領
    域であると判定することを特徴とする請求項4記載の2
    次元デジタル信号処理方法。
JP7229507A 1995-08-31 1995-09-06 2次元デジタル信号処理方法 Pending JPH0973536A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229507A JPH0973536A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 2次元デジタル信号処理方法
US08/705,233 US6023535A (en) 1995-08-31 1996-08-30 Methods and systems for reproducing a high resolution image from sample data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229507A JPH0973536A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 2次元デジタル信号処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0973536A true JPH0973536A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16893264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7229507A Pending JPH0973536A (ja) 1995-08-31 1995-09-06 2次元デジタル信号処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0973536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002160347A (ja) * 2000-11-22 2002-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリーム半田印刷装置及びその制御方法並びに記憶媒体
US6856708B1 (en) 1999-03-04 2005-02-15 Ricoh Co., Limited Method and system for composing universally focused image from multiple images

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6856708B1 (en) 1999-03-04 2005-02-15 Ricoh Co., Limited Method and system for composing universally focused image from multiple images
US7379621B2 (en) 1999-03-04 2008-05-27 Ricoh Company, Ltd. Method and system for composing universally focused image from multiple images
JP2002160347A (ja) * 2000-11-22 2002-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリーム半田印刷装置及びその制御方法並びに記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100268311B1 (ko) 전자적 화상 안정화 장치 및 방법
USRE45859E1 (en) Filtering control method for improving image quality of bi-linear interpolated image
JP4342493B2 (ja) 手ぶれ補正装置
CN106851046A (zh) 视频动态超分辨率处理方法及系统
US6987884B2 (en) Image processing device and method, and recorded medium
JPH11355778A (ja) 動きフィ―ルド推定方法
JP4392584B2 (ja) 信号処理装置および信号処理方法、並びにプログラムおよび記録媒体
WO1993021733A1 (en) A method for adaptive estimation of unwanted global picture instabilities in picture sequences in digital video signals
JP4249272B2 (ja) 高解像度の電子式映像拡大装置及びその方法
JPH08336046A (ja) 信号処理方法および装置
JPH0916783A (ja) 客体の輪郭映像検知/細線化装置及びその方法
JP5082856B2 (ja) 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置、及び撮像装置
EP1906357A1 (en) Combined optimization of motion estimator and super-resolution
EP0454481B1 (en) Movement vector detection device
JP4250237B2 (ja) 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
Hadar et al. Image motion restoration from a sequence of images
JPH0973536A (ja) 2次元デジタル信号処理方法
JPH0969755A (ja) 2次元デジタル信号処理装置
KR20060021374A (ko) 신호 처리 장치 및 신호 처리 방법, 및 프로그램 및 기록매체
JP2016115318A (ja) ぼやけ補正装置、超解像装置およびプログラム
JPH104358A (ja) 信号処理方法および装置
JP3906201B2 (ja) 補間画像生成装置および隠蔽領域推定方法
JP3334271B2 (ja) 動き量検出装置及び動き量検出方法
JP3903358B2 (ja) 動きベクトルの評価方法および装置
JP3799212B2 (ja) 信号処理方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510